【03月09日 KOREA WAVE】韓国で20代女性が掃除機会社の代理店の50代セールスマンからセクハラを受けた事件が
このほど、JTBC「事件班長」で取り上げられた。
性犯罪で裁判にかけられたセールスマンの男性被告は「マッサージだ」と主張して1審で無罪となったが、
最高裁で有罪が確定したという。

報道によると、2021年4月に女性が掃除機業者にホームケアサービスを申請した。
業者が家を訪問し、製品を紹介しながら掃除する一種の訪問販売だ。

数日後、被告が訪ねてきて「掃除機が出すきれいな風を浴びながらマッサージすればダイエット効果がある。体験しませんか」
と提案。ベッドに横たわった女性のズボンを脱がせ、掃除機をかけながらおなかをもんだり尻を触ったりした。
女性は慌てて189万ウォン(約21万円)もする掃除機を購入する契約をして被告を追い出した。

女性は警察に通報し、同年12月、被告は性暴力処罰特例法違反(業務上威力などによるセクハラ行為)の罪で起訴された。

被告は否認し「女性は払い戻しを受けようと誇張して嘘をついた。不快なら掃除機を買うはずがない。
セクハラではなくマッサージだ」と主張。1審は「身体接触はマッサージに過ぎない」として無罪を言い渡した。

だが、2審では室内の様子を映した防犯カメラ映像を決め手に懲役6月の逆転有罪を出し、最高裁も被告の上告を退けた。

2024年3月9日 16:00 発信地:韓国
https://www.afpbb.com/articles/-/3509052