0001仮面ウニダー ★
2024/03/24(日) 03:36:43.36ID:T8CR7KaJ2022年度の作付面積は1万7200ヘクタールとなり、11年連続で過去最高を更新。20年前と比べるとほぼ倍増した。
育てやすく価格も安定している上、高い栄養価が注目され、世界でも需要が増えている。
農水省の「指定野菜」追加も追い風に、関連企業は人気野菜にまつわる商品の販売を強化する。
・キャベツから転作続ける埼玉県・農家の矢内さん「収穫期間長く寒さに強い」
市町村別の作付面積で全国1位(20年度)の埼玉県深谷市。農家の矢内源太さん(31)は
4年前に0・7ヘクタールだった栽培面積を5ヘクタールまで増やした。
「一年を通じ収穫期間も長い。手入れしやすく寒さに強い」と、価格下落で採算が悪化したキャベツからの転作を続けている。
農水省によると、ブロッコリーは地中海周辺が原産とされ、国内では1970年代からよく食べられるようになった。
ビタミンやミネラルが豊富で、がんなどの予防作用があるとされ人気に。
筋力増強にも効果があるとトレーニングに励む人々からも注目を集める。
村上農園(広島市)ではブロッコリーの新芽、ブロッコリースプラウトの2023年出荷量が10年と比べて約7倍に増加した。
「健康志向の高まりでニーズが高まった」と、一層の人気に期待を膨らませている。
種苗メーカー「サカタのタネ」は、暑くても品質が落ちない品種を開発。
拡大する需要に対し、夏場の生育改善で国内の普及を後押しした。同社は世界市場でブロッコリーの種の65%を供給する。
海外でも欧米を中心に直近50年で急激に消費が増えており、広報担当者は「冷蔵輸送の発達で生産国が広がった。
作付け場所を選ばず、どんな料理に組み合わせてもおいしい」と説明。中国やインドでは今後、消費拡大が見込まれるという。
堅調な需要に農水省は1月、ブロッコリーを「国民に必要な野菜」として26年度に「指定野菜」に追加することを決めた。
1974年のジャガイモ以来、52年ぶりの追加となる。
政府が指定した地域で生産し、市場価格が過去の平均に比べて大きく下回った場合、補助金を出すことで安定供給につなげる。
指定野菜追加の発表後、キユーピーのウェブサイトに公開されているレシピの閲覧回数は、
前年の1カ月間と比べて2倍以上に伸びた。
同社は交流サイト(SNS)にブロッコリーの「出世」を祝福するコメントを投稿。
「マヨネーズは欠かせない相棒」と訴え、販促活動を強化する。
2024.3/23 15:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20240323-72WIP6HMMFNWVKOTRT4EURCI3A/