【大連=藤村広平】鉄道車両メーカー世界大手の中国中車(CRRC)は水素を動力源とする鉄道車両の試験走行に成功したと発表した。時速160キロメートルで走り、航続距離は最大1000キロメートルという。都市間の旅客輸送への導入をめざす。

グループの中車長春軌道客車(吉林省)が3月下旬、開発中の車両をテスト路線で走らせた。マイナス25度から35度の環境下で振動や防火などの安全基準を満たすことを確認した。...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り356文字

日経新聞 2024年3月25日 11:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM242WI0U4A320C2000000/