4月10日の総選挙を前にKBSが行った世論調査で、小選挙区でどの党の候補に投票するか聞いたところ、最大野党「共に民主党」が、与党「国民の力」を7ポイント上回っていることがわかりました。前の週の調査では、「共に民主党」のリードは4ポイントで、差が拡大しました。

KBSは、24日から26日までの間、有権者3000人を対象に世論調査を行いました。

それによりますと、「どの党の候補に投票するか」尋ねたところ、「共に民主党」と答えた人は40%、「国民の力」と答えた人は33%でした。

KBSが2月の中旬からこれまで5回にわたって行った調査では、1回目は与野党の支持が拮抗し、2回目と3回目は「国民の力」が2ポイントから3ポイント上回りましたが、4回目となる前回、「共に民主党」が逆転し、「国民の力」を4ポイントリードしました。

今回の調査では、その差が7ポイントに広がりました。

一方、投票日が近づいたことで、「誰に投票するかまだ決めていない」と答えた人は、前回の調査からは減ったものの、依然として回答者の19%が浮動票となっています。

年齢別では、18歳から29歳のおよそ4割、30歳から39歳のおよそ3割が「まだ決めていない」としていて、20代、30代の若者の票を取り込むことが選挙の行方を左右するものとみられます。

この調査の信頼水準は95%、標本誤差は±1.8ポイントです。詳しい世論調査の結果は、中央選挙世論調査委員会のホームページで確認できます。

https://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&id=Po&Seq_Code=87598&page=0