ホーチミン市1区警察は3月30日、同区ベンゲー街区タイバンルン(Thai Van Lung)通りにあるレストラン「ビタミン(Vitamin)」で、韓国人らが元締めとなる売春ルートを摘発したと発表した。

 同事件では、韓国人3人(いずれも男、40〜43歳)とベトナム人4人(いずれも女、29〜45歳)合わせて7人が売春仲介容疑などで逮捕された。

 問題のレストランは、今回逮捕されたヒョン・スンジュン容疑者とチョン・ビョンファ容疑者のオーナー2人が共同出資し、韓国人マネージャーやベトナム人マミーを雇って運営していた。

 この店のウェイトレスらは、売春婦も兼ねており、食後に買春を希望する客がいれば、ホテルやマンションなどを訪問して性的サービスを提供していた。

 同レストランでは摘発を逃れるために、外国人客(主に韓国人、日本人、中国人)のみを受け入れていたという。サービス料は1回につき180万VND(約1万1000円)で、ワンナイトコースが330万VND(約2万円)だった。

 「良心価格」でサービスを提供していたため、レストランは大繁盛しており、1日の売上高は3億〜5億VND(約182万〜303万円)、1か月の売上高は100億VND(約6060万円)にも上った。

 なお、警察はこれに先立つ3月17日、張り込み捜査を経て、1区のホテル「ブルー・ダイヤモンド(Blue Diamond)」(ティーサック=Thi Sach通り)、マンション「マディソン(Madison)」(同)、ホテル「エデン・ガーデン(Eden Garden)」(ブイビエン=Bui Vien通り)の立ち入り検査を実施し、売春婦10人が韓国人客に性的サービスを提供していたところを摘発していた。

VIETJO 2024/04/02 03:15
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