Record China 2024年4月5日(金) 23時0分
https://d32xtqhs6m4dwf.cloudfront.net/newRc/m720/20240405/8df88b2284742dceee90a4d81d4fa1cf.jpg

中国メディアの魯中晨報は4日、日本のサッカー漫画「キャプテン翼」が1981年から続いたシリーズの連載を終了したことについて、
中国でも感慨の声が上がっていると報じた。

同作は4日発売の「キャプテン翼マガジンvol.20」にて連載を終了。
作者の高橋陽一氏は「やっと締め切りがない生活を送れる」とコメントした。
高橋氏は健康ではあるものの、目などにだいぶガタが来ているとして、連載終了を決断。漫画家としては引退するが、
ストーリーは考え、ネームの形で制作を継続する意思を示している。

魯中晨報の記事は、「同作の影響力は日本、ひいては世界にとっても絶大だったことは特筆すべき」と言及。
同作が日本のサッカーのすそ野を広げることに大きく寄与したばかりか、
ワールドカップ(W杯)に出場したイニエスタ、ジダン、デルピエロなど世界的スター選手にも影響を与えたことを伝えている。

そして、中国のネットユーザーからも感慨の声が上がっているとし、
「青春だった」
「『キャプテン翼』でサッカーが好きになった。ありがとう、高橋陽一先生」
「私のサッカー愛は『キャプテン翼』から生まれた。この漫画が私の扉を開いてくれた」
「日本サッカー成長の要因」
「私たちの世代は『キャプテン翼』『スラムダンク』『タッチ』を読んで育った。日本は今や世界一流に迫っているが、私たちは…」
「子どもたちのサッカー熱に火をつけた作品。日本サッカーの今日の成功は、この作品なくしては語れない」
などのコメントを紹介した。
(翻訳・編集/北田)
https://www.recordchina.co.jp/b931407-s25-c30-d0052.html