ロシア外務省が9日(現地時間)、プーチン大統領が今年下半期に中国を国賓訪問する予定だと明らかにした。

ロシア外務省はラブロフ外相の中国公式訪問について論評しながら、プーチン大統領の今年の訪中計画についてこのように説明した。

外務省はこの日、ラブロフ外相が中国の習近平国家主席を表敬訪問したことに関連し「習主席はラブロフ外相の中国訪問を、プーチン大統領の今年の中国国賓訪問に向けた包括的な準備の重要な段階として歓迎した」と説明した。

習主席はロシアと中国の関係を高く評価し、包括的なパートナーシップと戦略的協力関係を発展させる準備ができているという考えを表したと、外務省は伝えた。

ただ、プーチン大統領の中国訪問日への言及はしなかった。ロシア大統領府のペスコフ報道官は「正確な訪問日を具体的に明らかにするのは時期尚早」と述べた。

ラブロフ外相は8、9日に中国を訪問し、中国の王毅外相と会談した後、習近平主席を表敬訪問した。これを受け、5期目を迎えるプーチン大統領の中国訪問に向けた調整作業という見方が出てきた。

ロイター通信は先月、情報筋を引用し、最近の大統領選挙で当選したプーチン大統領が最初の海外訪問地を中国に決め、5月に習主席と会談するとみられると報じた。プーチン大統領は5月7日に就任する予定だ。

両首脳間が最近会ったのは昨年10月に中国北京で開催された一帯一路首脳フォーラムだ。プーチン大統領の5月に中国を訪問する場合、7カ月ぶりに中ロ首脳会談が行われることになる。

中央日報日本語版2024.04.10 07:56
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