【北京=川瀬大介、台北=園田将嗣】中国の 習近平シージンピン 国家主席は10日、北京の人民大会堂で
台湾の最大野党・国民党の 馬英九マーインジウ 前総統と会談した。
中国国営新華社通信によると、習氏は「両岸(中台)の同胞は、『台湾独立』の分裂活動や外部勢力の干渉に断固反対し、
共に平和的統一という美しい未来を追求しなければならない」と強調し、中台統一への意欲を示した。

 両氏の会談は2015年11月にシンガポールで史上初の中台首脳会談を行って以来となる。
中国側は、「台湾独立派」と敵視する与党・民進党の 頼清徳ライチンドォー 次期総統による5月の新政権発足を前に圧力を強めた。

 新華社によれば、会談では、中台が「一つの中国」原則を確認したとされる「1992年合意」の堅持で一致した。
民進党はこの合意を認めていない。
習氏は「台湾独立」に反対する馬氏が「両岸(中台)関係の平和的発展を推し進めている」と評価し、
馬氏は「『台湾独立』への反対が共通の政治的基盤になる」と述べた。

 習氏は「外部の干渉は、国家が一つになる歴史的な大勢を妨げることはできない」とも述べ、米ワシントンでの日米首脳会談を控え、
日米と台湾との連携強化もけん制した。馬氏は1日、中国の招きで訪中していた。

2024/04/10 21:18
https://www.yomiuri.co.jp/world/20240410-OYT1T50132/

※関連スレ
【時事通信】 抗日戦争「民族最大の犠牲」 台湾前総統、戦争記念館と盧溝橋を訪問 [4/9] [仮面ウニダー★]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1712634487/