【04月19日 KOREA WAVE】「数年間、清涼里市場によく行っているが、ここの鶏の値段は上がっていない」。ソウルの伝統市場に「チキン族」たちが足を運んでいる。

16日午前9時、清涼里(チョンリャンリ)の路地。ここの鶏肉店は、早朝から営業の準備で忙しい。地鶏、老鶏など多様な種類の鶏が販売されており、多くの市民が集まってくる。

午前9時10分ごろ、鶏の足を買った50代の女性A氏は「フランチャイズチキンの価格が大幅に値上がりしている」とし、「料理された鳥を買うより、ここでさまざまな部位を買って直接作って食べた方がいい」と話した。

最近、確かに鶏肉の価格は下落している。畜産物品質評価院の畜産流通情報によると、先月の生鶏1キロの平均卸売価格は3086ウォン(1ウォン=約0.11円)で、前年同期比(3973ウォン)で22.3%も下落した。

一方で、韓国の人気チキンブランド各社は、価格を引き上げている。流通業界によると、グプネは9品目に対する価格を最大1900ウォン引き上げた。代表製品の「唐辛子パササク」の価格は、同日から1万8000ウォンから1万9900ウォンに値上げした。

消費者らは「鶏肉の価格は下がっているのに、お店のチキンの価格は大幅に値上がりしている。鶏肉を直接調理して食べたほうがよい」と口をそろえる。

MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News 2024年4月19日 7:00
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