米ニューヨークのアメリカ自然史博物館の旭日旗が依然として是正されないまま、東海(トンへ)を「日本海」と表記した地図も少なくとも2カ所が発見されたと、米州中央日報が24日報じた。

米州中央日報によると、ニューヨーク自然史博物館には2014年ごろ問題が提起された2階メインロビーのチケットブース左側壁画の旭日旗はもちろん、日本海の表記もある。また同階の「Asian People」歴史館案内板にも日本海の表記がある。 

​博物館は、米州中央日報側に敏感なテーマであることを認知しているとし、適切な論理を探して回答すると明らかにしたが、「2週間以上準備中」という回答にとどまったという。 

該当壁画は1935年アンドリュー・マッケイ氏が描いたもので、1905年の露日戦争直後、ポーツマス講和会議を斡旋したルーズベルトを表現した。2012年の補修作業後に一般に公開された図で旭日旗について、復旧の過程で描いたのか市民団体の質疑があったが、博物館側は回答しなかった。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/d3920c8545d30900caa1da734a830f96c7db27d9