竹村延和とチャイルディスク Part2
だから日本のノイズミュージックは存在の必然が明らかにあるように思えます。
メルツバウ、INCAPACITANTS、AUBEなどは、ある意味
日本の戦後の歪を見事に表現していて外国の人に薦めることができます。
僕は日本で、数千年の歴史の遺産建造物が最も多く残る、ヨーロッパだとローマのような町、
京都という所に好んで住んでいます。
そこは音楽ビジネスをやる土壌などまるでないですが、もの作りには最適です。
かといって日本の伝統的な音楽をするつもり等まるでありません。
精神的にそういうものを注入できれば幸いですが、
伝統の「形」をなぞることは、僕等の世代では嘘になりますので。
一番問題なのはやっぱり洋楽のリメイクです。 NYのまね、パリのまねが、もう信じられないくらい日常化しています。
これは悲しいことです。本当に好きならそこへ移住するでしょう、ですがそうではありません、
西洋風であれば認めるオーディエンス、ジャーナリズムが日本に存在することが
深刻です。理由はさっき言いました。自分を直視しない、鏡を見ない集団ナルシストのようです。
真似る理由をつきつめれば、自分に自信がない、自分が好きじゃないということで、
些細なことのようですが、行き着くところは今回の戦争のようなとんでもないことに結びつきかねません
ロンドンのHIPHOPが結局しぼんでいったことは必然でしょうし、
ボムザベースやコールドカットの初期は
NYではないということを自覚、誇張気味にしていた所が大きかったし、未だ古くならない理由でしょう。
日本にはそういうものがなぜかないのです。せいぜい日本語で歌われるくらいでしょうか。
ドイツはクラシックや電子音楽において素晴らしい遺産がありますし、それらをとてもリスペクトしています。 11.編集長から、あなたが今年から音楽制作をやめるという話を聞きました。だから4
枚も今年リリースするのでしょうか?その理由は?
音楽をやめることは決定してるのでしょうか?それとも気が変わることはあり得な
いのでしょうか? 音楽の指しているモノが他人と微妙に違うので誤解を招いたのでしょうか。
僕は作品と仕事を明確に区別していますから。
自分のアルバムはもう作る気はないなど言ったかもしれませんが、
音楽を止めることとは意味が違います。
辞めてしまうというか、むしろ古い音源が溜まって吐き出せていない時期が長く続いたので
、先の質問返答で答えていますが、もう三年ほど辞めていたところだという状況が本当です。
未来のことはわかりませんが、まだ未発表音源が山ほどありますので、
気が向いたら整理してまたアルバムをだすこともあるかもしれないです。
とりあえず自分で作った短編映画「kobito no kuni」のサウンドトラックは
年内に僕のプライベートレーベルMoonitから出すつもりです。 このような混乱を招いた原因は他の質問で答えた様に、ゴシップ好きな業界のマジックなんです。
昨年10thをリリースしたとたん、仕事の依頼がぴたりと止まりました。
普通内容がどうであれ、リリース後は仕事が殺到することが多かったですが、今回
だけは止みました。後で聞くと、CMの製作会社やリミックスを頼もうとおもっていたレーベルの人も
竹村さんはもう止めたみたいだから、頼むとイヤがられると思って他に発注したとか...。
馬鹿げています。本当なら裁判してもいいくらいの損失ですが。
こういう噂を誇大に流す人の多くは残念ながら同業者なんです。 乙。
もうそろそろ終わりかな。
いいインタビューだね。 乙!
ところで、竹村氏みたいなスタンスだと「日本」じゃさぞ生き辛いだろうな
そこで生まれる音に惹かれるわけだけれど 乙です
とても面白かった、そして少し切なくなった。
竹村さんの音楽は古くならないから今でもよく聴いています。
1stもほしのこえもアセンブラ2も大好きだ。 荒らしに近い状態になっちゃったけど、
竹村さんのインタビューで1番面白いと思ってます。
古いPC整理してたら保存してあったので、読んで貰いたく転載しました。
10年以上前にDJ板に最初の竹村スレを立てたのを思い出しました。
当時はすぐdat落ちしそうになり、必死になって保守していたなぁ。
10年前にソングブック、10thがでた時、竹村さんは10年後も聴けるアルバムと言ってましたが、
ほんとその通りで未だに聴いている。
当時は、エレクトロニカブームでそういったカテゴリーで語られることが多かったけど、自分には全く違うように聞こえた。
竹村さんがCD出さなくなり、childiscが消滅したあたりから、流行の音楽とか追うのも辞めて、クラブとかも行かなくなった。
2003年のライブは今までの人生でのベストライブにあげられるほど素晴らしかった。
ツジコノリコとのアルバムも出て復活の兆しもあるので、ぜひ復活ライブをして欲しい!!
待ってますってここに書いても見てないかw
竹村、今までなぜか敬遠してたんだけど、10年くらい経った現在、少し気になり始めた。
で、竹村の名盤というかオススメのアルバムあれば何枚か教えてほしいっす。よろしく。
Childs Viewは持ってます。それ以外で。 >>400
とりあえず、こどもと魔法
あとは
・電子ノイズ系が好きなら、scope、夜の遊園地
・牧歌系が好きなら、ソングブック、ミラノ >>400
Child's View的な音が好きなら、spiritual vibesの1stは初期の名盤。
最近のものなら、子供と魔法、ソングブック、10thかな。
>>399乙です。
後追いとしては貴重なインタビューを読むことができて感謝しています。
ここ2年ほど竹村さん関連の音楽聞いていたんだけど
ちょっとだけ聞いて放置してたMatmosのSupreme Balloonがやっと聴けるようになった
これ面白いアルバムだなー 自分的にはANIMATEが最高傑作で大好き
次点でAssembler 1&2 アルバムによってスタイル変わるんだ?ニカっぽいアルバムあれば知りたいとこだが。 >>406ニカっぽいと言われても人それぞれ感覚が違うからわかんないわ
ようつべとかで試聴して探しておくれ。大抵はクレジット載せてくれてるよ
個人的にはスリルジョッキー版のほしのこえ ニカ的な電子音ならscopeや夜の遊園地、water's suite、アセンブラ名義のものかな。 「夜の遊園地」、ヤバw 100回は聴いてる。これからも聴く。
中でも、アシクドゥドゥとエーテルという曲が最高。ディープで
美しい音楽。NOTRE MUSIQUE... どれも実験音楽って感じで微妙、Sabureくらいかな良いと思ったのは、
音楽からも感じ取れるけどオナニー感がものすごいある。これがわかるようになったら・・・
とか、いらん、ほんのすこしでも聴き手のこと考えて作ればいいのに、惜しい人だな。
>>406
Child's View Remixが一番良いと思うよニカぽいのならば、まあAFXが良いんだけども。
あとFanfairに収録されているSabureくらいかなお勧めできるのは 子供と魔法聴いてから、1st聴い時は、これ本当に同じアーティストか?って思ったなぁ。
明らかに音変わった気がする。
個人的に子供と魔法はsteve reichにかなり影響受けてるような気がする。
>>409
同意
すごく美しいアルバムだよね
>>410
人それぞれだけど全然同意できないや…ごめん
サブレも元は仕事で作った曲らしいし、好きじゃない 最高傑作はscopeだと思う
1、4曲目は特に美しい
まぁ自分が竹村のミュージックコンクレート的な音が大好きなだけなんだけど・・・
でも意見が分かれるのもこの人らしくていいと思う scopeは危ういバランスの上に成り立った奇跡のような作品
やりすぎてしまうと、ただのノイズにしか聞こえなくなり繰り返し聞くのが苦痛な作品になってしまうし、
ポップで分り易い作品は繰り返し聞くと飽きてしまう
その両端の直前で踏みとどまっている scopeはニカよりも広義の電子音楽史上に残る真の傑作だよ。
>>414さんの言う通り、実験性と叙情性の面で全5曲のバランスも完璧。
個人的には1曲目がとても好き。 scopeを10年ぶりに聴いたけど、これは名盤だなぁ。当時感じてた音とまた違って聴こえるよ。 久しぶりにツジコノリコのやつ聞いてみたけどやっぱりラップの歌詞が許容できんかった
竹村の曲の日本語歌詞って抽象的で余計な意味を持ち過ぎないようにしてると思うんだけど
それとは対照的すぎる 5、6回聴いて売ってしまった
トラックはいいんだけど歌が邪魔過ぎる 竹村さんのブログって相変わらずムズイ
偶像崇拝って初音ミク批判かな?
アルレッキーノって気狂いピエロだよね
個のアートを信じて
類の無我な戯れに批判的なのかな?
わからなくもないけど
竹村さんって
諸星大二郎の「生物都市」の主人公の少年っぽいとこあるかも
John Cageのイベント出演するね
今年で最後かな?
ttp://www.jcce2007-2012.org/ >>423です。
竹村さんを生で見るのはこれが初めてだから楽しみ。あと、Gak Satoが参加することに驚いた。 (;'ー`)またCD売らないのかなあ
学生の時は買えなかったけど
今なら買える 10年前に竹村の言っていたように音楽業界、とくにダンスミュージック界隈は完全に終わっちゃったな
90年代後半の盛り上がりが嘘のよう
当時はやっぱ業界に踊らされてたのかなと思わなくもない
以上、老害のつぶやきでした 竹村さんの過去のブログ消えちゃったのか
難解だけど非常に勉強になっていて、自分もドイツ語とか収めて哲学とか法学やりたくなる 45になっても哲学の本読んだり考えたりしてよく続いてるよな。音楽で食えてるんだろうか? (;'ー`)あれ、難解でも哲学でもねえよ
1900年代ごろの昔のしょぼい実験を元にした
テキトーな身体感覚の話を
繰り返してるだけだし
ルカーチとか久しぶりに聞いたわ
奴が勝手に感じた「雰囲気」の話ばっかだぞ
前はだめだった
今もダメだ
これからはもっとだめそう
これしか書いてねえから 竹村が感じた雰囲気の話だから価値があるんだろ
一時期は一番信頼していた同時代の表現者だったから
ほぼ引退した今となっても奴が何を考えてるかは興味あるよ (;'ー`)じゃあ、いち早く勉強するべきだな
あの程度のフカシはさっさと乗り越えろ もうまともなアルバム出しそうにないね
CM曲ばっかやって食いつなぐだけの人にはならないで欲しいな 20代でレコード2万枚所有は親父さんのもともとのコレクションを含めてのこと。
20歳くらいの時竹村がレギュラーでやってた堀江のlife通ってた時にタトル(今のマージナルマン)からそんな風に聞いた。
スカしててボンボンで〜みたいなイメージがあってオレは嫌ってたけどDJは別次元だったよ。 山塚アイと一緒に活動したりもしてたけど、所謂「関西アンダーグラウンド」の人達とは全くの別人種だよね。
育ちの良さが違うのか、京都人と大阪人の違いのせいか、やってる音楽のジャンルが異なるせいか。
関係ないけど、阿木譲って昨年逮捕されてからその後どうなったんだろう…? 山塚は八尾が地元で日常が万引き無銭飲食のホンモノさん。
アメ村の古着屋では基地外は相手すんな言われてた。
音楽関係の連中は「アイチャンアイチャン」言うて甘やかしてた。
竹村はよう知らん。
クラブで話しかけてもシカトして眼も合わさんようなヤなヤツて印象やけどボンなのは間違いない。
枚方は広いから場所によってはええ所もある。
隣の交野市の山の中に気合いの入った一軒家のジャズバーがあったりしてたから、そういう土壌もあった。
阿木さんのことも良くは知らないけど、あの時期あの場所で孤軍奮闘レーベルだ出版だクラブ経営だとやり切ってた人だから、偏執狂的な
熱さのある人物なのは間違いないでしょ。 >>446
八尾/東大阪あたりと枚方などの京阪沿線の違いは住んでないと解りにくいだろうね。 ブログの写真見た。楽しく音楽できてそうで何より。茶色の服装の人は谷村コウタだよね? 山塚、三宮が地元かよ
八尾アピールしとったんはなんやったんやろ
近大でも行ってたのか? CD出してくれ
やはり制作意欲なくなったのかな
せめてライブだけでも ドイツで国から金もらってコンサートやってるから
でも一回きりのコンサートだけじゃなくて成果物としてCDなりDVDなり出して欲しいよな マジでどうやって生活してんだろう
助成金だけでは何年も食ってけないだろうに 2003年の実質的には竹村最後のライブ音源をCDで出して欲しい
for tomorrowとか流れた時は泣きそうになった 最近のブログなにを言ってるのかさっぱりわかりませんな
判りにくい話を判りにくい文章で説明するやつはアホだと昔どっかの哲学者が言ってたが
誰か咀嚼して説明してくれ Goblin-Roller
http://www.youtube.com/watch?v=N3gtnObAH5M
18分5秒辺りから、聞き覚えのあるメロディー…。
これがオリジナル?
それともGoblinもほかから使ってる? compoundの人、まだ音楽作っているのかなぁ
moving dayとかとても好きだ 三富栄治の新作でるね
water formも素朴で好きだったな hyuとかcompoundとかasao kikuchiとか、すごい好きだったんだけど、どうしてるんだろ?
最後のコンピが出てからもう9年だもんな、もう音楽やってないかもな。
待ちくたびれたけど、まだやってるんだったら聴きたい。 なんか切ないけど音楽を創り続けるのって難しいんだろうなと思う
創造性なんて3年も保てればいい方なのかも…
いわゆるプロのミュージシャンは事情が違うだろうけど
Childiscは色々考えさせられるレーベルだったと思う hyuとかガチの引きこもりっぽい喋りだったけど働けてんのかね? hyuのhyper functionを初めて聴いたときの感動は忘れられない EIji Mitomiの新作聴いた。力作だけど、自分はPlanetの方が好きかも。
おまけのCDがすごく良かった。 >>468
自主制作やってる人にとってこういう感想ってすごいモチベ奪うんだよね
まあ毎回最高傑作って訳にはいかないし、仕方ないんだけど PLANETは確かに名作だけど、今回は
アプローチが大きく違うから単純に比較できないと思う
自分はどっちも好きだ >>469
こんな場末の掲示板に書き込まれた、批判でもない感想でモチベ下がるのか?
いくらなんでも繊細過ぎるんじゃないか 三富栄治の新作、不思議な感じだよな。俺は良いと思った。
ヴァージニア・アストレイを思い出したけど、根底にはもっと違うものがあるかも知れない。
聴く人によって受け止め方が大きく変わりそう。 三富栄治のアルバム出てたのか
あと話を変えて悪いのだけど、谷村コオタのセカンドは凄い名盤だと今でも思う Childiscのカタログを集めようと思っても、もうほとんどが廃盤という現状
アナログのみだったリリースも含めて、Bandcamp辺りで配信してくれたら喜んで購入するのだけど
無理かな 野球選手みたいに現役なのか引退なのかハッキリしないのが
ファンとしては辛い アルバム1枚出したりイベントに出たりして「こんな感じか」って
納得か落胆かしてやめた人とか多そうだな イズミキヨシっていつからカレー屋やってんの?一度行ってみたいな 三富栄治のインタビュー(CDジャーナル)??
ttp://www.cdjournal.com/main//cdjpush/mitomi-eiji/1000000902??
新作は「みずのワルツ」が一番好きかな.??
ソロのライブ音源(特典)もとても気に入ってる. 自分自身のために音楽を作るのは難しいということなのかね いま知ったんだけど新しいアルバム出すんだね
別に竹村さんのファンじゃないけどさ
昔はなんとなくCDいくつか持っててでもそんなに好きにもなれなくてその後しばらくしてCD売り払っちゃったんだけど
つい最近『夜の遊園地』を中古店で見かけて「あっ・・」と思って手に取って買って(たぶん再購入)聴いてみたら
なんかたまらなく良かったんだよね
半野さんが器用なスタイリストだとしたら
竹村さんは狂気(という便利で安っぽい用語を使って恐縮だが)を孕んでるよね
というか引退してずっと活動してないと思ってたら音楽作ってたんだなぁ 中村悠介 @wai_nakamura
一昨年のツジコノリコ+竹村延和の共作に続き(スローペース過ぎますが)第2弾として
2/26に竹村延和『ツァイトラウム』を発売します。昨日ジャケットが発表になりました。
テーマは“時間”。聞いたことないような音楽作品です、だからお楽しみに! pic.twitter.com/zBYs6lbfC7
http://twitter.com/wai_nakamura/status/424109722166247424