WHOも病気と認定「ゲーム障害」の深刻度
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190113-00000008-mai-sctch

▽ゲームへの参加を抑制できない状態(開始、頻度、強度、持続時間、終了、状況)
▽ゲームをすることの優先順位が高まり、他の生活上の興味や日常活動よりも優先される
▽悪影響が生じているにもかかわらず、ゲームへの没頭が持続、またはエスカレートする

 こうした症状が個人生活、家庭生活、社会生活、学業、職業、または他の重要な機能領域
において著しい障害をもたらすほど「十分に重篤」で、「12カ月以上継続している」と、
ゲーム障害と診断されます。


 ネットゲーム依存を有する人の脳の磁気共鳴画像装置(MRI)画像に関する複数の研究
をまとめた分析(メタ解析)から「ネットゲーム依存症の人は健常人と比べて脳の『前頭前
野』の機能が低下している」ことを明らかにしています。

 脳の「前頭前野」は、人の創造性や、状況に応じた判断力、感情コントロールをつかさど
る部分であり、いわば人の社会性や理性を形成している場です。その部分の機能低下とは
「人が人でいられなくなる」ことを意味すると言っても過言ではありません。