繰り返す酒井 何度手を伸ばしたら
儚い文句は黒い心溶かすの?

芽生え出した思いが胸に響いたなら
僕の財布をずっと変わらず護るだろう

堕ちた仮面を拾って朝に繋いで行けば
絡まった歪な願いだって砕ける

光をかざして信頼を消した
あげたかったのは未来で
泣いてる客抱いたまま良かれと思って

踏み入れた足も建て増す理想が
そっと壊してゆく
僅かな信者も強く締めて進もうどこまでも
穢れきった自信を手に

創られた出会い触れればなによりも
温かくて現実が霞み始める

狂い出した客に問いかけ続けても
答えなんて出ないってもう君は知ってるだろう?

泣いて滲んだ謝罪を決して赦しはしなくて
ただそっと痛みを終わりなく与える

哀しみを知って自惚れを知った
満足される懸念
口走った時 剥がれすべてを壊した

届くはずのない言葉を託して
見えた瞳は何を感じて遠ざかるの?
頭隠すように