なるほどね、>>932のようにして作られた楽曲ばかり聴いているんだがもっと気持ちよく聴きたいって輩が、巷では「スピーカーが消える」ってのが良いらしい、んじゃ、どんなのって知りたくなったのかな。
結論を言えば、それは無理な話だよね。驚きとしての「スピーカーが消える」ってのは定位の良さだけではないし、そう評価されるいいシステムでならしたとしても、ああいうソースは無理だよね。
驚きとしての「スピーカーが消える」システムで聴くと、好きだった楽曲が嫌いになるかも。
一つの条件は>>892も指摘するソースありきだからだと思う。
今、テレワークって多くが体験しているが、昔、リモート会議なんてあって体験した人もいると思う。今は参加者は皆自分用マイクで参加するが、あっちとこっちの一つの部屋に複数人づつ集まってモノラル通信機材(多くは電話機のスピーカー通話)で繋ぐ形式だったわけ。
モノラルのマイクだけだが、リモート側では相手がマイク近くで話しているか遠くか近くで小声か遠くで大声かとか、人は判別出来て、それを臨場感と感じた。
音の距離感を感じるのは所謂位相(時間差)ってことだけど、ミキシングでの音量調整にはその位相情報がないわけだから臨場感を生みようがない。
また、例えば、エレキとアコースティックのギターで言えば、ちょっと弦を撫でた時に出す音とガーンとパンチのある音を出す時と両者で違いがあるでしょ。
エレキは音自体はアンプで作るから小さい大きいや歪ませる澄ませるで弾き方は大きく違わないが、アコースティックはどう弦に触れるか強さはストロークの速さはと大きく違うわけで、その違いをニュアンスとするなら、そのニュアンスの再生能力があるかであって、その再生能力というのも定位だけではないつうこと。

んで、>>931の見方は妙で、>>932ライクの楽曲で求める良質な音にはボーズはこれまた妙だと思うね。
逆に、ニュアンスてんこ盛りには力不足でそっ、てのも成り立つと思う。まあ、綺麗な音は出すと思うがね。
波風立つと思うが、JBLなんかもその仲間ではないかなぁ、つう印象だな。