メタルテープが市場に登場したのは1979年の秋だったかな。
メタル対応はデッキの方が先行したので、メタルポジション付きのデッキを購入しても
メタルテープが販売されていないという状況が続き、どんな音が出るのか?と興味津々だった。
で、ようやく販売されたメタルテープは46分が1250円、60分が1500円、かなり遅れて登場した90分は2100円もした。
770氏が非常に高価でと発言されているのには激しく同意するよ。
初期のメタルテープにはメタル検出ホールが無く、CrO2テープと同じハーフが使われていた。
メタルポジションを規格化する際には再生イコライザを50μSにという意見もあったそうだが、
Cro2ポジションとの互換性を優先して70μSになったとか。(当時のAUDIO誌に出ていた記事)
フェライトヘッドではテープよりも先にヘッドが磁気飽和してしまうということで、
注目されたのがセンダストヘッドだった。