デジタルとアナログのダイナミックレンジの定義が違う
アナログの場合、ダイナミックレンジ下限の音は、信号とノイズが同じ音量になってるが、ちゃんと声や音楽が聞き取れる
デジタルのダイナミックレンジ下限の音は、音が出てるかどうかだけ判別できて、声や音楽を聴きとるのは不可能

だから、ディザ等つかわない純粋なデジタルオーディオの場合、理論ダイナミックレンジから8〜10bitほど引いた値が、
アナログのダイナミックレンジ相当の音質となる

聴覚上の音質は、
50db  純粋な16bitPCMの実ダイナミックレンジ(1980年代〜90年代前半は基本コレ)
60db  24bit制作をやって最後にディザリング等で16bitに丸めたPCM音源(いまのCD音源)
70db  オープンリール、アナログレコード
96db  16bitPCMのカタログスペック

アナログレコードやオープンリールの音を再現するには16bitPCMでは無理、24bitが必要になる
CDでは結局ディザリングを行ってもセットデッキ程度の音質しか出ない