多重帰還だと思っていたけど違った
後ろは電流帰還アンプでゲイン交点周波数がだいたい1/2/pi/990/680pで240kHz
こんなに狭帯域で他に補償Cがないのにオペアンプの負帰還に入れられるわけがない
よく考えると電流帰還アンプの入力段にもなっている部分のエミッタは低インピーダンスでオペアンプ側の負帰還ネットワークを負荷している
シミュレーションしたら負帰還ループはやはり電流帰還アンプの反転入力端子でまふたつに分かれる
後半の電流帰還アンプはR707+R711が変わってもゲイン交点周波数は変わらない
よってR707を220Ωにして大体仕上がりゲイン半分
オペアンプ段のゲインが下がるのでオペアンプのピン1からピン2に補償を入れるといいかもしれない100pくらい?

出力段の負帰還量は20kHzで20dBと少々しかないなんて歪みは大きいアンプだろうな

シミュレーションで後半をゲイン交点周波数と閉ゲインの同じ電圧帰還アンプにすると多重負帰還になる