評論家が新しいSPを評価するときに
「全作より普通のアンプでも鳴らしやすくなった」 という言葉を雑誌等でよく目にすると思う

これは評論家自身が普通のアンプで鳴らしにくいSPを普段から使っているから、そういう評価が出てくると推察できる
調べてみると使っているのはJBLとかTADのM0の重い15インチが多いようである

では何故、そんな鳴らしにくいものをあえて使っているのか
それは大口径のユニットを無理矢理強引に駆動した方が音に魅力があるからに他ならない

では駆動力の小さなアンプで大口径のユニットは鳴るのか?
もしも、駆動力の小さなアンプで、そういう大口径のユニットが簡単に鳴らせるのなら
最初のセリフはそもそも出てこないと思う

逆に言えば、そういう動作させるのに大きな電流が必要なユニットを持っていないと
アンプの変化は分からないと思う