>>926
オーディオ用途のPCってなると事情が違ってね。アナログ回路の総体として見立てないと音が良くならない。
SW電源自体も、アナログ回路としての振る舞いに注視して、ローノイズに設計される。
元SONYのオーディオエンジニアでSW電源の専門家のプレゼンでも読んでみてくだされ。
オーディオにSW電源を使うことの難しさや奥深さの一端がわかると思う。
http://www.fidelix.jp/img/serenity.pdf

普通のスイッチング電源の1/3000のローノイズSW電源を作った人が設計したDACは
よくあるトランス式安定化電源だ。

PCの電源も同じアプローチで考えると結果がついてくる。
波打っちゃいけないのはミリ秒あたりの電圧ではなく、ビットパーフェクトでもなく、
閾値をまたぐ信号波形そのもので、その綺麗な波形を下支えするのが電源インピーダンスなんだけど、
SW電源はそれをスイッチング制御でザラザラにしてしまう。電流と電圧、つまり電力しか担保してくれない。
だからデジタルビットは保証できても、ビット未満のスケールで波形が損なわれる。

PC板の流儀で満足して、あれこれやっても、
嫁とか第三者に「良くなったろ?」と訊いて「さぁ?」って言われるような自己満足でしかない顛末なるよ。
第三者に「明らかに良くなったね」といわれる結果が必要ならば、先人に倣うほうがいいよ。
結論として、PCでも電源はリニアが良い。