>>42
>ホーンとしての増強効果

その効果は共鳴によって得られているという話。

小さな振動板の空気への変換効率の悪い音を、ウェーブガードで囲って導いて、開口の大きな体積の空気にインピーダンスマッチングさせるという方式なので、
バックロードホーンは共振ではない、振動の効率を上げてるだけ、と喚いてるのがいるが、それは嘘。

囲い論の通りなら、多少効率は落ちるとしても、音道1m程度でもカットオフを低音まで持って行けそうなところだが?
開口面積がカットオフ周波数という考え方。
開口へジョイントしているわけだからね。
そして短い場合は、じっくりマッチを取る前に、いきなりジョイントされてしまうので、インピーダンスの不整合のため効率が落ちるという考え方。
音道が長い場合は、ゆっくり開いていくので、しっかりマッチングさせるから効率が上がる、という考え。

実際の特性と照らし合わせると、これはおかしい事がわかる。
開口面積を固定して、長さだけ変えた時に、囲い論に則れば、周波数は変わらず、効率だけが上下する結果になるはず。
そんな結果は得られない。