>>793
ABXで分かるのは、その被験者個人が違いを認識できたか否か、だけだ
5%有意水準を一律に仮定して判定するので、耳のいい奴は有意差が出るし、糞耳君?は有意差が出ない

様々な耳の感度の人を集めてきて、ケーブルで音の違いがないことをABXで証明する!
なんて誰も思っちゃいないし、できるわけもない

「微妙な差だがそれでも俺には聞き分けられる」との主張なら、試行回数を増やして証明すればいいだけの話だ
100回試行すればN/2+√N=60回の正答で5%有意水準をクリアできる

ただね、60勝すれば確かに統計的には有意差ありなんだが、40敗もしてるので心情的な達成感との乖離は大きい
そういう意味では、10から25回という試行回数設定は現実的で妥当なところだと思うよ