【Mrs.i☆RisGlauのスピーカーシステム 試聴記】 (その2)2006年秋
[CDP→リンデマン820/プリ→オクターブ HP500SE/ パワー→マッキンMC2000)
(自宅のオーディオルーム/18畳/天井高3.5m〜 4.5m/ 準防音 →Autograph の豊穣な低域以外ならボリューム10時で深夜に聴いても 音は外に漏れないレベル)

1.霜振りサランネット仕様のオリジナル エンクロージャーMonitorGOLD Autograph

2. DALI RMENUET/2 (ロイヤルメヌエット/2
シリアルナンバー93450◯◯)
(2は、1の内側にオンキョー製の堅固な スピーカーシステムスタンドに載せ、 Autographと同じ内振り角度→試聴位置 後方60cmにスピーカーユニットの延長線 が交わる/にセッティング)

1. ピアノの左手の深み、 右手の粒立ち/温もりも、音圧を無視すれば、 品位に於いて 遜色なし

2.ムターのストラドは、 RMENUET/2では、Autographの独壇場の一つである 【至近距離で聴く生音の艶のある芯】の再現性こそ遜色があるが、 甘美さに於いて は合格点が付く

3. イ・ムジチのモーツァルトK.136も、 これまたAutographの独壇場の一つである
【広大なハーモニーの拡がり】 では及ば ないが、後に導入したHarbeth 7ES3にハーモニーの拡がりで優る

4. 木管楽器群の色彩感豊かな温もりは、 RMENUET/2の最大の美点であり、思わず 聴き惚れてしまうほどだ。
Autographの オペラシティ & サントリーホール3~5列 目中央で聴く生音に迫る迫真さこそ無い が、 Harbeth7ES3を完全に凌駕する

5. 金管群も、 Autographならではの炸裂感こそ無いが、 音色感は良し
(続く)