個性教育はエリートと凡人の才能格差を押し広げるものである。
伸びる生徒は徹底的に伸びるし落ちこぼれる生徒は落ちこぼれるに任せる教育だ。
生徒一人一人の個性にきめ細かく対応できるような万能な教師はいないし、
そんな贅沢を押し付ける教育論は現場の実情を見ない机上の空論だ。
教育の本質は平凡への強制であり、標準から落ちこぼれそうな生徒を一括して引き上げることにある。
考えさせる教育もそうだが、自分にすらできないことを人に求めない方がいい。教師も普通の人間だ。