その2 ゾロアスター教

キュロス大王とその子孫はゾロアスター教徒だった。ゾロアスター教といえば、ニーチェの『ツァラトゥストラはかく語りき』のドイツ語でツァラトゥストラ=ザラスシュトラ(英語訳ゾロアスター)という
預言者で、ツァラトゥストラが神から受けた啓示は『アヴェスター』とよばれる聖典に記されている。
最高神はアフラ・マズダといい、善悪を主る神である。
ゾロアスター教では、この世界史のなかでは、善と悪が常に闘いを繰り広げていて、最後には善が勝つと信じられている。
ゾロアスター教の根本原理は「人間は、進むべき道を自分で選ばなければならない。真実の道を行くかそれとも偽りの道を行くかは、それぞれで自由が与えられており、選択は人間か行う」

このゾロアスター教は今でもイランの一部地域で信仰されている。ゾロアスター教は世界で20万人いる。