量子論は現実である。そしてその実験結果から、量子現象を説明する数量式にして表し、
その式を如何に解釈して、素朴な数論と、現実の量子論とのシェーマーの差異を明確にして、
現実の世界をあらわにするかが重要である。
太陽は存在し、地熱は存在し、原水爆は存在し、光合成は存在し、光電効果は存在し、
黒体輻射は量子で説明され、半導体レーザーは存在し、超電導磁石は存在し、
切らずに中が見える核磁気共鳴によるMRIは実用化され、
量子計算機も実用化されようとしている、現代なのである。
量子論は社会に応用され、自然への解釈をも根底から深めて行くのである。