俺の研究に寄るとメリッソスは「否定の否定」と言うロゴスで
哲学者となったのだと思う。
「否定の否定」で「肯定」で勝ちだと言う訳だ。
最初の空虚は「何も無い空間」とか「生きがいが無い」と言うような
事で否定的なものだ。
「あるものは無限」と言うと「あるものは肯定である」と言う「肯定」だ。
「否定の否定」にすると有限が「否定」だ。
そこでまず疑問を覚える。
無限を果てまで歩いてみると言っても「終わり」を否定するから
そうなのだ。つまり俺は「有限」が「肯定」だと思う。
「あるものは物体ではない」と言うのも精神を「肯定」と言うが
それもまた子供じみた見解であると言える。
それで精神と物体で「物体」の方を肯定的に見る唯物論の
ような立場も出て来る。