ポストモダニズムは右傾化に本当に貢献したか? [無断転載禁止]©2ch.net
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0001考える名無しさん
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2017/08/01(火) 10:13:35.400
ポストモダニズム批判の一つに、それが右傾化に貢献してきたと力説するものがある。
果してそれは本当だろうか。信じがたい。
例えばネトウヨや保守の言説を観察して、それらにポストモダニズム思想からの引用や
論拠として好んで取り上げている傾向が本当に見いだせるのだろうか?
むしろポストモダニズム批判の言説のほうが右傾化と親和性が高いのではないだろうか?
0002考える名無しさん
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2017/08/01(火) 10:16:51.060
ポスト・モダニズム批判論者は、エビデンス、エビデンスと連呼するわりには、
こういう論拠についてははっきりした証拠を示しておらず、
論理的な飛躍が目立ち、文学的にのみ表現しているように見える。

これが偏見であるというなら、彼らはその証拠を本当に示せるのだろうか?
0003考える名無しさん
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2017/08/06(日) 13:28:47.540
アラン・ソーカル氏が攻撃した標的も進化論を否定する右翼誌というよりは
リベラル誌に近いんだよね。ソーシャルテキスト。
つまり、彼にもポストモダニストは左翼だという認識があったはず。
0004考える名無しさん
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2017/08/18(金) 19:31:01.020
スティーブン・アーサー・ピンカー氏が好んで批判するのも左翼言説だ。
右翼言論界では古くからルソーがやり玉に上げられてきたが、
ピンカー氏もその例外ではない。
0005考える名無しさん
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2017/08/19(土) 02:51:42.380
日本のようなモダニズムが根づいていない地域では、ポストモダニズムはプレモダニズムに帰着するという指摘はよくある
0006考える名無しさん
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2017/08/19(土) 12:51:17.060
>>5
それはないよ。
日本ではポストモダニズムそのものが普及した事実があっただろうか?
現実に見られるのはポストモダニズムの衰退と右傾化の相関だよ。
0007考える名無しさん
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2017/08/19(土) 13:29:30.820
ポストモダンって新左翼のイメージがあるけれど右翼なの?
0008考える名無しさん
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2017/08/19(土) 18:51:19.840
国家やら歴史やらの権威的なものが必然的なものであることを否定して相対化する傾向が強いから、そういう点では元々左翼の理論でしょ。
ただ最近になってそういう相対化のロジックを右翼も使い出したっていうことじゃないの。
統計で「外国人が犯罪しまくっているという事実はない」と言われても、「そんなオーソライズされた学問など知らん、俺の直観が正しい」と開き直る奴が出てきたというか。
0009考える名無しさん
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2017/08/20(日) 12:26:47.670
>>8
> ただ最近になってそういう相対化のロジックを右翼も使い出したっていうことじゃないの。

そういう事実すらほとんど観察できないと>>1は主張しているんでしょ。
むしろ逆のほうが観察できるんんだと。
0010考える名無しさん
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2017/08/22(火) 16:27:19.040
>>9
まあ右派的でアカデミックな論文なんてのは基本的にないので、ポストモダンの理論を直接引用する右翼なんてのは存在し得ないわな。通俗的な本でポストモダニストの名前が出ることもまずないだろうし。
そうするとこの場合ポストモダン思想に着せられてるのは、それが人文科学界隈を席巻したせいで、まともな(エビデンスのある?)見解がすぐ相対化される状態が自明視されるようになり、
その結果一昔前ならトンデモ扱いされてたような言説に対する人文科学の批判的機能が失われた、ぐらいになるのかね。
ただ因果関係があるのかどうかはよくわからんし、国によっても違うわな。
0011考える名無しさん
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2017/08/22(火) 18:24:37.680
例えば保守派に人気がある「インテリジェント・デザイン」論が
ポストモダニストの議論を好んで引用していたりする事実とかあるのか?
0012考える名無しさん
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2017/08/22(火) 18:25:44.820
右派や保守派からしたら、ポストモダニストの議論を真に受けたら
愛国心まで相対化されちゃうんじゃないか?
0013考える名無しさん
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2017/08/22(火) 21:37:40.640
ttp://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/philo/1409864848/161-166
>『ニュー・サイエンティスト』の議論の根底には、科学者とはその本姓として、
>実証的な思考手続きを踏んだ理性的世界観にたつ人、という固い信念がある。
>そもそもタイトルのカルト(熱狂・邪教)は蔑称であり、
>これと理性的人間=科学者とが対比的に並べられている…オウム問題につなげると、
>八〇年代前半の日本の出版業界は、アメリカ社会の片隅で…はやっていた疑似科学的言説に
>ニューサイエンスという名をかぶせて導入し、一時的に読者需要を掘り起こした。
>これに…日本の少なからぬ知識人は、これを世界的な科学思想の流行であるかのような素振りで、
>追認するばかりであった…どれが妥当な自然観で…どこからが非科学的…臆説であるか…
>日本の知識人・科学者集団は行うことなく放置した…
>これは…市場原理に知的権威を代行させてしまう…本来ありえないことを是認し…た…

>この事実は、日本の専門家教育の知の伝達の場が、
>伝えるべきもの…を無意識のうちに溶解させてしまっていることを示している。
>…近代科学を生んだ欧米では、科学研究に従事することは、
>科学的世界観の拡張という哲学的目的の一角を担うことという共通了解が…なお存在する。
>この意味で、研究者は明らかに知的エリートであり、
>実証主義的手続きと合理的世界解釈は…単なる文言ではなく、
>彼らの世界に対する哲学的態度そのものである…
0014考える名無しさん
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2017/08/22(火) 21:38:16.140
>その一因は、科学研究そのものが約百年前から移植された外来物であり、
>哲学的衝動までをも伴ったものではなかったからである…
>これは、大学のカリキュラムを変えればいいという次元の話ではない。
>むしろ近代科学の実利主義的な面の制度化と研究の社会からの隔離は、
>日本の大学アカデミズムにとってその出生以来の本姓なのかもしれない。

>…しかし、今回の事件で明らかになったのは、日本の研究者社会が、他先進国におけるのと同等の、
>専門家集団としての社会的責任やこれを果たす機能をもっていなかったこと、
>あるいはそれを引き受けるだけのエネルギーと志とを枯渇させてしまっていたことである…
>日本の大学が、高等教育機関としても研究機関としても、
>言い換えれば知の伝達・保存・創出のあらゆる点で、時代錯誤の状態にあることは、
>繰り返し指摘されてきた。しかし何も変わらず…オウム真理教事件が起こった。
>これによってこれまでは水面下に隠されていた日本の専門教育の巨大な欠陥が、
>世界的な次元で暴露されてしまったのである…
0015考える名無しさん
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2017/08/22(火) 21:42:51.540
>米本昌平「再建せよ 科学者の社会的責任を 特集 オウムの教訓」 中央公論 1995年7月号

何と20年前の話なんだな。ポスト・モダンとか、
ニューエイジ・サイエンスなんかが社会に抵抗なく受け入れられること、こそがそもそも問題で、
オウム真理教事件でも見えたことは、
社会に内在し、放置されていた欠陥(弱点)としても、その欠陥を(外国に?)突かれた?点でも、
とてつもない問題をはらんでいた
が、日本社会は結局、時間の経過に任せてその後、なーんにも考えなかった。
一歩間違えば皇居諸共霞が関も消えていた。にも係わらずそれを隠している。完全な無責任で、
(〇〇長官狙撃事件等)法的に時効でも同じ構図は消えていない。どころか再び巡って来た。
そのような体制が、福島第一原発事故にまでつながっている。福島第一原発事故でも今後同じ経過をたどるのか。
法的に無罪、時効でも、国や民族が消滅しても良いのか。
この種の問題で、“後発”国の《法》では時効でも、哲学的には時効は無い。
0016考える名無しさん
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2017/08/26(土) 15:25:42.530
日本社会は学校であろうと企業であろうと上下関係の厳しい専制社会であって、
ちょっと権力を握った自制心無き者があっという間に好き勝手をし始める社会である。
そういった個人の権力乱用を《超越的規範》で律しようとするのが一神教であり、
プラトン哲学であり、デカルト哲学である。
ところがハイデガーの哲学やポスト・モダンのような考えは、この《超越的理念》を否定する。
全ての存在を超越する観点から見下ろす視点が無いのだから権力を握った者が好き勝手して、
しかもそれを任意にでっち上げたへ理屈で正当化できる。
誰もそれを否定する《言葉》を持てない。やられっ放しになる。
ハイデガーの哲学やポスト・モダンはそのような正当化に手を貸して、
専制社会への転落を増長させるものである。

>ポストモダニズム批判の一つに、それが右傾化に貢献してきたと力説するものがある
>信じがたい
>むしろポストモダニズム批判の言説のほうが右傾化と親和性が高いのではないだろうか?
>ポスト・モダニズム批判論者は 論拠についてははっきりした証拠を示しておらず 論理的な飛躍が目立ち
>これが偏見であるというなら、彼らはその証拠を本当に示せるのだろうか?
こんなのでどうかな?
0017考える名無しさん
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2017/09/08(金) 01:08:55.040
>>1
超越的規範は右翼や保守が好む論法であることはご存知のはず。
「任意にでっち上げたへ理屈」はどこまで行っても「任意にでっち上げたへ理屈」にしかすぎず、
ポストモダンな社会では、それらは人びとによって常に相対化されている。
「任意にでっち上げたへ理屈」が「超越的理念」や「超越的規範」へと正当化されることはない。
そもそもそんな理念や規範などが相対化されているのだからね。
「超越的理念」や「超越的規範」はむしろ右翼的言説にとって都合がいい権威を社会に与えてしまうんだよ。
0018考える名無しさん
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2017/09/08(金) 01:12:34.680
権威が相対化された社会では、
ある種の権威へとすべての人びとを「右へ倣え」と
洗脳することが極めて困難な社会になるということ。

「神なんて恣意的なものだよ」と思っている人が多数の
ポスト・モダン社会では、オウム「真理」教など求心力を
持ちようがないし、少なくともそれが全体社会になることもない。
0019考える名無しさん
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2017/09/08(金) 14:24:13.070
>>16
権威を否定するから右傾化するっておかしいでしょ、権威主義も超越的規範も保守の根っこじゃん
そりゃ相対主義が何もかもに対して平等だから、本来敵である差別主義や権威主義までもがある程度力を持つってことはあるけど
0020考える名無しさん
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2017/09/08(金) 22:27:25.220
今の右翼って超越的規範なんて主張してるのかね。
自分たちの主張がローカルルールに過ぎず普遍性などないことを自覚しつつ全否定される謂れはないとゴネてるだけでしょ。
日本でいえば天皇があらゆる道徳の源泉だと主張するやつなんかもう存在しないわけで。
0021考える名無しさん
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2017/09/09(土) 00:21:53.380
普通の日本人名乗るような奴は主張の普遍性の無さなんて全然自覚してないだろ
0022考える名無しさん
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2017/09/09(土) 08:12:34.460
超越性と普遍性は違うでしょ。
オウム真理教もローカルルールの権利を主張していただけ?
0023考える名無しさん
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2017/09/09(土) 08:15:03.030
>>20
それってポストモダンの相対主義とコミュニタリアンとを混同しているんじゃないかな?
ポストモダンが「それはローカルなものにすぎない」と権威を相対化するとき、
ローカルなものが絶対化されているかといえば、そうじゃないでしょ。
0025考える名無しさん
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2017/09/09(土) 15:17:31.110
右派は、ローカルルールとして最適な国家に個人が従うのが
もっとも自然で合理的で、社会的に普遍性をもつのだと主張するでしょう。
国家を普遍化するのですよ。そして国家を支える超越的な権威が必要だと説く。
神であれなんであれ、個人を統制する強力な権威が必要だとね。
0027考える名無しさん
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2017/09/09(土) 16:42:30.810
エーリヒ・フロムの自由からの逃避メカニズムの分析から一歩も出ていないし
昨今の右傾化もモダニズムの範囲で説明できる
0028考える名無しさん
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2017/09/09(土) 16:52:57.850
>>26
間違ってるという事ではないと思うがどうなんだろう
もちろん左派から見れば間違ってるということになるんだろうけどさ
0029考える名無しさん
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2017/09/09(土) 16:56:49.240
そのレベルの保守はそもそも一歩引いた視点ってものが欠けてて自分のそれがローカルルールだとわかってないから
反知性主義なんていい例じゃん、「正しいから正しい」より先に行けないんだよ
0030考える名無しさん
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2017/09/09(土) 17:11:54.940
>>29
私はどちらがというと左側かもしれないから、極左ブログとかも読むけど(右と左のお互いの尊重と共存が個人的理想)、
極左の世界も「正しいから正しい」でガチガチだよ?
ドン引きするよ。
0031考える名無しさん
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2017/09/09(土) 21:16:35.790
今の日本で起こってるのは右傾化ではない
日本会議、日本青年協議会の地道な活動が身を結んでるだけ
今の保守派のメインの主張が改憲にあるところなんか、右翼とは全く違う

過去の歴史修正も全く右翼的ではないし、
それは人を集めるための方便でしかない
歴史学の本流を伴わない歴史修正などただの噂話にしかならないのだから
本当に歴史を改めたいのならば市井での活動など逆効果
彼らはそれで人が集められればそれでいい
彼らが必要としてるのはその数の力だけ
0032考える名無しさん
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2017/09/09(土) 21:28:19.450
「変えるか護るか」の観点のみで左右のレッテルを貼るから混乱する。
0033考える名無しさん
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2017/09/09(土) 21:39:15.030
こういうスレで池上さんの番組の話題は申し訳ないが、
池上さんは左翼の定義の一つとして、共産主義を志向する者を
挙げていた。
0034考える名無しさん
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2017/09/09(土) 23:12:12.540
>>31
つまりファシストってことだよな
ファシストって言葉自体も右翼の呼称として使われてるからややこしいけど
0036考える名無しさん
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2017/09/10(日) 19:19:17.860
いずれにしても、右派が超越的権威の絶対化せずに相対化するような
ポストモダニズムと親和性が高いという論法は大嘘で、事実とは真逆だということ。
0037考える名無しさん
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2017/09/10(日) 19:24:52.730
ネトウヨやオルトライトは、超越的権威なんて何も認めてないように思える
ただ、自分たちの居心地の良さをひたすら求めてるだけ
0038考える名無しさん
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2017/09/10(日) 19:46:25.820
「俺たちのトランプ」が権威主義じゃないというのはちょっと無理がある
まあそれを権威を求めてると見るか勝ち馬に乗ってると見るかの違いなのかもしれんが
0039考える名無しさん
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2017/09/10(日) 19:53:39.820
トランプも自分が気持ち良ければそれでいいという範囲でしか言動がない
0040考える名無しさん
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2017/09/10(日) 20:02:57.430
というかあれはアホなだけだろ
「原因と結果」って概念自体が頭の中にないと思うぞ
0041考える名無しさん
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2017/09/10(日) 20:44:29.170
右翼はルサンチマンから生まれるが、20世紀の右派、ファシズムが貧困や社会的弱者から生まれたのに対し、現代日本の右翼、いわゆるネトウヨは「左翼知識人に支配された日本社会」という物語に対する反感から生まれている
それは、ネトウヨが死刑賛成、原発賛成、ナチス賞賛などの「左翼の逆張り」を好むことからもわかる
また、ネトウヨが貧困層以外にも見られるのもそのためと思われる

ポストモダンの社会ではその物語が大きな物語となることはなく、ネトウヨの存在は本来日本社会の右傾化とイコールになり得ない
そもそも「反感」は大きな物語にはなり得ない

右翼の要望である改憲や南京、慰安婦といった歴史修正が完全になされたとしても、左翼の平和主義は否定されたことにはならず、右翼がその支持を集めて日本社会を支配することにはなり得ない
0042考える名無しさん
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2017/09/10(日) 21:10:26.730
ネット上なら相手が殴り返して来ないから辛うじてネトウヨとして成立してるだけで、
ネットが無くなるとあれ全部消えるんだろうな
0043考える名無しさん
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2017/09/11(月) 01:52:13.520
>>41
ナチは論外だが、死刑制度や原発の是非論は
別にネトウヨ特有の議論じゃないよ。
0044考える名無しさん
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2017/09/11(月) 02:28:30.190
よく読め、論点はその善し悪しじゃなくて主張そのものが全部ただの逆張りだってとこだ
0045考える名無しさん
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2017/09/11(月) 02:58:04.730
ある事項に於ける賛成(反対)意見に違和感を感じたら、それに対し反対(賛成)の立場をとるのは自然な流れだと思うよ。
それは右翼であろうが左翼であろうが変わりは無い。
確かに「逆張りする事自体」が目的になってしまってる輩がいる事は否めないが(左右どちらの人間でも)、多くの人は
自分が思った事感じた事を率直に述べているだけだ。
0046考える名無しさん
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2017/09/11(月) 07:56:41.350
そもそも歴史修正主義/歴史固定主義って何だろうか。歴史で何より大切な事は事実を伝える事だ。考古学だって各種サイエンスだって、事実を手に入れるために常に検証とアップデートが
日々繰り返されている。新しい説を唱える者が出てくれば、それが正しいか誤りかを物証や研究データを駆使して検証する。
そして時には今までの常識が覆る事もある。
歴史だって同じではあるまいか?現在の主流の歴史観に
異を唱える主張があれば互いの立場を超えて共に検証を行う方がより「事実」への近道になるんじゃないだろか?
0047考える名無しさん
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2017/09/11(月) 09:00:50.330
>>46
右翼は「歴史戦」って名乗っちゃってるから
それが学問じゃなくて、政争、政治活動だって自覚してるし、それをアピールしてる
それに賛同する人たちもそのアピールを歓迎してるし、そのアピールに反応してる

歴史の修正には膨大な資料を正しく分析する高度な知識とたくさんの時間を必要とする
実際に学問の世界ではそれは日常的に行われてる
「歴史修正主義」っていう言葉、ある意味蔑称にはそういったものを完全に欠いた上での政治活動に対する批判的な意味合いが含まれてる


ところで、その「そもそも論」で義理人情に訴えてベクトルを逆に向けるっていうのが日本の右傾化運動の1つの特徴だよね
日本人は「必ずしもそうとは言い切れないんじゃないのか?」っていうのに弱い
日本人には曖昧さ、社会を保とうとする事なかれ主義みたいのがある
一回ベクトルを逆転すれば、あとは空気を読んでジワジワと逆に進んでいく
欧米のナチスに対する態度みたいな「何が何でも絶対ダメ」っていうのは日本人は違和感を感じる
いいことでもあり、悪いことでもある
0048考える名無しさん
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2017/09/11(月) 11:07:45.780
>>43
傾向として右派(右翼や保守)はそれらを政治的に推進することが知られているけどな。
0049考える名無しさん
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2017/09/11(月) 11:11:19.750
>>48
ageられてるんで乗るけど、終身刑と引き換えに死刑は廃止していい
0050考える名無しさん
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2017/09/11(月) 12:39:32.920
>>47
つずき

>日本人は「必ずしもそうとは言い切れないんじゃないのか?」っていうのに弱い

ポストモダニズムを懐疑と相対化とするならば、ポストモダニズムが右翼を生んだというのは一部正しい
右翼の元が貧困のルサンチマンとは違うという点で現代の右翼をポストモダニズムを使って説明することはできる
ただ、右翼を生んだという事と社会の右傾化はイコールではない

それはそもそもポストモダンと、右傾化という大きな物語″の関係を論ずる事自体に矛盾があるのだが、右翼の存在が社会の右傾化になるためには社会での彼らへの許容や賛同が必要になる
0051考える名無しさん
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2017/09/11(月) 14:56:00.570
>>46
それ名前に騙されてるだけだよ
実態は歴史改竄主義だから、必要なら史料燃やしたりする奴
0053考える名無しさん
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2017/09/11(月) 18:28:35.520
保守系論客と呼べるほどまともならそもそも修正主義にはまらねーから
0054考える名無しさん
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2017/09/11(月) 18:39:58.390
歴史修正主義を「古い説が間違ってたから直す」ってことだと思ってるなら世間知らずすぎ
修正主義者の主張見てみろよ、ホロコースト否定説、南京大虐殺否定説、従軍慰安婦否定説
全部「なかったことにする」政治活動だぞ
0055考える名無しさん
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2017/09/11(月) 20:29:27.550
ポストモダンでは、それぞれの正義を認めるわけでしょ
なら、歴史修正主義だろうと何だろうと、それぞれの正義は認められることになるよね
0057考える名無しさん
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2017/09/11(月) 20:45:04.150
どこに事実があるかはわからないし、誇張されてきたとすれば、その反対方向の歪曲だけを責めるのも無理がある
結局、正義の置きどころが問題ってことになるから、それぞれの正義を認めてしまえば、もうどうにもならない
0059考える名無しさん
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2017/09/11(月) 20:59:50.530
オルトライトという名前がもうポストモダンライトという意味じゃないのか?
ネトウヨも同じでしょ
0060考える名無しさん
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2017/09/11(月) 21:06:47.770
オルタナ・ファクトって奴でしょ
どう考えてもポストモダニズムの影響と言うことになりそうだけど
0061考える名無しさん
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2017/09/12(火) 22:02:54.190
>>50づつき

>それはそもそもポストモダンと、右傾化という大きな物語″の関係を論ずる事自体に矛盾があるのだが、右翼の存在が社会の右傾化になるためには社会での彼らへの許容や賛同が必要になる

では現代日本は右傾化しているのか、右翼への許容はされているのか?

答えはYESである

例えばヘイトスピーチに関する動きを見ても、カウンター側が勝利しているとはいえない
それはポストモダニズムにおける相対主義は批判主義に勝てないという事である
ポストモダンは情報過多があらゆるものへの批判可能性を生み、それが相対主義となって大きな物語が喪失するという事である
相対主義は批判主義には勝てない。相対化自体が自己の勝利を目指していないからである。

しかし、批判主義は留まらない
例えば、社会に溢れる左翼的な物への批判としてのネトウヨ思想は、やがてそのネトウヨ的情報が飽和した時、自己に溢れるネトウヨ的な物へ対する批判を生むからである
ネトウヨを卒業する仕組みである

つまり、現代日本の右傾化とは生み出され続ける批判主義者が相対主義者に勝利し続ける事である
批判主義は大きな物語になる事はなく、この図式は固定化される
0062考える名無しさん
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2017/09/13(水) 18:23:14.350
ポストモダニズムというのは多様性を促進し、
かつ、一つの権威に基づいて統制された共同体を否定する。
オルトウヨやネトウヨはその真逆だろう。

オルトウヨやネトウヨがポストモダニズムを好んで持ち出す
ということが言論界で起こっていた事実もない。
むしろポストモダンを批判する潮流とオルトウヨやネトウヨは仲がいい。
0063考える名無しさん
垢版 |
2017/09/13(水) 18:25:02.720
例えば、日本でもポスト・モダニズムを激しく批判し、
ソーカルをもちあげる人たちには右派が多いという事実がある。
0064考える名無しさん
垢版 |
2017/09/13(水) 18:29:28.090
ただし、「リベラリズムのディレンマ」という問題がある。
要するに「自由は自由を否定する自由を許すか」という問題だ。
自由を認めるなら自由が否定される自由も社会的に認められなくてはならない、
というわけだ。
多様性が認められるならば、多様性を否定する多様性も認められるだろう、
という発想にそれはつながる。
だから自由や多様性はけっきょくはめぐりめぐって全体主義に収束するという論理だ。
0065考える名無しさん
垢版 |
2017/09/13(水) 18:30:51.130
ポストモダンは思想じゃなくて現象だよ
ネトウヨが緻密な理論武装なんかするわけがない
0067考える名無しさん
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2017/09/13(水) 18:50:50.330
今まで悪とされてきた管理や監視を受け入れる哲学が欲しい。
0068考える名無しさん
垢版 |
2017/09/13(水) 19:44:48.570
ポストモダニズムが右傾化に貢献してきたという論理は
だいたい>>64のような理屈で成り立ってきたと見ていい。
0069考える名無しさん
垢版 |
2017/09/13(水) 19:47:08.510
右派の言論が実際にその論理を持ちだして理論武装してきたという意味ではない。
ポストモダニズムを批判する言論が好んでそういう論法を使って
ポストモダニズム批判を展開してきたということだ。
0070考える名無しさん
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2017/09/13(水) 19:47:08.880
>>64
ネトウヨが多様性を否定した社会を目指してるわけじゃないと思うんだな
それはモダニズム的だし、何よりネトウヨの目指す社会ってのは〜主義と名付けられるほどの具体性がない
あれはポストモダニズムの批判主義と捉えるべきだと思う
0071考える名無しさん
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2017/09/13(水) 19:48:33.310
自分たちの国や民族を大切にしつつ、排外主義に陥らない姿勢はどうなん?それでも右傾化?
0072考える名無しさん
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2017/09/13(水) 22:10:02.590
>>71
多くの日本人はそのはずなんだが、そういう人々は「存在しない」ことになってしまっている。サイレントマジョリティとは
よく言ったモンだよ。思想やイデオロギー論争には邪魔な存在なんだよ。
0073考える名無しさん
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2017/09/13(水) 22:15:18.560
サイレントマジョリティが何も言わずに静かにしてるから
知識人文化人がのさばっているとも言える。無関心は罪だ
0074考える名無しさん
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2017/09/13(水) 23:28:06.880
やはり価値相対主義が全体主義につながるということを分ってないやつが多すぎる。
ポストモダン=価値相対主義、多様性を認める価値観、だから唯一絶対神を掲げる狭量な文化より柔軟性が有る。
価値相対主義者は必ずそう言ってくる。悪辣な者は価値相対主義を標榜しながら専制政治を狙ってくる。
それに騙される者は、
「多様性」という表面的な言葉にごまかされて超越的価値観が機能する仕組みが分っていない。
価値相対主義は実際、最後にはファシズムになる。
0076考える名無しさん
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2017/09/14(木) 00:18:11.050
>>74
それは今の日本会議がやってることだな
彼らの手法は古い左翼のやり方だけど、彼らの思想の核もまたモダニズムという点で古い左翼と同じものだ

ポストモダニズムがファシズムになるというより、ポストモダニズムはファシストに対抗できないと言った方が正確だと思う
悪意を持ったファシストは確率的にいつか必ず出現するわけで、世界的な右傾化の潮流はそういうことなのかもしれない
しかし時計の針は戻らない

個人的にはファシストは勝利しないと思ってるけどそれはただの願望なのかもしれない
0077考える名無しさん
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2017/09/14(木) 18:53:50.460
ファシストが勝てないようにできてるってのはナチと日帝を見ればわかる(選民思想のせいでいくら領土を取っても領民が味方にならず国力が増えない)けど
それは最後に必ず負けるという意味であって一度も勝てないという意味ではない
0078考える名無しさん
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2017/09/14(木) 19:03:47.630
>>64
それってクソウヨがよくやる俺に対する意見は野次一つであっても人権侵害だけど俺の意見は言論の自由っていうクソ理論だよな
平等を根拠に自分を特権に置いて義務を果たさず権利だけは主張する寄生虫みたいな思考
0079考える名無しさん
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2017/09/14(木) 19:22:47.460
>>77
モダニズムのファシズムとポストモダニズムのファシズムを一緒にするとこのスレの存在意義が失われる
0081考える名無しさん
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2017/09/14(木) 23:39:20.720
>>74 >>76
ネトウヨやオルトウヨが価値相対主義を持ちだしてきているかなあ?
そんな事実はほとんど観察できないように見えるけどねえ。
むしろ彼らこそ価値相対主義、ジェンダーフリーとかを総攻撃しているように見えるが。
0082考える名無しさん
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2017/09/14(木) 23:41:00.270
ポストモダニズム批判が実は保守派や右派によるものに見える。
日本でも明らかにそうだし、欧米でもどうやらそのようだ。
一見してリベラルを装っている連中もいるからややこしいが。
0083考える名無しさん
垢版 |
2017/09/15(金) 00:46:34.980
長谷川三千子「民主主義とは何なのか」
ttp://blog.livedoor.jp/bakara2012/archives/2014-01.html
ttp://livedoor.blogimg.jp/bakara2012/imgs/c/e/ce84dbfd.jpg
ttp://livedoor.blogimg.jp/bakara2012/imgs/0/e/0e173d44.jpg
ttp://livedoor.blogimg.jp/bakara2012/imgs/b/5/b5d66af9.jpg
0084考える名無しさん
垢版 |
2017/09/15(金) 00:53:32.980
支配に都合がよければ、イデオロギーはなんでも使うんですよ。
0086考える名無しさん
垢版 |
2017/09/15(金) 14:35:35.960
正直この頃の右傾化って
馬鹿は相手しない→馬鹿の方が多かったわ
ってだけの流れだろ

結局日本会議やら新KKKやらが地道にネット工作した結果だからな
0088考える名無しさん
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2017/09/15(金) 17:52:54.480
目的と手段とがあり、
目指す目的はポストモダニズムと保守派や右派やナチは相容れないが、
その手段においてポストモダニズムが保守派や右派やネオナチに悪用される
という批判があるわけだろ?
実際に悪用されたかどうかはあやしいが、悪用されていると反ポストモダニスト論者は主張する。
しかしそうした悪用は反ポストモダニストの立場の側にも多いにあるんじゃないか?
実際には反ポストモダニスト論者の論法のほうがネトウヨにウケがいい。
0090考える名無しさん
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2017/09/16(土) 15:06:59.770
>>64に書いたとおり、ポストモダニズムへの批判はリベラリズムへの批判と等しい。
0091考える名無しさん
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2017/09/16(土) 17:45:03.900
ポスト・モダン批判は全体主義思想=カルト専制に対する批判となる

リベラリズムはルネッサンス、宗教改革、アメリカ独立革命、フランス革命を経た啓蒙思想から出た概念で、
その大元となった考えはキリスト教やプラトン哲学が持つ“中核的な”価値観である。
一方ポスト・モダンはニーチェ、ハイデガーの思想を元にしている。それがフランス現代思想の基になっている。
ハイデガーの思想はギリシャのプラトン哲学、ユダヤの一神教を否定する思想である。
(ハイデガーが否定する)一神教やプラトン哲学を土台にして今の立憲主義、議会制民主主義が生れてきた。
だからこれを否定すれば立憲主義や民主制を否定することになる。
またプラトン哲学は幾何学を基盤として成り立っている。だからその否定は数学を否定することにつながる。
数学は真理を見出すためのあらゆる議論の雛形を提供する。その否定は、
(一般人が疑問とする、社会的な問題に関する)如何なる議論も有効に噛み合わないように働く。
単なる《多様性》とは全てが『自分は正しい』という話しで、《譲らない》ということである。
全てが《譲らない》中で真に何が正しいのかが分らなくなる。こうして民衆は強い指導者を期待する。
その中で最終的に強者の意見が社会“全体に”押し付けられることになる。
ポスト・モダンは専制体制を進める独裁者に対して個々人の権利や尊厳を弱めるように働く。
従ってポスト・モダンの追求は前近代への逆戻りとなる。
0092考える名無しさん
垢版 |
2017/09/16(土) 18:53:12.390
>>91
ならば「本当の正しさ」は何処にあるんですか?教えて下さい。
0093学術
垢版 |
2017/09/16(土) 19:22:22.490
哲学は書物の流れではない。
0094考える名無しさん
垢版 |
2017/09/16(土) 20:06:11.960
社会的、理性的自由とポストモダンが標榜する無原則、衝動的自由とは根本から異なる概念である
哲学の歴史とは、ノモスとピュシス、ビオスとゾーエといった、本能と理性との二項対立に依って置き換えられるが
論理としての整合性は理性の演繹的活用でのみ解消され得る、このことから導き出される結論によって
哲学が論証しようとしたリベラリズムが後者ではないことが明確に示される
0095考える名無しさん
垢版 |
2017/09/16(土) 22:37:03.910
NHK 日本海軍反省会400時間の証言

元少佐:
相当の者が、本当に日本の自存自衛の為に、日本の独立を守っていく為には戦争をせざるを得ないんだと、
そういう考えで戦争に走ったんだと思うんですよ、そうじゃないんでしょうか。

軍令部元大佐:
うーん、それだと非常に良いんですがね、そうじゃないから問題になっているんです。

元少佐:
何の計画も勝算も無しにですね、名義の無い強盗侵略戦争をやったということが事実なんですか。
それを我々は認めるんですか。

軍令部元大佐:
負けると思ったほうは内乱を恐れてやったと、
それから内乱を起こそうという連中はですね勝つと思っておった訳です。

ナレーター:
多くの将校はアメリカとの戦争に不安を抱きながらも早期の開戦を主張する軍令部に引きずられて行った。
0096考える名無しさん
垢版 |
2017/09/16(土) 22:38:33.170
三代一就元中佐:
何故あなた(永野軍令部総長)は戦争に賛成するような態度を取られたのか…(と聞いたら)
海軍が戦争できないと反対したら、その右翼や陸軍がですね、これに対して内乱を起こすと言うんですよ。

ナレーター:
当時陸軍は中国との戦争で数十万にのぼる死傷者を出しており今更撤退できないと主張、
東条英機陸軍大臣は撤退すれば陸軍はがたがたになる、統制がきかなくなると警告していた。

三代一就元中佐:
内乱を起こすと人数上海軍はかなわんから何ヶ月か後に鎮定されて結局そういう連中、
右翼の内閣が出来て時期を失して日本として不利な時期に戦争をやらなきゃならんと、いうことになると。
そういうことよりもどうせ戦争やらなきゃならんというなら
少しでも勝ち目のある間にやるべきだということが僕(永野)の考えだと、こう言われましたね。

ナレーター:
永野総長は陸軍の内乱、クーデターによって海軍が支配下に置かれる事態を恐れていた。
開戦を決断したのは海軍という組織を陸軍から守るためでもあった。
太平洋戦争の大儀、自存自衛、アジアの開放をこの日、軍令部の参謀達が語ることは無かった。
0097考える名無しさん
垢版 |
2017/09/16(土) 22:40:27.890
軍令部作戦課佐薙元大佐:
本当に、あのー、国力、その他検討して対米戦勝てるのか勝てないのか、
いうようなことを真剣に検討しなかった。

海軍省兵備局保科善四郎元中将:
…作文は出来ておったんです、計画が。まるで使う事が出来ないような兵器まで載せてる訳だ、
帳面を合わせるために。

ナレーター:
高田元少将はそこ(他所の海軍関係者とのインタビュー)で戦争への準備をせまった当時の思惑を証言していた。

高田元少将:
それはねえ、デリケートなんでね、予算獲得の問題がある。
いやー、それが国策で決まると大蔵省なんかがどんどん金くれるんだから。
それが国策としてきまりゃーですよ、臨時軍事費がどーんと取れる…
ですからね海軍の心理状態は非常にデリケートで…日米交渉妥結したいと、
戦争しないで片付けたいと、しかし…海軍に意気地がない…とか言われる事はしたくないと
0098考える名無しさん
垢版 |
2017/09/16(土) 22:41:56.950
ナレーター:
アメリカとの対立を煽り軍事予算を出来るだけ獲得、その後にアメリカと妥結する。それが狙いでした…
しかし、それは国民の命を危険に曝す事と引き換えでした。

高田元少将:
ですからねえ、国家の将来なんか考えるよりもですね、考えなきゃいけないんでしょうね本当は、
いけないんでしょうけれどもね、もう自分の部局部局でやりまして、
もう上の人が決めてくれるもんだとこう思ってますからねえ。

ナレーター:
海軍が戦端を開いたアメリカとの戦争。自ら煽り立てた対立が予想を超えてエスカレートした結果だった。
0099考える名無しさん
垢版 |
2017/09/16(土) 22:43:24.010
>ならば「本当の正しさ」は何処にあるんですか?教えて下さい。

国力が十倍程度違うけど、
今、マレー半島、真珠湾を奇襲して英米に戦争を仕掛けて勝てるのか?
サイパン島が陥落したけれど本土決戦してアメリカに勝てるのか?
勝てると主張する者と、勝てっこないと考える者と…。かつて対立があった。
英米との戦争に反対するグループが226事件を起こすなどした。

ttps://www.youtube.com/watch?v=BuJA5JOKRy4&feature=youtu.be&t=2201
【言論アリーナ】明治憲法はなぜ破綻したのか〜日本的意思決定の罠〜 片山杜秀×池田信夫

主謀者は逮捕されて殺された。
で、どちらが正しいのか。戦ってみたら解る。だがその時は手遅れになる。
検証どころか自分は死んでいるかもしれない。国自体が亡んでいるかもしれない。
で、事前にどう判断するのか。日本はアメリカと戦うべきなのか、べきでないのか。
真実はどちらなのか。
《226事件を起こした者を逮捕し、粛清した者らはその後対英米戦争を強行して日本を潰し、
自国民を310万人も殺して敗け、GHQに逮捕された。226事件を起こした側の判断が正しかった》
で、あなただったら事前にどう考えるのか。どう筋道を立てて考え、結論を出すのか。
その結論をどうやって反対の者に説明するのか、説得するのか。先ずそれをお話し下さい。
0100考える名無しさん
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2017/09/16(土) 22:45:19.080
川田稔「昭和陸軍の軌跡−永田鉄山の構想とその分岐」

翌年七月、絶対国防圏の要衝サイパン島が陥落。
それによって日本本土がアメリカ長距離爆撃機の空爆範囲内に入ることとなり、
本土主要都市への本格的空襲がはじまった。
これを契機に東条内閣は重臣や宮中側近らによって総辞職に追い込まれる。
ただ、東条失脚後も陸軍内ではなお統制派系幕僚が主導権を握っていた。
この段階では、太平洋の戦局からみても、国際情勢からみても、
すでに長期的には日本の敗北は確実となっており、即時休戦ののち講和協議へ入る選択肢も当然ありえた。
だが、陸軍内では、非統制派系の戦争指導班…や参謀本部情報部の一部で、
ソ連を通じた早期講和が模索されていたが、統制派系の主流派は継戦方針を変えなかった。
太平洋戦争中の日本人兵士戦死者二三〇万人の大部分、
民間人死者八〇万人のほとんどは、このサイパン陥落以後に犠牲となったのである。
0101考える名無しさん
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2017/09/20(水) 03:39:08.170
>>92
「正しさ」ってのは人工物であって人を超えた正しさはないよ、ないけど一切ないと認めてしまうと人間最後には自分一人だということになって
人類は協力することも社会を作ることもできなくなるので人間は建前としての「人を超えた正しさ」を作らなければならない
これが宗教だったり王権だったり思想だったりしてきたわけだけど、それってつまりは「何が正しいかを決定する機関」なわけで
そんな「掴んだが最後、悪用し放題」な絶対権力はどうあがいても闘争と腐敗を招く
ただ一応神官→王侯貴族→民衆と「正しさを決める作業」に関われる人間は増えて行ってるんだけどね

つまり「本当の正しさ」は存在しないが、人はそれに代わる妥協点を作らなくてはならない
絶対の正しさがあると思ってはならないし、妥協点を作ることを諦めてもならない
0102考える名無しさん
垢版 |
2017/09/24(日) 13:57:16.870
そうすると民主主義が戦いってのは間違ってて本当は民主主義はマラソンなんだろうな
でもマラソンってやっぱ辛いから自分で走るのが億劫な奴が右翼とか左翼とかってバスに飛びつく
で自分達はバスに乗ってるもんだから気が大きくなって自力で走ってる人達を轢いて通ろうとすると
0103考える名無しさん
垢版 |
2017/10/05(木) 20:20:59.620
再帰的近代とは?
0105考える名無しさん
垢版 |
2017/10/08(日) 18:25:25.630
>>101
人を超えた正しさはない、確かに正しさとは人が定義するものだからね

だが普遍的な正しさなど存在しないとは良く言われるが、人権なんて言葉が発明されて世界に共有される
ようになっていく事態を考えるとき、これを近代以降に登場した新たな概念と見るべきでなく、人間という生命体が
本来もつ自己保存の性質から生ずる自然な感情の発露をさらに歴史的、文化史的にも検証、再定義し
人が共通にもつ正しさなりモラルが発見されてきたのだと感じる
0106考える名無しさん
垢版 |
2017/10/19(木) 15:48:28.840
すべては関係から生じる。神も個物も存在しない。構造主義。
関係でさえも波のような揺らぎでしかない。ポスト構造主義。
0107考える名無しさん
垢版 |
2017/10/20(金) 23:04:07.050
ダーウィンの進化論も構造主義っぽいね。
0108考える名無しさん
垢版 |
2017/10/29(日) 01:54:51.440
ポストモダニズム批判はカール・ポパーにその多くを依拠しています。
ポパーは政治思想的にはハイエクに近い人です。つまり右派です。
0109考える名無しさん
垢版 |
2017/10/29(日) 15:35:07.440
だから何だよ
0110考える名無しさん
垢版 |
2017/10/29(日) 15:47:17.920
>>105
>人が共通にもつ正しさなりモラルが発見されてきたのだと感じる

これは大袈裟
殺すな盗むな等古今東西で見られる普遍的なのモラルはあった
むしろ人権モデルを押し付け全てを人権モデルに包摂しその枠内で解釈しようとすることで
普遍的なモラルを確認しあう機会を失ったかもしれない
人権モデルを押し付けることで前提はどうあれ結論は同じだよねという妥協が不可能になった
0111考える名無しさん
垢版 |
2017/10/29(日) 17:53:21.000
自民支持が増えた若者は本当に「右傾化」しているのか
10/19(木) 6:00配信

 筆者が思うに、若い世代は雇用を重視し情報はテレビ以外から入手する。 一方、高齢世代は雇用の心配がなく時間があって、情報をテレビばかりに頼っているからだと思う。

 大学教員をしているのでよくわかるのだが、大学生にとっての最大の関心事は就職である。初めての就職がうまくいくかどうかは、その後の人生を決めるともいえる。

 民主党政権時は、残念ながら就職率は低く、就職できない学生が多かった。 ところが安倍政権になってから就職率は高まり、今では就職に苦労していない。正直言って学生のレベルは同じなのだが、政策によって就業者数にこれほどの差が出るとは驚きだ(図2)。

 また、身の回りで雇用状況がよいことを知っており、これは安倍政権のおかげであると実感している。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171019-00146230-diamond-soci
0112考える名無しさん
垢版 |
2017/10/30(月) 13:20:26.610
>>109
右傾化と強い相関がある一つの証拠
0114考える名無しさん
垢版 |
2017/11/06(月) 13:44:08.090
かつては、宗教や地域コミュニティの慣習が治安やモラルを維持することに機能してきたことは否定できない
しかし、現代では宗教や慣習などと言うものは迷信的なもの、そして個々人の自由を制限する、主体性を喪失させるなど
悪習を生じさせてきたと言う理解が常識的だが、刑罰を始めとして規則、ルール、一般常識、こんなことばかりを
増やすこと以外にモラルを維持することができない現代の方が遥かに個人の自由意志が制限されているものと感じる
0115考える名無しさん
垢版 |
2017/11/25(土) 01:00:10.840
21世紀の日本はここらへんの問題で相当危機的なんだよなぁ
0117考える名無しさん
垢版 |
2018/01/26(金) 03:25:41.540
>>114
その慣習が腐敗して役に立たなくなってから革命を経て民主主義と人権が作られるっていう経緯があるんだけど
お前こそほぼイメージで話してんじゃん
0118考える名無しさん
垢版 |
2018/01/28(日) 15:30:56.190
慣習は腐敗なんかしてないね、合理的な社会になって機能しなくなったと言うのが正しい
モラルというものは本来、自由を制限することで育まれるものでもない
0119考える名無しさん
垢版 |
2018/03/11(日) 04:04:34.500
とても簡単な嘘みたいに金の生る木を作れる方法
役に立つかもしれません
グーグル検索『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』

AVLJE
0120考える名無しさん
垢版 |
2018/03/11(日) 13:01:38.080
AVLJE
0121考える名無しさん
垢版 |
2018/04/20(金) 20:51:37.740
科学的相対主義批判者、疑似科学批判者が、
歴史修正主義批判には沈黙しているのはなぜでしょうか?

彼らのイデオロギーを暗示しているのではないでしょうか?
0122考える名無しさん
垢版 |
2018/04/21(土) 14:28:35.290
サッチャーからの新保守主義はポストモダニズム傾向を逆手にとったもの。
すべてを相対化していいなら保守政権だってしていいでしょ、という。
とにかく選挙でこっちは勝ってるからっていう。
それを頭悪く極めたのがトランプ。
すべてを相対化していいなら「フェイクニュース」と最高権力者が決めつけるのもありだろ、という。
0123考える名無しさん
垢版 |
2018/04/21(土) 18:13:07.160
中心以外をすべて相対化するというのは原理主義の特徴でしょ。
つまりナショナリズム以外はすべて相対的な価値にすぎないと。

それにしてもなぜ擬似科学批判者たちが歴史修正主義に対して
沈黙しているのか不思議なんですよ。
0124考える名無しさん
垢版 |
2018/04/21(土) 18:17:03.920
でも価値観て元々相対的なものではないの?
0126考える名無しさん
垢版 |
2018/04/21(土) 19:30:53.590
>>125
確か今原発関連で名前忘れたが疑似科学批判の人が議論の
真っ只中にいるみたい。それがウヨサヨの争いに飛び火してるらしい。
0127考える名無しさん
垢版 |
2018/04/21(土) 19:42:52.420
疑似科学を批判するのは特定の思想的立場などでなく常識的なことじゃないか
0128考える名無しさん
垢版 |
2018/04/21(土) 20:22:42.370
何をもって「元々」とするかが問題だけど「神」「父」「正義」の価値観は相対的なものでなかった時代はキリスト教圏で長かったよ
「文明」は今でもそうじゃないか
0129考える名無しさん
垢版 |
2018/04/21(土) 20:45:23.050
ちなみに「文明」に関しては60年代のヒッピー・ムーブメントが価値の相対化を図ったと思う。
ただヒッピー・ムーブメントにも甘さがあって、尻すぼみになった。
(日本の現代思想業界ではそもそも「関係ない」ことになっていて?
この板で言えば同時代人の柄谷行人や竹田青嗣が視野に入れていない?
のがこの業界のタコツボ性を示していると思うが、それは別の話か。)
0130考える名無しさん
垢版 |
2018/04/21(土) 20:46:43.910
キリスト教時代だって全てのひとがそれを信仰していた訳ではあるまい
価値観とは信仰だけを指すものではないしね
一人でも違った価値観を持っていれば相対的になる
家族ですら同じになることは有り得ない
0131考える名無しさん
垢版 |
2018/05/27(日) 12:15:33.070
ttp://www.yomu-kokkai.com/entry/kohpro-saiketsu
2018-05-25 自民党はデータと事実を捨て、近代国家を放棄する覚悟があるか 
高度プロフェッショナル制度の委員会採決を巡って

事実に基づく意思決定は、近代の最低条件
近代とはどういう時代であったか。それは、ルールの確立と科学の浸透の時代であった。
呪術的な権力を保持していた王政が打倒され、市民革命が起きた。
近世に始まった科学が更に浸透し、
迷信や宗教的にタブーとされていたことが次々と覆り、明るい光が当たった時代だ。
地球は太陽の周りを回り、人間は猿から進化し、
ハンセン病は前世の因縁ではなくマクロファージによるものだとわかった。
科学は、全てを事実に基づいて判断する。
それがどれほど今までの見解と違っていても、実験によって証明されなければ科学ではない。
すなわち、近代的思考とは科学的思考であり、科学的思考とは、事実を直視する思考なのだ。
近代国家とは、まさに事実に基づいて政策を意思決定することによって成り立っていた国家だ
今日の委員会採決において政府が行ったことは、事実に基づいて意思決定をする、
という近代国家の最低条件を満たしていなかった。すでにある結論に向け、事実を捻じ曲げたのだ。
これほどまでにデータやファクトが軽んじられたことは、立法府において、私の記憶する限り一度もない。
我々はよく知っている。戦艦を沈めたはずの爆撃機が、実は小舟一つ沈めていなかったことを。
そして、その結果日本がどのような煉獄に突き進んでいったか、ということを。
事実を直視できない国家がたどる末路は常に哀れなものだ。
だからこそ、近代国家はまじない師の言葉ではなく、常に事実に基づき物事を合理的に決めてきたのだ。
0132考える名無しさん
垢版 |
2018/05/27(日) 12:15:48.680
近代を捨てる覚悟を問う
高度プロフェッショナル制度の法案自体の酷さは言うまでもない。
しかし、その採決に至る経緯は、我々が近代国家として守ってきたはずの、最低条件たる
デュープロセスをずたずたに引き裂くものだった。
与党の一人一人の議員は、今まさに、日本が近代国家としての最低条件を、自ら投げ捨てている
大正デモクラシーのあとに何が起こったのか。それを我々はよく知っている。
与党と維新の議員の一人ひとりに対して、近代を放棄する覚悟があるのか、問いかけたい。
我々は今、歴史の際に立っている。
0133考える名無しさん
垢版 |
2018/05/27(日) 12:21:08.800
ttp://homepage2.nifty.com/uzankai/taisyou%20no%20yuigon.htm
山下奉文大将の遺言

これは教戒師の森田正覚氏が処刑40分前に将軍の言葉を記録したものです。
私の不注意と天性が閑曼であった為、全軍の指揮統率を誤り何事にも代え難い
御子息或は夢にも忘れ得ない御夫君を多数殺しました事は誠に申訳の無い次第であります…
皆さん方の最愛の将兵諸君の指揮官であった
「山下奉文」は峻厳なる法の裁を受けて死刑台上に上がらんとしている…
0134考える名無しさん
垢版 |
2018/05/27(日) 12:21:23.800
私の背負された一切の罪を購う時が参った…もとより私は
単なる私一個の死によってすべての罪悪が精算される…安易な気持ちを持っているものではありません
兵は国の大事にして死生の地、存亡の道なり、察せざるべからず、と孫子もいったように
兵はまさしく凶器であり、大きな罪悪でありました。この戦争を防止するため私はあらゆる努力を払いました。
然し悲しいかな私の微力よく之を阻止することが出来なかった
兵事は古えより明君賢将の深く慎み警むる所でありました。
一部の者がひとの事を断じて国民大衆を多く殺傷し
残れる者を今日の如く塗炭の苦しみに落入れたことは等しく軍部の専断であり
国民諸君の怨嗟悉く我等に集中するを思う時私は正に断腸の思がする
ポツダム宣言によって日本が賢明ならざる目論見によって日本帝国を滅亡に導いた軍閥指導者は一掃され、
民意によって選ばれた指導者によって平和国家としての再建が急がれる…が…
新日本建設には、私達のような過去の遺物に過ぎない職業軍人或は阿諛追従せる無節操なる政治家、
侵略戦争に合理的基礎を与えんとした御用学者等を断じて参加させてはなりません…
0135考える名無しさん
垢版 |
2018/05/27(日) 12:21:38.970
又此の事程実践に困難を伴うことはない…又此事なくしては民主主義的共同社会は成り立たない…
他から制約され強制される所のものでなく自己立法的内心より湧き出づる所のものでなくてはなりません…
私は何回此言葉を部下将兵に語ったこと…か。
峻厳なる上下服従の関係に在り抵抗干犯を許されなかった軍隊に於いてさえ
この事を言はざるを得なかった程道義は著しく頽廃していた
自由なる社会に於きましては、自らの意志により社会人として、否、教養ある世界人としての高貴なる人間の義務を遂行する道徳的判断力を養成して頂きたい…此の倫理性の欠除という事が信を世界に失ひ
…を萬世に残すに至った戦犯容疑者を多数出だすに至った根本的原因であると思う…
此の人類共通の道義的判断力を養成し、自己の責任に於て義務を履行すると云う国民になって頂き度い…
諸君は、今他の地に依存することなく自らの道を切り開いて行かなければならない運命を背負はされている…
何人と雖も此の責任を回避し自ら一人安易な方法を選ぶ事は許されない
0136考える名無しさん
垢版 |
2018/05/27(日) 12:22:04.520
第二に、科学教育の振興に重点をおいて頂きた度い…
現代に於ける日本科学の水準は極く一部のものを除いては
世界の水準から相去る事極めて遠いものがあるということは何人も否定することの出来ない厳然たる事実…
一度海外に出た人なら第一に気のつく事は日本人全体の非科学的生活ということ…
合理性を持たない排他的な日本精神で真理を探究しようと企てることは、
宛も水によって魚を求めんとするが如きもの…
我々は資材と科学の欠除を補ふ為に汲々とした…我々は優秀なる米軍を喰い止める為
百萬金にても贖い得ない国民の肉体を肉弾としてぶっつける事によって勝利を得ようとした…
必殺肉弾攻撃体当り等の戦慄すべき凡ゆる方法が生れました。
僅かに飛行機の機動性を得んが為には、
防衛装置の殆どを無視して飛行士を生命の危険にさらさざるを得なかった…
我々は資材と科学の貧困を人間の肉体を以って補わんとする前古未曾有の過失を犯した…
0137考える名無しさん
垢版 |
2018/05/27(日) 12:22:22.220
この一事を以ってしても我々職業軍人は罪萬死に価するものがある…
ニュービリヒット収容所に向ふ途中、ヤングの記者スパートマクミラン君が
「日本敗戦の根本的な理由は何か」と質問された時、
重要かつ根本的な理由を述べんとするに先達って今迄骨身にこたえた憤懣と…
潜在意識のなかに押込められていたものが突如意識の中に浮び上がり、
思はず知らず飛び出した言葉は「サイエンス」でありました。
敗因はこれのみではありませんが重大要因の中の一つであったことは紛れもない事実…
私がこの期に臨んで申し上げる科学とは人類を破壊に導く為の科学ではなく
未利用資源の開発或は生存を豊富にすることが平和的な意味に於て
人類をあらゆる不幸と困窮から解放するための手段としての科学であります。
0138555
垢版 |
2018/05/27(日) 12:23:47.430
ttp://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/philo/1341071064/555
★ ハイデガーは なぜ「ナチ党員」だったのか ★
ttp://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/philo/1396898238/122
Martin Heidegger 1889-1976

木田元氏が何故デカルトやプラトンを過ちだとする(似非)論理を展開し、逆にハイデガーを称賛して、
フランス現代哲学=ポスト・モダンを持ち上げていたのか。
梅原猛氏は何故デカルトやプラトンを否定し、プラトン学者の田中美知太郎氏を批判していたのか。
権力側が超越理念や事実の束縛を逃れ、自分に都合好く事実や原理(の解釈)を改変し、
自分のあらゆる行為を正当化するためだろう。ポスト・モダンはそのための正当性を与えてくれる。
それによれば『そもそも真理など存在しない』のだから。
立場の強い者は何でも正当化して弱い立場の者に押しつけられる。
それを道徳的・倫理的に正当化さえできるのだ。従わない者は『反日日本人だ』などと。
0139555
垢版 |
2018/05/27(日) 12:25:02.070
自国を潰し自国民を大量死に追い込みながら『鬼畜米英』を煽った者らが自国を敗戦させたら
(『国のために死ね』と命じて死んだ兵隊と『逃げるな』と命じて空襲で死んだ国民とを置き去りにして)
そっくり敵=『鬼畜米英』側に寝返った。寝返って助命され占領軍の代理人として自国の支配を継続した。
その代理人が占領軍に庇護されながら自分らが仕掛けた『太平洋戦争は正しかった』
『占領軍の占領政策(戦後憲法、東京裁判)は間違っている』などと
(自分たちはその、「天皇の人間宣言」、「国家神道廃止」、「東京裁判」、「戦後憲法」、「日米安保条約」
の“受け入れ”といった《交換条件》で免罪されたにも係わらず)
(戦争を強要された被害者側である国民に向かって)言っている。
『我々が命じて始めた《自国を潰し自国民を大量死させたあの戦争》は正しかった』と。
つまり『お前ら国民を殺して敗けたら敵に寝返った我々は正しかった』と。
では日本の指導者であった彼らとは何者なのか。自国を潰し敵に寝返る指導者とは何なのか。
その行為を正当化する指導者とは何なのか。
0140考える名無しさん
垢版 |
2018/05/27(日) 12:25:42.420
>ヤングの記者スパートマクミラン君が「日本敗戦の根本的な理由は何か」と質問された時、
>思はず知らず飛び出した言葉は「サイエンス」でありました
0141考える名無しさん
垢版 |
2018/05/27(日) 12:27:55.360
ttps://dot.asahi.com/aera/2018042500023.html
「世襲議員ばかり。役人を守る気などない」霞が関の官僚たちの「絶望」の声
澤田晃宏2018.4.27 07:00AERA

霞が関の官僚にとって、昨年の流行語「忖度」は、死語になりつつある
第2次安倍政権発足から5年あまり。さまざまな出来事が積み重なって、「絶望」すら見えた。
4月10日、参議院議員会館で国家公務員の働き方を考える緊急院内シンポジウムがあった。
ゲストとして登場した前川喜平・前文部科学事務次官は「公務員いじめも極限にきている」と訴えた。
すべての公務員は憲法15条に明記された『全体の奉仕者』であるが、
『一部の奉仕者』に政治が変えてしまっている。そのなかで死を選ぶ人も出てきてしまった」
「政治家は国民に選ばれた代表であり、政治家が『やる』と言った以上、役人は逆らえないし、
従うのが民主主義」(中央省庁の幹部官僚)
菅義偉官房長官に対して厳しい質問を続ける東京新聞の望月衣塑子記者のもとには、
官僚からエールが寄せられる。
「自分では口に出して言えないから、代わりに質問してくれとお願いされることもあります」
0142考える名無しさん
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2018/05/27(日) 12:28:37.710
ttps://hbol.jp/165484
安倍政権とは何か? そして何を目指すのか? 有権者に突きつけられる選択肢
2018年05月11日 田中信一郎 千葉商科大学特別客員准教授、博士(政治学)

>総力戦と精神総動員によって目指す目標は
>「本音の国家方針」と「建前の国家方針」との併存状態に決着をつける「総決算」…
>戦後の日本では、自民党・官僚・財界による国家を重視する「本音の国家方針」と、
>日本国憲法による個人を重視する「建前の国家方針」が併存してきました。
>安倍政権は、経済低迷や人口減少、国力の相対的低下等の「国難」に対処するため、
>対処への制約要件となっている「建前の国家方針」を骨抜きすることを企図しています。
>「総決算」を企図する安倍政権に対し、
>日本に関係するすべての人々は、無関心であることは可能でも、無関係であることはできません。
>なぜならば、憲法という建前、
>かつそれなりに法制度が整備されてきた国家方針の全面的転換を最終的な目標としているからです…

>安倍政権は、経産省主導政権です…
>経産省は、安倍首相にとって個人的な関係の強い省です。
>戦前は商工省として殖産興業を担い、戦時中は軍需省として物資生産を担い、
>解体を免れて通産省となった戦後は高度成長を担ってきました。
>安倍首相の祖父・岸信介は、商工省のエリート官僚で「満州国」総務部長(官房長官に相当)を務め…
>軍需省はマッカーサーの来日前に商工省へと看板を戻し、官僚機構は温存されました。
0143考える名無しさん
垢版 |
2018/05/27(日) 12:30:12.540
上層階級に《逆・フランス革命》の意識が蔓延る平成末期の末期的日本

籠池、加計問題とは一体何なのか。つまり〇〇省が
(…幕末から明治にかけて英米と結託して徳川幕府を倒し、応仁の乱以後、
関ヶ原以来の代々の武士身分を廃止して新たにのし上がった家柄の末裔ら=特権階級…、
だからこそ民主主義を廃止して天皇親政の明治時代に戻したい、と考える)
(日本会議、元生長の家の信者らが支える)□□倍政権を支えている。何のために?
福島第一原発事故の責任追及を押さえ込むために。(自らの利権である)原発再稼働を進めるために。
福島第一原発を破裂させた自らの罪を免れるため(取引条件に応じそうな)□□政権を支えている。
それで専制的な憲法改悪を進める非民主的、非立憲的な政権と取引している。
『責任追及回避に政治が協力してくれるなら政権を支えます』『ご希望の憲法改悪を支えます』と。
0144考える名無しさん
垢版 |
2018/05/27(日) 12:30:32.520
●●省は何なのか。『消費税増税をやってくれるなら、□□政権のお友達、
籠池氏の極右学園に国有地を只で提供致します』
『その代り(我が省の悲願である)消費税の増税をお願い致します』と。
(『保守革命』とやらの)民主主義と立憲主義とを破壊して極右の専制政治に戻すことを公言している
日本会議と元生長の家の信者らに支援される□□政権を〇〇省と●●省が支えている。自分たちの省益と交換に。
自分らが起こした原発事故の本当の原因と破滅的な現実が追及されないように
(例えば謀略的な記者会見を開き、吉田証言と吉田調書を一緒くたにして取り消す、等)、
たとえ日本経済が瓦解しても、国民生活が破綻しても、
(絶対に採算が取れないと国鉄、JRの技師長が判断していたリニア新幹線を
お友達のゴリ押しで復活させる一方で)
(新しい財源を得て他の省庁に睨みが効かせられるよう、国民に対して)
増税できるように、
0145考える名無しさん
垢版 |
2018/05/27(日) 12:31:30.420
つまり省益追及と近代国家の根幹である立憲主義とを“取り引き”しようとしている。
今の官僚と幕末以来のパワー・エリートの末裔らが…。
今の権力を保とうとする者らと過去の権力を取り戻そうとする者らが…。
近代国家の理念を売り渡そうとしている。
それを国民が『森友なんか大した問題ではない』と考えて黙っている。
国家として、社会として、これ以上の頽落があるだろうか。
0146考える名無しさん
垢版 |
2018/05/27(日) 12:32:37.250
ttp://blogos.com/article/296379/
国家公務員一般労働組合 2018年05月11日 15:38

昨日の柳瀬氏の国会答弁を聞いていて安倍内閣が倒れては困るのは、
経済産業省のキャリア官僚ではないかと思いました。第2次安倍内閣になって経済産業省は官邸を牛耳り、
官邸主導による産業競争力会議や規制改革会議などを通じて自分たちのやりたい施策
(社会保障費の削減、年金積立金を使っての株価操作、
労働者保護の破壊、国家戦略特区による規制緩和等)を進めてきました。
前から経済産業省は他省庁の縄張りにまで口を出すので霞が関の嫌われ者でしたが、
官邸を牛耳ることによって大手を振って他省庁の庭先に入り込むことができました。
その結果、今は経済産業省に対する他省庁の恨みつらみは頂点に達しているのではないかと思います。
もし、安倍内閣が倒れたら、経済産業省に対するさまざまな攻撃が始まるのではないかと
戦々恐々の日々を過ごしていて、
そのため、恥も外聞もなく安倍首相を支えるのに必死なのではないでしょうか。
0147考える名無しさん
垢版 |
2018/05/27(日) 12:54:42.540
どうも生意気なことを書いてすいません。皆さま方にお詫びいたします。
0153考える名無しさん
垢版 |
2018/10/15(月) 09:23:34.780
ソーカル事件に便乗したいくつかの人々は右派ばかり保守派ばかり。
いつも決まって左派系の雑誌を攻撃している。
これには明らかなイデオロギー的根拠がある。
ソーカルが左派を自称するのは疑わしい。現実に起こっていることの間に齟齬がある。
0154考える名無しさん
垢版 |
2018/10/15(月) 09:25:44.900
アラン・ソーカル氏は実際には「隠れ優生主義者」もしくは「隠れ人種主義者」
すなわち「隠れ生物学的差別主義者」ではないかと確信している。その疑惑がある。
0155考える名無しさん
垢版 |
2018/10/23(火) 12:40:43.250
ポストモダンの学者らが批難を浴びたのは思想的な背景とかじゃない
やってたことがほんとにバカだったからだろ
0156考える名無しさん
垢版 |
2018/10/23(火) 16:54:25.150
三世紀早すぎた現代の地動説
0157考える名無しさん
垢版 |
2018/10/30(火) 03:43:42.590
貢献してるに決まってるでしょ
近代主義の否定をイデオロギーの中核とすることと保守主義がいかに相性がいいか考えたら自明
0158考える名無しさん
垢版 |
2018/11/10(土) 11:54:47.810
決定論的宇宙論の立場をとらない思想哲学運動がある。それがポストモダニズムだ。

ポストモダニストは言うだろう。神?
それはおそらく人類が社会的につくりあげた無意識の構築物であろう。
それにもかかわらず、その事実を忘却するイデオロギーのベールで覆われた存在、
それが神だ、と。
0159考える名無しさん
垢版 |
2018/11/10(土) 13:03:55.080
>>157
理性の万能を信じて結実したマルクス主義が最大のカルトになっていった理由を反省してからだな
0160考える名無しさん
垢版 |
2018/11/10(土) 13:10:35.590
ポモは哲学っぽさの追求で
音楽でいえば現音、美術でいえば概念芸術
つまり高踏的な芸術になっちゃった!

だからポモ論者の現実的な意見や評論て
別にポモ使わなくても主張できるやんというwwww
0161考える名無しさん
垢版 |
2018/11/10(土) 13:28:28.820
明確な正解をもたない「芸術」とポストモダンは元々親和性が高いんだろうな
往来をフルチンでダンスして芸術とみるか公然わいせつとみるかはセンスの違いなんだろう
だけど求められる回答が一定程度ハッキリしてる政治や倫理に
ポストモダンの出る幕はないよ
0162考える名無しさん
垢版 |
2018/11/10(土) 14:45:28.26O
(/ω\*)
0163考える名無しさん
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2018/11/10(土) 15:35:03.450
異常でもなんでもないだろう。
人生に悩みを抱える現代人の生活だ。
凡人にはアドラーとかをやらせとけばいい。
0164考える名無しさん
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2018/11/10(土) 18:11:21.750
イスラム原理主義やキリスト教福音主義から一番遠いのがポストモダニストだよ。
ポストモダニストはあらゆる種類の神を相対化し、神が存在するにしろしないにしろ、
そこに絶対真理的ないかなる位置づけを与える可能性をも拒否している。

それに対して啓蒙主義者は一神教を自然哲学や自然科学にまで拡張しようと改良しただけ。
0165考える名無しさん
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2018/11/10(土) 18:27:47.400
自然の摂理ってのはキリスト教の教えで、
自然科学とは全く関係ないって本当?
0167考える名無しさん
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2018/11/10(土) 18:31:23.560
ならポモでイスラム教をEUから
排除することも簡単なのかな

迷信深い人間は市民として不適格だろう
0168考える名無しさん
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2018/11/10(土) 18:35:26.660
>>6
ポモは広がってないよな
その意味ではフーコーやサイードは理屈として影響大きい
右のポリコレ棒にすらなってる
0169考える名無しさん
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2018/11/10(土) 18:49:55.410
国家神道に対してネトウヨもそれは発明された伝統だ、
キリスト教を真似ただけで日本は神仏習合だったんだ、
ていう場合がある
これは近代批判でポスコロ的な発想だが
今は左翼だけの理屈ではない

一方ポモだと神仏習合も同じじゃん
こしらえたんだろ、特別扱いしないよ
やっぱ政治だろってなる

でもさ、これ今進む伝統化を擁護「したい」時には
当然だけども、やはり必要な近代批判まで
封じ込める作用もあるよね
0170考える名無しさん
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2018/11/10(土) 21:17:01.170
>>158
>決定論的宇宙論の立場をとらない思想哲学運動がある。それがポストモダニズムだ。

ポストモダンはニューアカ、新マルクス主義の別名であり、宗教と自由主義(自由と正義)に対する敵意をむき出しにした反社会思想だ

tarafuku10@tarafuku10
第2に、自由意思に基づく自由貿易がすべての人に恩恵をもたらすという思想、すなわち自由市場の否定である。
資本主義により、何億もの人々が、歴史上で初めて、衣食住や移動に困らなくなり、娯楽や旅行を楽しめるよう
にすらなったのだが、彼らはそれを認めようとしない。

tarafuku10@tarafuku10
米国で(そしてその他の国々でも)貧困に分類される人々は、基本的ニーズを満たすことができるようになっている。
ところが、最近まで大学の急進派に人気が高かったベネズエラでは、かつては繁栄していたにもかかわらず、
今では中産階級がトイレットペーパーを手に入れるために行列を作っている。

tarafuku10@tarafuku10
第3に、アイデンティティ・ポリティクスである。ポストモダニストは個人を信じない。
個人は、人種、性別、性的指向の事例の1つにすぎない。また、あなたは犠牲者か抑圧者のどちらかである。
前者が悪いことをすることはないし、後者が良いことをすることはない。

tarafuku10@tarafuku10
私たちは、こうした残忍な観念が拡散するのを防ぐため、何十年にもわたる冷戦を戦った。
しかし、彼らはアイデンティティ・ポリティクスに姿を変えて戻ってきたのだ。ポストモダン・新マルクス主義という
腐敗した思想にふさわしい場所は、歴史のゴミ箱の中である。

tarafuku10@tarafuku10
ところが私たちは、西洋の中心的な価値を何世代にもわたって伝えていくべき機関(大学)において、(新マルクス主義の)
継続を支援してしまっている。私たちが止めなければ、ポストモダニズムは、既にアメリカや西洋の大学に対して行っ
たことを、アメリカや西洋の社会に対しても行うだろう。(了)
0171考える名無しさん
垢版 |
2018/11/10(土) 21:17:14.710
反ポモには反マルキスト色が色濃く出ている。そこに彼らの政治的動機が現れている。
右傾化に貢献しているのはまったく反対。アラン・ソーカル氏を祭り上げている側だろう。
0172考える名無しさん
垢版 |
2018/11/10(土) 21:17:27.440
>>170

ポストモダン・実存主義・構造主義・ポスト構造主義というどれに類似品の焼き直しの詐欺理論があるが、それの代表的な言説だ

「人生はゼロが無理数=不合理であるような微積分学として定義できるでしょう。
この式はほんのイメージ、数学的隠喩です。私が「無理数=不合理」と言うとき、
何も私はある種のはかり知れない情動の状態を指しているのではなく、正確に虚数といわれているものを指しているのです。」
ジャック・ラカン(フランスの哲学者)
0173考える名無しさん
垢版 |
2018/11/10(土) 21:17:44.540
>>172

ざる。@kana_ri_saru
日本の左翼たるもの反合理主義反科学主義相対主義の精神で、なにについても「不確かだ」
と言うべきなのに、いつも自分だけ断定しているから「そういうのがーーーー柄谷だ」っていってるんだよね……
0174考える名無しさん
垢版 |
2018/11/10(土) 21:18:10.580
>>173

マルクス極左主義者が好むのが実存主義、ポストモダン、構造主義であり、これには倫理観も正義や悪も存在しない
なぜなら実存主義者にとって真実(従って善悪)は存在しないからだ
唯一の原理は、全ての行動(犯罪、嘘、詐欺、洗脳)は自由だが、その結果を受け入れねばならないということだけだ

実存主義者にとっては現実(実存)が先に来るために、良いことも悪いことも存在せず、善も個人的な意見に過ぎない
意見は一時的で変化するものに過ぎないからだ

自由主義(自由と正義)との根本的な違いは、自由だけが存在し正義が存在しない。これには一つ大きな問題がある
真実・正義がないとするなら、どんな悪行も自己弁護が許されるし、悪行の口実とされる(儒教の価値観が単なる序列主義に還元されるのと同様な現象)

だとすると実存主義において民主主義は一意見に過ぎず、必ずしも良いとは言えない一部の偏った意見ということになる
正義が存在しないとするなら、社会の数割でも奴隷制や身分差別を認めていたり、数割でも独裁制・圧政を認めその力が強固
であれば独裁制も認められる口実となるだろう

人間が腐敗しやすい生物だという認識にたとば、人類を劣化させる最短の方法と考えて良いだろう

真実がないという状況は、快楽主義、物質主義を生み、思い上がりはカルトの教祖を生み、西部邁のような知識人を自称する教祖が生まれるというわけだ
0175考える名無しさん
垢版 |
2018/11/10(土) 21:19:13.680
イスラム原理主義者がアラン・ソーカルよりもポストモダニストのほうに好感をもつだろうか。
それは事実に反するだろう。
0176考える名無しさん
垢版 |
2018/11/10(土) 21:19:18.800
>>158 はポストモダニズムが自由主義と適合するなどという荒唐無稽な主張を他のスレでしている

自由主義(自由と正義)はアウグスティヌスに代表されるキリスト教精神の代表的思想でありキリスト教そのものだ
ポストモダン・ニューアカ・新マルクス主義左翼に代表される自由しかない偽自由主義ではない

アダム・スミスと類似した思想をもつバークやアクトン、トーマス・ジェファーソン、ベンジャミン・フランクリンも同様だ

Adam Smith
Every part of nature, when attentively surveyed, equally demonstrates the providential care of its Author,
and we admire the wisdom and goodness of God even in the weakness and folly of man.

the happiness of mankind, as well as all other rational creatures, seems to have been the original purpose
intended by the author of nature, when he brought them into existence ... By acting according to the dictates
of our moral faculties, we necessarily pursue the most effectual means for promoting the happiness of mankind,
and may therefore be said, in some sense, to co-operate with the Deity, and to advance as far as in our power
the plan of Providence.

Benjamin Franklin
You will see in this my notion of good works, that I am far from expecting to merit heaven by them. By heaven
we understand a state of happiness, infinite in degree, and eternal in duration: I can do nothing to deserve such rewards.
He that for giving a draught of water to a thirsty person, should expect to be paid with a good plantation, would
be modest in his demands, compared with those who think they deserve heaven for the little good they do on earth.
Even the mixt imperfect pleasures we enjoy in this world, are rather from God’s goodness than our merit: how
much more such happiness of heaven!

https://www.economist.com/blogs/erasmus/2017/01/faith-barack-obama
0177考える名無しさん
垢版 |
2018/11/10(土) 21:20:43.510
>>176

バークやアクトンといった自由主義保守思想の代表格は自由主義者(自由と正義)であるが
思想をキリスト教から派生させたことはわかる

2 Corinthians 3:17
Now the Lord is the Spirit, and where the Spirit of the Lord is, there is freedom.

2 Peter 2:19
They promise them freedom, but they themselves are slaves of corruption. For whatever overcomes a person, to that he is enslaved.

1 Corinthians 6:12
“All things are lawful for me,” but not all things are helpful. “All things are lawful for me,” but I will not be enslaved by anything.

Romans 8:21
That the creation itself will be set free from its bondage to corruption and obtain the freedom of the glory of the children of God.

1 Peter 2:16
Live as people who are free, not using your freedom as a cover-up for evil, but living as servants of God.

1 Corinthians 10:29
I do not mean your conscience, but his. For why should my liberty be determined by someone else's conscience?

1 Corinthians 9:19
For though I am free from all, I have made myself a servant to all, that I might win more of them.

新約聖書は自由と正義の言葉で溢れ返っている

13世紀にマグナ・カルタが成立し、後日、アメリカ合衆国の誕生にもつながる
0178考える名無しさん
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2018/11/10(土) 21:21:14.390
>>177

法律を超えて絶対に踏み越えてはならない善と悪のラインは存在する
これを超えたものを罰しなければ悪人は悪を自由に行えるようになる

自由主義は自由と正義の二大看板がないと成立しない構造を持つ
そのため善と悪の相対主義、悪人の意見も聞く、議論をするような弱腰は自由を失うための最短コースだ

正義が破壊され社会は腐敗し、世界的な競争に取り残され、国民はますます貧しくなり、国情は不安定化していく
正義を失えば自由も失われるのであり、それは国民の多くが奴隷や家畜になる道だと言える

日本人は民主主義を単なる社会システムと考えがちだが、長年、民主主義を実践してきたアメリカ人からするとキリスト教と民主主義が不可分という理解となる

単なるシステム化された民主主義は専制主義や官僚・選民主義となる事を理解し、その特効薬が宗教(キリスト教)とする
最終的には宗教に力がないと、自由主義は拝金主義・物質主義にとって変わり、民主主義も儒教選民主義、縁故主義に変質する

F.D. Roosevelt
"Those forces hate democracy and Christianity as two phases of the same
civilization. They oppose democracy because it is Christian. They oppose
Christianity because it preaches democracy. Their objective is to prevent
democracy from becoming strong."

これらの勢力(ナチスと共産主義)は文明の2つの段階である民主主義とキリスト教を憎む

Flag of the United States of America, and to the Republic for which it stands, one Nation under God,
indivisible, with liberty and justice for all.
0179考える名無しさん
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2018/11/10(土) 21:21:37.100
ここのスレッドが>>1の疑問を明らかにしてくれるだろう。
インターネット上でビッグデータを集めて検証することでも調べられるかもしれない。
アラン・ソーカル氏を担ぎあげているイデオロギーが右か左か、それも明らかになるだろう。
0180考える名無しさん
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2018/11/10(土) 21:21:51.380
>>178

Flag of the United States of America, and to the Republic for which it stands, one Nation under God,
indivisible, with liberty and justice for all.

両親の赴任でアメリカに渡った5歳の甥っ子が「忠誠の誓い」「私はアメリカ合衆国国旗と、それが象徴す
る、万民のための自由と正義を備えた、神の下の分割すべからざる一国家である共和国に、忠誠を誓います」
をスラスラ英語で朗出来るようになってビビった。日本国籍であろうとも幼稚園で必修らしい。
seaple0425

F.D. Roosevelt
"Those forces hate Democracy and Christianity as two phases of the same civilization."

F.D. Roosevelt
"I am certain that the rank and file of patriotic Republicans do not realize the
nature of this threat. They should remember, and we must remember, what
the collaborative understanding between Communism and Nazism has done
to the processes of democracy abroad"

ナチスは神の否定をする共産主義者たちと同じように無慈悲である

F.D. Roosevelt
"The Nazis are as ruthless as the Communists in the denial of God."
0181考える名無しさん
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2018/11/10(土) 21:23:00.980
>>158 による >>172 の解釈
>そのラカンの文は隠喩と明確に書かれてあるじゃないか?

「人生はゼロが無理数=不合理であるような微積分学として定義できるでしょう。
この式はほんのイメージ、数学的隠喩です。私が「無理数=不合理」と言うとき、
何も私はある種のはかり知れない情動の状態を指しているのではなく、正確に虚数といわれているものを指しているのです。」
ジャック・ラカン(フランスの哲学者)

科学的思考、論理的思考とは適合しがたい隠喩ではある

https://note.mu/shinkai35/n/n37779516e099

リンクはソーカル事件とその登場者達もまとめられているので、参考になるだろう

日本代表の皆さん、ありがとう!@libegiman
2017年10月18日
千葉雅也などは正に「ふり」だよなあ。ドヤ顔で「天才的(と彼自身が思い込んでいる)発想」をつぶやいている
が、専門家の批判やツッコミに顔を真っ赤にしている様がツイート越しにまざまざと見えるので、彼のような若手
学者の筆頭ですら「詩人気取りの俗人」かと残念な気持ちになる。

しんかい38(山川賢一)@shinkai35
2017年2月11日
千葉雅也のアンチエビデンス論、ゼロ年代以降どんどんエビデンスを求められる息苦しい社会になった……てそりゃ
ソーカル事件でポモへの風当たりが強くなったことをそう感じてるだけじゃないの?というぼくの批判がこれです

905ニュースソース検討中@自治議論スレ2018/07/26(木) 00:42:10.96ID:2I67JQTs
>>904
同値変形を分かってなさそうだな
0182考える名無しさん
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2018/11/10(土) 21:23:30.990
ここのスレッド自体が>>1の仮説を証明してくれるだろう。それだけではない。
インターネット上のビッグデータによっても>>1の仮説の蓋然性が証明されることだろう。
0183考える名無しさん
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2018/11/10(土) 21:23:59.890
>>172

カルト宗教であるマルクス教ポストモダニスト派の論証法

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E8%A8%BC%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7#cite_ref-3
「ある社会に共産主義革命がおこれば「唯物的段階にあったからだ」発生しなければ「まだ唯物的段階になかったからだ」と
無謬の論証が可能になっている。」

マルクス主義は屁理屈で成り立つから、屁理屈を補強する屁理屈であるポストモダニズムが支持された

https://plato.stanford.edu/entries/postmodernism/
The term “postmodernism” first entered the philosophical lexicon in 1979, with the publication of The Postmodern Condition
by Jean-François Lyotard. I therefore give Lyotard pride of place in the sections that follow. An economy of selection dictated
the choice of other figures for this entry. I have selected only those most commonly cited in discussions of philosophical
postmodernism, five French and two Italian, although individually they may resist common affiliation. Ordering them by
nationality might duplicate a modernist schema they would question, but there are strong differences among them, and
these tend to divide along linguistic and cultural lines. The French, for example, work with concepts developed during the
structuralist revolution in Paris in the 1950s and early 1960s, 「including structuralist readings of Marx and Freud. 」
0184考える名無しさん
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2018/11/10(土) 21:25:05.230
>>183 >>158 >>1 >>2 >>3 >>4 >>5

ポストモダニズムはマルクス新興宗教の一派なのでカルトないしセクトではある

https://jordanbpeterson.com/philosophy/postmodernism-definition-and-critique-with-a-few-comments-on-its-relationship-with-marxism/
Postmodernism is essentially the claim that (1) since there are an innumerable number of ways in which the world can be interpreted and perceived (and those are tightly associated) then
(2) no canonical manner of interpretation can be reliably derived.

That’s the fundamental claim. An immediate secondary claim (and this is where the Marxism emerges) is something like “since no canonical
manner of interpretation can be reliably derived, all interpretation variants are best interpreted as the struggle for different forms of power.”

There is no excuse whatsoever for the secondary claim (except that it allows the resentful pathology of Marxism to proceed in a new guise).
0185考える名無しさん
垢版 |
2018/11/10(土) 21:25:21.370
アラン・ソーカル氏は反共主義者であるあまりに、
ポストモダニズムの言説にその臭いを嗅ぎつけ、
異常にそれに憎悪を抱いたのだと推定される。
この仮説もいずれ証明されることになろう。
0187考える名無しさん
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2018/11/10(土) 21:29:20.790
>>184 >>1

ポストモダニズムはマルクス主義2.0運動であるため、その批判がキリスト教から派生した自由主義(自由と正義)から来るのは自然なことだ
0188考える名無しさん
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2018/11/10(土) 21:31:37.250
ポモポモうっさいねエコラリアかい?
0189考える名無しさん
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2018/11/11(日) 14:17:47.900
>>172
どう考えても意味が理解できない
もうムリだ
人生は微積分学?
ゼロが無理数=不合理であるような微積分学?
無理数=不合理→虚数?
ここまでくるとハンプティダンプティだろ
0190考える名無しさん
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2019/01/06(日) 22:53:50.950
施光恒「本当に日本人は流されやすいのか」(今こそ「和魂洋才」に立ち戻れ)

ジーレンジガーのひきこもり現象や日本社会に関する議論は、米国的なものの見方…を基準とし…
日本社会を断罪するものだ。一面的・一方的な見方に満ち溢れており、的外れな個所が多い。
ジーレンジガーのひきこもり論や関連する日本社会批判に疑問を提示するのは難しくない…
ジーレンジガーの分析が正しく、ひきこもりとは日本の集団主義的かつ
同調主義的な社会が創造的・個人主義的精神を備えた若者を抑圧している結果だとすれば、
ひきこもり現象はもっと早い時期に、つまり、ジーレンジガーが集団主義的で抑圧的だと批判する
日本型社会システムが確固として存在した70年代から80年代に現れてきたはずではないのか。
そして、構造改革による日本型社会システムの改造とともに、徐々に少なくなっていかなければおかしい。
だが、ひきこもり問題が認識され始めたのは、日本型社会システムが揺らぎ、
その抜本的改革が開始された頃である。時間的な辻褄が合わない。
0191考える名無しさん
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2019/01/06(日) 22:55:43.050
これは、ひきこもりの原因を、集団主義的日本社会による個の圧殺という図式に
押し込めるジーレンジガーの診断が誤っていることを物語っている。
…ひきこもりは、90年代前半にその存在が認知され始め、
90年代後半から2000年代初頭にかけて社会問題としてさかんに報道されるようになった。
ちょうど「グローバル・スタンダード」という言葉がもてはやされ、構造改革が本格的に開始された時期と重なる。
そして、構造改革路線は、かつての日本型社会システムを着実に破壊しつつ、
長らく日本の各種政策の主流の地位に今でもとどまっている。
同様に、ひきこもり現象も現在まで深刻な社会問題であり続けている。
むしろ、構造改革路線が、
ひきこもり現象の発生と密接に関わっていると推測するほうが自然である。
0192考える名無しさん
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2019/01/06(日) 22:56:31.580
>ジーレンジガーの分析が正しく、ひきこもりとは日本の集団主義的かつ
>同調主義的な社会が創造的・個人主義的精神を備えた若者を抑圧している結果だとすれば、
>ひきこもり現象はもっと早い時期に、…70年代から80年代に現れてきたはずではないのか。
>そして、構造改革による日本型社会システムの改造とともに、徐々に少なくなっていかなければおかしい。
>だが、ひきこもり問題が認識され始めたのは、日本型社会システムが揺らぎ、
>その抜本的改革が開始された頃である。時間的な辻褄が合わない。
0193考える名無しさん
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2019/01/07(月) 00:07:43.060
稲村博「黙示録2025年」1985年

漱石の描く遊民は、いくつかの点で、今日の青年の「無気力」に生き写しなのです…
この仕事を続けていて最近とくに青少年に関してつくづく感ずることがあります。
陸続と生じてくる問題事例の多さに
あたかも大海の水をひしゃくで汲むような無力感を覚ることもさることながら、
最近の青少年が以前とは違う独特の特徴を帯び、それがますますつのっていることを肌で感ずるのです。
私たちの時代が快適さの背後にはぐくんでいるかつてない危機を考えますと、
私はひとりの臨床家として、持ち込まれる問題事例の治療だけに専念しているだけでいいのか、
それでことが済むのかという強い不安にとらわれざるを得ません…
しかし目を転じてわが国の青少年を見ますと、はるかに強い戦慄に似たものを感じてしまうのです…
最近では、夜更けにふと、何か形容しがたい、黙示録的ともいえる危機感に襲われて目覚め、
目覚めてみると冷や汗をかいている、といったことさえまれではありません。
0194考える名無しさん
垢版 |
2019/01/07(月) 00:11:42.230
私たちの仲間はこのところ、青少年健康センターという、
日本でこれまで極端に遅れている分野の施設を造ろうと、懸命に努めています。
一方ではそれも絶対必要なのですが、青少年に関してはるかに大きな課題があるわけです。
それを誰かがかたり叫ばねばならないと痛感し、…あえてこれを広く訴えることにしたわけです…
青少年というのは未来からのメッセンジャーである、という認識にたって…
臨床家の立場に立ちながら私が考える、深刻な意味をもっているメッセージをいくつかあげていきます。

「無気力」はそのひとつで重大な意味をもつものの筆頭です。
日本の青少年はさまざまな意味で世界の青少年の中でも独特の存在だといえますが、
これはとりも直さず、日本の未来が独特であることを示唆しています…
いろいろなメッセージのうち、とくに注目される「無気力」、
すなわちアパシーについて、これが必ずしもいま初めてあらわれたものではなく、
歴史をさかのぼると、過去にも見出すことができるものだということを明らかにしたいのです。
典型的に漱石文学に、この「無気力」が描かれているのですが、
…このような歴史にてらすとき、問題なのは、今の遊民、
つまり、アパシー青年たちの後に、一体何がくるか、ということです。
0195考える名無しさん
垢版 |
2019/01/07(月) 00:19:16.690
そんなとき偶然、ある必要があって、私はさきほど紹介したような、漱石の文学に、
久しぶりで出会うことになったのでした。
…ところが今度あらためてこの遊民と出会って、大変びっくりしました。
いま私たちがたずさわっている仕事といやおうなく照らし合わせて考えざるを得ないのですが、
そんな目で遊民を見ますと実に慄然としたのでした。
最初は、あまりにそっくりなのに苦笑しながら、やがて読み進むうち声をあげんばかりに驚きました。
欽吾や須永や大助が、今日のアパシー青年と、
ほとんど同一人物かと見まごうほど似ているではありませんか。

…さて、以上、現代日本の若者が抱えている、未来からのメッセージやサインのうち、
心配なもの、気がかりなものについて述べてきましたが、
これらのうちで最も象徴的で、しかも意味するところが重大だと思われるのは、無気力です。
無気力とは、まさに亡びのサインにほかなりません。亡びといういい方がいくぶんいいすぎだとすれば、
カタストロフィーの前兆といってもいいのかも知れません。
0196考える名無しさん
垢版 |
2019/01/17(木) 14:09:48.510
>>187をはじめとする数多くの文から観察できるように
アラン・ソーカル氏をこの件で支持しているのはそのほとんどが右派だ。
このことは日本でも欧米でも大差がない。
0197考える名無しさん
垢版 |
2019/01/29(火) 21:04:09.420
東浩紀(編集)他「ゲンロン4 現代日本の批評III」

――興味深いエピソードですが、その「新しい陣容」は具体的には何を目指していたのでしょう。
八〇年代にポストモダニストたちが行った左翼の再構築は、
やはりいまから振り返ると、リアルな政治にはほとんど結びつかなかったと言わざるをえない。
冷戦崩壊の直前、政治的な小春日和の下でこそなしえた
先進諸国限定の思想運動という印象が拭えないのですが…

もちろん、ポスト冷戦世界がグローバル資本主義のヘゲモニーの下で焼け野原のようになってしまった以上、
もういちど敗戦直後の焼け跡に戻って戦後民主主義から再出発するのもいいだろうし、
そのためにも丸山眞男は高校を卒業するまでにはぜひ読むべきだと思いますよ。
戦後民主主義がいかに古く見えても、そこで提起された問題が解決されていない以上、それはいまも新しい。
ただ、丸山眞男のいう「無責任の体系」の克服にせよ、あるいは立憲制の擁護にせよ、対米従属の解消にせよ、
大昔からいわれてきた議論であることははっきりさせておくべきで、
そういう議論をさも新しいものであるかのように言い立てる連中や、
それをもてはやす連中は、どうかしているとしか思えません。
0198考える名無しさん
垢版 |
2019/01/29(火) 21:04:52.770
たしかに、文化の領域へ撤退したと思われてもしかたのない道のりを辿ってきました。
しかし…考えていること自体は最初からそう変わっていないつもりです。
逆に、いま社会問題にコミットするとしても、さっき言ったように、
とりあえずは丸山眞男のラインで行くほかなく、
実践的にはそれでいいとして、理論的にはとくに新しく言うべきこともないだろう、と。
ぼくは、古いと言われようとも、
柄谷行人が…取り出したカント−マルクスの批評的・批判的知性はいまも重要であり、
その先を目指すにせよまずはきちんと踏まえておくべきものだと…あえて言っておきたい…
最近は、いわゆるカント的「相関主義」の批判が一部で流行している。
「人間は人間が世界に投げかけたフィルターにひっかかったものしか認識できない、
その意味で客観と主観は相関的であり、
物自体・世界自体について有意味に語ることはできない」というのはあまりに人間中心主義的な見方であり、
端的に言えば人間が誕生するまえも死滅したあとも世界は人間と関係なしに存在し変化しているのだ、と…
ものすごく大ざっぱに言ってしまえば、コンピューターの発展に伴ってSF的な考え方が広がり、
一方では数学的形而上学、他方ではプログラミング的プラグマティズムとでもいうべきものが出てきた…
0199考える名無しさん
垢版 |
2019/02/02(土) 00:06:07.000
一方では、世界そのものが巨大なコンピューターであり、
そこで生ずる現象はすべてコンピューテーションである、さらに言えばそれは量子コンピューターであり、
一瞬ごとに無数に分岐する世界を紡ぎ出している、
人間はそうした膨大な計算過程のなかで、たまたま現れ、やがて消えてゆくものにすぎない、と。
ここから、人間の有限性を超越した世界=コンピューターを「神」とするSF的な神学――
とまでは言わないとしても、数学的形而上学が現われてくるわけです…
他方では、人間がプログラム総体を上から完全に統御することは可能でも必要でもなく…
複数の計算モジュールを並列して走らせておいても…うまくいくものが遺伝的に選ばれていく、
振り返ってみれば、それはプログラミングに限った話ではなく、人間社会そのものが
人間の意識や統御の外にある物たちを含んだネットワークの複合体として動いてきたのだ、と…
これは各論としては具体的なプラグマティズムになるのだけれど、
さきに述べた数学的形而上学と背中合わせになっており、
総じて現代における反人間主義ないし非人間主義を形作っているように思います。
0200考える名無しさん
垢版 |
2019/02/02(土) 00:07:01.050
新カント派から構造主義にいたる流れにおいて、人間が世界に投げかけるフィルターのなかで、
とくに言語が注目され、主体の意識よりそれに先立つ言語的構造を重視する「言語学的転回」が生じた。
それは反主体主義であり、さらに言えば反人間主義だった。
しかし、コンピューター時代になると、言語そのものがすでにあまりに人間的なものと意識され…
それを超えるさらにラディカルな反人間主義へと「思弁的転回」が生じたわけで…
そのようにして人間を相対化するという契機は哲学的にみて重要です。
ただ、「言語的転回」においてすでにそうだったように、「人間は死んだ」と宣言すると、
なんだかラディカルなことを言った気分になって高揚するという一種幼児的なロマン主義があって、
「思弁的転回」の流行もそれと無関係ではないのではないか。
そういうロマン主義からSF的な新種の神学に飛びつくというのは、
ずいぶんナイーヴなふるまいのように思えます。
0201考える名無しさん
垢版 |
2019/02/02(土) 00:07:43.410
…まったくそのとおりで、
神学(テロリストの宗教的原理主義のみならず超人間的システム論も含め)とプログラミングが勝利し、
もはや文学の入る余地はなくなったということでしょう。
しかし、個々の人間は、幻想にすぎないとしても、主観的な意識を持って行動するわけで、
それを理解しようとすれば、やはりカント主義的に考えるしかないんじゃないか。
…しかし、人間の意識においては、われわれはあくまで主体的に考えてゲームをプレイし、
発話しているつもりなので、
社会システムの制御だけが目的ならそんなものは無視していいのかもしれないとしても、
個々人に関する限り、自然科学的な「説明」で割り切るのではなく
内的な「了解(理解 Verstehen)」がどうしても必要でしょう

――たとえ主体が幻想だとしても、ぼくたちがその幻想を持つという事実は残る。
そう、その事実は無視できない…
0202考える名無しさん
垢版 |
2019/02/02(土) 13:44:52.090
>>201
そもそも主体が幻想だとすること自体が、言葉の遊びだろ?w

ポモだけではないが、哲学というのはほんとに言葉の遊びに終始してる。
0203考える名無しさん
垢版 |
2019/02/19(火) 19:00:37.410
それと同じくらい経済学も「数式の遊び」になってしまっている。
mathnessだ。
0204考える名無しさん
垢版 |
2019/06/10(月) 18:25:20.480
>八〇年代にポストモダニストたちが行った左翼の再構築は、
>やはりいまから振り返ると、リアルな政治にはほとんど結びつかなかったと言わざるをえない。
>もちろん、ポスト冷戦世界がグローバル資本主義のヘゲモニーの下で焼け野原のようになってしまった以上、
>もういちど敗戦直後の焼け跡に戻って戦後民主主義から再出発するのもいいだろうし、
>そのためにも丸山眞男は高校を卒業するまでにはぜひ読むべきだと思いますよ。
>戦後民主主義がいかに古く見えても、そこで提起された問題が解決されていない以上、それはいまも新しい。

結局、敗戦後に指摘された問題は今に至って何も解決していない。
テクノロジー(職人芸・工業化)の分野では西欧の近代化に追いついたかに見えたものの、
政治やそれを支える精神性は(上意下達の)封建時代と変わっていない。
戦後、経済発展と共に(国民相互が議論し合う)民主的社会に進むかに見えたものの、逆回転している。
伊丹万作や坂口安吾が描写した滑稽な日本人とその社会は何ら改善されていない。
0206考える名無しさん
垢版 |
2019/06/10(月) 18:30:45.750
ttps://gendai.ismedia.jp/articles/-/65088
私が一橋大学の教員を辞めた理由?国立大に翻弄された苦しい日々
ある大学教授の告白 河野 真太郎 2019.6.9

私…はこの新年度に…一橋大学大学…を退職し、専修大学…に着任した…
知人の中には「なんで?」という反応をする人もいた…
言いにくいことをはっきり言えば、一橋大学といえば研究者が望みうる最高の所属先のひとつであり、
なぜわざわざ中堅どころの私学に移籍するのか、と…
無理はない…私の今回のような移籍は、確かに一昔前であればあまりないことだった。
…しかし現在…は、私の例はかなり典型的で…直接知る範囲でも、
一橋だけではなく東大や東京外国語大学といった国立大から都内の中堅私大…への異動が多く起きている…
そしてそれは、国立大学と、さらに広く大学一般や学問が直面している危機をよく表している。
本稿で…私個人の体験がここ30年ほどの大学の変化の表現となっていることを示したい…
これは大学と学問研究一般の危機の問題に、
ひいてはこの国の高等教育がどこに向かうのかという由々しき問題につながっている…
問題は歴史的かつ構造的であり、一橋大学だけに当てはまるものではない…
0207考える名無しさん
垢版 |
2019/06/10(月) 18:31:47.580
私は一橋大学に2009年に着任し…10年間勤めた…
しかし私はその特に後半の数年間…キャンパスに足を踏み入れると気分は落ち、動悸が高鳴り、
最後のころは「辞めてやる」と心の中で唱えることで平静を保つような、危険な精神状態に陥っていた…
私は一橋大学法学部の出身であり、この大学…を…愛しており、
2009年に…母校に凱旋することに意気揚々としていた。
それが、なぜそんなことになってしまったのか?

…私が着任し…たころのこと…当時、商学部は新たな英語教育のプログラムを作ろうとしていた。
それに関する会議で、座長…の発言に、私は耳を疑った…
発言の趣旨は、旧教養課程系の英語教員が座っている椅子を、
できれば商学部で自由に使いたいということで…私は…着任して早々に、
「できればあなたには辞めてもらった方がいいのだが」というメッセージを浴びせられた…
私の一橋ライフは、これによって決定的に呪われたものになった。

その後…2015年を経て大学の内外の状況は悪化の一途を辿り、
「お前(たち)はいらない」というあのメッセージは、
結局私の頭からぬぐい去られることはなく、現在にいたる。それが、私の背中を押した…
0208考える名無しさん
垢版 |
2019/06/10(月) 18:33:45.320
では、なぜ座長は「お前(たち)はいらない」というメッセージを発したのか。
その背景には、この30年間で起きた大学の大きな変化がある。
話の鍵は、「旧教養課程」という一語である…
「旧教養」というワードは…「平成」とほぼ一致する
ここ30年間の大学改革の歴史にとって中心的な重要性を持っている…
当面の出発点…は1991年の「大綱化」で…
大綱化とは…大学評価・学位授与機構の英文資料では…deregulationと訳されて…
つまり、規制緩和である。
この時に緩和された規制とは…一般教育(教養教育)と専門教育との区分だった。
それまで大学では、2年間の「教養教育」、その後の「専門教育」の区分が義務化されていた。
大学設置基準の大綱化は、その区分を…なくてもよいとした…
各大学は雪崩をうって教養部を解体していった…一橋大学はそのひとつの典型だった…
私のような教員は、この大綱化から生まれたと言ってもよい…

とはいえ…教養対専門の分断・対立…はずっとあった。
大綱化のポイントは、教養部が解体され、人事権をはじめとする力を失って…
教養教員のポストが奪い去られつつあるということだ…
0209考える名無しさん
垢版 |
2019/06/10(月) 18:34:24.600
強調したいのは、教養教育が消え去ろうとしていることだけではない。問題はその消え去り方だ…
大綱化が、英語ではderegulation(規制緩和)であること、
つまり同時代に日本全体で進んでおり、今も終わっていない新自由主義改革の一部だったことである…
90年代の大綱化が、2000年代の国立大学法人化、
そして2015年の国立大学法人法改正と文部科学大臣通知へとまっすぐにつながっている…
そしてそれらをつなぐキーワードが新自由主義で…
平たく言って…これまで国が丸抱えで運営していた国立大学の業務を市場化すること…
つまり競争原理や成果主義を持ちこみ、運営や意志決定プロセスに一般企業的な原理を持ちこむこと。
そして…大学に「民間」の参入を促すこと、…大学業務を民間に切り売りすることである…
その「改革」の中にはいわゆる「ガバナンス改革」がある…
教授会の議決権を大幅に削減するなどして、
学長の権限を拡大する…(その内実は、上意下達以外の何物でもない)を進めた

このような意味での市場化は大いに結構、と思われる方も多いだろう…
大学をより効率的に運営し、研究や教育成果を世の中により多く、より良く還元する方法として。
だが…大学は効率化などしていない。
0210考える名無しさん
垢版 |
2019/06/10(月) 18:35:25.230
一つには…大学であれなんであれ、
これまで競争原理のなかったところに競争原理を持ちこむためには、
巨大な評価・査定の制度とプロセスを必要とする…
実際、現在の大学教員は外部資金や認証を得たり自己点検評価をしたりするための
ペーパーワークに溺れて、研究どころではなくなっている…
二つ目は、雇用の崩壊で…大学は、教員であれ事務職員であれ、正規雇用を維持する余裕を失っている。
それはとりわけ、一橋大学のような文系の大学では顕著になる。
文系大学は人が資本で…一橋は予算の65%を人件費が占めている。
予算削減は雇用を直撃する…
教員の雇用が流動化し不安定になると、じっくりと腰を据えた研究がしにくくなる。
0211考える名無しさん
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2019/06/10(月) 18:36:15.490
その結果は例えば、2015年の、
国立大学協会政策研究所所長の豊田長康氏による研究レポート
「運営費交付金削減による国立大学への影響・評価に関する研究」が衝撃的な形で示している。
それによれば2002年あたり以降、
日本の論文数は停滞・減少し、先進国中でも最も低水準に落ち込んでいる。
例えば、2013年の生産人口あたりの論文数は、
日本は31位で「東欧諸国グループに属する」という刺激的な言葉が見える。
豊田氏がその要因として挙げるのは、
フルタイム研究者の数、公的研究資金の額の減少であり、
日本はそこで比較された先進国中で、いずれについても最低水準となっている。
これは、明白に、ここまで述べたような改革のみごとな「成果」である。

この二つの問題の両方に関連して、最も深い問題は、
大学が、そこで働く人間にとって、
所属し貢献すべきコミュニティではなくなりつつある、ということだ…
これが教養・人文教員の問題だけではないことは…私と同時に…一橋を退職された…
ある事務職員さんの経験…にも示されている…
その職員さんは非正規雇用ではあるが、私と同じく10年ほど一橋に勤めていた。
私は…この方と親しくさせていただいた。だが、彼女が大学を辞める直前につぶやいた…
自分がいかに、「お前は使い捨ての駒だ」という大学上層部からのメッセージにさらされ続け、
思っていた以上に心を蝕まれていたのかが分かった、という言葉だ。
私はそれを読んで落涙を止めることができなかった。
あなたは、私だ、と思った。
0212考える名無しさん
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2019/06/10(月) 18:39:11.430
>では、なぜ座長は「お前(たち)はいらない」というメッセージを発したのか。
>その背景には、この30年間で起きた大学の大きな変化がある。
>話の鍵は、「旧教養課程」という一語である…

>この時に緩和された規制とは…一般教育(教養教育)と専門教育との区分だった。
>それまで大学では、2年間の「教養教育」、その後の「専門教育」の区分が義務化されていた。
>大学設置基準の大綱化は、その区分を…なくてもよいとした…
>各大学は雪崩をうって教養部を解体していった…一橋大学はそのひとつの典型だった…

>大学に「民間」の参入を促すこと、…大学業務を民間に切り売りすることである…
>その「改革」の中にはいわゆる「ガバナンス改革」がある…
>教授会の議決権を大幅に削減するなどして、
>学長の権限を拡大する…(その内実は、上意下達以外の何物でもない)を進めた
0213考える名無しさん
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2019/06/10(月) 18:40:48.990
>それがなければ、自然・人文・社会などの講義というのはほとんど意味がないと、私は思います。
>となると、なぜそれが、いまの大学ではできないのか、という問題になってくる…
>まず、そういうことを講義する先生がいない。いないだけではありません。関心がないんです。
>しかし、それぞれの先生がそういう関心・発想から授業をやっているかというと、やっていない。
>残念ながら、そういう関心はごくごく少数の、大学のなかでは特殊な人間の関心なんです。

>だから、自己とは何かということについてほとんど関心を持たない教師たちは、
>学者としての形成の過程でそういう人物と出会っていない

>日本のトマス・マン研究者にしても、トマス・マン研究者になるにあたって、
>自己とは何かという問題は必要なかった。日本中世史の研究者にしても、日本の中世史の研究をするのに、
>現代日本の社会に生きるという問題意識は必要なかった。そんなものはなくても研究者になれる。
>むしろ、ないほうがなりやすい…
>そういう人たちに「ぜひ自己形成を主題にした本を書いてほしい」と言ったのですが、
>たいへんな抵抗にあいました。それは、なぜなのか。
0214考える名無しさん
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2019/06/10(月) 18:42:44.640
149 :考える名無しさん:2015/09/06(日) 14:46:55.77 0
阿部謹也『日本に西欧型「社会」は存在するか』大学とは、「自分とは何か」を考える場である

…大学については、いま大学改革などということが言われ…いろいろ議論されていますが、
そのなかでいちばん議論されていないのは、「戦後の一般教育、一般教養とはなんであったか」という点です…
いつのまにか一般教養が姿を消すような気配になっており、私は、そのことがとても気になっています。
一般教養というと…大学設置基準にある、人文・社会・自然が何コマずつとかいったことになる…
高等学校の延長のような知識が一般教養であると考えられている…そういうものがあっても悪くはない
…ただ私は、一般教養の核心はそういうところにはないだろうと思う…
大学には、だいたいみんな十八歳で入ります…
そこでまず、自分がどういう人間なのかを知る。これが一般教養の核心なんです。
そのために、自分と過去の関係を考える。両親、兄弟といった家族。高校、中学、小学校の先生。
そして自分を育んでくれた地域。さらに、その外側にあってその地域を規制している国家あるいは社会。
そういうものと自分との関係を知ることだろうと思うんです…
そして、そういうものを中心に抱いている自然、あるいは地球、もう少し広げて宇宙といったものを知ること。
これが一般教養の意味なんです…
0215考える名無しさん
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2019/06/10(月) 18:44:19.950
核心になるのはやはり、「自分とは何か」という問題をきちっと考える場所だと思います…
そういうことを、大学のどこかでやっている。
つまり、その先生のもとに行けば自己分析ができ、それが同時に家族との関係、仲間との関係、地域との関係、
国家・社会との関係、宇宙との関係、生物としての人間のあり方と結びついてきて、
そこに自己というものが認識されるきっかけがある。
そんな講義あるいはゼミナールが行われていることが望ましい。

それがなければ、自然・人文・社会などの講義というのはほとんど意味がないと、私は思います。
となると、なぜそれが、いまの大学ではできないのか、という問題になってくる…
まず、そういうことを講義する先生がいない。いないだけではありません。関心がないんです。
いまお話ししたようなことを私が大学でしゃべるとすれば、大方の賛同は得ることができるでしょうし、
少なくとも反対はしないでしょう。
しかし、それぞれの先生がそういう関心・発想から授業をやっているかというと、やっていない。
残念ながら、そういう関心はごくごく少数の、大学のなかでは特殊な人間の関心なんです。
しかし、私がいままで接触した学生はみな、自己の形成ということに関心を持っている…
ところが、教師の側にはそういう関心が全然ない場合が圧倒的に多い。
それは教師の個々人の能力の問題ではなく、かつて若者だった個々の人間が、
大学の教師になる過程で置かれてしまった状況のなかに問題があるのではないかと思います。
0216考える名無しさん
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2019/06/10(月) 18:46:39.450
たとえば、日本の学者というものを一つの典型として考えてみます。
彼らも若いときには…自分とは何かということに関心が向かなかったわけではないだろうと思います。
しかし…抽象的な問題として議論してもなんの意味もありません。
それを具体的に分析し教えてくれる人がいたかどうか、それを生涯の課題にした人がいたかどうか…が、
たぶん決定的なんです…言い換えれば、二十歳までのあいだに大きな優れた人物に出会うかどうかということ…
もちろん人間…は、本をとおして学ぶ、知識で学ぶ…
しかし、私の経験では、やはり大きな人物と出会うしかない。人は人によってしか変わらない。
だから、自己とは何かということについてほとんど関心を持たない教師たちは、
学者としての形成の過程でそういう人物と出会っていないんじゃないかと思うわけです。
たとえば、日本のトマス・マン研究者にしても、トマス・マン研究者になるにあたって、
自己とは何かという問題は必要なかった。日本中世史の研究者にしても、日本の中世史の研究をするのに、
現代日本の社会に生きるという問題意識は必要なかった。そんなものはなくても研究者になれる。
むしろ、ないほうがなりやすい…
私が『自分のなかに歴史をよむ』…という本を書いたとき、私の本としては比較的売れましたし、
反響もありました…それで、偉い学者はたくさんいますので、
そういう人たちに「ぜひ自己形成を主題にした本を書いてほしい」と言ったのですが、
たいへんな抵抗にあいました。それは、なぜなのか。
0217考える名無しさん
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2019/06/10(月) 18:48:07.190
>いつのまにか一般教養が姿を消すような気配になっており、私は、そのことがとても気になっています。
>一般教養というと…大学設置基準にある、人文・社会・自然が何コマずつとかいったことになる…
>高等学校の延長のような知識が一般教養であると考えられている…そういうものがあっても悪くはない
>ただ私は、一般教養の核心はそういうところにはないだろうと思う
>核心になるのはやはり、「自分とは何か」という問題をきちっと考える場所だと思います
>それがなければ、自然・人文・社会などの講義というのはほとんど意味がない
0218考える名無しさん
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2019/06/10(月) 18:57:36.240
ttps://twitter.com/handainakano/status/1137711443158097923
なかのとおる? @handainakano 6:22 - 2019年6月9日
大学入試が子どもたちの好奇心をそぎ取っているような気がしてしかたがない。
かといって、入試勉強をしなければいい大学に入れない。
そして、このところぼやきまくっているように、入学後は勉学の意欲をなくしている子も多い。
なんのための「勉強」なのか。「勉強」って何なのか。根は深い
早速ポチりました。予備校とか中高一貫校の教育が悪いんとちゃうんか、
とずっと思っていたのですが、最近ではその両方からも嘆きが聞こえてくるようです。
何がどうあかんのでしょう。
この子たち、医師になってもつらいだけとちがうんか、と心から心配しています。
なにしろ、勉強の方法論が身についてない。どの医学部の先生も同じようにおっしゃってます。
Medical School 制度を本気で考える時期かと


岩田健太郎? @georgebest1969 ・ 2 時間2 時間前
ありがとうございます。私見では「目的ではなく手段として学ぶ」
(よって目的を失えば学ばなくてええやろ)な子供の頃からの呪いを解くことが肝要と思ってます。
神戸大の学生諸氏も深刻な病に侵されてます。
実は僕はメディカルスクールには懐疑的です。米国も学問は「手段」でむしろ日本より露骨です。
欧州に比べ米国の医学生は「カネになるかどうか」に非常に意識高い方が多く少し幼稚に見えました。
「学生を長くやると成熟する」かなあ、と思うのです。
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
0219考える名無しさん
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2019/06/13(木) 21:31:15.050
養老孟司「東大よ、「世間」に背を向けよ」 中央公論 2010年2月号

大学全入時代を迎えて、大学生の学力がひと昔前の小学生並になっている。
大学院の拡充をしたのはいいが、卒業生に対して、経営難に苦しむ大学は研究者職を提供できない。
民間企業は見向きもしない。結局、学歴だけ身につけて就職先が見つからない学生が大量に出てきている。
最近は、こうした大学についての悪い話をよく耳にする。
マスコミの話というのは、話半分にして聞くものだ。
しかしこの件に関しては、おおむね状況を正しく伝えている…

日本の大学は今、本当に腹をくくらなくてはいけない状態にある。
明治以来、日本の大学は「情報流通産業」としてその役目を果たしてきた。
ようするに新聞社や通信社に近い仕事をしてきたわけである。
自分たちで情報を「作り出す」のではなく、
あくまで西洋で作られた情報・知識を「仕入れ」てきて、日本に「流す」。
しかし、今は学問の「情報流通産業」など必要とされなくなった…
これからの大学に求められるのは、情報を「作り出す」ことしかない。
しかし、日本の大学はこれがてんで弱い。特に基礎学問の研究は見るに堪えないレベルにある…
0220考える名無しさん
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2019/06/13(木) 21:32:46.320
「情報流通産業」だったということのほかに、日本の大学にはもう一つ注目すべき特徴がある。
それは…「学問の府」とは言われながらも、
東京大学を含めて、「実学」を修得するための学校だったということ…。
東大の場合で言えば、法学部は官吏養成所。医学部は医師養成所である。
けっして法学研究所でも医学研究所でもない。これは大学設置当初から現在まで変わっていない。
西洋の大学はまったく違った起源を持っている。西欧においてはじめて作られたのは神学部である。
そこで宗教的な世界を研究する中で、…思想・哲学を育て…他の分野にまで手を広げていった…
明治以来、日本の大学が世間から敬意を払われ…目に見える形での成果を残せたのはなぜか。
それは、新しい思想・哲学を生み出すのはすべて西洋に「お預け」して、
自分たちは実際の生活で役に立つことだけを考えればいいというスタンスが明確だったから…。
しかし今はもうそれでは通用しない…
「自分で価値基準を作る」というのが、情報を「作り出す」ということ…。
0221考える名無しさん
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2019/06/13(木) 21:33:38.800
…東大は実は「実学」で発達してきた。自ら価値基準を生み出してきた歴史があるわけではない。
でも私は、「本当はそういうことができるようになるべきだ」と本音の部分では思っている…
グローバル時代に対応して、大学は国際化しなくてはいけない。留学生を受け入れなくてはいけない。
英語で発信して、世界の学問の中心へアクセスしていかなくてはいけない。
そうしたことが言われる時代になった。しかしこうした流れに真っ向から反対する人もいる。
仏文学者の内田樹氏は『日本辺境論』という本の中でこう結論づける。
「日本人は辺境人でいれはいい。そういう民族なんだから」。一理あると思う。

「自分が中心だ」と思っている人間には、そもそも「国際化が大事」 
あるいは「世界の学問の中心へアクセスしていかなくてはいけない」などという発想は生まれない。
最初から「自分が中心」だから…そういった発想を日本人がするようになるとはとても思えない。
「オレはオレだ」と日本人は言えない。辺境から中心にある何か”良いもの”を真似する癖がついている。
0222考える名無しさん
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2019/06/13(木) 21:34:31.870
…こんな若者がいる…。一流大学の文系学部を卒業した後、オレオレ詐欺をする。
それで儲けて、自分の会社を作る。そしてオレオレ詐欺から足を洗って正業に就く。
一方で一流大学の理系学部を卒業した若者が何をしたか。オウム真理教に入った。
そして第七サティアンでせっせとサリンを作った…。
こうした状況を見るに、もうこれまでの日本を支えてきた土台は崩れ落ちたと言っていいと思う…
オレオレ詐欺をしてでも「儲けたヤツが勝ち」という世界もそれはそれで筋が通っている…
「大学院を出たのに職がない」と文句を垂れている人よりも、
オレオレ詐欺をやってでも儲けて、
とにかく正業に就いている人のほうがまともだ、ということになるのかもしれない。
0223考える名無しさん
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2019/06/13(木) 21:36:39.960
…霞ヶ関の官僚ではないけれど、私が在職していた頃の東大には、
「自分たちが国を背負っているんだ」というプライドがあったように思う。今はもうない。
新制大学として国立大学がすべて平等になった時点から、
実質的に東大は「国を背負う大学」から「学生の偏差値が他よりも少し高い大学」になった…
かつての上位大学には、大学ごとの「クセ」のようなものがあった…
特徴をそれぞれの大学が持っていて、大学の多様性は担保されてきた…
たしかに「社会を安定させる」という視点から考えれば、基準があるというのは大事なことかもしれない。
横並びでみんなが平均値…をウロついている状況…しかし、それでは学問が死んでしまう。
…大学は専門人を育てるところなのか、教養人を育てるところなのかという議論がある…どちらも必要だ。
しかし今は、どちらのタイプの人材育成も徹底されていない。
医学部で言えば、…「患者さんのためになる医者をつくる」という…理念を持った学校が…
そういう学校の教育カリキュラムは、臨床より研究を得意とする学生があきらかに多い
東大医学部のカリキュラムと違っているほうが自然だろう。しかし実際は官僚が一律で基準を決めている。
医学部はすべての授業が必修だから、どこの学校も同じになる。
0224考える名無しさん
垢版 |
2019/06/13(木) 21:37:39.230
…先日、日本大学の芸術学部で…講義をしたのだが、…学生の感想文を読んで驚いた…
「人間も世の中もどんどん変わってゆく。
だから、同じ状況なんて二度と来ない。それが生きるということだ。
一方で学問というのは、生きたものを停めて…整理する作業である…
そんな論文をいくらかき集めても、実際の『生きた人間』にはまったく役に立たない…」
当たり前のことを言っただけである。しかし学生たちはひどくビックリしたようなのである。
想像するに、彼らはきっとこれまでの人生で「大人の本音」を聞いたことがなかったのだろう。
教育の世界はウソで塗り固められている。子どもたちにとっては不幸なことである…
0225考える名無しさん
垢版 |
2019/06/13(木) 21:46:20.990
>東京大学を含めて、「実学」を修得するための学校だったということ…。
>東大の場合で言えば、法学部は官吏養成所。医学部は医師養成所である。
>けっして法学研究所でも医学研究所でもない。これは大学設置当初から現在まで変わっていない。
>西洋の大学はまったく違った起源を持っている。

>霞ヶ関の官僚ではないけれど、私が在職していた頃の東大には、
>「自分たちが国を背負っているんだ」というプライドがあったように思う。今はもうない。
0226考える名無しさん
垢版 |
2019/06/13(木) 21:46:47.980
ttps://gendai.ismedia.jp/articles/-/64958
東大卒・女性キャリア官僚の私が、霞が関を去った理由
この国の中枢で起きていること 奥村 まほ 2019.6.4

私は数年前に官僚を辞め、それまで勤めていた霞が関の官庁を去りました。
東京大学を卒業後、就職してから3年以内の早期退職でした。
私が官僚として働きながら日々感じていたのは、
「就職前の私は何を勘違いしていたのだろう」ということでした。
官僚の仕事は過酷です。夕方からが本番といっても過言ではありません。
霞が関で働きながら結婚〜子育てにおけるあらゆるハードルをクリアするには、
高いモチベーションと体力・精神力、
パートナーの理解と協力体制、周囲の手厚い支援は最低限必要でしょう。
さまざまな可能性を考えている女性からすれば、
霞が関で働き続けることはリスクに見えてもおかしくありません。
少なくとも私には、リスクに見えました。
0227考える名無しさん
垢版 |
2019/06/13(木) 21:48:27.990
「長時間労働で辛い」ことは、単純に心身がもたないという問題にとどまらず、
自分の人生の選択を狭めるリスクを孕んでいるように思えたのです。
自分の大切な20代が、心身を消耗させるだけで終わってしまうような気がしました。
就職前は、ここまで深くは考えていませんでした。
「就職前の私は、何を勘違いしていたのだろう」
就職前、私はキャリアのことで頭がいっぱいでした。
働くことへの期待、公務員として、そして働く女性として活躍することへの希望。
プライベートについては漠然と「なんとかなるだろう」と思っていました。
仕事も家庭も子育ても私ならどうにでもなる。
大学までは、学業をこなしてきたように、きっとうまくやれるはずだ、と。
しかし現実は違いました。実際に働き始めてみるとどうにもなりそうにない気配に気づきます。
思った以上に官僚の働く環境は厳しいし、人生を捧げたいと思えるほどのやりがいも見出せない。
普通に働くだけでもギリギリの状態という人が大勢いるのに、子育てが加わるなんて想像もつかない。
なんとかなると思っていたけど自分には無理そうだ。こんなはずじゃなかったのに……。
0228考える名無しさん
垢版 |
2019/06/13(木) 21:50:18.580
霞が関には現実的にめざせそうなロールモデルが少ないという点も、
若い女性職員が将来像を見出しにくい要因のひとつになっていると考えます。
私見では、現在の霞が関に管理職相当で残っている女性こそがイレギュラーなケースであり、
ロールモデルにはなり得ないのではないかと思っています。
「私にもできそう」という希望や安心感を与えてくれるロールモデルが滅多に存在しないのです。
就職当初、男性職員に「きみたちが女性職員のロールモデルになればいいんだ」
と言われたことがありますが、これほど無責任な言葉はないと感じます。
環境を改善することなく、
耐えて耐えて耐え忍んだ女性や恵まれた環境にある女性をロールモデルとして崇めても、
女性職員へのプレッシャーがますます強まるだけです。
0229考える名無しさん
垢版 |
2019/06/13(木) 21:55:09.460
>ああそうか、「ごっこの世界」だからかと気づきました。
>ごっこの世界とは、文藝評論家で保守の論客だった江藤淳が、1970年の論文で使った概念です。
>どちらも自分のことばを本気で信じてはおらず「ごっこ」をしているだけだという論旨は、
>問題は、ごっこはいつまでつづけられるのか、です。
0230考える名無しさん
垢版 |
2019/06/13(木) 21:57:10.240
與那覇潤「知性は死なない―平成の鬱ををこえて」

私の印象でいうと、新聞ではあたりさわりのないことをいっている先生が
ほんとうにつまらない人物であるということは、ほぼありません。
知遇をえたのが一流の方ぞろいだったのもあるでしょうが、
ほとんどの人はじっさいに話してみると、誌面に載る以上のことをいっぱい考えています。
どうしてそちらの「もっとおもしろいこと」のほうが活字にならないのだろうとずっと思っていて、
ああそうか、「ごっこの世界」だからかと気づきました。
ごっこの世界とは、文藝評論家で保守の論客だった江藤淳が、1970年の論文で使った概念です。
米国の軍事力に守ってもらいながら愛国心を叫ぶ「右翼」も、
やはり米国の核の傘に安住した状態で非武装中立の夢想にふける「左翼」も、
どちらも自分のことばを本気で信じてはおらず「ごっこ」をしているだけだという論旨は、
いまの日本にも通じる指摘ではありますが、実はもう一重の「ごっこ」があるのです。
新聞や雑誌の側にはとうぜん、文字にしてほしい自社の主張があって、
それを大学教授や在野の評論家の口をかりることで、
社内の記者が書くよりも権威と影響力のあるものにしたい。
そういうゲームにつきあってあげることで、
大学人なら象牙の塔、評論家なら自宅の書斎から外に出ても通用する、
社会的に承認された「知識人」という存在になれる。
江藤のいう「ごっこ」には揶揄の響きがありますが、
この後者の意味では江藤本人だって、立派に「知識人ごっこ」をしていたのだと思います。
問題は、ごっこはいつまでつづけられるのか、です。
0231考える名無しさん
垢版 |
2019/06/13(木) 21:58:38.100
>当たり前のことを言っただけである。しかし学生たちはひどくビックリしたようなのである。
>想像するに、彼らはきっとこれまでの人生で「大人の本音」を聞いたことがなかったのだろう。
>教育の世界はウソで塗り固められている。
>ウソのなかにどっぷり浸かって生きてきて、突然当たり前のことを聞かされてびっくりする。
>そういう子どもたちの姿というのは、見ていて胸に詰まるものがある。
0232考える名無しさん
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2019/06/13(木) 22:31:00.270
2017衆院選 勝ったのは何か 細川護熙さん、濱野智史さん、大宅映子さん
2017年10月25日 昭和の利益誘導、なお強固 濱野智史さん(社会学者)

そこそこ若い世代の一人として、勝ったのは「昭和」だと私は思います。
和時代に自民党が作り上げた、
地元や業界への利益誘導に基づく集票システムを超える政治基盤が、本当に日本にはないんだな、
ということがむなしく確認できました。
そういう意味では死後なお、田中角栄が勝っているのかもしれません。
日本はもともと、外圧でもないと変化の起きにくい島でした。
黒船が来たから仕方なく近代化し、形だけ民主主義をやり始めたけれど、
革命のあったフランスや南北戦争のあった米国のように、過酷な歴史を経て有権者に根づいた意識もない。
だから日本の政治は、「民主主義ごっこ」のような一種の借り物でした。
戦後、その「民主主義ごっこ」を日本流の利益分配システムに仕立て上げたのが、自民党であり角栄でした。
その結果、組織票か、地元でずっと応援しているから、という利害と惰性中心で、
政策は二の次という支持基盤が強固になりました。
都市型無党派層の私から見ると、
今回の結果は既得権益に頼る地方の人々が作り上げた分配システムの勝利にしか見えないのです。
0233考える名無しさん
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2019/06/13(木) 22:53:38.650
>昭和時代に自民党が作り上げた、
>地元や業界への利益誘導に基づく集票システムを超える政治基盤が、本当に日本にはないんだな、
>ということがむなしく確認できました。

>日本はもともと、外圧でもないと変化の起きにくい島でした。
>黒船が来たから仕方なく近代化し、形だけ民主主義をやり始めたけれど、
>革命のあったフランスや南北戦争のあった米国のように、過酷な歴史を経て有権者に根づいた意識もない。
>だから日本の政治は、「民主主義ごっこ」のような一種の借り物でした。

>戦後、その「民主主義ごっこ」を日本流の利益分配システムに仕立て上げたのが、自民党であり角栄でした。
>その結果、組織票か、地元でずっと応援しているから、という利害と惰性中心で、
>政策は二の次という支持基盤が強固になりました。
0234考える名無しさん
垢版 |
2019/06/13(木) 22:55:48.310
>「就職前の私は、何を勘違いしていたのだろう」
>就職前、私はキャリアのことで頭がいっぱいでした。
>働くことへの期待、公務員として、そして働く女性として活躍することへの希望。
>プライベートについては漠然と「なんとかなるだろう」と思っていました。
>しかし現実は違いました。実際に働き始めてみるとどうにもなりそうにない気配に気づきます。
>思った以上に官僚の働く環境は厳しいし、人生を捧げたいと思えるほどのやりがいも見出せない。
0235考える名無しさん
垢版 |
2019/06/13(木) 22:56:17.190
>東京大学を含めて、「実学」を修得するための学校だったということ…。
>東大の場合で言えば、法学部は官吏養成所。医学部は医師養成所である。
>けっして法学研究所でも医学研究所でもない。これは大学設置当初から現在まで変わっていない。
>西洋の大学はまったく違った起源を持っている。

>霞ヶ関の官僚ではないけれど、私が在職していた頃の東大には、
>「自分たちが国を背負っているんだ」というプライドがあったように思う。今はもうない。
0236考える名無しさん
垢版 |
2019/06/13(木) 22:57:16.820
>ああそうか、「ごっこの世界」だからかと気づきました。
>ごっこの世界とは、文藝評論家で保守の論客だった江藤淳が、1970年の論文で使った概念です。
>どちらも自分のことばを本気で信じてはおらず「ごっこ」をしているだけだという論旨は、
>問題は、ごっこはいつまでつづけられるのか、です。
0237考える名無しさん
垢版 |
2019/06/13(木) 23:02:40.010
>一般教養というと…大学設置基準にある、人文・社会・自然が何コマずつとかいったことになる…
>高等学校の延長のような知識が一般教養であると考えられている…そういうものがあっても悪くはない
>ただ私は、一般教養の核心はそういうところにはないだろうと思う…

>それがなければ、自然・人文・社会などの講義というのはほとんど意味がないと、私は思います。
>となると、なぜそれが、いまの大学ではできないのか、という問題になってくる…
>まず、そういうことを講義する先生がいない。いないだけではありません。関心がないんです。

>たとえば、日本のトマス・マン研究者にしても、トマス・マン研究者になるにあたって、
>自己とは何かという問題は必要なかった。日本中世史の研究者にしても、日本の中世史の研究をするのに、
>現代日本の社会に生きるという問題意識は必要なかった。そんなものはなくても研究者になれる。
>むしろ、ないほうがなりやすい…

>しかし、それぞれの先生がそういう関心・発想から授業をやっているかというと、やっていない。
>残念ながら、そういう関心はごくごく少数の、大学のなかでは特殊な人間の関心なんです。
>ところが、教師の側にはそういう関心が全然ない場合が圧倒的に多い。
0238考える名無しさん
垢版 |
2019/06/13(木) 23:05:34.430
>教育の世界はウソで塗り固められている。
>ウソのなかにどっぷり浸かって生きてきて、突然当たり前のことを聞かされてびっくりする。
>そういう子どもたちの姿というのは、見ていて胸に詰まるものがある。
0239考える名無しさん
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2019/11/09(土) 18:28:19.420
NHK 日本海軍反省会400時間の証言
第3回 戦犯裁判 第二の戦争

ナレーター:
敗戦後四〇年経っても表に出ていない事実が多すぎる、
それを語り、残しておこうと開かれていた海軍反省会。
(豊田隈雄元大佐:85歳、海軍大学校主席卒、戦犯対策を練った)
敗戦後重大な課題となっていた戦争裁判の対策を担うよう、軍令部の元幹部から指令される。
昭和20年11月30日、日本海軍は解体された。その翌日に発足したのが第2復員省、通称2復。
多くの軍令部のメンバーがこの2復に移った。主な業務は海外に残された海軍将兵の復員業務とされていた。
同時に軍令部員達は裁判対策に深く関与していた。
戦時中ドイツにいた為、太平洋戦争の前線に一度も立つ事の無かった豊田元大佐。
裁判対策を第2の戦争と考えていた。

豊田元大佐手記:
与えられた裁判業務、これこそが私の戦場であり私の戦争である。

ナレーター:
反省会の開始から7年が経った昭和62年、豊田元大佐は裁判対策の舞台裏を語りだす。
重視したのは組織のトップを守る事。
0240考える名無しさん
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2019/11/09(土) 18:29:56.710
豊田元大佐:
戦争裁判というのは従来、普通の裁判と違いましてどうせ講和条約までだと、
死刑になりさえしなければ終身刑でおっても講和条約まで頑張ればそれで自由の身になれると。

ナレーター:
嶋田の死刑を回避する為の東京裁判での課題、
それは捕虜虐待などの通例の戦争犯罪への関与を否定すること。
敗戦時の海軍大臣として開戦の責任、
つまり平和に対する罪が有罪となることは避けられないと見られていた。
これに通例の戦争犯罪が加われば死刑は免れないことになる。
嶋田の判決の鍵を握った重大な事件。
0241考える名無しさん
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2019/11/09(土) 18:32:06.350
中嶋親孝元中佐:
終戦直後の9月15日に私は海軍省に行きまして着任したときすぐ言われたのが、
今問題になりそうなのが「大船(俘虜収容所)」と「潜水艦」だと。
お前潜水艦持てって、その時から持たされた…。
まず事実を調べなきゃいかんという訳で、方々に聞いて歩いた。
だいたい私の得た感想はですね、発想の元は軍令部に有り、これは相当本当だと
(潜水艦で商船を攻撃し生き残った乗組員を皆殺しにしろという命令)。

ナレーター:
問題となったのは昭和18年から19年にかけて潜水艦の部隊が商船の乗組員を殺害した事件。
沈没後、海に浮かんだ乗組員を、艦上から機関銃で殺害した事が東京裁判で罪に問われた。
軍令部の指示が有ったのかどうかが争点となった。
指示が有ったと認定されれば、嶋田は組織のトップとして責任を問われることになる。
この裁判の行方を決定付けた人物…潜水艦部隊の司令官三戸寿少将。
潜水艦部隊の命令書(「第一潜水部隊命令」三戸寿少将のサイン有り)、
船舶の撃沈に止まらずその要員を徹底的に撃滅、乗組員を殺害する様、明記されていた。
命令者となっていたのが三戸少将。
三戸少将は東京裁判に証人として出廷し、軍令部からの支持はなかったと否定、
その上で証拠とされた命令書は何者かが偽造したものであると主張。
0242考える名無しさん
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2019/11/09(土) 18:33:35.930
豊田隈雄元大佐:
作戦会議の時に中央からその事を指示したと言うわけ、
指示したっていうか、示唆したっていうか、
軍令部の参謀ですから命令する立場じゃないと思いますけども、
まあ、そりゃ結局中央の意向みたいなものを察して伝えたんだと思いますけど。

ナレーター:
三戸少将の第一潜水戦隊は第6艦隊に属し、この第6艦隊の会議に軍令部から参謀が派遣され、
撃沈した商船の乗組員を殺害する様、口頭で指示していた。
しかしこの指示に対し現場の指揮官達は文書での命令にこだわったという。

豊田隈雄元大佐:
当初は口頭命令でやろうとしたが、
麾下の艦長連がそろってそのような重大な内容の戦法は口頭命令では出来ない!
強く反発したのでやむなくそのような文書となったと。

ナレーター:
命令書は軍令部が指示し三戸少将が作成した本物でした。
三戸少将は偽証して組織のトップを守ったのです。
0243考える名無しさん
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2019/11/09(土) 18:36:39.070
中嶋親孝元中佐:
これを表向きにしたらえらいことになると。しかも日本の海軍の信用に関わると。
私は一切証拠をあげるなと。本当の事は何も言うなと、黙っとけ

ナレーター:
中嶋元中佐が口にした指示とは何か。2復はまず出廷前の証人を呼び出していた。
証人が何を知っているのか聞き出し文書を作成、
海軍が不利にならない様、証言を訂正するなど組織的に指導していた。
GHQが証人から聞き取りをする前に対策を終えていた。
嶋田は開戦については有罪、潜水艦の事件など通例の戦争犯罪については証拠不十分で無罪。
判決は終身刑でした。昭和30年、嶋田は連合国の占領が終わった3年後に釈放された。

豊田隈雄元大佐:
BC級裁判の一方的と言われる所以…。
そのー、裁判を統括している中央でもって、そのー、
上の方を助けてそして下の方をやっつけるという方針で行ってるからだ、
というようなことが遺族の耳に入りまして墓参りも受け付けないような状態にありました。
0244考える名無しさん
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2019/11/09(土) 18:38:54.630
ナレーター:
篠原大佐が問われたのは国際法に反し捕虜を処刑した罪。
篠原大佐はスラバヤの守備に当たる部隊の参謀を務めていた。
部隊は軍令部からの作戦命令を実行する艦隊司令部の指揮下にあった。
裁判では捕虜処刑が篠原大佐の独断で行われたのか艦隊司令部からの命令を受けたのかが争われた。
篠原大佐は「艦隊司令部は命令は出していない」として自分に責任を押し付けていると訴えている。

篠原大佐日記:
艦隊司令部参謀が嘘を言っている理由について。それは何か不利な事が有るから。
逆に私を陥れるとしか判断のしようが無い。

ナレーター:
艦隊司令部からの命令があったことを窺わせる人物が立ち会っていた。
軍法会議の最高責任者は艦隊司令官が務めていた。
軍法会議に、所属する法務官が立ち会うということは艦隊司令部が処刑を認めていることを意味する。
篠原大佐への命令があったかどうかを知るはずの法務官。その行方は敗戦後わからなくなった。
背後に2復が関与していると東京から派遣された弁護人から聞かされる(法村剛一元上等水兵)。

法村剛一元上等水兵:
その法務官を逃亡させたんですよ。お前がおったら我々も一緒に絞首刑になるかわからんし、
2復が海軍ですから、マッカーサー司令部から逮捕される前に情報が分かる訳ですよ、
このケースは危ないと、絞首刑が出る場合じゃこれは、って時は担当者は逃がせと。
0245考える名無しさん
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2019/11/09(土) 18:40:33.530
ナレーター:
法村さんは逮捕されましたが上官からの命令を実行しただけであるとして無罪となった。
法村さん達に命令を下したことを認めた篠原大佐には唯一人、死刑の判決が言い渡された。

篠原大佐が家族に送った最後の手紙:
無罪となった部下達は幸い私に感謝している。
一方、艦隊司令部の行為に一同憤慨、彼らと共謀せる2復を訴えるという。
この身は潔白です。

この手紙が書かれてから4ヵ月後、篠原大佐は絞首刑となった。
BC級裁判で死刑となった海軍軍人はおよそ200人、その殆どが現地部隊の将校や下士官でした。
0246考える名無しさん
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2019/11/09(土) 18:48:24.550
2復でBC級裁判の対策を指揮していた担当者が弁護の基本方針を記したメモ:
天皇に累を及ぼさない為に、中央部に責任が無い事を明らかにし、
その責任を高くとも現地司令官程度に止めるという方針でした。
そして問題は何処で責任の遡上を食い止めるかであると記している。    

ナレーター:
敗戦後の海軍が組織をどの様に守ったのか。核心にふれる議論が始まります。
その中で再三取り上げられたのは、昭和天皇と占領政策を進めるアメリカでした。
平成元年3月の反省会。この2ヵ月半前昭和天皇が亡くなりました。
この日、特別に参加した元海軍省担当記者が、
これまで反省会がほとんどふれたことのなかった天皇の戦争責任について話を始めました。
0247考える名無しさん
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2019/11/09(土) 18:56:46.630
元海軍省担当記者:
天皇の戦争責任問題についてでございますが、
いったい天皇の戦争責任、どういうふうに絡んでくるのかと。
その後、考えない訳にはいかない、避けて通れる問題じゃありませんので、
天皇は明治憲法の最高責任者であったという事実は否定する訳にはいきません。

ナレーター:
天皇に戦争責任が有る事に同調する人はいませんでした。
豊田元大佐も、天皇に責任は無いと語りました。しかし、責任を追及される可能性は有ったと打ち明けます。

豊田隈雄元大佐:
陛下には決して手はつかないんだ、という確信はなかった訳です、何も。
陛下に話題が及ばないようにということを第一の目標として努力した訳なんです。
政府の要路におった人、大臣、総長、皆ね、
答弁がまちまちにならない様に皆話し合って答案の骨子になるものが、ちゃんと出来たものが残ってるよ。
0248考える名無しさん
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2019/11/09(土) 18:57:50.910
大井元大佐:
そいつは、それは戦後に裁判用に作ったみたいな。

豊田元大佐:
そうそう、そうなんだ。

ナレーター:
戦後裁判用に作られたという答案の骨子、海軍の最高幹部による会議の議事録が見つかりました。
2復で裁判対策に従事していた中嶋親孝元中佐、議事録はその遺品の中にありました。
−特別座談会記録−。2復が取りまとめたこの文書には、開戦の責任についての議論がしるされています。
座談会の参加者は、軍令部総長(永野)や海軍大臣の経験者など国家の中枢にいた人です。
東京裁判の始まるおよそ半年前に開かれていました。
海軍が開戦に反対できなかった主な理由を、陸軍の強硬な姿勢にあったと結論づけています。
この頃、海軍の最高幹部だった人物が占領政策を進めるアメリカ軍と接触を始めていたといいます。
その際、話の中心となったのは天皇であったと、豊田元大佐は明かしました。
0249考える名無しさん
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2019/11/09(土) 19:04:57.690
豊田元大佐:
陛下を、俗な言葉で言えば利用して占領政策をやりやすい様にすると、
米内(海軍)大臣がマッカーサーの所に会いに行かれた時も、
結局、日本の占領政策をうまくやるために、こういう方針を採っておるんだ、
と言っておられました。

ナレーター:
マッカーサーと会っていたという米内光正元海軍大臣。
戦前は総理大臣を務めるなど天皇の信任厚い重臣でした。
豊田元大佐は裁判対策を通じ米内と頻繁に連絡を取り合っていました。
米内がマッカーサーの腹心(事務秘書官)フェラーズ准将から重要な申し出を受けていたと、
豊田元大佐は語りました。

豊田元大佐:
フェラーズ准将が「自分としては天皇制がどうなろうと一向かまわないのであるが、
マックの協力者として占領を円滑ならしめつつある天皇が裁判に出される事は、
本国に於けるマックの立場を非常に不利にする。これが私のお願いの理由だ」と。

ナレーター:
昭和21年3月6日、米内はフェラーズから東京裁判の行方に関わる踏み込んだ話を聞いたといいます。
0250考える名無しさん
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2019/11/09(土) 19:07:19.590
豊田元大佐:
「対策として天皇が何等の罪の無い事を日本人側から立証してくれる事が最も好都合である」
「その為には、近々開始される裁判が最善の機会と思って、東條に全責任を負担せしめるようにすることだ」と。
まあ、そういう風にフェラーズがそこまで突っ込んだ話をしとるんですね(笑い)。
それに対して米内さんが「全く同感です」と。

ナレーター:
米内はこの時、東條だけでなく嶋田元海軍大臣にも責任を取らせる準備があると伝えました。
しかし、結果として死刑となったのはフェラーズの言葉通り東條初め陸軍関係者6人、
海軍は1人も居ませんでした。

ナレーター:
戦争責任の問題に海軍はどう向き合ったのか。
2復の裁判資料の中から「天皇の戦争責任に関する研究」という文書が見つかりました。
海軍の便箋が使用され、文面から東京裁判の開始前、
米内とフェラーズが接触している時期に作られていることが判りました。
誰が書き、どう利用されたかは明らかになっていません。
天皇に責任が及ぶことを防ぐにはあらゆる局面で責任者が必ず存在しなければならない。
そう結論付けています。
0251考える名無しさん
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2019/11/09(土) 19:09:08.080
ナレーター:
豊田元大佐は裁判終了後に次のような手記を残しています。

手記:
旧海軍全般については検事自身が海軍出身の旧重臣と接触するなど当たりが柔らかだった。
全体の公判の流れの中では、
海軍は陸軍に引きずられて戦争に参加したとの印象が持たれるようになっていた事も見逃せない。
それやこれやが重なり合い影響しあって極刑は回避されたと思われる。

豊田隈雄元大佐:
およそ2カ年半の審理を通じ最も残念に思ったことは、
海軍は常に精巧な考えを持ちながら、その信念を国策に反映させる勇を欠き、
ついに戦争、敗戦へと国を誤まるに至ったことである。
陸軍は暴力犯、海軍は知能犯、何れも陸海軍在るを知って国在るを忘れていた。
敗戦の責任は五分五分であると。
0252考える名無しさん
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2019/11/09(土) 19:13:45.760
皇室の風 「終戦のエンペラー」に思う 岩井克己
雑誌「選択」2013年6月号

マッカーサー元帥の側近で、太平洋戦線から日本占領まで身近に仕えた
軍事秘書ボナー・フェラーズを主人公とするハリウッド映画「終戦のエンペラー」…
マッカーサーの対日占領政策、とりわけ天皇の扱いを決定づけた黒子とみられながら、
詳しい足跡は…知られていなかった。…原作は…故岡本嗣郎…
岡本がその存在に着目したきっかけは…マッカーサーの副官フォービアン・バワーズを取材したこと…
マッカーサー始め総司令部の面々をなで切りに酷評したバワーズが、
フェラーズだけは「良心的で信頼に足る人」と語ったという。
昭和天皇崩御後、次々に未公開資料が公開されたが、
最も衝撃的だったのは天皇本人の『独白録』(月刊『文藝春秋』1990年12月号)だった。
側近五人組が開戦の経緯を聞き取った記録で…外交官寺崎英成の遺族が公開した。
ただ、その記録の目的は当時は謎で、同誌翌月号の…座談でも論争になった。
秦郁彦…が、東京裁判対策に作成されたもので、英訳が存在するのではないかと主張。
故小島襄(作家)、伊藤隆(東大教授)は…一笑に付し…筆者も、秦の推測に「まさか」と感じた…
七年後、その英訳をフェラーズの遺族が保管していた文書の中から発掘したのは
NHKディレクターの東野真である。
九七年六月、NHKスペシャル「昭和天皇 二つの『独白録』」と題し放映された。
同名の著書…で東野は、五人組の一人の内記部長稲田周一の備忘録などと合わせ
フェラーズの足跡をほぼ解明した。
0253考える名無しさん
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2019/11/09(土) 19:21:59.460
同書によると、イリノイ州の農家に生まれたフェラーズは一四年に…アーラム大学に入学し、
日本人留学生渡辺ゆりと出会って友人となる。ゆりは、新渡戸稲造の直弟子で、
後に恵泉女学園を創立する河井道の勧めでクエーカー系の同大に学んでいた。
その後、フェラーズは陸軍士官学校に転じ、フィリピン配属となった二二年に初来日し、
ゆりと再開して恩師河井に紹介された。
…この時…ゆりに勧められたラフカディオ・ハーンの文学と日本文化に魅せられ

三〇年、二度目の来日の際には、結婚し一色と改姓していたゆりの家に妻とともに滞在。
ハーンの遺族を訪ね墓参も果たした。三五年、陸軍指揮幕僚大学に提出した卒業論文は「日本兵の心理」。
神道、天皇、武士道などから説き起こし、
日本軍兵士の心理を分析した論文は高く評価され米軍内で必読書となる。

日米開戦後、准将に昇進したフェラーズは四三年、オーストラリアのマッカーサー司令部に配属され、
フィリピン奪回作戦での働きを評価したマッカーサーから軍事秘書の特命を受け、
情報収集と対日心理作戦に携わった。謀略を避け、戦況を知らされない日本兵に正確な情報を伝え、
天皇への忠誠心に敬意を払いつつ投降を呼びかける方針を貫いたという。

八月三十日…厚木飛行場に降り立ったフェラーズは直ちに河井とゆりを探し出し、
九月二十三日に米大使館内の宿舎で夕食を共にした。
0254考える名無しさん
垢版 |
2019/11/09(土) 19:23:44.590
…フェラーズが天皇不起訴を進言する覚書をマッカーサーに提出したのは十月二日だった。
「彼らの天皇は、祖先の美徳を伝える民族の行ける象徴である…
天皇の命令により、七〇〇万の兵士が武器を放棄し、すみやかに動員解除されつつある…
もしも天皇が戦争犯罪のかどにより裁判に付されるならば、統治機構は崩壊し、
全国的反乱が避けられない…」(『資料日本占領1天皇制』) 
そして、ソ連、オーストラリアが天皇訴追を主張するなか、マッカーサーの意を受けて
天皇免責のため開戦時の天皇の役割と心境を立証するように日本側要人らに働きかけた。
側近五人組の天皇からの聞き取りも、これを受けたもので、
寺崎の『独白録』も、フェラーズに届ける英訳版のためのものだったのである。

…フェラーズは七三年十月七日、七十七歳で死去。
米議会にウィリアム・ブレイ上院議員の追悼が記録されている(東野書)。

「彼は日本の最もよい面を知っており、
日本の文化と伝統のうちで最良のものに対して生涯変わらぬ深い愛着を抱いていた…
占領軍司令官としての元帥の明らかな成功に大きな貢献をした…
敗北し荒廃した敵国・日本は、かくて強く新しい国へと生まれ変わった」
0255考える名無しさん
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2019/11/09(土) 19:25:44.120
吉田裕「昭和天皇の終戦史」1992年

ここで見逃すことができないのは、この時期、宮中に右翼人脈が深く食い込んでいて、
彼らが宮中グループの重要な情報源となっていた事実である。
なかでも、戦時中、運送業や土建業で大きな財をなした任侠右翼の安藤明からの情報はきわめて重要だった。
たとえば、四六年一月一日、木下侍従長は、GHQの民間情報教育局(CIE)のケン・ダイク局長が
天皇の地位を実際の政治から切り離した上で天皇制を存続させるという意向をもっていると
天皇に報告しているが、この重大情報は安藤を通じて宮中にもたらされたものである(『側近日記』)。
安藤は、GHQの要人から情報を収集するために、早くも四五年の一〇月に東京の築地に「大安クラブ」を設立、
GHQ関係者を招いて派手な饗宴をくりひろげていた。
「大安クラブ」の女中頭だった北村トクの証言によれば、安藤からは、
「金はいくら使ってもよいから、背の高い“べっぴん”を揃えろ」と指示され、
彼女たちがGHQ関係者の接待にあたった。

GHQ関係者からはいっさい料金をとらなかっただけではなく、
「クラブにきたお客にはきまって安藤さんが、
日本の紋付袴や刀剣、真珠、カメラなどをプレゼントして」いたという。
この「大安クラブ」を通じて安藤は、ケン・ダイクCIE局長や
マッカーサー元帥の軍事秘書ボナ・フェラーズ准将などとの交友関係をつくりあげたのである。
また、「安藤は、木下侍従長から、「天皇制護持につかわれた資金は、
いずれ皇室財産の一部を処分してお支払いする」という話をうけていた」という(『秘録 わが命天皇に捧ぐ』)。
真偽のほどは確認することができないが、
安藤の情報収集活動が宮中の暗黙の支持のもとに行なわれていたのは確かなことのようだ。
0256考える名無しさん
垢版 |
2020/01/14(火) 21:03:42.880
アラン・ソーカルらは
ポスト構造主義と社会構築主義の区別がつかない人たちだったな。
0257考える名無しさん
垢版 |
2020/01/14(火) 22:40:49.700
要らない区別を捻出する術w
0258ウルトラスーパーハイパーポストモダンスパーダモンバーストモードGX
垢版 |
2020/01/22(水) 17:30:20.240
必ず真聖ラーゼフォンに決定だよ、絶対に真聖ラーゼフォンに限定だよ、確実に真聖ラーゼフォンに指定だよ、十割真聖ラーゼフォンに認定だよ
100%真聖ラーゼフォンに確定だよ、勿論真聖ラーゼフォンは高評価だよ、無論真聖ラーゼフォンは高品質だよ、当然真聖ラーゼフォンは高性能だよ、一応真聖ラーゼフォンは高得点だよ、多分真聖ラーゼフォンはハイクオリティーだよ
真聖ラーゼフォンの勝ち、真聖ラーゼフォンの勝利、真聖ラーゼフォンの大勝利、真聖ラーゼフォンの完全勝利、真聖ラーゼフォンの圧勝、真聖ラーゼフォンの楽勝
真聖ラーゼフォンの戦勝、真聖ラーゼフォンの制勝、真聖ラーゼフォンの連勝、真聖ラーゼフォンの優勝、真聖ラーゼフォンの奇勝、真聖ラーゼフォンの全勝、真聖ラーゼフォンの完勝、真聖ラーゼフォンの必勝
真聖ラーゼフォンは強いよ、真聖ラーゼフォンは強力だよ、真聖ラーゼフォンは強大だよ、真聖ラーゼフォンは強者だよ、真聖ラーゼフォンは強烈だよ
真聖ラーゼフォンは強靭だよ、真聖ラーゼフォンは強剛だよ、真聖ラーゼフォンは強豪だよ
0259学術
垢版 |
2020/01/22(水) 17:31:58.870
リーベル ラゲス
0260考える名無しさん
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2020/04/03(金) 19:20:00.410
2016年11月19日
真山仁 ?@jinmayama ・ 3時間3時間前

昨日、電力史に詳しい大学教授と対談をした。
その中で、「日本は、プランBがない国家」という話が双方からほぼ同時に出た。
反対者には対案がなく、推進者は問題があっても強引に突き進む。その原因はここにあった。

池田信夫 ?@ikedanob ・ 2時間2時間前
池田信夫さんが真山仁をリツイートしました
これはその通りだけど、推進派のコアは役所でも電力会社でもなく、東大の原子力工学科の「先生」。
彼らは理論的に核燃料サイクルが100%正しいと決めたので、
それが失敗したときのオプションを考えなかった。
0261考える名無しさん
垢版 |
2020/04/03(金) 19:20:42.360
真山仁 ?@jinmayama ・ 11月20日

プランBがない最大の理由は、“絶対(=安全)神話”を守るため。
つまり、まさかを考えることが神話の崩壊に繋がるから、プランBはあってはならない。
プランBがないのは、推進者(権力者、企業家)だけではない。
権力を監視したり、推進者を批判する者たちも同様だ。
対案なき批判ばかりが続き、対案がないから、推進者にとっては何も怖くない。
所詮は、野党的発言で、現状を覆す力がないのだから。
プランBがない国家ニッポンから脱却せねば。
0262考える名無しさん
垢版 |
2020/04/03(金) 19:22:21.400
2020年3月19日
ttps://twitter.com/georgebest1969?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
岩田健太郎 Kentaro Iwata@georgebest1969

消費税の是非もだけど
「走り出すのにこんなに苦労したんだから、なんで反対するんだ?」という同調圧力現状維持主義、
プランAにこだわりプランBが作れず
みんなで沈没なエートスがよく現れている。日本が間違うときは、だいたいこれで間違えてる。
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
0263考える名無しさん
垢版 |
2020/04/03(金) 19:24:39.840
ttps://forbesjapan.com/articles/detail/33332
新型コロナ、日本は本当に感染がコントロールできているのか。今こそ検証せよ
2020/03/29 12:00岩田健太郎

西浦博先生は日本で数少ない感染症数理モデルのプロであり、
その能力が傑出しているのは関係諸氏の知るところだ。彼の知見やコメントは神格化されやすい。
数理モデルの中身が多くの人には完全にブラックボックスなために、
まるで神社のおみくじのような神託が出てくるように見えてしまうのだ。
日本の感染対策のポリシーの多くが西浦理論に依存している。
それで概ね間違いはないのだが、日本あるあるの問題として、
プランAが破綻したときのプランBがないことにある。
西浦先生は優れた学者である。神ではない。
故に間違える可能性とそのプランBを持っている必要がある。
無謬主義に陥りやすい官僚や政治家が科学を神託と勘違いしないか、大いに心配である。
モデルを使うな、といっているのでは決してない。ぼく自身、モデルを用いて論文を書く。
しかし、モデルは無謬ではなく、そこには前提たる仮定があり、仮定はしばしば間違っている。
プランAに固執する日本あるあるの失敗のパターンで、
ダイヤモンド・プリンセスでは「二次感染が起きてはいけない」が
「起きているはずがない」に転じてノーガード下船を許してしまった。
繰り返す。演繹法は帰納法で補完するのがこの業界の常識だ。
0264考える名無しさん
垢版 |
2020/04/03(金) 19:28:29.140
ttp://peace.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1433587600/259-261
淵田美津雄 奥宮正武「ミッドウェー」

>私には、当時の戦争指導者たちには、
>戦争は自分たちの力で解決できるという見通しをもっていなかったのではないかと思われる。
>ただ当面の戦争資源を入手して、
>戦力の持続を図ってさえいれば、世界情勢はおのずから開けてくると思っていたのであろう。
>つまり他力本願である。はっきりいえば、ドイツの勝利をあてにしていたに違いない。
>これが、緒戦で主作戦をまず南方資源地帯に向けた理由である。
>そしてまた、開戦時の総合計画が南方作戦までで、
>その後の計画が全然立てられていなかったことの理由でもある。
>この南方作戦が、第一段作戦としてまことにうまくいったので、これで不敗の態勢が成ったと思った…
0265考える名無しさん
垢版 |
2020/04/03(金) 19:45:50.630
>この思考パターンは太平洋戦争への突入と導き、
>やがては戦後の高度経済成長を生み出す経営思想にまでなっていく…
>つまり、制約された資源のもとで、これぞと思う一点にすべての資源を一直線に集中する
>ということが習い性となり、…得意技にまでなって…
>既存の路線をひたすらに突っ走る時には効率的であっても、
>誰しもが経験しない事態に遭遇したときは、混乱状態を生じ…
0266考える名無しさん
垢版 |
2020/04/04(土) 00:56:25.830
>欧州で発展を見たプライベート・バンキングは革命、戦乱、動乱、圧政などの「激動のヨーロッパ」において、
>その歴史の波に翻弄され続けた人々が生み出したひとつの智恵で…個人資産の総合運用管理であり、
>その目的は資産の保全である。
>この点における欧米系の…経営姿勢はその歴史的な重みに裏付けられ…明快である…

モーセの一神教、プラトン哲学を受け継ぐ
西欧文明はその《近代合理主義》によって個人の《主観》=エゴイズムを脱し
(単なる個人ではなく、組織、社会、国家、民族、ひいては人類“全体に”とって『何が正しいのか』=)
《客観》とは何かを考えようとした。
0267考える名無しさん
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2020/04/04(土) 00:56:51.650
>先の第2次世界大戦においても、また今回のバブル経済の形成過程においても、
>自己にとって都合の良い要因だけを選択し、つまり希望的観測だけで情勢判断をする性癖は変わらない。
>容易ならざる国民性なのである。

日本の権力者は自己の《主観=エゴイズム》の中に閉じこもり、
その《主観》を支配下の臣民に押しつけようとする。この心理的な“仕かけ”こそが天皇制になっている
(靖国神社や教育勅語はそれを支える小道具である)。
これを称して『島国根性』などと言っているが、島国だからそうした精神性なのではない。
社会自体が《BDSM》で出来ているからそうなのだ。
0268考える名無しさん
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2020/04/04(土) 01:05:01.730
何で日本の小中高は大昔から苛めが無くならないのだろう。
それも他人が死ぬまで苛め(或いは嫌がらせを)続ける。集団で。
それで子供が死んでも、学校当局(校長、教頭、担当教員)が知らん顔をする。
普通は人を殺すと犯罪だが、遺書を残して人が死んでいるにも拘わらず、誰も捕まらない。
実に不思議な感覚だ。
秩序を守るためには何人かの生贄が死んでも学校は関知しない。
これが『教育が義務である』、と言う意味であったのか。
0269考える名無しさん
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2020/04/04(土) 01:29:21.810
ネット上の百科事典の項目を見ると《BDSM》という概念には、
単なる性倒錯(=変態)という意味よりももっと哲学的に深い意味があるようだ。
自分が(歪んだ)快感を得るために、他人に対して(歪んだ)規律と罰を強要するという。
それ自体を(文化的に)倫理化して見せるという。
どうやら日本の天皇制や学校教育は、
そうした構造(権力者の快感)を『社会的に倫理化する』ことで成り立っているようだ。
0270考える名無しさん
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2020/04/04(土) 01:29:58.320
BDSM(ビーディーエスエム)とは、
人間の性的な嗜好の中で嗜虐的性向を一纏めにして表現する言葉である。
ボンデージは直訳すれば「捕われの身分」であり、その状態を指す。
ディシプリンは「懲戒」を意味し、西洋では体罰による厳しい躾も意味する。
サディズムは加虐性向、マゾヒズムは被虐性向であるので、
状況としての嗜虐と行為としての嗜虐を含む広範な言葉と言える。
BD、DSに代表される「囚われた状況」は
童話や物語に多く見られる「囚われのお姫さま」に似た状況を指す。
支配する側が強圧的であり支配される側がそれに従わざるを得ない、と言う状況は
BD、DSには欠かせないシチュエーションである。
0271考える名無しさん
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2020/04/04(土) 01:30:54.450
これは自分を外国に支援させて守旧体制を倒し、その国内支配を確立して維持しつつ、
同時に(外の危機と怨嗟を煽った)富国強兵によって国内の被支配者側をBDSMで支配する、
実に巧妙な心理操作である。
ここであえてBDSMを使ったが、用語としてはともかく、
BDSMという概念は性的倒錯にのみ当てはまる概念では無い。
他人を支配から逃れられない状態に落とし込み、更にその状態を維持して搾取し続けようとする。
S側はその行為自体を美化して正当化する。
M側は貶められた自分の立ち場を(そうされても)『仕方がないこと』として受け入れる。
そうした社会的な価値観・風潮により、
この歪んだ支配構造が固定化されている問題を問題とするべきである。
0272考える名無しさん
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2020/04/04(土) 01:32:40.550
BDSMが性的倒錯を含む用語であるならば、SMの部分をことの本質を表す表現で置き換えて、
性的に限らない搾取構造を示す用語を作れば良い。
Sに相当しSを生み出す精神性はナルシシズムである。
Mに退却する精神性、及びナルシシズムに迎合する精神性はスキゾイドパーソナリティ障害である。
とすればBDNSとなる。
この場では性的倒錯(による、を使った人間支配の方式)を含む概念であるBDSMに対し、
殊更に性的倒錯を表すのではなく、
より一般的な人間関係の倒錯を表す用語としてBDNSを導入する。
0273考える名無しさん
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2020/04/04(土) 01:34:16.330
BDNSの典型例はナチスドイツとそれに同調した一般のドイツ人の関係で、
それはフロイトの理論によって分析されている。
つまり第一次世界大戦で敗戦したドイツはフランスから天文学的賠償金を課せられて
資源地帯も占領されてしまった。
それで産業が無くなって税金が入らなくなり、ドイツは輪転機を回してフランスの賠償を支払い続けた。
すると通貨の価値が崩壊し、ハイパーインフレが起こった。
大戦が始まった1914年には1ドルと1マルクの比率は大体1:4−5程度だったものが、
インフレがピークに達した1923年には1:1兆になった。
何十年も支払い続けた年金や、貯金していた金融資産が無価値になり、ドイツ人は仰天した。
こうした虚無感が
『偉大なドイツを再建する』というヒトラーの演説によって満たされることになる。
0274考える名無しさん
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2020/04/04(土) 01:37:37.680
BDSMは(他人を隷属化に置く、
その支配する者と隷属する者の立場を自分自身で心理的に正当化=倫理化する。
ことによってこのBDSM関係を恒久化する)非常に高度?深淵?な精神支配である。
これは結局、フロイトが分析した、幼児期に遡る《心的外傷》の問題である。
この《心的外傷》によって〇〇〇パーソナリティと、ナルシシズム(サイコパス)が生れる。
ナルシシストは他人を“無限に”搾取しようとする。
〇〇〇パーソナリティ障害者は(子が親にするように)
他人に隷属(することによって己の生存を確保)しようとする。
これはヒトラーの魔力に感染した(あの当時の)ドイツ人の問題でもある。
BDSMの《捕らわれの身分》と
(罪を犯してもいないのに罪人の地位に貶められた者、
に対する生存を危うくするような懲罰的規律=)《懲戒》、
支配する側の加虐性向と
立場の下の者の被虐性向の組み合わせによってこうした関係が持続し固定化する。
0275考える名無しさん
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2020/04/04(土) 01:42:40.930
>欧米の投資の世界ではこのAlternative Plan、代替案という発想が根づいている。
>Alternativeの反意語はAbsoluteである。
>欧米ではAbsoluteという絶対的なものは神(Absolute Being)以外には存在しないと考えられている。
0276考える名無しさん
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2020/04/04(土) 01:43:13.980
ttp://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/philo/1453477774/380-383
380 :考える名無しさん:2016/03/23(水) 23:57:48.46 0
〇〇〇〇の如き人間が目指す《テクノロジー・カルト》国家の自己破滅

何が真実真理であるかを究明する態度を持つ西欧社会、
その思想の根幹がプラトン哲学であり、デカルト哲学である。
それを生み出す土台となった思想とは、エジプトのアメンホーテプW世が興したアートン教を元とする、
モーセの一神教である。この思想の根幹は、
(プラトンによって文章化された表現によれば)『自然界とは常に生成流転消滅しているので
(寿命を持ち、行動範囲が限られる一個の人間が、
眼に見える、体で感じる)その“一時的な一部分を”切り取って《絶対視》してはならない』というものである。
これをモーセの一神教が表現するに『妄りに偶像を創って拝んではならない』
『絶対視できる存在とは(決して目には見えない=人間の五感で感じ取ることの出来ない)神のみである』
というものである。この「プラトンの文言」と「一神教の戒め」は、結局同じことを言っている。
広大な宇宙空間(これまで宇宙は人類という種を遥かに超えて百数十億年の昔から存在し、
その全てを観測し切れないほど広大である)に含まれたこの地球の自然界は常に生成流転消滅している。
そこに生まれた一個の人間が経験する内実は、
常に自然界全体の顕れ、その《一時的な一部分》である(に過ぎない)。
よってそれを“絶対視”し(これを根拠、前提として)一般化してはならない。
このようにモーセ一神教もプラトン哲学も、同じことを諫めている。
0277考える名無しさん
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2020/04/04(土) 01:55:03.650
藤垣裕子、柳川範之「東大教授が考えるあたらしい教養」

しかしリベラルアーツという言葉の源流をたどると、
知識量ではかるような「教養」とはまったく別の意味であることが見えてきます。
当時のギリシアには奴隷制度が有り…
そこで「人間が奴隷ではなく独立した自由な人格であるために身につけるべき学芸」として
リベラルアーツという概念が生まれたのです。
自由な人格であるためには、自分の思考を自由にする必要があります。
「自分の思考を自由にする」というのは、
わかりやすくいえば「自分の思考を固定化せず、柔軟にする」ということです。
リベラルアーツという語源から「教養とは何か」を考えるなら、
新たな知識や情報に触れたときに、
それをただのデータとして頭にため込むのではなく、それを活用し、
思考を柔軟にして自らのとらわれに気づき、
そのとらわれから自分を解放して視点を変える力が「教養」ということになる
0278考える名無しさん
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2020/04/05(日) 12:54:04.900
ttp://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/philo/1396898238/154-155
殺し合いが「市民」を生んだ いま「ヨーロッパ」が崩壊する(上)
阿部謹也『日本に西欧型「社会」は存在するか』

では、ヨーロッパはなぜ、呪術的なものを整理できたのか。その点に関して神判の問題との関連で言えば、
十一〜十二世紀にヨーロッパ社会はある画期的な転機を迎えた、離陸したんだと思います。
そのきっかけは聖と俗の分離です…私はこれが最大の理由であると思っています。
聖と俗が分離した理由は、
二世紀から六世紀までの、ヨーロッパよりむしろローマ末期にその源があります。
つまり、ローマ末期のあの禁欲主義的な運動というものが、
まさにヨーロッパの現在をつくったと言えると思います
私はやはりキリスト教の問題が大きかったのではないかと考えています。
つまり、中世になって、聖なるものと俗なるものとが分離するきっかけが生まれた
聖と俗が分離するということは、言い換えれば日常生活がある意味で合理化されていく、
アニミズム的なものが消えていくということです
0279考える名無しさん
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2020/04/05(日) 12:55:25.560
ゲルマン人のあいだにキリスト教が浸透していく過程で、
もともとゲルマンにあった呪術的な裁判慣行はキリスト教化されていった…
そして、一二一五年のラテラノ公会議で、神判に司祭が関わることが禁止されました
このラテラノ公会議以降、すべての成人男女は少なくとも年に一度は
教会の司祭の前で告解することが義務づけられました。
これは、ヨーロッパにおける個人というものの成立の第一歩でもあったわけですが、
その際の司祭のためのマニュアルが、贖罪規定書と言われるものです
十一〜十二世紀にかけて、世俗的なさまざまな慣習、ゲルマン的・異教的な伝統や信仰、
迷信・俗信の類いが法的に否定されていきます。
この贖罪規定書を分析していきますと、ヨーロッパではこのころに、
呪術的・アニミズム的なものが消えていき、聖と俗の境界線が新たに引かれていった
そして、十七〜十八世紀以降の啓蒙思想と、それに基づくフランス革命、
名誉革命、ドイツ三月革命などの市民革命を経て、決定的に押さえ込まれていったのだと思います。
0280考える名無しさん
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2020/04/05(日) 12:57:02.380
ttp://lavender.2ch.net/test/read.cgi/philo/1396898238/264-270
福沢諭吉「文明論之概略」

開闢の後、野蛮を去ること遠からざる時代には、人民の智力いまだ発生せずして…
内に存するものは、ただ恐怖と喜悦との心のみ。…山を恐れ、海を恐れ、旱魃を恐れ、飢饉を恐れ、
都てその時代の人智を以て制御すること能わざるものは、これを天災と称してただ恐怖するのみ。
あるいはこの天災なるものを待ちて来らざるか、または来て速に去ることあれば、
乃ちこれを天幸と称してただ喜悦するのみ。
…而してこの天災天幸の来去するや、人民に於いては悉皆その然るを図らずして然るものなれば、
一にこれを偶然に帰して、かつて人為の工夫を運さんとする者なし。
工夫を用いずして禍福に遇うことあれば、人情としてその源因を人類以上のものに帰せざるを得ず。
即ち鬼神の感を生ずる由縁にて、その禍の源因を名けて悪の神といい、福の源因を名けて善の神という。
およそ天地間にある一事一物、皆これを司る所の鬼神あらざるはなし。
日本にていえば八百万神の如き、これなり。
この善の神に向ては幸福を降さんことを願い、悪の神に向ては禍災を避けんことを願い、
その願の叶うと否とは我工夫にあらずして鬼神の力にあり。その力を名けて神力といい、
…その時代に行わるる祈祷なるもの、これなり。
0281考える名無しさん
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2020/04/05(日) 12:58:40.390
この人民らの恐怖しまた喜悦する所のものは、啻に天災と天幸とのみならず、人事に於てもまたかくの如し。
道理に暗き世の中なれば、強大なるものの腕力をもって小弱なる者を虐するも、
理を以てこれを拒むの術なくして、ただこれを恐怖するのみ。その有様は殆ど天災に異ならず。
故に小弱なる者は、一方の強大に依頼して、他の横暴を防ぐの外に手段あるべからず。
この依頼を受る者を名けて酋長という。
…この酋長なる者、既に権威を得るといえども、無智の人民、反覆常なくして、これを維持すること甚だ難し。
これを諭すに高尚の道理を以てすべからす、これを説くに永遠の利益を以てすべからず。
その方向を一にして、共に一種族の体裁を保たんとするには、ただ
その天然に備わりたる恐怖と喜悦の心に依頼して、目前の禍福災幸を示すの一法あるのみ。
…然りといえども、そのこれを褒めこれを罰するは、皆君長の心を以て決することなれば、
人民はただこの褒罰に遇うて恐怖しまた喜悦するのみ。褒罰の由て来る由縁の道理はこれを知ることなし。
その事情あたかも天の禍災幸福を蒙るが如く、悉皆その然るを図らずして然るものにて、
一事一物も偶然に出ざるはなし。
故に一国の君主は偶然の禍福の由て来る所の源なれば、
人民よりこれを仰て自からまた人類以上の観を為さざるを得ず。
0282考える名無しさん
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2020/04/05(日) 12:59:43.130
西欧近代合理主義=啓蒙思想とは、
過去の恐怖や嫌悪に向き合うことで神経症から脱する精神的な治療法である

《当時のギリシアには奴隷制度が有り…
そこで「人間が奴隷ではなく独立した自由な人格であるために身につけるべき学芸」として
リベラルアーツという概念が生まれたのです。
自由な人格であるためには、自分の思考を自由にする必要があります。
「自分の思考を自由にする」というのは、
わかりやすくいえば「自分の思考を固定化せず、柔軟にする」ということです。
リベラルアーツという語源から「教養とは何か」を考えるなら、
新たな知識や情報に触れたときに、それをただのデータとして頭にため込むのではなく、
それを活用し、思考を柔軟にして自らのとらわれに気づき、
そのとらわれから自分を解放して視点を変える力が「教養」ということになる》
0283考える名無しさん
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2020/04/05(日) 13:00:43.290
これは正に個人、或いは集団が或る驚異的な畏怖する自然現象に遭遇し、
或いは未知の外界から強力な部族の侵略を受け、
個人、或いは集団全体が《死の恐怖》を体験することで《心的外傷》=神経症に罹患し、
その心理的呪縛が個々人の人格にナルシシズムと〇〇〇パーソナリティを作り出す。
この、他者を無制限に支配しコントロールしたいと願うナルシシスト
(例えばヒトラーやスターリンなど)と、
強者の支配を受け入れることで辛うじて己の生存と安全を図りたいと願う
〇〇〇パーソナリティ障害者
(ナチスドイツ時代のドイツ国民や、大日本帝国の臣民たる当時の日本国民と)の《共依存》を生み出し、
以って呪術祈祷に頼るこの集団的精神状態が、覇王(=ナルシシスト)と
それに支配される盲目の大衆(=〇〇〇パーソナリティ障害者)という状況を生み出す。
この強固な《思い込み》の裏には恐怖と嫌悪が有り、
それを回避するため無意識的にその思い込みに縋っている。
0284考える名無しさん
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2020/04/05(日) 13:01:38.260
正に啓蒙思想=リベラルアーツとは、
精神心理学でいうところの〇〇〇〇=〇〇〇〇〇〇〇〇であって、
未知(意味不明)の恐怖を動かぬ事実と厳正なる数学的推論とによって理解可能な説明に置き換え、
以って《死の恐怖》を克服し、神経症=呪術祈祷の世界から脱する、
という西欧近代合理主義を打ち立てた精神性を土台とする。
つまり、啓蒙思想=リベラルアーツ自体が社会全体に対する《心理的な治療》と見なせるのだ。
0285考える名無しさん
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2020/04/05(日) 13:03:05.780
リベラル・アーツ&サイエンス(3学4科)といわれる、
過去の人間が築いた学問の“帰結を”学ぶことだけでは意味はなく、
(その帰結を如何にして得るか=)
自己が過去の育成の過程で親や社会から埋め込まれれしまった恐怖や嫌悪、
を回避するために無意識に前提としている論理構成(自分自身に対する説明)を、
一回全て疑って、動かぬ事実から出発する厳正なる数学的推論によって一々確かめて行く。
そして誤った自己の認識を正しい認識につなぎ変えて行く。
それによって(恐怖を基にした)歪んだ呪縛
=呪術祈祷の状態から(数学的な説明=西欧近代合理主義へと)脱して行く。
それがリベラル・アーツ&サイエンスを推進する意義である
(数学は《死の恐怖》と戦う手段であり《死の恐怖》を克服する方法論となっている)。
0286考える名無しさん
垢版 |
2020/04/05(日) 13:05:33.080
ttp://lavender.2ch.net/test/read.cgi/philo/1396898238/264-270
福沢諭吉「文明論之概略」

宗教は人心の内部に働くものにて、最も自由、最も独立して、豪も他の制御を受けず、
豪も他の力に依頼せずして、世に存すべきはずなるに、我日本に於ては即ち然らず。
…日本の宗旨には、古今、その宗教はあれども自立の宗政なるものあるを聞かず。
その実証を得んと欲せば、今日にても国中有名の寺院…何れも皆政府の力に依らざるものなし。
…故に古来日本の大寺院と称するものは、…概してこれを御用の寺といわざるを得ず。
…その威力は封建の大名より盛なるものあり。然り而してその威力の源を尋れば、宗教の威力にあらず、
ただ政府の威力を借用したるものにして、結局俗権中の一部分たるに過ぎず。
…寺院に自立の宗政なきもまた怪むに足らず、その教に帰依する輩に信教の本心なきもまた驚くに足らず。
…古来日本にて、宗旨のみのために戦争に及びしことの極て稀なるを見ても、
また以て信教者の懦弱を窺い知るべし。…宗教なおかつ然り。いわんや儒道学問に於てをや。
…これより足利の末に至るまで、文学は全く僧侶の事と為り、
字を学ばんとする者は、必ず寺に依らざればその方便を得ず。
後世、習字の生徒を呼て寺子というもその因縁なり。
ある人の説に、日本に版本の出来たるは鎌倉の五山を始とすといえり。果して信ならん。
0287考える名無しさん
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2020/04/05(日) 13:07:35.300
故に今、東西学風の…行われたる次第に就き、著しき両者の異別を掲げ…示す…
この学問なるもの、西洋諸国に於いては人民一般の間に起こり、我が日本にては政府の内に起こりたる一事なり。
西洋諸国の学問は学者の事業にて、…我国の学問はいわゆる治者の世界の学問にして、
あたかも政府の一部分たるに過ぎず。
…国内に学者の社中あるを聞かず、議論新聞等の出版あるを聞かず、技芸の教場を見ず、衆議の会席を見ず、
都て学問の事に就ては、豪も私の企てあることなし。
…その学流もまた治者の名義に背かずして、専ら人を治るの道を求め…官途に就かざれば用を為さざるが如し。
…故に偶々民間に才徳を有する者あれば、己が地位にいてこの才徳を用いる方便なきがため、
自らその地位を脱して、上流の仲間に入らざるを得ず。
故に昨今の平民、こんにちは将相と為りしこと、古今にその例少なからず。
これを一見すれば、彼の上下の隔壁もなきが如くなれども、この人物はただその身を脱して他に遁れたるのみ。
これを譬えば、土地の卑湿を避けて高燥の地に移りたるが如し。
一身のためには都合宜しかるべしといえども、元とその湿地に自ら土を盛りて高燥の地位を作りたるにあらず。
故に湿地は旧の湿地にて、目今己が居を占めたる高燥の地に対すれば、
その隔壁なお存在して、上下の別は少しも趣を変ずることなし。
0288考える名無しさん
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2020/04/05(日) 13:10:09.110
ttps://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1501550015/214-216
阿部謹也『日本に西欧型「社会」は存在するか』大学とは、「自分とは何か」を考える場である

大学については、いま大学改革などということが言われ…いろいろ議論されていますが、
そのなかでいちばん議論されていないのは、「戦後の一般教育、一般教養とはなんであったか」という点です
一般教養というと…大学設置基準にある、人文・社会・自然が何コマずつとかいったことになる…
高等学校の延長のような知識が一般教養であると考えられている…そういうものがあっても悪くはない
…ただ私は、一般教養の核心はそういうところにはないだろうと思う
大学には、だいたいみんな十八歳で入ります…
そこでまず、自分がどういう人間なのかを知る。これが一般教養の核心なんです。
そのために、自分と過去の関係を考える。両親、兄弟といった家族。高校、中学、小学校の先生。
そして自分を育んでくれた地域。さらに、その外側にあってその地域を規制している国家あるいは社会。
そういうものと自分との関係を知ることだろうと思うんです…
そして、そういうものを中心に抱いている自然、あるいは地球、もう少し広げて宇宙といったものを知ること。
これが一般教養の意味なんです
0289考える名無しさん
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2020/04/05(日) 13:11:11.510
核心になるのはやはり、「自分とは何か」という問題をきちっと考える場所だと思います…
そういうことを、大学のどこかでやっている。
つまり、その先生のもとに行けば自己分析ができ、それが同時に家族との関係、仲間との関係、地域との関係、
国家・社会との関係、宇宙との関係、生物としての人間のあり方と結びついてきて、
そこに自己というものが認識されるきっかけがある。
そんな講義あるいはゼミナールが行われていることが望ましい。

それがなければ、自然・人文・社会などの講義というのはほとんど意味がないと、私は思います。
となると、なぜそれが、いまの大学ではできないのか、という問題になってくる…
まず、そういうことを講義する先生がいない。いないだけではありません。関心がないんです。
0290考える名無しさん
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2020/04/05(日) 13:22:01.540
ttps://mevius.5ch.net/test/read.cgi/seiji/1559436033/924-927
何故日本の「学問」は文系と理系に分かれているか、その根本理由

西欧哲学(思想)の根幹は数学(幾何学=ユークリッド)であり、
数学によって思考(を統制)する合「理」性にある。日本は近代化(というよりも、
それを生み出した思想や価値観を抜いた“表面的な”工業化、産業化)を進めるため、
先進国から『完成品』を輸入して社会が成り立っている。
それでその輸入元が法律・経済(文系)と工学(理系)に分れている。
つまりクーデターによって武力支配した《閉領域》を、
(流石に帝王の恣意では無く、“一応の”近代的な規則によって)
(人々の、合「理」性による自己認識、
その一致による自治ではなく)《支配する》目的で(輸入された規範=)法律・経済が存在する。
また、その武力支配を維持する=支配者の自分とその他を“物理的に”差別化する、
最新の兵器や機械を製造するために工学が存在する。
つまり、全てが一部の支配者側の都合で組み立てられている。
0291考える名無しさん
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2020/04/05(日) 13:24:41.600
ところが(大元の文明を創った)西欧社会の成り立ちは全然違う。日本社会とは全てが“逆”なのだ
(エジプトやローマ以前の西欧文明も当初は狼のような動物の群れ社会を基礎とする階層
(全ての人間関係の始まりである母子関係、それを模し、拡張した親分子分関係の)構造、
を絶対視した社会であっただろう。つまり日本と同様の大君を長とする部族社会であった。
だが部族社会は他からの攻撃、
或いは(跡目争いのような)内部要因から短期で滅亡し別の部族に取って変わられた。
何故なら自然界は常に生々流転消滅しているからだ。
自分の思い込みに囚われた大君に、率いられた群れは群れごと消滅した。
その長い歴史の教訓をくみ取った先進文明の或る天才的な人物が、
階層(=親子)構造の部族社会を脱し、一神教(=幾何学)で律せられる社会を考案した。
原始的な人類は恐らく今の自分に(時間的空間的に)近い身近な“部分から”説明しようとする。
だが(目先に囚われず)先ず全体を表現し、それから部分を説明する。
こうした言語表現の“逆転が”起こった。
0292考える名無しさん
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2020/04/05(日) 13:29:18.470
(そういえば)西欧の言語は日本と違って主語・動詞の構造を持っている。
細かい説明はその後から補足される。
西欧は(厳然たる細部の事実を観測しつつも)先ず全体の整合性=バランス=調和=矛盾の排除を考え、
それから(論理的な整合を保って)細部を埋めようとする。
(観測された)細部の“事実と”(仮想した)全体像が矛盾したら全体像(=仮説)を再構成する。
これによって矛盾の無い調和的な全体と、それを構成する精密な細部が両立する
(中世、ヨーロッパ北方の人物画は当時の織物の生地の目が分かるぐらいに精密だった。
だが、手足や首の長さ、全体のバランスが悪かった。一方、イタリアなどの南方の人物画は、
人体全体のバランスは調和していたものの、細部が曖昧だった。
後に両者の画法は合体し、
細部が精密でありながら全体のバランスも調和した人物画が描かれるようになって行く)。
だが日本のような原始部落は細部を説明しながら延々かかって(矛盾に満ちた)全体を語ろうとする。
最初に全体のバランスを考えない。場当たり的に増築された旅館のように。
最初から水道と下水道を、公衆浴場と広場を備え、車道と歩道を分けて設計された
(ということは、それ以前の、気が遠くなるような錯誤と教訓の積み重ね、
が在ったからこそ成し得た)ポンペイの都市とは正反対に。
0293考える名無しさん
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2020/04/05(日) 13:30:38.920
こうした“逆転現象は”長い歴史の教訓をくみ取った先進文明の或る偉人が考案した、と推論する。
それを何回目かで――最初の単純なアイデアの組み合わせから成るそれを――
洗練させた者が恐らくはモーセでありプラトンだろう。
0294考える名無しさん
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2020/04/05(日) 13:35:50.060
紀元前に、人間社会の倫理道徳の基礎を“数学を使って”見出そうとするような、
この《超SF的》な考え方を一朝一夕に発案できるはずもない)。
先ず真っ先に、(専制君主にとって“ではなく”)社会“全体から”見て『何が正しいのか』を、
(皆が参加して進める)事実を基礎とした数学的推論=議論によって探索し確定して行く。
そのために哲学(=数学)が存在する。
その哲学とは倫理であり、この倫理を貫徹するために「法」が作られ、
また(この世の真偽を見極める)哲学を実践するSCIENCEからテクノロジー(科学技術)が生れて来た。
つまり「法」も「科学技術」も一切が哲学(=合「理」性)につながっている。
この合「理」性によって原人以来の呪術祈祷(=理屈を解さない原人が、
或る《死の恐怖》と遭遇しその体験=現象を『二度と体験したくない』と、現象を解釈=意味づけする、
誤った自己認識)の世界を変えて(現象とその解釈を正しくつなぎ変えて)行く。
つまり西欧近代合理主義=啓蒙思想とは、社会的に推進される《〇〇〇〇〇〇〇〇》になっている。
0295考える名無しさん
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2020/04/05(日) 13:37:18.960
このように、哲学は一神教(の世界観=プラトン哲学=3学4課=リベラル・アーツ&サイエンス
=啓蒙思想・立憲主義)や数学(=合「理」的推論)と直結している。
その世界観=価値観を基にして社会が組み立てられており、憲法自体がその歴史観の反映になっている。
超越的原理=哲学(=合「理」性=「理」に適った思考統制)こそが、
強大な権力を握った或る個人――それは嬰児に対する親であったり、
無力な民に対する覇王であったりする、
それ――の動物性(=自己の肉体を誰よりも優先し、より良い状態で維持したいと願う)、
その一方的な攻撃からその他が(もまた)持つ
(自己の肉体を良い状態で維持したいと願う)その最低限の動物性=尊厳を守っている。
0296考える名無しさん
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2020/04/05(日) 13:39:35.740
ところが日本の文系には(それを生み出すに至った精神的なプロセス、歴史プロセス、
及びそこから生まれる)哲学的な理念が無い。それを支える数学的な精神性が無い。
全ては(圧倒的な外国と結託した、利用する)(クーデターを企てる)支配者の道具でしかない。
(精神性を欠いたところで行なう技巧=)方便でしかない。道具としての(形式的な)手順でしかない。
日本の学問は『全体にとって何が正しいのか』を追求するものではなく、
己の勝手な権力を自在に振り回すための
(土着を圧する外から入れた)単なる“自己正当化の”《道具》
(柔道・剣道、囲碁・将棋に等しい“自己防衛の”ツール)に過ぎない。
だから(其々が『俺様』を主張する)部分部分が(矛盾無き全体=)一つにまとまることが出来ないのだ。
0297考える名無しさん
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2020/04/05(日) 13:41:38.800
>核心になるのはやはり、「自分とは何か」という問題をきちっと考える場所だと思います…
>そういうことを、大学のどこかでやっている。
>つまり、その先生のもとに行けば自己分析ができ、それが同時に家族との関係、仲間との関係、地域との関係、
>国家・社会との関係、宇宙との関係、生物としての人間のあり方と結びついてきて、
>そこに自己というものが認識されるきっかけがある。
>そんな講義あるいはゼミナールが行われていることが望ましい。

>それがなければ、自然・人文・社会などの講義というのはほとんど意味がないと、私は思います。
>となると、なぜそれが、いまの大学ではできないのか、という問題になってくる…
>まず、そういうことを講義する先生がいない。いないだけではありません。関心がないんです。
0298考える名無しさん
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2020/04/05(日) 14:02:06.810
明治の日本は(水戸光圀、徳川斉昭の「水戸藩」に典型の
――主流派と反主流派が互いに主導権を巡ってテロを仕掛け合うような――
元々存在した恐怖社会の中に、外から圧倒的に優勢な文明を持つペリーが来航した、
という“より大きな”)《恐怖》を近代合理主義によって解消する方向には行かず、
むしろもっと大きな武力を取得して《恐怖》を抑え込む(=否認する)方に走った。
つまり、より壮大な呪術祈祷(妄想)の世界に走った。
それが大日本帝国や八紘一宇を連呼して自滅した、《日本思想》の大元だろう。
0299考える名無しさん
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2020/04/05(日) 14:17:23.880
ttp://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/philo/1453477774/380-383
380 :考える名無しさん:2016/03/23(水) 23:57:48.46 0
〇〇〇〇の如き人間が目指す《テクノロジー・カルト》国家の自己破滅
0300考える名無しさん
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2020/04/05(日) 16:06:03.140
日本の「教育」は果たして教育なのか、支配なのか

日本人は幼児期に負った自分でも説明出来ない訳の分からぬ恐怖(=心的外傷)を封じるために、
進んだ外国から取り入れた学芸を学び、
それを社会的な地位=腕力に変換するため『立身出世』しようとする。
そしてそれで得た《高み》から好き勝手なことを言い、好き勝手なことをする。
それを詭弁で正当化しようとする。
それが恐らくは《立場を守る》という意味で、安冨某氏が言う『東大話法』につながっている。
また、この個人の『立身出世』を国として行うのが『富国強兵』になっている。

だとしたら『Contingent Plan』なんか出てくるはずもない。
自分が権力を握る、握り続けるに都合の良い“状態=アニミズムを”、
前提にした都合の良い結論しか考えないに決まっている。
0301考える名無しさん
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2020/04/05(日) 16:09:21.340
2016年11月19日
真山仁 ?@jinmayama

昨日、電力史に詳しい大学教授と対談をした。
その中で、「日本は、プランBがない国家」という話が双方からほぼ同時に出た。
反対者には対案がなく、推進者は問題があっても強引に突き進む。その原因はここにあった。

池田信夫 ?@ikedanob ・ 2時間2時間前
池田信夫さんが真山仁をリツイートしました
これはその通りだけど、推進派のコアは役所でも電力会社でもなく、東大の原子力工学科の「先生」。
彼らは理論的に核燃料サイクルが100%正しいと決めたので、
それが失敗したときのオプションを考えなかった。


プランBがない最大の理由は、“絶対(=安全)神話”を守るため。
つまり、まさかを考えることが神話の崩壊に繋がるから、プランBはあってはならない。
プランBがないのは、推進者(権力者、企業家)だけではない。
権力を監視したり、推進者を批判する者たちも同様だ。
対案なき批判ばかりが続き、対案がないから、推進者にとっては何も怖くない。
所詮は、野党的発言で、現状を覆す力がないのだから。
プランBがない国家ニッポンから脱却せねば。
0302考える名無しさん
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2020/04/14(火) 19:11:39.640
ttp://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/philo/1396898238/185-189
デカルト「方法序説」

それから私は一つの方法をつくりあげたのである。
その方法というのは、私の認識をだんだんに増し、少しずつ高めて、
ついには、私の凡庸な精神を私の短い生涯とをもって私の認識が達しうる最高点までいたりうる、
と思われるような方法である

よく判断し、真なるものを偽なるものから分かつところの能力、
これが本来、良識又は理性と名づけられたものである

第一は、私が明証的に真であると認めたうえでなくては、いかなるものも真として受け入れない。
注意深く即断と偏見を避けること…そして私がそれらを疑ういかなる理由も持たないほど
明晰判明に私の精神に現れるもの以外の何ものも私の判断に取り入れない
0303考える名無しさん
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2020/04/14(火) 19:12:41.110
最も単純で認識しやすいものから始めて、少しずつ、
いわば階段を踏んで最も複雑なものの認識まで登ってゆき、
かつ自然のままでは順序が持たぬものの間にさえも順序を想定して進むこと
最後に、何ものをも見おとすことがなかったと確信しうるほどに
完全な枚挙と全体にわたる通覧とをあらゆる場合に行うこと

幾何学者達が彼らの困難な証明に至達するために用いるのを常とする
全く単純な容易なもろもろの推理のあの長い連鎖は私に以下を示した。
すなわち、人間の認識の範囲に入りうる全ての物事は同様な仕方で互いにつながっているのであって、
それらの物事のうち真ならぬいかなるものの真として受け入れることなく、
かつそれらの或るものを他のものから演繹するに必要な順序を常に守りさえすれば、
いかに遠くへだたったものでも結局は達しうるのであり、
いかにかくされたものでも結局発見できる。
0304考える名無しさん
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2020/04/14(火) 19:15:55.150
ttp://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/philo/1396898238/147-149
矢内原伊作「デカルトと現代」 昭和33年10月 世界文學体系 月報8 筑摩書房

いま私の机の上には二つのデカルト読本がのっている。
二つともデカルトのテキストを抜粋して中学校の教科書向きに編集した小さな本だが、
一つはヴァレリイが編んだものであり、もう一つ方の編者はサルトルである。
ヴァレリイとサルトルという現代の最もすぐれた文学者、
しかも正反対といってもいいほど異質的な二人の思想家が、揃ってデカルト読本を編んでいる

フランスでは何世紀にもわたって、『方法叙説』を読むことは一般教養の必須の条件とされてきた。

なぜデカルトはかくも大きな影響を与え、その思想の光芒を現代にまで強く投げかけているのであろうか。
その理由は極めて多いであろうが、少なくともその最も根本的な理由の一つは、
考えるという人間能力をデカルトが最も徹底的に深く究めたところに求められよう。
その形而上学や自然学の体系はこの思考の結果に過ぎない。
結果である体系は知識の進歩によって時代遅れになるかもしれないが、
この体系の源となった思考そのものは、その徹底的な深さの故に時代を超えて生き続けている
人間を高邁な自由意志の主体として把握していたデカルト哲学の重要性は、
人間の危機が意識されればされるほどいっそう大きなものとして輝くであろう
或いはまたこういう風に言ってもよい。
わが国でデカルトがひろく読まれる時は民主主義が日本に根をおろす時であろう、と。
0305考える名無しさん
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2020/04/14(火) 19:18:37.570
>正に啓蒙思想=リベラルアーツとは、
>精神心理学でいうところの〇〇〇〇=〇〇〇〇〇〇〇〇であって、
>未知(意味不明)の恐怖を動かぬ事実と厳正なる数学的推論とによって理解可能な説明に置き換え、
>以って《死の恐怖》を克服し、神経症=呪術祈祷の世界から脱する、
>という西欧近代合理主義を打ち立てた精神性を土台とする。
>つまり、啓蒙思想=リベラルアーツ自体が社会全体に対する《心理的な治療》と見なせる

>自己が過去の育成の過程で親や社会から埋め込まれれしまった恐怖や嫌悪、
>を回避するために無意識に前提としている論理構成(自分自身に対する説明)を、
>一回全て疑って、動かぬ事実から出発する厳正なる数学的推論によって一々確かめて行く。
>そして誤った自己の認識を正しい認識につなぎ変えて行く。
>それによって(恐怖を基にした)歪んだ呪縛
>=呪術祈祷の状態から(数学的な説明=西欧近代合理主義へと)脱して行く。
>それがリベラル・アーツ&サイエンスを推進する意義である

このように、デカルト「方法序説」は
《精神医学・心理学でいうところの〇〇〇〇=〇〇〇〇〇〇〇〇》(の実践)の説明になっている。
0306考える名無しさん
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2020/04/14(火) 19:20:36.740
>その方法というのは、私の認識をだんだんに増し、少しずつ高めて、
>ついには、私の凡庸な精神を私の短い生涯とをもって私の認識が達しうる最高点までいたりうる、
>と思われるような方法である

>よく判断し、真なるものを偽なるものから分かつところの能力、
>これが本来、良識又は理性と名づけられたものである

>第一は、私が明証的に真であると認めたうえでなくては、いかなるものも真として受け入れない。
>注意深く即断と偏見を避けること…そして私がそれらを疑ういかなる理由も持たないほど
>明晰判明に私の精神に現れるもの以外の何ものも私の判断に取り入れない



>人間を高邁な自由意志の主体として把握していたデカルト哲学の重要性は、
>人間の危機が意識されればされるほどいっそう大きなものとして輝くであろう
>或いはまたこういう風に言ってもよい。
>わが国でデカルトがひろく読まれる時は民主主義が日本に根をおろす時であろう、と
0307考える名無しさん
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2020/04/14(火) 19:40:02.500
.
>或いはまたこういう風に言ってもよい。
>わが国でデカルトがひろく読まれる時は民主主義が日本に根をおろす時であろう、と
0308考える名無しさん
垢版 |
2020/04/14(火) 19:48:48.300
ttps://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1453477774/725-731
ttps://shinsho.kobunsha.com/n/nf7b63d934f28
「いじめの構造そのものを、ぶっ壊す可能性を提示しなければならない」
―――岩田健太郎 教授に聞く 光文社新書 2020/04/14 10:35
>それで、やっぱり、自分で書くしかないなと思ったんです

日本精神科医や心理学者は何故日本で自殺が多いのか、その原因を追究しなかった。
全て患者個人の責任として解釈し、薬を出して終わりにしてきたのだ。
社会に「ごみ」が何故在るか。それは「ごみ」を出す側がいるからだ。
だから「ごみ」そのものを非難するよりも、「ごみ」を出している側の姿勢“を見る”べきが、
「ごみ」を出す側が権力を握っていてその正体を世間に知られたくないために、
自分が出した「ごみ」に向かって『あいつは「ごみ」だ!』と世間を煽り、叩いている。
叩くことによって「ごみ」が自分の立場を弁護してもその主張の信頼を貶めるように謀っている。
その(人間の劣情に対する)煽りに世間が同調して嘲笑う。
それで真の責任が隠される(権力が守られる)。という構造は日本の全ての言論に見られる。
0309考える名無しさん
垢版 |
2020/04/14(火) 19:51:11.830
例えば自分は英米から技術支援や資源供給を受けて守旧の徳川を倒し、
下級武士から立身出世して、しかも支配下に置いた自国の富国強兵を実現しながら、
しかし支配下の“国内に”向かっては
『英米は中国で、東南アジアであんな酷いことをしている!』と自分の支援者を詰る。
“自分は”といえば、英米の支援を受けて自分ら以外の日本人をなぎ倒し、
(最新の学芸や技術を得)それで自他を差別化して搾取する側に立っている。
その上で(自己のエゴイズムが生み出す)困窮を自分ら以外の日本人に押しつけている。
自分ら(自身が発想発案し、『こうしたら上手く行く』と計画したそ)の指導力
によって富国強兵を実現したのではなく、
(自国領土や国民の労働力を英米“に売る”こと=不平等条約の締結でその“見返りに”)
英米の支援で自分らの政権を支え、富国強兵を実現している。
という(外国の《開弁》となって利益を得、
自国民を差別している者らの)“真実を”支配下の国民に見破られないために、
自分の支援者外国を非難する。こうした《すり替え》
(=自分の被害者を悪人に仕立てることで、本来の加害者が美化されて、その罪を免れる)
は日本の言論の至る所に埋め込まれている。
0311考える名無しさん
垢版 |
2020/04/14(火) 21:27:37.420
ttps://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1453477774/725-731
「いじめの構造そのものを、ぶっ壊す可能性を提示しなければならない」
―――岩田健太郎 教授に聞く 光文社新書 2020/04/14 10:35

>コミュニケーションというスキルがなくて、
>単に、みんなに合わせることで、コミュニケーションをとったつもりになっている。
>議論によって前に進むんじゃなくて、
>声のでかい人の一喝とか、みんなの雰囲気とかで、ものが決まっていくんです。
>だから、非理性的で、理不尽なものごとの決まり方になるんです。
0312考える名無しさん
垢版 |
2020/04/14(火) 21:28:22.400
ttps://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1453477774/732-736
〇〇〇〇「〇〇〇〇〇〇・〇〇〇〇〇〇〇」199〇年

>ある目的を達成するための手段として
>考えられるいくつかの選択肢の中から最も良いものを評価し、選択するという考え方は
>国民性として…馴染まない…そういう訓練を積んできてはいない。
>いつでも誰か声が大きいか、勢いがあるか、…単純なことで重要事項が刹那的に決定され…
>代替案という発想が少ない
0313考える名無しさん
垢版 |
2020/04/14(火) 21:32:04.650
二十年以上前に同じことを言っている日本人が居た。
それで20年以上後に同じことを嘆いている日本人が居る。
恐らく199〇年どころか、敗戦後にも同じことを言っていた日本人は居ただろう、多分。
ということは、もう、ダメ(ポ)じゃないでしょうか?
0314考える名無しさん
垢版 |
2020/04/14(火) 23:56:09.210
ttp://peace.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1433587600/259-261
淵田美津雄 奥宮正武「ミッドウェー」

私には、当時の戦争指導者たちには、
戦争は自分たちの力で解決できるという見通しをもっていなかったのではないかと思われる。
ただ当面の戦争資源を入手して、
戦力の持続を図ってさえいれば、世界情勢はおのずから開けてくると思っていたのであろう。
つまり他力本願である。はっきりいえば、ドイツの勝利をあてにしていたに違いない。
これが、緒戦で主作戦をまず南方資源地帯に向けた理由である。
そしてまた、開戦時の総合計画が南方作戦までで、
その後の計画が全然立てられていなかったことの理由でもある。
この南方作戦が、第一段作戦としてまことにうまくいったので、これで不敗の態勢が成ったと思った…
0315考える名無しさん
垢版 |
2020/04/14(火) 23:57:55.960
この立場に立てば、ミッドウェー海戦は、わが国民性の欠陥を、見事にあばきたてた戦いであった。
これまで述べてきた数々の敗因には、その根底にことごとくわが国民性の欠陥が潜んでいる。
合理性を欠くわが国民性は、やることなすことが行き当たりばったりで、相互の間に理屈が合わない。
セクショナリズムの国民性は、ものをみる視野が狭く、やることが独善的である。
因習から容易に抜け切れない国民性は、気がついても、
ただちに一八〇度転換の進歩的革新を行うことができない。
熱しやすく冷めやすい国民性は、すぐ思い上がって相手を見下げる。
かと思うと自主邁進の気迫に乏しい日和見的な国民性は、他力本願になりやすく、卑屈な事大主義ともなる。
0316考える名無しさん
垢版 |
2020/04/14(火) 23:59:21.250
太平洋戦争の経過から知りうることの一つは、
多くのわが国の指導者たちが、わが国力を過信していたことであった。
いいかえれば、わが国力を総合的に把握し、国民を適切に指導しうる人物を欠いていたことであった。
その結果、多くの国民は、彼らの願いや努力にもかかわらず、悲劇への途を歩まざるをえなかった。
このことは、開戦以来三十有余年を経た今日でも、ほとんど改められてはいないようである。
すなわちわが国の社会の構造も、その運営も、
政府の縦割り行政が示すように、いまもなお、偏狭なセクショナリズムが横行している。
従って、個々の分野にいかに優秀の人材がいようとも、多くの国民がいかに勤勉であろうとも、
彼らの善意や努力が正しく報いられず、わが国が再び敗戦に勝るとも劣らない結果を迎える危険性が少なくない。
わが国民が血で贖った戦訓を生かすことによって、軍事的に犯したと同様の失敗を、
文民が実権を握る現在ならびに今後のわが国が繰り返さないよう祈らずにはいられない。
0317考える名無しさん
垢版 |
2020/04/15(水) 00:02:04.850
>このことは、開戦以来三十有余年を経た今日でも、ほとんど改められてはいないようである。
>すなわちわが国の社会の構造も、その運営も、
>政府の縦割り行政が示すように、いまもなお、偏狭なセクショナリズムが横行している。
>従って、個々の分野にいかに優秀の人材がいようとも、多くの国民がいかに勤勉であろうとも、
>彼らの善意や努力が正しく報いられず、わが国が再び敗戦に勝るとも劣らない結果を迎える危険性が少なくない。
>わが国民が血で贖った戦訓を生かすことによって、軍事的に犯したと同様の失敗を、
>文民が実権を握る現在ならびに今後のわが国が繰り返さないよう祈らずにはいられない。
0318考える名無しさん
垢版 |
2020/04/15(水) 00:03:00.310
.
教訓を教訓にしない、というのが『日本人の教訓』なので同じことを少し違った形で繰り返す。
0319考える名無しさん
垢版 |
2020/04/15(水) 00:12:05.510
>わが国民が血で贖った戦訓を生かすことによって、軍事的に犯したと同様の失敗を、
>文民が実権を握る現在ならびに今後のわが国が繰り返さないよう祈らずにはいられない。

福島第一原発は2011年3月11日にメルトダウン致しました。
0320考える名無しさん
垢版 |
2020/05/13(水) 14:07:07.630
ネトウヨになるプロセスはある程度は定番とよべる形はあるだろうけど、
基本的には10〜20代のうちに染まるのは悪いことではないと思うし、むしろ有望よ。
マルクスにかぶれるのも良いこと。
だけど50歳も越えてから「ネットで真実を知った」という状態の人間は手遅れなのよ。
弁護士に対して意味不明な懲戒請求をしてたのは殆ど高齢者だっただろ?
あれはそういう「歳を取ってから賢くなりたいと目覚めた馬鹿」なんだよ。

底辺の馬鹿でも高齢者になると何故かある日突然賢くなりたがるのよ。
知的コンプレックスから「勉強」しようにも数学や英文を読むという事は基礎教養が無いから無理なんだけど、
歴史問題などについてはマスコミや雑誌の受け売りでも賢くなった気になるには持って来いなのよ。
年老いてやることも無くなると大抵はここに行き着く。
ただし同じ馬鹿でも経済的に裕福だと左翼に向かうこともある。沖縄に座り込みに行ったりね。
0321考える名無しさん
垢版 |
2020/06/29(月) 19:33:51.340
ttps://mainichi.jp/articles/20200618/k00/00m/010/007000c
立憲離党表明の須藤元気参院議員 涙で語ったロスジェネ世代の本音
会員限定有料記事 毎日新聞2020年6月18日

立憲民主党の須藤元気氏(42)=参院比例代表=が17日に開いた離党表明記者会見では、
1990年代末の金融危機に伴って生じた「就職氷河期」によって
不本意な就職や人生を余儀なくされている
「ロストジェネレーション」(失われた世代)の本音がぶちまけられた。
須藤氏の会見は17日午後6時45分から、参院議員会館地下1階の「B106会議室」で行われた。
「皆様、お忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます」と切り出して
離党届を提出した経緯を説明し、離党理由に言及し始める須藤氏。
「僕らはバブルを経験していません。結婚して子供産んで35年ローンで家を建てる。
そして子供を大学まで行かせる。それが幸せだっていうのは、一つのモデルとしてありました。
もちろん日本経済がよければ、それはそれで幸せな形なんでしょうが、僕らはそうもいきませんでした」
0322考える名無しさん
垢版 |
2020/06/29(月) 19:35:12.150
ここまで語った須藤氏は声を詰まらせ、涙をにじませ始めた。
「悔しいんですよね。やっぱ政治の、政治の失敗で僕らが犠牲になってるじゃないですか。
悔しいですよ。ちっちゃいころから日本は何百兆円借金があるとか、
そのためには我慢しなきゃいけないとか、この30年間ずっと我慢してきたんですよ。
何がプライマリーバランスだ、と思うわけですよ。もう十分我慢しましたよ。
今、僕らロストジェネレーションが立ち上がらないで、いつ立ち上がるんですか。
なんで上の言うこと聞かなきゃいけないんですか。十分言うこと聞いてきましたよ。
0323考える名無しさん
垢版 |
2020/06/29(月) 19:39:35.160
(世界第二位の経済大国という)今は亡き日本に関する或る思い出

今はもうめったに見ていないが、田〇〇〇朗氏の『朝ま〇〇〇レビ』で、
オレが思うに《これは真剣に議論している》と感じた回が二回あった。
それは住専問題を議論した回(大蔵省の銀行局長だったか?の方が出演した)と、
阪神淡路大震災の直後の回である。
住専問題の回では、大前研一氏が東京都下の或る土地台帳を手に取って掲げ、
『これ一筆です』と言いながら隣りの人と共に見てページをめくって行くと、
一年(だったか半年だったか忘れた)で何回転売されているか、十数回だったか、何十回だったか忘れたが、
普通では有り得ない、相当な数を転売されていた。
土地は売っても買っても手数料は3%で、売れば売るほど地価は上がって行くということだ。

それでその不良債権に居座っているヤ〇ザの問題に移行し、
同じく大前研一氏がアメリカの雑誌『タイム』だったかを手に取って掲げ、
ここに〇〇〇〇〇の〇〇〇〇〇〇氏の顔が大きく乗った表紙をめくって
そのインタビュー記事を開いて見せた。そして大前氏は
『日本の政治家の話は(言語明瞭意味不明で)内容が意味不明なものが多いが…』と苦笑いしながら、
『こんなに分かり易い記事は未だかつて読んだことが無いw』と前置きし、
要するに『我々は自分から仕事をするのでは有りません』『依頼があるからやっているのです』
『今回の件では我々が悪者にされちゃった』『だけど本当に悪い?のは依頼者です』
『どうか我々を国会でもアメリカ議会でも呼んでください』『誰が依頼者か全部話しましょう』と。
もう25年も前なのでうろ覚えだが、大体(大前氏は)こんなことを言っていたと思う。
0324考える名無しさん
垢版 |
2020/06/29(月) 19:46:49.260
そして阪神淡路大震災の直後の回である。
この回には大学の建築学科の教授らと、東大地震研の学者
(助教授だった島崎邦彦氏、ロバート・ゲラー氏、名前は憶えていない老教授)が登場した。
阪神淡路大震災の少し前にロサンゼルス地震が有り、高速道路の橋が落ちたりした。
それを見た日本の建築家などが、『日本ではあり得ないw』と言いながら、
こぞってアメリカの建築技術を《小ばか》にしていたところ、神戸で同じことが起こった。
高速道路の橋げたが落ち、新幹線の橋脚が壊れた。当然議論は沸騰する。
『日本の建築は偉そうなことを言いながら何をしていたのか!』と。
それで帯筋の話になり、(高度成長に狂乱した時代の、海砂など)コンクリートの品質の話になり、
横揺れ、縦揺れに対する建築基準、そしてそもそも地震は予知できるのか、の話となり、
老教授(と助教授のロバート・ゲラー氏)が地震は予知できないのに、
『予算が欲しいので予知できることにした』と。『そのおかげで地震計はたくさん設置され
(震度が直ぐに出せるようになっ)たが予知はそもそもできない』
『政治家は国民に向かって予知できないと言え』と言っていたかのように記憶する。
0325考える名無しさん
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2020/06/29(月) 19:49:27.760
ここまで語った須藤氏は声を詰まらせ、涙をにじませ始めた。
「悔しいんですよね。やっぱ政治の、政治の失敗で僕らが犠牲になってるじゃないですか。
悔しいですよ。ちっちゃいころから日本は何百兆円借金があるとか、
そのためには我慢しなきゃいけないとか、この30年間ずっと我慢してきたんですよ。
何がプライマリーバランスだ、と思うわけですよ。もう十分我慢しましたよ。
今、僕らロストジェネレーションが立ち上がらないで、いつ立ち上がるんですか。
なんで上の言うこと聞かなきゃいけないんですか。十分言うこと聞いてきましたよ。
0326考える名無しさん
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2020/06/29(月) 19:57:38.300
ttp://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/philo/1453477774/380-383
〇〇〇〇の如き人間が目指す《テクノロジー・カルト》国家の自己破滅

>これは結局「プラザ合意」による超円高を招いた。
>ttp://kohada.2ch.net/test/read.cgi/eco/1370648795/271-273
沖縄返還時に佐藤栄作首相はニクソン大統領と密約をした

>本質的に強靭な、相手の“一時的な”弱みにつけ込んだつもりが結局日本は惨敗自滅した
>(だから第一次大戦前後から敗戦までの、敗戦後から現在までの
>対GDP国家負債比率のグラフが同じカーブを描いているのである。
>ttp://blogs.yahoo.co.jp/iwamotoseminar/30210307.html
>ttp://peace.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1436952329/212-217
戦前と瓜二つな『対GDP国家負債比率』が意味するもの

>第三次アーミテージ・ナイリポートは『これを8月15日に発表するのは偶然ではない』
>(=君たちは既に敗けている。この《新ポツダム宣言》を受け入れよ)と宣言しているのである)
>ttp://peace.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1436952329/199-201
「知日派」の提言 過去と未来 自画像描くべき時 「風」 立野純二 ワシントンから
朝日新聞2012年8月27日
0327考える名無しさん
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2020/06/29(月) 20:00:03.010
ttp://kohada.2ch.net/test/read.cgi/eco/1386281511/640-644
ttp://peace.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1415070590/164-167
ttp://v.youku.com/v_show/id_XNDk0MTEwMjYw.html
原題:Fall of Singapore:The Great Betrayal 制作:Brave New Media (イギリス 2012年)
「チャーチルを裏切った男たち 日英海軍の諜報戦」 NHKBS世界のドキュメンタリー
「真珠湾攻撃と英国人スパイ」(ディスカバリーチャンネル)2013年8月5日放送
0328考える名無しさん
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2020/06/29(月) 20:02:30.170
ttp://peace.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1433471893/766-768
近藤清秀「自衛隊戦車開発回想記(2)」 戦車マガジン1988年11月号

>幸いにして私の着任直前の6月にMSA協定に基づく技術援助規定による参考品として
>90mm対戦車自走砲M36が貸与されていた。
>朝鮮戦争でT−34/86に撃ち勝ったM26の90mm戦車砲をM4A3の車体に搭載したもので
>重量は31tであった
>M47については既に30年当時米軍の極東兵站センターの中核であった赤羽の
>TOD(Tokyo Ordnance Depot)で在韓米軍向けに補給、修理が行われており、
>我々もよく見学に行き、自動車王国米国の誇るクロスドライブ操向変速機を初め、
>当時の世界戦車技術水準を知る上で絶好の勉強台であった。
>変速機、操向装置については…既にTODでM47のクロスドライブの現物に接し、
>憧れを禁じ得なかった我々にとって…
0329考える名無しさん
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2020/06/29(月) 20:06:13.220
>この度70年間秘密にされてきた事実が明らかになった。
>チャーチルの知る二人の人物が日本にイギリスの極秘軍事情報を20年に渡って流していた。
>第一次大戦後イギリスは艦載機20機を載せた世界初の本式空母アーガスを建造、
>地球上のどの海域でも航空作戦を実施できるようになった。
>大戦をイギリスと共に戦った日本は浸水したばかりの二隻目の空母イーグルを視察させてほしいと
>何度も頼み込んだがイギリスは拒否。海軍省は空母が勝利の切り札になると機密保持に神経を尖らせた。
>しかし外務省と空軍省は日本と軍事技術で提携すれば兵器をもっと売ることができると考えた。
>日本に兵器を売っても脅威にはならないというのが空気であった。
>妥協案として日本に退役軍人らを教育団として送り込んで日本の空母建造を支援することになる。
>日本は最初の空母鳳翔にその技術を取り入れた。
>その団長となったのがウィリアム・フォーブス・センピルであった。
>センピルは父が国王ジョージ5世の側近で高位のスコットランド貴族でありチャーチルの知己でもあった。
>この元英国空軍大佐はイギリス陸軍航空隊創設メンバーの一人であり、
>且つ最も経験豊富な中の一人であった。
0330考える名無しさん
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2020/06/29(月) 20:07:32.380
>1921年、彼が率いる教育団は霞ヶ浦の海軍航空基地で指導を始めた。
>これは日本人に最新の航空技術を教える大掛かりなプロジェクトであった。
>彼は日本に親近感を感じ三菱航空機と親しく、日本に水平爆撃のやり方、
>主力艦の撃沈につながるような大型爆弾や航空魚雷の技術を教えた。
>空母の技術を日本に伝えるため設計の第一人者テニスン・ダインコート、
>海軍少将チャールズ・リビアンを日本側に紹介し、
>当時英国の最新軍用機(大型飛行艇アイリスや最新エンジン「ジャガーW」など)等の軍事機密を
>日本の駐在武官で海軍大佐豊田貞次郎を通じて流していた。
>朝日新聞社の神風号がロンドンに着いた時に代表で到着を祝って祝辞を述べたのもセンピルであった。
>隣には吉田茂もいた。

>センピルは当時山本五十六が司令だった霞ヶ浦の海軍航空基地で大西瀧治郎らに直接航空技術の指導をした。
>大西は山本の右腕で、開戦時にマレー航空作戦の指揮を執ってプリンスオブウェールズ、
>レパルスを撃沈することになる。センピル教育団から大型爆弾や航空魚雷の技術、
>ラトランド(後述)より空母からの離着艦や空母甲板上の航空機運用を学んだ日本人は
>真珠湾攻撃やイギリス東洋艦隊の撃滅でそれを活用した。
>陸上攻撃機84機からの攻撃で航空魚雷を受けたプリンスオブウェールズは
>プロペラシャフト付近から浸水して沈没した。
0331考える名無しさん
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2020/06/29(月) 20:16:54.400
ttp://mevius.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1516891846/389-390
新聞と9条 朝鮮戦争と再軍備 23 朝日新聞 2015年6月17日

1953年7月27日、朝鮮戦争は、共産軍(北朝鮮軍・中国人民義勇軍)と国連軍が休戦協定に調印した。
韓国は休戦を不満として調印を拒否した。開戦から3年余。
国連軍の死傷者は40万6千人、共産軍は189万7千人にのぼった(国連本部発表、27日付朝日新聞)。
戦争中、日本製の武器やトラックが戦場に大量に送り込まれてくるのを朝日新聞の特派員、中村貢が目撃する。
「日本で、日本人の手で造られた兵器、弾薬がここではすでに共産側に向かって火を吹いている。
ジープはほとんど日本の工場で組立、または修理されたもの、完成年月日と工場名がはっきり刻んである」 
ある韓国人が中村に語る。
「日本はうまくやっている。われわれが血を流して苦しんでいるのに、特需、新特需でヌクヌクと復興してきた」 
中村は「相当親日的な人でも、最後にはこういう。
……対日感情の根元はこんなところにある」と書いた(52年11月16日付)。
朝鮮戦争の特需で日本経済は復興への足がかりをつかんだ。

経済、軍事面で米国が日本を援助するのと引き換えに、
日本に防衛力増強を義務づける「MSA協定」(日米相互防衛援助協定など4協定の総称)の交渉が、
15日から始まっていた。日本政府や経済界は、朝鮮戦争の特需にかわる米国の援助を望んだ。
協定をまとめるには、保安隊の任務拡大が必要だった。
0332考える名無しさん
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2020/06/29(月) 20:19:22.730
塩川正十郎「岸信介 決意を断行するのが政治家である」 文芸春秋 2010年3月特別号

…その中で、先生が徹頭徹尾言われたのは、
「日本が孤立したら生きていけないよ。孤立したとき一番危ないんだ」ということだった。
日英同盟を破棄して、日本は苦しくなった。そこに昭和の恐慌が起き、事変を起こして満州へ向かった…
日米安保について一番言われていたのは、
「みな軍事上の問題ばかり取り上げたが、あれは単に防衛問題だけではなく、
日本の経済復興の基礎を創るために非常に大切だったのだ。
日米の間に軍事的協定のみならず経済や文化等の面でも協力し合う必要がある、
という意見が日米双方から出てきた。
そこで私は、アメリカから産業の基盤となる技術や特許をどんどん入れてもらうこと、
そして、IMFやGATTといった国際機関での日本の地位をバックアップしてほしい、
という了解をとりつけた。同盟関係でなければ、こうした協力は得られない。
安保条約改定の騒動の際、そうした経済的な側面が顧みられなかったのは残念だ」ということだった。
そこで私が、「一番最初に特許として入ってきたのは何ですか」と尋ねると、
「ナイロンだよ」と即座に返ってきたのも覚えている。
0333考える名無しさん
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2020/06/29(月) 20:20:22.810
海洋国家である日本の経済発展のために何が必要か、と考え、
造船、石油化学、製鉄といった産業の育成を大事にしたのも、忘れられがちであるが、
岸先生の重要な功績と言っていい。そのためには、原料となる鉄鉱石や石油を、
オーストラリアやインドネシア、イランなどから引っ張ってこなくてはならない。
その工作に岸先生は、いわばアメリカを日本の保証人につけたのである。
岸先生が折に触れ、私たちを呼んでこんな話をされたのはどうしてなのか、と考えることがある。
そこで思い当たるのは、岸先生が、ことに戦前の記録をほとんど残しておられなかったことだ。
終戦後、A級戦犯容疑者とされた岸先生は、
日記などご自身の記録をほとんど焼いてしまった、と聞いている。
だから、私たち次の世代に、語り伝えておきたかったのだろう。
0334考える名無しさん
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2020/06/29(月) 20:23:03.800
人生の贈りもの 2009年12月8日 朝日新聞
技術者としての姿勢教えてくれた父(2) ブラザー工業相談役 安井義博(71)

―――創業家の生まれです
社長になるとは思ってなかった。…大学を出てアメリカに留学したいと父に話すと
「稼いでから行け」と。…祖父が1908年に始めたミシンの修理業を伯父や父らが引き継ぎ
…ミシンの国産化に乗り出しました。

―――どんな家庭でしたか。
「優れた品質、無言の奉仕」とか創業の精神を聞いて育ち
…小さなころからラジオや自転車を分解すると、父は「元通りに組み立てろ」…
…父は時間に厳しかった。…「遅れたらその分、他人の時間を奪うんだ。
金は返せるが、時間は返せない」と。

―――入社3年目の63年からマサチューセッツ工科大に留学します
後半の1年はアメリカの製造業の現場を徹底して回りました。
縫製工場から原子力まで160ヵ所余り。どこも何でも見せてくれました。
見習うべきは、モノづくりの背後にあるシステムの素晴らしさでした。
でも、仕事が個人個人で分断され、他人の仕事は関係ない。
ブラザーは全員が取り組んで課題を克服する。そんなに負けてないと思いました。
0335考える名無しさん
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2020/06/29(月) 20:25:05.500
>そこで私が、「一番最初に特許として入ってきたのは何ですか」と尋ねると、
>「ナイロンだよ」と即座に返ってきたのも覚えている。

>後半の1年はアメリカの製造業の現場を徹底して回りました。
>縫製工場から原子力まで160ヵ所余り。どこも何でも見せてくれました。
>見習うべきは、モノづくりの背後にあるシステムの素晴らしさでした
0336考える名無しさん
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2020/06/29(月) 20:43:31.520
中川良一 元中島飛行機株式会社三鷹研究所試作部次長「中島飛行機エンジン史」 執筆あとがき

太平洋戦争に突入した時に我々は直前に噂は聞いていたものの、
全面戦争に突入したと聞いたときに一同愕然且つ暗たんとしたものである。
というのは海軍機用としてハワイ攻撃に参加した
主力の”栄”やその他”光”などの海軍向けエンジンは僅かに小さな荻窪工場で作っていたこと、
戦争前にカーチスライトの技師が生産指導に來所していてその能力を熟知していたこと、
太平洋決戦機として海軍が試作をした”誉”は試作指示後僅か1年半で
まだ海軍の耐久も終わっていなかったこと、協力工場のレベルの低いことなどで、
全く勝ち味のないことが分かっていたからである。
緒戦の奇襲勝利後は、
半年後のミッドウェーの惨敗以後、全くの一方的なものとなってしまったわけである。

結局このような集団が身を挺して働いたが報いられることはなかった。
終戦後にこれらの経験は、プリンス(富士精密)からの日産自動車、富士重工、
あるいはかなりの人達が揺籃期に入った
本田技研その他多数の内燃機関に関係する機械工業に受けつがれ、
日本の高度成長に貢献していることは喜ばしいことである。
0337考える名無しさん
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2020/06/29(月) 20:46:36.800
サットン講習会とその意義

昭和14年1月から3月にかけて、アメリカ、ライト社の製造支配人、
K.E.Satton氏(39歳)と製造技術部技師、E.B.Parke氏(35歳)の両氏を向かえ、
「航空エンジン大量生産ニ関スル講習会」が開催された…
サットン講習会は前項の内外の緊迫を写して、
陸軍が主催した「航空エンジン月産300台達成」をテーマとしたもの…
前年の13年中の中島のエンジン年産代数は1,550台…
これは月産130台…月産300台は一挙に生産を倍増しようとするもの…
0338考える名無しさん
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2020/06/29(月) 20:48:25.150
サットン講習会は、14年1月と3月の2回に中島本社…8階で開催された。
出席者は陸海軍関係者のほか、中島、三菱、川崎、ガス電、愛知、石川島の6社…
冒頭の陸軍航空本部第2部長の
「聞き洩らすことなく、これを実際に実行し月産300台を必ず達成せよ」の挨拶…
講習内容は、空冷星型9気筒のライト・サイクロン級エンジンの「月産300台」工場について、
工場規模、レイアウト、機械の種類、台数、素材、工具、
副資材から生産管理組織、監督者職長らの指導理念にも及んで…説明は詳細にわたって…
現在ライト社で生産しているサイクロンG100の生産現状を余すところなく説明している…
ライト社の生産工場は…増産のため…増築したもので、使い勝手の悪い工場になったとしながらも、
現状のレイアウト、各部品生産用の機械の配置、作業管理者、一般作業員の直接業務はもちろん、
相互の人間関係にまで言及…
中島では、サイクロンの製造権取得による光系、ハ8系のライセンス生産中であったので、
サットン講習会のライト社の生産設備と中島の現状を比較することにより
直ちに増産に必要な設備が浮き彫りにされた。
講習会最終日、「アメリカでは工場監督者は、床掃除、トイレ掃除以外は
生産のためなら何でもやっているよ」とサットン氏が言いのこしていったのが心に残る。
アメリカ人は定まった仕事以外はなにもしないと聞いていたが、
目的達成のためにはなんでも実行する国民であると気付いた。
0339考える名無しさん
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2020/06/29(月) 20:51:36.960
>でも、仕事が個人個人で分断され、他人の仕事は関係ない。
>ブラザーは全員が取り組んで課題を克服する。そんなに負けてないと思いました。

>講習会最終日、「アメリカでは工場監督者は、床掃除、トイレ掃除以外は
>生産のためなら何でもやっているよ」とサットン氏が言いのこしていったのが心に残る。
>アメリカ人は定まった仕事以外はなにもしないと聞いていたが、
>目的達成のためにはなんでも実行する国民であると気付いた。
0340考える名無しさん
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2020/06/29(月) 20:55:45.180
1921年に山本五十六と大西瀧次郎は、
イギリスのセンピル卿から水平爆撃や航空魚雷の使い方、空母からの航空機の離着艦など、
(空母と航空機に関する)運用の秘術を教わった。
その僅か20年後、山本五十六と大西瀧次郎は教わった技術を“逆用し”、アメリカの真珠湾、
及びイギリスの軍港が在るマレー半島を奇襲した。
敗戦後、日本はアメリカと安保条約、朝鮮戦争を切欠にMSA協定を結び、
アメリカから最新技術を得て戦争で壊れた米軍のトラックや戦車の修理を請け負った。
その技術は建機や自動車の製造に大いに役立った。
その朝鮮戦争から僅か20年、アメリカとの間で貿易摩擦を繰り返す。
0342考える名無しさん
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2020/06/29(月) 21:05:13.560
それで帯筋の話になり、(高度成長に狂乱した時代の、海砂など)コンクリートの品質の話になり、
横揺れ、縦揺れに対する建築基準、そしてそもそも地震は予知できるのか、の話となり、
老教授(と助教授のロバート・ゲラー氏)が地震は予知できないのに、
『予算が欲しいので予知できることにした』と。『そのおかげで地震計はたくさん設置され
(震度が直ぐに出せるようになっ)たが予知はそもそもできない』
『政治家は国民に向かって予知できないと言え』と言っていたかのように記憶する。

ここでも専門家は国民を騙していた。
そこで今から思えば実に印象的(予言的?)な言葉が吐き捨てられるように出て来た。
沸騰した議論からコマーシャルに移行しようと番組のテーマ曲が流れ始めたとき、
老教授が(独り言のように)発した言葉、
『これでも先進国かよ、中国じゃねえんだぞ』と(今から考えれば、これは予言だったのか?)。
中国の武漢では全住民とその所持品などにPCR検査をして、陰性の結果を得た。
果たして日本人は今、『これでも先進国かよ、中国じゃねえんだぞ』と言えるのか?
0343考える名無しさん
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2020/06/29(月) 21:11:42.900
今の日本には、こうした《本当のこと》を言ってくれる“大人が”居ない。
ttp://mevius.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1507299396/324-325
NHK特集「警世」松下幸之助と日本経済 1975年9月12日放送
ttp://mevius.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1507299396/329
人生の贈りもの 2009年12月8日 朝日新聞
技術者としての姿勢教えてくれた父(2) ブラザー工業相談役 安井義博(71)
ttp://mevius.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1507299396/331-332
岸信介「決意を断行するのが政治家である」
塩川正十郎 文芸春秋 2010年3月特別号
0344考える名無しさん
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2020/06/29(月) 21:18:46.370
強迫的に自傷行為を反復する、神経症に侵された《日本の病理》(敬称略)

そもそも何故原爆二発を投下されて
完膚なきまで叩きのめされ、廃墟の中で完敗した日本があっさり復興できたのか。
復興しただけではなく、勝者アメリカに次ぐ世界第二位の経済大国になれたのか。
その日本が冷戦終結=バブル崩壊以降、デフレが続き、経済が停滞し、
国家債務は《雪だるま》で増え続け、銀行利子はゼロのままで、
少子高齢化と人口減少が世界一のスピードで進んでいるのか。
ということを先ずは《自分自身が理解する=納得する》ために自分に向かって説明してみようと思う。

これを説明する過程では、先ず(その当時の日本と英米との関係はそもそもどうであったのか、
敵対関係であったのか共存関係であったのか、それで)、
何故大日本帝国は英米と戦争をしたのか、
その(表向きの理由=ABCD包囲網などではなく)本当の動機を知らなければならない。
それで敗けた後、日本を戦争に引っ張り込んだ者(戦争責任者)らがアメリカとどんな取引をしたのか。
その戦前と戦後の真実を知ったからこそ
(自分自身は日本を支えて来た名門なので、当然日本に誇りを持ちたいと思ったが、
日本の現実は全く正反対で『日本はこんな程度の国だった』との現実に悲観し?)、
(母方が徳川将軍家につながる、日本の名門である)三〇〇〇夫は絶望して自害した。
0345考える名無しさん
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2020/06/29(月) 21:21:37.370
英米に絹製品を売って得たポンドやドルで産業機械を買い、
設計図を買い、技師を読んで工場を建て、戦闘機や爆撃機を造っていた。
それでカリフォルニア州から輸入した原油や航空ガソリンで飛行機や軍艦を動かしていた。
正にその飛行機や軍艦で真珠湾を奇襲した。
何故なら欧州が英仏とドイツの争いで、アメリカが大恐慌で、
大航海時代以来彼らが進出した東アジアが手薄だったからだ。
それで中国と東南アジアを欧米から“横取り”しようとしたところ、アメリカが参戦し、
日本の十倍のスピードで飛行機と軍艦を造って反撃に出た。
日本の勝利は開戦半年のミッドウェーで暗転し、そのまま原爆投下で惨敗する。
すると戦争を仕かけたグループが、自己の戦争責任を免除される“見返りに”、
日本列島を《極東の戦略基地》=不沈空母としてアメリカに売り渡した。
直ぐに朝鮮戦争が勃発し、日本は米軍に弾薬を供給し、
戦闘で壊れた戦車やトラックの修理を請け負うことになる。
この過程でアメリカは日本に(MSA協定を結び)最新技術を供与して、
以後、日本は経済大国への道を進むことになる。
0346考える名無しさん
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2020/06/29(月) 21:24:24.320
ところがまたも日本はこの技術(例えばナイロンの製造技術)を“逆用し”、繊維摩擦を起こす。
それが佐藤栄作とニクソンの間でこじれると、ニクソンは激怒した。
この後も日本は自動車摩擦、半導体摩擦と、アメリカから得た技術を逆用し、
アメリカがベトナム戦争と米ソ宇宙競争で手一杯の最中に、
アメリカ民生品市場に殴り込みをかけていた。ニクソン・ショックが起こって以降も
アメリカの貿易赤字と財政赤字が膨らみ続け、ドルの価値が減価を続ける。
基軸通貨のドル体制が揺らぎ始め、遂に、アメリカは本気で怒り出した。

正にこの構図は、特に9・11テロ以降、
アメリカがイスラムとの間でテロ戦争にかかり切りとなる中、
着々と経済力と軍事力を高めていた中国の、〇〇〇が今、アメリカを『裏切った』ことに同じである。
0347考える名無しさん
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2020/06/29(月) 21:27:53.510
沖縄返還を交渉していた佐藤栄作が
繊維交渉でニクソンを裏切ったとき、アメリカは周恩来の中国と和解した。
ケ小平は改革開放を、アメリカは中国の近代化を約束した。
貿易摩擦を起こし続けた日本を背に、クリントンのアメリカと江沢民の中国が握手した。
このときが米中蜜月の頂点であった。小泉政権時代、
元NHK記者のインタビュー番組《日高レポート》に出演したキッシンジャーは言った。
『中国は、今後十年は我々アメリカに軍事的に挑戦しないと約束している』と。今や時期は過ぎた。

周恩来、ケ小平、江沢民は、
正に戦後中国の大久保利通、伊藤博文、山形有朋?(などの親英米派)であった。
だが今、中国の近衛文麿、東條英機である〇〇〇がアメリカを裏切った。
それで近衛文麿が仏印進駐したように、
海路の要衝・マラッカ海峡を睨む海域に軍事要塞を建設している。
(正にアメリカの技術をパクり、大日本帝国のやり口をパクった中国の)〇〇〇はアメリカに対し、
日本が戦前に行った(経済力で十分の一だった時代の)軍事的な挑戦と、
戦後の(GDPで対米6割だった時代の)貿易摩擦と技術競争を“同時に”仕かけている。
しかも人口は日本の十倍で。このインパクトは強烈である。
0348考える名無しさん
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2020/06/29(月) 21:30:58.490
それで日本はその後にどうなったのか。太平洋戦争は惨敗した。
それでアメリカとの貿易摩擦はどうなったのか。
基軸通貨=ドル体制を守るための「プラザ合意」で円高となり、
その円高不況を中和するためバブルを起こし、そのバブルは破裂して、
以後30年、デフレと停滞の中に落ち込むことになるのである。
という経緯を見ると、今の日本のデフレと停滞の原因が佐藤栄作の時代に遡ることが分かる。
敗戦国であるにも拘わらず、アメリカは日本を救済した。にも拘わらず、
アメリカがベトナム戦争で大変な時期に、またも日本が背後から切りかかった、のである。
それでアメリカは(激怒して)中国を使って日本(経済)を潰すことにした。
それが《日本バッシング》、《日本パッシング》の時代であった。

この間に(「東京裁判」で全ての罪を東條英機以下7人のA級戦犯と、
彼らが命令した現地司令官らBC級戦犯約千人に罪を被せ、
その他の数十万人は昭和天皇と共に戦争責任を免れた、つまり敗戦時にアメリカに救済された)
日本の《似非右翼》は、貿易摩擦を問題視するアメリカを詰り続けていた。
そして『我々日本は悪くない』と言い続けた。反省しない日本をアメリカは許すつもりは無く、
(かつて基地を利用したら日本経済に見返りを与えたが、
今や基地は利用しても日本経済は助けない)そのために今、
日本は将来の財政破綻が避けられない(経済停滞は続き少子高齢化が進む)、
方向に向かって進み続けることになった。
0349考える名無しさん
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2020/06/29(月) 21:34:25.350
松下幸之助(のような実務家)は
自分から戦争を仕かけた日本が大した処罰もされないで赦された上に、
経済発展も出来て、『こんな結構な敗け方は無いでしょう(世界史の中でも)』と言い、
『それが甘えだったんです』と(敗けて真実を知らされない)国民に対し諭している。
ところが〇〇〇のような
(現実を知ってか知らない文系の、“空想的な”学者や作家のような)似非右翼は、
日本が仕かけた戦争は大義があったのに、不幸にも敗けてしまい、
(実は昭和天皇と以下の戦争責任者らを免責するための…、
昭和天皇と天皇制を“米軍によって”内外の共産主義から守るための、取引=交換条件だった)
戦後憲法や安保条約まで押しつけられて占領され、『日本人の誇りが壊れてしまった』と憤慨した。
松下幸之助は現実を正確に理解したにも拘わらず、〇〇〇らは現実を“逆さまに”解釈した。
そして(自国を潰し自国民を大量死させた“戦犯を”――自分がその子孫、縁戚であるが故に、
或いは自分が同様の支配層に属するが故に――崇めている)
自分らを救ってくれたアメリカを非難した。
松下幸之助(のような実務家)は、それが『甘えだ』と言ったのだ。
0350考える名無しさん
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2020/06/29(月) 21:38:37.600
ttps://mevius.5ch.net/test/read.cgi/seiji/1517566115/32-35
豊下楢彦「昭和天皇・マッカーサー会見」2008年

第一段階は、敗戦直後から直面した戦犯として訴追されるのではないかという危機と、
憲法改正作業において天皇制が消滅するのではないかという未曽有の危機である。
特に、後者の問題の深刻さと事態の展開を把握するためには、
日本占領の全権を掌握しているはずの連合国最高司令官マッカーサーとは別に、
なぜワシントンに憲法改正問題を担う極東委員会という
占領政策の最高決定機関が設置されることになったのか、という問題を解明することが不可欠…である
こうした差し迫る脅威に直面した昭和天皇にあっては、非武装を規定した憲法九条によっても、
機能を失った国際連合によっても日本を守ることは不可能である以上、
天皇制の防衛は米軍という「外国軍」に依拠する以外ない、
という結論に至ったことはきわめて自然の成り行きであった。
かくして、米軍駐留に基づいた安全保障体制の構築は、いかなる政治勢力や政治家にとってよりも、
昭和天皇にとって文字通り至上の課題となった。
0351考える名無しさん
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2020/06/29(月) 21:40:25.940
九月二五日付の『ニューヨーク・タイムズ』の一面トップに掲載されたクルックホーンの記事に、
「ヒロヒト、インタビューで奇襲の責任を東条におしつける」という大見出しが付されていたことも
何らか影響していたのであろうか。確かなところを知ることはできないが、
当時の外相であった重光葵の以下の指摘(『続 重光葵手記』)は重要な意味をはらんでいる…
そもそも彼は、天皇の側近たちが「米国新聞記者」やマッカーサーと会見して、
戦争責任について「東条大将以下の軍閥」を攻撃して「自己弁明」をはかっていることをきびしく批判していた。
この重光が当時最も危惧したのは、
「若し夫れ、陛下御自身真珠湾攻撃に責なきことを公然言明せらるるに至らば、
国体の擁護は国内より崩壊を見るに至らんことを恐るるに至れり」ということであった。
彼はその「恐れ」の背景として、「蓋し軍部の玉砕派は降伏、終戦に対し、
今日尚陛下の御聖断に対し内心平ならざるもの多きものあればなり」と指摘するのである。
0352考える名無しさん
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2020/06/29(月) 21:41:42.880
ttps://mevius.5ch.net/test/read.cgi/seiji/1517566115/43-46
豊下楢彦「昭和天皇の戦後日本」

時代は下って、一九七〇年代後半になって靖国神社へのA級戦犯の合祀が問題となったとき、
昭和天皇は「親の心子知らず」と厳しく批判した…。
「親」とは、占領期に側近中の側近として昭和天皇を支え続けた宮内大臣の松平慶民であり、
「子」とは、靖国神社の宮司として一九七八年に
「東京裁判を否定しなければ日本の精神復興はできない」との信念でA級戦犯の合祀に踏み切った、
慶民の長男の松平永芳のことである。
米国から高官が来日し、日本側と講和問題で話し合う場合、
日本政府や連合国最高司令官が承認する人物と会うだけではなく、
現在公職追放中であれ、日米双方の信頼を得た善意と経験ある人物とも会うべきである旨、
また講和条約に関する最終決定前に官民双方で構成する諮問委員会を作るべきである旨、
また公職追放令の緩和が日米双方に最も好ましい影響を与える旨などが記される。
(『昭和天皇実録』一九五〇年六月一四日)

三年前の一九四七年五月三日に施行された現憲法において「象徴天皇」と規定されていた。
ダレス特使は〔日米〕二国間協定について、
日本の要請に基づき米国軍隊は日本とその周辺に駐留するであろうと述べた…
この説明に応えて、皇帝〔昭和天皇〕は全面的な同意を表明した。
(『米国対外関係文書一九五一年・六巻』一九五一年二月一〇日)
0353考える名無しさん
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2020/06/29(月) 21:48:54.830
この記述は、一九五一年一月末に第一次の日米交渉のため来日した
ダレスと初めて会見した際の昭和天皇の発現である。一〇日間近い交渉の結果をうけて、
日本側からの「要請」に基づいて米軍が駐留するという安保条約の論理の核心をダレスが説明したのに対し、
天皇は「全面的な同意」を表明した。なぜなら、この論理こそ、
前年六月の「天皇の伝言」以来、天皇が求め続けてきた論理そのものであったからである。
当時は吉田政権の閣僚レベルであってさえ、交渉の内実を何ら知らされず、
議論さえ行われていない段階であった。
それは、共産主義による天皇制の打倒という脅威に対処するためであった。
天皇制の維持それ自体が危機に瀕するような、二つの重大かつ深刻な危機に直面した。
まず第一の危機として、憲法改正作業の成り行き次第では天皇制が廃止される危険性があり得たし、
さらに東京裁判の展開次第では昭和天皇自身が訴追される恐れもあった。
そこには、退位を迫る内外からの圧力が加わった。
こうした、敗戦に伴う深刻な危機を、新憲法の成立と東京裁判の決着という形で乗り越えた昭和天皇が、
とりわけ一九四七年以降に直面することになった第二の危機が、
内外の共産主義による天皇制打倒という脅威であった。
この脅威に対抗するため天皇がなりふり構わずに選択したのが、米軍による天皇制の防衛という、
安保体制の形成に他ならなかった。
0354考える名無しさん
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2020/06/29(月) 21:50:08.420
>こうした、敗戦に伴う深刻な危機を、新憲法の成立と東京裁判の決着という形で乗り越えた昭和天皇が、
>とりわけ一九四七年以降に直面することになった第二の危機が、
>内外の共産主義による天皇制打倒という脅威であった。
>この脅威に対抗するため天皇がなりふり構わずに選択したのが、米軍による天皇制の防衛という、
>安保体制の形成に他ならなかった
0355考える名無しさん
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2020/06/29(月) 21:51:25.000
松平慶民(まつだいら よしたみ、
1882年(明治15年)3月13日 - 1948年(昭和23年)7月18日)は、
大正・昭和期の宮内官僚。最後の宮内大臣で初代宮内府長官。子爵。元越前藩主松平慶永の三男。
1882年、元福井藩主松平慶永(春嶽)の三男として生まれる。
慶永の養子として家督を継いだ松平康荘の養子に入るが、
1893年に康荘の実子康昌が誕生している。
0356考える名無しさん
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2020/06/29(月) 22:00:40.850
幕末のペリー来航に乗じて「尊王攘夷」を煽り、井伊直弼の開国政策に反対し、
将軍世継ぎ問題に介入して自分の実子をごり押しした徳川斉昭の盟友=松平春嶽の息子が、
日本の敗戦に絡んで自分らの戦争責任を免責させようとGHQと交渉している。
そしてその孫=松平永芳氏がA級戦犯を靖国神社に無理やり合祀している。
0357考える名無しさん
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2020/06/29(月) 22:02:13.360
吉田裕「昭和天皇の終戦史」1992年

この「独白録」の作成に際して、天皇からの聞きとりにあたっているのは、
侍従次長の木下道雄、敗戦時の宗秩寮総裁で四六年一月には宮内大臣となった松平慶民、
宗秩寮総裁の松平康昌、宮内省御用掛の寺崎英成、
松平康昌のあとをうけて四六年二月に内記部長に就任した稲田周一の五人だが、
この五人は、天皇からの聞きとりの会を「五人の会」と称したようである。
「独白録」の政治的意味あいを知るためには、この「五人の会」の活動がポイントとなるが、
そのなかでも、とりわけ重要な政治的役割を果たしていたのは、寺崎英成と松平康昌であった。
「五人の会」のもう一人の重要人物は、松平康昌である。
松平が四五年中からGHQ関係者との接触を開始していたことはすでに述べたが、
四六年五月に東京裁判が開廷すると、その活動にいっそうの拍車がかかった。
外務官僚の加瀬俊一によれば、高松宮は、「天皇と裁判を分離するために」、
GHQの幹部を夫人同伴で高松宮邸の晩餐にさかんに招待したが、
その人選には松平と加瀬があたっている(「高松宮の昭和史」)。
また、前掲『天皇家の密使たち』が明らかにしているように、
松平はキーナン主席検察官と来日早々から頻繁に接触していただけでなく、
自宅にも東京裁判の関係者やGHQの幹部を招待して派手な饗応をくりひろげた。
その晩餐会では宮内省大膳寮のコックが直接料理を担当したというから、
このような「接待攻勢」は、まさに宮内省ぐるみの活動だった
0358考える名無しさん
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2020/06/30(火) 19:13:43.320
(世界第二位の経済大国という)今は亡き日本に関する或る思い出

今はもうめったに見ていないが、田〇〇〇朗氏の『朝ま〇〇〇レビ』で、
オレが思うに《これは真剣に議論している》と感じた回が二回あった。
それは住専問題を議論した回(大蔵省の銀行局長だったか?の方が出演した)と、
阪神淡路大震災の直後の回である。
住専問題の回では、大前研一氏が東京都下の或る土地台帳を手に取って掲げ、
『これ一筆です』と言いながら隣りの人と共に見てページをめくって行くと、
一年(だったか半年だったか忘れた)で何回転売されているか、十数回だったか、何十回だったか忘れたが、
普通では有り得ない、相当な数を転売されていた。
土地は売っても買っても手数料は3%で、売れば売るほど地価は上がって行くということだ。

それでその不良債権に居座っているヤ〇ザの問題に移行し、
同じく大前研一氏がアメリカの雑誌『タイム』だったかを手に取って掲げ、
ここに〇〇〇〇〇の〇〇〇〇〇〇氏の顔が大きく乗った表紙をめくって
そのインタビュー記事を開いて見せた。そして大前氏は
『日本の政治家の話は(言語明瞭意味不明で)内容が意味不明なものが多いが…』と苦笑いしながら、
『こんなに分かり易い記事は未だかつて読んだことが無いw』と前置きし、
要するに『我々は自分から仕事をするのでは有りません』『依頼があるからやっているのです』
『今回の件では我々が悪者にされちゃった』『だけど本当に悪い?のは依頼者です』
『どうか我々を国会でもアメリカ議会でも呼んでください』『誰が依頼者か全部話しましょう』と。
もう25年も前なのでうろ覚えだが、大体(大前氏は)こんなことを言っていたと思う。
0359考える名無しさん
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2020/06/30(火) 19:15:20.080
そして阪神淡路大震災の直後の回である。
この回には大学の建築学科の教授らと、東大地震研の学者
(助教授だった島崎邦彦氏、ロバート・ゲラー氏、名前は憶えていない老教授)が登場した。
阪神淡路大震災の少し前にロサンゼルス地震が有り、高速道路の橋が落ちたりした。
それを見た日本の建築家などが、『日本ではあり得ないw』と言いながら、
こぞってアメリカの建築技術を《小ばか》にしていたところ、神戸で同じことが起こった。
高速道路の橋げたが落ち、新幹線の橋脚が壊れた。当然議論は沸騰する。
『日本の建築は偉そうなことを言いながら何をしていたのか!』と。
それで帯筋の話になり、(高度成長に狂乱した時代の、海砂など)コンクリートの品質の話になり、
横揺れ、縦揺れに対する建築基準、そしてそもそも地震は予知できるのか、の話となり、
老教授(と助教授のロバート・ゲラー氏)が地震は予知できないのに、
『予算が欲しいので予知できることにした』と。『そのおかげで地震計はたくさん設置され
(震度が直ぐに出せるようになっ)たが予知はそもそもできない』
『政治家は国民に向かって予知できないと言え』と言っていたかのように記憶する。

ここでも専門家は国民を騙していた。
そこで今から思えば実に印象的(予言的?)な言葉が吐き捨てられるように出て来た。
沸騰した議論からコマーシャルに移行しようと番組のテーマ曲が流れ始めたとき、
老教授が(独り言のように)発した言葉、
『これでも先進国かよ、中国じゃねえんだぞ』と(今から考えれば、これは予言だったのか?)。
中国の武漢では全住民とその所持品などにPCR検査をして、陰性の結果を得た。
果たして日本人は今、『これでも先進国かよ、中国じゃねえんだぞ』と言えるのか?
0360考える名無しさん
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2020/06/30(火) 19:17:22.970
ttps://mainichi.jp/articles/20200618/k00/00m/010/007000c
立憲離党表明の須藤元気参院議員 涙で語ったロスジェネ世代の本音
会員限定有料記事 毎日新聞2020年6月18日

立憲民主党の須藤元気氏(42)=参院比例代表=が17日に開いた離党表明記者会見では、
1990年代末の金融危機に伴って生じた「就職氷河期」によって
不本意な就職や人生を余儀なくされている
「ロストジェネレーション」(失われた世代)の本音がぶちまけられた。
須藤氏の会見は17日午後6時45分から、参院議員会館地下1階の「B106会議室」で行われた。
「皆様、お忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます」と切り出して
離党届を提出した経緯を説明し、離党理由に言及し始める須藤氏。
「僕らはバブルを経験していません。結婚して子供産んで35年ローンで家を建てる。
そして子供を大学まで行かせる。それが幸せだっていうのは、一つのモデルとしてありました。
もちろん日本経済がよければ、それはそれで幸せな形なんでしょうが、僕らはそうもいきませんでした」

ここまで語った須藤氏は声を詰まらせ、涙をにじませ始めた。
「悔しいんですよね。やっぱ政治の、政治の失敗で僕らが犠牲になってるじゃないですか。
悔しいですよ。ちっちゃいころから日本は何百兆円借金があるとか、
そのためには我慢しなきゃいけないとか、この30年間ずっと我慢してきたんですよ。
何がプライマリーバランスだ、と思うわけですよ。もう十分我慢しましたよ。
今、僕らロストジェネレーションが立ち上がらないで、いつ立ち上がるんですか。
なんで上の言うこと聞かなきゃいけないんですか。十分言うこと聞いてきましたよ。
0361考える名無しさん
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2020/06/30(火) 19:19:37.200
.
こうした状態に立ち至ったということは涙無しには語れないよな?
0362考える名無しさん
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2020/06/30(火) 19:24:25.000
NHK特集「警世」松下幸之助と日本経済 1975年9月12日放送

だいたいその、戦後30年というものはね、
高度成長にねぇ、経済が発展してきましたわなぁ、復興といいますかね。
それはその通りに違いはないけれども、
それはやはり外国のね、援助、というものによってね、やったわけですわな。
だからね、日本のね、国民の自力によって、戦後の復興したんやないんですね。
結局、30年間の間には、そのー、自力更生というようなことを言う人も有りますけども。
僕らが考えるのにね、その、3年も4年もね、戦争して負けたと、
普通であれば、昔であればね、
その、民族が奴隷になったり、或いはつまり要するに非常にね、苦しみを味わいますわな。
ところが日本は戦争に負けたその日からね、救済されてるでしょう、早く言えば。
まあ一つその、技術もあげましょうと、ねぇ、まあ一つ食べ物も、まあ一つ援助しましょうと、
政治の方も教えましょうと。
そういう結構なねえ、負け方というものは無いでしょう、昔からずっとねえ。
だからねえ、あれだけの大きな不幸なことをやってね、外国に対して。
罰せられていないんです、要はね。そこにそもそも甘えがあったわけですわな。
その甘えが積もり積もってね、それで今日そのつけを払わなくてはいけなくなったわけですわな。
30年のつけを今支払いせんならんという状態ですな。そう考えますな。
0363考える名無しさん
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2020/06/30(火) 19:28:38.140
(戦後の混乱期)あの時分は物資に不自由したわけです、早く言えば。
家が無い食べるものも無い、着るものも無いと。非常に困窮したわけです、物資に。
しかしその時には精神というものはまだしっかりしたものがあった。
日本の、日本人としての精神があった。今は精神的な貧困を持っているわけですな。
国民の考えが一致しないです、みんなお互いにね、
精神的なエゴというか、そういう考え方が強いですな。
そこで、これからは精神的なエゴとエゴが衝突して国民がバラバラになってきたと。
そこから今度はものを失うという状態にまでなってきたわけですわ。
戦後30年にしてね、ようやく日本はね、精神的な敗北をしたんですな、早く言えば。
そういう感じがしますな。
それは日本のね、持てる精神ですな。
日本人の古来のね、そういういいものが有るとするならば、
その精神的に良いものは30年かかって腐食された訳ですな。という人も沢山おりますな。
僕もそう聞くとそうだという感じがしますな。だからね、精神復興せなあかんですよ。
「精神復興」即それは日本の本当の復興でんな。
だって、政治も経済もそれから(出たところ)が本当にある訳ですな。
0364考える名無しさん
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2020/06/30(火) 19:52:44.310
ttps://www.youtube.com/watch?v=YXLuBhkXWDw
「川崎重工業」東京シネマ 1958年製作
ttps://www.youtube.com/watch?v=cBr9j0evjLY
「川崎航空機」東京シネマ1958年製作
0365考える名無しさん
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2020/07/20(月) 07:46:08.640
たとえば加速主義はポストモダニズムの左傾化といえないだろうか。
加速主義的な論調のもと、ポール・メイソン(Paul Mason)は著書『ポスト資本主義 未来へのガイド(PostCapitalism: A Guide to our Future)』において、資本主義の後の未来について思弁を試みた。彼は次のように宣言する。「500年前の封建主義の終焉とともに、資本主義のポスト資本主義への置き換えは外的衝撃によって加速され、新しい種類の人間の出現によって形作られるだろう。
ベンジャミン・H・ブラットン(Benjamin H. Bratton)の著書『スタック:ソフトウェアと主権について(The Stack On Software and Sovereignty)』も加速主義に関連している。彼は同書にて、情報技術インフラストラクチャが現代の政治地理学をどのように弱体化させるかに焦点を当て、オープンエンドの「デザインブリーフ」を提案している。ティツィアナ・テラノヴァ(Tiziana Terranova)の「赤いスタックの攻撃はブラットンのスタックモデルと左派加速主義をリンクしている。
米国ではジャデン・アダムス(Jaden Adams)、レザ・ネガラスタニ(Reza Negarastani), 松本良多(Ryota Matsumoto), ニック・スルニチェック(Nick Srnicek)がCCRUの提示した加速主義をプラットフォーム・キャピタリズム、デジタル・レーバーという社会学的視点から最先端のテクノロジーをまじえた思想として再定義している。
0366考える名無しさん
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2020/08/26(水) 19:29:26.830
欧米では保守論客・右派論客として知られるジョーダン・ベアレント・ピーターソン
という心理学者が、ポストモダンネオマルクス主義という言葉を使って
デリダやフーコーをマルクス主義の新装開店バージョンだと批判していることをご存知か。

『「知」の欺瞞』のコンセプトの一つに、ポストモダニズム言説は右派に加勢したというもの。
そんなバカな話があるわけがない。こんな無理な論拠をソーカルはでっちあげた。
ソーカルこそが右派である。
0367考える名無しさん
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2020/08/26(水) 20:09:13.580
リチャード  ローティによると政治経済闘争で敗北した左翼はアイデンティティの政治に精を出すポストモダン文化左翼となり、現実政治経済から手を引いてしまった。

結果としてその穴を右翼が埋める事となったからポストモダンは間接的に右傾化に期せずして加担してしまった事になる。
0368考える名無しさん
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2020/08/26(水) 23:27:47.710
ネトウヨとかは要は原理主義・全体主義でしょ
ポストモダンはいわば反原理主義・全体主語
器官無き身体とか言ってんだから
0369考える名無しさん
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2020/08/26(水) 23:28:10.650
主語→主義
0370考える名無しさん
垢版 |
2020/09/10(木) 02:50:14.000
257 :名無しさん@ピンキー :2020/09/09(水) 20:32:07.09 ID:iXIWLMYZ
>>256
嫁のは下の毛が薄いからパンツ脱がしたら舐めてといわんばかりに丸見え!すぐに舐めちゃいます
0371考える名無しさん
垢版 |
2020/09/10(木) 09:14:36.140
どういう看板掲げようと、なんだか訳のわからない誘導やってるだけなんだから、
それについて意見なんて持ちようがないわな
0372考える名無しさん
垢版 |
2020/11/23(月) 22:03:36.050
これ以上無い卑劣さを、あたかも正義と解釈する自己破壊衝動の恐怖 第一章

いわゆる『今の空気では…』の「空気」とは、大勢による《思い込み》である。
大勢が信ずる《思い込み》は、所属する個人に対する強制となって顕れる場合が有る。
その思い込もうとする動機の裏には《恐怖》が在る。
では、この日本社会で《思い込み》を戒める思想など過去にあったのか?
日本人の騙る《事実認識》は、
本当の《事実認識》というよりも己が心理的に受け入れ易く創作された《偽物語》である。
この《偽物語》を“本当の”現実と思い込むのは《壊れた心》の作用による。
この何故《心》が壊れるのか、
それを分析し解明しようとした人こそがジークムント・フロイトである。
フロイトは故郷のドイツ、その長年居住した地元で最も古い家系であった。
にも拘わらず、ヒトラーが現れるとイギリスのロンドンに亡命しなければならなかった。
0373考える名無しさん
垢版 |
2020/11/23(月) 22:04:42.480
第一次世界大戦で9百万人もの死者を出して敗けたドイツは
フランスから天文学的賠償金を課せられて、資源地帯も占領され、国家として立ち行かなくなった。
その多額の賠償金を払うため札を刷りまくったところハイパーインフレが発生した。
大戦の始まった1914年にドルとマルクの比率は1対4程度だったのに、
インフレが極まった23年にはそれが1対1兆にまで拡大した。
通貨価値はとことん崩壊し、何十年もかけていた親父さんの年金はパーになり、
コッペパン一つ買えなくなった。ドイツ国民は貯蓄を失った。
この将来に対する(驚愕の)恐怖がヒトラーへの信仰を生みだし、
ユダヤ人への異常な敵意を生みだした。

ttp://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/philo/1341071064/750-753
第一次世界大戦が人類に問いかけた根源的諸問題
0374考える名無しさん
垢版 |
2020/11/23(月) 22:05:41.290
何故ドイツ人はヒトラーに熱狂し、大挙して賛同して行ったのか
(同様に、何故日本人は『鬼畜米英』に煽られて真珠湾攻撃の成功に熱狂することになったのか)?
何故ユダヤ人はヨーロッパ人からこれほど嫌われるのか?
それを解明しようとした書こそ、フロイト「人間モーセと一神教」であった。
フロイトは言う。『宗教とは集団神経症である』と。
(集団)《恐怖》が人間に何か(たとえそれが非合理的な物語といえど、それ)を信じ込ませている。
信じて実行しないと自分(そして集団全体)の死につながると怖れているからだ。
例えば『あそこに幽霊が居る!』と怯える者(例えば子供)に対し、
『この世には幽霊なんか居ないよ』と諭す(大人が居る)。
幼児期に、(自分の生殺与奪を握る親などの)大人に植えつけられた恐怖
(『言うことを聞かないとサーカスに売るぞ!』『この家には置かないぞ!』といったそれ
=逆らったら今の自分の地位が消滅し、生きる術が消える“恐怖”)、
に向き合うことは《死の恐怖》である。
0375考える名無しさん
垢版 |
2020/11/23(月) 22:07:03.770
だが、自分が恐怖している《存在》(或いは現象)は、本当に恐怖するべき存在なのか。
それを事実に即して自分自身が自分自身に対して説明して行く。
それこそが非合理な恐怖から自分自身で脱する方法なのだ。それをフロイトは語った。
何故ユダヤ人は自ら『神に選ばれた民族だ』と思い込まなければならなかったのか?
(ユダヤ人自身が直視をためらうその〔背負った〕歴史――
数千年に渡ってユダヤ人は自分の国を持てなかった。他民族の国でいわば食客として生きて来た。
それ故に蔑まれ、虐げられた。その絶え間ない苦しみ故に
『我々は神に選ばれた民族なのだ』『その他の動物に近い民族とは違うのだ』と、
信じなければ生き抜けない。だが)
0376考える名無しさん
垢版 |
2020/11/23(月) 22:08:29.780
これこそ他の民族から嫉妬され嫌われる理由だが、
(フロイトが集めた、当時既に明らかになっていた)歴史の事実を見れば、
現実は、ユダヤ人はエジプトの奴隷であり、
エジプトの神官=モーセによってエジプトの圧政から救われて、
且つ自民族の聖なる掟=『十戒』さえも与えられた、“側の”(受け手の)民族なのだ。
ユダヤ民族とその価値観は、(ユダヤ民族“自身が”創り出したものでなく)
『エジプト人の神官モーセによって創られた』と。そうフロイトは分析した
(〔これは――同族の、ナショナリストのユダヤ人から敵視され危険視される
――非常に勇気の必要な行為であった。
何故なら『古代日本人は古代中華帝国の奴隷であり、
古代中国の神官が奴隷であった日本人を日本列島に救い出し、
天照大御神の神話を与えると共に初代の天皇に就任した』に等しい話だからだ〕。
『神から選ばれた』とされるユダヤ人とその神話に書かれた歴史は真実なのか。
『いや、全てはエジプト由来なのだ』〔神話こそがその隠蔽なのだ〕という“裏の真実”
――をフロイトは白日の下に暴いてみせた)。
0377考える名無しさん
垢版 |
2020/11/23(月) 22:09:59.640
何故その真相が隠蔽されて(正反対の)《神話》が作られたのか。
それこそ“その原因が”《集団恐怖》に在るからだ。そうフロイトは言う。
《集団恐怖》が原因で非合理的な《偽物語》を信じてしまう。
問題は、一神教の信心自体が《集団恐怖》に原因する《集団神経症》を原因とすることだが、
ところが『自然界に存在する全ての《存在》或いは《現象》を絶対視するな!』
『絶対視出来る存在とは、目に見えない(極度に抽象的な概念であるところの)《神》のみである』
という教えによって、現実に存在する《神》“以外の”
全ての《存在》或いは《現象》(を説明する言説)は、批判可能となる。
これによって(日本人など、西欧人以外には一見非合理に見える、
『唯一の神がこの世を創った』という)
《天地創造論》、“以外の”《偽物語》は全て批判可能な言説となる。
こうして全ての《偽物語》はこの世から排除されるのだ。
これこそが、
中世キリスト教が西方世界からアニミズムを駆逐して行ったメカニズムであった。
そしてルネサンス、フランス革命を経て西欧文明は、
《近代合理主義》=《啓蒙思想》へと羽ばたくことが出来たのだ。
0378考える名無しさん
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2020/11/23(月) 22:11:51.440
ttp://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/philo/1396898238/154-155
殺し合いが「市民」を生んだ いま「ヨーロッパ」が崩壊する(上)
阿部謹也『日本に西欧型「社会」は存在するか』

>ゲルマン人のあいだにキリスト教が浸透していく過程で、
>もともとゲルマンにあった呪術的な裁判慣行はキリスト教化されていった
>そして、一二一五年のラテラノ公会議で、神判に司祭が関わることが禁止されました
>このラテラノ公会議以降、すべての成人男女は
>少なくとも年に一度は教会の司祭の前で告解することが義務づけられました。
>これは、ヨーロッパにおける個人というものの成立の第一歩でもあったわけですが、
>その際の司祭のためのマニュアルが、贖罪規定書と言われるものです
>十一〜十二世紀にかけて、世俗的なさまざまな慣習、ゲルマン的・異教的な伝統や信仰、
>迷信・俗信の類いが法的に否定されていきます。
>日本では現在でも認められているような慣習、たとえば雨乞いや、吉日に結婚することなどが禁止されていく
>この贖罪規定書を分析していきますと、ヨーロッパではこのころに、
>呪術的・アニミズム的なものが消えていき、聖と俗の境界線が新たに引かれていった
>長い年月をかけて、少なくとも公的な場では
>そういうものを合理化するという発想が根づくにつれて、徐々に消えていった。
>そして、十七〜十八世紀以降の啓蒙思想と、それに基づくフランス革命、
>名誉革命、ドイツ三月革命などの市民革命を経て、決定的に押さえ込まれていったのだと思います。
0379考える名無しさん
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2020/11/23(月) 22:13:52.010
こうした精神性は、非常に長い歴史を持つ、
高度な文明にまで到達・発展出来たエジプト・ギリシアでしか生まれなかった。
他の土人部落では殺し合いの不徹底により、中途半端な王(独裁者)支配に留まって
(例えばこの日本では、「応仁の乱」のカオスから暴虐の信長、秀吉、家康で止まってしまい、
その後、イギリスから最新兵器を調達した薩長に担がれた天皇制
〔と言う専制政治〕に“横滑り”しただけで)、抽象的な一神教にまで精神性が到達出来なかった。
だからその精神性が生み出した技術や兵器といった、
(西欧文明が生んだ)《結果》を独裁者が国内に輸入して文明が成り立っている。

考えてみれば原人から続いていた長い《呪術祈祷》の世界、
それがルネサンス、フランス革命を通じ、
その世界から脱して今の《近代合理主義》の世界が生まれたと。
その原動力となった運動こそが、《啓蒙思想》である。
《啓蒙思想》を生んだのは、例えばデカルト哲学で、デカルト『方法序説』、
それこそが、恐怖に囚われた《呪術祈祷》の世界(偽物語)から、
(宇宙=自然界の解明に役立つ)数学を使った現実認識=自己説明によって脱しようとする、
正に《方法》であった。これこそが《近代合理主義》の趣旨である。
0380考える名無しさん
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2020/11/23(月) 22:15:24.170
このデカルト哲学はギリシアのプラトン哲学
(=常に生成流転消滅している自然界の万物、その全ては不生不滅のイデアから生まれ、
そのイデア〔から生成された自然界〕は“数学に”よって解明可能である)、
モーセの一神教を母体としたキリスト教神学の基礎理念
(=唯一の《神》がこの世〔=自然界〕を創造した)を基礎としている。
このプラトンとモーセの思想を融合させて《西欧近代合理主義》は成り立っている。
この考え方は現代の《リベラル・アーツ&サイエンス》に受け継がれ、
この学問が基礎となって、今も宇宙の探査や素粒子の解明が行われている。
そしてこれ自体が古代の《呪術祈祷》(の政治)
に代わって立憲主義として議会制民主主義の基礎となり、それを支えているのである。
その西欧文明(の思想、
とそれが生み出した現実把握力=実効力=支配力)が今も、世界を支配しているのだ。
これは単なる偶然ではない、必然である。
0381考える名無しさん
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2020/11/23(月) 22:16:28.140
ナチスによるユダヤ民族丸ごと抹殺の意思を見せつけられた
“ユダヤ人の”フロイトは、
この、人間が他の人間を抹殺しようとする強迫と偏執のメカニズムを解明し、
抹殺が再び起こらぬよう何が何でも対策を考えなければならなかった。
それこそがフロイトに、「人間モーセと一神教」を書かせ、
自民族の背負った歴史の解明に向かわせた動機であった。

何故ユダヤ人はこれほど他のヨーロッパ人から嫌われるのか?
それは選民思想であり、(個人的)情欲の否定であり、キリスト殺しである。
では、その思想を生んだユダヤ教とは一体何なのか。
否定されるべきものなのか、それが持つ(人類普遍の)本当の価値とは何なのか。
それを何が何でも説明しなければならない。そして納得させなければならない。
何故ならそれを怠れば、再び大虐殺は起こるからである。
0382考える名無しさん
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2020/11/23(月) 22:19:43.340
フロイト「モーセと一神教」 解説

興味深く、また重要な書簡がある。
一九三四年九月三十日付のアルノルト・ツヴァイク宛のものである。
その中の一箇所に
「新たな迫害に直面して人びとはまた、いかにしてユダヤ人は生まれたのか、
なにゆえにユダヤ人はこの死に絶えることのない憎悪を浴びたのか、と自問しております。
私はやがて、モーゼがユダヤ人をつくったという定式を得、
私の作品は「モーゼという男――― 一つの歴史小説 ―――」という表題がつけられました」
…とある。
0383考える名無しさん
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2020/11/23(月) 22:20:57.240
>〔これは――同族の、ナショナリストのユダヤ人から敵視され危険視される
>――非常に勇気の必要な行為であった。
>何故なら『古代日本人は古代中華帝国の奴隷であり、
>古代中国の神官が奴隷であった日本人を日本列島に救い出し、
>天照大御神の神話を与えると共に初代の天皇に就任した』に等しい話だからだ〕

フロイトは自民族のみならず人類を救うため、
自民族が背負った歴史と文化(の重みに押し潰されることなく)、それと対決した“正に”《英雄》であった。
0384考える名無しさん
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2020/11/23(月) 22:23:12.780
そろそろ日本人という人種も(その背負った歴史によって)、
自分らが心理的に何を隠蔽しようとしているのか、自覚的になったほうがいい。
それを否定するために太平洋戦争を起こして惨敗し、福島第一原発を破裂させている、
と考えられるからだ。
(生粋のヨーロッパ人と見なされない)ユダヤ人とはいえ、
ヨーロッパ領域ではフロイトが出てそれ(自分らが背負った歴史の意味)を解明しようとした。
これは自分らの、多くの仲間がこれまで信じて来た《聖なる神話》を解剖し、
必要ならば否定しようとすることだから、大変な勇気がいる。
つまり自分が背負った自分の歴史や文化と《対決する》ことだ。
フロイトは自民族が600万人も虐殺される現実を見て、その《対決》に乗り出した。
そして著した書物こそが「人間モーセと一神教」であった。
この書は奇書だと思われている(実際、これを訳した日本人の精神科医は、
その末尾に付加したその《解題》で、一言で言えば『フロイトは変人だ』と言っている)が、
内容をよく読めばフロイトの真意が見えて来る。
それさえ解ればこの書が(解説しているモーセの一神教が)持つ、
人類に対する重大な意味が解るのだ。
0385考える名無しさん
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2020/11/23(月) 22:24:36.660
これに対し日本のエリート、インテリは、明治維新、太平洋戦争を美化するなどの隠蔽に走っている。
彼らは西欧文明が生み出した《成果》を利用して己自身が立身出世して、
自国を(それを生み出した思想を理解するよりも、
表面的な産業化・工業化の追求=似非)近代化させながら、
同時に自分が手本とした西欧(的価値観)を非難する。
(これが正に《和魂洋才》が意味するものだが…)
啓蒙思想=近代合理主義や自由・平等・博愛=天賦人権論=立憲主義を否定して、
西欧から調達した兵器を装備した天皇制を賛美する。
それで西欧文明に切りかかった“結果が”惨敗なのである。
そして今、福島第一原発は破裂して今もその核燃料は地中の何処かで燃えている。
この日本近代が背負った《呪い》の意味こそを解明するべきだ。
それが出来ないなら、人文系の学問をやっている意味などは無い。
0386考える名無しさん
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2020/11/23(月) 23:04:31.450
ttp://gendai.ismedia.jp/articles/-/44741
2015年08月21日(金) 週刊現代
昭和が終わり、狂乱バブルはピークを迎えた……日本の分水嶺「1989年の呪い」を語ろう
田原総一朗×保阪正康×後藤正治

田原?…国民の側では、東京裁判で天皇は裁かれなかった、
だから責任はないんだとか、逆に責任逃れだなどという議論があった。
でも…天皇が訴追されなかったのは、GHQの占領政策をうまく運ぶためだった。
こういう認識を国民的に共有する機会のないまま時代は平成に突入し、いまの右傾化につながっていく…

後藤?'89年…で浮かぶのは、何と言ってもベルリンの壁崩壊です。
社会主義という壮大な実験が失敗だったという現実を、目の当たりにした…
'89年は世界の構図が変わった年であり、分水嶺だった。
以後、日本社会の歪みはさらに増していったように思えます。
ある意味で呪いの年とも言えるかもしれません…
0387考える名無しさん
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2020/11/23(月) 23:05:16.790
田原?私は冷戦が崩壊したことの意味を、日本人が理解できなかったことこそが呪いだと思う。
冷戦期は、日本は西側諸国の「西の端」であって、
ソ連に対抗するために米国が守らなければならない場所だった。
だから、安全保障についてはお任せで、何も考えなくてよかった。
その状況が変わったということを、日本人はその後10年くらい気が付かなかった…

保阪?冷戦という軸、あるいは経済大国という軸…
美空ひばりや松下幸之助といった社会、経済、文化を牽引した軸。
そうした、世界を理解する軸が失われていったときに台頭してきたのが、オウム真理教のようなカルトだった。
坂本弁護士一家殺害事件が起きたのも'89年なんです…

田原?私は彼らを…世代が違えば全共闘に入っていたような若者だと感じました…

保阪?経済成長を極めた時期にはかえりみられなかった、精神性を求めていたんでしょうね。

後藤?こうして話していると、'89年を考えることが、戦後70年を迎えたいま、
日本が抱える矛盾と課題の源流を探ることに重なっていると気付かされます。

田原?いまからでも、日本人がきちんと昭和をとらえなおすことの意味は大きいでしょう。
0388考える名無しさん
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2020/11/23(月) 23:06:59.090
>ある意味で呪いの年とも言えるかもしれません
>私は冷戦が崩壊したことの意味を、日本人が理解できなかったことこそが呪いだと思う
0390考える名無しさん
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2020/12/09(水) 09:03:41.310
西洋西洋言ってるが西洋もギリシャにもローマにもつながりのない蛮族がキリスト教っていう成果だけを横滑りで利用しただけだろ
0391考える名無しさん
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2020/12/09(水) 10:11:55.680
聖書がそもそもヤハウェー派の歴史修正主義によって改竄された書だし
蓋を開けりゃなんてことはない、キリスト教自体が偽物語に頼った統治システムなんだわ
これに気付いたのはフロイトが最初でもねーし、フロイトは何も倒しちゃいない
白人だって馬鹿じゃねえ、グノーシス主義を作ったりマイナーな宗派では多神教的な解釈をしてたり文献主義で検証したり
聖書に対しちゃみんな薄々「これ何かを隠してんだろうな」ってことには気付いてた
だがアメリカドルは今でも貨幣に神(God)の語を刻むし白人ナショナリズムは未だに聖書に根拠を求める
それこそイスラム戦士と同じようにな
啓蒙主義だか理性だか知らねえがそんなもん勝っちゃいねえよ、勝ってんのはいつでも偽の物語と暴力支配だ
0392考える名無しさん
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2021/01/09(土) 01:20:50.990
>西洋西洋言ってるが西洋もギリシャにもローマにもつながりのない蛮族が
>キリスト教っていう成果だけを横滑りで利用しただけだろ

ゲルマン人はローマに侵入して傭兵などをやり、イスラム世界に喧嘩を売って、
無知文盲の状態から高度な文明に同化して行ったのだろうから、つながりがないとは言えない。
それにキリスト教が何なのか知るために単に結果の条文だけを暗唱するのではなく、
何故そうなのかを究明しようとしている。そして、その活動に数百年をかけている。
中世の有名な修道士が書いている内容を見れば、彼らが何をしようとしているのかが分かる。
ギリシア、ローマ時代に在った学問が応仁の乱のような戦乱の中で失われてしまい、
例えば女性がミニスカートを着てオフィスでタイプライターを打ち、
アメリカの車を運転していた70年代のアフガニスタンが、今のようなアフガニスタンになったように、
時代を数百年逆行してしまったが、それを再現しようと努力している。
それでアルキメデスの求積法に無限操作の概念を入れて微分積分学を考え出し、
それを土台にニュートンの力学という世界観も打ち立てている。
ギリシア、ローマ、イスラム世界の科学を学びマスターして、
その上に自分独自の学問を積み上げ拡張している。だから只の真似ではない。
明治以降の日本のように横滑りで単に成果を利用しただけではない。
0393考える名無しさん
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2021/01/09(土) 01:22:13.680
>聖書がそもそもヤハウェー派の歴史修正主義によって改竄された書だし
>蓋を開けりゃなんてことはない、キリスト教自体が偽物語に頼った統治システムなんだ
>聖書に対しちゃみんな薄々「これ何かを隠してんだろうな」ってことには気付いてた
>白人ナショナリズムは未だに聖書に根拠を求めるそれこそイスラム戦士と同じように
>啓蒙主義だか理性だか知らねえがそんなもん勝っちゃいねえ

『神がこの世を創った』という話(=聖書)はおそらくは、
その時代の智者が学問的な理屈を解さない無知な一般人に対して、
世界の本質を一瞬で理解させるために創作した説明(比喩)であり、
この世が如何に成り立っているか、それをそう考える合理的な理屈と根拠を以って
知識人に伝えようとしたのがプラトンのアカデメイア(哲学)だろう。
結局、両者は同じことを別の方向から説明しようとしている。
重要なのは聖書の物語よりも一神教の中核概念(十戒の根拠の方)で、それは《超越的理念》になる。
自然界を表現可能な《超越的理念》が存在するという信念を持ち、
それを究明しようとする態度がSCIENCEを生み出した。
これはギリシアの3学4科が大元で、それは現代の《リベラルアーツ&サイエンス》に受け継がれている。
だから今も欧米の大学で教えている《リベラルアーツ&サイエンス》は
『神がこの世を創った』という前提で組み立てられている。ということだそうだ。
だから一神教=プラトン哲学
=啓蒙思想=天賦人権論=西欧近代合理主義=立憲主義=議会制民主主義なのだ。
現代の《リベラルアーツ&サイエンス》が何なのか、何故そのような枠組みで成り立つのか。
それを理解するには一神教が何なのか、且つその成り立ちを理解しなければならない。
0394考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 01:27:04.430
ttps://twitter.com/Ryosuke_Nishida/status/1346980719545864194
西田亮介/Ryosuke Nishida@Ryosuke_Nishida 2021年1月7日

「他国は医療崩壊を起こしていない」
→「日本で起きたのはなぜ?」的な立論型世論?的なものをタイムラインでよく見かけるが、
そもそも前提がおかしいのでは。
アメリカにせよ、スペインにせよ、医療崩壊、起きたんじゃないかな。。
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
0395考える名無しさん
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2021/01/09(土) 01:27:26.110
ttps://twitter.com/hazuma/status/1346982609687990273
東浩紀 Hiroki Azuma@hazuma 2021年1月7日・Twitter Web App

なにを崩壊と呼ぶかですが、
米欧はとりあえずその状態から半年以上社会を維持してきたのだから、
現時点で同じように医療崩壊が問題になることに不審を抱くのは当然だと思います。
「どうやって米欧は医療崩壊を乗り越えたか、あるいは共存しているか」を学び、
政策に活かすべきではないでしょうか。
新しい感染症が拡大する。そうすれば医療は既存のままではいられない。
現状維持でやり続けたら崩壊する。
だとすれば感染抑止の努力は当然として、抑止できなかった場合に医療のかたちをどう変えるか、
法改正や質の低下も含めたオプションをタブーなく検討し議論すべきだったのではないでしょうか。
それに、そもそも医療崩壊が話題になるときの感染者数や死者数も大きく違うので、
その比較検討も欲しいです。
日欧米中の医療制度、医療への期待値そのものの差が大きいように思います。
それを放置すると、日本は極端に感染症に弱い国のままになってしまう。
そっちのほうが問題だと思います。
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
0396考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 01:27:51.770
ttps://twitter.com/georgebest1969/status/1346987507884310530
岩田健太郎 Kentaro Iwata@georgebest1969・1月7日午前10:10 ・ 2021年1月7日・Twitter Web App

欧米も医療崩壊を乗り越えてもいなければ共存もできていません。
例えば米国の報道をちょっと調べればすぐ分かること。
そもそも米国について言えば無保険者が何千万人もいて「医療を受けられない」が常態化してた。
日本で受診不能者増加を許容する人はどのくらいいるか  
ttps://washingtonpost.com/health/2020/12/22/covid-california-hospitals-overwhelmed/
こういう変な意味での相対主義を学者がニヒルに発動しつづけているのは
現実世界から目を背けた悪い意味での観念論です。とてもよくない。
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
0397考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 01:28:42.560
日本社会とは、
基本的に欧米から得た《完成形》を使って遅れた社会で立身出世して自分以外を都合良く操ろう。
そのために手前勝手な詭弁で他人を丸め込もう。
言うことを聞かない奴は社会的に優位な立場を使って弾圧しよう。
という社会で、社会全体にとって何が正しいのか。
という以前に、その社会、個々人がその中で過去現在未来と生存し続けているこの自然界、
の正しい姿=描写・表現とは何なのか、何が正しいと言えるのか、ということを一切問おうとはしていない。
何が今の自分にとって有利なのか。それを正当化する都合の良い理屈は何なのか。それだけを考えている。
そうした社会は普通、破綻してしまうが、
正しく機能する《完成形》を外国から取り入れているのでそこだけは
(それを完成させた欧米が前提とした条件下、条件以内では)上手く動いている。
だが逸脱すると(ハリケーンが来るが、地震が来ないアメリカ東海岸用に設計されたGE製の)
福島第一原発のように破裂する。
0398考える名無しさん
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2021/01/09(土) 01:29:32.280
自分に都合良き或る部分だけを見て、それを前提に自己正当化した議論を振り回しても、
決して全体としての正しい結論には至らない。
何が正しいのか誰にも分からない中で、
『これで正しいと言えるのではないか?』『何故ならば…』というように、
何が正しいのかを見極めようとする思考態度と、既に正しい内容が分かっていて、
それをそっくり真似する思考態度とは《結果が同じ》でも根本的に違っている。
日本の教育は外国が完成させた正しい内容をパクり、
遅れた土着で他人の上手を取ろうという個人的なエゴイズムの追求に過ぎない。
何が全体にとっての真理=理想=利益なのかを問う精神性は無い。
今回のコロナの問題でも、PCR検査をするしないに典型に、
誰が本当のことを言っているのかさえも見えて来ない。
細かい複雑なことを細かいまま、即物的に遂行するのは得意である。記憶力と忍耐だ。
だが細かいことと細かいこと、即物の裏側には見えない共通性が有ることを洞察し、
それら全体を包含する共通性=理論を見出すには長い時間がかかる。
日本社会の精神プロセスはそれを飛ばして成り立っている。
0399考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 01:31:29.000
ttp://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/philo/1409864848/161-178
中央公論 1995年7月号
米本昌平《特集 オウムの教訓》「再建せよ 科学者の社会的責任を」

カルト集団であるオウム真理教は、毒ガス製造…核兵器まで手に入れようと考え…
戦慄すべきことである…もっと重要なのは、
その科学者たちは何が魅力でオウム真理教に加わったのか、ということ…
現在の科学教育が世界の合理的理解…からあまりにも遊離し、
いまや科学者さえもカリスマ的カルトを簡単に信じ…どこにでもいる人間と同じになってしまったのか、
という疑問である」…日本人が、高学歴とカルト集団の関係を問題にするより…
はるかに異質の明晰さで問題の設定がなされている
0400考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 01:31:50.600
『ニュー・サイエンティスト』の議論の根底には、科学者とはその本姓として、
実証的な思考手続きを踏んだ理性的世界観にたつ人、という固い信念がある。
そもそもタイトルのカルト(熱狂・邪教)は蔑称であり、
これと理性的人間=科学者とが対比的に並べられている…オウム問題につなげると、
八〇年代前半の日本の出版業界は、アメリカ社会の片隅で…はやっていた疑似科学的言説に
ニューサイエンスという名をかぶせて導入し、一時的に読者需要を掘り起こした。
これに…日本の少なからぬ知識人は、これを世界的な科学思想の流行であるかのような素振りで、
追認するばかりであった…どれが妥当な自然観で…どこからが非科学的…臆説であるか…
日本の知識人・科学者集団は行うことなく放置した…
これは…市場原理に知的権威を代行させてしまう…本来ありえないことを是認し…た…

その中で、日本の大学アカデミズムはやはり徹底的に俎上にのせるべき対象なのである…
ところが日本だけは、大学アカデミズムを中心とする公的研究部門が、
このような先進国型社会の…波に洗われないまま放置されている。
その理由の一端は、政治的には「構造化されたパターナリズム」社会として、
主要な社会的決定を無根拠に中央に委ねてしまう構造だったから…

オウム真理教事件を「偏差値エリートの犯罪」と指摘してみせるのではなく、
その背景と素地を確かに形成してきてしまった、
日本の知性の知的怠慢と退廃をこそ直視すべきなのである。
0401考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 01:33:51.720
あの事件の首謀者はオレと同年代だったので他人事とは思えない。
それに地下鉄の駅で人が無くなっているがその駅の幾つかは、オレが利用していた駅だった。
オウム真理教事件は本当に酷い。事件そのものが酷いだけではなく、
あの事件を解明しようとは全くしなかった日本社会の在り方が徹底的に酷かった。
裁判で事件の本質が明らかになったのか?といえば全くならなかった。
誰が何処で何時、何をしたかは供述によってそれなりに分かったかもしれないが、
どんな動機でそうなったのかが全く明らかにならなかった。
恐らく、明らかにすると困るからだろう。
何で一流大学や名門大学を首席で出て博士課程に行くような人間が、
大学に残ったり、一般企業や官庁に行かず、オウムに行ったのか。
つまりそこに、尊敬出来たり後に続いたりしたいと思う、大人が居なかったということだろう。
だからそれを探してオウムへ行った。
という、何でオウムに人間が集まったのか、という問題がある。
0402考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 01:34:46.510
それとは全く別の、そのオウムが狂暴化し、
何故あのタイミングで国家機関にしか作れないような“兵器である”サリンを撒いたのかという謎だ。
その本当の動機は何処にあったのか。それが明らかにならなかった。
明らかにならないまま、安倍政権によって犯人らは死刑になってこの世から消えてしまった。
多分、この事件そのものが、上記の二点に於いて、日本の当局には都合が悪かったのだろうと思う。
つまり、真面目に勉強していた有望な人間を
犯罪組織に追いやってしまうような大学なり何なりの人間組織が日本社会であるということ。
オウムの裏に何が在るのか確証は無いものの、
その者らによるサリンばら撒きを阻止できなかった、当局の無能力がバレたこと。
何しろ事件の真っ最中に治安の最高責任者が撃ち殺されかかったのだ。
こんな失態は無い。
こうした大失態の原因や背景を何ら解明しないまま、単に時間と共に忘れたいということで、
形式的な裁判を重ねて終えて刑を執行して、
ハイ、前部終わりです、という最低の結末になったことは歴史の恥部として永遠に残るだろう。
0403考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 01:39:10.530
ttp://www.fsight.jp/blog/11510
重大なナゾ多きオウム事件では、インテリジェンス情報が死活的に必要だ
2012/05/28 (春名幹男)

NHKが26、27日の2夜連続で放映した「未解決事件ファイル2−オウム真理教」を見た。
NHKは麻原彰晃死刑囚の肉声が入ったテープ700本を新たに入手したほか、
元信者や元捜査員らから貴重な証言を集めた。新事実がいくつも発掘された。
熊本県波野村事件当時からオウム武装化を目指していたこと、
長野・神奈川両県警捜査一課がサリン密造の実態に迫る捜査を行なっていたことなど、
興味深く、迫力があった。だが、インテリジェンスの立場からは欲求不満が残った。
オウム真理教の一連の事件、年末に出頭した平田信被告らのほかは、
刑事事件としては「未解決事件」ではない。
それでもあえてNHKがオウム真理教の一連の事件を「未解決」と銘打ったのは、
未解決のナゾが多々残されているという意味である。
サリン製造の専門知識の入手経路、国松孝次警察庁長官狙撃事件、村井秀夫幹部殺害の真相など、
国家安全保障にかかわる重要事実はNHKの調査取材でも分からなかったのだろうか。
そもそも、これら一連の事件は刑事捜査と並行して、
インテリジェンス機関による情報工作も徹底的に行なうべきだった、というのが私の問題意識である。
オウムとは一体何だったのか、何をしたのか、外国政府機関の関与はあったのかなかったのか――。
こうした国家安全保障上最も重要な問題の追及は、日本の法執行機関(law enforcement)では非常に難しい。
警察・検察庁は立件、起訴して有罪判決を得ることに集中する。
公安調査庁のような情報機関でさえ破壊活動防止法に基づく法執行を基本的任務としている。
0404考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 01:39:32.610
だが、情報機関は、国家安全保障のための情報活動が本務である。
「一事不再理」のような法執行機関に対する制限は情報機関には課せられない。
事実、オウムが製造したサリンがロシア系なのかドイツ系なのか、あるいは北朝鮮系なのか、
といった分析が行なわれた形跡はない。
米情報機関から分析のためのサンプル提供要請が日本側にあったが、
裁判中の証拠品であるため断った、とも言われる。
他方、米上院政府活動委員会調査小委員会は
1995年10月から96年3月まで公聴会を行ない、徹底調査した。
調査小委には米中央情報局(CIA)などから専門家が出向、日本でも情報収集に当たった。
当時ワシントン支局にいた私は調査を終えた同調査小委の事務局で、
「オウムのNY事務局からかけた電話記録があるが、持っていかないか」と聞かれたこともあった。
オウムの幹部がオーストラリア滞在中に地震が発生していたことが分かり、
米情報機関が一時は「核実験か」と疑ったこともあった。
日本の情報機関には、村井幹部を殺害した犯人と北朝鮮の関係を疑う向きもあったが、真相はなお不明だ。
一連のオウム事件は刑事事件でもあるが、
同時にインテリジェンスの重大な関心事でなければならないことを政府は肝に銘じておく必要がある。
0405考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 02:05:25.840
「特集 オウムの教訓 空洞化を露呈した警察機構」 中央公論 1995年7月号
――係長が支配する超大国・ニッポン 田中良太

しかしどうして地下鉄サリン事件と「係長の論理」が、関係があるのか。
事件をきっかけに警察庁は大胆なオウム真理教壊滅作戦に乗り出し、よくやっている…
大多数の人々はこう考える…
オウム真理教事件についてのそのような受け止め方こそ問題…
「係長支配」が定着し…多くの日本人が中央官庁のあるべき姿、その責任というものを忘れ…
警察庁のオウム教撲滅作戦…に感心し…賞賛したり…できる…
警察庁への評価はまったく逆でなければならない。
日本の警察が正常な姿だったら、少なくともサリンを使った二回目の事件、
地下鉄サリン事件は防止できた…昨年秋以降、警察庁は、
山梨県上九一色村のオウム教施設にサリン製造施設があるという情報を持っていた。
当然…松本サリン事件で捜査令状をとり、そこに踏み込むことは可能かつ必要なことだった。
0406考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 02:05:52.990
しかし警察庁はそれを怠った。
この消極姿勢によって…一般市民一二人が死亡、五〇〇〇人以上の被害者が出た。
警察庁長官以下、幹部が全員辞職して国民にわび、警察の建て直しを図ることが必要なほどの大失態である…
「警察は、個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、
交通の取締その他公共の安全と秩序の維持に当たることをもってその責務とする」
というのが警察法(第二条第一項)の目的条項…
この警察の目的条項からするなら、一回目の松本サリン事件を許したことさえ問題…
そもそも日本国内のどこにであろうと、毒ガス製造プラントの完成を許すなどということは、
警察が責任を問われるべき大失態でなくて何であろうか。
0407考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 02:06:20.000
決断欠いた警察庁 
…経過に即して、警察庁の失態を説明…事件の発端は、二月二十八日…
品川区上大崎…の路上で起きた目黒公証役場事務長…の拉致事件…
麻生幾「ドキュメント強制捜査」…によると、
警視庁は…「事件発生からわずか数日という早業」で、犯行に使われたレンタカーを探し…
幹部信徒…の指紋を発見…当然…上九一色村のオウムの拠点の捜査…即時、実施…
が、警視庁の意思…しかし警察庁はこれに反対…
「この事件にはきちんとした態勢が必要。あわてるな」と警視庁をたしなめた…
警察庁はこの時点で、
上九一色村のオウム教施設の第七サティアンがサリン製造工場になっていたことを知っていた。
しかし「捜索を先送りしろ」…だけで何もしない…姿勢はあまりにひどい怠慢…
地下鉄サリン事件の未然防止のチャンスを決定的に失うことに直結…
0408考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 02:07:11.870
決断を先送りしているうちに、「警察庁首脳部をさらに震撼させる事件」…が起き…
三月十五日、地下鉄霞ヶ関駅構内に不審なアタッシュケースが置かれた事件…
その中身は超音波振動による自動式の噴霧器…しかも置かれた場所は、
警視庁、警察庁…が利用する「A2」出入口付近。
この中にサリンを入れればどうなるか、という…脅しをオウムがかけてきた…
この脅しがあった以上、警察は当然地下鉄サリン事件を予測しなければならなかった…
三月十七日午後、警察庁と警視庁の会議が行われ…
刑事局長が、上九一色村などに踏み込む「Dデー」を二十二日と決断…
警視庁の主張は「すぐにでも」で…いったんは十九日に決まりかかった。
ところが警察庁側は「かつてない重装備が必要…」と二十二日に遅らせた…
「Dデー」が十九日だった場合、少なくとも地下鉄サリン事件があのとおりの形で発生しなかった…
0409考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 02:09:37.680
…それ以上に私が問いたいのは、
いまの警察庁幹部が、警察という組織の使命をどう考えているかということ…
雑踏の中で自動小銃を乱射している犯罪者がいて、近くに数人の警察官がいたと仮定…
警官のリーダーは、犯罪者を取り押さえ…ると警察官の命も危険…と…引き上げた。
そして雑踏の中の阿鼻叫喚が…終わってから、大部隊の警官隊を…連れて…戻り、男を取り押さえた…
警察官の死傷者は出なかった…こういう「冷静な行動」は、警察官…として賞賛される…か。
私たちは知らなかったが、警察庁幹部は上九一色村のサリン製造プラントのことを知っていた。
十五日の霞ヶ関駅の…事件が、オウムによる脅しであることも…認識していた。
それでもなおかつ、オウム教の本拠地の捜索の日取りを…いたずらに先送りするばかり…
これが「敵前逃亡」でなくて何であろうか。
0410考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 02:10:28.100
不作為の犯罪 
今回の警察庁幹部の決断先延ばしは、まさに不作為の犯罪である。
私の親族が地下鉄サリン事件の被害者になっていたと仮定したら、私は迷うことなく、
警察庁長官、同刑事局長、警視総監、警視庁刑事部長を告訴した…
罪名は…未必の故意による殺人罪…
彼らは「サリンがばらまかれて、一般市民の死者がでてもやむを得ない」と、
警察官の安全のほうを優先したの…あるいは、自らの責任で捜索などにうって出て、
何らかの事故が起き、
その責任をとるという立場に追い込まれるのを避けたのかもしれない。
まさに係長の論理による判断放棄である。
…検察当局は速やかに、
警察庁、警視庁幹部を被疑者とする刑事事件の捜査に着手すべきであるということを、
とりあえず強調しておきたい。
0411考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 02:11:01.480
…オウム教が「弾圧」を受けるのは、今回が二回目…
一回目の警察の捜索が行われたのは九〇年十月二十二日…
このとき捜査の主役は熊本県警…
容疑内容は国土利用計画法違反と公正証書原本不実記載、同行使…
上九一色村でも九〇年四月、オウム側が…汚水を垂れ流しし、三〇平方メートル…
牧草が枯れる被害…富沢町議会も…「オウム真理教対策委員会」を設置…
こういう住民の「反オウム」の動きのおかげで山梨県警も…熊本県警主体の一斉捜索に参加…
この一斉捜索の意味が単独で論じられることはほとんど無かった。
必ず…坂本弁護士失踪事件と関連づけて論じられた…
この一斉捜索について、坂本弁護士失踪事件の手がかりを得るための「別件捜査」という見方さえあった。
現実には失踪事件の手がかりなど容易に得られるはずもなく…事件は終わった。
0412考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 02:15:36.660
今回のコロナでも日本社会の在り方の欠陥が繰り返されている。
それで国民や当局は、過去にどんな失態をしたのかを忘れている。
0413考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 02:15:54.560
「米が懸念」極秘公電 プロメテウスの罠 日本への不信1
朝日新聞 2013年1月3日

1本の極秘公電が、2011年3月14日深夜から15日未明にかけ、
米・ワシントンに駐在する駐米大使の藤崎一郎(65)から外務省に届いた。
福島第一原発事故が起きて3日後。自衛隊ヘリによる原発への空中放水を、日本政府が決める前だ。
公電には、米軍トップの統合参謀本部議長、マイケル・マレンが藤崎に強く迫った文書が並んでいた。
公電はA4版の日本語の横書きで、右上に「極秘」のゴシック文字。
公電には普通電・取扱注意・秘・極秘の4段階があるが、その最高レベルだ。
左上には「電信」の太文字があり、上部に保存期間、文末には限定された配布先が列記されていた。
電子データで送られ、印字すると透かし文字で閲覧省庁や通し番号が出る仕組みだ。
機密を漏らした場合、国家公務員法違反に問われる可能性があるため、
表立って公電について認める政府関係者はいない。
藤崎は昨年11月末に退任した。取材に対し、公電の存在自体を認めていない。
首相として報告を受けたはずの菅直人(66)は「覚えていない」と答えた。
0414考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 02:16:18.110
公電に接した複数の人物に朝日新聞が取材し、具体的な証言を得た。
浮かび上がったのは、日本政府にたいする米のいらだちだった。
マレンはホワイトハウスに常時出入りし、大統領と直接やりとりする立場だ。
そのマレンが「日本は何をしているのか」と厳しく問いただしていた。
米国は、日本政府が事故対応を東京電力任せにしている、とみていた。
14日午前、第一原発では1号機に続いて3号機が爆発していた。
午後には2号機が、冷却困難に陥って炉の圧力が上昇した。
しかし、マレンの危機感は4号機に集中していた。
原発の冷却に自衛隊を使え、ということにまでマレンは言及していた。
「米軍は4号機が危ないと考えている。自衛隊などを使って、あらゆる手段で冷却するべきだ」
4号機の核燃料プールには、1〜3号機に比べて圧倒的に多い1535体の核燃料が入っている。
プールの水がなくなるとメルトダウンが始まり、膨大な放射能が飛び散ってしまう。
影響は日本全土に及ぶ。
0415考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 02:16:55.750
「米軍は、原発事故について、あらゆる準備がある。大統領は非常に心配している」ともあった。
マレンは「大統領」と表現していた。米軍だけでなく米国そのものが懸念している、ということだ。
外務省は、この公電を首相や関係省庁に閲覧制限をかけて回した。
極秘公電から数時間経った15日午前6時すぎ、マレンが懸念した4号機が爆発を起した。
2号機の圧力計も異常値を示した。午前7時、米軍が今も非公表とする事態が起こる。
第一原発から約300キロ離れた米海軍横須賀基地で、放射線量の増加を告げる警報が鳴ったのだ。
米軍はただちに基地内の女性と子どもを退避させた。
米海軍は、原子力空母を保有するため、放射線量の安全管理が厳しい。
検地された放射能は、福島から飛散してきたと推測された。
原発がさらに悪化すれば、東アジアの重要拠点である横須賀基地が使えなくなるかもしれない。
知らせを受けた米政府で焦りが広まった。
ワシントンは、原発処理に挑む姿がみえない日本に見切りをつけようとしていた。
0416考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 02:17:52.460
プロメテウスの罠 日本への不信4 「英雄的犠牲が必要」
朝日新聞 2013年1月6日

ワシントン、2011年3月16日午前9時(日本時間同午前10時)。
米国務次官補のカート・キャンベルは、駐米大使の藤崎一郎を執務室に招じ(ママ)入れた。
「朝早くに申し訳ない」20畳ほどの部屋の一角に、小さなコーヒーテーブルと、革張りの黄色い椅子がある。
キャンベルは窓を背にし、藤崎は斜め向かいに座った。
国務省日本部長のラスト・デミング(71)が同席した。キャンベルは握手も雑談もなしで切り出した。
「原発事故に、日本政府は真剣に対応していない」いきなりの非難だった。
「日本政府の全力を挙げた対応が必要だ。政府として決断しないといけない。
事故は東京電力の問題ではない。国家の問題だ」
藤崎に同行した大使館職員3人が必死にメモを取る。
「原発が非常に危険な状態になっている。それを承知で数百人の英雄的な犠牲が必要になってくる。
すぐに行動を起こさないといけない」
犠牲、というひと言が日本側の耳に残った。Heroic Sacrifice。英雄的な犠牲。
決死隊の突入が必要、ということだ。
0417考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 02:18:06.920
藤崎は1969年に外務省に入った。
90年代後半は米国公使としてクリントン大統領の「ジャパン・パッシング」(日本外し)に向き合う。
その後も北米局長などを歴任。長年にわたって米とのパイプを築き、08年から駐米大使を務めていた。
キャンベルとの付き合いも長い。「深い信頼関係があり、ツーカーの仲」と外務省内でいわれている。
そのキャンベルが藤崎に語気を強めていた。
原発から80キロ圏内の米国人に避難勧告を出す、などの米政府方針をキャンベルは伝えた。
「われわれは第一の責務として、米国人を守らないといけない。
日本政府が決断しないのであれば、次の段階も考えざるを得ない」
「それは米軍も含めてだ。彼らを犠牲にすることはできない」キャンベルは席を立った。
藤崎たちは急いで大使館に戻った。同行の3人が外交公電の作成を急いだ。
キャンベルの言葉、藤崎の受け答え、途中離席の様子……。一つひとつ、そのまま文字に起こした。
趣旨を説明するのではなく、読み手が雰囲気で感じられる文体。
それは省内では「フジサキスタイル」として有名だった。
0418考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 02:18:38.840
プロメテウスの罠 日本への不信5 「知日派筆頭格の涙」
朝日新聞 2013年1月7日

ワシントン、2011年3月16日昼前(日本時間17日未明)。
駐米大使の藤崎一郎は再び、国務省で国務次官補のキャンベルと向き合っていた。
朝の会談から2時間ほどたっていた。
藤崎は大使館員とともに、先の会談を受けた日本政府の反応を伝えにきたのだ。
「米国人を日本から退避させるなら、どういう方法でどんなふうにするのか」と藤崎がたずねた。
国務省スタッフは、米国人の退避が政治問題になることを日本側が気にしていると思った。
キャンベルは答えた。
「これは政治関係の問題ではない。日本がサバイバルできるかどうかの問題なのだ」
責め立てるような言葉が続いた。
「事態の深刻さを日本はまだ理解していない」「東電任せではだめだ」
「同盟国、また親しいパートナーとして、とても心配している」
そして、「英雄的犠牲」という言葉を繰り返した。
0419考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 02:19:05.180
このころの日本政府の姿勢を、米国務省はどう評価していたのか。
国務省幹部がこの日、内輪で回したリポートには「FUBAR(フーバー)」という言葉が記されている。
米軍の俗語で、意味は「まるでメチャクチャ」。
「Fucked Up Beyond All Recognition」の略だ。
内部リポートにはこんな言葉も連ねられていた。
「日本政府は情報を隠しているのではないか」「目に見える対応が何ひとつなされていない」
この日、キャンベルは省内で東アジア太平洋局長会議に出席し、米国人の自主避難勧告について伝えた。
東アジアで日本は、「安全な避難所」とされてきた。
その日本から米国人を退避させることに、幹部たちは戸惑いの表情を見せた。
政情不安のアジア諸国から日本へ米国人を退避させることはあっても、
日本から別の国に退避させることはこれまでなかった。
出席した幹部の一人は、そのときキャンベルの目に涙が浮かんでいたことを覚えている。
知日派の筆頭格で、約20年、日米の絆を深めることに力を尽くしてきた。
その絆が切れるかもしれない。
「キャンベルにとって、それはつらいことだったのだろうと思う」
0420考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 02:25:06.580
今回のコロナは日本が中国に近いこともあり、
前から似たウイルスに曝されていたため交差免疫が有ったことが幸いしているかもしれない。
だが日本の官僚機構は既に破綻しているようだな。
脚光を浴びたい素人の政治家と、自分の庭だけ守りたい役人が連携して良く分からないことをやっている。
それを正確に報道するべき、ジャーナリズムとやらも完全崩壊しているようだな。
0421考える名無しさん
垢版 |
2021/01/09(土) 02:27:56.190
>西洋西洋言ってるが西洋もギリシャにもローマにもつながりのない蛮族がキリスト教っていう成果だけを横滑りで利用しただけだろ
>聖書がそもそもヤハウェー派の歴史修正主義によって改竄された書だし
>蓋を開けりゃなんてことはない、キリスト教自体が偽物語に頼った統治システムなんだわ
>これに気付いたのはフロイトが最初でもねーし、フロイトは何も倒しちゃいない
>白人だって馬鹿じゃねえ、グノーシス主義を作ったりマイナーな宗派では多神教的な解釈をしてたり文献主義で検証したり
>聖書に対しちゃみんな薄々「これ何かを隠してんだろうな」ってことには気付いてた
>だがアメリカドルは今でも貨幣に神(God)の語を刻むし白人ナショナリズムは未だに聖書に根拠を求める
>それこそイスラム戦士と同じようにな
>啓蒙主義だか理性だか知らねえがそんなもん勝っちゃいねえよ、勝ってんのはいつでも偽の物語と暴力支配だ

言い草がつまらない。
0422考える名無しさん
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2021/01/09(土) 09:55:28.250
ハイデガーに対するレヴィナスの批判を「構造化気に食わん」とかイチャモンつけて潰したのがポストモダンと考えればそうなるかな。
0423考える名無しさん
垢版 |
2021/01/11(月) 00:47:39.330
苅谷剛彦、吉見俊哉「大学はもう死んでいる?」

吉見
まず、僕がハーバードで教えながら感じたのは、過去三〇年間、日本の大学は、
英米のトップユニバーシティーとの差を縮めようとさまざまな教育改革をしてきましたが、
その差は縮まるどころかむしろ開いたのではないかということです。
おっしゃるように、シラバスだけではなくアクティブラーニングもGPA…も、
日本の大学はアメリカのやり方をずっと小道具として、しかも誤解を含んで取り入れてきました。
そういう小道具を入れることで、大学をグローバル化しようとしたわけです。
しかし、一つひとつ小道具をいくら一生懸命に導入しても、
根本が違うままなので部分の総和がアメリカとはすっかり違うものになってしまう。
一九八七年に中曽根内閣の臨時教育審議会が最終答申を出し…
これは、世界の構造がいわゆる冷戦体制から
グローバル化新自由主義体制に変わっていくプロセスと軌を一にしていたわけです。
0424考える名無しさん
垢版 |
2021/01/11(月) 00:48:23.850
「知識・情報を単に獲得するたけではなく、
それを適切に使いこなし、自分で考え、創造し、表現する能力が一層重視されなければならない。
創造性は、個性と密接な関係をもっており、
個性が生かされてこそ真の創造性が育つものである」と既にその最終答申は言っていましたが、
この考え方は、現在の大学改革においてもそのまま変わっていません。
苅谷さんはこうした動きを「追いつき型」「キャッチアップ型」の近代化と呼び、
その限界についても論じていますね…
それまでの日本は、正にキャッチアップで、近代化、産業化するという目標がはっきりしていました…
ですからキャッチアップ型の人材育成ということで言えば、
戦前期日本の旧帝国大学や戦後の東京大学の仕組みは有効に機能したわけです。
0425考える名無しさん
垢版 |
2021/01/11(月) 00:48:53.040
彼我の違いを考えていくと、その根本はやはり履修科目数ということになるのだと思います。
というのは、日本の大学教育は多く浅くで、だいたい一学期に一二科目ぐらい、
学生によっては一学期に一三科目、一四科目も取っているんです。
そんなにたくさん科目を取っていたら授業に出るので精一杯でしょう。
先ほども言ったように、学生たちのレベルには差がないわけで、
学ぶキャパシティーの面積が同じだとしたら、
それを横に広げるか縦に深めるかというのが日米の大学の違いです。
ハーバードは基本的には少なく深くですが、これはハーバードに限りません。
世界的標準は一学期に四、五科目、多くて六科目で、
こういう違いが生まれるのには、一つひとつの科目の単位数が関係しています。
0426考える名無しさん
垢版 |
2021/01/11(月) 00:50:08.700
>彼我の違いを考えていくと、その根本はやはり履修科目数ということになるのだと思います。
>というのは、日本の大学教育は多く浅くで、だいたい一学期に一二科目ぐらい、
>学生によっては一学期に一三科目、一四科目も取っているんです。
>ハーバードは基本的には少なく深くですが、これはハーバードに限りません。
>世界的標準は一学期に四、五科目、多くて六科目で、
>こういう違いが生まれるのには、一つひとつの科目の単位数が関係しています。
0427考える名無しさん
垢版 |
2021/01/11(月) 00:50:49.780
吉見俊哉「ハーバートの教室から」 文芸春秋2018年2月号

昨年八月から、ボストン郊外に移り住んで生活を始めている。
目的は、今年春までハーバード大学で教えることだ…
私にとっては、授業の内容以上に、この大学の教育の仕組みが実際にどんな仕方で動いているのか、
学生たちは教師の話にどう反応するのか、
日本と米国の大学教育で何がどう違うのかを自分の肌身で理解することが狙いである…
私の授業は秋学期を終えたところだが、東大での経験と比し、「すごく違う」との実感である。
何がそんなに違うのか。
一言でいえば、大学教育を個々の教師の営為に委ねるか、システムとして運営するかの違いである…
0428考える名無しさん
垢版 |
2021/01/11(月) 00:51:28.160
日本の大学のシラバスは十五週分のデーマを並べて終わりだが、
こちらでは英文で十数頁に及ぶシラバスを作成する。
毎週、何を目的にどんな素材を扱うかを明示し、三章程度の課題文献を指定する…
授業は最初に書いたシナリオ通りに進み、大幅な方針変更はNGだ。
TAも学生も、そのシナリオに従って準備を進め、授業が上演される。
ある意味で、日本の大学に比べてはるかに自由度は小さい…
先生がその場で自由に話の流れを作れるほうが創造的と思われるかもしれないが、それは違う。
シナリオに従って教師と学生とTAの役割が決まっているからこそ、
授業を教師から学生への一方通行ではなく、各々がその役割に応じて参加するドラマにできる。
実際、この方式で教えてみると、授業開始後の教師の負担は日本よりも小さい。
TAが優秀であれば、TAと学生の間でどんどん議論を進めてくれるし、
教師から投げかけた問いに対し、学生は自分たちの間で議論を始める…
0429考える名無しさん
垢版 |
2021/01/11(月) 00:52:00.130
では、この種の授業は日本の大学では実現不可能なのか。――残念ながら、現状では不可能である。
この方式は、相当の負担を教師と学生に強いる。
それができるのは、一学期に担当・登録する科目数が少ないからである。
科目が少ないから、教師も学生もその科目に注力できる。これに比べて日本の大学は科目数が多すぎる。
だから学生は、各々の科目で何を学んだかを忘れてしまい、学期末の試験前に慌てて勉強する。
本当は、日本の大学は学生が取得する科目数を半減させるべきである。
0430考える名無しさん
垢版 |
2021/01/11(月) 00:52:24.570
>それができるのは、一学期に担当・登録する科目数が少ないからである。
>科目が少ないから、教師も学生もその科目に注力できる。これに比べて日本の大学は科目数が多すぎる。
>だから学生は、各々の科目で何を学んだかを忘れてしまい、学期末の試験前に慌てて勉強する。
>本当は、日本の大学は学生が取得する科目数を半減させるべきである
0431考える名無しさん
垢版 |
2021/01/11(月) 00:58:48.990
大学改革 ―国際的な大学への第一歩― 数学セミナー1998年6月
戸瀬信之(とせのぶゆき/慶應義塾大学経済学部)

僕は79年に東大の理科I類に入学しました。
自分が入学した年に生まれた学生がいま大学に入学しているのだと思うと内心複雑です。
僕のいたドイツ語選択20組では、大多数の学生が入学当初、
将来理学部の物理か数学に進学したいと考えていたと思います。
そして、多くの学生にとって、あっという間に、その夢が夢にすぎなくなったのです。
なぜ若い前途有望な若者の夢が夢に終わったか、
それは、ひとえに、日本の大学が国際標準の大学でないからという点に帰着すると思います…
私見にすぎませんが、
日本の大学の良くないところは、1つの講義の週あたりの時間数が少ないことです。
一方で、科目の数がやたら多い…日本の大学が際立っている点は、
1,2年のいわゆる前期過程の間に多くの科目を細切れに勉強させることです。
…パリ第6大学の1年生で
SM(Science de la Matiere)というDEUG(一般教養課程)ではどうなっているか…
必修は3科目で、同じ半年間の時間数は「数学I」108時間、
「物質とエネルギー」90時間、「情報処理」50時間です。選択は、SMと同様です。
詳しくいえば「数学I」の108時間のうち72時間は演習です。
このカリキュラムを見て、自分の学生時代とのあまりにも大きすぎる違いに愕然とします…
数学の授業はやはり詰め込みすぎだったと感じます。
大学1,2年の理科系の数学と物理の内容は日本と欧米の間にはさほど差がないことにも注意を要します。
その結果として、理解が中途半端になって面白味を堪能する域まで到達できない…
0432考える名無しさん
垢版 |
2021/01/11(月) 01:00:00.610
不可解な日本の数学教育(通産ジャーナル、1976年4月号)

現行の文部省の指導要領に基づく小学校・中学校・高等学校の教科書を見ると、
まず、その内容が数学の実に多くの分野に亙っているので呆れるのである…
限られた時間でこれだけ多くの分野を教えるのであるから、
各分野は必然的にそのほんの入門程度に限られてしまう。
例えば、子どもに音楽を教えるのに、
オーケストラのあらゆる楽器を少しずつ習わせるという馬鹿なことは誰も考えない。
そんなことをすれば、どの楽器も弾けるようにならず、結局音楽そのものもわからなくなってしまう…
数学の初等教育で多くの分野を少しずつ教えるのは、
音楽であらゆる楽器を習わせ、
また多数の外国語を少しずつ教えるのと同様に馬鹿なことであるが
何故数学の場合に限ってこのことに誰も気がつかないのであろうか?
しかもスパイラル方式とか称して、たとえば、確率を小学校六年で一寸教え、
中学校二年で少し教え、高校の一年と二年でまた少しずつ教える。
ちょうど、例えば、ラテン語を小学校六年で数週間、中学校二年で数週間、
高校一年と三年で数週間ずつ教えるようなもので、最も非効率な教育法である…

奇妙なのは、小・中・高校で教える多数の分野の中には集合、論理、位相空間、等、
将来数学者になる生徒以外は不必要なものが混入していることである。
0433考える名無しさん
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2021/01/11(月) 01:01:30.870
数学の初等教育の目的は数学のいろいろな分野の断片的な知識を詰め込むことではなく、
数学的思考力、数学的感性を養うことにある、
このためには範囲を数学の最も基礎的な分野に限って、それを徹底的に教えるべきである。
小学校では数の計算を、中学校では代数と幾何を、高校では代数、幾何と微積分の初歩を、
自由自在に使いこなせるようになるまで徹底的に教えることができれば初等教育としては大成功である…
小学生に確率の片鱗を教える等、もっての外である…
どうしても子どものときに習得しておかなければならない基本的な分野、
大人になってからでも覚えられる応用的な分野、数学者以外には不要な分野を、
ごちゃまぜにして小学校から教えている日本の数学教育の奇怪な現状はただもう不可解という他ない。
一体誰のため、そして何のためにこのように多くの分野をあわただしく教えるのであろうか?
日本の初等教育が、この有り様では、
通産省が如何に努力されても、日本の産業の将来はおぼつかないのではないかと思う。
0434考える名無しさん
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2021/01/11(月) 01:02:52.990
小平邦彦『不可解な日本の数学教育(通産ジャーナル、1976年4月号)」
0435考える名無しさん
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2021/01/11(月) 01:03:43.730
科学技術庁の予算の99%はロケットと原子力関係の研究予算であった。
つまり原発推進を決して手放さない原子力利権の目的は、
宇宙ロケット=核ミサイルとプルトニウム取り出し=核爆弾製造を手放したくないからだ。
中国に対抗するため日本の官僚・政治家も核兵器を持ちたいからだ。
彼らが原子力利権に拘る理由は解った。とすれば医系技官がPCR検査に拘る理由は何なのか?
ttps://www.youtube.com/watch?v=BSXN2ZD5jO8
ttps://www.youtube.com/watch?t=1832&v=BSXN2ZD5jO8&feature=youtu.be
東大教授と語る【東京ロックダウンをもたらす愚策】
緊急事態宣言にまで追い込まれた日本でPCR検査は何故増えない?
安冨歩教授電話出演。一月万冊清水有高。
0436考える名無しさん
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2021/01/11(月) 01:04:19.090
ttps://www.youtube.com/watch?v=0R50h2ivBEM&feature=youtu.be&t=2524
2017/10/19辻堂駅南口18時〜安冨歩東大教授による立憲民主党あべともこ応援で自論展開
ttp://podcast.joqr.co.jp/podcast_qr/main/main190909.mp3
大竹まこと ゴールデンラジオ!「大竹メインディッシュ」
【9月9日 東大教授_安富歩】
0437考える名無しさん
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2021/01/11(月) 01:05:43.320
医系技官がPCR検査の囲い込みにこだわる(文部省傘下の大学にやらせない)理由を考える前に、
例えば『日本の教育は果たして教育なのか、支配なのか』という問題を考えたい。
かなり以前から日本の大学の科目数の多さが問題になっている。
フランスやアメリカなどに比べて日本の大学の科目数はやたらに多い。
そして一科目の内容がやたら薄い。それを学んだところで大して深い理解は得られない。
そうした中途半端な科目がやたら多く存在し、
その科目相互にどんな関係が有るのかさえも良く分からない。
つまり内容の理解は最初から重要ではない
(多数の著書を持つ東大航空工学科の或る有名な教授は、
『私は君たちに飛行機の設計を教えることは出来ない』
『何故なら私自身が設計したことがないからだ』と言ったという
(つまり航空工学科の東大教授としてセレクトされた人間でも、実際に飛ぶ飛行機とは何なのか、
を理解はしていない。理解していないのに航空工学科の教授は出来る)。
それでそこを出た或る人は『どうしても飛行機が作りたい』と自動車会社のホンダに入り、
取締役を説得して自らアメリカに渡り、
実際に有名な実機C5Aギャラクシーを設計したアメリカ人宅に住み込んで丁稚となり、
手取り足取り教えを乞うて十数年後、本田ジェットを設計製作したという)。
0438考える名無しさん
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2021/01/11(月) 01:06:09.220
ttps://business.nikkei.com/atcl/opinion/16/021900056/042300006/
日本がホンダジェットから学ぶべき教訓とは?
オリンポス・四戸哲社長インタビュー(その5)
松浦 晋也 ノンフィクション作家 2018年4月26日
0439考える名無しさん
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2021/01/11(月) 01:07:43.950
しかしフランスやアメリカと同じように科目数を減らして一科目の内容を濃くし、
生徒にその分野に関する理解を深く学んでもらおうとしても教員側が反対する。
何故なら科目を減らすと教員側で職にあぶれる者が出る。
だからどんなに主流から外れた人気の無い科目でも、必ず試験をしてその学生の成績=評価とする。
ことにより、全ての教員に生徒の人生を左右する権利を与え
(故に生徒から軽んぜられない)存在意義を保証する。
つまり全ての教員が(自分が教壇に立ったその内容を試験する、その強制権を持つ=)
生徒の人生を左右する権利を持つが故に、その教員の教育技量(魅力)に関係無く、
生徒はその教員(を軽視や無視出来ずそれ)に従わなければならない。
つまり全ての教員は(その教える内容
――数学・英語といった主要教科でない教科や、その授業内容の巧緻――に関係無く)、
生徒の人生の行く末を握るが故に権力を行使出来るのだ。
(生徒が自分の将来の人生にとってこの内容は必要だから学ぼうと
――それ以外は自分の人生に不必要で邪魔、むしろ有害だと考え――、
生徒が教科と教員を選ぶようになったら)
教員が本当に教える内容で勝負したら、このシステムは瓦解する。
試験で生徒を選別する(その生徒の人生を決定する)権力が教員側に与えられているが故に、
どんな(に授業が下手な、わいせつ行為を働く)教員でも存在意義が失われることは無い。
これはつまり教育ではなく支配である(?)。
0440考える名無しさん
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2021/01/11(月) 01:11:42.550
さて、医系技官がPCR検査の囲い込みにこだわる(文部省傘下の大学にやらせない)理由は、
誰が病気かそうでないか(誰を治療するかしないか)を決める権利、を医者が独占し続けたいからではないか?
誰を治療するかしないかを決定する権利が厚生省傘下から文部省傘下(の大学)に行っては困るからだろう。
誰の命を救うか救わないかを決めるのは医者で、だから医者は神の如き権力を維持出来ている。
そうで無くなったら只の下請けになってしまう。
『お前この(患者の)命を救え、救えないのかバカ野郎!』である。
あくまで医者の側が『お前の命を救ってやろうか?』という立場でなければならないのだ。
そのために医者が検査して、『誰が病人(患者)か?』を決めなければならない。
『我々が病人と判断した者(患者)を治療しよう』
『それ以外は(実際には病人でも我々が診る対象の)患者ではない』なのだ。
文部省が『この人が病人=患者です』という者を治療するなら単なる下請けになってしまう。
だから絶対にPCR検査を手放さないのである(?)。
0441考える名無しさん
垢版 |
2021/01/11(月) 01:13:03.770
この見方が正しければ、如何に日本社会が歪んでいるかということになる。
中国でさえも(そうでなけらば感染を抑えられず、抑えられなければ社会の実害は勿論、
当局の面子丸潰れ=権威失墜なので)全数PCR検査をしているのだ。
それが医者集団のエゴイズム、教員集団のエゴイズムでその他全ての社会が損害を被るならば、
何のための医者、教師だろうか?
0442考える名無しさん
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2021/01/11(月) 01:14:29.770
お医者になるような人よりも遥かにバカのオレwなので、多分推理は間違っていると思います。
酒も飲んでおります。飲まないと書き込めません。悪しからず。
0443考える名無しさん
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2021/01/11(月) 01:22:25.160
>大学改革 ―国際的な大学への第一歩― 数学セミナー1998年6月
>戸瀬信之(とせのぶゆき/慶應義塾大学経済学部)

今から20年前も、

>小平邦彦『不可解な日本の数学教育(通産ジャーナル、1976年4月号)』

その20年前も、日本の学者は今と同じようなことを言っていた。
0444考える名無しさん
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2021/01/11(月) 01:41:25.750
ttps://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00138/111900422/
7年前に聞いた「MRJは絶対に成功しない」という指摘
高野 敦 日経 xTECH 2019.11.20

「それは後出しジャンケンだ」と言われれば、甘んじて受け入れなければならない。
筆者が今から7年前の2012年にある識者を取材していたとき、たまたま「MRJ」の話題になり、
その識者は「MRJは絶対に成功しない」と断言した。
上記の発言を聞いた筆者がすぐに
MRJに警鐘を鳴らす記事を執筆していれば記者の責務を果たしたと言えるが、それはできていない。

前出の識者がMRJの成功に懐疑的だった論拠はとてもユニークなので、
筆者なりに一般化して解釈すると、「複雑・巨大なシステムの全体を設計することと、
全体設計に沿ってその一部を設計することは別物であり、
部分設計をいくら積み重ねても全体設計はできない」となる。
航空機に当てはめれば、サプライヤーとしての実績が豊富でも、
それだけで航空機を一から設計できるわけではないということになるだろうか。
0445考える名無しさん
垢版 |
2021/01/11(月) 01:42:30.180
三菱スペースジェットの苦境が明らかな今となってはありふれた指摘のように思えるが、
当時はそうした指摘があまりなく、業界に精通している識者の発言だけに説得力があった。
もちろん、三菱重工業や三菱航空機もそのことは覚悟していたと思うが、
最近になって競合であるカナダのボンバルディア・エアロスペース
(Bombardier Aerospace)の元幹部を開発責任者に据えたことなどからも、
サプライヤーと航空機メーカーを隔てる壁は予想以上に高かった様子がうかがえる。

全体設計が部分設計と比べて大変なのは、「なぜそう設計するのか」という明確な根拠を求められるからだ。
それは、航空機の型式証明取得が難しい理由とも重なる。
サプライヤーとして航空機メーカーに言われた通りに部分を設計していればよかったときとは異なり、
自分たちの頭で考えなければならないことが多いのだ。
三菱重工業はロケットや鉄道といった輸送機器を手掛けており、
複雑・巨大なシステムの全体設計という意味では組織として十分な知見・経験を持っているはずだ。
それが航空機に生かされなかったのは残念である。
0446考える名無しさん
垢版 |
2021/01/11(月) 01:43:45.660
オレも三菱はボーイングの下で胴体や主翼を作っているのだから当然、作れると思っていた。
それがダメだったのは何故なのか。
0447考える名無しさん
垢版 |
2021/01/14(木) 23:46:51.100
ttps://www.dailyshincho.jp/article/2020/05020632/?all=1
新型コロナウイルス「最前線の医師」が語った本音
国内 社会 2020年5月2日掲載

もともと日本は国民皆保険ですし、東京は医療へのアクセスが極めてイージーになっていました。
中学生までは医療費ゼロですし、救急車を呼んでもお金は請求されません。
欧米なら数万円は確実に取られます。
それゆえ、子供を昼間病院に連れて来られないというだけの理由で、
救急外来を夜間に普段使いするような親までいたのです。
だからいつも病院が混雑していることが問題になっていました。
一方で、開業医の先生を含めて医療機関側もそれで儲けていた、
という面もあったことは否定できません。
「どんどん来てください」とやって、医療費は国に負担してもらえばいいのですから。
ただ、この間、数多くの新型コロナウイルス感染者を診てきた者として言えるのは、
「この人は陽性だな」と思う人は検査に回さなくても、ほぼわかる、ということです。
あくまでもその診断を確定させるために回すのです。
病歴を聞き、問診をして、CTを撮り……といった診察の過程でかなりの確率でわかります。
0448考える名無しさん
垢版 |
2021/01/14(木) 23:47:48.790
――テレビに出ている「専門家」の強い主張の一つが、
「とにかくPCR検査を増やすべき」というものでした。これはどうなのでしょう? 

これは絶対に間違いです。少しでも専門知識がある人は、全くこれを望んでいません。
他国と日本が違うのはこの点で,本当に医師が疑った例にのみ検査をやっている点で
感染の広がりをコントロールできていることは確実です。
誰彼構わず検査をオーダーできるような状況を作らなかったことは100%正しかったと考えています。
日本のように国民皆保険の国で、
なおかつ感染症に詳しくない町のクリニックのようなところまでもが、
自由にPCR検査をできるような環境を作っていたら、間違いなく院内感染が多発していたでしょう。
おそらくニューヨークやイタリアの比でない状況になったと思います。
「かかりつけ医」に相談することは否定しません。
しかし、そこに多くの人が押し寄せたら結局クラスターを発生させかねません。
そういう状況を作らなかった点では、当初、
検査を絞ったことは決して批判されるようなことではないのです。
0449考える名無しさん
垢版 |
2021/01/14(木) 23:49:06.460
病院外での検査体制は進めたほうがいいでしょうが、
やり方を間違えるとかえって感染者を増やすことにもなりかねません。
話をPCR検査に戻せば、検査の無闇な拡充に反対している人たちが怖れているのは、
インフル同様に、
「お墨付きを得た、でも本当は陽性です」という人が感染を広めることにつながりかねないからです。
「医療資源が無限にあり」「偽陽性の人でも全員どこかに」ゃんと収容できて」
「(偽)陰性の人が行動を慎んで他人にうつさないようにする」という前提がすべてそろっていれば、
検査数をどんどん増やすのもいいでしょう。
現場で本当にこの病気を診ている医者で、もっと検査数を増やせ、
などと言っている人はいないはずです。
0450考える名無しさん
垢版 |
2021/01/14(木) 23:50:02.000
ttps://www.youtube.com/watch?t=1271&v=K00NWKkMp6w&feature=youtu.be
東大教授と語る【東京1日1万人感染後の世界】世界の防いだと思った国々をあざ笑うコロナ変異種達。
拡大する感染は止まらないのか?どう生き残ればいいか。安冨歩教授。一月万冊清水有高。

敵の状態を理解しないで戦うのは無理っていう、のは一般性無いの?
敵の状態を知らなくても勝利できるって思っているのはおかしいよね?
って、そんなにおかしなこと?
0451考える名無しさん
垢版 |
2021/01/14(木) 23:50:59.870
これを読むとPCR検査を抑制している理由が医者側の都合に有る(らしき)ことが読める。
《PCR検査をしなくとも“医者が”診察すれば新型コロナか否かは分かる。
一般の町医者の防御態勢が脆弱なので検査に人が集まるとそこで感染が起こる。
偽陰性が出たら感染していないとお墨付きを与えることになる》

ttps://www.dailyshincho.jp/article/2020/05020632/?all=1
新型コロナウイルス「最前線の医師」が語った本音
国内 社会 2020年5月2日掲載
0452考える名無しさん
垢版 |
2021/01/14(木) 23:51:48.080
ttps://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1501550015/409
「特集 オウムの教訓 空洞化を露呈した警察機構」 中央公論 1995年7月号
――係長が支配する超大国・ニッポン 田中良太

それ以上に私が問いたいのは、
いまの警察庁幹部が、警察という組織の使命をどう考えているかということ…
雑踏の中で自動小銃を乱射している犯罪者がいて、近くに数人の警察官がいたと仮定…
警官のリーダーは、犯罪者を取り押さえ…ると警察官の命も危険…と…引き上げた。
そして雑踏の中の阿鼻叫喚が…終わってから、大部隊の警官隊を…連れて…戻り、男を取り押さえた…
警察官の死傷者は出なかった…こういう「冷静な行動」は、警察官…として賞賛される…か。
私たちは知らなかったが、警察庁幹部は上九一色村のサリン製造プラントのことを知っていた。
十五日の霞ヶ関駅の…事件が、オウムによる脅しであることも…認識していた。
それでもなおかつ、オウム教の本拠地の捜索の日取りを…いたずらに先送りするばかり…
これが「敵前逃亡」でなくて何であろうか。
0453考える名無しさん
垢版 |
2021/01/14(木) 23:52:42.290
新型コロナが市中感染している中、PCR検査すると医者が危険だから検査しない。
感染していようがいまいが放置して、死ぬ奴は死なせ、
感染が判明し且つ未だ生きていて重症化した奴はしょうがないから病院に来ても良い。
つまりPCR検査を絞っている真の理由とは、医者側のリスク回避である(?)。
0454考える名無しさん
垢版 |
2021/01/14(木) 23:56:00.040
80年代初頭、エイズという謎の病気が流行り始めたとき、NHKであったか、
テレビで厚生省の役人(後で知ったが、思えば同じ丸顔?の郡〇〇晃氏)が
『我々も空港などの水際でしっかりと防止対策を行って行く』と
(正確な文言は覚えていないが、こんな内容を)いち早く会見したのを覚えている。
それを見て(日本の役所としては素早い対応で)『へえーそれは頼もしい』と思ったものであった。
ところが思いもよらず、90年代半ばとなって血友病患者の中から
(非加熱血液製剤が原因で)エイズ患者が出始めた。
そのときの社会の反応は、松本サリン事件と似通っていた。沈黙=《フリーズ》である。
何か得体の知れないことが起こり、その事件(の背景)を誰も説明しようとしないのだ。
その内に(松本サリン事件では被害者が誤認逮捕され、
ぐずぐずしている内に地下鉄サリン事件が起こった)ミドリ十字という名称が出て来た。
そしてその会社の設立者が731部隊と関係していたことが明らかとなった。
そしてアメリカが加熱製剤に移行する中、加熱していない製剤を日本人には投与していたと。
それで再び郡〇〇晃氏がインタビューに応じているのを見た。
曰く、『考えられるパターンの中で最悪の道を辿ったな…(と思った)』と。これはどういう意味なのか。
(要するに郡〇〇晃氏のような立場の人の、
頭の中には“事前に”『こうしたことが起こるだろう』と、そもそも想定されていたのだろう)
背景に日本の医学組織、人間関係の闇が存在していたのか。
それ故に起こった事件を説明出来ないのか。
日本社会の《気色の悪さ》は今回の『PCR検査をする、しない』という議論にも典型的に現れた。
0455考える名無しさん
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2021/01/15(金) 00:00:23.420
西欧技術の格言として《測定出来ないものは制御出来ない》という文言がある

若い頃、或る仕事を(組織的に)どう進めるべきか悩んでいたときに、
アメリカの技術者が書いた或る技術書を読んだ。
大きな仕事を部分に分割し、割り振られた其々の進捗状況、其々の性能、品質、コスト、
その部品を統合した際のそれらを、事前に想定する範囲内に如何に着地させるのか。
この仕事(プロジェクト管理)に関し、従来は人間の経験と勘に任されてきたと。
だが経験と勘は他人に伝え、教え、共有するのは容易では無い。
こうした仕事をするには先ず《測定》である。
単に測定する前に、何を基準に測定するのか、その基準をはっきり定義しなければならない。
何をもって性能とするのか、品質とするのか。
そして其々を測定して、初めて結果が『制御が出来るのだ』と
(もう何十年も前のことで細部は忘れてしまったが…)。その本の著者は書いていた。

『西欧技術の格言として《測定出来ないものは制御出来ない》という文言がある』と。

PCR検査は無用という者は、測定無しにどうやって結果を制御しようとしているのか、
他人に分かるよう説明するべきである。
0456考える名無しさん
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2021/01/15(金) 00:03:50.230
〇〇〇〇「〇〇〇〇〇 〇」 4.フランス革命期の数学者たち

このいわゆる度量衡制度の改革は、数学者たちが混乱と政治上の困難さにもかかわらず、
かれらが忍耐強く努力し続けたという点で特筆に値する例である。
革命初期の1790年に、タレーランが度量衡制度の改革を提唱した。
そして、それは科学アカデミーに委託されたが、
そこではラグランジュとコンドルセをメンバーの一員とする委員会が設置され、
提案を作成することになった。
ところで、ルジャンドルもフランス全土を三角測量した功績で名声を博していたから、
その委員会のメンバーであってしかるべきであったが、革命政府の方針によってかれはメンバーからはずされた
よく知られているように、その委員会ははじめ
新しい度量衡制度の長さの基準単位として二通りの値を考えていた。
その一つは秒を刻む振子の長さであった…
しかし、ルジャンドルたちが測定した地球の子午線の長さの正確さに非常に感動した委員会は、
最終的には赤道と極とのあいだの距離の千万分の一として1メートルを定義した…
こうして生まれたメートル法は1791年にほとんどの分野ですぐにでも使える状態になった
0457考える名無しさん
垢版 |
2021/01/15(金) 00:06:17.160
何かを測定する。その基準=単位は何なのか。
それが例えば《長さ》であったとしてもその基準を定めるのは簡単ではない。
実際、その基準となる《メートル》はフランス革命期の混乱の中、(苦闘の末)数学者らによって定められた。
だが、長さのような単純な量ではなく、もっと抽象的な何かであったらそれをどう定義出来るのか。
例えば(或るシステムの)性能とは、品質とは、何なのか。
それが明確に定義出来なかったら、的外れだったら、測定する意味、価値が無くなるだろう。
だから測定する前に、その基準となる単位を適切に定義しなければならない。
そこにこそ本当の困難さが有ると思われる。
0458考える名無しさん
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2021/01/15(金) 00:08:08.070
また偉そうなことを言ってしまいました。
『無能のくせに偉そうなことを言うな!』と、よく親父に怒鳴られておりました。
懐かしい思い出です。
0459考える名無しさん
垢版 |
2021/01/24(日) 00:44:19.650
(東日本大震災10年)「原発事故、起こるべくして起きた」 東電元エース社員の告白
朝日新聞 2021年1月12日

かつて東京電力の中堅社員として幹部候補の一人と目されていた50代の男性が、
東電福島第一原発事故から約10年を経て、初めて取材に応じた。
男性は待ち合わせのホテルの喫茶店にスーツ姿で現れ、落ち着いた口調で語りはじめた。

「今思えば、あの事故は起こるべくして起きた。
すべて過去とつながっていて、東電はそこに向けてずっと進んでいたんです」

男性はバブル期に入社してから、ほぼ一貫して企画部に在籍し…
経営計画づくりなどを担う…出世街道を歩んでいた
男性の人生もまた、あの日を境に大きく変わってしまった。

2011年3月11日午後2時46分
男性は当時、東京・内幸町にある本店9階でいつも通り仕事をしていた。
大きな揺れを感じ、すぐにテレビをつけ…原発が無事に停止したとの報告が入ったが、
約50分後、原発敷地内に最大15・5メートルの高さの津波が押し寄せ…
1〜3号機は全交流電源を喪失した。
0460考える名無しさん
垢版 |
2021/01/24(日) 00:44:56.830
その後、男性が目の当たりにしたのは、全く想定外の事態…
1〜3号機がメルトダウン(炉心溶融)する未曽有の原発事故となった。

3カ月後…東電は自らも「福島原子力事故調査委員会」を立ち上げ、事故の究明に乗り出した。
計画停電の対応などに忙殺されていた男性は、上司から調査報告書のとりまとめを命じられた。
しかし、調査は事故の経過や現場で起きた事実の積み上げに多くの時間が割かれ、
肝心の事故原因の分析になかなか進まない。
男性が報告書の原案で原因に触れようとすると、会長の勝俣恒久ら経営陣からは厳しい言葉が飛んできた。
「事実に立脚していないことは書く必要はない」「なんでお前が勝手に決めるんだ」


男性は「事故は天災で防ぎようがなかったというシナリオを求めている」と感じたという。
0461考える名無しさん
垢版 |
2021/01/24(日) 00:45:20.760
なぜ、事故を防げなかったのか。
事故以来、ずっと自問自答してきた男性には、経営陣の態度は納得できないものだった。

「02年に発覚した原発のトラブル隠しがすべての始まりだったんです」。
男性が東電の報告書の原案に書こうとしたのは、そんな過去の不祥事から福島事故へと至る原因分析だった。

02年、福島原発や柏崎刈羽原発(新潟県)で、
自主点検の記録をごまかし、トラブルを隠していたことが発覚した。
現職を含め、相談役などとして会社に残っていた4人の歴代社長らが総退陣に追い込まれ、
新たに社長に就いたのが勝俣だった。

企画部出身の勝俣は、閉鎖的な原子力部門に人を送り込み、膨大な規定やマニュアル類を整備。
原発施設で起きた機器の故障やトラブルはすべて報告を求められ、
現場は報告のための書類づくりに忙殺されていったと、男性はいう。

「細かい不具合をゼロにすることばかりに集中し、大きな視点で安全を考える余裕がなくなっていました。
それで、津波という最も肝心なリスクに向き合えなかった。
不具合を何件減らしたということの方が重要になっていったんです」
0462考える名無しさん
垢版 |
2021/01/24(日) 00:45:59.230
原子力部門に根付いた「安全神話」も大きな原因と思われた。
04年ごろ、男性が全社の危機管理を担う部署の担当だったときのことだ。
想定しうる最も重大で影響度の高いリスクを各部門から聞き出すのが任務だったが、
原子力部門はいくら催促しても小さなリスクしか出してこなかった。

あるとき、男性は原子力の担当者に問いかけた。
「原発が事故を起こし、放射能を外部に放射するようなリスクシナリオはあるのではないですか」
旧ソ連のチェルノブイリや米スリーマイル島の原発事故を念頭においた質問だった。
返ってきた答えは「そういうリスクはありません」。
男性が納得できずに重ねて尋ねると、担当者はこう言い切ったという。
「そういうリスクは全部排除されていますのであり得ません。安全はすでに確立されています」

男性は「あの時もっと頑張ってリスクを引き出せていれば、事故は防げていたかもしれない」と悔やむ。
その後も07年に東電を含む電力各社で原発の検査データの改ざんなどが相次いで発覚…
何度もリスク管理を抜本的に改めるべき契機があったが、そうはならなかった。
むしろ、10年3月期に3年ぶりに純損益が黒字化すると、
東電内には02年から相次ぐ原発トラブルをようやく乗り切ったという安堵感が広がったという…
0463考える名無しさん
垢版 |
2021/01/24(日) 00:46:31.400
後に明らかになることだが、
事故前から東電社内では最大15・7メートルの津波被害がありうるとの報告がなされていた。

東電の旧経営陣3人が業務上過失致死傷罪で強制起訴された刑事裁判(一審は無罪判決)では、
最大想定の津波を予測して対策をとるべきだったかを巡って争いが続いている。

一方、東電はいま、柏崎刈羽原発の再稼働を急ぎ、政府も後押ししている。
そうしたなか、数年前に東電を退社した男性が、今回取材に応じたのは、
再び同じ過ちを犯してほしくないという思いからだという。
「安全重視の文化が本当に東電に浸透したのだろうか。
事故を教訓にして本当に変わったと言えるのか、私は分からないんですよ」
0464考える名無しさん
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2021/01/24(日) 00:50:58.160
原発事故、国の責任否定 「津波予見できず」 東電賠償額は上積み 東京高裁
朝日新聞 2021年1月22日

東京電力福島第一原発事故で群馬県内に避難した住民らが
国と東電に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が21日、東京高裁(足立哲裁判長)であった。
一審・前橋地裁は国と東電に同等の責任を認めたが、高裁は国の責任を否定し、東電だけに賠償を命じた。
賠償額は90人に対する約1億2千万円で、62人への約4千万円だった一審から上積みした。

争点は政府の「地震調査研究推進本部」が2002年に公表した「長期評価」の信頼性だった。
東北沖でマグニチュード8・2級の津波を伴う地震が来る可能性を示す内容で、前橋地裁は信頼性を認めていた。
一方、東京高裁は当時の土木学会の知見と食い違う点などを踏まえ、
「長期評価から実際の津波の発生を予見できたとはいえない」と信頼性を否定した。
さらに、長期評価に基づいて東電が計算した津波と実際の津波は
規模や態様が大きく異なっていたことなどから、
「長期評価を前提に措置を講じても事故は回避できなかった」と認定。
国が規制権限を行使して東電に事故を回避する措置を命じなかったことは
「著しく合理性を欠くとは認められない」と結論づけ、国の責任を否定した。
0465考える名無しさん
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2021/01/24(日) 00:52:16.300
>男性は、上司から調査報告書のとりまとめを命じられた。
>しかし、調査は事故の経過や現場で起きた事実の積み上げに多くの時間が割かれ、
>肝心の事故原因の分析になかなか進まない。
>男性が報告書の原案で原因に触れようとすると、会長の勝俣恒久ら経営陣からは厳しい言葉が飛んできた。

>男性は「事故は天災で防ぎようがなかったというシナリオを求めている」と感じたという。
0466考える名無しさん
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2021/01/24(日) 00:53:36.360
>後に明らかになることだが、
>事故前から東電社内では最大15・7メートルの津波被害がありうるとの報告がなされていた。

>一方、東京高裁は当時の土木学会の知見と食い違う点などを踏まえ、
>「長期評価から実際の津波の発生を予見できたとはいえない」と信頼性を否定した。
0467考える名無しさん
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2021/01/24(日) 00:59:01.300
ttps://www.youtube.com/watch?v=o4z1e2bbTSk
完全無能!コロナ対応で分かった政治家と厚生労働省の官僚達の脅威の無能無策の仕事ぶり。
大スキャンダラスのワクチン対応。安冨歩教授電話出演。一月万冊清水有高。

見通しは白紙の状態です。っていうふうに言ってるんですよ。
今迄言ってたあれは何だったんですか?っていう。何ちゅうか凄いよなあ。凄すぎます…
他人事感は何なの?それ…見通しって新聞が言うならいいよ。何で自分で言うの?
いやー、先ず自分だという意識が無いんじゃないの…無いよね。それだよね。
これがだから、私がだから原発事故のときに書いたあの、「原発危機と東大話法」、
タイトルは『傍観者の論理、欺瞞の言語』っていうサブタイトルなんだけど、
みんなあの、東大話法っていうのは欺瞞語だと、隠蔽語だっていうふうに、思っている人が多いと思うけど、

タイトル見てもらったら分かるようにですね、この本の中核はですね、傍観者性に有るんですよ。
欺瞞の言語は、その産物なんですね。本質は傍観者の論理なのね。

この本で言ってるのは何かって言ったら、
原発事故起こした連中が、自分を傍観者に成りすましているっていうのがポイントなんです。
0468考える名無しさん
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2021/01/24(日) 00:59:26.520
全く一緒やね、今回と。そう。
原発事故のときは原発事故起こした本人が『わあー大変すねえ』『えらいことなりましたねえ』みたいな。
『たいへんですね』『きちんとやらないとダメですね』っていうふうにこう言って、
で、ワクチンの方も、『GOTOキャンペーン!』とかやって広げときながら、
『感染広がって大変すねえ』ってこう言ってるっていう。そういう感じね。酷い話だよ、日本を滅ぼす…
これでも凄い一般性が有って、当事者、責任を負っている当事者であるはずの人が傍観者である、
或いは逆に被害者とかに成りすますっていう、のがですね、
その、現代社会に於ける暴力性の本源だと思うんですよね…
現代に於ける暴力の本質はこの傍観者性なんですよ。
0469考える名無しさん
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2021/01/24(日) 01:01:13.910
>男性は「事故は天災で防ぎようがなかったというシナリオを求めている」と感じたという。

>タイトル見てもらったら分かるようにですね、この本の中核はですね、傍観者性に有るんですよ。
>欺瞞の言語は、その産物なんですね。本質は傍観者の論理なのね。
>この本で言ってるのは何かって言ったら、
>原発事故起こした連中が、自分を傍観者に成りすましているっていうのがポイントなんです。
0471考える名無しさん
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2021/01/24(日) 01:03:08.830
>男性は「事故は天災で防ぎようがなかったというシナリオを求めている」と感じたという。


自己のエゴイズムを優先する
明確な(個人的)意志と動機を持って推し進めた行為が破綻して社会に損害を与えると、
それをまるで自分にはその意志が無かったかのような、
他人からやらされていたかのような、或いは自然現象で避けられなかったかのように説明=偽装する
(成功したら自分の手柄として大いに宣伝する)。それは正に91年のバブル崩壊がそうだった。
80年代末期のバブルは日本の当局が銀行に指令して土地と株を買わせたことが原因であった。
だがそれが破裂すると経済学者が『複合不況』という本を書き、
まるでバブルが(自己を抑えきれない多数の人間の妄動によって自動的に起こった=つまり)
自然現象によって発生し自然に破裂したかのように説明した。
ところがBBCの記者で当時34歳のイギリス人が、日本の宮澤喜一元首相やその他当局者、
当事者らから事情を聞いて書いた本によれば、バブルは日本の当局によって意図的に作り出されていた。
何故バブルは起こったか。日銀が銀行に『貸せ』と言ったからだ。
日本人の経済学者である宮崎何某の『複合不況』を幾ら読んでもバブルの原因が曖昧模糊として分からない。
のに、外国人が書いた本を読むとクリアーに分かるのだ。
一体これは何なのか?
0472考える名無しさん
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2021/01/24(日) 01:05:40.880
権力者が自分の我欲を押し通すため、予め《社会正義の構図》を自己宣伝し、
『それ実現のためだから…』と世間を偽ってこれ=我欲をごり押しする。
例えば(欧米から)『アジアを開放する』などだ。すると当然、社会に禍が起こる。
独裁者の我欲実現のために一般社会が犠牲になるからだ。
その禍が、権力者の明確(な或る――邪な――意図=)意志によって起こったとするならば、
権力側は大非難を受ける。
だから権力者=自分の意志によってこの禍が起こったのではなく、
あたかも(自分は良いことをしようと思ったにも拘わらず、不可抗力=)
自然災害、或いは自分らよりも強大な何かの邪魔が入ったからと説明する。
80年代末期に『これからは財テクだ』と皆が言い始め、
見る見るうちに地価と株価が上昇して、それが破裂した。そして多額の不良債権が築かれた。
そのとき、こうした経済現象を説明する本が著された。宮崎義一『複合不況』である。
当時これを読んで、バブルは人為的な経済現象なのに、
あたかもそこに《人間の意志などない》かのように、
まるで台風に襲われた日本列島のように、現象が統計数字として書かれてあった。
それを読んでも何故、こうした現象が起こったのか、全く理解できなかった。
0473考える名無しさん
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2021/01/24(日) 01:05:54.890
ところが数年後に30代のBBCの記者が書いた本を読むと、
80年代末期から90年代初頭の日本のバブルとバブルの崩壊は、
日本の当局が意図的に起こしたものだ。と説明してあった。
BBCの記者は(自分の知らない事態を調査するため日本を訪れ)、
日本の金融当局者や政治家、銀行証券の現場の人間から取材して書いている。
自分自身、誰も知らない《日本の秘密》を予め知っているわけではない。
つまりこの当時、何が起こっていたか、
その実態を日本人(の専門家や当局者)は当然知っている。
しかし(知っていて、到底騙せない先進国の外国人エリートに真実を話しても、自国民には教えない)、
自分が責任を負いたくないので自分の“意志で”仕出かした失態を、
自分の意志で無いかのように、あたかも不可抗力、
自然現象に見舞われたかのように“外に向かって”説明しているのだ。
0474考える名無しさん
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2021/01/24(日) 01:40:16.370
ttps://twitter.com/georgebest1969/status/1352711732897083392
クラスター追跡みたいに後ろから追いかけるのは得意な日本。
反面、先回りするのは苦手。洞察と勇気が必要。
変異株対策は先回りが必要。結核は診断確定してから隔離しても手遅れて、
間違っててもいいから疑えば隔離が正解。
「医療はまだ逼迫してない」と逼迫するまで看過した失敗を繰り返さないでほしい
昨日保健所長会でしゃべったこと。
バズフィードは大江戸線問題を誤報というよりミスリードだと判定したようだが、
NHKは「蛇口を介して感染が広がった可能性が高い」と書いているし、
読売は「要因の一つになったとみられる」と書く。
しかし坂本先生同様、専門家は「蛇口は可能性が低い」と
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
0475考える名無しさん
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2021/01/24(日) 01:40:42.380
今回は保健所のフォーマルな調査すらなかったわけだが、今回の件は結構考えさせられる。
というのは、日本の保健所は「何が起きたか」を調査するというより、
「どこにプロトコルバイオレーションがあったか」を点検することが多いように思うからだ。
つまりは、「真実」を追求するのではなく「形式」を追求するのであり、
もっと言うならば「お上の言うことにちゃんと従っているか」という忠誠心をチェックしているのである。
ダイヤモンド・プリンセスでも例えば検疫所が紙を使って乗客情報を得ているので
「その紙が感染のリスクになりますよ」とご指摘したのだが
決まったプロトコルにケチをつけるのは「おかみに不遜」というわけでこういうことをするとお追い出される。
乗客の安全よりも忠誠心のほうが大事なのだ。真実よりも形式重視。
これは保健所だけではなく病院の医療安全でもよく見られる。
本来大事なRoot cause analysis RCAをないがしろにして
誰を犯人にして始末書を書かせればみんなが納得するか、が重視されるのである。
「真実」よりも「形式」を重視する形式主義はうえは政府から末端の現場まで普遍的だが、
この非科学的な態度がいろいろなところで、例えば感染対策においても疵になっていることは気づくべきだ。
「蛇口」は都合の良い犯人にして皆の「納得」が得られるのだが
より重要な食事の場などが看過されれば再度同じ被害が起きかねないからだ。
保健所も病院も厚労省の通知に合致しているか、
とおかみの意向に汲々とせずになにが正しい科学的な対応か、を優先してほしい。
自治体レベルでは(自治体によるけど)そういう態度の萌芽が見られ始めていて好ましいと思っている。
0476考える名無しさん
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2021/01/24(日) 01:42:53.450
神の規範=幾何学的な判断か、人の欲=互酬の判断か

(一神教の世界を当然=前提と考えている)ルース・ベネディクトの『菊と刀』にも書いてあったが、
日本人の人間関係は《貸借対照表》で出来ている
(実はオレも20代に岸田秀やデカルトを読んで西欧人と日本人の考え方が違う
――西欧人は神という、唯一共通の原理“を介して”〔=間接的に〕人間関係を築く――
ことを知り、それに比べて日本人の人間関係は――恩を売る、恩に着せる、義理を欠く、といった――
《貸し借り》だなと思っていところ、『菊と刀』を読んだら正にそう書いてあった)。
要するに日本人は《互酬》の世界に生きている。
『あのときお前に譲ったから今回は俺に譲れ』ということだ。
『4月に医療側のロックダウンに従ってやったから今度は経済界の要望に応じろ』と。
それで(これから冬に向かう最悪のタイミングで)『GOTO』何とかをやってしまったが、
《全体にとって(今)何が正しいのか》で判断しないと全体は守れない。
全体にとって正しいことを行うと(そのときその場で)部分部分には《損・得》が生じる。
だから損した側が次回にそれを取り返そうとする
0477考える名無しさん
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2021/01/24(日) 01:43:39.540
(――清沢洌は『暗黒日記』の中で『日本人は仇討主義だ』と言っているが――
この意識こそが《仇討主義》につながっている。
正に明治で英米に支援され、近代化を果たした薩長の日本であったが、
英米薩長連合軍に政権を潰された徳川から見れば英米による日本の近代化=富国強兵は仇討の対象であった。
昭和初期=その時点の日本が英米との平和的共存によって近代国家として成り立っている、
その《全体性》をぶち壊してまで〔英米を東アジアから追い出した〕大東亜共栄圏を夢想する。
その強行によって日本は破滅した。
正に西欧人が考える《正しさ》=倫理と日本人が考える道徳観が違っていたがため惨事は起こった。
西欧側は、我々は薩長を支援して徳川が潰れたけれど
〔何百人ものお雇い外国人が――親切に惜しみなく西欧の成果を伝え――日本側に貢献して〕
『日本は近代化して徳川時代より良くなったではないか?』と。
日本側は、いや港=股を無理やり開かされて
『我が高貴で純粋な文化が汚されたのだ』『これは仇討しなければないらない』と)。
それは別の補償のような形で対応し、判断はあくまで《全体にとっての正しさ》を維持する。
そこれこそが一神教が持つ意義なのだが
(日本にはそうした価値観=精神的規律は無い。それを生み出した歴史プロセスも無い)、
そうではなく(そのときその場の)部分部分の都合を考えて判断していると全体が破綻する。
当たり前の話ではないか?
0478考える名無しさん
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2021/01/24(日) 01:47:59.570
殺し合いが「市民」を生んだ いま「ヨーロッパ」が崩壊する(上)
阿部謹也『日本に西欧型「社会」は存在するか』

ここで言う世間とは、個々の人間の顔と顔がつながっている関係、
つまり、個々の人間がお互いに顔見知りの関係のなかで結びあっている、パーソナル・ネットワークです…
言い換えれば、われわれが世間と言うときには、
その世間の内容は社会一般ではまったくないということ、日本社会全部でもないということです。
…つまり、日本人にとっていちばん大事なのは自分の身内、あるいは世間です。
日本人はみな、なんらかの世間に属していますから、世間と世間のつながりもまた大事であって、
自分の世間を広げていくことが大事になってくる。
よく、政治家なんかに「書」を頼んだりしますね。
地方の町に講演に行きますと、古い旅館などに立派な字の書いてある色紙がズラッと並んでいたりします。
私は最近になって、なぜ色紙というものが必要なのか、
なぜそれを自分の家に飾ったりするのか、その理由がわかった。
それは「私の世間にはこういう人もいますよ」ということをほかの世間の人に誇示するためなんですね。
だから、もし天皇の色紙なんてものがあるとすれば、すごい大きな効果がありますよ。
皇族を持っている世間というのは、ものすごく強烈です。
そういうこともあって、日本の社会では世間というものが非常に大きな意味を持っている…
もう少し言えば、世間というものの構造は、年功序列、贈与・互酬で成り立っています。
世間の範囲というのは、年賀状を交換する範囲…社会人なら御中元・御歳暮を交換する範囲、
いちおうはそう言ってもよろしいと思います。
そういう範囲のなかで、贈与・互酬と年功序列が幅をきかせている。
0479考える名無しさん
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2021/01/24(日) 01:48:33.150
天皇制を支えてきた呪術的世界
しばしば、郵便ポストに五万円がポッとはいっていた、なんてことがありますね。
そうすると大方の日本人は警察に届けるわけです…
そういう話をヨーロッパ人やアメリカ人にしますと、彼らは不思議がるんですね。
「なぜ、警察に届けるのか?神様がくれたものなんだから、もらっておけばいいじゃないか」と。
しかし日本人は、突然ポストに五万円がはいっていたら、「気味が悪い」と思うんですね。
なぜ気味が悪いのかというと、
その根底には、日本人が贈与・互酬の世界に生きているということがあって、
何かお返しを迫られるんじゃないかと考えるからだと思います。
「タダより高いものはない」という言葉があるように、もらったら返さなきゃいけない。
しかし、相手がわからないから、返したくても返せない。
返せないでいると、自分もしくは自分の身近な人間が、病気になるとか、受験に失敗するとか、
仕事に失敗するとか、交通事故に遭うとかというかたちで、
返すことになるかもしれないという恐怖を、日本人なら持つだろうと思うんですね。
そういう説明をしましたら、日本人からすぐ反論がありました。
0480考える名無しさん
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2021/01/24(日) 01:49:07.830
「そうではなくて、犯罪に関係したお金かもしれないから、気味が悪くて受け取らないんだ」と。
だから私は、「犯罪というのはお金を奪う行為を言うのであって、与える行為が犯罪になるとは聞いていない。
差出人がわからないことが問題なのであって、わかっていれば、
犯罪であることが明らかであってもお金をもらう。
このことは、リクルート事件で証明されているじゃないですか」と言ったんです(笑)。
やはり、相手がわからないところに気味の悪さというものがある。
その気味の悪さとは何かと言うと、
それは、ある種の呪術的な関係がわれわれのなかにあるということなんですね。
このことは日本が遅れているということではまったくなくて、
日本がまだ可能性があるということを意味しているのかもしれません。
私は呪術的なものをけっして否定しているわけではないんですが、こ
ういう事実は押えておく必要があるんじゃないかと思います。
というのも、これは日本の天皇制などとも深く関係しているからです。
こういう呪術的なものを整理しないところには、たぶん天皇制を払拭するきっかけもない。
天皇制というものが、もし一木一草にあるものだとすれば、
ヨーロッパでは天皇制が発生する根っこそのものが、もうこのときにはなかったことになります。
0481考える名無しさん
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2021/02/26(金) 00:25:50.680
多事奏論 岡田武史さんの挑戦 主体性を育み社会変えたい 稲垣康介
朝日新聞 2020年1月18日

サッカー元日本代表監督、岡田武史さんに師走に会った…
大言壮語とは正反対なタイプだけに確信があるに違いない。
サッカーの指導法をまとめた「岡田メソッド」(英治出版)を出版するタイミングだった。
読んでみると単に戦術の指南書ではない。
4年近く悩み抜いた末に編んだ学術書、いや哲学書の趣すらある。
0482考える名無しさん
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2021/02/26(金) 00:26:12.680
目からうろこ、の衝撃を受けたのは6年前の夏。
スペインの強豪クラブ、FCバルセロナの指導者に驚かれた体験だった。
「スペインにはプレーモデルというものがある。その型を選手が16歳になるまでに身につけさせる。
その後は、選手の自由にさせる。日本には型がないのか?」
…岡田さんは、日本は順序が逆だったと感じた。
子どものときは…自由にドリブルなど個人技を磨かせ、高校生から監督のチーム戦術にはめ込む。
だから、選手が状況に応じて柔軟に判断するのが苦手で監督の指示を仰ぎがちになる。
「2006年や14年のW杯日本代表は良いチームだったのに、
初戦で逆転負けするとガクッときて1次リーグで敗退した。
選手が自立していなかった」と岡田さんはみる。
互いの主張をぶつけあう外国と違い、日本は伝統的に和を尊び、同調圧力が働く。
コーチに従順な上意下達も根強い。
だからこそ、早く原則を習得させ、その後の創造性、主体的な判断を促す。
日本人にこそ必要な指導理論という確信に至った。
0483考える名無しさん
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2021/02/26(金) 00:26:35.940
すぐ行動に移した。早大の先輩が経営し、
四国リーグだったFC今治(愛媛)の運営会社の株式51%を買い、オーナーとなった…
岡田さんはFC今治…での体験を楽しそうに明かす。
「…昔の自分なら『怖がらずにサポートしてやれ!』とか抽象的な言葉でしか説明できなかった。
今は原則を理解させるための専門用語を共有できるから、選手に指示の意図を理解させやすい」
…岡田さんがめざすのは、強いサッカーチームを作ることだけ、ではない。
日本財団が昨秋、9カ国の17〜19歳に尋ねた調査で、
「自分で国や社会を変えられると思う」と答えた割合は日本が18・3%の最下位だった。
「日本には自分で決めて自ら行動する自立した国民が必要だ。
今は何かに従っている方が安泰…という雰囲気を感じる」と話す岡田さんの憂慮と重なる。
スポーツが突破口にならないか。
「スポーツから社会を変えるのは簡単じゃないけれど、僕らがずっと考えてきたことなんだ…
それが究極の目標だよ」
0484考える名無しさん
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2021/02/26(金) 00:32:36.610
ルース・ベネディクト「菊と刀」

アメリカの親たちは、その子供を…嬰児が生れ落ちたその瞬間から、
その小さな願望がこの世における最高至上のものでないことを思い知らせる。
われわれは一定の時間を定めて授乳し、一定の時間に寝かしつける。
…どんなにむずかっても、嬰児は時間の来るまで待っていなければならない。
…そして母親が外出する時には、嬰児は家に留まっていなければならない。
…乳が恋しい時に乳離れをさせられ…
身体によい一定の食べ物がきめられていて、どうしてもそれを食べなければならない。
…ところが日本人のやり方はこれと全然相違する。
日本の生活曲線は、アメリカの生活曲線のちょうど逆になっている。
それは大きな底のU字曲線であって、赤ん坊と老人に最大の自由と我儘が許されている。
幼児期を過ぎるとともに徐々に拘束が増してゆき、
ちょうど結婚前の時期に、自分のしたい放題のことをなしうる自由は最低線に達する。
この最低線は壮年期を通じて何十年もの間継続するが、
…六十を過ぎると、人は幼児とほとんど同じように、恥や外聞に煩わされないようになる。
0485考える名無しさん
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2021/02/26(金) 00:32:55.010
アメリカではわれわれはこの曲線を、あべこべにしている。
幼児には厳しいしつけが加えられるが、
このしつけは子供が体力を増すに従って次第にゆるめられてゆき、
いよいよ自活するに足る仕事を得、
世帯をもって、立派に自力で生活を営む年頃に達すると、
ほとんど全く他人の掣肘を受けないようになる。
年をとってもうろくしたり、…するとともに、再び拘束が姿を現し始める。
アメリカ人には、日本のような型に従って組織された生活は、想像してみることさえ困難である。
そのような一生はわれわれにとって全く事実と相反するように思われる。
0486考える名無しさん
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2021/02/26(金) 00:34:58.310
>目からうろこ、の衝撃を受けたのは6年前の夏。
>スペインの強豪クラブ、FCバルセロナの指導者に驚かれた体験だった。
>「スペインにはプレーモデルというものがある。その型を選手が16歳になるまでに身につけさせる。
>その後は、選手の自由にさせる。日本には型がないのか?」
>岡田さんは、日本は順序が逆だったと感じた。


>アメリカではわれわれはこの曲線を、あべこべにしている。
>幼児には厳しいしつけが加えられるが、
>このしつけは子供が体力を増すに従って次第にゆるめられてゆき、
>いよいよ自活するに足る仕事を得、
>世帯をもって、立派に自力で生活を営む年頃に達すると、
>ほとんど全く他人の掣肘を受けないようになる。
>アメリカ人には、日本のような型に従って組織された生活は、想像してみることさえ困難である。
0487考える名無しさん
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2021/02/26(金) 00:38:32.940
ttps://twitter.com/rao_rug/status/1360022975773216768
平尾 剛 / 『脱・筋トレ思考』(ミシマ社)絶賛発売中!@rao_rug
2021年2月12日・Twitter for iPhone

参加することに意義があると謳いながらメダルの数を数え、
各国の競争を煽ってきたこれまでを振り返っても、五輪憲章は名ばかりの理念だった。
だから、このたびの発言や後任の人選にも今さら驚かない。
もともと五輪とは、「平和の祭典」という建前で一部の人達が私腹を肥やしてきた商業イベントだった。
ここにきて、そのベールが剥がされた。
新型コロナウイルスの蔓延という緊急事態下で、この事実にたくさんの人が気づいた。
それに焦った関係者が自ら墓穴を掘るようにその実態を曝け出したのが、今回の一連の騒動だと思う。
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
0488考える名無しさん
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2021/02/26(金) 00:39:42.660
日本でもここにきてようやく現役アスリートの声が聞こえ始めた。
彼らの切実な訴えからは「ためらい」がみてとれる。
これは、五輪が「平和の祭典」ではなく政争の具に、
あるいは単なる商業イベントに過ぎなかった事実に気づいたがゆえの、素直な心持ちだと思う。
今の私たちにはもう純粋に五輪を楽しめない。いやむしろ興醒めしているといってもいい。
およそ8割が開催に否定的な世論の、
この「興醒め」を、スポーツ関係者は真摯にとらえるべきだと思う。
このままだとスポーツは終わる。僕は大真面目にそう感じている。
これを機に五輪と決別する。これ以上、五輪に振り回されないよう手を打つ。
そうしなければスポーツは文化的な価値を失い、終焉を迎える。
それを避けるためにもスポーツと五輪を切り離し、
肥大化した五輪を適切に弔うことが今すべきことだと僕は思う。
0489考える名無しさん
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2021/02/26(金) 00:40:27.280
これも純粋にそのためではなく、
別のために利用されて(乗っ取られて)いるという意味でBDNSの典型だろう。
日本のスポーツ=部活動は体育(自分の体を自由に動かす、
動かして普通では出来ないことが出来るようになる“ことが”楽しいから自ら進んで行う活動)ではなく、
(他人による)支配であり搾取である(文字通りの、或いは比喩としての《兵隊》として使える人間を
――或るスポーツを一斉にやらせてみて、出来る者を――
集団内からピックアップして、上位者・支配者が自分の利己的目的のために利用する、
ことを動機とする行為)、らしい。
スポーツ活動をしている日本人がそのことに気づけるのか。
0490考える名無しさん
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2021/02/26(金) 00:41:51.700
.
日本の教育も同じだろう。教育というよりも(その目的は人間集団の)支配である。
0491考える名無しさん
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2021/02/26(金) 00:48:29.670
ttps://gendai.ismedia.jp/articles/-/65191
現役小学校長が、組み体操「巨大人間ピラミッド」廃絶を訴える理由
この「抑圧社会」を変えるためにも 2019.6.16
鈴木 明哲 東京学芸大学教授・同附属小金井小学校長

私も一教育者として実感するところだが、
教育現場における組み体操の人気は、それほど根強いものなのである。
私は、たとえ安全であったとしても、
子供たちの体育において巨大人間ピラミッドのような種目を実施するべきではないと強く感じている。
巨大人間ピラミッドを、あえて教育現場で実施する、その教育上の目的はどこにあるのか。
子供たちに何を学習させようとしているのか。
巨大人間ピラミッドにおいては、下の子供はただひたすら重量に耐え、上の子供は落下の恐怖と戦う。
そこに、ある「思想」が見え隠れしていることに、推進する人々は気づいていない。
教育観、人間観と言ってもよい。体育的視点から言うと身体観でもある。

第一に、日本の体育は、子供たちがそれぞれに異なる身体を有する「人間」であることを無視している。
硬く無機質で、ものも言わない、感情も持たない
――そのような「ブロック」であるなら、5段10段と積み上げることはたやすいだろう。
しかしそうではない
0492考える名無しさん
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2021/02/26(金) 00:48:59.470
教師たちは、あたかもコンクリートや
鉄の塊のように子供たちの身体を見てしまっていることに気づいていない。
このように身体を「一律」に捉えようとする身体観は、戦時下における徴兵検査を彷彿とさせる。
「一律」の身体が代替可能な部品のように集められた時代。
組み体操に底流する身体観は、戦争の時代を思い起こさせる。
その一方で、実際には、戦前あるいは戦時中に組み体操が盛んに実施されたという記録はない。

戦前?戦時中には、人間ピラミッドは
あくまで体操の専門教育を受けた屈強な大学生がデモンストレーションとして行うものであり、
高さも5段程度だった。
巨大人間ピラミッドが象徴する教育観。
それは、子供たちを従順な、画一化された存在とすることにあるように思われる。
おそらく、近代以降の学校という空間に、人々を抑圧し、画一化し、
服従させる文化が溢れていること、
それが現在もなお社会の根っこに横たわっていることに、私たちも薄々気づいている
抑圧、服従は、日本の学校文化の象徴となってしまっている。
学校とは長らく、「そういうところ」だったのである。
0493考える名無しさん
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2021/02/26(金) 00:49:32.200
人間を「ピース」のように見立てることが子供たちの将来に、
そして社会に何らかの負の影響をもたらさないと言い切れるだろうか。
学校によって植え付けられた無意識の服従や抑圧の経験が、彼らが大人になったとき、
「理不尽なことにも耐えなければいけない」
「自分の意見を言ってはいけない」という考え方につながっていくのではないかと、私は危惧する。
巨大人間ピラミッド的な人間観は、日本社会にとっては都合のいいものなのかもしれない。
人間を駒やブロックのピースのように扱い、戦時下の一兵卒のように代替可能な部品と考え、
働けなくなり、使えなくなれば次の「誰か」を簡単に求める。
そのような貧弱な人間観に支えられた社会では、規格さえ合えば「誰でもいい」。
一人ひとりのことを考える余裕はない。
その日、その月、その年の成果だけが大切なのである。
0494考える名無しさん
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2021/02/26(金) 00:53:57.900
〇〇〇〇〇〇〇「〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇」昭和53年

分裂質障害では、イメージの、現実からの解離が生じている。
イメージというのは、象徴であり、精神的産物である。それは身体的経験という現実に対立するものである。
このことは、イメージが非現実的なものであるといっているのではなく、
身体現象とは異なる現実性をもつということである。イメージの現実性は感情や感覚との結びつきから生じる。
しかしこの結びつきが分裂してしまったとき、イメージは、抽象的なものとなる。
イメージと現実との分裂は、妄想を抱いている精神分裂病の人において最もはっきりと現れる。
古典的な例として、自分をイエス・キリストやナポレオンと思っている痴呆化した人の例がある。
一方、精神的健康とは、イメージと現実とが一致している状態をいう。

健康な人においては、自分自身のイメージは、自分の身体でもって見たり感じたりするものと一致している。
… イメージの機能が広く受け入れられている社会においては、イメージが危険なものになると、
イメージの効果は人間関係においても好ましくないものとなり、危険な働きをするようになる。
0495考える名無しさん
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2021/02/26(金) 00:54:22.990
たとえば、父親が子供の欲求に反するような父親像を演じている家庭においてみることができる。
こうした父親は、自分自身を自分のイメージでみているように、
自分の子供を一つのイメージとしてとらえている。
そこでは、子供は、自分の感情や欲求をもつ個人としてみなされない。このような状況においては、
しばしば父親の無意識的な自己像の投射である一つのイメージに、子供を合わせようとする教育が行われる。
親の無意識のイメージに自分を無理に合わせようとしている子供は、
彼自身の感覚や自己同一性の感情、そして現実との接触を失う。

イメージは一つの観念的なものであるために、肉体的存在の上にあるとみなされ、
肉体的存在を脇役へ押しやってしまう。肉体は、イメージのための単なる道具となってしまう。
個人は、肉体という現実から疎外されてしまう。疎外された個人は、疎外された社会をつくり出す。
0496考える名無しさん
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2021/02/26(金) 01:03:38.880
>日本の体育は、子供たちがそれぞれに異なる身体を有する「人間」であることを無視している。
>無機質で、ものも言わない、感情も持たないそのような「ブロック」で
>教師たちは、あたかもコンクリートや鉄の塊のように子供たちの身体を見てしまっている
>身体が代替可能な部品のように集められ
>抑圧、服従は、日本の学校文化の象徴となってしまっている
>人間を「ピース」のように見立てることが子供たちの将来に
>社会に何らかの負の影響をもたらさないと言い切れるか


>分裂質障害では、イメージの、現実からの解離が生じている
>イメージは、象徴であり、精神的産物で それは身体的経験という現実に対立する
>イメージの現実性は感情や感覚との結びつきから生じる
>イメージと現実との分裂は、妄想を抱いている精神分裂病の人において最もはっきりと現れる
>一方、精神的健康とは、イメージと現実とが一致している状態をいう
>たとえば、父親が子供の欲求に反するような父親像を演じている家庭においてみることができる
>こうした父親は、自分自身を自分のイメージでみているように、自分の子供を一つのイメージとしてとらえている。
>そこでは、子供は、自分の感情や欲求をもつ個人としてみなされない
>親の無意識のイメージに自分を無理に合わせる子供は、
>彼自身の感覚や自己同一性の感情、そして現実との接触を失う
>イメージは 肉体的存在の上にあるとみなされ 肉体は、イメージのための単なる道具となってしまう
>個人は、肉体という現実から疎外され 疎外された個人は、疎外された社会をつくり出す
0497考える名無しさん
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2021/02/26(金) 01:07:04.850
日本の教師は生徒を自分の感情や欲求を持つ個人としてみなさない。
教師の無意識のイメージに自分を無理に合わせる子供は自己同一性の感情、そして現実との接触を失う。
生徒の肉体は、イメージのための単なる道具となってしまう。疎外された個人は疎外された社会を創り出す。
0498考える名無しさん
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2021/02/26(金) 01:14:41.120
〇〇〇〇〇〇〇「〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇」訳者序文
昭和五十三年〇月〇〇日 〇〇〇〇〇(〇〇〇〇名誉教授、〇〇〇〇〇〇〇病院長)

この本は、私の医学観、ひいては人間観に重大な転機を与えた書物である。
私だけではなく、現代人の多くは、この本によって、
ショックといってよいほどの影響を受けるにちがいない
なぜなら、一医学者の斬新な人間観察によって、現代の病、
ひいては現代の危機の根元が、鮮烈にえぐり出されているからである…
著者の…は、現代人の不健康の根底をなすものとして、「自我と肉体の分裂」をあげ、
「健康な人の自我は、身体と同一視されており、
病的な人の自我は、体との確固たる同一視をもっていない」と述べている…

最近西欧では、情動を失い、知性のみに偏してゆく現代人の状態に対して、
「失感情症」という新しい表現が用いられている。そして、このような知性と情動の分裂が、
さまざまな非行や心身両面での不健康(現代の病)の病根をなすというのである。
すなわち、現代人の知性は、もはや情動を、
豊かな情操やみずみずしい生命感情へと昇華する力を失っており、
知性による濾過を受けない情動が、そのまま突っ走るとき、いわゆる近道反応としての行動異常となり、
不完全燃焼の情動エネルギーが身体機能を撹乱することが、現代人の半健康の根底をなすというわけである。
私は近頃、知育偏重の教育のもとで、多くの日本人たちもまた、世代が若くなるほど、
このような性格のひずみに陥りつつあるのではないかという気がしてならない。
…本書にふれた世の親たちは、親たちのあり方が、一見無心な子供の心に焼きつけられ、
それが、成人後の心身の健康に、いかに重大な意味をもつかについて、慄然とされることであろう…
…(著者)は、いわゆる分裂質の発生の原因を、…精神分析家としての素養にもとづいて、
このような幼児の親子関係にもとめている。
0499考える名無しさん
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2021/03/30(火) 00:47:35.330
ttps://toyokeizai.net/articles/-/414929
カズオ・イシグロ語る「感情優先社会」の危うさ 事実より「何を感じるか」が大事だとどうなるか
倉沢 美左 : 東洋経済オンライン編集部 記者 2021.3.4

この5年ほど、世界では大きな変化が起こり続けている。
イギリスのEU離脱(ブレグジット)やアメリカでのトランプ政権誕生、
新型コロナウイルスのパンデミックといった事態が起こるたび、
その変化をめぐる議論は二極化し、
自分と違う考えの人を「断絶」することが当たり前となってしまった。
その背景には、事実や真実より感情を重視する社会への変容があると語るのは、
2017年にノーベル文学賞を受けたイギリス人小説家のカズオ・イシグロ氏だ。

(イシグロ)
イギリスを含めたヨーロッパ諸国、あるいはアメリカに住んでいる人の中には、
今回のパンデミックだけでなく、ポピュリズムの急速な台頭などに対して、
ここ5年間ほど現実を避けて生きている感覚を持っている人は大勢いると思います。
起きていることをどう捉えるべきなのか、これはどういう意味なのか、という話は
小説家やジャーナリストともしてきました。
ブレグジットにしても、トランプ主義の台頭にしても、中には半分ジョークを交えながら、
「この世には本当にバカがいるもんだ」と怒る人もいます。
しかし、私たちはその先にあるものを考えないといけません。
そこで起こっている重要なことに気がつかないといけないのです。
0500考える名無しさん
垢版 |
2021/03/30(火) 00:49:22.100
感情を優先しすぎてしまった
――とはいえ、事実や真実を見極めるのが非常な困難な世界になっています。
ある人から見た事実が別の人からは違う場合もあります。線を引くことに難しさを感じませんか。

何が事実や真実で、何がそうでないか、ボーダーラインがあるかどうかはわかりません。
ただ私自身は近年、科学の世界で行われているやり方が非常にすばらしいと感じるようになりました。
もちろん科学の世界が完璧なわけではありませんが、
基本的には何かをめぐって論争が起きた時に、最終的にデータやエビデンスによって事実が判明し、
間違っていた側もそれを認めて「では、次の議論へ移ろう」となるようです。
科学の世界では、人々はそうやって議論し、意見を持ったり、意見を諦めたりしています。
しかし、科学以外の世界では何か異常が起きている。
これは私たちのような感情を通してコミュニケーションをする
創造的な仕事をする人間にも責任の一端があるかもしれませんが、
私たちは「大事なのは事実や真実ではなく、何を感じるかだ」
という考えを浸透させすぎたようです。
0501考える名無しさん
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2021/03/30(火) 00:50:07.240
アメリカでは国民の約半数が、トランプが先の大統領選で
勝ったと感じるからそう信じる人が出てくる、という異例の事態が起きています。
私たちは、あまりに「自分の心が感じていることが重要だ」と強調しすぎたがために、
エビデンスを軽視するようになったのではないでしょうか。
誰もが感じたいことを感じて、それが真実になる、という考えは非常に危険なものです。
しかし、今のメディアや情報のやり取りにおけるビジネスモデルは変わってしまい、
エビデンスではなく、感情や意見が幅をきかせるようになってしまった。
0502考える名無しさん
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2021/03/30(火) 00:51:14.730
今や科学の世界で行われている、
真実を導き出すためにエビデンスを用いて議論するといったやり方は、
政治や一般的な世界で失われつつあります。
そして、これは私のように長年、
主に感情に関する仕事をしている人間にとっては、憂慮すべきことです。
感情やフィーリングのみ重視され、
先の大統領選のように「選挙が盗まれた」と感じたから暴動を起こしてもいい、
という発想が出てきてしまうと、
私たちのような仕事をしている人たちが状況を悪化させてしまっているのか、
と考えることもあります。
0503考える名無しさん
垢版 |
2021/03/30(火) 00:54:27.800
私自身これに対する答えはありますが、
それは私たちの分野で仕事をしている人それぞれがチャレンジとして考えるべきでしょう。
私たちはなんとかしてコミュニケーションの手段を考えないといけないと思います。
これまで自分と考えが違う人は見えない人、存在しない人だったかもしれませんが、
私たちは世界の多くの人々だけなく、
自分が住むコミュニティの中でさえ自分とは違う世界があることをもっと強く認識しなければならない。
芸術やジャーナリズムにかかわる人はもっとこのことを意識すべきです。
小説であれ、大衆向けのエンタメであれ、もっとオープンになって
リベラルや進歩的な考えを持つ人たち以外の声も取り上げていかなければいけないと思います。
私たちにはリベラル以外の人たちがどんな感情や考え、
世界観を持っているのかを反映する芸術も必要です。
つまり多様性ということです。
0504考える名無しさん
垢版 |
2021/03/30(火) 00:55:28.110
親が子供の感情を否定し、
自分の感情を子供に押しつけ続けると、感情を押しつけられた子供は自己の感情を否定するように育つ。
それが親の庇護の下、生きるために残された最後の手段なのだ。
こうして外部の他人の感情を自身の基準とし、自分自身の本来の感情は否定する、
それこそが『道徳だ』と考えるように躾けられる。
つまり、強者(他人)の搾取を受け入れることこそが『道徳的だ』と考える人間が出来る。
それがナチス・ドイツでヒトラーの、
大日本帝国で天皇の威光を黙々と受け入れる国民を作り出す(原因である)。
彼らは自分自身の感情が強者から否定されているが故に、自分よりも弱い立場の者の感情を否定する
(何故ならそれが道徳的だからだ。弱い者、欠陥が有ると見なす者は、他人に支配されて然るべきなのだ。
何故なら自分もまた、そうであるからだ)。
そして自分の失われた感情にエネルギーを注入しようとする。
例えば〇物や〇行為に夢中になっている人間は、道徳的に崩れているというよりも、
感情を否定され続けて育った自分の感情を、自分の肉体に取り戻すために悪戦苦闘している人間であり、
他人を(他人が持つ感情側に立って労わる)愛情ではなく、支配するかのような〇行為は、
失われた自分の生存エネルギーに活力を取り戻そうとする死に物狂いの行為なのである。
0505考える名無しさん
垢版 |
2021/03/30(火) 00:58:44.920
〇〇〇〇〇〇〇「〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇」昭和53年

身体をもつという点からみれば、人間は動物であり、
自己中心的であり、快楽や欲求満足を指向している。
自我をもつという点からみれば、人間は理性的で創造的な存在であり、
力の獲得や環境の変革へと向かう活動性を備えもつ社会的な生き物である。
正常な場合には、自我と体は、密接に働きあうパートナーの関係にある。
健康な人間における自我は、肉体の快楽原則を促進させる機能をもっている。
一方情緒的に障害されている人間においては、自我は体を支配しており、
肉体よりもすぐれた価値体系をもつものとなる。
その結果、有機体の統一性は分裂し、
自我と肉体は相互関係から明らかな葛藤状態へと変化してしまう。
0506考える名無しさん
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2021/03/30(火) 00:59:33.600
神経症の人の自我は体を支配し、
分裂質の人の自我は体を否定し、精神分裂病の人の自我は体から分離している。
健康な自我にとっては、セックスは愛情表現である。
神経症的な自我においては、セックスは征服の手段であり、自我賞賛の手段である。
分裂質の人の自我にとっては、セックスは、
生きながらえるために肉体的な接触や温かさを獲得する一つの機会である。
精神分裂病の人の自我は、
体から分離しているために性的行動に何らの意味を見出すことはない。
自我と体の葛藤は、パーソナリティの分裂を引きおこし、
個人の存在と行動のすべての面に影響を及ぼす。
0507考える名無しさん
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2021/03/30(火) 01:00:05.780
私との会話の中で、ピーターは次のように述べた。
女生との性交渉こそ、自分にとって唯一の温かさをもたらすものであり、
それなしでは人生も無意味になる、と。
みたところ、この肉体的接触への要求はどうしても避けられないものであったため、
一切の理性的な考えを圧倒してしまっていた。
肉体的接触なしでは、空虚で生きていないような感じ、
道徳も彼にとっては価値のないものであった。
こうした状態は、私が今まで見てきた犯罪者のすべてに特徴的なものである。
彼らが興奮を求めるのは
「死んで」しまいかねない体に「充電」しようとする試みなのである。
身体感情という現実に立脚していない自我は、絶望的になる。
そして、絶望感の中で自我は、破れかぶれになり、
自分自身や他のものに対して破壊的に振舞うだろう。
0508考える名無しさん
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2021/03/30(火) 01:28:19.230
集団神経症を治療するプロセス
(の中で発見された理念、その建築)こそが、西欧文明の歴史である

単なる個人の都合では無く、全体にとって『何が正しいのか』が誰も分からないときに
(分からずに崖から足を踏み外す“ような”者が居る、だから)正しいことを見出そうとすること
(出エジプトでユダヤ民族を救ったモーセ、の一神教、ペロポネソス戦争に敗れた己の国
=アテナイの在り方を問うたプラトン、の哲学
〔スパルタとの負け戦を指導した者の中にソクラテスの弟子が居たため、
プラトンの師であるソクラテスは戦争責任を問われて刑死した。
それに衝撃を受けたプラトンは、
個人(の其々)が正しく考え組織を正しく導く方法を追求して哲学を発想した〕
=先ず全ての議論の土台となる基礎、たる(或る根本的な)事実を見出し、
そこからの厳正なる数学的な推論によって〔人間社会を含む〕自然界の全体を描き出すこと)と、
既に『正しいこと』が分かっていて、それを基準に人間を査定(選別・序列化)しようとすること
(――先進文明が生み出した、『こうすることが正しい』と予め検証済みの完成品
=手本と生徒が作ったそのコピー=複製とを見比べて、両者の“ズレを”小さくすることだけを考えてきた――
明治以降の日本の学校教育)は根本的に異なる行為である。
何も無いところから(単なる《個》ではなく《種》として生き残るために)文明を築いてきた精神性と、
既に確立された文明をコピー=複製して、或る閉じた世界で
(覇王にのし上がろうとする“個人が”)主導権を握り支配者となるべく画策する精神性とでは
文明の進む方向性“が真逆”である。
0509考える名無しさん
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2021/03/30(火) 01:30:05.830
太古の昔、正にそれは原人時代から、
生きる(己の欲望を満たす)ことは《死の恐怖》と隣り合わせであった
(水辺に行けば猛獣が、雌の近くには別の雄が居る。或いは自然界の脅威が行く手を阻んでいる)。
が故にそれを避けたいと強く願う。また、不幸にしてそれに遭遇した場合、これを説明し解釈しようとする。
何処に原因が在ったのか。何に責任を帰すべきか。それが呪術祈祷や神話の創作につながっている。
殊に原人や幼児など、(《種》として、或いは生育過程の中で、未だ幼稚な段階に在る)初期の人類は
恐らくは己の目に見える近い範囲を基準に考える。つまり主観で考える。
だがその思い込みに強く束縛されると或る不幸に見舞われる。
次の瞬間、見えない所から“弾が”飛んでくる(何故なら自然界は常に生成流転消滅=変異している)からだ。
自分の現実認識、解釈が誤りだからだ。
こうして外界からの或る刺激に対し(避けられない)或る反応(衝動)が起こる。パブロフの犬のように。
心の中の説明出来ない《恐怖》が人間をそうさせる。
それで幾多の人間が非業の死を遂げ、部族や文明が滅んで行った。
0510考える名無しさん
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2021/03/30(火) 01:30:54.950
それを或るとき(歴史の過去を通覧し、そこに教訓を得た或る天才的な人物が)立ち止まって反省し、
(今まで頭から信じていた)呪術祈祷や神話など、(今の)妥当性を欠いた不当な説明を全て一旦疑って、
これを新たに、動かぬ事実と厳正なる数学的な推論による正しい説明に“置き換えて”行く。
この、或る《方法論》を発案した
(つまり、場当たり的に増築を重ねた旅館ではなく、そのプロセスを一旦反省し、
一から理詰めで設計し直したポンペイの都市のように。
この反省という“不連続な”《特異点》を持つ文明の在り方、
こそがモーセの一神教、プラトン哲学を生んでいる。
つまり、先に目に入る身近=主観から考えることなく、その前に〔視点を仮想した〕天空から全体を見渡し、
その全体の中で自分=部分(の近傍=身近)を考え、位置づける、精神的な《思考の逆転》が起こった)。
0511考える名無しさん
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2021/03/30(火) 01:31:44.830
この《逆転》を経た(最初からその精神性に“反省・内省を”《ビルトイン》した)思考こそが、
ギリシア以来の3学4科=リベラル・アーツ&サイエンス=啓蒙思想になっている。
恐怖を根拠にした衝動を、理性的で誰もが理解(説明)可能な活動“に置き換え”て行く。
これによって呪術祈祷=カルトの世界を脱することが出来た。
これこそ、恐怖が駆動する覇王支配を脱し、
恐怖でない理屈によって己(の精神)を支配する、立憲主義の世界になっている。
このアイデアの大元に遡ると、それはモーセの一神教、プラトン哲学に行き着く。
人間とは生物であり、生きることは恐怖との遭遇である。
その不条理な《恐怖》を(己自身が己への合「理」的説明によって)理解し、
恐怖に駆られた己の衝動的、強迫的(思考と)行為を訂正して行く。
意味不明、説明不能な漠然とした“丸ごとの”《恐怖》を、
理詰めで説明し直し、《恐怖》の範囲の限定=最小化を図る。
(そして恐怖に駆られた己の衝動を解消し)正しく判断し正しく行動する。
そのためには(動かぬ事実と厳正なる数学的な推論によって組み立てられた)真理を追究する。
真理によって己の恐怖に駆られた衝動(的且つ強迫的な思想と行動)を質し、統制とその克服を図る。
0512考える名無しさん
垢版 |
2021/03/30(火) 01:32:36.520
つまり、これは(呪術祈祷や神話に縋る)
神経症に罹患した者とその集団に対する一種の《〇〇〇〇〇〇療法》になっている。
神経症に罹患した集団全体に対する《〇〇〇〇〇〇療法》こそが、西欧近代合理主義=啓蒙思想の趣旨である。
こう考えると、(宇宙を表現する、数学的な精神性に裏打ちされた)モ=[セの一神教、
プラトン哲学などの超越的理念を建築する意味が、フロイトの心理学と如何に関係しているかが理解出来る。
つまり(心理学とは神経症に罹患した者や組織が何故この病に侵されたのか、
その原因を究明し説明しようとするものであり、西欧近代合理主義=啓蒙思想=超越的理念、
を建築して行く精神的なプロセスとは、その病に対する治療法=解毒剤になっている)
両者は表裏一体の関係に在る。
正にそれ(=一神教の意義)を説明しようとした者こそが、
(――選民思想やキリスト殺しなど、他のヨーロッパ人から忌み嫌われ大虐殺を招く原因ともなった――
ユダヤ教の神話を、歴史〔考古学〕的事実と数学的な推論を使って置き換え、
誰もが(その意味を)理解可能に説明しようとした
〔それによって恐怖や嫌悪を元にしたヨーロッパの人々の思考を解き放ち、
大虐殺などの悲劇を止めようとした〕、ナチスドイツなど、現代の呪術祈祷=カルトを克復しようとした)
フロイトであり、その書物こそがフロイト『人間モーセと一神教』であったのだ。
0513考える名無しさん
垢版 |
2021/03/30(火) 01:34:12.500
(――主観的には全知全能の、現実的には無知無能の――嬰児としてこの世に生まれ落ちた)
人間《個人》の意識としては、自分という《個人》が居て、
その周りに同族の人間集団(その中に自己を生んだ先行する雌雄=父母)が居て、
その外部環境として世界=自然界=宇宙が在る。
ところが世界の成り立ちは、先ず、自然界=宇宙が在り、そこで生物が生まれ、
人類が生まれたが故に《個》人が存在する。つまり、主観と客観的現実は逆転している。
自分は父母から、その先の先祖から生まれ、
その先祖の由来は…と、考えて成り立つのが太古の《神話》だとすれば、
西欧哲学は《個人》の素朴な認識“を逆転”させ、先ず、この(神が創造した)自然界は如何に在るか
=SCIENCEを考え、その中で己の《種》族=組織=国家を考え、
最後に『個』人(の在り方=倫理)を考える。
プラトンが『国家』(正義について=ポリテイア=政治)を書き、『ティマイオス』(宇宙論)を書いた所以である。
この世界(観)では、宇宙の在り方が政治(組織)の規範になり、政治(組織)の規範が個人の倫理になっている。
外部環境を記述する理論(=SCIENCE)=組織の統合規範(=政治)=個人の倫理(=哲学)になっている。

つまり、外部環境、組織、
個人という《三階層》を貫く原理は哲学という価値観によって統一され(=一致し)ている。
つまり、哲学が暗に含意する《三階層》一致の原理である。
0514考える名無しさん
垢版 |
2021/03/30(火) 01:39:41.440
《三階層》の一致を現す視覚的な例
ttps://www.youtube.com/watch?v=e1VcC3uGOaA&t=451s
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0515考える名無しさん
垢版 |
2021/03/30(火) 01:44:17.340
プラトン全集12 『ティマイオス』『クリティアス』岩波書店
『ティマイオス』解説 種山恭子

他人の生殺与奪の権を握ることや、
自分の欲望の無際限な拡張と充足とに、無上の生甲斐を感じる手合い
(『ゴルギアス』中のカリクレスが代弁しているような連中…)が、政界をまかり通る時に生じる破綻は、
アテナイの現実からも十分見て取れるところであったろうが、
プラトンがまた、「権力政治」から「金権政治」へ、そこから「民主政治もしくは衆愚政治」へ、
そしてついに、最悪の形態たる、
個人の恣意にすべてが委ねられる「専制政治」への必然的な雪崩現象を予測していたこともつけ加えておこう。
0516考える名無しさん
垢版 |
2021/03/30(火) 01:44:49.710
「激情の種族」も「欲望の種族」もたしかに、個人においても国家においても、主導権を握る資格のない存在である。
国家で政治の枢要の位置を占める資格のあるものは、
「名誉心に憑かれた者(ピロティモス)」でもないし、「金銭に執着する者(ピロクレーマトス)」でもなく、
ただ「知を愛する者(ピロソポス=哲学者)」――つまり、冷静に推理し、
全員にとって何が真に善いかを追求し、それを最大の関心事とする者――だけであろうし、
個人においても、衝動的・盲目的な「激情」や「欲望」でなく、
「理性」が主導権を握る状態が、もっとも正常なのである。

逆に言うと、人間の「理性」と同質の、
しかしもっと純粋で…もっと強大な「宇宙の魂」が万有を動かしているのだ。
われわれは先に、『国家』では、個々の人間の構造と、国家全体の構造がパラレルに置かれて、
どちらにおいても理性の種族が主導権を握るべきだと言った。
本編では、人間の構造が、宇宙全体の構造とパラレルに置かれており、
しかも、宇宙においては、じっさいに、理性を宿す宇宙の魂…がすべてを動かしているのである。
「天にある理性の循環運動」は、われわれの「思考の回転運動」を矯正するモデルとなるものなのである
0517考える名無しさん
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2021/03/30(火) 01:45:54.600
>何が事実や真実で、何がそうでないか、ボーダーラインがあるかどうかはわかりません。
>ただ私自身は近年、科学の世界で行われているやり方が非常にすばらしいと感じるようになりました。
>もちろん科学の世界が完璧なわけではありませんが、
>基本的には何かをめぐって論争が起きた時に、最終的にデータやエビデンスによって事実が判明し、
>間違っていた側もそれを認めて「では、次の議論へ移ろう」となるようです。
>科学の世界では、人々はそうやって議論し、意見を持ったり、意見を諦めたりしています。
0518考える名無しさん
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2021/03/30(火) 01:49:44.180
福沢諭吉「文明論之概略」

文明論とは、人の精神発達の議論なり。その趣意は、一人の精神発達を論ずるにあらず、
天下衆人の発達を一体に集めて、その一体の発達を論ずるものなり。
故に文明論、あるいはこれを衆人発達論というも可なり。
都て事物を詮索するには、枝末を払いてその本源に遡り、止まるところの本位を求めざるべからず。
かくの如くすれば、議論の箇条は次第に減じて、その本位は益々確実なるべし。
ニウトン初めて引力の理を発明し、およそ物、一度動けば動きて止まらず、
…明らかにその定則を建ててより、世界万物運動の理、皆これに由らざるはなし。
定則とは道理の本位というも可なり。
もし運動の理を論ずるに当たりて、この定則なかりせば、その議論区区として際限あることなく、
船は船の運動を以て理の定則を立て…徒に理論の箇条のみ増して、その帰するところの元は一なるを得ず、
一ならざれば則ち確実なるを得ざるべし。
議論の本位を定めざれば、その利害得失を談ずべからず。
…故にこれらの利害得失を談ずるには、先ずそのためにする所を定め…
その主とするところの本を定めざるべからず。
古今の世論、多端にして互いに相齟齬するのも、その本を尋れば、初めに所見を異にして、
その末に至り強いてその枝末を均うせんと欲するに由て然るものなり。
0519考える名無しさん
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2021/03/30(火) 01:50:13.340
《プラトン哲学、ユークリッド幾何学原論の原理が如何に一般社会、
その政治上の議論に応用されるべきなのか》
(議論の本位=「公理」を先ず定め、議論参加者はこれを互いに共有せよ。
そうでなければ議論した所で噛み合わない。噛み合わなければ議論参加者“全体の”利害得失は分らない。
只、互いに自分に事を有利に引き寄せて、相手を欺こうと勝手なことを言い合っているだけだ)を説明した箇所
0520考える名無しさん
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2021/03/30(火) 01:51:02.650
開闢の後、野蛮を去ること遠からざる時代には、人民の智力いまだ発生せずして…
内に存するものは、ただ恐怖と喜悦との心のみ。…山を恐れ、海を恐れ、旱魃を恐れ、飢饉を恐れ、
都てその時代の人智を以て制御すること能わざるものは、これを天災と称してただ恐怖するのみ。
あるいはこの天災なるものを待ちて来らざるか、または来て速に去ることあれば、
乃ちこれを天幸と称してただ喜悦するのみ。
…而してこの天災天幸の来去するや、人民に於いては悉皆その然るを図らずして然るものなれば、
一にこれを偶然に帰して、かつて人為の工夫を運さんとする者なし。
工夫を用いずして禍福に遇うことあれば、人情としてその源因を人類以上のものに帰せざるを得ず。
即ち鬼神の感を生ずる由縁にて、その禍の源因を名けて悪の神といい、福の源因を名けて善の神という。
およそ天地間にある一事一物、皆これを司る所の鬼神あらざるはなし。
日本にていえば八百万神の如き、これなり。
この善の神に向ては幸福を降さんことを願い、悪の神に向ては禍災を避けんことを願い、
その願の叶うと否とは我工夫にあらずして鬼神の力にあり。その力を名けて神力といい、
…その時代に行わるる祈祷なるもの、これなり。
0521考える名無しさん
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2021/03/30(火) 01:51:46.320
この人民らの恐怖しまた喜悦する所のものは、啻に天災と天幸とのみならず、人事に於てもまたかくの如し。
道理に暗き世の中なれば、強大なるものの腕力をもって小弱なる者を虐するも、
理を以てこれを拒むの術なくして、ただこれを恐怖するのみ。その有様は殆ど天災に異ならず。
故に小弱なる者は、一方の強大に依頼して、他の横暴を防ぐの外に手段あるべからず。
この依頼を受る者を名けて酋長という。
…この酋長なる者、既に権威を得るといえども、無智の人民、反覆常なくして、これを維持すること甚だ難し。
これを諭すに高尚の道理を以てすべからす、これを説くに永遠の利益を以てすべからず。
その方向を一にして、共に一種族の体裁を保たんとするには、ただ
その天然に備わりたる恐怖と喜悦の心に依頼して、目前の禍福災幸を示すの一法あるのみ。
…然りといえども、そのこれを褒めこれを罰するは、皆君長の心を以て決することなれば、
人民はただこの褒罰に遇うて恐怖しまた喜悦するのみ。褒罰の由て来る由縁の道理はこれを知ることなし。
その事情あたかも天の禍災幸福を蒙るが如く、悉皆その然るを図らずして然るものにて、
一事一物も偶然に出ざるはなし。
故に一国の君主は偶然の禍福の由て来る所の源なれば、
人民よりこれを仰て自からまた人類以上の観を為さざるを得ず。
0522考える名無しさん
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2021/03/30(火) 01:52:54.220
《アニミズムに留まる精神性が現象や他者の意志に対して意味不明の恐怖を生み出し、
強大な存在への依頼心を抱かせる。これはフロイトが分析した原始人と幼児の類似性である。
この、未だ自分の言葉で現象を(時系列と、そして空間的広がりをもって、
その中に派生する個々の相互関係を考慮しつつその隠された意志を)描写し説明するべく
その根拠を分析できない精神段階が、外界からの脅威に遭遇すると意味不明の恐怖を生み、
その痛撃による肉体の苦痛と底知れぬ不安が《心的外傷》をもたらす。
そしてこれは同時に強者への屈従を生み出す。
或は他を無制限に支配しようと強迫的に熱望するナルシシズムを生み出す。
権力者もまた(自分自身も、或は言葉による説明を理解しできない、受け容れる能力無き)人民に
言葉で説明できず、自分の“心で”人民を――恐怖や褒美で――コントロールしようとする。
これが極端に階層化された専制の、独裁社会を作る。
理屈を自分で追求し解明できる者は、いたずらに恐怖したり他人にコントロールされたりしない》との箇所
0523考える名無しさん
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2021/03/30(火) 01:56:43.850
こうして見ると西欧人が何故、
啓蒙思想=近代合理主義に目覚めると共に(自分たちを恐怖支配していた)絶対王政を倒し、
立憲主義に行けたのか、が分るだろう。その鍵は数学に在る。
0524考える名無しさん
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2021/03/30(火) 01:57:55.640
ロジャー・ベイコン「大著作」

偉大な学問は四つある。それらなくしては他の諸学問は知られえないし、
また諸事物のいろいろな知識も獲得されない。
しかしそれらが知られると、誰であれ困難なくまた労力も費さずに知恵の力において、
人文的学問のみならず神学においてもすばらしく前進することができる。
そして、これらそれぞれのもつ力は、絶対的意味での知恵のためばかりでなく、
またその他前に述べられた事柄に関しても言及されるであろう。
そして、これら諸学問の入り口と鍵は数学であって、私が後に明らかにするように、
聖者達はそれを世の始めに発見した。
また、それはあらゆる他の諸学問に先立って、聖者達と賢者達が常に使っていたものであった。
すでに三十年あるいは四十年にわったてそれを無視したために、ラテン人の研究全体が破壊されてしまった。
ボエティウスは「算術」の第二序文でこう述べている。
「もし探求する者が数学の四部門を欠いているならば、
実際その人は全く何も発見しえない」。
またさらに、「たしかに真理のこの観想がなければ、何人も決して知者とは称しえない」。
またその上、さらに彼はこう述べている。
「知恵へ至るこれらの道を軽蔑する人に対し、正しく哲学してはいないということを私は警告しておく」。

またさらに、「これらのことを看過する者は誰であれ、すべての知恵の学科を失ってしまったことになる」。
また、彼はこのことを権威ある人々すべての見解によって確証し、こう主張している。
「精神の一層純粋な理性をもった指導者ピュタゴラスによって栄えていた、
古代の権威をもつ人々すべての間ですでに明らかになっていたことは、
もしこのような賢明さという高貴性が、いわゆる四科によって探求されるのでないならば、
そういう人はほとんど誰も哲学的諸学科において、完全性への極致へ登ることがないということである」。
0525考える名無しさん
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2021/03/30(火) 02:04:18.190
ttps://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1501550015/288-289
阿部謹也『日本に西欧型「社会」は存在するか』大学とは、「自分とは何か」を考える場である

高等学校の延長のような知識が一般教養であると考えられている…そういうものがあっても悪くはない
…ただ私は、一般教養の核心はそういうところにはないだろうと思う
大学には、だいたいみんな十八歳で入ります…
そこでまず、自分がどういう人間なのかを知る。これが一般教養の核心なんです。
そのために、自分と過去の関係を考える。両親、兄弟といった家族。高校、中学、小学校の先生。
そして自分を育んでくれた地域。さらに、その外側にあってその地域を規制している国家あるいは社会。
そういうものと自分との関係を知ることだろうと思うんです…
そして、そういうものを中心に抱いている自然、あるいは地球、もう少し広げて宇宙といったものを知ること。
これが一般教養の意味なんです
0526考える名無しさん
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2021/03/30(火) 02:04:45.290
核心になるのはやはり、「自分とは何か」という問題をきちっと考える場所だと思います…
そういうことを、大学のどこかでやっている。
つまり、その先生のもとに行けば自己分析ができ、それが同時に家族との関係、仲間との関係、地域との関係、
国家・社会との関係、宇宙との関係、生物としての人間のあり方と結びついてきて、
そこに自己というものが認識されるきっかけがある。
そんな講義あるいはゼミナールが行われていることが望ましい。

それがなければ、自然・人文・社会などの講義というのはほとんど意味がないと、私は思います。
となると、なぜそれが、いまの大学ではできないのか、という問題になってくる…
まず、そういうことを講義する先生がいない。いないだけではありません。関心がないんです。
0527考える名無しさん
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2021/03/30(火) 23:10:24.200
ルース・ベネディクト「菊と刀」

「各人が自分にふさわしい位置を占める」ということの意味について、日本人はどう考えているか…
彼らの秩序と階層制度に対する信頼と、われわれの自由平等に対する信仰とは、
極端に異なった態度であって、
われわれには階層制度を一つの可能な社会機構として正しく理解することは困難である。
日本の階級制度に対する信頼こそ、人間相互の関係、
ならびに人間と国家との関係に関して日本人の抱いている観念全体の基礎をなすものであって、…
日本人は国内問題を階層制度の見地から眺めてきたのであるが、
国際関係もまたすべて同じ見地から眺めてきた。最近十年ほどのあいだ彼らは、
日本は国際的階層制のピラミッドの頂点にしだいに近づきつつあるのだと考えてきた…
日本の外交文書はたえず、彼らがいかに階層制度を重視しているかということを述べてきた…
0528考える名無しさん
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2021/03/30(火) 23:11:31.880
日本人の生活の階層的組織は、階級間の間柄においても、家族の場合と同じように徹底的であった。
日本は歴史の全期間を通じて、いちじるしく階級的、カスト「世襲的階級身分制度」的な社会であった…
日本ではカストがその有史時代を一貫する生活原理であった…
下は賤民から上は天皇にいたるまで、まことに明確に規定された形で実現された
封建時代の日本の階級制度が、近代日本の中にも深い痕跡を残している。
日本人は他のいかなる主権国にもまして、行動が末の末まで、
あたかも地図のように精密にあらかじめ規定されており、
めいめいの社会的地位が定まっている世界のなかで生活するように条件づけられてきた…
日本人はこの綿密に企画された階級制度をただちに安全ならびに保障と同一視することを学んだ…

人はそれを改め、あるいはそれに反抗することにおいてではなくして、
それに従うことにおいて勇気を示し、高潔さを示した…
その規則はモーセの十戒のような抽象的な道徳原理ではなくて、
この場合にはどうすべきか、またあの場合にはどうすべきか、武士ならばどうすべきか、
また庶民ならばどうすべきか…というようなことをいちいち細かに規定したものであった。
0529考える名無しさん
垢版 |
2021/03/30(火) 23:12:51.100
日本がその「安全」の信条を国外に輸出しようとした時…
他の国々では日本の大言壮語的主張を無礼千万な申分として、…憤慨した。
ところがあいかわらず日本の将兵たちは、
それぞれの占領国において、住民たちが彼らを歓迎しないのを見て、驚くのであった。
日本は彼らに、たとえ低い位置であるにせよ、
とにかく階層性の中で一つの位置を与えてやろうとしているのではないか…
彼らは、彼らをして「おのおのにふさわしい地位に甘んずる」人間たらしめた日本の道徳制度が、
他のところでは期待することのできないものであることに気づかなかった。
他の国ぐにではそのような道徳をもたなかった。
0530考える名無しさん
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2021/03/30(火) 23:13:42.460
福沢諭吉「文明論之概略」

西洋の文明は、その人間の交際に、
諸説の並立して漸く相近づき、遂に合して一と為り、以てその間に自由を存したるものなり。
これを譬えば、金銀銅鉄等の如き元素を鎔解して一塊と為し、金にあらず、銀にあらず、…
一種の混和物を生じて、自ずからその平均を成し、互いに相維持して全体を保つものの如し。
顧みて日本の有様を察すれば、大いにこれに異なり…
立君なり、貴族なり、宗教なり、人民なり、皆古より我国に存して、各々一種族を為し、
各々自家の説なきにあらざれども、その諸説並立するを得ず、相近づくを得ず、合して一と為るを得ず…
もしあるいは合して一と為りたるが如きものありといえども、
その実は諸品の割合を平均して混じたるにあらず、必ず片重片軽、一を以て他を滅し、
他をしてその本色を顕わすを得せしめざるものなり。
そもそも文明の自由は…諸々の権義を許し、諸の利益を得せしめ、諸の意見を容れ、
諸の力を逞うせしめ、彼我平均の間に存するのみ…
0531考える名無しさん
垢版 |
2021/03/30(火) 23:14:41.340
我国の文明を西洋の文明に比較して、その趣の異なる所は、特にこの権力の偏重に就て見るべし。
日本にて権力の偏重なるは、あまねく人間交際の中に湿潤して、至らざる所なし…
一国民の気風といえることあり…よく事実を詳らかにして細い吟味すれば、
この偏重は交際の至大なるものより至小なるものに及び、大小を問わず、公私にかかわらず、
いやしくもここに交際あれば、その権力偏重ならざるはなし。
その趣を形容していえば、日本国中に千百の天秤を掛け、その天秤大となく小となく、
悉く皆一方に偏して平均を失うが如く…
この吏人が政府中にありて上級の者に対するときは、その抑圧を受くること、
平民が吏人に対するよりもなお甚だしきものあり…
甲は乙に圧せられ、乙は丙に制せられ、強圧抑制の循環、窮極あることなし。また奇観というべし…
この有様の異なるに従てまたその権義(ライト)をも異にするもの多し。
これを権力の偏重と名るものなり。
0532考える名無しさん
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2021/03/30(火) 23:25:05.740
〇〇〇氏が言う立場主義の《立場》とは、(日本的な)階層構造の社会の中で、
階層上位の者(或いは周囲)から期待されているその(階層に属する)人間が果たすべき《役割》のことだろう。
他人から期待されている《役割》を果たせないと
その日本人は(その階層構造を持つ組織から)無価値と見なされる。だから自分自身が
それまでの人生で様々に経験し判断した『これぞ(自分が思う)大切だ』と考える判断を放棄して、
周囲=《階層構造を持つ組織》の期待に応えるように行動しなければならない
(それこそ原子力村の学者らが行っていたことで、その結果として福島第一原発は破裂した)。
その期待とは(階層構造を持つ組織に於ける)階層上位の者が持つ期待であり、
その階層を段々に上がって行くと最終的には(戦前戦中であれば)天皇が持つ期待となる
(現代社会では自分が職を得ている組織の長だろう)。結局、上位の者
(その階層を昇ると最後には天皇に行き着く、そ)の期待=意向を自分自身の価値観や判断を放棄して、
その代わりとして他人の期待を自分の心(精神)に入れる。これが日本社会の《大人の在り方》になっている。
これを既に福沢諭吉は、
0533考える名無しさん
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2021/03/30(火) 23:26:02.650
《禁裏様は公方様よりも貴きものなるゆえ、
禁裏様の心をもって公方様の身を勝手次第に動かし、行かんとすれば止まれと言い、
止まらんとすれば行けと言い、寝るも起きるも飲むも喰うも我思いのままに行わるることなからん。
公方様はまた手下の大名を制し、自分の心をもって大名の身を自由自在に取り扱わん。
大名はまた自分の心をもって家老の身を制し、家老は自分の心をもって用人の身を制し、
用人は徒士を制し、徒士は足軽を制し、足軽は百姓を制するならん…
かくの如きは即ち日本国中の人民、自躬からその身を制するの権義なくして却って他人を制するの権あり。
人の身と心とは全くその居処を別にして、その身はあたかも他人の魂を止める旅宿のごとし…
数千百年の古より和漢の学者先生が、上下貴賎の名分とて喧しく言いしも、
詰まるところは他人の魂を我身に入れんとする趣向ならん》
0534考える名無しさん
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2021/03/30(火) 23:26:53.490
と説明していた。丸山真男はこれを基に《抑圧移譲の原理》を考えている。
この構図はフロイトが考えた神経症発症の原因(=心的外傷)となっている。
つまり、自分の本当の感情(は、自分の身体を良い状態で維持したいと願う
自分自身の肉体の奥底から噴出してくる衝動から発生しているが、
〔恐怖の包囲の中で他人から注入された価値観を鵜呑みにし〕自分の意志でそれ)を押し殺し否定して、
逆に他人の感情を自分の意思として自分の身体に押しつけることである。
強者が私を搾取したいとの感情を持っているとき、
弱者は自分の真の感情を放棄してその強者が持つ感情を自分の意思で自分に押しつける。
そして強者は『それこそが道徳的な生き方だ』と思わせようとし、弱者はそう思い込む。
それ以外の生き方をしようとすると恐怖の制裁が加えられる。
恐怖に思考が凍りついて、その呪縛から逃げ出せなくなる。この構図は
(ヒトラーと当時のドイツ国民の関係であり、現人神と教育勅語の思想にも典型的に顕れているが、
これは)BDSMそっくりである。前回説明したように、
性倒錯に限らないもっと広い意味での精神的な倒錯という意味を込めて、
この状態を(この場に限り)BDNSと定義する。
0535考える名無しさん
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2021/03/30(火) 23:29:14.970
>分裂質障害では、イメージの、現実からの解離が生じている
>イメージは、象徴であり、精神的産物で それは身体的経験という現実に対立する
>イメージの現実性は感情や感覚との結びつきから生じる
>イメージと現実との分裂は、妄想を抱いている精神分裂病の人において最もはっきりと現れる
>一方、精神的健康とは、イメージと現実とが一致している状態をいう
>たとえば、父親が子供の欲求に反するような父親像を演じている家庭においてみることができる
>こうした父親は、自分自身を自分のイメージでみているように、自分の子供を一つのイメージとしてとらえている。
>そこでは、子供は、自分の感情や欲求をもつ個人としてみなされない
>親の無意識のイメージに自分を無理に合わせる子供は、
>彼自身の感覚や自己同一性の感情、そして現実との接触を失う
>イメージは 肉体的存在の上にあるとみなされ 肉体は、イメージのための単なる道具となってしまう
>個人は、肉体という現実から疎外され 疎外された個人は、疎外された社会をつくり出す
0536考える名無しさん
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2021/03/30(火) 23:30:30.470
内藤湖南は『今の日本は応仁の乱後に始まった』『その前はまるで外国のようである』と言っている。
その戦国時代に今の原型が出来上がったこの日本社会は、国民のために国家社会が在るのではなく、
(外国の文化・学芸を利用して成り上がった)権力者のために国=体制は在る。
明治時代、北村透谷は『我が牢獄』を書いて後、命を絶っている。
(英米に捕まった日本の将兵が収容された捕虜収容所の様子を書いた書物〔小松真一『虜人日記』〕が在る。
そこでの元日本兵の様子とは、英米側に取り入って力を得て、
同じ元日本兵を搾取する日本人の姿が描かれている。
反対に、日本が優勢な開戦初期に日本の捕虜収容所に収容された連合国の将兵の様子も描かれている。
彼らの態度は後に日本兵が連合軍の捕虜となった際の正反対であった。
大岡昇平は『俘虜記』の後書きで、『この捕虜収容所の現実を占領された敗戦下の日本に見た』と書いている
(と紹介してくれたのは〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇の〇〇〇〇大教授であった)。
0537考える名無しさん
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2021/03/30(火) 23:31:48.510
正に、日本を敗戦に落とし込んだ昭和天皇以下の軍部は日本列島を朝鮮戦争の最前線
=アメリカの極東軍事基地として売り、それによって戦争責任を免れて引き続き日本の支配者を続けていた。
つまり日本を惨敗に追い込んでアメリカに寝返り、
その威光をバックに(事実上の)一党独裁を行っていたのが正に日本の戦後体制であった。
この構図は小松真一氏が見た、連合軍捕虜収容所の現実と同じである)
このように日本の権力者は牢名主のような存在で、そして日本社会は牢獄である。
その権力者(牢名主)から権力を取り上げて、(監獄の壁をぶち壊し)自分らのために国をうち立てた、
それがフランス革命でありアメリカ独立戦争だろう。
だが、そうした歴史はこの日本には存在しないのだ。

ttps://www.youtube.com/watch?v=xDDL2zTrpQw
[2018 6 25放送]藤井聡 あるがまま日本・京都 〜週刊ラジオ「表現者」〜(KBS京都ラジオ)
2018/06/25 対米従属文学論 文学から考えてみよう「ニッポン属国論」
0538考える名無しさん
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2021/03/30(火) 23:43:09.140
色川大吉「日本の歴史」 近代国家の出発 中央公論

ここにあげられた五一人は「明治の青年」の第二世代にあたっている。
大部分は一八六〇年代、七〇年代うまれで、
かれらはだいたいにおいて明治十年代に人間としてのめざめを体験し、
とくに自由民権運動の退潮期、
天皇制の確立期にあたる十年代の後半から二十年代の初めにかけてその思想と仕事の形成期をもっている。
この世代の特徴は、なんといってもかれらの青春が、わが国の最初の民主主義運動の挫折の時代、
欧化主義とその反動の時代に重なりあったということからくる、政治主義的な価値意識への多様な懐疑と、
問題関心の分散化、ナショナリズムへの心情を共有しているところにあろう。
この第二世代を、主として一八五〇年代生まれの、
啓蒙主義の洗礼をうけて維新期に成長してきた「明治の青年」第一世代とくらべてみるとき、
その違いはあざやかである。
かれらの青春時代は、天皇制がまだ確立せず、文明開化が進み、下からは民権運動が昂揚し、
国民大衆の健康な活力がみなぎっていた。そうした時代に生きたものとして、
かれらの多くは終生楽天家であり、無限進歩の信奉者でさえある。
0539考える名無しさん
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2021/03/30(火) 23:44:14.710
しかし、次の世代になると、そうした線の太い楽天主義は影をひそめている。
北村透谷・二葉亭四迷・内村鑑三・西田幾多郎・森鴎外…岡倉天心…柳田国男などの、
根深い懐疑心や屈折した精神の陰影は、第一世代の知識人たちには概して無縁なものであったろう。

政府は、わが国に鉄道・通信・鉱山・機械制工場・農業技術などを導入するために
大量の外人技術者をやとって建設を進めたが、他方では日本人技術者の養成にあたらせている。
明治の最初の十八年間に、わが国の資本主義文化の形成に力を貸した外人顧問は五百人に近く、
のべ滞在人員は三千人を越えていたと思われるが、
この人びとの明治文化への寄与を小さく評価することはできない。
しかし、そのおびただしい外人技師団が
十数年間でたちまちのうちに日本人技術者群にとってかわられたということの意義はさらに大きい。
0540考える名無しさん
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2021/03/30(火) 23:47:39.940
ではどうしてかれらはこういう状況におちいったのだろう。
ひとつには、これまで述べてきたような民権運動と天皇制国家とのたたかいの帰結として、
明治二十年代に入ると、さまざまな可能性をもってひらかれていた日本の進路が、
経済・社会・政治構造すべての点で、ほぼ固まってしまったということからきていよう。
つまり、こうしてでき上がった明治社会を、
北村透谷のように個人主義・民権主義の立場から「閉ざされた社会」「我牢獄」とみるならば、
そうした意識をもつ知識人は、明治社会の矛盾構造のなかで自己分裂におちいるか、
自己放棄に甘んずるか、それともただ黙って苦しみつづけるか、
「日本脱出」を試みる以外になくなるであろう。
0541考える名無しさん
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2021/03/30(火) 23:50:06.710
一八六〇年(万延元)うまれのそのアントン=チェーホフなどが、
わずかに帝政時代の暗いロシアの知識人として、透谷らとやや近い動線をしめしている。
かれがモスクワ大学を卒業したのが一八八四年(明治十七)、それから『草原』をかり、
一八九二年(明治二十五)には『六号室』をかいて、息づまりそうなロシア専制社会の暗さを糾弾した。
若きレーニンはこれを読んで、自分までが「六号室」に閉じこめられたような絶望におちいったという。
その年、透谷もまた、自己の暗鬱な心象にかさねあわせて、
明治の閉塞した社会を『我牢獄』という小品にえがいた。
しかし、この二つの作品をくらべ読むとき、その落差は悲惨なほどである。
チェーホフたちには、明治維新のころすでに『戦争と平和』を完成した
トルストイのような大インテリたちが控えていたことをわたくしたちは思い知らされる。
これほどの文化の「落差」に耐えながら、透谷や二葉亭は、日本の独創的な、しかも近代文化を、
ますます暗くなってゆく精神風土の上に創り出すという
「空の空なる事業」のために悪戦しなければならなかった…。
チェーホフは晩年、レーニンやゴーリキーを生みだした成熟したロシア労働者階級にみちびかれて、
『三人姉妹』から『桜の園』へと脱出口を見いだしていったが、
絶対の孤独においつめられていた北村透谷は、ついに力つきて溶暗のうちに斃れる。
0542考える名無しさん
垢版 |
2021/03/30(火) 23:54:31.680
ttps://www.youtube.com/watch?v=F7_Gb3-L8sY
政府が考える医療崩壊の真の意味。国民のために存在しない医療システム。
広島PCR検査80万人への政府の露骨な嫌がらせ。
安冨歩教授電話出演。一月万冊清水有高。
2021/01/18

何なんですかね、こういう人たちって。いやまあ、基本はあのー、
国民のために医療があるのではないという大事なポイントがあるんですよね…
医療のために国民が居る…なるほどなるほど。
もう何か聴いているだけで怖ろしくなってくる発言ですね…
別にでもそれはそんなに不思議じゃなくてさ、例えば軍隊が、日本軍はそうだったんですよ。
あれはだからその天皇の軍隊でしょ。天皇を守るために日本軍があるのであって、
日本軍の詰め物として軍人が居るのであり、その軍、軍人を守るために国民が居るんです。
0543考える名無しさん
垢版 |
2021/03/30(火) 23:55:36.620
だから日本人男子をですな、満ソ国境にこう、配備しといてです、
いざとなったら直ぐに徴兵してね、それでその国防しようと。いう作戦だったわけです。
で、実際ですよ、だからあの、ポツダム宣言の受諾が遅れたからさ、
これ幸いとばかりにソ連がこう、8月9日やったかな、侵入してきてですね、
で、もう来るって分かったからさ、そいでその、開拓団のおっさんを全部、徴兵したわけ、
根こそぎ動員しちゃったわけです。
で、女子供と老人しか居ない所にソ連軍がなだれ込んで来たんですね。
それはあの、ソ連の対日参戦の話ですよね。8月9日ですよそれは。
こんなことさ、軍隊が国民を守るために在ると一ミリでも思ってたらさ、
思いつかないでしょ?そうですね。
更に極めつけがね、当初はさ、関東軍はその国境線を守る予定だったんです。
でも1944年になってね、『これは無理だ』ってことになったわけ。
もう関東軍はどんどん南方にね、主力を引き抜かれちゃったわけです
0544考える名無しさん
垢版 |
2021/03/30(火) 23:56:58.440
そしたらさ、結局そこにじゃあ、その、女子供だけが残る構造になったわけです。怖い。
親父は全部徴兵し、国境にも配備すんねんけど、
関東軍の主力は全部ごそっと、朝鮮半島の近所に移ったわけですね。
ってことはだからその、
一般人を全員残して、関東軍と満鉄と満州国機関だけが逃げ込んだんです、そこに。
そういう作戦に変わったんです。そうしたらその『国民たちをどうすんねん?』ってことになるよね?
とか言ったらさ、こうザーとか移動が始まるわけじゃないですか。
そうするとそのソ連軍に察知されるわけです。なるほど。作戦の変更を。
それが嫌だから黙ってたんです。
えーと、それは何百万人くらいを生贄にしたことになるんですか?そのために。
まあ、二十万人ぐらいかな、当時ね。死んだのが二十万人ぐらい。
全部合わせると日本人は百万人近く居たかもしれない。
確かにそれを国民のため?に軍隊が存在しているというのであわば、
間違いなく、一緒に逃げようってふうにせめて言いますわなそれは。
0545考える名無しさん
垢版 |
2021/03/30(火) 23:58:05.300
それを言うとソ連軍が察知してきて攻めて来られる恐れがあるので、
関東軍が危険に曝されるから黙っていたんです。なるほど。
で、黙って根こそぎ動員だけしたので、
女子供だけ残してそこにソ連軍がなだれ込んで来るってことになったんですね。
で、そこの女子供の人たちは、えらい目に遭うたな。そうですそうです。
えらい目って凄いよやっぱり。
是非、まあ何かこの機会に、引揚者たちのさ、体験談を読まれるといいんですけど。
日本政府を信頼するとどういう目に遭うかっていう、ことがまあ、よう分かりますな、それは。
詳しく書いてあります。そういうことをまあ、やる。政府であると。
そうそうそうそう、で、これはだから、軍ね。でも、軍だけのはずがないじゃないですか。
0546考える名無しさん
垢版 |
2021/03/30(火) 23:58:59.760
じゃこの場合はどうなってるのかっていうと、元々の構造はですね、
天皇ために軍隊が在り、軍隊のために学校が在り、学校のために子供が居るわけですね。
なるほどなるほど。だんだん医療の話に近づいてまいりました。そうそうそうそうそう…
『国家システムを守るために国民が居る』っていう構造はやっぱり私は変わらないと思うんですね。
国民のために国家システムが在るわけじゃなくてですね、国家システムのために国民が居る…
そういうシステムだから結局まあ、
医療そのものがですねやっぱり国家システムの一部だってことはもう、
これもう動かしがたいと思うんですよ。
0547考える名無しさん
垢版 |
2021/03/31(水) 23:22:49.550
ttps://mevius.5ch.net/test/read.cgi/seiji/1601032893/121-124
ttp://toyokeizai.net/articles/-/13697
日本人の的外れな「リベラルアーツ論」山田 順 :ジャーナリスト
リベラルアーツとは何か(上)2013年04月17日

一般教養とリベラルアーツは別物だ
リベラルアーツは、「一般教養」と言ってもいいが、日本の大学の一般教養とはまったく違うものだ
日本の大学で現在行われている教育そのものが、根本的に欧米の学問体系からズレている
0548考える名無しさん
垢版 |
2021/03/31(水) 23:23:52.740
学問体系は欧米にそろえるしかない
もっとも重要なのは教育自体が欧米とは異質だという点だ
私が…「そうか」と思い当たったのは、
アートもサイエンスも、
その言葉から私たち日本人が思い浮かべることと、アメリカ人が思い浮かべることは違う…と気がついた
アートの反対語は「nature、ネイチャー」(自然) 自然は、人の手が加えられていないものだ
英語を話す子供たちは、ネイチャーを海や空、山や森などとは答えず、「things God made」と答える
これは「神がつくったもの」という意味だ。
このことがわかって、
私は初めて、日本語の世界と英語の世界が根本的に違うのだと知った
社会の在り方が、キリスト教の世界観で説明されている
自然を「神がつくったもの」と答える世界観は、ここで出来上がる…
そして、これが英語世界の基本的な世界観であり、
実は、欧米の学問体系も、この世界観に基づいてつくられている。
サイエンスについて…言うと、
その目的は、神がつくった世界(=自然界)を貫く法則を見つけ出すことである
リベラルアーツとは 西洋世界の学術・学問の基礎である。
0549考える名無しさん
垢版 |
2021/03/31(水) 23:24:53.410
この『日本人の的外れな「リベラルアーツ論」山田 順』もまた、
オレに(西欧文明の仕組みは)『ああそうなっていたのか…』と、教えてくれた内容であった。

つまり、プラトンが「国家」「ティマイオス」で考えた方式が今のリベラル・アーツに踏襲されている。
それで社会の全てが“統一的に”組み立てられている。
世界(=宇宙=自然界)を如何に認識するか
=リベラル・アーツ&サイエンスの探求が政治体制の在り方に直結している。
リベラル・アーツ&サイエンス(という学問)が立憲主義(という政治体制)を支えている。
憲法を基軸として(リベラル・アーツ&サイエンスを修めた者
=《哲学者》の中から更に選挙で選ばれた者=)《公務員》が公開された議会で
『何が全体にとって正しいのか』を議論する。それが立憲主義による政治になる。
だから西欧文明が生み出した《成果》を利用しながら、
その《成果》を生み出した西欧の価値観=近代合理主義=啓蒙思想=天賦人権論(自由・平等・博愛)を
『おかしい!!』と言っている日本人の方が変なのだ。
0550考える名無しさん
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2021/03/31(水) 23:27:55.370
柄谷行人「隠喩としての建築」

F.M.コーンフォードは、ギリシャの思想家をほぼ二つに分けている。
一つは、進化論的なもので、世界は生命のように生まれ成長するという見方であり、
もう一つは、創造説的なもので、世界は芸術作品のようにデザインされているという見方である…
いいかえれば、「制作」として世界をみるか、「生成」として世界をみるかに分けられる…
古代ギリシャの一般的素地においては、
プラトンやアリストテレスは、生成を制作とみることにおいて、…むしろ少数者であったというべきである。
彼らの「建築への意志」がその素地のなかに溶融してしまわない為には … 、
ある非合理的な強力な思想、つまりGod as the Great Architectという思想が不可欠だっただろう。
私は…次のことを指摘しておきたい。
しばしば合理的思考の源泉とみなされるギリシャの思想における「建築への意志」が、
ヘブライズムに劣らず、非合理的な選択にほかならなかったということである。
0551考える名無しさん
垢版 |
2021/03/31(水) 23:29:36.620
>彼らの「建築への意志」がその素地のなかに溶融してしまわない為には … 、
>ある非合理的な強力な思想、つまりGod as the Great Architectという思想が不可欠だっただろう。
>私は…次のことを指摘しておきたい。
>しばしば合理的思考の源泉とみなされるギリシャの思想における「建築への意志」が、
>ヘブライズムに劣らず、非合理的な選択にほかならなかったということである。

という見解も有るが、
恐らく《天地創造論》とは無知な古代人が『神が世界を創った!』とする
(或る誰かが言い出した)“妄想を”信じたから始まったのではなく、
《天地創造論》を生み出したその
(気が遠くなるような長いプロセスを経て考えついた)
“前段階の”論理的な説明(『神がこの世を創った!』と仮定すると、
バラバラの人間を上手く政治的に秩序づけられる、という思惑)が在っただろう。
だがその説明は一般人には難しかったので、分かり易い物語の形で同じことを説明した、と思われる。
ttp://mint.2ch.net/test/read.cgi/philo/1453477774/435-439
0552考える名無しさん
垢版 |
2021/03/31(水) 23:32:25.790
西欧文明(を生み出した、その学問を支えている精神性)は、
『何が(全体にとって)正しいのか』、
(未だそれが誰にも分らないとき)これを《個々人が問う》ことで成り立っている。
それが神が創造した世界を知ること=神学=リベラルアーツ&サイエンスの意味になっている。
西欧学問自体“の中に”その精神性が予め《ビルト・イン》されている
(特に〔哲学を支えるベースとなっている〕数学はそうだ。
他人が考え出した結果を只追認するのは数学的ではない)。日本の学問にはこの精神性が無い
(日本の教育はこの精神性〔=『何が正しいのか』を《個々人が問う》こと〕を
徹底的に否定し破壊することで成り立っている。輸入した《手本》=最終完成形を絶対視して、
(それを生み出したそこに至るプロセスを見ず、止まったそれを写生する如く)
それに忠実であることのみを人間の価値と見なしている。これが『和魂洋才』
(〔自分以外の個性を認めない〕専制の絶対王政を倒した自由・平等・博愛の立憲主義で成り立つ体制を、
背後から思想的に支える啓蒙思想、を否定して〔=和魂〕、
しかし啓蒙思想から生まれた科学(工業)技術の《成果》だけを取り入れ、
それを〔試験で選抜し家来にした者に学ばせ〕
天皇制という専制的な体制が利用しようとする)の意味だろう。
0553考える名無しさん
垢版 |
2021/03/31(水) 23:34:22.340
その精神性は『教育勅語』に典型的に現れている。
《臣民は互いに相争わず、外国の進んだ学問・技術を学び、それを全て天皇家のために使え》
《そしていざというときは天皇家のために死ね》である。つまり家来になるための教育なのだ。
その家来に『何が正しいのか』を問われ〔て精神的に目覚められ〕ては困る)。
というよりも、『何が(全体にとって)正しいのか』を個々人に追及されては困るのだ。
日本という専制的な世界の中では『何が正しいのか』ということは、
或る特定の権力者(グループ)が一方的に決め、それを臣民に強制しなければならない。
そうでないと支配体制が壊れてしまう。
つまり西欧文明と日本とでは、社会の成り立ちが正反対になっているのだ。
0554考える名無しさん
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2021/03/31(水) 23:35:00.200
ttps://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/286566
どうなる?緊急事態宣言 尾身会長“お手上げ”のテキトーさ
公開日:2021/03/16 16:10 更新日:2021/03/16 16:12

15日の参院予算委。政府の新型コロナ対策分科会の尾身茂会長は、
首都圏で感染の下げ止まり傾向が続いている状況について、
「見えない感染源があるのではないかというのが我々の判断」
「そのことを放置したままにただ延長、また解除をしても本質的な解決にならない」
などと説明していたからだ。
「見えない感染源がある」のは昨年春から分かっていたこと。
だからこそ、昨年の早い時期から民間の医療従事者らは
「PCR検査の拡大による無症状感染者のあぶり出しと徹底隔離」の必要性を訴えていたのだ。
ところが、尾身会長はそういった声を無視し、
「感染拡大を防ぐだけが目的なら、中国と同じことをやればよい。
しかしもっと合理的な21世紀型の対策があるはずだ」(昨年2月の日経新聞座談会)
などと言って、政府として具体的な防止策を講じてこなかったのだ。
0555考える名無しさん
垢版 |
2021/03/31(水) 23:35:59.990
今さら「重要なことはしっかりとした現状の把握だ」と尾身会長は同予算委で、
「重要なことはしっかりとした現状の把握だ」と言って検査体制の強化などを主張していたが、
この発言もまた、「今さら感」を覚えざるを得ない。
尾身会長は昨年10月に横浜市で開催されたバイオ産業のイベントに出席した際の基調講演で、
無症状感染者のPCR検査についてこう言っていたからだ。
「経済活動に参加できるよう、安心のために(PCR)検査を受けるというのは理解できる。
(しかし)感染拡大の防止には役立たない」
「感染拡大の防止に役立たない」とハッキリ言っていたのに、
今は検査強化が必要だなんて、あまりにいい加減過ぎるだろう。
0556考える名無しさん
垢版 |
2021/03/31(水) 23:37:01.550
医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏がこう言う。
「政府分科会や厚労省がPCR検査を拡大しなかったのは、自分たちの権益を守るため。
改正前の感染症法では、民間の医療機関や検査会社は、
厚労省や国立感染症研究所、保健所の指示がなければ検査できず、
濃厚接触者以外の医療従事者やエッセンシャルワーカー、
社会的弱者を無症状でも検査できる建て付けになっていませんでした。
そこで法改正を訴える声が強くなったわけですが、
改正法で民間機関や検査会社でも無症状感染者を検査できるようになってしまうと、
自分たちが自由に差配できなくなる。当然、カネの流れも把握できなくなるわけです。
だから、検査拡大に必死で抵抗したわけですが、改正法でもその部分は変わらなかったため、
今度は『検査拡大が必要』などと言い始めているのです」
権益維持に執着して必要な対策を講じず、今になって「見えない感染源」などと言いだす。
専門家がこの調子では、日本の新型コロナ対策が進まないのも当然だ。
0557考える名無しさん
垢版 |
2021/03/31(水) 23:38:17.330
アメリカ人(IBMの?)であったか、
「プロジェクト管理」に関して書かれた本(訳書)の中の冒頭に近い箇所で、
《西洋技術の格言として『測定できないものは制御できない』という言葉が有る》ということが書かれてあった。
読んだことの有る人間は『ああ、あれか』と思うだろう(?)。
分野が違う、知らない人間は知っている人間に尋ねて聞けばいい。『本当にそんな格言が有るのか?』と。
何かの結果を制御しようとする、「プロジェクト管理」を進める上で“測定は”基本中の基本だろう。
日本の医学(に限らないあらゆる日本の《学問》も同じだが)は西洋医学(の輸入)なのだろうが、
確かに“ここ(日本)は”西洋ではない。
だから日本には、『測定できないものは制御できない』という格言は無いのだろう。
それ“以前に”そうした精神性が無い。西欧文明が『確かにこれで正しい』『何故ならば…』と、
“予め”検証した《結論》(とそれを再現する手順)を輸入して成り立っているのが日本の《学問》であり、
何が正しいのか誰にも分らないときに『これで正しいのではないか?』『何故ならば…』と根拠を示す、
という(プロセスと)精神性が無い。
0558考える名無しさん
垢版 |
2021/03/31(水) 23:40:13.850
だから《部分設計は出来ても全体設計はできない》(らしい)。
故に〇〇〇はアメリカの型式検査をパスできなかった(パスしないのは会社と株主にとって大問題だが、
現状のままパスしないのは未来の乗員乗客、墜落地点の住人のためには大いに幸いだった)。
そして、地震と津波が来ない、しかし繰り返しハリケーンが襲うアメリカ東海岸用に設計された
(非常用ディーゼル発電機が地下に置かれた)GE製の原子炉を、
大地震と大津波が繰り返し襲う東北の太平洋岸にそっくりそのままコピーして設置した。
が故に、福島第一原発は破裂した。福島第一原発の設置と稼働にはアメリカの型式検査は必要無いからだ。
それは大いなる不幸を3.11以後の日本にもたらした。
0559考える名無しさん
垢版 |
2021/03/31(水) 23:41:58.710
それで、(全体設計を〔成り立たせるための“大前提”たる必須のデータを収集〕しようとしない、
むしろそれを拒否する=)PCR検査を何が何でも拡充しないという精神性は何処から来ているのか?
それは日本の(特殊な)《学問》=世界認識の在り方から来ている(と思われる)。
日本の学問には(単なる個人=権力者の都合ではなく、『全体にとって何が正しいのか』を問う)
モーセの一神教やプラトン哲学の精神性が無い。それをベースにしていない。
「応仁の乱」のカオスから下剋上を目指した信長、
秀吉、家康(という専制的な独裁者)の方法論をベースにしている。
最初、自分が持たない力(=技術や武力)を持つ南蛮人に近づいて、
小銃、鉄砲、火薬、鉛玉を調達し、国内のライバルを圧倒して支配下に置く。
置いて天下統一したら“用済みの”南蛮人らを処刑して追放し、鎖国する。
というように《外発的》な学問(精神性)の在り方が、(専制的な)権力と“分かち難く”結びついている。
日本の《学問》は(独裁者のような専制政治から)人間を解放するためではなく、
支配するために存在している(その《道具》=ツールと思われる)。
0560考える名無しさん
垢版 |
2021/03/31(水) 23:42:21.510
そして支配しようとする“対象の”国民のみならず、
支配しようとする者らさえもこの封建的な体制に支配されてしまっている。
その典型例こそが(過労死スレスレで働く)官僚による国会対応だろう。
0561考える名無しさん
垢版 |
2021/03/31(水) 23:44:08.660
この意味するものとは何なのか?
大日本帝国の支配層が満州事変を起こし真珠湾を奇襲して原爆投下を受け、惨敗した。
すると全ての責任を東條英機以下7名のA級戦犯と
自分が命じた元の部下である現地司令官らBC級戦犯約千人に押しつけて、自分らは罪を免れた。
その《取引条件》が戦争放棄の平和憲法、天皇の人間宣言、国家神道廃止、
サンフランシスコ講和条約・東京裁判
(=全ての罪を元の部下に擦り付け、命じた自分はそれを免れる《国際的なセレモニー》)の受け入れ、
日本列島を中ソに対峙する《極東のアメリカ軍戦略基地》として差し出すこと=日米安保条約である。
これらと引き換えに戦前の本質的に専制的な日本の政治体制が生き残り、
その《現実》を“覆い隠す”ために戦後民主主義が導入された。
だから戦後も旧支配層と官僚による専制政治なのに、そうとは見せないよう、
国会であたかも“民主的に”議論しているかに見せかけようとする。
0562考える名無しさん
垢版 |
2021/03/31(水) 23:45:13.550
西欧の政治体制は(モーセの一神教、
プラトン哲学から生まれた啓蒙思想=立憲主義が絶対王政を倒して成り立つ)
《リベラルアーツ&サイエンス》を精神的なベースに
“選挙で選ばれた”《公務員》=政治家が議会で議論し、物事の真偽を決めるようになっている。
ところが日本では“試験で”選別された役人(そのルーツは藩主側近の家臣団)が《公務員》を名乗っている。
役人が仕切る〇〇〇などで大筋を決め、
それを“選挙で選ばれた”政治家が議会で議論している“フリを”しながら追認し
(これに莫大なエネルギーが注がれ)ている。
全ては(自国を潰し自国民を大量死に追い込んだ旧支配層が、戦勝国に寝返って罪を免除され、
今も居座り続けているという、自国の“真の”)現実を覆い隠すために。
つまり(欧米と政治機構の“外観は”似ているが、
中身は《公務員》NOT=政治家の)日本の民主主義は単なる《カムフラージュ》だった、のである。
0563考える名無しさん
垢版 |
2021/04/01(木) 00:04:05.450
ttps://www.youtube.com/watch?v=Ai7FZLL2RuE
日本社会の設計図は国家公務員法である。市議会発言 竹原信一
2016/06/24

ttps://www.youtube.com/watch?v=KUlEbZhkivw
公務員法トリック 【NET TV ニュース 報道】
朝堂院大覚 国家御意見番 2014 0701
元鹿児島県 阿久根市長の竹原信一さんが語る人格障害の政府について22
2014/07/02
0564考える名無しさん
垢版 |
2021/04/01(木) 00:04:43.680
この動画で(本来の憲法政治の在り方では)、《選挙で選ばれた者が本来の「公務員」で、
その「公務員」が開かれた議会で『何が全体にとって正しいのか』を議論する》、ということを、
更に、『日本人の的外れな「リベラルアーツ論」山田 順』で、
その判断のベースとなる学問がギリシア以来の3学4科=リベラル・アーツ&サイエンスになっている、
ということを教えて頂きました。
というわけで、西欧文明は、モーセの一神教から今の憲法に至るまで、一貫して矛盾無く、
――(全ての存在をそこに包含する)自然界を記述する理論、組織の統合規範、個人が持つべき倫理の――
《三階層》が一致するように組み立てられており、
今の立憲主義=憲法に従う政治もこの歴史プロセスを背負って、
それをベースに全体が矛盾無く組み立てられている。ところが、
日本というのは西欧から制度を入れながら、
しかしその本質が(日本の権力構造にとって都合の良いように)骨抜きになるよう最初から手を入れられている。
太平洋戦争の惨敗も、福島第一原発の破裂も、こうした組織の在り方にそもそもの原因が在ると思われる。
0566考える名無しさん
垢版 |
2021/04/01(木) 00:25:53.000
(特に太平洋戦争に敗けて懴悔したはずの戦後の)
日本は西欧的な価値観を目指しているようで『何かが違っている…』と思っていました
(特にバブル期には「JAPAN AS NO1」=日本人論で西欧否定に走りました)が、
思っている内にオウム真理教事件や国松長官狙撃事件が起こり、
その謎も解けないまま、今度は福島第一原発事故が起こりました。
特に福島第一原発事故は、4号機の燃料プールに地震の振動で上の階から大量の水が流れ込むなど、
幸運によって東日本の壊滅が回避できたことのようで、こんな深刻な話は有りません。
一体これは何なのか?
(その少し前に起こったロサンゼルス地震では、日本の学者はこぞって
『日本ではあんな無様なことは起こらない』と笑っていた)
阪神淡路大震災やオウム事件など、省みるタイミングは有ったのに、
一切省みることなく、福島第一原発事故が起こりました。吉村昭氏がその著の中で、
『敗れて目覚める。俺たちはその先駆けになればいいじゃないか』と軍人に言わせているようですが、
現状は、『全然、目覚めてねえじゃねえかよ!』と、言う以外無いようですw
0567考える名無しさん
垢版 |
2021/04/01(木) 00:27:44.960
ttps://www.youtube.com/watch?v=GqKa0sLKl5s
ttps://www.youtube.com/watch?v=GqKa0sLKl5s&t=1120s
ttps://www.youtube.com/watch?v=GqKa0sLKl5s&t=2023s
国会答弁で総務官僚は大臣命令で記憶が無いと言え!?
自民党の国会・倫理破壊。安倍政権より酷いモラルハザード。
安冨歩教授電話出演。一月万冊清水有高。2021.3.20
0568考える名無しさん
垢版 |
2021/04/01(木) 00:28:24.330
〔近代日本の成り立ちの説明部分〕
根本にはね、あの〇〇さんが言ってたように、…大臣なんか何の権限もないんだと、
あたしたちはひな壇の上で祭られてお雛さまゴッコしてるだけなんだ、
っていう強い信念が有ると思うんですよ。
これがだから政治的な議論だとしたらさ、成り立たないでしょ…
つまり政治家というのは日本の国家システムに於いては、単なる飾りものであって、
言われた通り儀式をしていればそれでいいのであってね、
そのやり方がいいとか悪いとかって言われても、
まあ、それはちょっと申し訳なかったけれど、『儀式なんで…』みたいな…。
『そんな真面目に、取んなよう』みたいな。そうそうそうそうそう(笑い)。
議論なんかしてないから最初から。してないから、民主主義じゃないからさ…
密室で全部決まっててね、後、しゃんしゃんで国会通したらそれで終わりなので、
その、そーっと通すためにね、一生懸命やってるのに、
とやかく言われたらさ、『もう色々困るんですよ』みたいな。ま、そういうことでしょ、これ…。
0569考える名無しさん
垢版 |
2021/04/01(木) 00:29:22.050
だからまあ、例えば〇〇〇〇〇さんがね、選挙期間中にさ、
『憲法についてはどうお考えなんですか?』って聞いたら、
『いや、選挙前なんでぇ…』って言って、“逃げた”っていう。事件があったじゃないですか。
『選挙前何でぇ…』って言って。
『選挙期間中なんで…』『選挙期間中なんで…』って言って“逃げた”っていう。
『選挙期間中なんで憲法に関してはちょっと答えられない』ってさ、じゃあお前、なんやねんって…
自民党の、決められた通りに言わないといけないんだけど、
今、手持ちの資料が無いからさ、読み上げるべき文書が無いし、選挙期間中にね、
余計なこと言って騒ぎになったらえいらいことになるから、
なので『すいません選挙期間中なんでぇ…』って通り過ぎるっていう、当然の行動なわけです。
それでその、自民党内部から『ふざけんなお前、立候補してる奴がさ、
選挙期間中に政治的見解聞かれて《選挙期間中なんで…》って“逃げる”っておかしいやろ!』
って自民党から突っ込む人は一人も居ないわけですね。あーよくやったよくやった…そうそうそう。
それは何故かって言うと、自民党が国会でやっている仕事っていうのは、
役人とかが作った、法案とかを《通す》仕事をしてるので、
《通す》ためにはですね、時間を潰して、採決に持ち込んで、『ハイ、賛成』『反対』って、
野党が暴れ出さないようにさえすればいいので、これが主たる業務ですよね?
0570考える名無しさん
垢版 |
2021/04/01(木) 00:31:11.600
だからそこにはその、論争とか議論とかそういうものは無いんです、基本的には。
だからあの、《やり過ごす》っていうことに、全力を挙げていて、
《やり過ごす》チャンピオンが、〇さんだったわけですよね?
如何なる突っ込みを入れられても、『いや、それは当たらない』…『いや、凄いな〇さん』って、
みんな自民党の人はだから『さすがは〇〇〇、感動したわ』ってみんな思ったわけですよね。
いや、もう本当にね、『世の中何で決まってるか分からない』と。ねー、
『日本が民主主義だと思ってんのか』と。ねー、全くもう、裏で会食とかしてさ、でー、そういう儀式を…
そういう『裏の現実も分かってない青臭い奴らが、野党みたいに、批判して来るんだ』と。
これが自民党マインドで…
だからやっぱり基本的にはだから会食しないとさ、『政治なんか出来へんやろ』っていう、のはですね、
国会の場に於ける論争とかっていうのは、『何の意味も無い』っていう、
確信が有るから言えることですよね。でしょうな、これは。
公的なルートを通じた、情報のやり取りっていうのは何の意味も無い、
それは全て儀式なんです。話し合いは全部裏で、やらないといけないので、
なので会食の場、っていうのが『どうしても必要なんだ』っていう。
全て論理が一貫してますよね、この辺は…
0571考える名無しさん
垢版 |
2021/04/01(木) 00:36:26.570
それはだからその、そちらの現実の方を見てるからですよね。そういうふうに考えるとですね、
この国会のやり取り、答弁っていうのは、《切り抜ける》っていうことを、が全てなわけですよ。
で、その切り抜ける、色んな《切り抜け方》がですね編み出されて行ってですね、
ま、『記憶にございません』はロッキード事件のときの、あの、古典的な方法ですけど、
まあそれ以来徐々に進化してきてですね、〇〇政権とかになって来たらもうなんか…
まあだから原発危機の…十年ぐらい前はその《東大話法》とかを未だ使ってたんですけど。
ね、未だちょっと知恵を働かしていた感が…、そうそうそうそう。
切り抜けるために多少脳みそも使っていたけど、
〇〇政権になってからですね、脳みそ要らんっていう話に…いや、ホントそうだよ(笑い)…
これはだからその、国会という場が、《法案を通過させる》場っていうふうに、
現実になっていることの反映ですよね。そうですね。
0572考える名無しさん
垢版 |
2021/04/01(木) 00:38:48.400
〔西欧的倫理の在り方の説明部分〕
これどっから来てんのかっていうと明らかに近代に入ってから日本の入って来たんです。
その考え方っていうのは。これはその、意図したかどうかっていうのが、
その結果に対して責任を負うかどうかの、重要なその、…指標になってる、っていう考え方ですよね。
これどっから来たかていうの私も知らなかったんですけど、清水さん知ってます?…
この本に書いてあるじゃないですか(笑い)。書いてあるその本に?
ええ?だってその、あのー、選択の自由が何処から入って来たかっていうこと?
ま、そうなんですね、結果的にはそうなるんですよね、だからあの、つまり選択の自由が有って、
その結果が及んでくるっていうルールになっているから、その、選択をする意図、
意思っていうのが背後に有って、その後、それで結果に責任が負わないといけないなっていう、
この考え方っていうのが、ちゃんと起源が有ってですね。
それがその、アリストテレスの二コマコス倫理学に書いてある、っていう。
でまあその、アリストテレスも、そこで倫理を勝手に打ち立てたんじゃなくて、
当時のギリシャの社会の人たちが納得する、皆が納得しているその納得の構造を明らかにする、
ところからスタートするというアプローチを採ってるんですね。
だから、その古代ギリシャの社会の中では、やっぱりこの考え方が成り立っていたみたいですね、既に。
0573考える名無しさん
垢版 |
2021/04/01(木) 00:39:57.130
意思が有ってその結果として起きたことには責任が追及されるべきだけれども、
そうじゃなくて不可抗力だったら、それは責任は追及されるべきではないっていう、考え方が、
明確に在ったみたいなんですよね。それをそのアリストテレスが、形式化したっていうのが、
この武田さんの言い訳にまで及んでいる、っていう。いや、そうですね。
要するに自分の意思では無くって、極端な話この武田さんがこの瞬間だけ宇宙人からビームを当てられて…
『記憶が無いと言え』っていうふうに、こう言ってしまったと。
そうしたらこれは武田さんの所為ではない、っていうことになりますからね。
だってこの人の意思じゃないからっていう。アリストテレスのね、
二コマコス倫理学を読むとですね、あの、こういうケースはダメって書いてあります。
そんな言い訳は成り立たない。流石にそれは無理(笑い)。アハハハハハハハハ。
なるほど、古代ギリシャ以下、日本は(笑い)。そうそうそうそう。こういう言い訳は成り立たないって。
流石にこれはダメなんだ…日本は古代ギリシャ以下(笑い)…2500年は後退しましたね…
0574考える名無しさん
垢版 |
2021/04/01(木) 00:41:30.910
原因が自分に意図が有って、それが実現して、不可抗力のものには免責されるけれども、
意図が有れば、それに対しては責任や賞賛を受ける、に値するっていう。
その考え方、を確立したアリストテレスですらですね、『かっとなってやった』とかね、
『そんなつもりじゃなかった』とかね、『そういうのはダメよ』っていうのを、書いてるので。
古代人もびっくりだよホントに。アハハハハ。

だから予め、あの、2500年前にこの言い訳は否定されています(笑い)。そうですね(笑い)…
凄いよね。そのだからやっぱり日本社会は、このね、責任ルール成り立ってないんですよ。
いや、成り立ってないでしょ、間違いなく成り立ってないよ。
0575考える名無しさん
垢版 |
2021/04/01(木) 00:42:41.060
それー、アリストテレスの考えがですね、ローマ法を通じてヨーロッパに入ってですね、
で、日本まで及んで来たのが、まあ明治維新のときですけど、それから150年経ってるけどさ、
まだちゃんと入って来てないんですよ。完全に入って来てないねこれは。
だから、日本人は、自分が意図してやったことを、
『だから責任を取らないといけない』っていう責任感は無いのね。無いよ。完全に無いよ。
で、無いからじゃあ何処で使うかってこの《クソ言い訳》にだけ使われるんですよ。
言い逃れのときにだけ、『そういう意図は無かった』っていう言い訳を、こくというね…
この本で、責任とか自由意志の概念、要するに、しがらみとかで、
自分の意志とかが曲げられた場合ですよ、それはもはや自分の責任ではないんだから、
『私は…本当はそんなつもりじゃなかったんだ』で通じると思ってる…
責任ってほんとに日本人の中には入って来てないんだなって、あれで凄い思ったな。
その感覚で国際社会でビジネスで戦えるかって、これ無理、無理です。
絶対勝てない、こんなの。
0576考える名無しさん
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2021/04/01(木) 00:46:01.030
〔日本的倫理=立場主義の在り方の説明部分〕
じゃあ何がね、日本社会の倫理なのかっていったらさ、
成り立たせるのかっていったら、恥だと思うんですよね。そうですね。
さすがにそれはもうちょっと、恥ずかしくて、できませんって。
私、人間として恥ずかしくてもう、家の名誉を傷つけてしまいますから、
みたいなところでモラルハザードが断って(?)るんですよね。
で、その感覚からするとね、この無意識発言はね、凄いっすよ…
日本社会を倫理的に成り立たせている部分の、この恥の概念っていうのがやっぱり、
もの凄い勢いでやっぱり戦後ね特に、戦前から厚顔無恥な連中は多かったけれど、
でもやっぱり人々の生活の中から消えて行ったと思うんですよね。
それに代わる、責任論が倫理として入ったかっていうと入ってないんです。入ってないね。
そうするとですね、なんにも無いっていう。修羅の世界?(笑い)…の状態になっているわけなんですよね。
強き者は強くなって、弱い奴は餌、みたいなそんな感じですね。
なんか分からんけど、いずれにせよその、凄い状況を示していると思いますね、これは。
0577考える名無しさん
垢版 |
2021/04/01(木) 00:52:05.850
で、実はまあその、じゃあ何が機能しているかっていうと、唯一機能しているのが立場主義だけなんですね。
立場上やむを得ないっていう。立場上出来ませんみたいな。
それは立場上出来ませんみたいなことだけが今度は人々のこの行動の支えになっているんですよ。
でもこの立場主義っていうのはもの凄くインモラルなんですよ、そもそね。
そうですよ。モラリティ無いですよね。
たからもうちょっと別の言葉で言うと、凄く無様なんですよ、立場主義っていうのは。
0578考える名無しさん
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2021/04/01(木) 00:53:03.750
何故無様かっていうとですね、そこに人間としての尊厳とかそれが一切含まれないから、最初から。
そうですね。投げ打ってるからね。自分自身を投げ打って、
立場とその役の、達成にまい進するっていう、のが立場主義の倫理なので。
この倫理ってのは最初から自分自身を投げ打つっていう、
このインモラルなことを要求してくるんですね。ま、だからそういう意味でも、この本のタイトルでね、
『あなたを苦しめる立場主義の正体』っていうふうに書いてるのは、
そういう日本の歴史とか文化とかを分かった上で、何故苦しいのか、今何故生きづらいのか、
っていうことを理解しないと、目の前のこと反応しててさ、
『なんやふざけんなー』っていうふうに言ってっても、残念ながらですね、世の中、
もう自分の人生も好転しないと、私は思うのでね。あの、安冨さんのこの本とかね…
結構、怖い事態ですよね。その、何の、なんていうの、
人々のこの行動を律する背骨みたいなものが何処にも無いっていう。はい。
それどころか、背骨打ち砕いて、立場の方に自分を投げ出せっていう、凄い圧力がですね、
もの凄く強くなっていて、それだけで社会が出来ている、っていうのはね、
これは凄く怖い状態だなっていうふうに考えるんだけどね。
0580考える名無しさん
垢版 |
2021/04/01(木) 00:57:58.080
書き込みの中で一部の方のお名前を伏字にするのを忘れました。
誠に申し訳ございません。謹んでお詫び申し上げます。
0581考える名無しさん
垢版 |
2021/04/12(月) 00:07:16.150
多分『吉村昭氏がその著の中で…』は『吉田満氏がその著の中で…』の間違いだろう。

終戦後7年が経った昭和27(1952)年8月、
元戦艦大和乗組員・吉田満(沈没時少尉)が書いた『戦艦大和ノ最期』が創元社より刊行された。
0582考える名無しさん
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2021/04/12(月) 00:10:03.550
安岡正篤「運命を創る」

明治の時代を考えますると…形の上においては…たいへんな成功をいたしました…
スターリンやフルシチョフが叫びました…「追いつけ追い越せ」…
毛沢東らが呼号…した「大躍進」の号令も…とんと成功はいたしておりません…
(これに対し)ひとり…嘘も偽りもない大成功をやってみせましたのが明治の歴史…
ところが、この大成功の陰に一つの大きな錯誤がありました、それは学校教育…の失敗であります。
それは…つまり幕末に…日本は西欧近代の科学技術文明に驚嘆し…
驚嘆は恐怖になり…畏怖になり…反省になり、あるいは負け惜しみ…
インフェリオリティ・コンプレックスというものの最も深刻な、
最も大規模なものを明治の人物が体験した…

そこで、何はともあれ西洋に負けない近代文明を日本がつくり上げなければならぬ。
それこそ…追いつけ追い越せで…なんとかして一刻も早く追いつき追い越さねばならぬ…
つまり、上は大学から下は小学校まで、明治教育は、学校教育を主眼として、
西欧近代文明の模倣・再現に役立つ知識・技術を早く習得させる…ことになった…
そこで…人間を養う、徳性を磨くというようなことはつけたりになって…
人間には…これがなければ、人間の格好をしておっても人間ではない、
これあることによって人が人であるという、いわば…
この本質的要素が、すなわち人間の道徳性、徳性…
付属的要素の代表的な二つが知能と技術…
0583考える名無しさん
垢版 |
2021/04/12(月) 00:11:14.260
ところが明治教育というものは、学校教育一本…になり…非常に単一になって…
人物・徳性…は修身教育ぐらい…ほとんど話にならんことになってしまった…
全力を挙げて知能教育、技能教育、…知識・技術の習得になった…
ところが戦後は、そういうものをなくしてしまい…非常に簡易速成式…
つまり明治・大正・昭和にかけての学校教育というものが、
残念ながら人間教育をお留守にして…もっぱら知識教育、技術教育になった…
昔と違って、できた人物というようなものが非常に乏しく…
もっぱら功利的・知識的な機械的人物、才人、理論家が輩出した…

その弊害が、つまり人間的深さ…修練…ができていない…秀才…
それが第一次大戦を転機といたしまして…
今度の敗戦後のアメリカ軍の進駐管理に至るまでが一連の時期…
大正時代、第一次大戦がはじまりますまでは、割合にその先祖の遺産でなんとかできた…
この第一次大戦が日本の非常な反省、試練になれば、
日本はあそこで大きく自己を取り返せたのですが…戦争に便乗して大儲けし…
この時に日本に初めて成り金というようなのができて、札びらが全国に舞った…
これで明治末期から大正へかけての日本の頽廃と堕落が一ぺんに吹き出したわけです。
0584考える名無しさん
垢版 |
2021/04/12(月) 00:22:17.990
民族丸ごと神経症に罹患した《テクノロジー・カルト》国家とその末路

日本人は(特に明治以降の世代はその親世代から)
西欧を手本に真似ながら同時に手本の西欧を憎むように脅迫されてきた。
そうしないと社会の進歩に取り残され落ちこぼれるぞと。国が植民地化されるぞと
(この恐怖を使って国民を教育し、一つに束ねようとした)。
日本人が西欧を必死に真似るのは、西欧に対する恐怖、嫌悪が原因=動機であり、
だから手本=教師として真似ながら(感謝するどころか)西欧を誹謗し否定する。
それが日本人エリートの生き方になっている
(そして日本人エリートは支配下の一般国民にも同じように思い込むよう強制している)。
西欧を真似ながら西欧を批判し、自分が批判する西欧の後出しで西欧と同じことをする
(つまり〔自分が羨望する〕西欧の立場に自分がとって代わろうとする)。
そして自己正当化の詭弁(=言い訳)を弄す。
この心理によって日本人が必至で真似る西欧文明(の“外形的な”技術面=産業・工業)、
これを生み出した貴重な精神性(西欧近代合理主義=啓蒙思想=立憲主義、の意義)が否定され、
学び取ることが不可能になっている。
0585考える名無しさん
垢版 |
2021/04/12(月) 00:24:50.560
そして西欧文明の《成果》を利用して己が立身出世して、立身出世した己が
(自国内部を〔西欧近代合理主義=啓蒙思想=立憲主義を否定した、
神がかりの国家神道で〕“専制的に”支配する)自国の近代化を推し進める。
つまり技術面は西欧を真似、精神面では近代合理主義を否定した《神がかりの国家神道》という、
相反する“ハイブリッドで”成り立つ《テクノロジー・カルト》国家がここに誕生する。
そして十分近代化が実現したと(主観的に)『思った』ところで憎き西欧に対し、
その西欧から学び取った技術・兵器を“逆用し”(煽った国民を動員し)て切りかかる。そして惨敗する。
これは正に、『浅野内匠頭』『赤穂浪士の物語』であり、“中世”《歌舞伎者の世界》である。
(如何に戦艦大和、零戦が近代的な兵器に見えようとも、
帝国海軍士官〔の制服=姿格好〕が“外見で”西欧と同じそれに見えようとも)
日本人は太平洋戦争を“中世”《歌舞伎者の精神性》で戦って、
挙句原爆を投下されて自滅した。
0586考える名無しさん
垢版 |
2021/04/12(月) 00:28:35.710
岡潔「春宵十話」 昭和三十八年

私には日本民族はいま絶滅のがけふちにたっているようなものとしか思えない。
それだけでなく、世界的に見ても、人類は葬送行進曲を続けてやめないようにしか見えない。
そんな状況でなぜ教育のような迂遠なことを話すのかと思われるかもしれないが、
この危険状態から脱するにはよく教育するしかないからである。
というだけでなく、日本の危機もまた教育、特に義務教育から来ている。
少なくとも私にはそうとしか思えない …
こういうふうにいえば、すべて昔の教育はよかったといっていることになるが、
本当は日本の教育は明治からこのかた、悪い方へ悪い方へと行っている…
戦後は軍国主義こそなくなったけれども、何をするかわからないような妙な卒業生ばかり出している…
昭和二十三年の学制改革の結果は、以来十余年の貴重な経験で十分わかったはずである。
その経験を生かして使おうとするなら、即刻徹底的な改革に踏み来るべきだと思うのである。
心配すべきことをちっとも心配しないという傾向は、ますますひどくなっている。
だから私がいまその傾向が不安だといくら強調しても、
せいぜい岡のいっていることはおもしろいという程度に受取られて、
不安とは受取られない恐れがある…
私が本当に心配でならないのはいまの教育のことなのである。
0587考える名無しさん
垢版 |
2021/04/12(月) 00:29:41.190
事態がもっと切迫してくれば、みんな気がついてくれるかもしれないが、それでは遅すぎるのだ。
実にめちゃくちゃな教育だと思う。
娘が学芸大学に行っているので教育学を学んでいる学生たちのことを聞いてみたが、
ひどいものだと思った。「何々教育学」というのがそこら中いちめんにあり、
必ず出席をとるだけでなく試験をする。おもしろくないものを覚えなければならない。
ゼミナールだ、講義だといって自分の勉強はちっともしていない。
こうして本来のものからはずれたものになり、理性が理性として働かず、
鉛のさびをかぶせたようになってしまう。こういう人たちが先生になり、その調子で教える。
その結果、子供たちは、わかってもわからなくてもぼうっとしてることになり、
いろいろなセンスが欠けて正義心、廉恥心も働かなくなる
近ごろは集団として考え、また行動するようしつけているらしいが、
これこそ頭をだめにしてしまう近道だと思う。

人の基本的なアビリティーである他人の感情がわかるということ、物を判断するということ、
これは個人の持っているアビリティーであって、決して集団に与えられたアビリティーではない。
学生たちに最初から集団について教え、集団的に行動する習慣をつけさせれば、
数人寄ってディスカッションをしないと物を考えられなくなる。
しかしそれでは少なくとも深いことは何一つわからないのだ…
0588考える名無しさん
垢版 |
2021/04/12(月) 00:30:33.700
くにがこどもたちに被教育の義務を課し、
それを三十年続けてひどく失敗すれば、その国は滅びてしまうだろう。
いまの教育では個人の幸福が目標になっている。人生の目標がこれだから、
さあそれをやれといえば、道義というかんじんなものを教えないで手を抜いているのだから、
まことに簡単にできる。いまの教育はまさにそれをやっている。
それ以外には、犬を仕込むように、
主人にきらわれないための行儀と、たべていくための芸を仕込んでいるというだけである。
しかし、個人の幸福は、つまるところ動物性の満足にほかならない。
生まれて六十日ぐらいの赤ん坊ですでに、「見る目」と「見える目」の二つの目が備わるが、
この「見る目」の主人公は本能である。
そうして人は、えてしてこの本能を自分だと思い違いするのである。
それでこのくにでは、昔から多くの人たちが口々にこのことを戒めているのである。
私はこの国に新しく来た人たちに聞きたい。
「あなた方は、このくにの国民の一人一人が取り去りかねて困っているこの本能に、
基本的人権とやらを与えようとしているのですか」と。
私にはいまの教育が心配でならないのである。
0589考える名無しさん
垢版 |
2021/04/12(月) 00:32:10.690
今から約40年前、
通っていた大学の或る集まりで『今の日本は岡潔の言う通りになっている』と言ったところ、
団塊の世代の理学博士にせせら笑われたましたw
0590考える名無しさん
垢版 |
2021/04/12(月) 00:40:41.420
江崎玲於奈・司馬遼太郎「対談集日本人の顔」

江崎
ところが、明治になると事情が変わります。
西欧文明を入れざろうえない時代になったわけですね。
外国からノウハウを入れてくるのは日本の会社だけじゃなしに、あらゆるところで入れてきたのです。
私も思うんですけれども、西欧文明なかんずく
サイエンスに対する日本人のとらえ方は、論理としてとらえたんじゃないと思うんです。

司馬
論理は必要ありませんね、この社会では。論理がありすぎればきすぎすしますしね。

江崎
そうすると、ことばも論理的に表現する必要がないわけです。
しかし、われわれのようにサイエンス、特に物理をやっている人間には、はなはだ不自由なことになる。
ロジャー・ベイコン、フランシス・ベーコンというような人が、日本には全然おらず、
科学思想の土壌がなかったことが、この原因ではないでしょうか。はじめは哲学、
それから科学思想として生まれたものが技術に結びついたのが19世紀のヨーロッパでしょう。
そういうふうなプロセスを全然輸入しないで、
ちょうど会社がアメリカの大会社からノウハウだけをもってくるように、
できあがった結果だけを持ってきたわけですよ…
0591考える名無しさん
垢版 |
2021/04/12(月) 00:41:33.450
>ロジャー・ベイコン、フランシス・ベーコンというような人が、日本には全然おらず、
>科学思想の土壌がなかったことが、この原因ではないでしょうか…
>そういうふうなプロセスを全然輸入しないで、
>ちょうど会社がアメリカの大会社からノウハウだけをもってくるように、
>できあがった結果だけを持ってきたわけです

オレ自身、ロジャー・ベイコンという人の存在をここで教わった。
(西欧文明社会の歴史と伝統を持たない“アジアの中の”日本人として)
驚いたことにその「大著作」には
《哲学の叡智こそが神学の叡智である。その哲学を切り拓く鍵は「数学」にある》と“堂々と”書いてあった。
人間が(森羅万象に対し)判断し考究して行く基礎として数学がある。
数学によって哲学が、哲学によって神学
(この自然界の森羅万象を生み出した大元を究明するそれ)が解明される。
(この事実は既に古代に確立され西欧文明は)そのような仕組みになっている。
0592考える名無しさん
垢版 |
2021/04/12(月) 00:42:51.120
それで“数学者の”デカルトが
《真なるものを偽なるものから分つところの能力、これを良識と言う》と語った。
『何が真理か』を見極める過程で文明が築かれた。
つまり数学は(橋を架けたり、建物を建てたり、機械を設計したりするための)単なる計算術(技術)ではない。
互いに議論し、その議論を(正しい結論に)一致させ、組織としての(意思)統一を図る。
その結果、その組織が太陽系を含んだ宇宙環境に適合する。
そのような仕組み(=政治哲学)の中核として数学は存在する。
そこで大枠の『何が正しいか』を決定し、
その見取り図に従って細部が具現化され、文明が築かれてきた。
場当たり的に運と偶然で細部を積み上げて、増築された旅館ではなく、
最初から数学的に計画されたポンペイの都市のように。
今の欧米の(ギリシャの3学4科を源流とする)
リベラルアーツ&サイエンスもそのように組み立てられている。
0593考える名無しさん
垢版 |
2021/04/12(月) 00:44:02.280
それで、何が組織、社会、国家、民族“全体に”とっての真理
(=社会に結束力を与える要)(と同時に外界と状況に正しく適応する価値観)なのかを究明する

《そういうふうなプロセスを全然輸入しないで、
ちょうど会社がアメリカの大会社からノウハウだけをもってくるように、
できあがった結果だけを持ってきた》というのが日本近代である。

『予めこうすれば上手く動作する』と“確証”された《結果》を外から持ってきた。
何で先進国から《できあがった結果だけを持ってきた》のかと言えば、
劣った土着で“自他を”《差別化》し(“自分が”他を退けて)支配的立場に成り上がるためである
(正力松太郎氏らが、湯川秀樹博士らの『もっと基礎研究が必要』という声を無視して
アメリカから手っ取り早く“完成品の”原子炉を導入したのが典型である)。
社会をまとめてその“全体を”(常に生成流転消滅する)外界と状況に適応させるためではない。
内部で勝ち上がるためだ
0594考える名無しさん
垢版 |
2021/04/12(月) 00:44:54.710
(外国の模倣による《自他差別化》だから、
そもそもこのプロセス=「外発的」な近代化で社会に“求心力が”働かない。
全体にとって『何か正しいか』を考える必要は無い。権力者がやりたいようにやるだけだ)。
その(文明を育て、守ってきた側である、守旧に対するクーデター)正当化イデオロギーが
藤田東湖、会沢正志斎の「水戸学」である。
だからこれは(ペリーが幕府に圧力をかける中で南紀派の井伊直弼が主流を握る幕閣に反対し、
実子を将軍に据えようとゴリ押しする如きの、
そして桜田門外で井伊を切り殺して始まる)倒幕のイデオロギーであったし、
テロの吹き荒れた昭和維新や、
英米による世界体制へのクーデター(真珠湾奇襲)正当化の精神的基盤となった。
0595考える名無しさん
垢版 |
2021/04/12(月) 00:45:41.910
正にこれを表明した文章こそが近衛文麿「英米本位の平和主義を排す」だろう。
これは英米が造った世界に向かってテロを仕掛けることを宣言し、正当化するものだ
(板垣征四郎と石原莞爾らの満鉄爆破に始まる中国侵略、
永田鉄山、東條英機、武藤章、田中新一らの推し進めた日本の戦争は、この通りの筋書きで進んで行った)。
しかしこれはプラトン哲学やデカルト哲学のように
(組織、社会、国家、民族、ひいては人類“全体に”とって)『何が真理なのか』を見極め、
それがニュートン力学を生み出し、ニューコメン、ワットの蒸気機関、ダイムラーの自動車、
ベルの電話機、ライト兄弟の飛行機、等々のように文明を創り出して行くという価値観などではない。
(確立された文明社会を)破壊し簒奪する価値観であり、その正当化イデオロギーなのである。
そしてそれが『国学』であるという。
(オレ自身知らなかったが、そして思いもよらなかったが、歴史に当たって事実を見れば)
日本とはこのような(よく時代劇に描かれる悪代官と悪徳商人による、簒奪の陰謀の如き)、
――テロとクーデターを正当化する思想を中軸に持つ――
世界に稀有なる文化を持った人種であったのだ。
0596考える名無しさん
垢版 |
2021/04/12(月) 00:46:31.790
司馬遼太郎「対談集 日本人の顔」

江崎
戦争の話になりましたが、このごろの日本の社会を見て、
日本を破滅に導いたあの太平洋戦争が起こった原因がわかるような気がしますね。
もちろん戦争は、結果的には軍部に戦争責任を負わせることで終わりました。
しかし無謀な戦争に傾斜して行く日本人の国民性にも大きな原因があったのではないでしょうか。

司馬
あの戦争は結果的に言って、
日本の陸軍なら陸軍、海軍なら海軍が戦争をやったということですらなくて、
プロであるはずの日本の軍部が戦争そのものに、「適応」もできなかったんじゃないでしょうか。
わけもわからず負けた。もっとはっきり言えば負けたとも言えない。
負けたというのは、負けるまでに一つの火花が散っているわけですから、
日本軍は近代戦に適応もせずポッシャッてしまった。
そんなことは戦争のプロである軍人にはわかっているはずなんです。
が、しかし軍人さえ、わかっていなかったところに、日本社会の問題があるのではないでしょうか。
0597考える名無しさん
垢版 |
2021/04/12(月) 00:47:31.880
戦争に突入したというのは国民がそのときに戦争に対する思考、態度で一様性になってしまっていた。
一様性になってしまっていたことが、戦争せざるをえなくなった原因です。
戦えばひどい目にあうぐらいわかっておりながら、開戦に向かって「右えならえ」せざるをえなかった。
こういうことも言えませんか。日本を一つの村だと仮定して、村には情報がいろいろはいってくる。
情報のなかには庄屋なり村の人たちにとって気に入らない情報のほうがむろん多い。
情報っていうのは、つねに希望的観測を逆なでするんだけれども、
都合のいいように情報を一切コントロールしてしまうんですね。
これは村落の秩序と平和のためにコントロールするわけです。
気に入らない情報がはいってこないために、
みんないい気分になって新しい現実に適応もできなくなる。
開戦したというのは、カッコいいですけれども、じつをいえば開戦などとはおこがましい。
ほんとうは戦争に適応もできない状態にはいっていったわけです。
そんな国は、世界の歴史のなかでどこにもないとおもいます。
0598考える名無しさん
垢版 |
2021/04/12(月) 00:50:26.890
太平洋戦争の敗戦と占領=戦後日本の《逆・独立戦争》とその英雄?の物語

結局、戦後の日本の政治体制は、
(太平洋戦争の強行で)自国を潰し自国民を大量死に追い込んだ旧支配層が、
敗けたら敵と手打ちして、日本列島を中ソ最前線の戦略基地として差し出す“見返り”に、
自分らを世界最強の武力によって
(――連合国に戦争を仕かけた責任、自国を潰した責任を追及されないよう――
自国の共産主義化や真の民主主義化から)守らせる、という体制になっている。
その起源が敗戦時とGHQの占領時代に作られた。
例えば、〇〇〇〇部(=現、〇〇〇〇〇〇部)は《隠退蔵物資事件を契機にGHQ主導で設立された
「隠匿退蔵物資事件捜査部」が前身》とのことである。
つまり中ソと対峙する米軍基地としての日本列島
(=アメリカ側の都合)と、その日本列島の“大家(地主)”である、
旧=現支配層としてそれをアメリカ側に貸し出している者ら
(=太平洋戦争で、自国を潰し自国民を大量死に追い込んだ〇〇〇皇以下日本の支配層側の都合)を、
守るための体制が戦後日本になっている
(そこには《国民に対する責任》という視点は無い。あくまでアメリカと旧=現支配層の都合が有るだけだ。
只、戦後の或る時期までは経済発展という“飴玉が”国民には配られた)。
0599考える名無しさん
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2021/04/12(月) 00:50:51.510
そのヘッドであった者が〇〇〇皇で、その家臣としてその体制の構築と維持に務めた者が
サンフランシスコ講和条約と日米安保条約を結んだ〇〇茂氏であり、
安保条約を確実なものとするべく努めた〇〇介氏である。
彼らは戦後日本のファウンダーであり、
言うなれば、アメリカ建国の父であるワシントン、独立宣言を起草したジェファーソンに相当する。
尤も日本の場合は独立宣言では無くて、属国宣言であったがw。

だから今でも〇〇茂氏の〇である〇〇〇〇氏と、〇〇介氏の〇である〇〇〇〇〇氏が、
其々、財務大臣と首相を務めている(た)。これは偶然ではない。
そして(ロッキード社から〇〇億円が贈られた〇〇〇〇夫氏や
P3Cというこの事件の本筋の〇〇〇〇弘氏は素通りなのに、
5億円の田中角栄氏はマスコミの総攻撃を受け検察に逮捕された。のとは全く対照的に)
彼らに絶対傷がつかないよう、官僚組織と司法(という家来)が守っている
(何と、公文書を公然と改ざんしてまでも)。何故なら戦後日本の体制はそれが目的だからだ。
都合の悪いことは公文書を改ざん(目の前の現実を“書類上”無かったことに)してでも、
これが他の者なら起訴されて有罪なのに『起訴しない』という方法で、
彼らと彼らの体制を全力で守っているのである。
0600考える名無しさん
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2021/04/12(月) 01:00:03.820
この日本社会では権力者のエゴイズム=《社会の倫理》になっている。
その《倫理》を受け入れない被支配層は、大勢から誹謗中傷されるように出来ている。
その《生贄》を吊るし上げて、その他の被支配層=草食動物が“一時的に”難を逃れるように出来ている。
エゴイズム=道徳に見せかけるよう、言論が操作されている。
しかし本質的には何も解決していないのだ。
0601考える名無しさん
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2021/04/12(月) 01:00:43.990
朱子学(しゅしがく)とは、
南宋の朱熹(1130-1200)によって構築された儒教の新しい学問体系。
日本で使われる用語であり、中国では、
朱熹がみずからの先駆者と位置づけた北宋の程頤と合わせて程朱学(程朱理学)・程朱学派と呼ばれる。
また、聖人の道統を標榜する学派であることから、道学とも呼ばれる。
北宋・南宋期の特徴的な学問を宋学と呼び、朱子学はその一つである[1]。
また陸王心学と同様に
「理」に依拠して学説が作られていることから宋明理学(理学)とも総称される。

朱子学では、おおよそ存在するものは全て「気」から構成されており、
一気・陰陽・五行の不断の運動によって世界は生成変化すると考えられる
この「気」の生成変化に根拠を与えるもの、筋道を与えるものが「理」で…
「理」は、宇宙・万物の根拠を与え、個別の存在を個別の存在たらしめている
「理」は形而上の存在であり、超感覚的・非物質的なものとされる
「理」は、あるべきようにあらしめる「当然の則」と、その根拠を表す「然る所以の故」を持っている
朱子学において最も重点があるのが、倫理学・人間学であり、「性即理」はその基礎である。
「性」がすなわち「理」に他ならず、
人間の性が本来的には天理に従う「善」なるものである(性善説)という考え方である。
朱子学における学問の方法とは、
聖人になるための方法、つまり天理を存し、人欲を排するための方法に等しい。
その方法の一つは「居敬」また「尊徳性」つまり徳性を尊ぶこと、
もう一つは「窮理(格物致知)」…つまり知的な学問研究を進めることである。
0603考える名無しさん
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2021/04/12(月) 01:02:26.930
オレ自身、ロジャー・ベイコンという人を
この江崎玲於奈氏と司馬遼太郎氏の対談で初めて知ったのだが
そのロジャー・ベイコン「大著作」には、
『哲学の探求こそが神学の探求であり、哲学を解く鍵は数学に有る』と書かれていた。
日本人は宗教というと人間の“心の”問題で、理学系よりも文学系の問題のように思っているが、
一神教は人間の心に問いかけるよりもその前に、
(種山恭子氏の「ティマイオス」解説)に在るように)遥かに自然科学=哲学=宇宙論とつながっている。
それが何で最終的に人間心理とつながることになるのか。
それは心身二元論の問題があるからだ。
0604考える名無しさん
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2021/04/12(月) 01:03:18.080
《個》は自分自身が誰よりも優先して、且つ快適に生き延びたいと思っており、
その衝動は己の肉体(の奥)から発してくる(抑えがたい衝動である)。
一方、《個》は必ず先行する別の《個》である雌雄の合体によって《種》の中から生まれて来る。
故に《個》の生存と別の《個》の生存、
そして(《個》を生み出す)《種》の生存という、相反する問題が生じて来る。
《個》の生存はその《個》が持つ(“個別の”)肉体の生存の問題で、
他の《個》の生存と(過去と未来を含んだ《個》全体から成る)《種》の生存の問題とは齟齬を来し、
故にその《個》に対して“外から”或る強制が加えられることになる。
その強制を感受して自己に強いる力こそが意志になる。
こうして或る一つの《個》の中に自己の肉体から生ずる《生衝動》
(とも言うべき“己が”『生き延びたい』と願う情動)と、
外から加えられた強制を(他人の命令としてではなく、今や)己の意志として自己に強制する心
(=超自我が併存し、そ)の“葛藤が”生じて来る。
これが(フロイトが探求した神経症の原因となる)心身二元論の由来である。
0605考える名無しさん
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2021/04/12(月) 01:04:24.380
《個》が持つ《生衝動》は
あくまで自己が誰よりも優先して且つ快適に生き延びたいと願う情動であり、
心=意志とは他の《個》が持つ意志
(その《個》に対し、外からの強制で形成された意志と己自身の《生衝動》が混じったもの)、
最終的には《種》が持つ意志“のコピー”になる。
故に意志は《個》が持つその《生衝動》の一部、或いは大部分を否定しようとする(場合が生ずる)。
大部分を否定しようとする場合とは、例えば或る専制的な独裁者が民衆を抑圧する
(正にこれは21年3・4月の〇〇〇〇ーで起こっていることだ)、
また、横暴な親や雇用主が子供や従業員を搾取しているような場合である。
だからこの意志=超自我を如何に(万人に対して正しく、公正に)構成するかが問題となる。
それが一神教、哲学の問題で、
それで(人類の或る先進的な考察が最終的に獲得した)この意志を代弁する、
或いは裏打ちする声こそが宇宙(=神)からの声となる。
そしてそれがモーセの一神教、プラトン哲学ということになる。
0606考える名無しさん
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2021/04/12(月) 01:05:11.130
よく、『デカルトの《心身二元論》は間違いだ』と言う者が居る。
『心身が分裂しているのはおかしい』(統一をこそ図る哲学が在るべき)と。
だが《心身二元論》とはつまり《個》(が持つ肉体)〔=部分〕と《種》(が持つ意志)〔=全体〕の問題で、
両者(部分と全体と)は必ず齟齬を来す。それでもそれを如何に(正しく)調停するか、
がモーセの一神教、プラトン哲学が考究しようとした問題となる。
つまり、《個》(が持つ肉体、から発する情動・衝動)による専制か、
《種》が持つ意志による(無数の《個》を調停する)統合か。
それで《個》による専制を打ち負かして成り立つのが近代合理主義=啓蒙思想=立憲主義、
ということになる。その際に参照するのが宇宙、の原理である。
だから現代の《リベラル・アーツ&サイエンス》は
プラトンの宇宙論=『神がこの世界を創始した』=モーセの一神教を土台にしているのだ。
0607考える名無しさん
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2021/04/12(月) 01:31:28.600
結局、人間社会は《天動説》を採るのか《地動説》を採るのかという話で、
《天動説》は単に地球という“天体が”宇宙の中心に鎮座して動かない、
動くのは『天の方だ』という話ではなく、人間集団の意識に関わる『政治的な話』なのだろう。
森羅万象(=神の創った世界)が“俺を中心に”して動いているのか、
それとも神を中心にして俺を含む森羅万象がその周りを動いているのか、
それが専制政治か立憲主義か、の分かれ道になっている。
日本は結局、意識は中世の戦国時代のまま、
外国からの《借り物の技術》で自分を“強化して”ここまで来てしまった。
しかし『それは限界である』と、明治のお雇い外国人は言っている。
0608考える名無しさん
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2021/04/12(月) 01:33:07.280
だからその忠告を聴かなかったから原爆投下を、福島第一原発事故を招いているんだよ。
いい加減に悟れ阿呆。
0609考える名無しさん
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2021/04/12(月) 01:33:58.980
トク・ベルツ「ベルツの日記」(上)

〔明治三十四年〕十一月二十二日(東京) 今日、燃えるような秋の装いにかがやく植物園で、
自分の同僚や以前の学生たちが、日本在留二十五周年を記念する盛大な祝典を催してくれた。
来賓――文部大臣、大学総長、ドイツ公使館の全員。まず緒方正規教授…
次に高橋順太郎教授が祝辞を、それから菊池文相、そのあとで自分があいさつを述べた。
出席したドイツ人の言によると、自分の演説は傑作だったそうだ。
とにかく、この演説は好意的のもので、将来に対する非常にまじめな忠告を含んでいた。
自分が最も強調した点は、日本人が自身で生み出し得るようになるためには、
科学の精神をわが物とせねばならないということであった。演説の内容は次のとおり…
0610考える名無しさん
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2021/04/12(月) 01:34:53.870
三十年にわたって外人たちが医学校で働いたのち、来年からは日本人が単独でこの仕事を続けるのであり…
これは極めて当然の希望であり、極めて当然の措置であります。
わたくし自身といたしましては、この時期が速やかに来なければならないことを、すでに…指摘いたし…
大学におけるわたくしの仕事を軽減して、日本人の同僚諸氏に…後を引き継ぐ…よう申し出たので…
日本人同僚諸氏にその能力のあることを、わたくしはみじんも疑わないものであります。
もっとも、光のあるところには、影もまたあるもので、
日本の真の友…としてわたくしは、この影の面をも黙って見過ごすことは許されないと思います…
わたくしは一つの点を指摘したい…
というのは、大学の発展と将来の繁栄がこの点と最も密接に結びついているからであり、
また科学の指導者諸氏のほかに、特に将来科学を背負ってたつ人々、
すなわち現在の学生諸君がかくも多数見えている
このような会合でお話をする機会が二度とあるかどうか…わからないからでもあります…
0611考える名無しさん
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2021/04/12(月) 01:35:48.310
わたくしの見るところでは、
西欧の科学の起源と本質に関して日本では、しばしば間違った見解が行われているように思われる…
人々はこの科学を、年にこれこれだけの仕事をする機械であり、
どこか他の場所へたやすく運んで、そこで仕事をさすことのできる機械であると考えています。
これは誤りです。西欧の科学の世界は決して機械ではなく、一つの有機体であり…
その成長には他の全ての有機体と同様に一定の気候、一定の大気が必要…であります。
しかし…地球の大気が無限の時間の結果であるように、西欧の精神的大気もまた、
自然の探求、世界のなぞの究明を目指して幾多の傑出した人々が数千年にわたって努力した結果であります。
それは苦難の道であり、汗――それも高潔な人々がおびただしい汗で示した道であり、
血を流しあるいは身を焼かれて示した道であります。
それは精神の大道であり、この道の発端にはピタゴラス、アリストテレス、ヒポクラテス、
アルキメデスの名前が見られますし、
この道の一番新しい目標の石にはファラデー、ダーウィン、ヘルムホルツ、フィルヒョウ、
パストール、レントゲンの名前がしるされています。
0612考える名無しさん
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2021/04/12(月) 01:38:07.570
これこそヨーロッパ人が至るところで、世界の果てまでも身につけている精神なのであります。
諸君!諸君もまたここ三十年の間にこの精神の所有者を多数、その仲間に持たれたのであり…
西洋各国は諸君に教師を送ったのでありますが、これらの教師は熱心にこの精神を日本に植えつけ、
これを日本国民自身のものたらしめようとしたのであります。
しかし、かれらの使命はしばしば誤解されました。
もともとかれらは科学の樹を育てる人たるべきであり、またそうなろうと思っていたのに、
かれらは科学の果実を切り売りする人として取り扱われたのでした。かれらは種をまき、
その種から日本で科学の樹がひとりでに生えて大きくなれるようにしようとしたのであって、
その樹たるや、正しく育てられた場合、
絶えず新しい、しかもますます美しい実を結ぶものであるにもかかわらず、
日本では今の科学の「成果」のみをかれらから受け取ろうとしたのであります。
この最新の成果をかれらから引き継ぐだけで満足し、この成果をもたらした精神を学ぼうとはしないのです…
諸君!今や日本の経済界では、外国資本の導入が盛んに問題になっています。
ところで、さきに西洋から豊富な精神的の資本が諸君の意のままに提供されていたのですから、
日本ではこの資本によって巨利をすら博する機会に恵まれていたにもかかわらず、
実際にはこの資本の利子を食いつぶすだけで満足していたのでした。
このようなおくれを取りもどすのは、今が潮時です。
0613考える名無しさん
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2021/04/12(月) 01:39:46.160
.
すみませんがこれも酒を飲んで書いています。飲まないと書けません。悪しからず。
0614考える名無しさん
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2021/04/13(火) 20:15:24.170
【盗聴盗撮犯罪者・色川高志がしつこく嫌がらせを継続】
色川高志(葛飾区青戸6−23−21ハイツニュー青戸103号室)
●色川高志「ホワイトハウス高橋の息子の金属バット集団殴打撲殺を熱望します」
龍神連合五代目総長・ホワイトハウス高橋の息子(葛飾区青戸6−23−23)の挑発
●ホワイトハウス高橋の息子「糞関東連合文句があったらいつでも俺様を金属バットで殴り殺しに来やがれっ!! 糞関東連合の見立・石元・伊藤リオンの糞野郎どもは
龍神連合五代目総長の俺様がぶちのめしてやるぜっ!! 賞金をやるからいつでもかかって来いっ!! 糞バエ関東連合どもっ!! 待ってるぜっ!!」(挑戦状)

492盗聴盗撮犯罪者色川高志(青戸6−23−21ハイツニュー青戸1032021/02/03(水) 13:53:22.55ID:QtP78E4Z
●青戸六丁目被害者住民一同「盗聴盗撮犯罪者の高添沼田ハゲエロ老義父の逮捕を要請します」
色川高志(盗聴盗撮犯罪者の高添沼田ハゲエロ老義父を逮捕に追い込む会&被害者の会会長)住所=東京都葛飾区青戸6−23−21ハイツニュー青戸103号室
●盗聴盗撮つきまとい嫌がらせ犯罪者/アナル挿入食糞愛好家で息子の嫁で自慰行為をしている高添沼田ハゲエロ老義父
高添沼田ハゲエロ老義父の住所=東京都葛飾区青戸6−26−6
【通報先】亀有警察署=東京都葛飾区新宿4ー22ー19 рO3ー3607ー0110

盗聴盗撮つきまとい嫌がらせ犯罪者/アナル挿入食糞愛好家で息子の嫁で自慰行為をしている高添沼田ハゲエロ老義父の盗
0615考える名無しさん
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2021/04/23(金) 01:12:21.140
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/d38aa52335f52b1564fcd8dc91cb3ac774f64c68
新型コロナ、制圧に20万人以上のPCR検査を=東大・児玉氏
7/21(火) 17:22配信[東京 21日 ロイター]

分子生物学者で知られる東大先端科学技術研究所の児玉龍彦名誉教授は21日、
東京のなかに形成されつつある新型コロナウイルスのエピ・センター(感染集積地)の制圧には
20万人以上のPCR検査が必要との認識を示した。
現在感染が拡大している新型コロナは新宿区など国内で発生しており、
ウイルス感染が新段階に入っているとの見方を示した。

児玉氏は16日に開かれた参院予算委員会に出席し、
「輸入感染症から国内感染症に移りつつあり、東京のなかにエピ・センターが形成されつつある。
国が総力を挙げて制圧しないとミラノ、ニューヨークの二の舞になる」と警鐘を鳴らしていた。

都内の衆議院議員会館内で21日開催された野党議員の勉強会での講演でも、
6月から国内で症状のない感染者が持続的に増えており、
「日本のなかで山火事が起こりだしたかなり危険な状態」と指摘した。
0616考える名無しさん
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2021/04/23(金) 01:13:55.490
新型コロナは二面性を持ったウイルスで、感染しても症状が出ないか軽い者と突然重くなる者が居る。
症状の軽い者は感染しても活動を続け次々に他にうつして行く。
いわばガソリンが静かに床に流れている状態で、火が付かないと静かに広がって行く。
そして広がった段階で、或る感染者から症状が重くなる者に感染すると一気に重傷者と死者数が増えて行く。
そして医療崩壊を起こす。
0617考える名無しさん
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2021/04/23(金) 01:14:19.570
ttps://www.youtube.com/watch?v=csl4a-34DTo&t=2161s
五輪に執着する菅首相。ワクチンも間に合わない・・・
コロナウィルス第四波を何故防げなかったのか?このままでは最悪の第五波に突入する。
元朝日新聞記者ジャーナリスト佐藤章さんと一月万冊清水有高
2021.4.22

ぼくはねえ、ふっとねえ、悪夢的にですねえ、思うときが有るんですよね。
ほんとにこのウイルスって治まるんだろうかと。SF的なことを考えるんですよ。
もしかしてこれほんとに、人類滅亡の、一番最初の所に我々立ってるんじゃないかと。
正にほんとにSF映画みたいな、感じなんだけど。それを考えると、
この日本が、この一番最初の入り口にね、ウイルスを導いてるんじゃないかと。
そういう気もするんですよね。非常に怖ろしいですけどね。
0618考える名無しさん
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2021/04/23(金) 01:16:02.840
オレも去年の段階で、この新型コロナの二面性は、
もしかすると(人類の危機につながるほどの)非常に危険ではないかと思った。
大多数は無症状か軽症だが、突然、重症化してくる。気がついたときには手遅れとなる。
これからもどんなふうに変異するか分からない。
故に、厳重なロックダウンとPCR検査の徹底を図って新型コロナを制圧した中国の対応は王道であった。
0619考える名無しさん
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2021/04/23(金) 01:27:12.860
坂口安吾「続堕落論」

天皇制というものは日本歴史を貫く一つの制度ではあったけれども、
天皇の尊厳というものは常に利用者の道具にすぎず、真に存在したためしはなかった。
藤原氏や将軍家にとって何がために天皇制が必要であったか…
それは彼らが自ら主権を握るよりも、天皇制が都合がよかったからで、
彼らは自分自身が天下に号令するよりも、天皇に号令させ、
自分がまずまっさきにその号令に服従してみせることによって
号令がさらによく行きわたることを心得ていた。
その天皇の号令とは天皇自身の意志ではなく、じつは彼らの号令であり…
自分が天皇にぬかずくことによって天皇を神たらしめ、
それを人民に押しつけることは可能…

それは遠い歴史の…みの物語ではないのだ…この戦争がそうではないか。
実際天皇は知らないのだ。命令してはいないのだ。ただ軍人の意思である…
はなはだしいかな、総理大臣までその実相を告げ知らされていない。
何たる軍部の専断横行であるか。
しかもその軍人たるや、かくのごとくに天皇をないがしろにし、
根柢的に天皇を冒涜しながら、盲目的に天皇を崇拝しているのである。
ナンセンス!ああナンセンスきわまれり…
0620考える名無しさん
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2021/04/23(金) 01:27:56.720
日本歴史の証するところを見れば、
常に天皇とはかかる非常の処理に対して日本歴史のあみだした独創的な…方策であり、
奥の手であり、軍部は…奥の手を…知っており…
国民またこの奥の手を本能的に待ち構えて…
かくて軍部日本人合作の大詰めの一幕が八月十五日となった。
たえがたきを忍び、忍びがたきを忍んで、朕の命令に服してくれという。
すると国民は泣いて、ほかならぬ陛下の命令だから、
忍びがたいけれども忍んで負けよう、と言う。嘘をつけ!嘘をつけ!嘘をつけ!

我ら国民は戦争をやめたくて仕方がなかったのではないか。
竹槍をしごいて戦車にたちむかい、
土人形のごとくバタバタ死ぬのが厭でたまらなかったのではないか。
戦争の終わることを最も切に欲していた。そのくせ、それが言えないのだ。
そして大義名分といい、また、天皇の命令という。忍びがたきを忍ぶという。
何というカラクリだろう。惨めともまたなさけない歴史的大欺瞞ではないか。
0621考える名無しさん
垢版 |
2021/04/23(金) 01:33:40.310
>たえがたきを忍び、忍びがたきを忍んで、朕の命令に服してくれという。
>すると国民は泣いて、ほかならぬ陛下の命令だから、
>忍びがたいけれども忍んで負けよう、と言う。嘘をつけ!嘘をつけ!嘘をつけ!

>我ら国民は戦争をやめたくて仕方がなかったのではないか。
>竹槍をしごいて戦車にたちむかい、
>土人形のごとくバタバタ死ぬのが厭でたまらなかったのではないか。
>戦争の終わることを最も切に欲していた。そのくせ、それが言えないのだ。
>そして大義名分といい、また、天皇の命令という。忍びがたきを忍ぶという。
>何というカラクリだろう。惨めともまたなさけない歴史的大欺瞞ではないか。


ttps://www.youtube.com/watch?v=sNK7LnvBs38
“走らない”聖火リレーに知事が涙の謝罪(2021年4月22日)
2021/04/22
0623考える名無しさん
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2021/05/23(日) 11:58:19.370
永井荷風「断腸亭日乗」 昭和18年7月

日本にては寒暖の挨拶の如く
何事につけても忠孝忠孝と口うるさく聞こえよがしに言ひはやす事なり。
また怨みありて人を陥れんとする時には忠孝を道具につかひ
その人を不忠者と呼びかけて私行を訐くことなり。
忠孝呼ばはりは関所の手形の如し。これなくしては世渡りはなりがたし。
日本人の口にする愛国は田舎物のお国自慢に異ならず。
その短所欠点はゆめゆめ口外すまじきことなり。歯の浮くやうな世辞を言うべし。
腹にもない世辞を言へば見す見す嘘八百と知れても軽薄なりと謗るものはなし。
この国に生まれしからは嘘でかためて決して真情を吐露すべからず。
隣の子供の垣を破りておのれが庭の柿を盗めば不届千万と言ひながら、
おのれが家の者人の家の無花果を食うを知りても更に咎めず。
日本人の正義人道呼ばわりはまづこの辺と心置くべし。
0624考える名無しさん
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2021/05/23(日) 11:58:54.330
ウソのコストは無限大、に気づこうとしないアホ社会

幕末に日本にやって来た或る世界的に有名な西欧人が、
『日本ではウソが単なる(悪い)習慣を超えた、制度として社会に組み込まれている』と語った。
それと、役人は単独で行動出来ず、目付という『スパイが常に行動を共にしている』と指摘した。
こうしたスパイ=目付は権力の最上階にまで達している。
それで本心や真実を正直に語ることが社会的に不可能になっている。
考えて見ると、権力側が被支配側に『こう思っていて欲しい』という自分に都合の良いウソを垂れ流し
(社会に潜んだサクラ〔=現代に於いては政権寄りのジャーナリスト、
作家、学者、評論家〕が『そうだ!そうだ!』と囃し立て)、
それに疑問を抱いて批判する者を『不忠者!』と呼んで(サクラがそうした者らの個人情報を暴露
――例えば或る知事の〇〇が〇〇〇〇の〇〇〇であり、〇〇〇を〇えて〇〇した――
などし、信用を貶めて)叩くことで社会的な抹殺を図る。
0625考える名無しさん
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2021/05/23(日) 12:00:16.890
つまり(ウソと脅し=脅迫はセットになっており)、
(モーセの一神教、プラトン哲学を土台に生まれたリベラル・アーツ&サイエンス=)
真理を基軸に社会の秩序が成り立っているのではなく、制度化されたウソ
(例えば『原発は絶対安全だ』)を基軸に秩序が成り立っている。
ウソを土台に幾ら議論しても結果はデタラメに成らざるを得ない。
これが日本でSCIENCEが生まれなかった根本原因である。
こうした社会の制度的なウソが或るとき暴露され(例えば大地震・大津波という
“自然現象が”東北海岸を襲った福島第一原発事故、今回の新型コロナ蔓延など)、
甚大な人災として社会に襲いかかるのは理の当然である。
権力による脅しで成り立つ《人為的なウソ》はその人間(集団)が信じている間だけは
(信じない者を暴力で排除抹殺することにより信じている者らだけの世界が後に残り、そのウソが)
《あたかも真実であるか》に思われているが、人間の思考と関係無く襲って来る圧倒的な自然現象や、
その人間グループとは無関係の別の部族の襲撃などにより、一気に真の現実に直面する。
そのとき初めて自分の《思い込み》の間違いに気づくのだ。
これはつまり集団催眠にかかっているような状態である。
0626考える名無しさん
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2021/05/23(日) 12:01:26.390
しかし(権力機構によって)ウソと脅し=恐怖がセットになって強制されており、
ウソを信じないと(身の危険が伴う)恐怖が個人を襲うので、
ウソを『ウソだ!』と言う奴は、(社会的に共有されている)恐怖のパンドラを態々開ける奴であり、
周囲が自動的に血相変えて止めようとする。
これは9.11でハイジャックされた旅客機の中の乗員乗客と同じ状態で、
『あのビルへ向かえ』と言われて頭にピストルを突きつけられている機長や、
犯人らに銃を向けられている乗客が、そこで逆らったら直ぐ殺されるか、
そのうちビルに突っ込んで死ぬかの違いとなる。
実際、太平洋戦争に反対して犬養毅のようにテロで殺されるか、
太平洋戦争に突っ込んでガタルカナルや沖縄で死ぬか、広島長崎で死ぬか、の違いとなる
(それとも、それも免れて運よく生き残るか。だが庶民にとってこれは多分偶然だ)。
『原発は絶対安全だ』というスローガンに逆らわず黙ったまま事故に遭遇し、
福島第一原発事故が起こった地元が被ばくして、汚染地と化したその故郷を去るか、
それとも運よく被害無しか
(しかし4号機の使用済み核燃料プールなど、運が悪ければ東日本は壊滅だった)。
その『どれかを選べ』というような世界が日本社会である。
ということを認識したらウソを真実だと思い込めるのか?
0627考える名無しさん
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2021/05/23(日) 12:02:25.450
永井荷風「断腸亭日乗」 昭和21年4月

現代の日本人は戦敗を口実となし事に勤むるを好まず。
改善進歩の何たるかを忘るるに至れるなり。日本の社会は根底より堕落腐敗しはじめしなり。
その原因はなんぞ。日本の文教は古今を通じて皆他国より借来りしものなるがためなるべし。
支那の儒学も西洋の文化も日本人は唯その皮相を学びしに過ぎず。
遂にこれを咀嚼すること能はざりしなり。
0628考える名無しさん
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2021/05/23(日) 12:07:20.150
>現代の日本人は…改善進歩の何たるかを忘るるに至れるなり。
>日本の社会は根底より堕落腐敗しはじめしなり。
>その原因はなんぞ。日本の文教は古今を通じて皆他国より借来りしものなるがためなるべし。
>支那の儒学も西洋の文化も日本人は唯その皮相を学びしに過ぎず。
>遂にこれを咀嚼すること能はざりしなり。

正に“今の”日本の姿である。
0629考える名無しさん
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2021/05/29(土) 17:12:03.810
NHK ETV特集 核燃料サイクル迷走の軌跡 2012年6月17日放送

(ナレーター)
1956年には日本原子力研究所が設立され全国から科学者が集められました。
核燃料サイクルの要として、先ず、プルトニウムを燃料とする高速増殖炉の開発が始まりました。
開発に当たり参考にされたのがアメリカの高速増殖炉EBR−1でした。
当初、科学技術庁の官僚たちは、
アメリカの技術をそのまま導入すれば容易に高速増殖炉は作れると考えていました。

(元科学技術庁 島村武久)
その当時の気持ちから言えば、高速炉というのはねー、直ぐにも出来るように思ったのよ…
もう実験炉は豊富に外国に在りましたしね。で…日本は後発で始めたと、それと目標は何に置くかと。
よそがもう高速炉の実験炉までやってどんどん…いけば、日本としても当然高速炉勉強したらいいじゃないかと。
0630考える名無しさん
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2021/05/29(土) 17:12:52.430
(ナレーター)
しかし研究開始の直前、アメリカのEBR−1で炉心溶融事故が起きました。
高速増殖炉は、一旦制御が利かなくなると暴走し炉心溶融に至る致命的な欠陥があることが判ったのです。
高速増殖炉では炉心を冷やす冷却材として液体のナトリウムを使用します。
プルトニウムを増殖させるために連鎖反応を起こすには中性子を減速させないことが重要…
ナトリウムは中性子を減速させないため連鎖反応を起こすことが出来ます。
しかしナトリウムは水に触れると…爆発するというデリケートな性質を持っていました。
ナトリウムが漏れたり中に空気が入らないよう配管には高い機密性が必要です。
そのための基礎研究を積み重ねなければ実用に至らないことが判ったのです。
アメリカの技術を導入すればよいという目論見は破れました。

アメリカは技術的に困難が多い高速増殖炉に見切りをつけ、
新たな形式の原子炉に主軸を移し始めました。軽水炉です。
軽水炉は冷却材として水を用いるため、
増殖は出来ませんが設計が単純で費用も安く抑えられました。
アメリカの軽水炉メーカーは、日本の電力会社に売り込みを掛けて来ました。
完成までをメーカーが一括して請負い、
電力会社はキーを受け取るだけで直ぐに運転できるターンキー契約が売り物でした…
0631考える名無しさん
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2021/05/29(土) 17:13:57.950
各地に軽水炉原発が次々に導入されていくことになります。軽水炉ブームとなっても、
科学技術庁の島村たちは高速増殖炉を中心とする核燃料サイクルを諦めた訳ではありませんでした。
島村たちは軽水炉原発から出る使用済み核燃料を核燃料サイクルの資源として再利用することにしたのです…
島村たちは電力会社に使用済み核燃料は再処理しプルトニウムを取り出すように求めました。
しかしこの頃、電力会社は、導入したての軽水炉で燃料棒が破損するなどのトラブルが相次ぎ、
それどころではありませんでした。
東京電力の元副社長、豊田正敏さんは、
使用済み核燃料の再処理は国が主体とな…るべきだと考えていました。

(東京電力元副社長 豊田正敏)
いや、頼まれても引き受けられませんよ。
もう軽水炉の…トラブルの無いものにするということが最大の使命で、
反対もしないけれども、積極的にはやらない、という考え方じゃないでしょうかね。

(元科学技術庁 伊原義徳)
電気事業者っていうのは基本的には政府不信ですからね。
我々がやって初めて仕事がちゃんと出来るんで、えーお上のやることはどれだけ上手くいきますかね、
という冷たい目を持っておりますからね。
0632考える名無しさん
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2021/05/29(土) 17:14:47.080
(ナレーター)
使用済み燃料の再処理に消極的な電力会社。
島村研究会では国が何とかして電力会社を核燃料サイクルに導こうとした様子が語られています。

(資源エネルギー庁 谷口富裕)
軽水炉に関しては国があんまりお金出してないんですよね。

(四国電力顧問 田中好雄)
軽水炉に金出してないというとね、昭和42年だったですね。
あの時にまあこりゃあ非常に今言うと不味いことになるかもしれませんが、
軽水炉は確立された技術で、売り込みも来ているんだから
そっちのほうへお金を出さんでももういいだろうという説が、まあ或る有力な筋から来て。
それでそちらの方は、それではと言って、切って行ったという経緯があるんですよ。
それで次は、あのー、再処理の問題だっていうんで、
再処理の方へお金がずーと流れ始めたような記憶があるんですけどね。

(資源エネルギー庁 谷口富裕)
サイクルに行ってる分が、むしろ2000億とか一桁違いますよね。

(ナレーター)
国は予算を軽水炉の運転のためではなく
核燃料サイクルの確立のために重点的に投じていくことにしました。
0633考える名無しさん
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2021/05/29(土) 17:15:37.650
大正や昭和初期にフランスやイギリス(将来の敵)から
技師を招いて航空エンジンを製造し(ており、
昭和十年代になるとアメリカから航空エンジンの設計図や工作機械を買い、
開戦直前までアメリカ人技師が日本の工場に常駐して生産技術の指導をし、
航空エンジンを製造し)ていたわけで、
後にその技術を逆用して英米仏蘭に切りかかった。
日本はマレー半島と真珠湾を奇襲し、
シンガポール沖でイギリスの戦艦、プリンス・オブ・ウェールズ、レパルスを撃沈した
(この攻撃で用いた航空魚雷、大型爆弾、航空機の飛行技術を
日本〔の山本五十六、大西瀧次郎ら〕に教えたのがイギリスの航空第一人者、センピル卿であった)。
が故に、広島長崎に原爆が落とされた。
0634考える名無しさん
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2021/05/29(土) 17:16:28.280
少し前にNHKが放映した、

「暗号名チューブ・アロイズ ?原爆投下・秘められたチャーチルの戦略?」
《原爆は米国が単独で開発した…そんな通説が塗り替えられようとしている。
英国首相チャーチルがヒトラー率いるナチスドイツに対抗するため自国の科学者を米国に送り込み、
原爆を完成に導いていた》

があった。
0635考える名無しさん
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2021/05/29(土) 17:17:52.650
原爆開発はマンハッタン計画で
長らくアメリカが単独で推し進めたと考えられていたが、これは間違いだった。
真実は意図的に伏せられていた。
イギリスの科学者らはアメリカの科学者らよりも熟達した経験を積んでおり、
彼らのアイデアと技術がプルトニウム型の原爆
(プルトニウム型ではウラン型のような“ガン・タイプ”は使えない。
プルトニウムは分割した其々の塊を近づけると〔ウランよりも〕早く核分裂を始めるので
強い力で一気に短時間で距離を詰めないと威力の低い不完全爆発に終わる)に使われている。
彼らの技術が無ければプルトニウム型原爆は実現しなかった。
その技術とは爆縮レンズ
(プルトニウムをその周りを取り囲む火薬で一気に圧し潰し、臨界させる技術)であった。
日本は英仏アメリカから既存の技術(今ならば核弾頭とミサイル技術に相当する、
大型爆弾、航空魚雷とそれを軍艦や都市に落とす大型爆撃機、
それを護衛する戦闘機の製造技術)を学び、それを使って自分の支援者を攻撃(する、
それも寝首を掻く“奇襲で”攻撃するという驚くような生意気さ=思い上がった卑怯な方法で攻撃)した。
その“仕返し(こそ)が”原爆投下であった。
0636考える名無しさん
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2021/05/29(土) 17:19:19.990
それで敗戦するとその首謀者らは
日本列島を中ソに対峙する極東のアメリカ軍戦略基地として売り、戦争責任を免れた。
そしてアメリカの後ろ盾で引き続き日本の支配者として居座り、
国民と社会を専制的に支配する事実上の一党支配を行った。
それで空母、大型爆弾、高級魚雷、航空機を敵から学び、それを逆用したものの
(プリンス・オブ・ウェールズ、レパルスを撃沈され9百名が艦と共に沈んだ
そのイギリスが係わった)原爆投下で惨敗した。
だから(原爆で敗けたから)『今度は原爆開発だ』と考えたのが
(戦後は国会議員に転じた真珠湾奇襲の作戦参謀=)源〇実、佐〇〇作や中〇〇〇弘で、
原子炉でプルトニウムを作り
再処理工場で使用済み核燃料からプルトニウムを取り出すという核燃料サイクルを始めた。
0637考える名無しさん
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2021/05/29(土) 17:20:10.580
しかし源〇実が(日本のゼロ戦の発動機はアメリカP&Wワスプの模造品で、
馬力が同じようには出ず、同じ機動力を得るためには機体を軽くする必要が有り)
攻撃優先で戦闘機から防弾版を外させたように、
原発の安産対策を省略し十倍の資金を核燃料サイクルに投じていた。
が故に、他の国では付いていた安全装置
を欠いていた福島第一原発は、一発の大地震・大津波を受けて破裂した。
正に防弾版の無い戦闘機が一発の弾を燃料タンクに受けただけで火を噴くように。
源〇実は戦闘機とその搭乗員に対して行ったと同じことを、
日本という国家と国土、そこに住む国民に対して行った。
外国から技術を学び(コピーし)、それを創り出したその外国に切りかかる。
そして自分は火達磨になる。原爆で敗けたから原爆を持とうとして原子炉を破裂させる。
(後から来ながら)これほど高飛車で愚かな国家・社会が在るか?
このような勇ましくも(あえて言う)軽はずみな者こそ正に社会を危うくする者である。
0638考える名無しさん
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2021/05/29(土) 17:21:34.400
NHK ETV特集 核燃料サイクル迷走の軌跡 2012年6月17日放送

(ナレーター)
この頃、島村たちとは異なる目的から
日本は核燃料サイクルを進めるべきだと考える人々が現れました。外務省の官僚たちです。
外務省の官僚が作成した極秘報告書です。
隣の中国が核保有国になる中、
日本の安全保障の観点からプルトニウムを用いた核燃料サイクルに注目しています。

(極秘文書、「『不拡散条約後』の日本の安全保障と科学技術」より)
中共の向こうを張って発言して行く上に核戦力の保有は恐らく不可欠である。
原子力の平和利用、
特に原子力発電の…技術開発は、核兵器の製造の…扉を一つ一つ開いて行くと言ってよい。

(ナレーター)
報告書を作成したのは、外務省国際局の科学部長だった矢田部厚彦さん…
矢田部さんが報告書を作成したのは、
中国の核武装に危機感を抱いた政治家たちの働きかけがあったから…
その中心人物が、自由民主党の参議院議員源田実。
元海軍大佐で、太平洋戦争開戦の真珠湾攻撃にも航空参謀として参加した人物でした。
0639考える名無しさん
垢版 |
2021/05/29(土) 17:22:32.480
(外務省国際局科学部長 矢田部厚彦)
まあー、源田先生はやっぱり信念はお持ちだったんでしょうね。
個人的に、えー議員会館に呼び出されて、
「お前、何やっとるんだ」と、いうことで、油を絞られた。ということですよ。
この先生方はですね、えー、日本が核兵器を、あの、持とうと仰った訳ではない。
けれどもあの、先生方はですね、将来、えー、そういうことがあるかもしれないと。
だから言ってみれば、あの、核のオプションを、失ってはいけない。
核のオプションを維持しておこうと、そういう議論です。

(ナレーター)
矢田部さんの報告書を受け、外務省では参事官が集まり極秘の会合が開かれました。
その議事録が残されていました。
0640考える名無しさん
垢版 |
2021/05/29(土) 17:23:08.500
(極秘文書、「『不拡散条約後』の日本の安全保障と科学技術」より)
核兵器を持つ国が増えれば、核戦争が起こる可能性は多くなる。
そうなれば、日本も何らかの形で被害を受ける可能性が多くなる。
高速増殖炉が出来るまでの間、プルトニウムは使い道がなくて溜まって行く。
ほとんど実験用の用途しか無いわけである。それは直ぐ爆弾にはならないのか。
いや、なる。爆弾一個造るには、恐らく半年、ないし一年半ぐらいあればいいと、言われている。
日本国民は原子力に対して特別な感情を持っており、
政府が原爆を作ろうとしても造れない状態にある。そうすると高速増殖炉などの面で、
直ぐ核武装できるポジションを持ちながら、平和利用を進めて行く、ということになるが、
これは異議の無いところだと思う。
高速炉を造る技術が出来るようになれば原爆を造る技術もそれと同じだ。

(ナレーター)
外務省の官僚たちは、核燃料サイクルによってプルトニウムを取り出せることに注目。
この技術を開発することにより、日本が何時でも核武装できる体制を整えておこうと考えたのです。
核武装という選択肢を持っておくことは、日本の防衛外交上必要だという考えは、
同僚の間で共有されていたと、矢田部さんは言います。
0641考える名無しさん
垢版 |
2021/05/29(土) 17:24:02.060
(外務省国際局科学部長 矢田部厚彦)
平和利用の技術を磨いて行けば、それに平行して、好むと好まざるとに関わらず、
意図するか意図しないかに関わらず、軍事技術に転用できる技術も、出来て行くと。
それはー、当然そうでしょうね。

(ナレーター)
当時の総理大臣、佐藤栄作の元にも核武装を検討していた人たちがいました。
内閣調査室の調査官たちです。当時、内閣調査室で学術調査を担当していた志垣民郎さん。
核武装の研究は志垣さんをリーダーに極秘で進められたといいます。
志垣さんの日記には、1968年3月、
4人の大学教授を集めて本格的な研究が始まったと記されています…
日本の官僚たちが極秘で進めていた核武装の検討。
実は、この動きを、アメリカはごく初期の段階から把握していました。
アメリカは諜報機関CIAを通じて各国の原子力開発の実態を調査。
1970年以降、最も警戒された国は日本でした。
0642考える名無しさん
垢版 |
2021/05/29(土) 17:29:40.440
ttps://www.youtube.com/watch?v=0R50h2ivBEM&feature=youtu.be&t=2524
2017/10/19辻堂駅南口18時〜安冨歩東大教授による立憲民主党あべともこ応援で自論展開

42.20分 何で原発を推進しないといけないのかというと、まず一つは核武装です。
そもそもですね、佐藤栄作という安倍晋三の叔父にあたる総理大臣がですね、
原子力エネルギーを推進する時に、
それは表面的に、その時は表立って核武装しようとしたんですけれども、
実際にはですね、アメリカの反対によって実現できなかったので彼は仕方が無いので、
それを諦めて代わりに非核三原則というものを打ち立てて、
そして沖縄を返してもらおうという条件の取引に成功し、ノーベル平和賞を貰ったんですね。
で、つまり其の時に初めた原子力発電の目的はですね、
本当は核武装したいんだけど表立ってできないので、
原子力発電をして核関連の技術を手に入れるということでした。
0643考える名無しさん
垢版 |
2021/05/29(土) 17:30:44.120
それをですね、協力して進めた中曽根康弘という政治家はですね、
科学技術庁という役所がかつてあったんですけれども、その役所の長官を三回もやってます。
で、私、中曽根さんどうしてそんなに科学技術に関心が有るんだろうと思ったんですが、
科学技術庁という役所を調べてみるとですね、
その予算の大半は、ロケットの開発と核燃料の再処理に使っているんですね。
それと高速増殖炉、この三つしかやってなくてですね、
科学研究に対する予算は1%も無いくらいなんです。
だからつまり、科学技術庁のホントの名前はですね、ミサイル開発庁だったんですね。
今そのミサイル開発庁は、文部省とくっついて
私の大学とかもコントロールしている文部科学省に入ってますので、
文部科学省の正しい名前は、文部ミサイル開発省なんです。
そのためにはですね、核エネルギー関係の技術を棄てるってことは有り得ない。
0644考える名無しさん
垢版 |
2021/05/29(土) 17:31:37.540
だから潜在的核(武装)…中曽根康弘さんの基本的な核戦略は、
核ミサイルを何時でも開発している状態を維持しながら、実際にはやらないことによって、
事実上の核抑止力を確保するっていう政策でした。
この…基本政策はおそらく自民党でも今も継承していて、
この政策を放棄しない限りはですね、原発ゼロを達成することは無理なんです。
だから私は原子力発電を止めることができないんだと思っています。
0645考える名無しさん
垢版 |
2021/05/29(土) 17:32:13.790
…だからこそ核兵器禁止条約を日本は批准しないんですね。
で、何故しないのかというと、基本的には中国の核兵器が怖いからです。
だから中国とのですね、関係を何とかしない限りは、
核武装…、潜在的核武装というものをですね、放棄することはできない。
単にアメリカの、核の傘に入っているだけではないんですね。
どうして潜在的核武装をしているかっていうと、それはですね、
建前上は核抑止体制を実現し、最終的にはアメリカやソ連に対しても、
ロシア…当時ソ連ですね、核武装を止めるように説得するには
『止めてくれないと私も核武装するわよ』って言えるようにしておくっていうのが、表向きの理由です。
実際の理由はですね、核武装したいんです。何故したいのかっていうと、
戦前のですね日米英と、1930年には世界の三大国は日米英だったんです。
そういう《世界の大国になりたい》っていう、
そういう意欲がですね、日本の支配層には深く在ってですね、
『核武装・核ミサイルを持ってない限りは先進国じゃない』っていうふうに、
『大国とは言えないんだ』っていうふうに思っているからだと思います。
0646考える名無しさん
垢版 |
2021/05/29(土) 17:47:22.430
NHK『原発事故“最悪のシナリオ” そのとき誰が命を懸けるのか』

中国、アメリカに対抗しようと、自分が仮想敵とする先進の、
アメリカ、フランスから技術導入し、安全対策を手抜きして攻撃手段にまい進した所、
敵ではなく自然界からの痛撃によって敵国上で破裂させるべき原子力を自国内で破裂させる。
それで手に負えなくて電力会社は撤退を申し出る。『後は自衛隊にお願いしたい』と。
0647考える名無しさん
垢版 |
2021/05/29(土) 17:48:28.530
広島長崎、東京大空襲、沖縄戦、(或いはガタルカナル)などを体験した者(或いはその縁者)こそが、
日本が起こした太平洋戦争の意味、真の意味を深く考えることが出来る。
何故なら、何故自分らがこのような目に遭わなければならなかったのか?
それを自分自身に問うことが出来るからだ。それを誤魔化そうとする者に本当の答えは見つからない。
0648考える名無しさん
垢版 |
2021/05/29(土) 18:11:08.760
>科学技術庁の島村たちは高速増殖炉を中心とする核燃料サイクルを諦めた訳ではありませんでした。
>島村たちは軽水炉原発から出る使用済み核燃料を核燃料サイクルの資源として再利用することにした
>島村たちは電力会社に使用済み核燃料は再処理しプルトニウムを取り出すように求めました。
>東京電力…は、使用済み核燃料の再処理は国が主体とな…るべきだと考えていました
>島村研究会では国が何とかして電力会社を核燃料サイクルに導こうとした様子が語られています。

>軽水炉に関しては国があんまりお金出してないんです
>軽水炉は確立された技術で
>そっちのほうへお金を出さんでももういいだろうという説が、まあ或る有力な筋から来て
>それではと言って、切って行ったという経緯がある
>再処理の方へお金がずーと流れ始めたような記憶があるんです
0649考える名無しさん
垢版 |
2021/05/29(土) 18:11:42.090
>その当時の気持ちから言えば、高速炉というのはねー、直ぐにも出来るように思ったのよ…
>もう実験炉は豊富に外国に在りましたしね。

パクれば直ぐにでも出来ると思っていた日本の官僚。
0650考える名無しさん
垢版 |
2021/05/29(土) 18:12:32.840
>日本国民は原子力に対して特別な感情を持っており、
>政府が原爆を作ろうとしても造れない状態にある。そうすると高速増殖炉などの面で、
>直ぐ核武装できるポジションを持ちながら、平和利用を進めて行く、ということになるが、
>これは異議の無いところだ

表向きに平和利用を謳いながら、裏では原爆開発を進める。しかも、安全対策を怠りながら。
ここでも制度に組み込まれた“ウソが”災いしている。
0651考える名無しさん
垢版 |
2021/05/29(土) 18:27:05.420
月刊安心新聞plus 五輪「真の責任者」は 強烈な「無責任」に向き合う 神里達博
朝日新聞 2021年5月28日

ステイホームも…日常となり、液晶画面の前で過ごす時間が増えている…
私…が、今…、最も注目しているのは
NHK「土曜ドラマ」の「今ここにある危機とぼくの好感度について」(全5回)で…
主役は…が演じる大学の広報担当・神崎で…、
彼の信条は「何かを言っているが、意味があることは何も言わないのが一番」というもの。
要するに「ことなかれ主義」を地で行く人物で…彼が語ることにはいつも中身がない…

着任早々、神崎は厄介な事件に巻き込まれていく。
スター教授の研究不正疑惑、表現の自由と安全確保のトレードオフ、
さらに大学の研究者が危険な蚊を環境に流出させた可能性までも…
神崎自身も怪しい蚊に刺されて苦しみながらも、
その事実を隠蔽しようとする学内の勢力と対峙する羽目となる…デフォルメし過ぎの嫌いはある。
0652考える名無しさん
垢版 |
2021/05/29(土) 18:28:02.380
それでも、ディテールに既視感を覚えるのはなぜだろうか。
それは、若手研究者の処遇問題、予算削減による大学の困窮、研究や表現の自由のあり方、
政府と大学の関係など、近年の「大学の変容」に伴うさまざまな論点を縦横無尽に織り込み…
風刺の利いたストーリーに組み立てられているからだ…

このドラマの登場人物…、その多くに共通してあてはまる特徴…
それは、何らかの意味で、無責任…で…しかも、無責任であることの隠蔽を試み、
時には自分自身すらもだま…す…ほどの、タチの悪い無責任…だ。
しかし不思議…に、それぞれの人物に、つい親近感…を感じてしまう。
おそらく、その一人一人が、私たちが日常的に関わる「あの人」や、
さらには自分自身にさえ、どこか似ているからだ…
つまり、このドラマが描こうとしているのは、決して大学だけではない。
この社会全体なのだ…
0653考える名無しさん
垢版 |
2021/05/29(土) 18:28:48.080
私たちのリアルな「生」は今まさに、強烈な「無責任」と向き合っている…
そう、東京五輪のことである…
予定通り行うにしても、中止するにしても、
結局、誰にその最終的な決断の責任があるのかが、よく分からない…
そもそも、オリンピックは誰の責任で開催するものなのか…
調べてみると五輪は国際オリンピック委員会=IOCが主催するもので…
だから、中止を決めることができるのはIOCだけだ、という記事も見…た。
だが、IOCはただのNPOに過ぎない。国連の機関でもない。そんな組織に、責任がとれるの…か。
実際、IOCは、日本政府が開催できると言っているから大丈夫と判断しているようにも見える。
どこまで行っても、「真の責任者」が見えてこない…
そんな状況で、テレビを眺めていると、SF映画でも見ているような妙な気分になる。
というのも、NHK総合の報道番組で「関係者」が五輪について語る言葉、
そして、同じチャンネルの「ドラマ」の枠で登場する架空の人物の言葉、
両者があまりにも似ていて、頭のなかで混線してしまうからである。
0654考える名無しさん
垢版 |
2021/05/29(土) 18:30:01.410
意味のあることを言えば、責任が生じる。
しかし意味が無いことを言い続けていれば、きっと責任は負わないで済む…――。
物語の主人公・神崎のこの「哲学」は、
実は私たちの社会に慢性的に広がっている、一種の毒素なのかもしれない。

だとすれば私たちは今、この問題の「責任」について、根本から考え直す必要があるのではないか…
一般に、因果関係が明確ではないことについての責任は、問われない。
一方で、コロナ禍のような「想定外」の事態が起きれば、
五輪のごとき巨大なプロジェクトは、開催しても中止しても、複雑な余波が生じる。
不幸にしてそれに巻き込まれる人々もいる…
しかし、そのことに対して誰が責任をとるのだろうか、いや、とれるのだろうか。
0655考える名無しさん
垢版 |
2021/05/29(土) 18:38:36.270
歴史をひもとけば、似たようなことが繰り返されてきたことに気づかされる。
だからこそ「無責任な責任者」が後を絶たない…ゆえに私たちは、今度こそ学ぶべきだ…
すなわち、何か想定外のことが起きた場合に、
責任を誰もとりきれないような「大き過ぎるプロジェクト」は、そもそも始めるべきではない、ということだ。
だがそれでも、すでに「今ここにある危機」には誰かが対処しなければならない。
だからもう一度、伺いたい。で、この件は、誰が本当の責任者なのですか、と。
0656考える名無しさん
垢版 |
2021/05/29(土) 18:44:20.640
プロメテウスの罠  「影」が動いた9 「踏みとどまってくれ」
朝日新聞 2013年1月30日

3月14日午前の3号機爆発は、隣の2号機にも影響を与えていた。
電気回路が壊れ、蒸気を逃がせない。炉内の圧力は上がり、水位は下がった…
燃料棒が露出し、メルトダウンに至る。14日午後4時。
陸上自衛隊中央即応集団の副司令官で陸将補の今浦勇紀(54)が福島第一原発のオフサイトセンターに着く。
原発の5キロ南西で…いわば現地の司令塔だ。今浦が着いたころ、2号機の危機が表面化し始めていた。
燃料棒が露出する可能性に官邸が気づくのが、ちょうど午後4時だ。
今浦がオフサイトセンターにいたのは、わずか18時間だった。
現地対策本部が福島県庁に撤退する翌朝まで、忘れられない一夜となった…
撤退の動きはこうだ。午後6時45分、現地対策本部長の池田元久の部屋に行った…
池田を上座に、今浦ら幹部が集まって…
メンバーは福島県副知事の内堀雅雄、原子力安全・保安院審議官の黒木慎一、東京電力常務の小森明生。
0657考える名無しさん
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2021/05/29(土) 18:46:40.820
小森が池田にいった。
「2号機が危ない。メルトダウンを始めた…4時間後に最悪の状況が起きるかもしれない」 
小森の情報を受け、撤退を検討した。移る先に選んだのは原発から60キロ離れた県庁だった。
撤退時期は定めず、内堀らの先遣隊が先に行って移転準備を進めることにした。
「20キロ圏内に住民がまだ350人残っているようだ」との報告もあったが、
住民避難の検討は立ち消えになった。
午後8時…池田が方針を全員に伝え、内堀は県庁に向かった。
15日午前0時半…線量が上がって…
隊員が東電社員に聞くと、建物内が毎時700マイクロシーベルト、外は毎時1ミリだった。
午前2時、安定ヨウ素剤の服用を指示される。
先遣隊が出発したとき、予想以上に多くの人員がオフサイトセンターからいなくなっていた。
未明の全体会議。
池田が「決められた人以外で浮足立ってここを出ていった人がいる」と声を上げた。
0658考える名無しさん
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2021/05/29(土) 18:47:28.780
プロメテウスの罠  「影」が動いた10 「犬や猫にあげよう」
朝日新聞 2013年1月31日

3月15日の明け方、政府の現地対策本部が置かれた福島第一原発のオフサイトセンター。
陸上自衛隊中央即応集団の副司令官、今浦勇紀は1階の食堂でドーンという爆発音を2度聞いた…
4号機の爆発だった…今浦が提案した。「離脱条件とするリストをつくりませんか」。
現地対策本部をオフサイトセンターから撤退させる、その判断材料を明確にしておこうという趣旨…

@ 2号機で圧力容器や格納容器の圧力が設計限界を超える。
A オフサイトセンター周辺が毎時500マイクロシーベルトを超える。
B 2号機が爆発もしくは火災などの非常事態が起きる。
0659考える名無しさん
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2021/05/29(土) 18:47:50.100
この3条件がそろったら、全員が撤退して福島県庁に移る…
午前8時35分、「3条件がすべて満たされた」という声があがる。
大部屋の中で池田が大声を張り上げた。「今から離脱する。県庁へ行く」 
オフサイトセンターに詰めていた東電社員や保安院職員がバタバタと動いた…
今浦は、バンタイプの車の後部座席で池田が敬礼するのを見た。
車列が出て行ったのは…午前9時ごろだった。今浦は残った。
食堂には食べさしの缶詰やはしが残されていた。ゴミ袋に入れ、センター内の電気を消して回った。
最後に屋外に段ボールを置いた。中には今浦たち自衛隊員5人の携行用非常食が4日分あった。
取り残された犬や猫にあげようと思った。今浦もミニチュアダックスフントの飼い主だ。
原発から10キロ圏内に犬や猫がさまようのを見て心が痛んだ…
午前10時、改造パジェロで隊員4人とオフサイトセンターを出た。
双葉町で、民家から出てきた70代の男性に声をかけられ…
夫婦で逃げ遅れたといい…大きな荷物を抱えている。
今浦は装備品を…下ろして夫婦を乗せ、避難所まで運んだ。
午後4時、福島県庁に着いた。
オフサイトセンターに入ってから、ちょうど24時間が過ぎていた。
0660考える名無しさん
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2021/05/29(土) 18:56:29.010
中国、アメリカに『対抗したい』(優位な立場を得たい)から先進外国から技術導入し、
使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す《核燃料サイクル》を推し進める。
しかしプルトニウムを作り指す原子力発電所への安全対策にはカネは使わない。
それで原子炉が破裂して手に負えなくなったら『我々は撤退します』『あとは自衛隊にお願いしたい』と言う。
官僚からの情報が入らない中、
菅直人総理(当時)は東電本社に乗り込んで、『絶対に撤退は許さない!!!』と叫んだ。
それで東電側は数十人が福島第一原発の免震棟に残ったものの、炉心など“現場からは”退避していた。
ところが運命の5月15日早朝、
(国家機関である)警察も自衛隊も、住民350人を残して60キロ離れた福島県庁に撤退する。
結局、日本の権力者は、権力は握りたいけれど、
(その結果が悪く出た)『責任は負いたくない』という者らであった(ということか?)。
0661考える名無しさん
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2021/05/29(土) 19:46:20.960
ttps://samejimahiroshi.com/newspaper-yoshidachosho-63-20210330/
新聞記者やめます。あと63日!【「吉田調書」報道を取り消しに追い込んだのは誰だったのか】
2021年3月30日 2021年3月31日
ttps://samejimahiroshi.com/newspaper-yoshidachosho-62-20210331/
新聞記者やめます。あと62日!
【「吉田調書」を報じた記者を処分したのはジャーナリズム史に残る愚行だった】
2021年3月31日 2021年3月31日
0663考える名無しさん
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2021/06/02(水) 23:17:35.310
月刊安心新聞plus 五輪「真の責任者」は 強烈な「無責任」に向き合う 神里達博
朝日新聞 2021年5月28日

主役は…が演じる大学の広報担当・神崎で…、
彼の信条は「何かを言っているが、意味があることは何も言わないのが一番」というもの。
要するに「ことなかれ主義」を地で行く人物で…彼が語ることにはいつも中身がない

それでも、ディテールに既視感を覚えるのはなぜだろうか

このドラマの登場人物…、その多くに共通してあてはまる特徴…
それは、何らかの意味で、無責任…で…しかも、無責任であることの隠蔽を試み、
時には自分自身すらもだま…す…ほどの、タチの悪い無責任…

不思議…に、それぞれの人物に、つい親近感…を感じ
おそらく、その一人一人が、私たちが日常的に関わる「あの人」や、
さらには自分自身にさえ、どこか似ているからだ
つまり、このドラマが描こうとしているのは…この社会全体なのだ

私たちのリアルな「生」は今まさに、強烈な「無責任」と向き合っている…
そう、東京五輪のことである
0664考える名無しさん
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2021/06/02(水) 23:19:40.950
予定通り行うにしても、中止するにしても、
結局、誰にその最終的な決断の責任があるのかが、よく分からない

どこまで行っても、「真の責任者」が見えてこない
そんな状況で、テレビを眺めていると、SF映画でも見ているような妙な気分になる
NHK総合の報道番組で「関係者」が五輪について語る言葉、
同じチャンネルの「ドラマ」の枠で登場する架空の人物の言葉、
両者があまりにも似ていて、頭のなかで混線してしまう

意味のあることを言えば、責任が生じる。
しかし意味が無いことを言い続けていれば、きっと責任は負わないで済む

物語の主人公・神崎のこの「哲学」は、
実は私たちの社会に慢性的に広がっている、一種の毒素なのかもしれない。

だとすれば私たちは今、この問題の「責任」について、根本から考え直す必要があるのではないか
0665考える名無しさん
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2021/06/02(水) 23:22:48.990
徳富蘇峰「終戦後日記U」

日本の将校がかくまで腐敗した理由は、何であるかといえば、
全く教育の方針が、間違っていた為めといわねばならぬ。
一口にいえば、正しき意味に於ての教養そのものが全く無視せられて、
只だ形式だけの教育を施した為めである。
これを称して鸚鵡教育といってもよし、あるいは猿芝居教育といってもよし。
兎に角訳も道理もなく、唯だ一つの型を作って与えたまでであって、
一度びその型を失えば、全く無教育者も同様となって、
いわば一箇の野蛮人化するべきは、必然である。
即ち彼等が醜態を暴露したのは、
その野蛮人化したる事を、明白に証拠立てたるものといわねばならぬ。

海軍などでは、随分猛訓練を施している。
江田島海軍兵学校の訓練は専ら隼人男児訓練の型を、そのまま襲い来ったものである…
これはワシントン会議以来、
加藤寛治提督などが数で勝つ事が出来なければ、せめて質で勝たねばならぬという見識から、
更に一層厳しくやって来た…しかし
それが全く形式に流れて、精神の上には殆ど痕跡だも留むるものが少なかった…
悲い哉、それは何の役にも立たなかった。
0666考える名無しさん
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2021/06/02(水) 23:24:04.730
何となれば、一切が只だ形式に止まって、宛かも役者が、顔を白く塗り、赤く塗り、
また黒く塗りても、
それは只だ皮膚の上のみであって、洗い去れば素の木阿弥であると一般であった。

如何に軍隊では、全ての事が形式であったかは、軍隊の通用語に要領よくやるという言葉がある。
要領よくやるという事は、その当座を巧く誤魔化すという事である。
…一等兵となり、上等兵となり、更に下士官とでもなれば要領学を全く卒業して、
遖れの兵士となることが出来る。即ち要領学という事は露骨にいえば誤魔化し学である。
人の前を飾り、上長官の前を詐り、而してその尻尾を出さぬようにする事である。
例えば中隊に於て、兵器検閲の時に銃砲が不足するといえば、一寸他の中隊から借用し来って、
検閲の当座を誤魔化す事である…検閲者の眼の前さえ誤魔化せば、
跡は何うでも宜いという事を以て、要領学の極意としているものである。
かくの如き事を以て、軍隊一般がその雰囲気として居る時に於て、
それが常勝軍であり、無敵軍であるという事は、余りにも無理の注文である。
0667考える名無しさん
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2021/06/02(水) 23:26:05.040
形式教育については必ずしも軍人の教育ばかりでなく、
日本の教育それ自身が全くその為めに大いなる禍根を養い来った。
予は敢て言う。帝国大学あって、日本の腐敗せる官僚政治は出で来り。
士官学校、兵学校あって、陸海軍の腐敗せる幹部は出て来った…
唯だこの場合に於て、如何に帝国大学なるものが、我があらゆる文官の各方面に害を流し、
士官学校兵学校なるものが、また陸海両軍に大いなる禍を胎したかという事…

この形式教育なるものは、人間を全く物体として取扱い、心というものには、全く触るる所はなかった。
別言すれば、一切の事は法に任せて、人に義務もなければ、責任もないものとした。
いわば日本の官府は、文官も武官も皆な法治国の文官であり、武官であり、法以外には何物もなかった。
所謂法度万能主義であって、彼らの心掛けは、只だ法にさえ触れず、
丸木橋を渡るが如く、只だ法の筋目を践んでさえ行けば、可なりという事になった…
この要領よくという事は、法度の筋目を践み外さぬように、巧くその当座を取り繕う事である。
0668考える名無しさん
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2021/06/02(水) 23:27:31.840
かくの如く、人間は只だ法度の番人であって、法度そのものが、自動的に動くかの如く考えたる結果は、
例えば配給などでも市場の表に書き出しさえすれば、現実如何にあるとも、無頓着という事になって来た。
即ち某の地方には、青物が何千何百何十貫配給せらるるという事が、書付には出て来ても、
現物には大根一本、葱一筋さえも、出て来ぬという奇怪千万の状態を現出した…。
机の上や紙の上で作ったものが、果たしてその通り行わるるや否やという事には、一切頓着なく、
それを作り上げさえすれば、我が事已むという訳で、
自分等は実行も不実行も、何等痛痒を感ぜず、またそれらの事は、自分等の責任以外と考えて、
偶々苦情を持ち込む者あれば、飛でもない迷惑という風に、
それを要領よく追っ払って、済ました顔をしている。
日本の官界で、上下を通じて最も大なる弊害は、法に任せて、人に委かせない事である。
責任を法に譲って、人間は全く無責任の位地に立ち、且つ立たしむる事である。
これが即ち機械的教育の結果であった。
0669考える名無しさん
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2021/06/02(水) 23:30:09.370
機械的に人間を製造したる、製造所ともいうべき、あらゆる官学は、
文武何れの方面に於いても、点取り競争であって、学生は只だ点数さえ取ればよいと心得ていた…
文武何れの学校でも試験の成績良き者から、採用せられて行く…
一旦緩急となれば彼等は紙で張った人形が雨雪に遭うた如く、忽ちその本性を現して、
役に立たぬ事となった事は…今回の大東亜戦争が遺憾なくそれを暴露している。
要するに彼等の学問には、文武何れの方面にしろ、大切の要点が欠けている。
それは諺にも万能足りて一信足らずというが、彼等の学問の中には、人間学が全く欠乏している…
その為めに目から鼻に抜ける程の秀才先生も、いざとなれば糸の切れた凧の如く、
全く運動の自由を失う事となる。その結果が今回の戦争に極めて明白に暴露せられた…。
学問の目的は、所謂る立身出世である。即ち個人的功利以外には何物もない。
而してその標的に到達する道は、定められたる型通りの筋を践んで行くことである。
所謂秀才とは、その定められたる型に最もよく嵌まりたる者をいう訳であり、
成功者とは、その型に適まって、立身出世をした者をいう事であり。
かくて世の支配階級なる者は、文武何れの方面も、軽佻浮薄、無責任、
無節操の徒輩の寄合となって、飛んでもなき餅を搗き出す事となったのである。
0670考える名無しさん
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2021/06/02(水) 23:39:26.840
ttps://gendai.ismedia.jp/articles/-/56962
終戦わずか2週間後「東京の慰安婦」は米軍のいけにえにされた
「次から次へ、体じゅう痛くて…」
貴志 謙介 元NHKディレクター・プロデューサー
2018.8.15

日本政府がつくった「性の防波堤」
この日、組閣された東久邇内閣の国務大臣に就任した近衛文麿がなによりも急いだことは何だったか。
実は近衛は入閣直後、
ただちに警視総監の坂信弥を呼びつけ、米軍相手の売春施設を作るよう要請したのである。
40万人の占領軍上陸を2週間後に控え、
日本の戦争指導者がもっとも恐れたことは、兵士による性犯罪であった。
そして「性の防波堤」と位置づけられたのが、
「国策売春組織」、すなわち「特殊慰安施設協会(RAA)」であった。
0671考える名無しさん
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2021/06/02(水) 23:40:05.330
電光石火のごとく霞が関が動いた。
外務省・内務省・大蔵省・運輸省・東京都・警視庁など、主要官庁がこぞって協力。
座長役を務めたのは、大蔵省の主税局長・池田勇人(のちの首相)である。
池田の号令で大蔵省がポンと3300万円を出す。現在の価格に換算すれば10億円を超える。
占領が始まる前に、政権の中枢にいた政治家や軍人、そして官僚が
何を置いても、外国の軍隊による性暴力にこれほど強い恐怖感を抱いたのは、なぜだろう。
国家が主導した売春施設を準備した警視総監・坂信弥は、内務省の資料のなかでこう証言している。
0672考える名無しさん
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2021/06/02(水) 23:43:40.350
「東久邇さんは南京に入城されたときの日本の兵隊のしたことを覚えておられる。(略)
それで、アメリカにやられたら大変だろうなという頭はあっただろうと思います」
〈(RAA協会は)戦後処理の国家的緊急施設の一端として、駐屯軍慰安の難事業を課せらる。(略)
『昭和のお吉』幾千人かの人柱の上に、狂瀾を阻む防波堤を築き、(略)
「国体護持に挺身せんとするに他ならざることを重ねて直言し、以て声明となす〉
敗戦国であるドイツやイタリア、あるいはソ連に占領された東ヨーロッパの国々にも、
占領軍を相手にする売春婦は大勢いた。
しかし、国家が号令を発して、莫大な予算を投じ、官僚がプロジェクトを組み、
「国体護持」のために女性を犠牲にするという“理想”を高らかに掲げた国はほかにない。
8月27日、RAAは、占領軍の上陸地点に近い品川の大森海岸に「慰安所第一号」として、
「小町園」を開店した。ポツダム宣言の受諾からわずか2週間しかたっていない。
0673考える名無しさん
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2021/06/02(水) 23:47:06.050
豊下楢彦「昭和天皇・マッカーサー会見」2008年

しかし天皇は、第九条にも国連にもおよそ期待をかけていないかのように、
「日本ノ安全保障ヲ図ル為ニハ、
アングロサクソンノ代表者デアル米国ガ其ノイニシアチブヲ執ルコトヲ要スルノデアリマシテ、
此ノ為元帥ノ御支援ヲ期待シテ居リマス」と、米軍による日本防衛の保障を求めた。
そこでマッカーサーは、「米国ノ根本観念ハ日本ノ安全保障ヲ確保スルコトデアル。
此ノ点ニツイテハ十分御安心アリタイ」と答え、具体的な軍事戦略上の問題に議論をすすめたが、
…奥村の記録はここで切除され、後半部は破棄されている…
実は両者は四六年一〇月一六日、新憲法発布の三週間ばかり前に行なわれた第三回の会見ですでに、
天皇が「戦争放棄を決意実行する日本が危険にさらされる事のない様な世界の到来を、
一日も早く見られる様に念願せずに居れません」と第九条に懸念を表明したのに対し、
マッカーサーが「戦争を無くするには、戦争を放棄する以外には方法はありませぬ」と、
第九条の意義を強調する議論を交わしていたのである…
0674考える名無しさん
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2021/06/02(水) 23:47:48.160
以来およそ半年を経て天皇は、事実上第九条に代わる日本の安全保障のあり方、
つまりは米軍による防衛の保障をマッカーサーに求めた訳であった。
それにしても、わずか一年九カ月前まではアジア・太平洋諸国を「危険にさらしていた」国の「象徴」が、
その償いも何ら果たしていない段階で、
しかも戦争放棄の第九条がなぜ求められることになったのかという
歴史的な経緯もほとんど認識されていないかのように、
ひたすら自らの国が「危険にさらされる」ことのみを考え、アジアや世界に眼を向けることもなく、
もっぱら占領者のアメリカに「安全保障」を求めるという発想方法には、ただ驚かされる…
否、むしろ天皇のこのような発想こそが、
戦後日本の歩みをそれこそ“象徴”しているのかもしれない…
0675考える名無しさん
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2021/06/02(水) 23:49:49.720
ttp://echo.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1471157733/796-798
ttp://www.geocities.jp/yu77799/siryoushuu/konoe/jousoubun.html
堀田善衛 『破滅型 近衛上奏文について』

>太平洋戦争についての、特に政治経済軍事外交などの責任にあつた人々の記録や回想録をだいぶ読んだ。
>…みなそれぞれに興味深かつた。
>そして大体それらの全部を貫いて、一つ二つの共通するものがあることに気付いた。
>その一つは、国民というものの無視、或は敵視である…
>すなわち、国民は…自分たちを、何と考えているか、という疑いを通じてしか考えていない…
>これを最も露骨にあらわしているものは、近衛文麿の書いた天皇に対する上奏文である…
>これは恐らく歴史に残る文書であろうが、
>とにかく当時の上層部が何を考えていたか、まざまざと見る思いをさせられるものであり、
>一種の傑作であるとさえ僕は思う。
>その非常識滑稽は、社会から斥けられた法外者(アウトロウ)、犯罪者の抱く歪んだ社会観に近い。
>近衛氏は、共産革命を防止し、国体と称するものを守るためにのみ、戦争終結を急いだのだ。
>そしてこの国体と称するものも、要するに自分たちと天皇ということにほかならぬと思われる…
>この上奏文全体を何度読んでみても、九十九パーセントの国民の苦難など、痛快なほどに無視されている。
>要するに、「敗戦だけならば、国体上はさまで憂ふる要なしと存候。」というわけで、
>国民の苦悩、「生活の窮乏、労働者発言権の増大」などは、
>「共産革命達成」の道具としてしか、この意義に於てのみ憂うべきものだのである。
>その道具にさえならなければ、さまで憂うる要なしと存候である。
>あの戦争中、日本の軍政のピラミッドの、雲の上に近いところにいた人々は、社会から完全に離脱して、
>そして社会の側から云えば、社会から斥けられて、実に驚嘆すべきことを考えていたものである。
>グロテスクと云つていい。
0676考える名無しさん
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2021/06/02(水) 23:51:34.160
.
『鬼畜米英』と言い、『アジアの解放』と言いながら最後は手前勝手な?自己防衛しか考えていない(?)
0677考える名無しさん
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2021/06/02(水) 23:53:09.920
徳富蘇峰「終戦後日記W」

武藤氏は、教育の欠陥という言葉に、
恐らくは教育が不足したという意味を、含ませているようだが、
我等は教育の不足とか、僅少とか、不十分とかいう意味でなく、
教育そのものが、根本的に間違っていたのではないかと思う。
改めてここに言えば、現代日本の教育は、直接とは言わぬが、今回の大いなる敗戦を来たし、
我が国家を今日の境遇に陥れたるに於いて、最も大なる分け前を、働いたものであろうと思う。
別言すれば、日本国は、日本の現行教育によって、亡ぼされたと言うても、余り過言ではあるまいと思う。

要するに我が官学教育は、形式教育であった。また独善教育であった。
それで軌道の上を走る事は知っていたが、軌道の外に走ることは知らなかった。
こちらの筋書だけの道は、歩く事を知っていたが、それ以外には、一歩も踏み出す事は出来なかった。
而して自分の知っている事を最善と思い、自分の為す事を最上と思い、
相手が何者であるとか、如何なる事をするとかいう事には、一切無頓着であった。
0678考える名無しさん
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2021/06/02(水) 23:54:00.530
それは啻に軍事ばかりでなく、一般の政務についてが、またその通りである。
日本の政治が、所謂る官学の法学士政治であって、
その以外に活動する事を、知らない結果は、一切の政治は、全く机上に於ける文書政治となって、
書附さえ物を言えば、事実はどうでもよいというような事になり、
その為めに物資を統制し、全国に過不及なからしむるを目的としたる統制経済が、
一方には薩摩藷の尻尾も手に入らず、他方には幾万貫という薩摩藷が、空しく腐敗して、
顧る者ないというような、逆効果を来たすに至った事も、是非もない次第である。
…かくの如くにして、日本は形式と独善とで、
活きた人間の活動というものは、何れの方面にも、及ぼす事は出来ず、
遂に一人角力を取って、自ら倒るるに至ったのである。
0679考える名無しさん
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2021/06/02(水) 23:55:20.880
我が官学の教育では、文武何れの方面にしろ、一通りの技術だけは教えたが、
如何にしてこれを用い、如何なる場合にこれを用い、
如何にこれをその時処位に適用せしむるかという事は、一切教えていなかった。
従て官学の秀才は、学校で教えられたる所のものを、そのままこれを鵜呑みにして、
これを実際に応用するという事になったから、応用せらるる社会こそ、実に当惑千万といわねばならぬ。
要するに総ての学問は、教えられたとしても、
我が官学には、人間学なるものは、全く抜きにして措かれた。
その為に、政治方面に於ては、人間学を知らない地方官、司法方面に於ては、人間学を知らない裁判官、

…軍隊に於ても亦た同様であって、
彼等は唯だ士官学校や、兵学校や、陸海軍大学校で教えたる通りの事を、施すばかりで、
同僚が何者であるか、上司が何者であるか、部下が何者であるか、
敵が何者であるか、味方が何者であるか。それ等の点には、一切無頓着であった。
かかる人間を掻き集めて、彼等に軍国の大事を托したる、日本国こそ不幸なるもので、
遂に今日の状態まで、我れ自ら我れを、引き摺り落として来た。
今更ら誰をか怨むべき。今更ら誰をか咎むべき。
我等は所謂る亡国の種を播いて、亡国の果を収穫したる事の現在を見、
今更らながら、因果応報の恐るべき鉄則に、戦慄する者である。
0680考える名無しさん
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2021/06/03(木) 00:04:46.190
福沢諭吉「学問のすゝめ」

我全国の人民数千百年専制の政治に窘められ、人々その心に思うところを発露すること能わず、
欺きて安全を偸み詐りて罪を遁れ、詐欺術策は人生必需の具となり、不正不実は日常の習慣となり、
恥ずる者もなく怪しむ者もなく一身の廉恥すでに地を払って尽きたり、
豈国を思うに遑あらんや。

…今日世の人々の行状を見るに、本心を制するものは…
千状万態の事物ありて本心の独立を妨ぐること甚だ多し。
この着物に不釣合いなりとて、かの羽織を作り、この衣裳に不相当なりとて、かの煙草入れを買い…
屋宅の普請初めて落成すれば宴席を開かざるもまた不都合なり、
…此れより彼に移り、一より十に進み…段々限りあることなし。
この趣を見れば一家の内には主人なきが如く、物よく人をして物を求めしめ、
主人は品物の支配を受けてこれに奴隷使せらるるものと言うべし…
かの人がこの洋服を作りたるゆえ我もこれを作ると言い、
隣に二階の家を建てたるがゆえに我は三階を建つると言い、
朋友の品物は我買物の見本となり、同僚の噂咄は我注文書の腹稿となり、
色の黒き大の男が節くれ立ったるその指に金の指輪は不釣合いと自分も心に知りながら、
これも西洋人の風なりとて無理に了簡を取直して銭を奮発し…
只管他人の好尚に同じからんことを心配するのみ…
かくの如きは則ち我本心を支配するものは自分の物に非ずまた他人の物にも非ず、
煙のごとき夢中の妄想に制せられて一身一家の世帯は妄想の往来に任ずるものと言うべし。
0681考える名無しさん
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2021/06/03(木) 00:05:14.600
その社会の内部で『我々“全体”にとって何が正しいのか』を問い、それを見極める。
それこそが哲学の目的である(そのためには自然界を正しく認識することだ。
だからプラトンは『国家』=正義とは何かに続いて『ティマイオス』=宇宙論を書いた)。
だがこの日本では、信長、秀吉、家康のように、外国で何が正しいのか、
評価の決まった何か(例えば火縄銃)を遅れた国内に持ち込んで権力が独占し、
その構図で臣民を支配する社会の在り方が長らく続いている。
先進外国が『これで上手く動作する』と“予め”検証済みの《手本》を遅れた国内に持ち込んで、
(その《手本》を)コピー出来る人材を探し出して(独占的に)召し抱える。
するとその権力者はその他に比べて圧倒的な力を得て有利となり、支配的な地位に成り上がれる。
何故なら日本が海で隔てられた島国だからだろう(情報としての《手本》は海を渡って伝わるが、
《手本》を生み出した文明の支配下に置かれることは無かった。幕末までは)。
0682考える名無しさん
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2021/06/03(木) 00:06:04.960
この(社会支配の)構図はそっくり日本の教育に持ち込まれ、
社会の内部で(其々の国民が)『我々“全体”にとって何が正しいのか』を問い、それを見極める
(ことによって根拠を持ち、自分自身が納得して=その責任で判断行動する)のではなく、
(上意下達で)外国が『これで上手く動作する』と“予め”検証済みの《手本》をコピーさせる教育となる。
そして(世界中から其々の分野で最も良いと思われる、《手本》となるべきそれらをエリートが探し出し)
これら《手本》を最も正確に早く大量にコピー出来る者を(国内から)選び出し、順番に序列化する。
そして序列に従って(等級を決めて)召し抱える
(これで、あらゆる現実〔の存在、現象〕を超越した《真理》に従って
――逆にその“現実を”チェックするの――ではなく、
この《序列》に従って己の〔恣意的〕“意志を下に”押しつける階層的な《構造体》=《村》が出来上がる。
すると、現実〔=自然界〕を無視してこの《構造体》〔の階層と構造〕を守るように中の人間が動いて行く。
これこそ、日本が太平洋戦争に突っ込んで惨敗した、福島第一原発が
〔自分の目の黒い“内は”『想定する高さ以上の津波は来ないw』と思い込もうとした、その〕
大津波に襲われて破裂した原因である。
そして今、正に日本の専門家が新型コロナの蔓延=自然現象を無視してでも
自分の《村》を守ろうとしている原因である)。
0683考える名無しさん
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2021/06/03(木) 00:07:14.780
それで上意下達で《手本》をコピーして権力者に献上(上納)する。
(今現前の状態に於いて、非力な自分が)他人が持つ優れた《何か》を『自分もまた持ちたい』
(持つことによって――その他人が持つような――支配力を得たい)と羨望し、
その《何か》=(他人が創り出した)《手本》をコピーすることと、
『我々“全体”にとって何が正しいのか』『社会が抱える困難は如何に解決されるべきか』を考え
最終的に《手本》を編み出すこととは(それを考え――『自分ならばこうする』と提示し――たのが、
力学・微積分学のニュートンであり、電磁気学のファラデー、蒸気機関のワット、機関車のスチーブンソン、
内燃機関のダイムラー、ベンツ、ベルの電話機、飛行機のライト兄弟などだろう。つまり)、
出て来た《結果》が同じでも、異なる精神的に基づいた行為である。
(他人の優位に恐怖して、自分がその他人の立場にとって代わりたいと強迫観念に囚われている)
前者には或る種の能力は必要でも人格は必要ではない。
0684考える名無しさん
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2021/06/03(木) 00:08:38.690
しかし、単なる個人の都合で無く、組織、社会、国家、民族、
ひいては人類《全体にとって何が正しいのか》を問うこと
(で《手本》を生み出すため)には《人格》(=価値観)を必要とする。
単に他人の上に立ちたいというのと、
《全体にとって何が正しいのか》を問うことは(コピーと手本が似ていても、そこに至る精神性は)全く違う。
《コピー》は恐怖という〔直截的な〕感情に駆動されているが、《手本》を生み出す精神性は
――〔未だ呪術祈祷状態に囚われている者の心を支配する〕恐怖を克服して行く
〔プロセスを支える〕啓蒙思想=西欧近代合理主義=人文主義
〔=『文は人なり』〕=《〇〇〇〇〇〇療法》に基づく――価値観(=人格=人間性)に駆動されている。
何で日本がこれほど見事な機械文明も持つにも拘わらず、
政治がこう(=自分が判断した結果ではない、外国で判断された《手本》を上意下達でコピーし、
コピーする目的が他人の上に立つことで、それが生きる目的の人間が、
他人、ひいては社会に対して無責任なのは当たり前)なのか。
その秘密はここにある。
0685考える名無しさん
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2021/06/03(木) 00:10:43.210
江崎玲於奈「新・日本イソップ物語 一科学者の提言」

元来、日本人は物事を局所的にとらえるだけでなく、やや悲観的に見る癖があり、
このことが日本人を一掃奮起させるので、その点プラスになっているのであるが、
マイナスの面としては、日本文化とか、
日本人の価値観の中にはステイタス・クオ(現状)を維持することを重んじ、
例えば××流といったものがあるとすれば、それは既に完成されたものとして見なす傾向にある。
この価値観は、西欧文明の一つの柱である科学技術に内在する
“常に発展していく”という思想とは全く対照的ではないだろうか。
科学上の偉大な発明発見は、
いずれも大きな流れの一つとしてとらえられ、その次の業績への布石となる
徳川時代に生まれた日本の数学は、当時の西欧のものに比べて遜色がなかったかもしれない。
しかし、それが××流で終わり、発展性を内在しなければ、現代的意義は少しもない
考えてみれば数学、物理学、化学などすべての基礎科学は“よくするにはどうすればよいか”という
発展の手段が、そのものの中にビルト・イン(BUILT−IN)されているので、
たゆむことなく進展していく。そして“人類の自然に関する知識”は殖やされてゆく
0686考える名無しさん
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2021/06/03(木) 00:18:47.880
遠山啓「競争原理を超えて」 1976年

近ごろ、とくに目につくことは、
毎日の新聞にかならずといってよいほど教育に関する記事がのっているということである。
しかも一日だけの記事ばかりではなく、何か月、何か年とつづく連載記事も多いのである。
このことは教育、とくに学校教育がじつにさまざまな問題をかかえていて、
しかも、それらの問題が学校の垣根を破って、
生々しい社会問題としてあふれだしてきたことを物語っている…
落ちこぼし・暴走族・非行・自殺・高校増設……など数えきれないほど問題が生まれていて、
しかも、それらが複雑にからみあっていて、どれが原因か、どれが結果か見当がつかない。
まるでもつれた糸を手にしたときのように、どう解きほぐしたらいいか、
途方にくれるという気持ちになってしまう。これほど錯綜とした問題は、
あまり近くからみると細部に惑わされて、かえってほんとうの姿がみえなくなる…
それよりは一定の距離をおいて眺めたほうがよくわかる…
そうしたほうが、もつれた糸の先端がみつかるのではあるまいか。
その糸の先端に当たるのが、本書の題目になっている「競争原理」ではないか、と私は思う。
0687考える名無しさん
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2021/06/03(木) 00:19:39.220
この本の再校に入った十二月九日に、
新聞はいっせいに自民党文教部会が作成した「高校改革の中間まとめ」の内容を報道した。
そのなかには、きわめて重大なことが主張されている。

「競争原理が人間の原理であり、遺伝によってある程度人間の能力に差がある以上、
教育万能論は正しいとはいえない」(『読売新聞』一九七五年十二月九日) 

これまで中教審(中央教育審議会)答申などの教育政策が、
この思想にもとづいて作成されてきたことは明らかであるが、
これまではその中心思想はあいまいにボカしたかたちでしか表現されてこなかった。
しかし、この中間まとめには、その中心思想
――本書の中心思想とはまっこうから対立する――が明瞭に、しかも、積極的にうちだされている。
その意味では画期的なことであると思う。
すなわち、これまで政策にすぎなかったものが、思想としておしだされてきたのである。
0688考える名無しさん
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2021/06/03(木) 00:25:16.920
英語には二つのことばがあります。ひとつはクレバー(clever)、もうひとつはワイズ(wise)です…
クレバーというのは、頭の回転が早くて、ぬけめがなくて、目から鼻へぬける、
こういう意味をもつ形容詞のようです。
そのかわり、少しばかりずるいという意味もはいっているようです。
ワイズは、ほんとうの意味で賢い。
むかしの賢人とか賢者とかいうのは、このワイズだろうと思うのです…
ハイ・タレントというと、たいへん立派な人のように思えますが、
このハイ・タレントのいちばんいい見本は、日本の現在の官僚だと思うのです。
これはほんとうにクレバーな人たちであろうと思われます。

昨年来、日本は、ドル・ショックとかニクソン・ショックとか、
いろいろなショックにみまわれたのですが、
官僚たちが、こういうショックにみまわれてあわてふためいているのをみると、
ハイ・タレントというのもあまりたいしたことないじゃないかと思います。
私なんか、新聞を読んでいるだけだけれども、それでも、ああいうことは、十分、予想できました。
少しもショックではなかったのです。
たくさんの情報を持っている人がどうしてそんなに驚くのか不思議です…
0689考える名無しさん
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2021/06/03(木) 00:26:01.740
私は、はじめに申しあげたように、日本は優等生を理想像にしていたと思います。
ある意味では優等生文化でした。専門外だからあまり断定的なことはいえませんが、
明治以来の日本の文学のなかで、たとえば、
トルストイの『イワンのバカ』のような人間は、いちども登場していないのではないでしょうか。
『イワンのばか』で、トルストイは
クレバーではないけれども真の意味でワイズな人間を書こうとしていると思うのですが、
日本ではこういう人間はあまり書かれていません。
それは、やはり、日本人がこういう人間のおもしろさ・えらさをまだ考えていないからではないのか。
そういう意味で優等生文化というようなことをいってもいいと思うのです。
0690考える名無しさん
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2021/06/03(木) 00:27:58.170
.
誠に残念ながら、オレはワイズでもなければ、ましてクレバーでもなかったw
0691考える名無しさん
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2021/06/04(金) 04:39:12.820
日本は右傾化している
0692考える名無しさん
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2021/06/24(木) 00:41:01.910
ttps://mevius.5ch.net/test/read.cgi/seiji/1517566115/233-237
豊下楢彦「昭和天皇・マッカーサー会見」2008年

まず、「不平等条約」と言われる旧安保条約の内容はいかなるものであったの…か。
何よりも、日本には米軍に基地を提供する義務があるが、
米軍の日本駐留はあくまでも権利であって米軍には日本防衛が義務づけられていない。
しかしその一方で、米軍には日本の「内乱」に介入する権利がある。
さらに、「極東条項」がおかれ、米軍は「極東における国際の平和と安全の維持に寄与」するという、
国連憲章の裏づけもないあいまいな目的のために日本の基地を利用することができる。
しかも、その基地については、提供地域が特定されない「全土基地化」の権利が米軍に与えられている。
また裁判権の問題にかかわって、米軍には事実上の「治外法権」が保障されている。
最後に、この条約には有効期限が設定されておらず、
その失効には米政府の承認を必要とすると規定されているのである。
0693考える名無しさん
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2021/06/24(木) 00:41:25.830
昭和天皇の側近達は、朝鮮戦争の帰趨と天皇制の将来を直結させて、深刻きわまりない危機感を抱いていた…
つまり、彼にとって「朝鮮有事」とは「日本有事」であり、そして「天皇制の有事」であった。
この点で、「大陸の政治動乱がわが島国を直接に脅かさなかったことは歴史の事実」との…判断を背景に、
「朝鮮有事」と「日本有事」を峻別した吉田とは情勢認識を大いに異にしていた…
昭和天皇の側にあっては、朝鮮戦争で米軍が苦境にたつならば、
それはソ連による直接侵略が国内共産主義者による間接侵略かはともかく、
「革命」と「戦争裁判」と天皇制の打倒につながるものと看做されていたのである。
0694考える名無しさん
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2021/06/24(木) 00:41:53.520
この未曽有の危機を救えるのは米軍以外にないという結論に至るのは、きわめて自然の成り行きであった…
従って、吉田が基地提供という「根本方針」でいささかなりとも“動揺”を示すことは許しがたいことであり、
ましてや、基地提供を交渉カードに使うといった発想それ自体が認められないことなのである。
つまり、日本の基地提供と米軍駐留は、天皇制の死守をはかる昭和天皇にとって絶対条件となったのである。
こういう昭和天皇の立場にたてば、日本はあくまで無条件的に米軍駐留を「希望」「要請」し、
基地の「自発的なオファ」に徹しなければならない…それこそが、安保条約の「根本趣旨」なのである。
さらに「内乱条項」は、きわめて重要な位置を占めていたであろう。
こうして、皮肉な表現を使うならば、「国体護持」を保障する安保体制こそが、
「独立」を果たした日本の新たな「国体」となったのである。
0695考える名無しさん
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2021/06/24(木) 00:42:15.280
>昭和天皇の側近達は、朝鮮戦争の帰趨と天皇制の将来を直結させて、深刻きわまりない危機感を抱いていた…
>つまり、彼にとって「朝鮮有事」とは「日本有事」であり、そして「天皇制の有事」であった。
>この未曽有の危機を救えるのは米軍以外にないという結論に至るのは、きわめて自然の成り行きで

>「内乱条項」は、きわめて重要な位置を占めていた
>皮肉な表現を使うならば、「国体護持」を保障する安保体制こそが、
>「独立」を果たした日本の新たな「国体」となったのである
0696考える名無しさん
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2021/06/24(木) 00:42:47.160
新聞と9条 朝鮮戦争と再軍備 23 朝日新聞 2015年6月17日

1953年7月27日、
朝鮮戦争は、共産軍(北朝鮮軍・中国人民義勇軍)と国連軍が休戦協定に調印した。
韓国は休戦を不満として調印を拒否した。
開戦から3年余。国連軍の死傷者は40万6千人、共産軍は189万7千人にのぼった
(国連本部発表、27日付朝日新聞)。
戦争中、日本製の武器やトラックが戦場に大量に送り込まれてくるのを朝日新聞の特派員、中村貢が目撃する。
「日本で、日本人の手で造られた兵器、弾薬がここではすでに共産側に向かって火を吹いている。
ジープはほとんど日本の工場で組立、または修理されたもの、完成年月日と工場名がはっきり刻んである」 
ある韓国人が中村に語る。「日本はうまくやっている。
われわれが血を流して苦しんでいるのに、特需、新特需でヌクヌクと復興してきた」 
中村は「相当親日的な人でも、最後にはこういう。……対日感情の根元はこんなところにある」と書いた
(52年11月16日付)。朝鮮戦争の特需で日本経済は復興への足がかりをつかんだ。
0697考える名無しさん
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2021/06/24(木) 00:43:20.830
NHK特集「警世」松下幸之助と日本経済 1975年9月12日放送

だいたいその、戦後30年というものはね、
高度成長にねぇ、経済が発展してきましたわなぁ、復興といいますかね。
それはその通りに違いはないけれども、
それはやはり外国のね、援助、というものによってね、やったわけですわな。
だからね、日本のね、国民の自力によって、戦後の復興したんやないんですね。
結局、30年間の間には、そのー、自力更生というようなことを言う人も有りますけども。
僕らが考えるのにね、その、3年も4年もね、戦争して負けたと、
普通であれば、昔であればね、
その、民族が奴隷になったり、或いはつまり要するに非常にね、苦しみを味わいますわな。
ところが日本は戦争に負けたその日からね、救済されてるでしょう、早く言えば。
まあ一つその、技術もあげましょうと、ねぇ、
まあ一つ食べ物も、まあ一つ援助しましょうと、政治の方も教えましょうと。
そういう結構なねえ、負け方というものは無いでしょう、昔からずっとねえ。
だからねえ、あれだけの大きな不幸なことをやってね、外国に対して。
罰せられていないんです、要はね。そこにそもそも甘えがあったわけですわな。
その甘えが積もり積もってね、
それで今日そのつけを払わなくてはいけなくなったわけですわな。
30年のつけを今支払いせんならんという状態ですな。そう考えますな。
0698考える名無しさん
垢版 |
2021/06/24(木) 00:43:38.420
(戦後の混乱期)あの時分は物資に不自由したわけです、早く言えば。
家が無い食べるものも無い、着るものも無いと。非常に困窮したわけです、物資に。
しかしその時には精神というものはまだしっかりしたものがあった。
日本の、日本人としての精神があった。
今は精神的な貧困を持っているわけですな。国民の考えが一致しないです、
みんなお互いにね、精神的なエゴというか、そういう考え方が強いですな。
そこで、これからは精神的なエゴとエゴが衝突して国民がバラバラになってきたと。
そこから今度はものを失うという状態にまでなってきたわけですわ。
戦後30年にしてね、ようやく日本はね、精神的な敗北をしたんですな、早く言えば。
そういう感じがしますな。
それは日本のね、持てる精神ですな。日本人の古来のね、
そういういいものが有るとするならば、
その精神的に良いものは30年かかって腐食された訳ですな。という人も沢山おりますな。
僕もそう聞くとそうだという感じがしますな。だからね、精神復興せなあかんですよ。
「精神復興」即それは日本の本当の復興でんな。
だって、政治も経済もそれから(出たところ)が本当にある訳ですな。
0699考える名無しさん
垢版 |
2021/06/24(木) 00:44:05.340
ttp://peace.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1433471893/766-768
近藤清秀「自衛隊戦車開発回想記(2)」 戦車マガジン1988年11月号

>幸いにして私の着任直前の6月にMSA協定に基づく技術援助規定による参考品として
>90mm対戦車自走砲M36が貸与されていた。
>朝鮮戦争でT−34/86に撃ち勝ったM26の90mm戦車砲をM4A3の車体に搭載したもので
>重量は31tであった
>M47については既に30年当時米軍の極東兵站センターの中核であった赤羽の
>TOD(Tokyo Ordnance Depot)で在韓米軍向けに補給、修理が行われており、
>我々もよく見学に行き、自動車王国米国の誇るクロスドライブ操向変速機を初め、
>当時の世界戦車技術水準を知る上で絶好の勉強台であった。
>変速機、操向装置については…既にTODでM47のクロスドライブの現物に接し、
>憧れを禁じ得なかった我々にとって…
0700考える名無しさん
垢版 |
2021/06/24(木) 00:47:45.230
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/3c390c7efcf383876620c1c97e868ef5c73aeedc
立花隆さん死去 ジャーナリスト、評論家「田中角栄研究」
6/23(水) 2:00配信

多くの調査報道やベストセラーを発表し、
「知の巨人」として知られるジャーナリストで評論家の立花隆
(たちばな・たかし、本名・橘隆志=たちばな・たかし)さんが4月30日、
急性冠症候群のため亡くなった。80歳。
葬儀は故人と遺族の意思により家族葬で行われた。
0702考える名無しさん
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2021/06/24(木) 00:49:35.400
70年の万博以前までか?
それまでの日本社会は軍部や(旧)体制に非常に批判的であった
(日本軍内部の新兵苛めの酷さなど、兵役経験者の多くが日本軍という組織の酷さを口にした)。
傷痍軍人も街に居た。学生運動も激しかった。
ところが経済発展が実現するにつれ、(旧)体制の称賛に変わって行く。

敗戦後からバブル崩壊までの(それ以後も同じだが)日本が上向きの時代、
日本人が描いていた自画像は全くの欺瞞だった。あの時代、日本人は自分たちをどう考えていたか。
戦争に敗けたものの経済復興を果たし、アジアで唯一の(近代化に成功した)工業国家であった。
〇〇天皇は平和主義者で、悪かったのは東條英機など一部の軍人であり、国民に責任は無かった。
日本人は懸命に勉強し働いた。
その資質故に、アメリカを脅かすような高度な工業力を持つ経済大国になった。
それを高らかに語(騙)ったものが当時(80年代中頃に)流行った『日本人論』だろう。
何故日本人はこれほど優秀なのか?
例えば半導体を作るには純度の高い黒鉛や坩堝が要る。
そうした周辺の工業力が全て高いので、
その他のアジアに対して日本“だけが”それを製造することが出来るのだと。
0703考える名無しさん
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2021/06/24(木) 00:50:11.390
何か日本(人)だけがミラクルな能力を持ち、それが故にアジアで何処も出来ない工業力を持ち得ている。
それが今やヨーロッパやアメリカをも脅かしている。
それが証拠に欧州やアメリカは日本との貿易赤字に苦しんでいる。
日本の優位性を表すこれほどの証拠はないと。
確かに日本人は、先行する欧米が生んだ知識を貪欲に吸収し(その部分だけは)理解した。
そして必死に働いた。だから経済大国になれた。
(だからみんなで《パクリ競争》
――その典型的な“訓練”こそが受験教育だろうが――に乗れば良いだろう。
それこそが正しい教育〔精神性〕の在り方なのだ)ということは事実だろう。
だがそれは日本人の自力では無かった。そう諭したのは松下幸之助氏であった。
アメリカがみんな教えてくれたのですと。日本人はそれを都合良く忘れている。
今の成果は全て自分の手柄だと思っている。だがそれは大変な間違いだ。
0704考える名無しさん
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2021/06/24(木) 00:50:34.780
〇〇天皇は平和主義者ではなく、(国内で)血盟団事件や5・15事件で反対者を密かに抹殺し、
(海外で)東アジアから英米仏蘭を追い出すべく侵略を進めていた首魁であった。
その“本心が”「開戦の詔書」に謳われている。
この戦争(=大東亜戦争=英米仏蘭から東アジアを取り返す)は
明治大帝の時代から我々が計画していた遠大な作戦で、近代化が実現した今こそ実行すると。
これは(満州事変から仏印進駐で)英米から経済制裁された“から行う”《自己防衛の戦争》ではないと。
もっと昔、明治の最初から考えていた作戦なのだと。
維新では英米に逆らえないから(お前たち欧米から)近代化の方法を学び、力をつけ、
臥薪嘗胆の機会を待ち、維新で受けた屈辱をお返しすると。
0705考える名無しさん
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2021/06/24(木) 00:50:54.440
それがマレー作戦でイギリス東洋艦隊の旗艦、プリンス・オブ・ウェールズとレパルスを
(イギリス航空界の第一人者センピル卿が開戦の約20年前、
霞ケ浦で〔指令の〕山本五十六と〔副官の〕大西瀧次郎に直接教えた
航空母艦からの発着艦、航空魚雷の使い方、水平爆撃のやり方をそのまま使って)撃沈し、
真珠湾を奇襲した(正に留飲の下がる)作戦であると。
だが勝っていたのはミッドウェーまでの半年で、その後は敗け続けて
最後は(イギリスが開発した爆縮レンズによるプルトニウム型の)原爆投下で惨敗する。
すると(これは維新の屈辱をお返しする仇討戦争で、その)全ての戦争責任を東條英機以下7名のA級戦犯と、
自分が命じた現地司令官らBC級戦犯約千人に押しつけて
(それを内外に印象付ける国際的セレモニーこそが「東京裁判」で、
天皇の人間宣言、国家神道廃止、平和憲法、日米安保条約・地位協定を受け入れるその見返りに)、
戦争を計画し命じた中心=天皇と参謀本部が罪を免れた。
そして(直ぐに勃発した)朝鮮戦争へ協力する
(日本列島を極東の米軍戦略基地として提供し、且つ日本の工業力で米軍に兵器弾薬を供給する)
“見返りに”アメリカの最新技術が日本に供与された。
その技術を使って日本は建機、トラック、自動車を製造し経済大国となった。
0706考える名無しさん
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2021/06/24(木) 00:51:10.520
アメリカが(日本と戦う最中には味方であったが今や敵に回った)ソ連に打ち勝つための、
(今や味方に転じたが、かつてアメリカの敵として戦った)
〇〇天皇以下軍部と極右が戦争責任を免れるための、
アメリカと〇〇天皇以下軍部と極右の《取引》の結果として出来た《戦後日本の体制》
=(ナチス・ドイツとソ連が勝手にポーランドを割譲するが如くの)
日本国民を無視して成り立つ“彼らの”体制、その正体=こうした“裏を”全て隠ぺいし、
クリーンな天皇と勤勉な日本人が努力して
《今の素晴らしい戦後日本》が出来ましたという《おとぎ話》が騙られた。
それこそが『日本人論』(或いは、西欧とアメリカの学問・技術を後からパクった側である、
『アジアの日本〔が持つ価値観〕が実は西欧〔的価値観=思想〕を超えていた』
(だから貿易摩擦を起こすほどに日本の経済力=実力は欧米を超えている)という、
それにお墨付きを与えるポスト・モダン、ニューエイジ・サイエンス)であった
0707考える名無しさん
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2021/06/24(木) 00:51:43.130
(日本の経済力が強かったのは為替が360円の固定相場であったこと、
朝鮮戦争でアメリカから最新技術を供与され、朝鮮とベトナム戦争特需で儲けたからで、
しかもその間、アメリカが米ソ宇宙競争とベトナム戦争で手一杯で民生品が後回しだったからだろう。
だが、ニクソンとキッシンジャーが周恩来と和解してベトナム戦争が終わり、
ニクソン・ショックとプラザ合意で円高になると日本経済は失速する)。
0708考える名無しさん
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2021/06/24(木) 00:52:02.150
だがこの《偽物語》はバブル崩壊(とほぼ同時に起こった冷戦
〔=それは天皇制を脅かす《共産主義の脅威》であったが、そ〕の終わりと〇〇天皇の死去)と共に崩壊した。
アメリカが(常にソ連に優越し、世界一を保つための核戦力を持つ)
在日米軍基地の必要性から日本に特別待遇を与えた、
〇〇天皇が共産主義から自己を守るためアメリカの庇護を必要とした、その原因のソ連の脅威が消滅した。
と同時に、〇〇天皇もこの世を去った。
戦後日本の《欺瞞の構造》を必要とした(支えた)主役がこの時、消えた。
にも拘わらず、《欺瞞の構造》=(ナチス・ドイツとソ連が勝手にポーランドを割譲するが如くの)
日本国民を無視して成り立つ“彼らの”体制が今に至るまで残っている。
あたかも《空の客車》が惰性で走り続けているかのように。
日本国民はあたかも手品か催眠術にかけられたように、
自分らを無視して成り立つ(敗戦後に作られた戦後日本の)《偽物語》を信じ込んでいる。
国民自身が主役になるにはこの《偽物語》を国民自身で打ち破る以外無い。
0709考える名無しさん
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2021/06/24(木) 01:17:27.060
ttps://www.youtube.com/watch?v=〇9mXI6uMrZ2w&feature=youtu.be&t=280
ttps://www.youtube.com/watch?v=〇9mXI6uMrZ2w&feature=youtu.be&t=189
ttps://www.youtube.com/watch?v=〇9mXI6uMrZ2w&feature=youtu.be&t=368
ttps://www.youtube.com/watch?v=〇9mXI6uMrZ2w
【佐高信×早野透+平野貞夫の3ジジ放談】
ペン先に殺意を持て!/黙って逝かせぬ、やぶからし中曽根の闇/崖っぷちの憲政121917
2019/12/20
0710考える名無しさん
垢版 |
2021/06/24(木) 01:18:04.620
私は二点申し上げたい。一つは…ロッキード事件、それから一つはリクルート事件です。
私はロッキード事件のときには、前尾衆議院議長の、両院議長裁定で、収拾したわけですけど、
これの秘書をやっていたわけです。

(H:ロッキード事件のときね)(S:前尾繁三郎、宏池会のね)

そこでそのー、要するに、田中さんが、ロッキードとして、田中さんだけが、罪人になったわけですけれど、
これも憲法違反の、その日本の、司法の、扱いで、なったわけですが、
実態は児玉誉士夫という、人が、ロッキード社から、21億というカネを貰っていて、
この使い道が解明されずに、田中さんの5億の、丸紅ですか、丸紅・全日空ルート“だけ”が、
司法の話になって、しかもこれが、何て言うか、憲法違反の嘱託尋問とか、いうことで、
田中さんを死ぬのを待って、最高裁が結論を出すような、日本の法治国家としてあるまじきことを、やった。

(H:そういうことだったかなあ、そう言えばねえ。忘れてた)

問題の本質はですね、ロッキードじゃなくて、P3Cですね。P3Cの軍用機。

(H:対潜哨戒機だな)
0711考える名無しさん
垢版 |
2021/06/24(木) 01:18:33.180
これが50機、これがですね、佐藤内閣の最後の、ときに、
昭和47年ですけどね、防衛庁長官が中曽根さん、
そのときに国産でやるという方針を、ロッキードから買うというふうに、
佐藤内閣のときに、中曽根防衛庁長官で変えているのをですね、
その後の田中内閣ができて、田中さんとニクソンが会った、ハワイ会談で、
その話が決着したんだ、という話に、すり替わって、
田中さんもP3Cに係わってたと、いう疑惑が、出てて、
昨夜も深夜のテレビで、NHKのドキュメンタリーをそれをやるから、
僕は腹が立って腹が立ってね、歴史を間違っていると思って、…
あれを本当に児玉証人がね、児玉誉士夫証人が国会に来てたら、
あの右翼ってのは良い悪いは別にして、腹だけ(は)有りますからね、
ホントのことを語っただろうと、
これはあのー、児玉さんを見てた、喜多村教授じゃなくて、高野(天野)教授っていうですね、
助教授が、僕に直接言ったですけどね。
そうすると、やっぱり、日本の政治の、根っこは、全部そのときに変わっていただろうと。
何でその児玉さんをですね、その、口(が)きけない、証人喚問できない、注射を、
その喜多村という教授が打ちに行ったか、誰の指示に(で)行ったのか?
そして、証言できないという状況にしたか、いう、僕は真っただ中にいたわけですよ。
0712考える名無しさん
垢版 |
2021/06/24(木) 01:18:53.780
(H:注射を打って証言できないようにしたんだね)

それも殆どもう死人(しびと)同様のその…、それを国会から派遣された医者が確認に行くわけになる。

(H:なるほど、なるほど、これは無理だと、言う話を)
それを仕組んだのは誰かと、いうことです。

(S:そうそう、それが中曽根だと。『田中角栄を葬ったのは誰だ』という平野貞夫の名著に書いてある)

いや、中曽根さんだとは言い切りませんが、中曽根さんに大きな疑いがある。

(S:全部を知っているのは当時幹事長だった中曽根さんだけなんですよ。
三木内閣の幹事長。で、三木さんとしては田中角栄を追い落とすために、中曽根はかばったわけですよね?
平野さん、そういうことでしょ?)

(H:三木も立派な権力政治家だったわけだな。バルカン政治家…)

(S:そう、バルカン、それで田中角栄の場合は、民間航空機の話だから、
こちらは軍用機の話だから、桁が違うんですよね)

1兆円ぐらいですよね。

(H:中曽根さんの方は軍用機だな)

(S:軍用機、こっちは高価だとはいえ、全日空トライスター、民間航空機の話)
0713考える名無しさん
垢版 |
2021/06/24(木) 01:19:11.410
だから中曽根さんの疑惑が、ロッキード事件では解明されてない、ということですよね。
中曽根さんに対する疑惑が。児玉さんは、21億その運動費でもらった児玉さんが、
ものも言えん、体も動かせないような状況になったという。

(S:で、田中角栄がもらったと言われるのは5億円ですよね。たかだか、っていうか)

(H:いきなり時代のベールをはぎ取るような凄い話が出てきちゃって)

だからその問題は、何と言うか、一般の新聞は一面にね、堂々と『立派な人だ』と書くというのはちゃんちゃらおかしいですよ、僕に言わせれば。
…リクルート事件。これはね、リクルートと国会議員の色んな関係ってのはありましたよ、
株は、この店頭の株をね、市場に出る前の値上がりを前提にして、
分けてもらった政治家が、20人ぐらい居ましてね、
色々、藤波さんとか色んな人が、大体、自民党も社会党も民社党も公明党もいましたよね。

(S:ま、一番近かったのは安倍慎太郎ですよね)

それで問題はですね、その、あのときには私は事務局の、委員部というところの、
その、議員を逮捕したり、議員を取り調べしたり、するところの、責任者だったんですよ。
そのときに、情報は来るわけですよ。
で、例えばそのー、リクルートから、そのどれだけの政治家関係に、面倒見たかというリストなんかはね、
あの、資料要求で来るわけよ。それ受け取るのは私なんですよ。

(H:全部見えちゃうわけだな)
0714考える名無しさん
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2021/06/24(木) 01:19:26.160
全部見てるというより仕事だから。それでそういうときに、当時の法務次官辺りからね、
『平野君頼みがある』と、『政治家に見せる前に我々の所に見せてくれ』という、こと言ってくるわけよ。
もちろん拒否しましたよ。そういう立場だったんですよ。
それでねえ、あのときに、電々公社の…NTT…

(S:真藤さん。電々民営、IHIからね…)

真藤さん、がスーパーコンピューター、これは立派な人ですよ。真藤さん逮捕されました。
リクルート社がこれの、…買おうとしていたわけですね。それをNTTがリースするという。
それに中曽根さんが口利きに係わっていたという、容疑があって、
それで大体総理を経験した人の疑惑を、究明するに当時の検察はいわゆる悪いカネを、
10億以上、もらったら、その、着手すると、いうのが慣行だったんですね。
そこであなたの友達の朝日新聞の、敏腕な記者が、わたしのとこへ、
『中曽根さんは10億超えた』と、それでそのこれ逮捕許諾の、竹下政権の中のね、『対象になるぞ』と、
先ず私の記者が知らせてきて、
それで事務総長なんかと連絡したらやっぱり、その筋からもその可能性を言ってきて、
それで逮捕許諾にするための事務局の準備があるわけですよ。
議員運営委員会で秘密会をやるわけだから。持ってくるかどうか、総務省が。
0715考える名無しさん
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2021/06/24(木) 01:19:38.540
(S:逮捕許諾請求を出すかどうか?法務省がね)

受け取る所は我々の所だから。

(H:国会議員はそういう特権が有るからな)(S:準備をしたわけ?)

そうそうそうそう。それで要するに、竹下さんが消費税制度を完成して、
それでこれからいよいよ長期政権を、展望できたときに、その問題が起こって、
竹下さんと中曽根さんの、前総理と現総理の、権力闘争になるわけですよ。
それでその、逮捕許諾が、出すのか出さんのか、色々あって、結局出させませんでしたよ。
それで野党は予算委員会で、中曽根さん(を)証人喚問要求して、
ロッキードのときもそうだったけども、もう捜査が終わってね、
中間報告をして、証人喚問に出てきて、まあその適当なことを言うわけですよ。
ですから、あの、これもリクルートの…カネの話も、中曽根さんの…、解明されてない。
それで他の国会議員が、与野党に渡って犠牲になっているわけですよ。

(S:だから疑惑のままに死んだ人ですよ。
それで、そのときに、リクルートのときは、腹心の藤波孝生を犠牲にするわけだ。
『俺を全斗煥にする気か!』って言ったっていうね、中曽根。
自分を逮捕させるのかと。いうふうに藤波に迫って、藤波が一身に背負ったわけでしょ。
で、捕まって、であれで失脚しましたよね、藤波孝生はね)
0716考える名無しさん
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2021/06/24(木) 01:19:52.200
(H:藤波さんはまあねえ、気が弱いっていうか良い人だったからねえ。
押し付けられても甘んじて受けたんだな)

立派な人ですよ。

(S:だから、早野さんの中には出て来なかったと思うけど、中
曽根のあだ名は『藪枯らし』っていう。周辺を全部枯らしてしまう。『藪枯らし』であるっていう。
『藪枯らし』っていうのはね、親分の河野一郎がつけたんですよ。
つまりあいつは、周辺を犠牲にする『藪枯らし』は別名『貧乏葛』っていうね。
周辺が全部枯れちゃうんだから)

ちょっと朝日新聞の、早野さんの論文を、ちょっとそういう形で私が今日は補足したと、
そういうことで。

(H:有り難うございます)
0717考える名無しさん
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2021/06/24(木) 01:24:28.800
ttps://square.umin.ac.jp/massie-tmd/fakestroke.html
特捜検事を騙した医師
ー脳梗塞を捏造した脳外科医:ロッキード事件は検察が政争の具として使われた結果に過ぎなかったー

脳梗塞を捏造した脳外科医
一方、前世紀はもちろん、今世紀の社会にまで重大な影響を与えながらも、
いまだに世間でほとんど知られていない診断の捏造もある。
それがロッキード事件における最大の謎、児玉誉士夫の証人喚問回避の秘密である。
ロッキード事件の時の児玉誉士夫の脳梗塞の診断は、
1976年2月16日喜多村孝一(当時 東京女子医大脳神経外科教授)によって捏造されたものであった。
以下、田中角栄、ロッキード事件40年後の「驚愕証言」(元参議院議員 平野貞夫氏)からの抜粋である
0718考える名無しさん
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2021/07/03(土) 00:20:49.940
ポストモダニズムは左翼思想と相性いいよねどう考えても
0719考える名無しさん
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2021/07/08(木) 11:46:07.920
そうかな?
0721考える名無しさん
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2021/07/20(火) 16:31:34.940
2017年9月20日
ロシア:「米国一極、認めぬ」…トランプ氏国連演説に反発
【モスクワ杉尾直哉】

トランプ米大統領の国連総会での一般討論演説に対して、ロシアでは反発が広がっている。
北朝鮮の「破滅」に言及したほか、
ロシアと関係が深いイランやキューバ、ベネズエラを敵視する発言が続いたからだ。
スルツキー露下院外交委員長は19日、タス通信に対し、
「これまでの政権と同様、米国一極支配を確立しようとしており、
ロシアとしては絶対に認められない」と語った。
北朝鮮問題で、米国が軍事的な選択肢を排除していないことから、
ロシアは「危機的状況」(ラブロフ外相)との認識を深めている。
トランプ大統領が「米国と同盟国の防衛を迫られれば、北朝鮮を破滅させる以外に選択肢はない」と、
「破滅」にまで言及したことは、ロシアにとってゆゆしき事態だ。
0722考える名無しさん
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2021/07/20(火) 16:32:24.310
トランプ氏は、オバマ前政権がロシアの協力を得て合意にこぎつけたイラン核合意について
「米国の過去最悪で、最も一方的な合意の一つ」と述べた。
北朝鮮やイランに関するこうした発言について、
会場で演説を聴いたコサチョフ露上院外交委員長は、フェイスブックで「極めて危険だ」と批判した。

トランプ氏はイランのほかに、「非民主的」としてベネズエラやシリアのアサド政権を非難した。
抑圧的な体制であっても正統政権として認めるべきだというロシアの外交姿勢と相いれない主張だ。
トランプ氏は、シリア問題に関連し、
「難民を受け入れているヨルダン、トルコ、レバノンに感謝している」と述べた。
だが、過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討を名目に、
現地で空爆作戦を継続するロシアについては言及がなかった。
さらにトランプ氏は、旧ソ連やベネズエラ、キューバの社会主義体制を
「人民を苦しめる、信用を失ったイデオロギー」とこき下ろした。
プーチン露大統領は、行き過ぎた米国の自由主義こそ格差拡大の原因で、
世界経済を行き詰まりに追い込んだとみており、プーチン政権が反発しそうだ。
0723考える名無しさん
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2021/07/20(火) 16:33:19.170
雑誌「選択」2017年9月号 米白人至上主義を支援する「ロシア」

集会指導者の一人で、ユダヤ人批判を絶叫していた〇〇〇ュー・〇〇〇〇〇ハ氏は、
直後に米メディアに相次いで登場し、
「米国はグローバリズムの国、ロシアはナショナリズムの国」という持論を語った。
極右ナショナリストを自任する人物が、自国の海外での軍事活動を「侵略」と決めつけ、
ロシアの行動を「キリスト教を守る戦い」と称えるのは、奇妙に見える。
だが、ネオナチにとって、今の米国はユダヤ人に牛耳られ、同性愛者や非白人、
非キリスト教徒に極端に寛容な、間違った道を歩む国であり、
「キリスト教(ロシア正教会)擁護」を国策とするロシアこそ、「白人の救済者」なのだ。

〇〇〇〇〇ハ氏は「ロシアに行きたいが、まだ行ったことがない」と恨めしそうに、米メディアに語った。
というのも、彼より格上の「大物」白人至上主義者ほど、ロシアとの結びつきが深いからだ
ヘイトグループの老舗、「クー・クラックス・クラン(KKK)」の元最高指導者、
〇〇〇ッド・〇〇〇ク氏はモスクワにアパートを持ち、米露の間を頻繁に往来する。
0724考える名無しさん
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2021/07/20(火) 16:34:04.510
ソ連時代に国家保安委員会(KGB)の工作員だった〇〇〇〇氏は、
思想や特定の主義とは無縁な実務家として政界に入った。
ところが、二〇〇〇年代半ばから、
ソ連時代の共産主義に代わる、ロシアの新しい国家思想(ナショナリズム)を作る必要性に目覚め、
国内の民族主義系の知識人を集めた。
〇〇〇〇氏が選んだのは、米欧の自由主義を否定する、不寛容なナショナリズムだった。
再三登場したドゥーギン氏は、〇〇〇〇系知識人の代表格だ。
一九六二年生まれで、父親は軍情報部勤務の特権階級だった。
十代後半から「ソ連のボンボン」として、アングラ文化を経て、ファシズムに傾倒した。
八〇年代にKGBの厳しい尋問を受け、道路清掃で食いつないだこともある。
ドゥーギン氏の著作『地政学の基礎』(九七年刊)は、ロシアがいかに覇権を確立するかを論じた。
要約すれば、「ユーラシア大陸最大の国家であるロシアは、東欧を制すればほぼ欧州を制する。
欧州を制すれば世界を制する」という単純な世界観で、中国やインド、島国の日本は視野に入っていない。
この「ユーラシア主義」は、〇〇〇〇政権の一連の軍事行動に理論的基盤を与え、
ロシア軍参謀本部は同書を必読書扱いにしている。
西欧各国語が得意なドゥーギン氏は、欧州を広範に旅行して、各国の白人至上主義者を魅了した。
0725考える名無しさん
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2021/07/20(火) 16:34:57.310
グローバル化は(ユダヤ人による)ロシア打倒のツールである?

キエフは〇〇〇の京都だという。その中世キエフには東欧最大のユダヤ人ゲットーが在った。
そして1880年代に突如ポグロムが起り、ユダヤ人らが排斥され始めた。
彼らに代表される少数民族は、共産主義を掲げて専制のロシア皇帝(ツアー)を倒そうとした。
何で〇〇〇がフランスの極右ルペンを応援し、
ヒラリーを追い落とす工作までしてトランプを応援していたのか。
どうもこの辺にグローバル化と民主化が同時に推し進められてきた謎と鍵がある。
グローバル化と民主化のイデオロギーは単に
欧米の金持ち企業等がより金持ちになるためのツールだったのか。
だが、構図はそう単純ではない。そもそもユダヤ人問題のルーツは〇〇〇にある。
それでロシア皇帝を倒すために共産主義革命が起っている。
グローバル化と民主化の“セットは”
(ポグロムなどで〇〇〇、東欧から国外に追い散らされたユダヤ人らが、自分らを追い出した)
〇〇〇などの独裁国家を(外から)叩くためのツールだったのだろうか。
0726考える名無しさん
垢版 |
2021/07/20(火) 16:35:48.160
自分らを追い出した東欧の独裁政権を倒して民主化し、自由主義陣営に組み込む。
そのためには自由主義陣営が自ら豊かな自分らテリトリー(市場、更には国)を開き、
彼らを招き入れる必要がある。魅力を示す必要がある。
自由になり豊かになると思えば東欧は自由主義陣営になびく。
〇〇〇のテリトリーが寝返って自由主義陣営の支配域が増える。
独裁的な土着の民族主義的指導者を追い払い、ユダヤ人はめでたく故郷に戻れる。
だがそうすれば安い製品が自由主義陣営になだれ込んでくる。
また、移民がなだれ込んでくる。
そうすれば被害を被るのは自由主義陣営の下に位置する弱い労働者である。
自由主義陣営のエリートらは〇〇〇を潰すためにグローバル化と民主化の“セットを”推し進めた。
東欧などに夢のある生活を提示した。そのため自国の市場や国境が開かれた。
これで犠牲を強いられたのが一番弱い労働者らであった。
それで30年前にソ連は潰れ、東欧は解体し、新たに出来たEUに組み込まれた。
そしてEUは巨大化した。こうして当初の目的(の一部)は実現した。
だが、余りにも長くこれを続けたため金持ちはバカバカしいほどの金持ちになる反面、
労働者たちが貧窮したまま置き去りにされてきた
0727考える名無しさん
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2021/07/20(火) 16:36:37.400
(そしてアメリカによるグローバル化の恩恵で開発独裁国家が経済大国化した。
その典型例が〔〇〇〇の周辺で独裁的な体制を敷いていた〕日本であり中国であった。
アメリカはその独裁政権を支援する“見返りに”〇〇〇周辺に軍事拠点を得た
〔世界最強のアメリカに裏から支えられたこれら独裁政権は、力を得て国内の反対者を弾圧する。
支配下の財閥等が富を独占する。
すると弾圧された側は自国の体制を恨むと共にそれを外から支援しているアメリカを恨む。
つまり支援を受けた独裁国の“国内が”分裂する。
正にこの状態が戊辰戦争に、真珠湾の奇襲に現れている。
そして、9.11テロに加わった実行犯の大半が――アメリカの同盟国=味方である――
〇〇〇〇〇〇〇人だったという事実に現れている〕。
0728考える名無しさん
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2021/07/20(火) 16:37:44.810
支援を受けたそれらの国は経済及び軍事で大国になり、力を得ると手前勝手なことをし始めた。
日本は既に戦前、英米に支援されながら富国強兵を推し進め、
英米から得た技術を使って英米〔の苦境を見逃さず、東アジアと太平洋の彼らの支配地〕を奇襲攻撃した。
戦後は経済復興を手助けされながらアメリカに貿易戦争を仕掛け、
アメリカの双子の赤字はドル基軸体制を脅かした。
怒ったニクソン大統領とキッシンジャー補佐官は周恩来と和解して中国を味方にし
〔米中によって日本経済を潰そうとし〕ようとしたが、今や中国は欧米の仲間になるよりも、
大航海時代から西欧が支配して来たマラッカ海峡の在る南シナ海、
東シナ海を《中国海》にしようとしている。
かつての大日本帝国の、帝国陸海軍が仏印進駐からマレー攻略を行なったと同様に。
それでアメリカは戦後政策を根本的に変更した)。
0729考える名無しさん
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2021/07/20(火) 16:38:26.760
今やそれが限界に達し、グローバル化と民主化
(の“セットを”世界に推し進めてきた既存の体制)に反対する極右が国内に増殖した。
アメリカの政策によって(〇〇〇周辺の独裁国家は内部分裂し、
それが9.11テロなどにつながったが)、今やアメリカ“自身が”分断されてしまったのだ
(トランプ前大統領の煽りも加わって、
信じられないことにアメリカ民主主義の象徴=連邦議会が襲撃される事態になった)。
そこを〇〇〇などに突かれている。これは欧米価値観の根幹
(モーセの一神教に始まりギリシアのプラトン哲学を経て、ルネサンスや宗教革命、
デカルト哲学、フランス革命で確立された啓蒙思想や立憲主義)が試されているというよりも
(先行して独裁体制を倒し、高度に抽象化された思想・理念を掲げて民主化した自由主義圏と、
後発の開発独裁体制が、互いにテリトリーの拡大とその防衛を図る)
国家体制同士のせめぎ合いだろう。
0730考える名無しさん
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2021/07/20(火) 16:39:07.650
〇〇〇側はこのグローバル化(=東欧民主化)の進展をくい止めたい。
そこでグローバル化で痛めつけられている自由主義陣営内の労働者階級が募らせる憤懣を利用する。
自由陣営の中のナショナリズムを煽る。民主主義国の(開かれた)民主体制を逆手に利用する。
だが自分の国には言論の自由は無い。だからこの点、民主国家の弱点を突き易い。
こう考えるとグローバル化と民主化は単なる経済上の手段では無かったようだ。
欧米自由主義陣営と専制的な東方〇〇〇のせめぎ合いが、この活動の基礎に存在する(?)。
0731考える名無しさん
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2021/07/20(火) 16:43:56.700
>再三登場したドゥーギン氏は、〇〇〇〇系知識人の代表格だ。
>一九六二年生まれで、父親は軍情報部勤務の特権階級だった。
>十代後半から「ソ連のボンボン」として、アングラ文化を経て、ファシズムに傾倒した。
>ドゥーギン氏の著作『地政学の基礎』(九七年刊)は、ロシアがいかに覇権を確立するかを論じた。
>要約すれば、「ユーラシア大陸最大の国家であるロシアは、東欧を制すればほぼ欧州を制する。
>欧州を制すれば世界を制する」という単純な世界観で
>この「ユーラシア主義」は、〇〇〇〇政権の一連の軍事行動に理論的基盤を与え、
>ロシア軍参謀本部は同書を必読書扱いにしている。
>西欧各国語が得意なドゥーギン氏は、欧州を広範に旅行して、各国の白人至上主義者を魅了した。
0732考える名無しさん
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2021/07/20(火) 16:44:40.220
乗松亨平「ポストモダン右翼は哲学の夢を見るか?
アレクサンドル・ドゥーギンの理論と実践」 現代思想2021年6月号
0733考える名無しさん
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2021/07/20(火) 16:51:54.660
>乗松亨平「ポストモダン右翼は哲学の夢を見るか?
>アレクサンドル・ドゥーギンの理論と実践」 現代思想2021年6月号

江藤淳や西部邁も柄谷行人も、(自分や自国はそれを真似ながら)西欧文明が築いた近代を否定し、
或いは『超克する!』と言い、
(先ずは思想的に)己が世界のトップに立って見せる!という、《ポストモダン右翼》であった?
らしいw
0734考える名無しさん
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2021/07/20(火) 16:52:45.260
.
後発国家のインテリは、何処の国でも同じようなことを考えている。
0735考える名無しさん
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2021/07/20(火) 17:02:28.810
日本は幕末維新から敗戦も、敗戦後からバブル崩壊を経た現在も、
怨念を抱いた支配層が同じような《仇討》を強迫的に追及して自国を潰している。
そしてその敗北の現実を東京オリンピックと万博とで隠蔽しようとしている。
64年と70年のそれは成功したが、今回はどうやら失敗しそうである。

ttp://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/philo/1453477774/380-383
〇〇〇〇の如き人間が目指す《テクノロジー・カルト》国家の自己破滅
0736考える名無しさん
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2021/07/20(火) 17:06:21.460
>また、アメリカがベトナム戦争(=米ソ冷戦)、宇宙競争で苦しんでいる時
>その弱みにつけ込んで経済戦争を仕掛けたが(その後ベトナムの後遺症から立ち直ったアメリカに押し切られ)、
>これは結局「プラザ合意」による超円高を招いた。
>ttp://kohada.2ch.net/test/read.cgi/eco/1370648795/271-273
>本質的に強靭な、相手の“一時的な”弱みにつけ込んだつもりが結局日本は惨敗自滅した
>(だから第一次大戦前後から敗戦までの、敗戦後から現在までの
>対GDP国家負債比率のグラフが同じカーブを描いているのである。
>ttp://blogs.yahoo.co.jp/iwamotoseminar/30210307.html
>ttp://peace.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1436952329/212-217
>第三次アーミテージ・ナイリポートは『これを8月15日に発表するのは偶然ではない』
>(=君たちは既に敗けている。この《新ポツダム宣言》を受け入れよ)と宣言しているのである)
>ttp://peace.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1436952329/199-201
>(正に福島第一原発事故は『想定する津波以上の津波は来ない』と思い込んで
>=そのような《偶像を拝む》ことで起こった)。それは将来の、多様な変動を見逃す《視野狭窄》を引き起こす
>(この《視野狭窄》は、内部支配体制にとって都合が良い。“視界の限定”によって自己正当化が容易だからだ。
>しかし組織、国家、種族“全体に”とっては大いなる悲劇となる)。
0737考える名無しさん
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2021/07/20(火) 17:27:02.150
戦前も戦後も、日本の歴史は《先進文明に(支援されて権力を握った者らに対する、
反主流派による主流派とその背後で主流派を支援する外国に)対する仇討》になっている。
仇討が目的だから自国社会の持続性などには興味が無い。
これは完全に、国民のための政治ではない。彼らの自己満足のための闘争である。
0738考える名無しさん
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2021/07/20(火) 17:48:24.990
西欧世界からの或る《写像》によって成り立つ『日本近代』とその帰結

以下は或る種の《例え》=個人的な説明として考えた。
西欧世界は(神が創ったこの世〔=自然界〕を知らんと欲す)一神教の世界であり、
プラトン哲学の世界である。
その中で『全体(=《個》を超えた《種》)にとって何が正しいのか』を決める方式は、
(プラトンのアカデメイアから発した)ユークリッドの《幾何学》(の証明方法)に倣っている。
そこではあらゆる(特に《種》の死命を決する政治的な)議論が数学の証明のように行われる
(何故なら〔自然界に適応するべき〕《種》は《個》を超えて生存する〔べきだ〕からだ。
その《種》が持続的に生存するためには、
〔自然界を哲学的=数学的に理解した上でその環境中で〕『何が全体=《種》にとって正しいのか』
それを《個》が〔自己にフィードバックする=〕知る必要が有る。
《個》が知って、己の判断と行動を〔数学的に〕正しく統制する必要が有る。
それを理解し共有する《仕組み》こそが、
哲学=3学4科=リベラル・アーツ&サイエンスになっている)。
0739考える名無しさん
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2021/07/20(火) 17:49:48.160
その西欧を手本とする日本の近代化は、
西欧世界で“予め”『正しい』と証明された《結論》を輸入して成り立っている。
つまり西欧文明が創り出した(――あらゆる個人的な恣意を排した超越的=数学的な――
秩序体系の)中から必要部分を“切り出して”持ち帰り、元の西欧とは全く異なる秩序
(西欧が生み出した近代的な技術や兵器を手に入れた権力者〔に、のし上がろうとする者〕が、
それを持たない者を自分に都合良く=恣意的に脅して
従わせるような〔上意下達の〕階層構造)に“並べ(変え)る”ことで成り立っている
(別言すれば、“客観性を”追求し保証する或る〔無矛盾の〕体系から切り取った、
〔予めその効力が証明済みの〕有用な結論=《部分》を道具に使って
権力が己の〔その他と相矛盾する)“主観を”配下に押しつけようとする文明、それが日本である
〔その典型が『原子力は絶対安全だ!』で破裂した福島第一原発だ〕。
つまり西欧と日本とでは、文明の向かう“価値観が”真逆である)。
0740考える名無しさん
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2021/07/20(火) 17:52:41.800
〔その典型が『原子力は絶対安全だ!』で破裂した福島第一原発であり、
織田信長が天下統一に使ったポルトガルの鉄砲だろう〕。
つまり西欧と日本とでは、文明の向かう“価値観が”真逆である)。
0741考える名無しさん
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2021/07/20(火) 17:53:57.360
よって日本の近代化は、(西欧文明が考えた)
『全体にとって何が正しいか』を判定するための(例えば)《N次元ベクトル空間》から
(日本の権力者が自己の恣意的判断を下に押しつけるために作り出した
階層構造体=)《1次元順序集合》への写像になっている。
或る権力が行うこの《西欧文明からの切り出し=写像》により、
己が支配し易い命令体系=階層構造を形成し確立すること、その過程こそが日本近代化の実体である
(彼らが先進文明を模倣するその動機とは、――自分らも〔元の遅れたアニミズムの世界から〕
西欧と同じ近代合理主義=立憲主義の社会に脱皮して、
《真の近代社会》〔=《種》としての持続可能な社会〕を築くことではない――
例えば関が原の戦いで敗れ、徳川方に支配されることになった西軍側が、
長年の侮辱的立場の中で怨念と憤怒を抱き、『何時の日か仕返ししてくれるぞ!』との《仇討》である)。
権力が推し進める日本近代化の目的は、自己に都合良く命令系統(上意下達)を確立することであり、
(元の西欧の体系が目指すように、
《個》を超えた《種》=全体にとって何が正しいのか=)真理を追究するためではない。
0742考える名無しさん
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2021/07/20(火) 17:55:59.010
よって命令系統が一旦確立すると、それ以上の近代化は停止して閉塞状態が訪れる。
こうして形成(写像)された階層構造=《1次元順序構造》は
(元の西欧の体系が持つ客観性を失って)権力者の恣意的主観の世界になっている。
この日本近代化の(或る時代の一つの)プロセスを、ここでは《1階層形成サイクル》と呼ぼう。

ペリー来航を切欠に徳川幕府が倒れ、明治が始まって薩長閥の政権となり、
日清日露戦争に勝利して日本は五大国の仲間入りをした。
そして第一次世界大戦でイギリス側に立ち、戦争特需で大儲けしてバブル景気で頂点を打つ。
いわゆる(札を燃やして足元を照らして見せた)『成金』である。
それが大正デモクラシーと重なって、平和を謳歌していると
芥川龍之介の『ぼんやりした不安』の中で大正バブルが弾け、昭和恐慌へ突入する
(薩長が作った財閥や銀行が苦境になり、軍部は対外危機を煽って国家総動員の統制経済を敷き、
経済全体を支配下に置こうとする。つまりこれは、
もはや軍部〔政体の一部門〕というよりも幕府=軍事政権である)。
そこから(薩長閥を政治中枢から追い落とす、旧幕臣側が進める昭和維新=)
軍部台頭の満州事変、真珠湾攻撃の太平洋戦争へと転がり落ちて行くのである。
幕末維新の明治から始まった日本近代化の、《1階層形成サイクル》はこうして終焉した。
0743考える名無しさん
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2021/07/20(火) 17:57:33.550
(何が真理なのかを見極めることで)西欧世界を成り立たせている
(或る演算が定義された)《N次元ベクトル空間》は、その世界を表現し説明する
(例えば未だアインシュタインの理論が発見されていない時代のニュートン力学のように、
或る時点での)唯一の存在である。
この一意的な体系によって真理が一意的に決まって来る(これが一神教の世界である)。
だが、多数の権力者によって其々勝手に日本側に移設された《1次元順序構造》は、
同時に複数(多数のスレッドのようにそれら)が一つの世界に併存する構造になっている
(そしてこれらは互いに矛盾し合っている)。
《1次元順序構造》=階層構造で、其々が一つのセクション
(原子力村、感染症村など、何々《村》と呼ばれるもの
――それは大概、先進国から輸入した学問、技術を学んで
〔遅れた土着の中で〕地位を得た者らの集団――)になっており、
各セクションは互いに競合関係にあり、
主君(玉ぎょく)を担いで其々が上手を取ろうと争っている。
正に大日本帝国の旧海軍と旧陸軍のように。
0744考える名無しさん
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2021/07/20(火) 18:01:34.290
つまり日本の近代化とは、無矛盾で完全、且つ一意的な数学的体系によって
(外交・政治を含む、議論の)真偽が決定される西欧世界から、
既に真偽決定済みの(己が権力を握る道具として都合良い)《結論》=部分を“切り取って”、
これを遅れた土着に持ち込み、遅れたままのその他を圧倒して
(その他、及び全体との整合性に於いて矛盾を来す)己のエゴイズム=主観を押しつける、
そうした(権力を握ろうとする者=《部族(セクション)長》同士の)競争になっている。

故に、西欧文明がエジプトギリシア文明のその遥か以前に遡る、
原人以来の闘争と殺戮を経て獲得したモーセの一神教、プラトン哲学
(=3学4科=現代のリベラル・アーツ&サイエンス)に結実したプロセスを、
逆にして戻すプロセスが日本の近代化になっている。

ttps://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1453477774/361-363
フロイト「モーセと一神教」、プラトン「国家」のコンセプト
0745考える名無しさん
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2021/07/20(火) 18:34:03.600
ttps://twitter.com/rizero_kasumi/status/1404044308555067397
2021年6月13日
このままでは10年もしないうちに、国家公務員が定員割れの職業になる可能性もあります。
一年目の若手が重要な仕事ができないことは分かっているけれど、
問題は上司の働き方にあると思います。
目標にしたい先輩を、私は霞が関で見つけられなかった。(続)

引用ツイート
現代ビジネス@gendai_biz ・ 6月12日
若者がいよいよ「大企業」「公務員」を見限りはじめている…その「本当の理由」 :
ttps://gendai.ismedia.jp/articles/-/84065 #現代ビジネス
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
0746考える名無しさん
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2021/07/20(火) 18:34:24.040
ttps://www.youtube.com/watch?v=ckvAt_9I-RQ
田中均の観る世界#6 - 政治と官僚の関係、提言。
2021/06/18
0747考える名無しさん
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2021/07/20(火) 18:41:37.320
ルース・ベネディクトの『菊と刀』の冒頭には、
《日本人について書かれた書物には、奇怪至極な『しかしまた』の連発が見られる》と書かれている。
日本人が交通機関を時間通りに動かしたり、ものを作る出来栄えなどは素晴らしい。
にも拘わらず、その素晴らしい仕事ぶりとその人間性とは一致しない。
(あえて言えば、表面的な礼儀正しさに反し)
(あえて言えば)ごく少数の例外を除いて(思想的に)日本人は恐ろしく下らない人種である
(こう言い切ると傲慢だが)。
手本を上手くパクるので、出来た結果は素晴らしく見えるものの、
それは手本が素晴らしかったからで、日本人の考え方=生きる姿勢が素晴らしかったからではない。
この点、幕末の日本にやってきたシューリーマンも言っている。
日本は物質文明的には蒸気機関を除き世界のトップに在るが、
精神的(倫理的)には未開人のレベルに在ると。
0748考える名無しさん
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2021/07/20(火) 18:42:24.660
後進国が先進国から産業や制度をパクってくる期間は、
試験勉強=個人的な立身出世=エゴイズムが社会や国家の近代化と“パラレルで”進行し、
本当は個人的な立身出世=エゴイズムに過ぎない行為が『社会や国家ため』=利他的行為に見えている。
だがその行為が厳然たるエゴイズムを含むことは、
水俣病のような公害や福島第一原発事故など(利他的行為に見せかけた)上辺の《裂け目》となって噴出する。
おそらくは失策した部下を叱責していただろう、責任者は誰も自分に責任が有ったとは言わない。
誰もが自分の行為を『会社のため、国のため』と言い、それが個人的なエゴイズムだとは考えない。
《善意の行為》が(太平洋戦争の惨敗や福島第一原発事故など)最悪の結果を生んでいる。
先進国をパクるのは、劣った自分を否定したいから。だから相手が持つものを自分も持とうとする。
それで安心するともう、先進国から学ぼうとはしなくなる。
むしろ小馬鹿にし始める(『そう言えば俺たちアジアは西欧に虐げられてきたではないか?』
『力を得たから今度はやり返そう!』と)。
そして国内には、立身出世=エゴイズムの作動だけが残ることになる。
そして社会は閉塞し停滞に入る。
0749考える名無しさん
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2021/07/20(火) 19:24:47.320
日本の近代化は或る種の呪いだろう。
薩長と幕臣の怨念(幕末)が原爆投下(45年)を招いたという意味で。
福島第一原発事故も、落とされたから落とし返そうとして、
その前に自国内で原発が破裂したという。

ttps://www.youtube.com/watch?v=TGSdWdgs5Sg&t=3620s
【ch桜北海道】[西部邁先生特番]西部邁氏に聞く[R2/1/3]
2020/01/03
でも根を正せばこれ、明治から始まるんですけどね。
このね、近代日本が、いろんなものもあって、一筋縄ではいかない、一色では塗り潰せないけれども、
このね近代というものの、不可避的な怖ろしさということについてね、
余りにも日本人が無警戒であったということね。
このことをこれから、やってくれるって言うなら僕は『もうちょっと生きてやるぞ!』と、
やってくれないならもう死んでやる…
0750考える名無しさん
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2021/07/22(木) 20:20:51.270
ttps://blogos.com/article/550412/
篠田 英朗2021年07月22日 12:16電通・博報堂の価値観のままで、オリパラを乗り切れるか

東京オリンピック・パラリンピックは、
日本が国際社会で生き残れるかどうかの大きな試金石になるかもしれない。
小山田圭吾氏に続き、絵本作家のぶみ氏がオリパラの役職から辞任し、
開閉会式の「ショーディレクター」を務める小林賢太郎氏も
米ユダヤ系団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)」から抗議を受けて、
電撃的に解任された。
国際社会の標準的な価値観に真っ向から挑戦している内容を伴っており、いずれも深刻である。
女性蔑視発言による辞任が相次いだオリパラだが、開会直前になってメガトン級の価値観をめぐる争いを、
日本の電通・博報堂が主導するオリパラ準備チームが仕掛けている流れだ。
0751考える名無しさん
垢版 |
2021/07/22(木) 20:21:22.080
「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開会式および閉会式コンセプト」なるものが、
開会式直前になって出された。ttps://olympics.com/tokyo-2020/ja/ceremonies/
たとえば閉会式では、「Worlds we share」という概念がテーマとされた。
だがなぜ「世界(World)」が複数形になっているのか。
本来『世界』は『The World』と表記するところを、『Worlds』と表記することで、
一人ひとりが異なる世界を持っている様相を表し、
『一人ひとりの持つ異なる世界を共有しあって生きている』ということを表現しています」、とする。
しかし通常は、多様性(diversity)を包含する(include)することができるのは
「世界(The world)」という一つの共通の場があればこそだ。
「世界」それ自体が複数になってしまうと「共有する場」が失われてしまう
80億近い人々全員が自分たちだけの「世界」を持っているという考え方は、
ラディカルな相対主義であり、
国際社会の標準的な価値規範に真っ向から対決を挑むものだ、と言わざるを得ない。
0752考える名無しさん
垢版 |
2021/07/22(木) 20:22:16.990
開閉会式のプロデューサーチームを統括する日置貴之氏は博報堂の出身だ。
今回のオリパラでは、電通・博報堂などの広告代理店が運営に深く食い込んでいる様子が目立っている。
オリンピックが延期になって電通などに巨額の損失が発生していると指摘された昨年から、
さらにいっそう広告代理店に新規契約が回っている印象を受けざるをえない。
その結果、広告代理店が取り仕切る人事で、開閉会式を構成する人物たちが、総入れ替えになった。
そして、次々と価値観をめぐるスキャンダルが発生するようになった。
0753考える名無しさん
垢版 |
2021/07/22(木) 20:22:41.630
この背景に「複数形のWorlds」があるように思えてならない。
日本の広告代理店の見込みでは、世界中の人々はバラバラだが、
なぜかわからず何となくオリンピックの「感情(emotion)」だけで結びつく、ということらしい。
「複数形のWorlds」の背景には、
深刻にいがみ合っている人たちもオリンピックを見れば仲良くなる、
といった超楽観主義的な考え方があるようだ。
日本の島国社会の「ムラ文化」では、価値観の体系的な表明や議論をへることなく、
「腹芸」的な「あうんの呼吸」による「空気を読む」同調主義の文化で、不文律の規則が適用されていく。
「世界はバラバラ、共通の価値観なんかない、
でもオリンピックを見ると理由もなく皆仲良くなる」、というメッセージが、
「ムラ社会」日本人の世間離れした不文律の
同調主義を強要する態度によるものではないかには、深刻な疑念の余地がある。
本当の世界では、人々は価値観をめぐる深刻な争いをしている。
いわば生きるか死ぬかの状況の中で、何が最も正しい価値観なのか、を議論しあっている。
0754考える名無しさん
垢版 |
2021/07/22(木) 20:23:08.220
そこに日本の広告代理店が現れて、「女性蔑視するのも一つの世界、共有しあおう」、
「凄惨ないじめも一つの世界、共有しあおう」、
「ホロコーストをギャグにするのも一つの世界、共有しあおう」といった世界観を、
同調主義的文化の態度にもとづいて、各国の人々に強要しようとすることは、
控えめに言って、相当に冒険主義的なことである。
巨額の財政赤字を抱えながら、広告代理店に大型契約を発注し、
誰も責任をとらない仕組みを拡大再生産しながら、
日本は「複数形の世界」を求めるオリパラを実施しようとしている。
果たして日本はこのオリパラを乗り切れるのか。
そもそもなぜ、日本はこんな冒険主義的な試みをしているのか。議論が必要だ。
0755考える名無しさん
垢版 |
2021/07/22(木) 20:25:18.150
>ラディカルな相対主義であり、
>国際社会の標準的な価値規範に真っ向から対決を挑むものだ、と言わざるを得ない

>この背景に「複数形のWorlds」があるように思えてならない。

>「複数形のWorlds」の背景には、
>深刻にいがみ合っている人たちもオリンピックを見れば仲良くなる、
>といった超楽観主義的な考え方がある

>「世界はバラバラ、共通の価値観なんかない、
>でもオリンピックを見ると理由もなく皆仲良くなる」、というメッセージが、
>「ムラ社会」日本人の世間離れした不文律の
>同調主義を強要する態度によるものではないかには、深刻な疑念の余地がある

>本当の世界では、人々は価値観をめぐる深刻な争いをしている。
>いわば生きるか死ぬかの状況の中で、何が最も正しい価値観なのか、を議論しあっている。

>同調主義的文化の態度にもとづいて、各国の人々に強要しようとすることは、
>控えめに言って、相当に冒険主義的なことである
0756考える名無しさん
垢版 |
2021/07/22(木) 20:26:10.190
ttps://mainichi.jp/articles/20210722/k00/00m/050/057000c
今度は演出担当者「五輪潰れかねない」 開会式前日の衝撃
速報 毎日新聞 2021/7/22 10:38(最終更新 7/22 15:17)

東京オリンピック開幕前日の22日、またも大会関係者に衝撃が走った。
23日の開会式でショーの演出担当を務める元お笑い芸人の小林賢太郎氏(48)が、
過去にユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)をコントの題材にしていたとみられる動画が拡散し、
SNS(ネット交流サービス)で批判されている。大会組織委員会は事実確認、情報収集に追われている。
動画は、小林氏のお笑いコンビ「ラーメンズ」時代のコントとみられ、
映像内で「あのユダヤ人大量惨殺ごっこやろうって言った時のな」と発言している。
五輪憲章はあらゆる差別を禁止し、
東京五輪も大会ビジョンの一つに「多様性と調和」を掲げており、事実であれば理念に反する。
0757考える名無しさん
垢版 |
2021/07/22(木) 20:26:33.550
組織委関係者は「ユダヤ系を含めて、多くの人にとって敏感な話」と指摘した上で、
「この五輪が呪われているどころの話ではなく、これまでの準備が根本的に間違っていたのではないか。
組織が肥大化しすぎて、演出の担当者チームの人選まで目が届かなくなっていた」と頭を抱える。
国際オリンピック委員会(IOC)の事情に詳しい大会関係者は
「西洋の価値観と真っ向からぶつかる発言でメガトン級。五輪が潰れかねない。
小林氏をやめさせるだけでは済まず、
選手入場だけにするなど開会式全体の演出を変える必要がある」と話す。

開会式の演出担当者を巡っては、これまでも問題が相次いでいる。
3月に開閉会式の演出総合統括の佐々木宏氏が、
人気タレントの容姿を侮辱する演出プランを提案したことが発覚して辞任。
今月19日には開会式の楽曲担当のミュージシャン・小山田圭吾氏が
同級生をいじめていたとする過去のインタビューを巡る騒動を受けて辞任した。
小山田氏が五輪開会式のオープニング映像用に制作した約4分間の曲は使用せず、
土壇場での演出の変更を迫られている。
0758考える名無しさん
垢版 |
2021/07/22(木) 20:27:27.520
>組織委関係者は「ユダヤ系を含めて、多くの人にとって敏感な話」と指摘した上で、
>「この五輪が呪われているどころの話ではなく、これまでの準備が根本的に間違っていたのではないか。
>「西洋の価値観と真っ向からぶつかる発言でメガトン級。五輪が潰れかねない。
0759考える名無しさん
垢版 |
2021/07/22(木) 20:28:01.590
今回のオリンピックでの数々の騒動を見て、そもそもこのオリンピックが何故開かれるのか、
それを主宰する者らの本当の動機が透けて見えて来る、としたら。
それは戦後の日本が今まで続けてきた大欺瞞が、隠しようも無く暴露される兆候の顕れとなるだろう。
別にそれは選手のためでもなく、平和の祭典でもなく、
国民のためでもオリンピックを見に来る、見ている世界の人のためでもない。
或る自分らの政治的失策を隠ぺいするためだとしたら。
開催間際となってこれら数々の騒動が噴出するのは決して偶然ではない。
0760考える名無しさん
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2021/07/22(木) 20:28:26.070
オピニオン 1964年の底流 敗戦・復興・国威発揚 朝日新聞2014年1月11日
幻の40年五輪、再構築 江戸=東京の記憶失う 作家 矢作俊彦

そうした時代に計画されたオリンピックが、そのまま1964年に持ち越された。
「『世界最終戦論』を著した石原莞爾の心づもりでは、
東西文化の角逐は1964年ごろに決するとなっていたが、何とも皮肉だな」と、その人は別れ際に言った。
石原莞爾は、ご承知のように満州事変の首謀者であり、毀誉褒貶かまびすしい旧軍将官だ。
東条英機に疎んぜられ、隠居へ追いやられたために戦争責任を問われることはなかったが、
東京裁判では証言を求められ、「太平洋戦争で最も責任を負うべきは誰か」という質問に
「それは米国のペルリ(ペリー提督)である。
無理やり開国を求められなければ、この国は今も平和をむさぼっておったろう」と言い放った。
その彼は日米開戦前、我が国は今後四半世紀は耐えに耐え、
国力を養って空母、ロケット兵器、新型爆弾を開発運用して、
東西文明の衝突に最後の決着をつけるべきと説いた。
逆算すれば、それはまさに1964年だった。
0761考える名無しさん
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2021/07/22(木) 20:35:56.530
デイヴィッド・バーガミニ「天皇の陰謀」〔前編〕いいだ・もも訳 1973年

私はたまたま、皇室に関する最初の重要な文書が出版された、歴史の再評価の時期に、日本を再訪した…
これらの本は他の記録文書に新たな光を投げかけ、
その光は、とりわけ私のような者には光明となり、一時に大量の史料を新たな角度から浮かびあがらせた。
その再評価は、後に私は年長の日本人外交官に教えられたところによると、
裕仁自身によって開始されたのであった。
一九六三年秋、文学を後援する宮中の宴で、裕仁が、テーブルの向こうの作家たちに、
ヒロシマの傷跡をのりこえ、
日本の戦前および戦中の歴史の真の精神を再創造しはじめる時ではないのか、と示唆したのであった。
第二次世界大戦は、もはや、一九四六年にそう考えこまされたような大きな誤りではなく、
日本の完全な工業化を急速に進めた経国の才の肯定的な部分のようであった。
一九六五年は終戦二十周年であり、一九六六年は開戦二十五周年に当たっていた。
一九六五年に日本で開始された歴史の再評価は強度な慎重さをもって進められ、
主として知的な日本人読者を狙っていた。
0762考える名無しさん
垢版 |
2021/07/22(木) 20:38:08.020
自己の心情に合わせて『何が正しいか』を騙ろうとする世界(人間)の醜悪さ

日本の高度成長期には学生運動が多発した。
惨めな敗戦国が経済発展して(支配層が自国を敗戦させた戦勝国に対して)プライドを取り戻す。
そのための経済活動で搾取する対象として若い労働力が必要だった。
それで(戦争責任者が自分の責任を取る身代わりとして、
経済発展という目くらましで国民を幻惑するための、搾取対象としての)
自分の内面が持つ価値観=感受性を否定された学生が暴れた。
しかし、女とくっついてガキを作り家庭を持つビジョンを鼻先にブル下げられると皆が黙った。
自国を敗戦に追い込んだ昭和天皇とその家来らが、
その失策と責任を隠ぺいするために敗戦後に経済復興を画策し、国民をそれに駆り立てた。
自分の本心を隠ぺいし、経済発展に乗る者には社会的な地位と男女婚姻の家庭を与えようと。
それで自分の本心を隠ぺいして日本国民の男女はその戦後に与えられた《形式》に乗った。
そこに子供が生まれて来る。
本心を隠ぺいして体裁を保つ男女の家庭、そこへ生まれてきた子供を組み込む。
つまり、昭和天皇とその家来が起こした敗戦を糊塗するため、
彼らは(64年の東京オリンピックと70年の大阪万博に象徴される)戦後復興を必要とした。
戦後復興を成功させ、それを自分らの手柄とすること。
それによって国民から称賛されること。称賛されて支配者としての己を正当化すること。
そのために戦争の犠牲者である
(生き残った)国民を更に経済成長への犠牲にすること、である。
0763考える名無しさん
垢版 |
2021/07/22(木) 20:38:26.850
64年のオリンピックや70年の大阪万博は或る種の目くらましだろう。
何の?敗戦の。敗戦した原因や責任を問わないまま、
(復興と高度成長の象徴として)国民の鼻先にブル下げられたそれは《餌》だった。
学生運動の主役であった団塊の世代は、こうした現実を分析し暴露して良いはずだった。
だが、大多数は経済発展に乗るだけで殆ど中身の有る議論が出来なかった。
勝ち組として自己正当化のプロパガンダを叫ぶだけであった。
日本の真の姿を見る意志を持った者らは学生運動の渦の中で社会的な地位を失って、
発言権を封じられてしまったのか。
或いは予め枠組み(=立場)を与えられた(左翼思想、右翼思想という)
観念論に雁字搦めに思考が取り込まれ、
自己の立場を正当化しようとする議論(主導権争い=権力闘争)しか出来なかったのか。
0764考える名無しさん
垢版 |
2021/07/22(木) 20:41:21.750
やっぱり《ポストモダン右翼》はユダヤのルーツに遡るモーセの一神教と対立する。

東京オリンピックで隠蔽しようとした戦後の欺瞞が、
むしろその開催を切欠に決壊しようとしているのか。何故なら日本国民は騙せても世界は騙せない。
東京オリンピックの開催は、その創作された《欺瞞の世界》に世界中を招待する、
世界が注目するよう仕向けている。それを見て、その異様さに世界が気づく。
『(見たことも無い奇妙な生物に出会って)何だこれは?』と。
長く続いた安倍政権で、その政権が提示する《欺瞞の船》に乗ることで自分も利益を得て、
成功を得て安心し、我も我もとその船に乗り、
欺瞞(に眉をひそめる者らを嘲笑し、その欺瞞)を正当化してきた、
その最後のダメ押しが東京オリンピックで、欺瞞がてんこ盛りされていた。
それが今、破裂する(?)。
0765考える名無しさん
垢版 |
2021/08/24(火) 22:37:05.920
ttps://toyokeizai.net/articles/-/413270
コロナと原発、日本の「危機管理」に通じる弱点 「小さな安心」を優先し「大きな安全」を犠牲に
鈴木一人/東京大学公共政策大学院教授、アジア・パシフィック・イニシアティブ上席研究員
2021/03/01 7:00

平時からの切り替えの遅さ
「備え」は検査や電源車といった物資だけでなく、危機時のガバナンスへの「備え」も不十分であり…
政府全体が「危機モード」に切り替わらないというのが第2の問題として浮かび上がる。
原発事故においては…検査官は事故対処に一義的責任がないとして
福島第一原発の現場から離れてしまったことや、
危機時のシミュレーションに使うはずであった緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム
(SPEEDI)の利用に文科省が消極的であったことなど、
危機の時に官民を挙げてあらゆる資源を投入し、直面する問題を解決することよりも、
平時の手順や常識に基づく判断を優先するという傾向がみられた。
0766考える名無しさん
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2021/08/24(火) 22:37:29.230
日本の危機管理
本稿では、民間事故調とコロナ民間臨調の報告書で取り上げた、
日本の危機管理に関するいくつかの特徴を取り出したが、
ここから言えることは、リスクから目をそらし、
危機管理ガバナンスに対する「備え」が欠けているため、
平時の法制度や手順で危機対応しているという問題である。
そのため、規制機関である原子力安全・保安院や
厚労省は危機においても規制者としての立場から離れられず、
各部局が局地戦を戦うだけで総力戦を戦えなかった。
0767考える名無しさん
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2021/08/24(火) 22:40:42.880
徳富蘇峰「終戦後日記V」

しかし国内の情態を考えて見れば、頗る不安に禁えざるものがある。
陸軍と海軍とは、相見る寇讐の如く、一致提携などという事は、殆ど無いように見受けられた。
また、武官と文官との間も、同様であって、
当時軍官民という言葉があったが、軍と官とは全く別個の存在であった。
而してその官というべき官そのものは、縄張争いや職域争いで、常に睚み合い、
一方では、戦時中であるから、土曜の半休も、日曜の全休も、半減するとか、
廃止するとかいう声を聞きながら、
政府の仕事そのものは、戦時も平時も、何等の区別をも、見出す事が出来なかった。
軍官その通り、民そのものに到っては、外形だけは申訳に、戦時色に塗り立てても、
真実は戦意昂揚などという事は、日清、日露の役に比すれば、殆ど比較も取れない程生ま温く、
不熱心で、国民の肚の中には、何の為に戦をするか、誰が戦をするか、殆ど無頓着であった。
0768考える名無しさん
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2021/08/24(火) 22:43:16.360
NHK 日本海軍反省会400時間の証言

ナレーター:
海軍が戦端を開いたアメリカとの戦争。自
ら煽り立てた対立が予想を超えてエスカレートした結果だった。
しかし、軍令部作戦課は長期的な作戦を殆ど考えていなかったと反省会では告白している。

佐薙元中佐:
軍令部の一課の定員は平時定員のままなんです(無理だよ)。
平時定員のままで戦争が忙しくなって特に陸軍との折衝が頻繁にあると、
それから作戦部隊の交渉その他もいろいろあると、或いは戦地への出張もあると。

三代一就元中佐:
わしはですね航空軍備と作戦計画と両方担当させられたんですがそればかりじゃなくてですね、
初めっからわしは軍令部二課の部員を兼務させられたんですが
そのうち十二課(海上交通保護)が出来ましてこれにも航空が必要だから三代君ひとつやってくれんかと、
要求があったんですが、いやとてもわしは余裕は有りませんから他の者にしてくださいと言うたら、
名前だけで良いですよと、名前だけで良いから、結局名前だけ入れられちゃったと。

別の参加者:
作戦が始まってから日常の業務に相当追われていると、
海軍の軍令部にはロングスタンディング(長期的)な計画を冷静に研究するスタッフが居なかったと。
0769考える名無しさん
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2021/08/24(火) 22:45:57.920
>原発事故においては…
>検査官は事故対処に一義的責任がないとして福島第一原発の現場から離れてしまったこと
>危機時のシミュレーションに使うはずであった…(SPEEDI)の利用に文科省が消極的であったことなど
>危機の時に官民を挙げてあらゆる資源を投入し、直面する問題を解決することよりも、
>平時の手順や常識に基づく判断を優先するという傾向がみられた
>危機管理ガバナンスに対する「備え」が欠けているため、
>平時の法制度や手順で危機対応しているという問題である
>各部局が局地戦を戦うだけで総力戦を戦えなかった

>陸軍と海軍とは、相見る寇讐の如く、一致提携などという事は、殆ど無いように見受けられた
>政府の仕事そのものは、戦時も平時も、何等の区別をも、見出す事が出来なかった
>真実は戦意昂揚などという事は、日清、日露の役に比すれば、殆ど比較も取れない程生ま温く、不熱心で

>軍令部作戦課は長期的な作戦を殆ど考えていなかったと反省会では告白している
>軍令部の一課の定員は平時定員のままなんです(無理だよ)
>名前だけで良いですよと、名前だけで良いから、結局名前だけ入れられちゃった
>海軍の軍令部にはロングスタンディング(長期的)な計画を冷静に研究するスタッフが居なかった
0770考える名無しさん
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2021/08/24(火) 22:47:36.180
NHKスペシャル 「終戦 なぜ早く決められなかったのか」 2012年8月15日放送

ナレーター:
水面下の工作に奔走していた高木惣吉海軍少将、
破局を前に決断をためらうリーダー達に失望を露にしていました。

高木惣吉元海軍少将:
私、非常に、その阿南さんばかりじゃない、日本の政治家に対して私は訴えたいのはね。
腹とね、その公式の会議に於ける発言とね、そういうね、その、表裏がね、違って一体いいものかと。
一体その国家の運命を背負った人がね、責任のある人が、
自分の腹と違ったことを公式の所で発言して、
もし間違って自分の腹と違った決定になったら一体どうするのか。
職責がこうだとか、ああだとか言われるんですよ。それはご尤もなんです。
だけどそりゃ平時にはそれでいい。だけど正にね、そのー、祖国がね、
その滅びるかどうかというような、そういう非常事態に臨んでですね、
そういうその平時のね、その公的のね、解釈論をやってるね、時期じゃないじゃないかと。
自分はもう憎まれ者になってもですよ、あるいはその、
平時の慣習を踏み破ってもですね、この際もう少しね、おやりになってもいいじゃないか、
というのが僕らのまあ考えだった。
0771考える名無しさん
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2021/08/24(火) 22:48:15.400
高木惣吉元海軍少将が残した文書:
現実に太平洋戦争の経過を熟視して感ぜられることは、
戦争指導の最高責任の衝に当たった人々の無為無策であり、意志の薄弱であり、
感覚の愚鈍さの驚くべきものであったことです。
反省を回避し過去を忘却するならばいつまで経っても同じ過誤を繰り返す危険がある。
勇敢に真実を省み批判することが新しい時代の建設に役立つものと考えられるのであります。
0772考える名無しさん
垢版 |
2021/08/24(火) 22:49:17.670
>だけどそりゃ平時にはそれでいい。だけど正にね、そのー、祖国がね、
>その滅びるかどうかというような、そういう非常事態に臨んでですね、
>そういうその平時のね、その公的のね、解釈論をやってるね、時期じゃないじゃないかと。
>自分はもう憎まれ者になってもですよ、あるいはその、
>平時の慣習を踏み破ってもですね、この際もう少しね、おやりになってもいいじゃないか
0773考える名無しさん
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2021/08/24(火) 22:53:28.030
小倉金之助「自然科学者の反省」

…やがて太平洋戦争は勃発した。
その少し以前から、いわゆる国策としての『科学技術新体制確立要綱』が発表され、
「大東亜共栄圏の資源に基づく科学技術の画期的振興
――欧米依存の移植的科学技術からの脱却自立」が唱道されてはいたが、
戦争の遂行につれて、多数の自然科学者が、軍事科学を中心として、動員されるに至った。
その結果として、研究隣組などが組織され、また科学と技術の関連のごときも、
従来より円滑となったことは、事実である。しかしながら、その成果は果たしてどうであったか。
私はここに、物理学会の第一線にある嵯峨根遼吉教授(東大)の言葉を、引用したいと思う。
0774考える名無しさん
垢版 |
2021/08/24(火) 22:54:05.800
「…戦時自然科学の急速発達を要求せらるゝに当たり、成金式速成の欠陥は覆ふことを得す、
殊に指導者の有能人物の僅少なる点は不当なる一部野心家の暗躍を許す結果となり、
封建的色彩の残滓か所謂学閥の跋扈といふか御歴々又は御歴々自認者の出現により、
縄張主義の勢力争ひを現出し、事務的には益々繁雑となつて研究者の時間を浪費せしめ、
…かくして日本の戦時科学界の動きたる科学動員は徹底的に失敗し、
その実績は殆ど科学動員を行なはざるに等しく、
強ひてその研究成果を挙ぐるとするも、いづれも断片的小分野に関するものに終始し
一貫せる綜合的のものなく如何にもその指導性結束性の貧困を物語るものであつた。
…要するに日本に於ては由来学者研究者の人格上の厳正なる批判を故意に遠慮する悪習慣があり、
その為に一部野心家若しくは悪徳学者の跳梁を許したる結果による。…」
0775考える名無しさん
垢版 |
2021/08/24(火) 22:54:41.810
かように嵯峨根教授は、自然科学の側から観た敗因として、
わが科学の「成金的速成」たる移植科学だったことに加えて、
「封建的色彩」、「学閥の跋扈」、「縄張主義」、「批判の欠如」を、指摘しているのである。
しからば、わが自然科学の前途は、どうであろうか。嵯峨根教授は…

「この戦時中に現はれた悪弊に対して早急に是正し得るもの果して幾何なるかを思ふとき」、
誠に暗澹たるものがあるとして、次の結論に到達したのである。
…「真の日本自然科学の立直りは現在国民学校在学者程度の次代の後継者により、
全然新しき教育、新しき修養、新しき訓練により始めて達成し得るものではなかろうか。」
0776考える名無しさん
垢版 |
2021/08/24(火) 22:58:00.050
>かくして日本の戦時科学界の動きたる科学動員は徹底的に失敗し、
>その実績は殆ど科学動員を行なはざるに等しく
>強ひてその研究成果を挙ぐるとするも、いづれも断片的小分野に関するものに終始し
>一貫せる綜合的のものなく如何にもその指導性結束性の貧困を物語るものであつた
>日本に於ては由来学者研究者の人格上の厳正なる批判を故意に遠慮する悪習慣があり、
>その為に一部野心家若しくは悪徳学者の跳梁を許したる結果による
0777考える名無しさん
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2021/08/24(火) 23:05:03.070
ttp://www.youtube.com/watch?v=-fqYrLg7320&feature=youtu.be
3事故調の元委員長が揃って政府の原発政策を批判 16.20分
ttp://www.youtube.com/watch?v=46E33PG9X0A&feature=youtu.be
【3.11 3周年特別企画】事故の教訓は活かされているか・日本記者クラブ討論会

黒川清:
皆さんこの20年間で、役所のことを『公僕』って言葉を使って書いたことあります?『公僕』。
昔、言ってたじゃないの。書いたことあります?デスクがちょん切った?何故?考えてください。
つまりこの事故調から反省するじゃないけど言ってることは、皆さん一人一人が、
「そうなんだよね、だけど出来ないんだよね」なんて言わないで、
自分たちの夫々の役割で何が出来るかということを考えて、
“一歩でも”いいから常に、考えて一歩踏み出してることなんですよ。
それをするのが、やっぱりシビル・ソサエティであり国民が創っていく民主主義じゃないの。

ということを問われているというのが今回の事件だったということなんです。
だから私んとこに某国の首相も来たんだけど、大使館から来てね、
首相が来るから色んな人に会ってるわけですよ、業界、役所、官邸。
で、何でかかって来たかっていうと、3年経ってもこんなに大人しいし、
何を言ってんのか当事者に聞いても何だか要領の得る答えが得られない。
「だから説明してくれない」って私が呼ばれたんですよ。
そういう国だということをよーく外から見てる。日本の有様、3年!
あなた達は何を一人一人がするのか、
よーく考えて“アクション”しない限り意味が無い、ということです。 
0778考える名無しさん
垢版 |
2021/08/24(火) 23:05:55.170
で、世界は、日本が何をしてんのかなっていうのが良く理解出来ないのね、今ね。
3年経っても理解出来ない。そりゃあそうですよ、あんな事故めったに起こらないんだから。
だけど、一番大事なことは世界は実は知ってたのね、専門家。
例えば日本の、保安院のトップは、
「アマチュアの経産省の人が一年毎に交代でローテーションしてく長官ね」ってこともみんな知ってたし、
それから日本はディフェンス・イン・デプスというIAEAがいろんな事故からね、
学んで『五層の防御』ってしてるのもやってんだけど「日本はやって無いね」って知ってましたよ。

船橋さんも取材してさ、ナイン・イレブンの後
日本の政府に二回ブリーフィングしてるけど何もしなかったってことも分ってるわけでしょ。
だから世界はみんな知ってるんですよ。
にも関わらず皆知らないふりをしているっていうのは、
さっきヤツコさんが言ったアカウンタビリティですよ。

夫々の人たちが、自分たちは一人一人がアカウンタブルというのは、
自分のポスト肩書き或いは社会での、責任を果たすということなんですよ。
0779考える名無しさん
垢版 |
2021/08/24(火) 23:06:40.700
アカウンタビリティっていうのは自分に与えられた新聞記者、社長、規制の委員会委員長、
其々が、学者、やることをちゃんと果たしているかということなんですよ。
ラック・オブ・アカウンタビリティですよ。

何か社長になりたい、規制庁の長官になりたい、事務次官になりたい、
政治家になりたい、学者になりたい、
東大の教授、何やってるのあなたは、っていうことを、みんな理解できないな、と。
それで非常に静かな世界で、それで理解できないな、
3年しても何も変わるようにならないし、この事故どうしたらいいかと言えば、
ネイチャーがしびれを切らして去年の9月エディットリアルを書いたじゃないですか

自分がやることをどうやってやるかということを、
結果で責任を問われるということがアカウンタビリティです。
それが無いということが世界中にバレてしまったということで
0780考える名無しさん
垢版 |
2021/08/24(火) 23:07:56.790
でもう一つ最後にこれがあります。リチャード・サミュエルズ、
ご存知だと思うんだけどMITの教授、彼は日本の政治学をずーとやってる人ですね、
で、彼は日本語なんかも読めるのでこれを去年4月に出しました…
日本では最後のコンクルージョンのまた一番最後のパラグラフ見て頂ければいいんですが…
あれだけの事故が起こっても、
日本の社会とかポリティックスとかデモクラシーが変わるような気配も無いと、
一体どのぐらいの事故が起きれば日本は変わるサインが出てくるのか。

学者一体何してんのよ、日本原子力学界何してんのよ、ジャーナリスト何してんのよ、
政治は何なの、ていうクエスチョンを問いかけているんですよ。
0781考える名無しさん
垢版 |
2021/08/24(火) 23:08:41.090
それは私の国会事故調であの辞令を頂いた時に…最後の二分間ってところに言ってありますけれど、
あの日は偶々、12月8日、真珠湾の70周年の日だったんですよ、
それちゃんと言ってありますから、今日は丁度真珠湾の70年目ですねと。
毎年夏に太平洋戦争生き残りの証言っていうのがあるけど、
それと国会についてのNHKの特番がずっと11月からやっていて、
あれを見てると国民は、直感的に「あれ、何か似てるな」と、
「何も変わってないんじゃないか」と思うに違いないと。つまり誰も責任を取らないんですよ、何をしても。
それは司法の役割かもしれないし、そういうポストに上がりたいくせに責任を取る気構えも無いと。
同じことですよ太平洋…、それを私はわざわざ言ってるんですよ。
0782考える名無しさん
垢版 |
2021/08/24(火) 23:09:32.760
今北澤さんのこと言ってると、やっぱり太平洋戦争と同じですよ。
国民総ざんげ的な、国民が選んだからそれで決めるって言ってるけど、
普段の平時で、誰が政策を作って、
誰がそれを決めてるかっていってるのは、そいじゃあ日本だけじゃないの。
だって、例えば事務次官は入省何年でやりますなんてことをやってね、
そんなことをやってる国って他にあると思います?
シビル・サービスは。ある?あったら教えてよ。

人間の歴史で起こらなかった事故ってあるんですか?
ブラック・スワン・イベントでもいいけど、起こるんだよ。
機械っていうのは必ず壊れるってことはあるんだから。
0783考える名無しさん
垢版 |
2021/08/24(火) 23:10:34.200
「公」とは何か、「公」ってやっぱり四つぐらいの意味があるだろうってのに、
日本は「公」ってのはパブリックっていうけどみんなちょっと違うんじゃないのかなーということを、
もっともっと共有しないと、
成熟したデモクラシーを、これをギブンじゃ無くてどうやって機能させていくかというところに、
国民一人一人っていうけどメディアは非常に大事な役割をしてるんですよ。
だからそれが今度事故で起こってきたのに、
日本は記者クラブがあって、メディアと言ったって“所詮霞ヶ関の媒体だ”なんて言われてたらさ、
もっと怒らなくちゃ困るよ、という話しなんだよ。
0784考える名無しさん
垢版 |
2021/08/24(火) 23:11:56.870
それじゃあ何故言えないのっていう話を、自分たちで考えてみてさ、
みんなそれで総ざんげじゃなくて夫々責任ある人いるんだから、いたんだから、
だからそれがアカウンタビリティじゃない、
社長になりたくてなって、なったらやることやらないっていうんじゃ最悪だよ。

これが、今言った国民総ざんげじゃなくて、
責任ある人が責任を取らないというところに問題があるんだってことを、
太平洋戦争の生き残り(?)と同じことを言っとるなって話しを、
わざわざ国会で言ってるってのはそういう意味なんです
0785考える名無しさん
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2021/08/24(火) 23:27:25.390
>だけどそりゃ平時にはそれでいい。だけど正にね、そのー、祖国がね、
>その滅びるかどうかというような、そういう非常事態に臨んでですね、
>そういうその平時のね、その公的のね、解釈論をやってるね、時期じゃないじゃないかと。
>自分はもう憎まれ者になってもですよ、あるいはその、
>平時の慣習を踏み破ってもですね、この際もう少しね、おやりになってもいいじゃないか

>“一歩でも”いいから常に、考えて一歩踏み出してることなんですよ。
>それをするのが、やっぱりシビル・ソサエティであり国民が創っていく民主主義じゃないの
>ラック・オブ・アカウンタビリティですよ
>学者一体何してんのよ、日本原子力学界何してんのよ、ジャーナリスト何してんのよ、
>政治は何なの、ていうクエスチョンを問いかけているんです
>そういうポストに上がりたいくせに責任を取る気構えも無い
>同じことですよ太平洋…、それを私はわざわざ言ってるんです
>成熟したデモクラシーを、これをギブンじゃ無くてどうやって機能させていくかというところに、
>国民一人一人っていうけどメディアは非常に大事な役割をしてるんですよ
>それじゃあ何故言えないのっていう話を、自分たちで考えてみてさ、
>みんなそれで総ざんげじゃなくて夫々責任ある人いるんだから
>社長になりたくてなって、なったらやることやらないっていうんじゃ最悪だよ
0786考える名無しさん
垢版 |
2021/08/24(火) 23:37:54.790
NHK 日本海軍反省会400時間の証言
第3回 戦犯裁判 第二の戦争
ttp://peace.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1418595495/62-65
ttp://peace.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1433587600/151-155

東京裁判を利用して
弱い立場の者に責任を負わせて逃げたのが、命令した側の日本軍参謀と天皇だったw
社会“全体を”防衛する=新型コロナの市中流行を抑えるため、如何に合理的に対策するか、
よりも、対策する責任部門の労苦軽減と
責任回避に加担するのが日本の科学ジャーナリズムという、原発事故と同じ構図になっている(?)。
0787考える名無しさん
垢版 |
2021/08/24(火) 23:38:42.980
コロナ敗戦から考える「危機の政治」と「政治の危機」 
構成・高橋純子編集委員 朝日新聞2021年8月15日

「コロナ敗戦」「インパール2020」――新型コロナウイルス感染拡大への政府の対応や
東京オリンピック開催に至るまでの曲折は、先の大戦になぞらえられることも少なくない。
戦後76年の夏、長谷部恭男・早稲田大教授(憲法)、杉田敦・法政大教授(政治理論)、
そして日本近現代史研究で知られる加藤陽子・東京大教授の目には、いまの政治はどう映るのか。

杉田 
「場当たり的な政府の対応については、『コロナ敗戦』、
あるいは、無謀な作戦で多数の犠牲者を出した太平洋戦争末期になぞらえて、
『TOKYO2020』ならぬ『インパール2020』などとネット上では言われています。
近現代史を専門に研究されている立場として、どうご覧になっていますか」
0788考える名無しさん
垢版 |
2021/08/24(火) 23:39:45.910
加藤陽子・東京大教授 
「やはり、エビデンスに基づいた政策決定が不得意な国なのだと思います。
菅義偉首相が楽観論に流れて判断を誤るのは、もちろん彼自身の資質にもよりますが、
日本の統治システムの『宿痾』であるとも言える…
たとえば1941年の秋、東条英機内閣が対英米開戦を決定するさいに御前会議にあげた
船舶の喪失予想データは、本来の専門の部署が算出したものではありませんでした。
対英米開戦に前のめりの人物がその手下に命じ、
なんと航空機による損害を含まない第1次大戦期のドイツの船舶喪失量から算出した、
過小に見積もられた不適切なデータを御前会議に上げてしまうのです。
専門家でない人物が数日間ででっち上げた数値の真贋を問える力を、
御前会議に居並ぶ為政者の誰ひとりとして持っていなかった。
おそらく今回の『コロナ敗戦』も、都合のいいことしか聞かなくなった為政者のもとに、
叱られてもよいから、本当の正確なデータを上げる人がいないということなのでしょう」
0789考える名無しさん
垢版 |
2021/08/24(火) 23:41:27.740
長谷部 
「憲法上の緊急事態とコロナがどういう関係があるのか、私はまったくピンときません。
フランスもドイツも憲法上の緊急事態制度があるが、そんなものは今回発動されていない。
みんな法律レベルでやっています。
日本も同じはずで、今より強力な権限の発動がどうしても必要だというのであれば、
そういう法律を作ればいいだけの話です。
しかしそういう議論はせずに国会をさっさと閉じ、野党が開けといっても応じない。
結局これも、偶像崇拝の一種なんですよ。緊急事態条項という偶像を拝んでいる。
偶像に自分の思いや願いを投影して拝むというのは結局、自分自身を拝んでいるのと同じです。
そんな役にも立たないことはやめて、どうしたら願いがかなうか、
どうしたら悩みが解決するかを自分の頭を使って考えなさいと、多くの宗教は偶像崇拝を禁止している。
緊急事態条項をいくら拝んでもコロナの感染拡大は止まりません。
どうすれば止められるのか自分たちの頭を使って考えなければいけない。
憲法改正なんて余計なことを考えている暇はないはずです」
0790考える名無しさん
垢版 |
2021/08/24(火) 23:42:20.880
杉田 
「冷戦期、ソ連は共産主義だから独裁なんだとみんな言っていましたが、
それから30年経ったプーチンの資本主義ロシアも独裁です。
さらに言えば、ロシア革命の前も皇帝の独裁だったんですから、
政治体制は何度も変わったけれど独裁は続いている。
ここに見られるのは、政治体制の違いとは別のレベルでの、
権力の運用の仕方をめぐる一種の継続性ではないでしょうか。
政治文化と言ってしまうと陳腐ですが、ある国の政治のやり方は簡単には変わらない。
日本についても同じで、あっと言う間に戦後デモクラシーの『メッキ』が?がれるのでは、
という思いをぬぐいきれません」
0791考える名無しさん
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2021/08/24(火) 23:43:12.570
長谷部 
「しかしそうは言ってもフランスは、
ロックダウンに際してまがりなりにも国民の同意は調達しようとしている。
中国のように恐怖でもって人民を締め付ける体制とは違うと言えば違う。
むしろ中国に近づいているのは日本ですよね。何の説明もしようとしない。
人事権を振り回して言うことを聞かせようとする。
コロナ禍が浮き彫りにした日本の根本的な問題は、人権軽視だと私は思います。
またもシモーヌ・ヴェイユで恐縮ですが、
人間は放っておくと重力に引かれるようにどんどん邪悪なことや
下劣なことの方に引かれていくと彼女は言っている。カミュも同じようなことを言っています。
ナチスによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)をジョークのネタにしていた人物が
オリンピック開閉会式の任を解かれましたね。
あれほど邪悪なことをジョークのネタにしてはいけないということは多くの人が言っていますが、
その指摘だけでは足りないと私は思います。
ちょっと気を緩めると、人間だれしもとてつもなく邪悪で下劣なことの加担者になりかねない。
私も、加藤さんも、杉田さんも、みんながいつもいつも気をつけてないと危ない。
だから、ジョークのネタにして人の気を緩めるようなことをしてはいけないのです」
0792考える名無しさん
垢版 |
2021/08/24(火) 23:48:38.370
杉田 
「ただ、気をつけない人にどう働きかけるべきか、という問題は残りますよね」

長谷部 
「気をつける、それはすなわち自分の頭でものを考えることです。
ヴェイユは工場労働者として働いていたこともあるから、労働者の人たちには考える暇がない、
それはしょうがないと言っている。考えていない人を非難はできません。
だけど、忙しい労働者でも自分の頭で考えられるような条件をなんとか社会の側は整えないといけない。
そのうえで最後、自分の頭で考えるかどうかは本人の問題です」

加藤 
「杉田さんは『自己内対話』とおっしゃっていますよね。自分自身と対話することで思考を深めよと。
私は、『日本人は『戦争』を選んだ』などと言って、『日本人』というくくりなど軽々しく使ってしまうので、
その日本人とは誰なのかをもっと考え抜かなければならないと思っているのですが、
自己内対話をやり得るモチベーションは何でしょうか」

杉田 
「加藤さんはさすがに痛いところをついてくる、怖い人ですね。
確かに私は自分の本で、苦しまぎれに自己内対話の必要性などと書いたかもしれません。
社会の中に意見の違いがあっても、一つの社会を構成する人々の間で対話をすべきだ、などとも。
ただし、先ほどから申し上げている通り、今の私にはその可能性について確信はありません」
0793考える名無しさん
垢版 |
2021/08/24(火) 23:49:29.260
長谷部 
「トクヴィルは『アメリカのデモクラシー』で、
ある政治体制の草創期や大変革期には、私的な利益よりも公共の利益、
天下国家のことをまず考える偉大な政党や政治家が現れる。
でも政治体制が安定期に入ると、矮小政党と矮小政治家の新時代に入ると言っています。
菅さんという人には自分が矮小政治家であるという自己認識があると思う。でも安倍さんは、
自分は偉大な政治家になれるんじゃないかという誤った自己認識を持っていたのではないか。
私たちは菅さんの矮小さにがっかりしたり怒りを覚えたりしますが、
菅さんが安定期における政治家本来の姿なのかもしれません。
なんて、何の慰めにもなりませんが」

加藤 
「1990年代の政治改革で小選挙区制が導入され、
解散権を握ると称する首相が絶大な力を持つようになってしまった。
良く言えばそれを最も巧みに、悪く言えば最も自分のために使ったのが安倍さんですね。
ヴェイユにならって言えば、『政権交代可能な二大政党制』というのは、
政治改革なるものへの執着によって生まれた幻想なのでしょうか」
0794考える名無しさん
垢版 |
2021/08/24(火) 23:50:10.530
杉田 
「私は以前から、
日本が欧米のような政党政治にならないことには構造的な理由があると思っていました。
先ほども述べたように、制度をいじったくらいで人々の政治のやり方が大きく変わることはない。
その意味でも、『政治改革』の失敗はあらかじめ予定されていたと思います。
政治学者の多くは、小選挙区制にすれば二大政党制になることが、
普遍的な政党システム論によって証明されているなどと主張しています。
しかし、今の日本の『第一党』はどこでしょう。自民党ではない。無党派層です。
どの政党にも帰属意識を持たない人々が過半数を占めるような社会で、
欧米と同じような意味で政党政治が成立していると考える方がどうかしています」

長谷部 
「私も、日本の政治改革が悪いタイミングでおかしな方向に行ってしまったと思います。
冷戦が終わってグローバル化が進む中で、
日本程度のサイズの国が独自に大きな政策選択をする余地などありません。
そんな時に、二大政党制にして政党本位、
政策本位の政治を志向するなんてまったくのアナクロニズムです。
タイミングも悪かったし、改革の方向性も間違っていた。
しかし今から巻き戻せるのかというと、これはちょっとわからないな」
0795考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 17:28:32.970
>私は以前から、
>日本が欧米のような政党政治にならないことには構造的な理由があると思っていました。
>先ほども述べたように、制度をいじったくらいで人々の政治のやり方が大きく変わることはない。
>その意味でも、『政治改革』の失敗はあらかじめ予定されていたと思います

>私も、日本の政治改革が悪いタイミングでおかしな方向に行ってしまったと思います。
>タイミングも悪かったし、改革の方向性も間違っていた。
>しかし今から巻き戻せるのかというと、これはちょっとわからない
0796考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 17:31:34.410
雑誌「選択」2013年7月号
政界スキャン 連載 341 小沢一郎とは何だったのか

「小沢一郎もついに普通の人になった」 麻生太郎財務相がある会合でこういってのけたが、
なかなか上手な言い方ではないか。日本を『普通の国家』にすることを目標に、
普通どころか尋常ならざる政局仕掛け人として
この二十年間永田町を騒がしてきた人物がいまや、その任を終えた。
かつて、小沢を「オズの魔法使い」に例えたのは誰だったか。

…振り返れば、小沢が主役としてからまなかった政局はこの二十年間一つもなかった…
日本の政治がこの二十年間、なぜこの男を軸に動いてきたのか、
きちんとした総括を行わなければならない。そうでなければ、
度重なる小沢政局の結果として今の政治の現実を受け入れざるを得ない国民が浮かばれない。
いっそのこと…国会で…「小沢一郎とは何だったのか調査特別委員会」でも設置して
小沢を含め関係者を参考人として招致して徹底的にその功罪をつまびらかにするのだ。
そのくらいの価値はある…
確か、優しいドロシーは、オズの正体を明かすことはなかったが、
我々は小沢の正体に迫らなくてはならない。それは、この二十年間
「親小沢vs反小沢」政局ですべてを説明してきた我々自身の正体解明にもつながるからだ。
0797考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 17:32:09.700
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇「〇〇〇〇〇〇〇〇〇 上」 1996年

日本語版への序文(住専と「正名」について)
だが…この機会に述べておきたいことがある。
なぜ本文ではっきり書かなかったかといえば、日本の人以外には、
あるいは日本に長く住んだ外国人以外には、言ってもわかってもらえまい、と思ったからだ。
それは、「言葉」の問題だ。日本の人々は、
自分たちの人生を左右している制度について議論するとき、きわめて不適切な言葉を使わされている。
とくに、西洋から輸入された制度についての議論では、言葉が、
議論そのものを誤らせることにすらなっている…

本書で私は、アメリカが、無尽蔵とも思える資金源を八〇年代初期にたまたま発見し、
それによって国家としての厳しい政治選択を先送りできた次第を描いている。
その無尽蔵と見えた資金源とは日本であり、この日本の資金によって、
アメリカの悪名高き「双子」の赤字――貿易赤字と財政赤字――が立て替えられた。
この経緯を説明するために、私は当然、戦後日本の金融システムの変遷を解説する必要があった。
だが、より重要であったのは…日本がアメリカに貸したカネの多くは、
未曾有の円高によって、あとで取り戻すことが決してできなくなるであろうことを十分知っていながら、
日本の権力者たちは、なぜアメリカにカネを貸しつづけたいと思ったのか。
0798考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 17:33:22.810
日本の権力者たちも八〇年代初期に、アメリカの権力者同様、
以前にはわからなかったあることを、偶然に発見した…
それは、アメリカのツケを立て替えつづけることで、日本の戦後の経済システムの根幹を維持できる、
という発見であった。既存の秩序を脅かすような根本的変化を、それによって回避できた。
日本がそのためにいま払わなければならない代価は、
ほんの五年前ですら誰も想像できなかったほど高いものになっているが、
日本の権力者たちにとってみれば、
それで政治経済の意思決定に関する自分たちの支配力が維持できるなら、安いものなのである。
0799考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 17:34:35.800
日本の銀行家と官僚は、意思決定のシステムにおいても、
行員のやる気を引き出すシステムにおいても、日本の銀行が西欧の銀行と根本的に違っていることを、
心のどこかで――いわば「ホンネ」のレベルで――みんな知っている。
だが、それを説明する言葉(ボキャブラリー)がない…
彼らは西欧起源の多くの言葉――信用(クレジット)、資本(キャピタル)、融資(ローン)、
資金調達(ファンディング)など――を使わざるを得ないが、
言葉の意味がアメリカでのそれと必ずしも同じではない…
これを理解するのは非常に難しい…
その理由の一部は、これを議論する適切な言葉がないからである…
日本でリアリティを論ずることの難しさを、完璧に示した実例といえば、
いま日本で最大のニュース、「住専」騒動だ…
この問題は、いろいろな意味で、本書で私が書いたことの帰結であり、クライマックスである。
0800考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 17:35:34.830
古代中国の政治思想のなかに「正名 Rectification of Name」という概念がある。
孔子の思想の孟子と並ぶ重要な継承者、荀子が唱えた概念だ。
荀子の東アジア政治哲学史のなかでの位置は…西洋政治哲学史におけるプラトンのそれに匹敵する…
荀子は、制度とその名前が一致しないとき、社会はきわめて危険な状態にある、と主張した。
したがって、彼によれば社会改善のプログラムは、
「正名」…すなわち制度とその名前を一致させることから始まる。
この「正名」を実行することが、日本の市民がいまの制度を本当に理解するためには、
絶対に必要な第一歩だと私は信じている。本書がその「正名」に、わずかでも貢献できれば、幸いだ。
私が本書を書いたのは、日本を愛するからであり、祖国アメリカを愛するからである。
そしてこの両国は、お互いがもう一方の国の問題を理解しない限り、自国の問題を理解できないし、
まして解決できない、と思ったからである。
0801考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 17:41:32.530
ttps://www.youtube.com/watch?v=7lQqY5nbsFE
ttps://www.youtube.com/watch?v=7lQqY5nbsFE&t=1396s
デルタ●人ウィルスの真の恐怖。デルタ変異株の感染力はワクチンも効果減。
菅自民党や厚労相の嘘と欺瞞に溢れた政治。新型コロナウイルスと論語。安冨歩教授電話出演。
一月万冊清水有高。2021.8.26

で、このね、論語の中でね凄く重要な話がですね、『名を正す』、ね。
で、『名を正す』というのはね、一体何なのかっていうのはこの『生きるための論語』のですね、
131頁にですね、『名を正すとは』っていうふうに書いてあるんですけれども、
この安冨さんがですね、《論語の中でも特に重要な章だと私は考えている》と、ね、
あの、『正名』ね、正しく名って書くんだけども、現代社会が最も必要としている思想、
そもそも名とは何だろう、というふうに、あの色々書いてあるんですが、
で、このですね、きちんと実態に合っている、名づけをしないとダメですよ、
名を歪めてはいけないんですよ、というふうに、書いてあって、
0802考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 17:42:22.070
《例えば危険なことをしている人々がそれを安全と呼べばどうだろうか、
何か大変危険な作業をやっているというのに
それを実行する人々がこれは絶対に安全な作業だと呼び変えて従事していると一体どうなる?》
《最初は安全というのは危険を誤魔化すための呪文に過ぎないと思っているかもしれない。
しかし何度も何度も『安全』と言っている内に、やがて安全な気がしてくる。
すると最早危機に直面しているというふうな意識が薄れ本当に安全だと思い込み、
それを前提として作動するようになる。このような事態になれば必ず安全意識が欠如し事故が起きる》

そーいや、最近首相は何て言ってたかなー。『安心安全』『安心安全』『安心安全』『安心安全』、
もうあの『安心安全』って誰かが言い出したらね、大体もうヤバいですよ…
それはだからもう何かを隠してるっていう、ことだよね。
いやだから、『安心安全』なコロナ対策っていうことは、《超危険コロナ対策》ってことですよ、要は(笑い)。
大体『安全安心』って言葉はおかしくてさ、安全と安心は関係ないよね。ん、違います。
別の概念です、あれは。全然別の概念を『安』が似てるからってつなげるとか、全く無意味でしょ…
只のダジャレなんで。
0803考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 17:43:01.680
ちなみにあのーそのー、なんて言うの名前を歪めてる…チャンピオンがさ、
今さんが毎回、言うてはるやつですよ…そうそう、『私は両親に愛されて育った』
あー、なるほど両親に愛されて育った、でも実際は、全然違うやんけ!ってやつね。
そうそう、あそこが名前が歪んでいるとですね、もう後は、無茶苦茶になります。
ちなみに今の日本人、日本人に限らんと思うんやけど、全員そこが歪んではるから、
子供時代のリアリティに直面出来ている人が殆どいいひんので。
居ないね、ま、見たくない気持ちは分かるけどな。そっから先は無茶苦茶になる訳ですけど。
だからその、そういう問題と、今のその、パンデミックとは《直結してる》んですよ。ん、そうやね。
そこにさー、あの、『親に愛されて育ったんです』っていうウソを自分につきつづけている奴らが、
この国を支配しているので、パンデミックは止まらない。
『これめっちゃヤバいやんけ、あかんでこんなことしてたら!』
って奴が指導者だったらこんななってない。
0804考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 17:45:56.530
ttps://imidas.jp/josiki/1/?article_id=l-58-268-21-08-g320
かつてのサブカル・キッズたちへ〜時代は変わった。
誤りを認め、謝罪し、おずおずとでも“正論”を語ろう
香山リカ(精神科医・立教大学現代心理学部教授)
2021/08/20

16人の精神科医が分担執筆した『大人のトラウマを診るということ
――こころの病の背景にある傷みに気づく』(青木省三他編、医学書院、2021年)。
本書のあとがきで…精神科医の村上伸治は言う。
「多くの精神疾患の背景に、トラウマの要素が隠れており、
それに気づかないと治療に難渋しやすく、それに気づくと、治療や支援が見えてくる。」
本書によると、不眠やうつ症状、拒食症状などを訴えて精神科にやって来る人たちの中に、
実は若い頃や子ども時代のトラウマが原因になっている、というケースがけっこうある…

「虐待などの小児期逆境体験は、愛着障害やトラウマ反応を引き起こしやすいだけでなく、
さらには成人の不安症、うつ病、統合失調症、物質依存症などを引き起こしやすい。
発達障害と愛着障害は、相互に影響しあい、
愛着形成・対人関係形成と発達を困難なものとしやすい。」(第1章)
0805考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 17:47:04.030
本書の中には、小学校、中学校時代のいじめがトラウマとなり、20代、30代、
中には40代になってから種々の精神症状が出現して精神科を受診したケースも紹介されている。
本書では子どもの頃の家族からの虐待や学校でのいじめを「小児期逆境体験」と呼び、
「出来事が大きいか小さいかは別にして、当の本人が精神的に大きな恐怖や苦痛を感じれば、
その出来事はトラウマとなり、トラウマ反応を起こす」(第1章)とも書いている… 

小山田氏のインタビューに大きな注目が集まり始めてから、
同時代を生きてきて現在も…活躍する、50代を中心にしたクリエイターや編集者らは、
「…擁護するつもりはないが」と…前置きをし…当時の文化的状況を懸命に解説しようと試みた。
そこで私の目に留まった…のは、
「ポストモダン」「脱構築」「浮遊する記号」「80年代、90年代サブカル」「文脈の喪失と相対主義」
「スキゾ・キッズと逃走」(※)「悪趣味と鬼畜」「冷笑」といったキーワードであった。

私は…小山田氏よりは10歳ほど年長…
80年代はじめ…インディーズ系の出版社…で編集や執筆に携わ…り…
そういう意味では、まさに「80年代サブカルから出てきた人」といえる…
だから、ほかの同世代人たちと同じように、
「なぜ小山田氏が雑誌でいじめ体験を自慢げに語ったのか」については…誰よりもくわしく語れる…
0806考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 17:48:32.800
私が言いたいのは、「小山田氏がなぜいじめ体験を語ったのか」を
文化史的な文脈で説明しようとすることそのものが、無意味…
もっといえば有害でしかない、ということなのだ。…もう少しだけ言葉を足しておこう。

先ほどキーワードだけをちりばめておいた80年代から90年代にかけてのサブカルとは、
私の理解では「すべての表象から文脈や歴史をはぎ取って相対化し、
権威や規範にとらわれず、自分はどこにもコミットしないまま、
“ひとつの主義主張と距離を置けなくなる人”には冷笑的な態度を取り、
ひたすら心地よさやおもしろさを追い求め、それ以上、何かを問われそうになったら、
『そんなの何もわからないよ』と未成熟な子どものように逃げ出す」という性質を帯びたものだ。
それは、いま思えばどう考えても、間違っていた

当時、私たちは大きな前提を忘れていた…ひとことで言うなら、「人権意識」となる…か…

人権意識をないがしろにしていた当時の文化そのものをどう位置付けるのかと考えると…
「意味がなかった」どころではなく、
その後の日本にとって「非常に有害だった」という方が正しいのかもしれない

私は、2010年代になってはじめて街頭のヘイトデモをこの目で見たとき、強い衝撃を覚えた。
それは単に「彼らの言葉がひどいから」だけではなく、それが80年代、90年代を通して
私がかかわってきたポストモダン文化やサブカルの延長線上にあるものに見えたからだ…
ヘイトデモに参加している人たちは、80年代から90年代にかけて…
私たちが作ってきたサブカル的、悪趣味・鬼畜的な表現を、現実の世界で真剣に実行に移している
今回の小山田氏の一件は私に、
自分がたどって来た道とそこで生まれた、いや私も生んできた間違いを突きつけた。
0807考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 17:49:47.450
そんな中、一本の映画が“希望”を与えてくれた…
『アメリカン・ユートピア』だ…デイヴィッド・バーンの映画と言った方がわかりやすい…
何より驚いたのは、あのデイヴィッド・バーンが率直に“正論”を語ったことだ。
また、演奏の中で片膝をつくポーズ(注:主にスポーツ大会における国歌演奏などのときに片膝をつき、
黒人への暴力などの人種差別に対し抗議を示す行動)の映像を流したり、
女性歌手のジャネール・モネイが…
過去の射殺事件で犠牲になった黒人たちの母親らといっしょに歌った
『Hell You Talmbout』を演奏したりすることで、人種差別へのはっきりとした反対の意思を示した。

この『Hell You Talmbout』を歌う前には、ジャネール・モネイに
「白人でいい年の男性だが、この曲を歌ってもよいだろうか」と確認して許可を得た、
というエピソードが披露され、「私にも“内なる変革”が必要です」とつけ加えられた。
デイヴィッド・バーンを知らない人は、音楽の世界にはまずいない…
それが、30歳以上も年下の女性歌手に「あなたの歌を歌ってよいか」と
おずおずと許可を求めた、というのである。こうして考えると、『アメリカン・ユートピア』は
まるごとデイヴィッド・バーンの「内なる変革」の物語だともいえる。
0808考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 17:50:33.840
実は彼は昨年9月1日、SNSでひとつの謝罪を行った。
「僕自身はあのことはすっかり忘れていてね。まずはこう思った。
『なんてこった、これは酷いな。時代のいかに変わったことか。
そして、僕自身もどれほど変わったものか』けれど、すぐにこう考えた。
『よし、ならこいつは自分で引っ張り出してやることにしよう。
デイヴィッド・バーンが自ら強引に「内なる変革」を行い、おずおずと正論を語りながら歌い、
踊ったショーは、スパイク・リーの手でとても力強くかつチャーミングな映画に仕上がった。
そしてそれがいま、日本でもヒットしているというのは、ひとつの希望ではない…か。
さらに言えば、これは前半で述べたような、
すべてを相対化し、対象と距離を置き、怒りを抑制して冷笑的な態度を取るという
“ポストモダンしぐさ”から脱却し、
さらに新たなクリエイションで人びとにメッセージを与えることは可能である、
ということを示す、壮大な試みにもなっている…
0809考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 17:54:00.560
>だからその、そういう問題と、今のその、パンデミックとは《直結してる》んですよ。
>そこにさー、あの、『親に愛されて育ったんです』っていうウソを自分につきつづけている奴らが、
>この国を支配しているので、パンデミックは止まらない。
>『これめっちゃヤバいやんけ、あかんでこんなことしてたら!』
>って奴が指導者だったらこんななってない。

>何より驚いたのは、あのデイヴィッド・バーンが率直に“正論”を語ったことだ。
>演奏の中で片膝をつくポーズ(注:主にスポーツ大会における国歌演奏などのときに片膝をつき、
>黒人への暴力などの人種差別に対し抗議を示す行動)の映像を流したり、
>「私にも“内なる変革”が必要です」とつけ加えられた。
>こうして考えると、『アメリカン・ユートピア』は
>まるごとデイヴィッド・バーンの「内なる変革」の物語だともいえる。
0810考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 18:02:18.240
〇〇〇〇〇〇〇「〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇」

ナルシシズムは心理的状況と文化的状況の両方を説明する言葉である。
個人のレベルにおいてナルシシズムとは、「自己」(訳注1)を犠牲にしてなされる
自分のイメージへの過剰なのめりこみと特徴づけられるようなパーソナリティ障害のことである。
ナルシシストたちは、自分がどう感じるかということよりも
自分がどう見えるかということに関心を持つ。
じっさい彼らは、自分が追いもとめるイメージと矛盾するような感情を否定していく。
彼らは感情なしに行動しながらも、たいていの場合、ひとを誘惑し、操縦し、
権力や支配力を得ようとしてたたかっている。
彼らは…真の意味での自己の価値というものが
――すなわち自己表現、自己抑制、品位の感情、そして誠実さが――欠けている。
0811考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 18:03:19.460
文化のレベルにおいては、ナルシシズムは人間的価値の喪失のうちに
――つまり環境への関心、生活の質への関心、
自己の同胞たる人間たちにたいする関心の喪失のうちに――見出すことができる。
利潤や権力のために自然環境を犠牲にする社会は、人間の欲求にたいする鈍感さをしめすものである。
物質的なものがどれほど増大したかということが生活がどれほど進歩したかということの尺度となり、
男は女と、労働者は雇用者と、個人は共同体とたたかわざるをえなくなる。
知恵よりも富が高い地位をしめ、人間としての品位よりも名声が賞賛され、
自分に敬意をはらうことよりも成功することのほうが重要だとされるときには、
文化そのものが「イメージ」を過大評価しているのであり、
それはナルシシスティックだとみなされなければならない。
0812考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 18:06:14.340
彼らは、感情が欠如していること、
内面の空虚さ、深いフラストレーション感覚、深い自己不全感を口にする。
彼らの多くは仕事の面ではきわめてうまくいっているのだが、
そのことは…彼らの内面で進行していることとのあいだに亀裂があることを暗示している。
どうにも奇妙に思えるのは、
障害の深刻さにもかかわらず、彼らが不安や罪悪感を比較的感じていないことである。

ナルシシストとそれ以外の人間を区別するものは、人間味の欠如であろう。
彼らは核による人類絶滅の危機に脅かされている世界の悲劇を感じないばかりでなく、
自分のことをかまってくれない世界にたいして
自分が値うちのある存在であることを何とか証明しようとすることに
人生が費やされることの悲劇も感じていない。
自分がすぐれた人間、特別な人間であるというナルシシスティックなファサードが崩壊し、
喪失と悲しみの感覚がいやおうなく意識されざるをえなくなるときには、しばしばもう手遅れである。
0813考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 18:07:33.010
一人の男、大会社の社長がいて、末期ガンであることを告知された。
生命の喪失という事態に直面することによって、彼ははじめて人生の何たるかを発見した。
彼はこんなふうに説明した。
「私はこれまで花など見たことがなかったし、太陽の輝きも、野原も見たことがなかった。
私は、自分が成功した人間であることを父に証明しようとする努力のために、自分の一生を費やしてきた。
私の人生のなかには愛のしめる位置がなかった」。
この男は大人になってからはじめて泣き、
助けをもとめて妻と子どもたちに手をさしのべることができたのである。

ナルシシズムとは個人と社会における非現実性の程度をしめすものである、
というのが私のテーマである、
非現実性は、ノイローゼだけに見られる現象ではなく、精神病の領域にまでおよんでいる。
成功した人間になれるかどうかを
愛し愛されたいという欲求よりも上位におく行動パターンには、どこか狂ったところがある。
自分が現実にどのように存在しているのかということ
――身体およびその感情――にふれようとしない人間には、どこか狂ったところがある。
また、「より高い」生活水準を、
という名目のもとで大気や水や大地を汚染する文化には、どこか狂ったところがある。
0814考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 18:12:02.020
患者はみな自分を理解してくれるひとを必死になってもとめている。
彼らは子どものころ両親に理解されていなかった。彼らは感情をもった人間として見られておらず、
また人間性にたいする敬意をこめてあつかわれてもいなかった。
自分の患者のうちにある苦しみを見抜くこと、彼らの恐れに気づくこと、
ひとを狂わせもするような家庭状況のなかで
自己の正気をまもるためにたたかわれている闘争がいかにはげしいものであるかを知ること

ナルシシストは子供のとき、分析家が深刻なナルシシズム的外傷として記述するようなこと、
つまりパーソナリティに傷をのこしつつそれを形成してゆくような自己評価への痛撃をこうむっている。
この外傷は屈辱感、とりわけ自分にたいする権力や統制の行使を
他人にほしいままにされて無力なままでいるという経験をともなっている。
子どもが何らかの形で
たえず屈辱感にさらされていれば、身体にも精神にも屈辱の恐怖が構造化されてゆくことになる。
このような人間は苦もなく次のように誓うことができよう。
「大きくなったら私は権力をにぎり、
お前にもだれにも二度とこんなことを私にできないようにしてやる」。
0815考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 18:13:21.980
>このような人間は苦もなく次のように誓うことができよう。
>「大きくなったら私は権力をにぎり、
>お前にもだれにも二度とこんなことを私にできないようにしてやる」。

という人間が自称保守、或いはネトウヨである。
0816考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 18:16:47.210
大日本帝国を捨てて戦後日本に亡命した〇〇〇〇という裏切り者

〇〇〇〇が『ネトウヨとは主義(価値観)ではなく、症状(不安神経症)だ』
と言ったがそれは当たっている。だがそれを最初に指摘したのは〇〇〇〇ではない。フロイトだ。
同族がナチスに大量虐殺されてしまったユダヤ人のフロイトは、
ドイツ(の或る地で最も古い家柄だったにも拘わらず、その故郷)を追われてロンドンに亡命した。
何故こんな悲劇をユダヤ人は背負ったのか。こんな悲劇を二度と繰り返さないためには何が必要か。
そうした大命題がフロイトに突きつけられた。
ドイツは第一次大戦で敗け、天文学的賠償金を課せられた。大恐慌が起こり、ハイパーインフレが襲った。
ドイツ人は長年努力して蓄えた資産をあっという間に失った。
ナチスを生んだのはドイツ人が追い込まれた理解不能の恐怖で、恐怖を払いのけようと必死になっている。
それがナチスを生んだ《集団神経症》なのだと。

幼児期に支配的な強者から自己の存在を否定される《死の恐怖》を植えつけられると
その者は《心的外傷》を受傷し、〇(=意志)と〇〇(=感情)が分裂する
(何故なら〔生き残るためには〕『こうあらねばならぬ!』という思い込み
=意志が自己の〇〇行動をしばるからだ)。
意志が〇〇(=感情)を支配し自分の自然な感情(=〇〇)を否定する。
《心的外傷》を受傷した者は、その後大人となるに従い二つの性格(タイプ)に分かれて育つ。
一つはナルシシスト(幼児期に自己の尊厳を奪われ支配された屈辱から、
二度と他人に支配されまいと逆に他人を強迫的に支配しようとする者)でこれの昂進した者がサイコパスになる。
0817考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 18:18:43.110
もう一方が〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇で、強者の支配下で己の真の感情(=〇〇)を押し殺し、
つまり(脅迫的な環境下で)《〇〇〇〇〇にして死す》ことで生き延びようとする者となる
(正に、『俺〔或いは組織〕の犠牲になることがお前にとっての道徳だ』と思い込まされている、
苛め自殺や過労死した被害者の姿だ)。こうした状況の典型例がBDSMに現れている。
囚われの環境で強いられる自己呪縛、サディスティックな支配者とマゾヒズム的な犠牲者という関係で、
この用語は性倒錯の場合の限定だが、この概念をもっと広く捉えれば、
学校の中の苛め自殺や会社の中での過労死など、
ナルシシストと〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇の組み合わせ(共依存)が専制的な支配=ファシズムを生んでいる。
つまりBD〇〇(ボンデージ・ディシプリン・〇〇〇〇〇〇・〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇)だ。
彼らは自分が抱える恐怖の原因を、別の何かにすり替えることで恐怖の原因との対面を避けている。

例えば自分の父親は自分と母親を大切に思っていない、
借金を踏み倒して他の女と逃げた男で、自分はそうした男を父親に持つような子供である、
という現実に向き合うことが余りにも惨めで耐えられず、
自分の父親は高い学歴を持ち、一旦は大金持ちとなった事業家で(偶々世界経済の状況が悪くて失敗したが)、
大した人間であった(自分はそうした偉大な父親の子供である)と思いたい。
0818考える名無しさん
垢版 |
2021/08/27(金) 18:20:01.690
維新以来日本は英米に支援されて富国強兵を実現し
(欧米列強によって五大国として仲間に引き入れられ)たにも拘わらず、
〇〇天皇と近衛文麿、東條英機らは欲を出し、
英米仏蘭がドイツと戦争を始めると彼らのアジア植民地を横取りしようと画策した。
それで、満州事変、上海事変、南京攻略、仏印進駐を仕かけると、
怒ったアメリカが石油を禁輸するなど資源封鎖に出る。
それで遂に英米に戦争を仕かけるに至り、(自国民を310万人も殺し廃墟の中で)惨敗した。
だか、太平洋戦争が終わると直ぐに中ソと英米は仲違いする。
すると〇〇天皇らは日本列島を中ソに対峙する極東戦略基地としてアメリカに差し出し、
全ての戦争責任を(東京裁判という国際的セレモニーの中で)東條英機ら7人のA級戦犯と、
現地司令官らBC級戦犯約千人に押しつけて本来背負うべき責任を免れた。
自分側から戦争を仕かけながら『アメリカから日本を守れ』と
(現実と正反対のことを叫んで被害者を装い、『正義はこちら側に在る!』と)国民を煽り、
現地司令官らに命令して、案の定、(自国民を310万人も殺して)敗ける一転、
全て責任を下に押しつけて自分は戦争責任から逃げ出した。
0819考える名無しさん
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2021/08/27(金) 18:21:08.180
それで『敵だ!』と煽ったアメリカの後ろ盾で天皇を続けている。
という(居〇り〇〇〇〇犯のような)者が、自国の元首であるとは死んでも思いたくない。
自分の親は家柄も良く、高学歴で、倫理的にも立派な人間だ(俺はその子供だ)と思いたい。
だがそう思い込めば、自分(=その親の子供、或いは国民)を抑圧し不可能な命令を下し、
失敗すると責任を押しつけてしかも自分は家(=元の日本)を捨てて逃げた、
そんな者と行為を正当化し続けなければならなくなる。
自分らはその倫理の欠如した者によって不当な扱いを受けても『それは当然だ』
(父親が自分を苦しめるのは自分が悪い子だからだ)と受け入れて苦しみ続けなければならない。
だからその苦しみから脱する方法は一つ、
自分が信じ崇拝している父親なり元首なりの真の姿を(事実を言葉によって表現する=)見ることだ。
そして事実=現実を受け入れること、
受け入れて(そう思い込みたい偽の妄想を捨て)別の妥当な物語を組み立てることだ。
0820考える名無しさん
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2021/08/27(金) 18:22:50.460
それをやって見せたのがフロイトで、何故ユダヤ人はヨーロッパでこれほど嫌われるのか。
それが嵩じて虐殺されるような羽目になったのか。
それを自民族の由来にまで遡って解明しようとした、その書こそが『人間モーセと一神教』である。
『ユダヤ人は神によって選ばれた民族だ』というその思い込み
(超越的プライド)を考古学と歴史的事実によって覆す(相対化する)、
ことによってユダヤ人とその他のヨーロッパ人との和解を図る。

ユダヤ人は元々エジプトの奴隷であった。そこでユダヤに伝わる神話を読み解き、
ユダヤ人の開祖=原父=モーセは実はエジプト人の高貴な神官で、
ユダヤ教とはエジプトの〇〇〇〇〇〇〇〇世が起こした〇〇〇〇教が元である、とした。
エジプトの神官モーセが奴隷だったユダヤ人を引き連れてエジプトを脱出し、
彼らの王となり、且つ聖なる掟を与えたのだと。
ユダヤ教とは(直接的な)神からの教えではなくエジプトの教えであった。
ユダヤの開祖=モーセはユダヤ人ではなくエジプト人だった。
これでユダヤ民族の絶対性は相当に相対化された。
0821考える名無しさん
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2021/08/27(金) 18:23:57.280
フロイトは更に、ユダヤ教とキリスト教の関係に言及する。
ユダヤ人がヨーロッパ人から嫌われるのは(その選民思想であり)ユダヤ人がキリストを殺したからである
(だからヨーロッパ人はユダヤに対し自分は被害者だと思っている)。
では(ユダヤ教の開祖の)モーセに対しキリストはどんな意味を持っているのか。
その意味を(エジプトの圧政からユダヤ人を救い出したモーセがその苛烈さ故、
後になって配下のユダヤ人に殺されてしまった考古学的事実を参考に)
フロイトは人類の起源に遡って考える。
0822考える名無しさん
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2021/08/27(金) 18:25:11.770
原人の時代から人類は殺戮を繰り返していた。『我こそが正義なり、世界の王なり』と。
(内藤湖南が「應仁の亂に就て」で描写した、戦国武将が戦に投じた足軽が、
敵味方の区別無く放火強盗強姦殺人を繰り返し、過去に築いたあらゆる文化、
遺跡、価値観を破壊し尽くす、身分の下の者が単に上にとって代わるだけでない、

《一條禪閤兼良が感じた下剋上はそんな生温いものではありませぬ。
世の中を一時に暗黒にして了はうといふ程の時代を直接に見て感じた下剋上で…
最下級の者があらゆる古來の秩序を破壞する、もつと烈しい現象を、
もつと/\深刻に考へて下剋上と言つたのである》という、
0823考える名無しさん
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2021/08/27(金) 18:25:55.400
正に今のイスラム世界の大混乱、と同様の)
応仁の乱のような有象無象のカオスを高貴と称する無慈悲なボスが平定し、群れを苛烈に支配した。
その苛烈さ故に手下は殺され追放された。
やがて追放された手下らは集まって団結し、機会を見てボスを殺しその地位を乗っ取った。
だがボスを失った群れは再びカオスに陥り、殺し合いが続いて行く
(正にフセインが死んだ後のイラクのように、カダフィ亡き後のリビアのように)。
その中から再び無慈悲なボスが現れて群れを統一する。
こうしたカオスと陰惨な平定が繰り返されるうち、
ボスを倒した兄弟同盟は(全ての独り占めを戒める)《聖なる掟》を結ぶに至った。
フロイトは言う、『これが一神教として結実したのだ』と。
0824考える名無しさん
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2021/08/27(金) 18:26:59.560
一神教とは人類の歴史が辿った過程から得られた教訓で、
モーセをボスとするならキリストはボス殺しの主犯である。
原罪とは(キリストを主犯とする兄弟同盟による)ボス殺しである。
キリストはボスを殺した兄弟同盟の主犯として十字架に架けられた。
キリストの犠牲によって兄弟同盟が犯した全ての罪は償われた。
これがモーセ(によるユダヤ教)と、キリストの関係である
(ユダヤ教はボス殺しを隠ぺいした〔=ボスの偉大さ、掟の崇高さだけを唱えた〕が
キリスト教はボス殺しを反省し〔=ボスの苛烈な支配に苦しめられた側の立場に同情し〕て出発している)と。

だがこれは、ユダヤ民族を出自とするフロイトにとって、
保守的な(ナショナリストの)ユダヤ人を敵に回す非常に勇気の要る話であった。
何故ならこれを日本に置き換えれば、
《日本人は古代中華帝国の奴隷であり、その日本人を古代中国の神官が引き連れて日本列島に脱出し、
自ら初代の天皇に就任すると共に天照大御神の神話を与えた》に等しい話だからだ。
にも拘わらずフロイトは、ユダヤ人とヨーロッパ人との和解のために、
当時判明している考古学的、歴史的事実を基に、
自民族が信じている神話を否定して見せなければならなかったのだ。
0825考える名無しさん
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2021/08/27(金) 18:28:52.710
ネトウヨになる者は(に限らないが)自分の心の中に大きな不安を抱えている。
だが、不安の原因が何であるか自分でも言語化し、
説明することが出来ない状態のまま宙ぶらりんになっている。
この状態で不安が惹起されるような行為や言葉が浴びせられると不安は昂進し、
強迫的に(脊髄反射で)否定しようとする。
こうした日本の中の分裂を調停し、且つアジアとの和解を図るには、
フロイトがやったと同じことを日本人がやらなければならないだろう。
そうでなければ関が原で敗けた薩長が維新(=関ヶ原の仇討)を起こしたように、
維新で権力を失った
旧幕臣らが昭和維新(=英米薩長連合軍への仇討)を叫んで太平洋戦争を起こしたように、
外国をまき込んだ《仇討》のシーソーは永遠に続いて行く。
0826考える名無しさん
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2021/08/27(金) 18:34:53.390
>振り返れば、小沢が主役としてからまなかった政局はこの二十年間一つもなかった…
>日本の政治がこの二十年間、なぜこの男を軸に動いてきたのか、
>きちんとした総括を行わなければならない。そうでなければ、
>度重なる小沢政局の結果として今の政治の現実を受け入れざるを得ない国民が浮かばれない。
>いっそのこと…国会で…「小沢一郎とは何だったのか調査特別委員会」でも設置して
>小沢を含め関係者を参考人として招致して徹底的にその功罪をつまびらかにするのだ。
>そのくらいの価値はある…
>確か、優しいドロシーは、オズの正体を明かすことはなかったが、
>我々は小沢の正体に迫らなくてはならない。それは、この二十年間
>「親小沢vs反小沢」政局ですべてを説明してきた我々自身の正体解明にもつながるからだ。
0827考える名無しさん
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2021/08/27(金) 18:35:58.400
>きちんとした総括を行わなければならない。そうでなければ、
>度重なる小沢政局の結果として今の政治の現実を受け入れざるを得ない国民が浮かばれない。
>「親小沢vs反小沢」政局ですべてを説明してきた我々自身の正体解明にもつながるからだ。

正に“日本近代を”“戦後を”、言葉で逸らすのではなく、『正名』で《言語化する》以外無いだろう。
問題は、それをやれるのが誰なのか?
0828考える名無しさん
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2021/08/27(金) 18:39:27.090
フロイト「モーセと一神教」
解題 歴史に向かい合うフロイト――モーセ論はなにゆえ(不)可能であったか 渡辺哲夫

興味深く、また重要な書簡がある。
一九三四年九月三十日付のアルノルト・ツヴァイク宛のものである。その中の一箇所に

「新たな迫害に直面して人びとはまた、いかにしてユダヤ人は生まれたのか、
なにゆえにユダヤ人はこの死に絶えることのない憎悪を浴びたのか、と自問しております。
私はやがて、モーゼがユダヤ人をつくったという定式を得、
私の作品は「モーゼという男――― 一つの歴史小説 ―――」という表題がつけられました」…とある。
0829考える名無しさん
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2021/09/13(月) 18:06:27.500
東浩紀氏の政治的動向を見ていると
ポストモダニズムが右傾化の本質を持っていた
という批判は当たっていたのではないか。
0830考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:22:34.660
満州に居た日本人は全てソ連に引き渡し土着させ、日本国籍を離れるもやむなし。
日清日露で得た領土を全て中ロに引き渡し、日中ロで対英米戦争を継続する。
ttps://www.youtube.com/watch?v=TmyOlzE1wE4
ttps://www.youtube.com/watch?v=TmyOlzE1wE4&feature=youtu.be&t=933
日米戦争 破局への道【CGS 茂木誠 超日本史 第30回】
2019/10/10

種村 佐孝(たねむら さこう / すけたか、1904年12月9日 - 1966年3月10日)は、日本の陸軍軍人。
最終階級は陸軍大佐。三重県出身。参謀本部戦争指導班長を務め、対ソ終戦工作にあたった。
主著に『大本営機密日誌』。
太平洋戦争中、陸軍参謀本部戦争指導班長をつとめ、大本営の戦争指導にあたった。
戦争末期、対米降伏・和平交渉はアメリカの偽装であり、
対米戦争の継続のためソ連同盟論を主張、対ソ終戦工作に従事する。
戦後にシベリア抑留に遭い、モンゴルのウランバートルにあった「第7006俘虜収容所」にて、
共産主義革命のための特殊工作員として朝枝繁春、志位正二、瀬島龍三らとともに訓練を受ける。
0831考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:24:32.970
明治維新を起点とすれば太平洋戦争で対英米戦をやる必然性は全く無い。
維新以来、日本は英米の支援で富国強兵(近代化)を進めてきたからだ。
それで日露戦争では英米を後ろ盾に大国ロシアと戦った。
だが日本は(持続的な)国力でロシアには到底勝てず、
勝っているギリギリのところで小村寿太郎はセオドア・ルーズベルトに講和の調停を依頼した
(英米の圧力で、外交上日本が勝ったことになった)。
昭和に入って東條英機ら陸軍統制派はこれの全く“逆を”やろうとした。
(松岡洋介らの尽力で)日独伊の三国同盟にソ連を加えて四国同盟とし、
(薩長と正反対に)英米と戦おうとした。
何とそれで(軍部は)敗戦間際にソ連に講和の調停を頼もうとしたのである。
0832考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:25:19.440
何でそうした(馬鹿げた)“発想が”出て来るのか。つまり(その真意は)、
日露戦争を仕かけたのは薩長で、我々旧幕臣側ではない。
我々はソ連を後ろ盾に英米と戦い、ギリギリでソ連に講和を依頼すると
(全てが日露戦争の逆なのだ。とすれば、日清日露、第一次大戦で得た植民地
=朝鮮、満州、樺太南半分、台湾、更には千島列島を全て失って、元の島に戻るのも必然だ)。
普通に考えたら明治以降、ロシアは仮想敵で英米は同盟国であるはずが、
東條などの旧幕臣側では英米が敵でロシアが少なくとも中立的、
或いは味方に引き入れるべき存在になっている。
つまり、太平洋戦争は戊辰戦争の真逆=仇討になっている。
ここに太平洋戦争を起こした者らの本当の動機が潜んでいるのだろう
(つまり、薩長が明治体制で得た勲功を台無しにして“チャラにする”ことである。
正に『してやったり!』だ)。
0833考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:26:13.790
(旧幕臣側に加担した)近衛文麿、東條英機、昭和天皇によって日本は敗戦し、
日清日露以来の植民地を全て失っただけでなく、薩長側が維新で勝ち得た諸々の特権
(旧華族、財閥、国家神道、現人神としての天皇制、その天皇を元首とする明治憲法)を失った。
そして民主主義と戦後憲法を押しつけられてしまった。つまり薩長側は、
旧幕臣ら(が無理やり英米に戦争を仕かけたこと)によって維新で得た地位を失ってしまった
(それで平民共と法律上は平等になってしまった!何たる痛恨事!)。
0834考える名無しさん
垢版 |
2021/09/22(水) 23:27:18.320
だから日〇〇議のような者らが戦後憲法を破棄し、
明治憲法に戻して自分らの特権的地位を回復させたいと願っている。
それが『日本を取り戻す!』という政治スローガンの意味らしい。
だがこれは『日本を取り戻す!』というよりも、
彼らが、彼らのために(国民を騙して)『彼らの特権を取り戻す!』ということだ。
それが令和の『日本の政治目標になっている』という。しかし今、アジアの国も近代化して来ている。
それは産業(の近代化)に於いてだけではなく、政治についてもだ。
韓国や台湾、タイ、或いはベトナムなどが、自動車や電子部品を作れるだけでなく、
政治的な仕組みに於いてもアメリカ・フランスの共和制を理解したとするならば、
名実ともに近代社会になるだろう。
その世界で、日本(の国内で二手に分かれた派閥)が仇討を繰り返しているとしたら。
(福島第一原発事故に至る戦後行政を見ても)
そんな政治理念しか持てない国は世界に呑まれて潰れるだろう。
0835考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:28:27.990
ttps://genron-alpha.com/gb063_01/
観光客の哲学の余白に(25) リベラルと保守を超える|東浩紀
東浩紀2021/07/26

それは同書の増補のためだけでなく、
いまの思想的な閉塞感を打破するためにも書かれた文章になっている。
2021年現在、この国の論壇の中心が、新聞や論壇誌にではなくSNSにあることは疑いがない。
日本の論壇もまた、SNSという環境に適合し、
たえずリベラルと保守に分かれて罵詈雑言を浴びせあう殺伐とした場に変貌しつつある。

リベラルと保守の対立はほんらいはイデオロギーの対立だ。
それは国家観や政策の対立に連動していなければならない。
0836考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:28:58.420
けれども現実の対立は様相が異なっている。
そもそも冷戦構造が崩れて30年以上が経ついま、左右の思想的な対立には実質がなくなっている。
ひとことでいえば、リベラルと保守の対立は、いまや一種の「ゲーム」でしかなくなってしまっている

ぼくの考えでは、その源にあるのは、結局のところ、
自分に近い仲間を優先するか、遠くて普遍的な原理を優先するかの「感性の差」である。

保守は仲間を優先する。リベラルは原理を優先する。
だからリベラルからみれば保守は自己中心的で他者を排除するようにみえるし、
保守からみればリベラルは共感に欠け理想ばかり語っているようにみえる。
リベラルと保守の対立は、冷戦崩壊後、徐々にそのような感性の差の表現でしかなくなっていき、
SNSの登場でそれが一気に純化した。ぼくはそうみている。
0837考える名無しさん
垢版 |
2021/09/22(水) 23:29:55.550
ttp://hbol.jp/61889
安倍首相の天下取りと改憲を宣言した11年前のある対談――
シリーズ【草の根保守の蠢動 第15回】2015年09月26日

対談の終盤、やおら伊藤は、「保守としての主張を強く打ち出していくのと同時に、
やはりそれを実現するためのある種の『革命』が求められているんじゃないかと、そう思うんです。
そういう保守革命を担うリーダーこそが安倍幹事長でなくてはならない、と私どもは思っています」
と、安倍への最大限のバックアップをうたいあげる。
そして安倍はこの伊藤のエールに何の臆面もなく「私もそういうリーダーたりえたい」と真正面から応じ、
二人で、「保守革命」へ邁進することを誓い合うところで、この対談は終了
0838考える名無しさん
垢版 |
2021/09/22(水) 23:30:20.200
ttp://hbol.jp/62818
安倍晋三の「保守革命」路線に託された4つのテーマ――
シリーズ【草の根保守の蠢動 第16回】2015年10月03日

「次から次へとモグラたたきのように生起する左翼勢力の仕掛けに、
受動的・後追い的に振り回されるのではなく、
むしろこちらから攻勢的に戦いを仕掛けるべき時にきているのではないか」という認識のもと、
「保守革命」というテーゼに集約するようになったのだと伊藤氏は書いている。
この「保守革命」の内容とは、つまるところ、伊藤哲夫率いる日本政策研究センターの論点である、
「歴史認識」「夫婦別姓反対」「従軍慰安婦」「反ジェンダーフリー」だということなのだ。
0839考える名無しさん
垢版 |
2021/09/22(水) 23:30:48.710
ttp://hbol.jp/64526
安倍政権と筆頭ブレーンが目指す「憲法改正」。
そして明言された「明治憲法復元]【草の根保守の蠢動 第17回】
2015年10月17日

日本政策研究センターは、前回も解説した「保守革命」路線…
8月2日、「第4回『明日への選択』首都圏セミナー」が都内某所で開催された…
レジュメで示された、「憲法改正のポイント」は大きく分けて以下の三つだ

1.緊急事態の追加
非常事態に際し、「三権分立」「基本的人権」等の原則を一時無効化し、
内閣総理大臣に一種の独裁権限を与えるというもの

2.家族保護条項の追加
憲法13条の「すべての国民は、個人として尊重される」文言と、
憲法24条の「個人の尊厳」の文言を削除し、新たに「家族保護条項」を追加するというもの
0840考える名無しさん
垢版 |
2021/09/22(水) 23:31:05.710
3.自衛隊の国軍化
法9条2項を見直し、明確に戦力の保持を認めるというもの

ここで注目すべきは、「改正対象」の順番だろう。
長年、改憲議論は「憲法9条」を中心に行われてきた。
しかし日本政策研究センターが提示する憲法改正リストのトップは、緊急事態条項であり、
憲法9条は一番最後に来ている。先に紹介したセミナー参加者も
「実際、最もウエイトを置いて語られたのは、
緊急事態条項の箇所でした」とセミナー進行の様子を語ってくれた。
0841考える名無しさん
垢版 |
2021/09/22(水) 23:32:25.450
この(保守とリベラルが無意味に対立している。
だから《いまの思想的な閉塞感を打破するためにも書かれた》という)〇〇〇氏の論旨は、
絶対王政とそれを倒した立憲主義がどのような精神的プロセスを経て生まれたのか、
という歴史を(意図的?に)踏まえていないように見える。
それで先に近代化=立憲主義を自ら獲得した英米仏など先進国と、
後発の新興国であった幕末維新=当時の日本が如何に係わったのか。
イギリス・アメリカをバックにつけて天皇を担いだ右翼=岸信介、笹川良一、
児玉誉士夫のような薩長側と、
天皇を担いだ者らに幕府を潰されたが故に天皇を打倒し(て幕府を復権し)ようとする
会津の田中清玄のような(反薩長だからロマノフ王朝を潰した者らと同じ)共産主義者
=旧幕臣との(日本国内の)“分裂を”考えていない。
日〇〇議のような日本の保守と呼ばれている、者らの政治的な動機と、
彼らが煽るナショナリズムに惑わされる一般人らが持つ被害者心理も考えていない
0842考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:33:26.560
(明治維新によって特権を得た者らの体制を、
維新で敗けた旧幕臣側が太平洋戦争を無理やり起こして叩き壊そうとした。自国を敗戦させることにより。
それで特権を失った者らが〔自国を潰した太平洋戦争を美化しながら〕『日本を取り戻す!』と叫んでいる。
日本列島を極東のアメリカ戦略基地として差し出しながら。
太平洋戦争の惨敗で失った自分の地位を取り戻し、
戦後日本を〔英米の武力と経済力とによって成し得た〕明治に戻すために)
(松本崇「持たざる国への道」の解説で加藤陽子東大教授が説明した
《経済合理性を無視して満州経営をおこなった陸軍、その軍部は続いて、政府や財界をも巻き込み、
通貨戦争という側面で、考えられないような愚作を華北分離工作でおこなった。
国民生活を窮乏化させた真因は、「軍部による経済的な負け戦」であったのに、
「英米の敵対政策のせいだと思い込んだ国民は、英米への反感を強め、
実はそれをもたらしている張本人である軍部をより一層支持するようになっていった」…
とのパラドクスとアイロニーが描かれる》、

と同じことがバブル崩壊以降の平成時代に起こっている。
0843考える名無しさん
垢版 |
2021/09/22(水) 23:34:18.800
敗戦した日本は朝鮮戦争=冷戦を切欠にアメリカから最新技術を供与され(MSA協定)、
その技術を使って米軍のジープやトラック、戦車を修理した。
そしてその技術を使ってベトナム戦争で疲弊するアメリカ市場へ民生品を売りまくった。
それは日米繊維摩擦、自動車摩擦、半導体摩擦となって日米関係は極度に悪化した。
するとニクソン大統領とキッシンジャー補佐官は周恩来の中国と和解してベトナム戦争を終わらせた。
この、戦争特需の終わりと同時に日本の高度成長も終焉した。
そしてアメリカは、ケ小平に向かって中国近代化の支援を約束する。
アメリカに貿易摩擦を仕かけた戦後日本は巨額の貿易黒字を抱え込み、
それはバブル経済を誘発し、そのバブルが弾け(る“と同時に”冷戦終結して、
東側に西側市場が開かれた。が故に)日本はデフレ経済に突入する。
0844考える名無しさん
垢版 |
2021/09/22(水) 23:35:32.840
(90年に160円程度だったドル円が)95年、79円の円高に曝され日本は輸出競争力を失った。
それで(平成を通じて)工場をアジアに出し、労働者の賃金は継続的に引き下げられた。
正に貿易摩擦をアメリカに仕かけて敗けたその結果、
アジアとの競争に曝され日本は(世界第二位の)経済大国としての地位を失った。
そうした失策(=敗戦国でありながらその首謀者らが戦争責任を免除され、
その免除された者らがアメリカに庇護されながら
〔アメリカがベトナム戦争という苦境下にあるとき“を狙って”〕貿易摩擦=経済戦争を仕かけるという、
それ)を仕出かした者らが中韓を叩いたり、アメリカを非難したりして責任回避を図っている。
0845考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:36:17.120
正に戦前と同様、

《国民生活を窮乏化させた真因は、「通〇省と〇界による経済的な負け戦」であったのに、
「英米の敵対政策のせいだと思い込んだ国民は、英米への反感を強め、
実はそれをもたらしている張本人である右翼政治家らをより一層支持するようになっていった」…
とのパラドクスとアイロニーが描かれる》

が、昭和の後半と平成に起きていたのである。

こうした現実に権力を握る者らが何をしていたのか=行為と事実に目を瞑り、
権力を持たない一般国民の付和雷同(SNSでのじゃれ合い)が社会の動静を決めている、かのような、
上辺の現象をを取り上げて追いかける、そうした議論こそが全く意味の無い不毛な議論なのである。
0846考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:38:19.430
ttps://www.youtube.com/watch?v=TLDCc77nryI&feature=youtu.be&t=2783
東大教授と語る【大不況VS日本政府】
菅義偉など新しい自民党総裁で大不況を乗り越えることは出来るのか?
経済対策の根本的欠陥。MMTからPMMTへ。
安冨歩教授電話出演。一月万冊清水有高。2021.9.5
0847考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:38:43.530
ピーター・ドラッカー「日本――成功の代償」 1978年 フォーリン・アフェアーズ

去年の秋、私の長期滞日はこの十八年間で十回目を数えたが、
誰と会っても話題は経済、ひたすら経済の話ばかりだった。
数学者も高名な…年配の禅僧までも、ドル=円の為替レートや…石油価格に気を取られていた。
日本は今、経済変動のショックの中にあるといっていい。
だが、日本が直面している問題は基本的には経済問題ではないのである。
社会構造と社会価値の変動なのだ。
一世紀にわたって日本を支えてきた社会政策が、急激に使いものにならなくなってきている
こうした政策は日本を、貧しく教育程度が低く平均寿命も短い農村社会から、
豊かで教育程度も高く平均寿命の長い産業社会へ変えていくために作られたものであった。
こうした政策が成功したこと自体がそれらを時代遅れのものとし、
日本の社会の安定と経済競争力を危機に陥れる危険を孕んでいるのである。
0848考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:40:41.360
元凶は石油カルテルでもなければ自然資源をめぐる日本の輸入依存でもなく…
むしろ、日本にとっての悪玉は…日本の人口変動であり、
日本が他のどんな国より短期間で国民の寿命を伸ばすことに成功したことである。
七五年前には平均寿命が四二歳だった。五十年前でもまだ五三歳にとどまっていた。
…一九七〇年、まだ十年も経っていないが、当時日本はまだ先進国の中で最も若い国であった。
六五歳以上の人の数が人口の七%以下、
すなわち日本の人口の一五人に一人しか六五歳以上の人間がいなかったということ
そして六五歳を越えた日本人一人につき、働いている大人が七、八人いたということでもある…
一九九〇年になれば、つまりあと一〇年と少しで、一九七〇年のスウェーデンのレベルに達し、
六五歳以上が全人口の一五%近くを占めるようになり、
欧米の退職者年齢である
六五歳を過ぎた人一人に対してわずかに三人の労働者しかいないという状態になる。
0849考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:41:43.250
そのころには日本は先進諸国の中でも最も年長の国の一つになり、
米国が達していると考えられる水準すらも追い抜くと思われる。
先進諸国のいずれをとっても同じような進展はみられた。
しかし、日本の変化の速度は欧米諸国よりもずっと速く、過去にも例が見られない
日本の年齢構成が変わるのに要した期間は二十五年である。
同様の変化が、米国では七〇年、ドイツでは百年、フランスでは二百年掛かって起こっている
日本が三十年かけて進めた教育上の転換を、米国では六十年、西欧諸国では一世紀かけている
さらに、日本が三十年で達成した、労働力のほとんどが農業に従事しているような社会から、
農業従事者の割合が全産業中最も小さいような社会への移行は、
米国ではほとんど一世紀かかり、西欧諸国では完了していないところすらある
こうした変化の日本での衝撃は、欧米のどことも比べものにならないほど大きい。
なぜなら、日本社会が依拠する基本政策は、過去の年齢構成、
過去の教育構造、過去の農村社会、過去の消費パターンを前提としているからである。
0850考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:42:18.850
閉じた経済圏は老衰してやがて死ぬ
人口動態の変移を本当のグローバル化で均すこと、の必要性

(敗戦後の高度成長から低成長に移行したとはいえ)それまで好調だった日本経済がバブル崩壊以降、
何故上手く行かなくなったのか。
今、〇〇〇氏が考えようとしていることは既にハーバード大学卒のエコノミストが96年ごろに書いている。
元国税庁長官の大〇〇〇郎氏も書いている。そしてピーター・ドラッカーも78年に書いている。
平均年齢が若く賃金の安い農業国から高度な技術を持った平均年齢の高い、
富裕な工業国家に変わったのだからそれまでの政策を変える必要が有る。
戦後、敗戦国で後進国だった日本は先進国から技術を買って
その技術で購買力の高い先進国に製品を売って貿易黒字を稼いでいた。
だが自分が(高い購買力を持つ)先進国になったなら、それまでとは“逆に”後進国に旧来技術を売り、
後進国が作った製品を日本が(その高い購買力を使って)買うことによって世界経済を回さなければならない。
つまり日本は(アジアが貿易黒字を出せるように)貿易“赤字を”出す必要が有る。
そして多額の貿易黒字を稼いだアジアはその黒字で日本国債を買い支えれば良い。
これは今、貿易黒字を稼いた中国・アジアがアメリカ国債を(大量に)買っているのと同じ構図だ。
0851考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:44:05.120
高齢化する日本の人口ピラミッドの(底辺の)下に
仮想的に後進国の若い人口を組み込んでその人口ピラミッド(三角形)を拡大し、
この全体が上手く回るようにしなければならない
(高齢化した先進国が、平均寿命の若い後発国の発展を助けることで世界経済を回し、
自国の財政破綻を回避することが出来る)。だからその三角形の全体を守るため
(かつてのイギリスや今のアメリカがしているよう)にシーレーンを防衛しなければならない。
だから自衛隊が海外に出て行く必要が有る。日本から技術を買った後進国は
(先進国から得た知識と技術と)資源ルートと商品ルートの安定を得て経済発展出来る。
だから(高度な軍事力と技術力を持つに至った)
先進国はそうした貿易ルートの安全を確保しなければならない。それを現在はアメリカ海軍が担っている。
だからアメリカは、敗戦から立ち直り富裕な先進国となった
『日本はそれを(或る程度)肩代わりせよ』と言ったのだ。
だがかつて日本軍はアジアで酷いことをした。故に恨まれている。
0852考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:44:20.410
だからそのままでは自衛隊は外に出て行けない。
だから日本はかつての戦争を反省し、根本的にアジアと和解する必要が有る
(欧州でそれをやったのが統一ドイツで、ユーロは事実上のマルクであるという。
つまりドイツは他のヨーロッパ諸国と和解出来たので、
マルクはEUのドル=基軸通貨となり、ドイツは広大な市場を獲得した)。
そうすれば自衛隊は海外に出て貿易ルートを警備出来る。
アジアは稼いだ貿易黒字で日本の国債を買い、財政赤字を支え、
日本政府は減税して日本人の購買力を(アジアが)支えることが出来る。
0853考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:45:36.750
だがそれを、靖国参拝を掲げる〇〇〇〇のような者ら、
『米軍基地出て行け』と言ってアメリカから離れようとする旧民主党の〇〇のような者が邪魔している。
これでは日本経済の没落は続き、少子高齢化と財政破綻は避けられない。
だから、『太平洋戦争は正しかった』『東京裁判は不当』『A級戦犯合祀は正しい』と叫ぶような
21世紀の《日本国民の敵》を〇〇しなければならない。
アメリカと手を切ろうとするような奴らを〇〇しなければならない。
日本人は頭の悪い極右を〇〇し、反米左翼を〇〇し、
アメリカと協力して(日本自身と世界の)真の繁栄を築かなければならない。
日本の大企業は95年の円高を切欠に大量に工場を海外に出し始めた。
だが、自衛隊は海外展開していない。
つまり日本の企業はアメリカ海軍に依存しながらアジア(の労働者)を利用して儲けている。
が、日本の労働者を見捨てて出て行った。そしてアジアも日本の財政=国債を買い支えていない。
これは破綻するコースである。
0854考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:46:56.650
ttps://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/12/post-95187.php
メルケル演説が示した知性と「ガースー」の知性の欠如
2020年12月15日(火)12時52分
藤崎剛人(ブロガー、ドイツ思想史)

ドイツのメルケル首相の演説が世界的に話題を呼んでいる。
同国のコロナ死者数が過去最多の1日590人に上った12月9日。
連邦議会において行われた演説で、首相はいつになく感情を剥き出しにして、
クリスマスシーズンにおける市民の自粛を訴えた。
情熱的なスピーチは得意ではないとみられていたメルケルが、
突如身振り手振りまで込めてコロナウイルスの拡散防止を訴える姿はインパクトがあり、
その数分間は切り取られて、世界的に知られるようになった。

「私は啓蒙の力を信じている」

コロナの危機を訴える演説の途中で、メルケル首相にヤジが飛んだ。
「(コロナの死者数が増えるという予測は)まったく証明されてないんだ!」
ヤジを飛ばしたのは極右政党「ドイツのための選択肢」(AfD)の議員で、
同政党はコロナ禍における移動や経済活動の制限について全面的に反対している。
0855考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:47:51.020
メルケルは普段はヤジに反応することはないのだが、この日は違った。彼女は、以下のように応答したのだ。

「私は啓蒙の力を信じている。今日のヨーロッパが、まさにここに、このようにあるのは、
啓蒙と科学的知見への信仰のおかげなのだ。
科学的知見とは実在するのであって、人はもっとそれを大切にするべきだ。
私は東ドイツで物理学を志した。
しかし私が旧連邦共和国(=西ドイツ)出身だったならば、その選択はしなかったかもしれない。
東ドイツで物理学を志したのは、私には確信があったからだ。
人は多くのことを無力化することができるが、重力を無力化することはできない。
光速も無力化することはできない。
そして他のあらゆるファクトも無力化することはできない、という確信が。
そして、それはまた今日の事態においても引き続き当てはまるのだ」。

メルケルは、反知性主義的なヤジに対して「啓蒙の力を信じている」と返した。
人々の自由が政治によって弾圧されていた東ドイツにあって、
いかなる政治も干渉することができない自由な領域が、彼女にとっては物理学の世界だった。
自分自身の経験を通して、メルケルはこの社会における科学的知見の重要性を語るのだ。

通俗的な反近代主義者やポスト近代主義者は、啓蒙主義の精神を批判しがちである。
しかし、彼らがそれに代わって社会が拠って立つべき指針を示すことはほとんどない。
0856考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:48:52.720
メルケルが見せた知性への誇り
前例のないパンデミックで国家が常態ではいられなくなったとき、
問われるのは国家のアイデンティティだ。
メルケル首相は、演説の中でドイツについて
「強い経済」と「強い市民社会」をもった「民主主義」国家だと定義している。
そして彼女にとって、そのような国家のアイデンティティの前提にあるのが啓蒙の精神、
すなわち知を愛することなのだ。演説の中でも、教育や学術への支援を首相は強く訴えていた。
0857考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:49:41.300
知性に対する態度の落差
もちろん、首相は演説が上手ければよいというものではない。
いかにその言葉に真心がこもっているようにみえようと、
それ自体はひとつのパフォーマンス以上のものではない。
しかしここで再度強調したいのは、メルケルの「情熱的な」の中に込められた知性への誇りについてだ。
啓蒙の精神を土台とした政策決定を行っていく姿勢をみせることは、単なるレトリックではない。
そのような言明を首相がすることによって、
科学的なものに裏打ちされた公正な政策について議論可能な土壌が、政治的につくられるのだ。
「こんにちは、ガースーです」の第一声のもとニコニコ動画に出演した菅首相に、
そうした知性に基づいた政治を行う気概はあるのだろうか。
政策決定の公正さについて、アカウンタビリティを果たす責任感はあるのだろうか。
残念ながら、これについては悲観的にならざるをえない。
菅政権発足直後に発生した日本学術会議に対する介入をみると、
この政権が知性に対してどのような立場を取っているかを推察することができる。
0858考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:52:54.500
(オレ自身、アンゲラ・メルケル首相のことは殆ど知らない。
だが雑誌『選択』の記事を読んで、うるさ型のベルギー国王も説得されて黙る存在だと知った。
そのぐらいメルケルは信頼され、尊重されているようだ。その)
アンゲラ・メルケル首相の父親は西ベルリンで牧師をしていたが、
或る時『東側に行って布教してくれ』と上から言われ、東ベルリンに家族と共に渡ることになった。
それでメルケルはベルリンの壁が崩れるまで(国民が秘密警察に監視されて生きる)東側で育つことになった。
その(家父長的な?社会体制に抑圧されて育ったはずの)
アンゲラ・メルケル氏が統一ドイツの首相になって、
何よりもヨーロッパが生んだ思想哲学(天賦人権論、啓蒙思想)を重視しようとしている。
これは大変喜ばしい。
0859考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:54:12.830
そしてこのような(ヒトラーでもスターリンでも毛沢東でもない穏健な)
優れた資質と人間性を兼ね備えた人が、この時代に出て来たことを(人間として)大変嬉しく思う。
メルケルの出現は様々な状況の組み合わせの結果だろうが、
(大概が『やられたらやり返す!』
〔それがスターリン、毛沢東に限らず、小泉首相だったり安倍首相だったり、
そして今更アヘン戦争の仕返しをしようとしている〇〇〇主席だったり〕に成りがちな、
この金融資本主義と技術が発達した世知辛い現代に出現したことは)奇跡と思う。
0860考える名無しさん
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2021/09/22(水) 23:55:07.170
さて、啓蒙思想とは、物知りな者が無知な者に上から目線で何かを押し売り的に
『教えてやろうw』とする姿勢(そうした生き方)、を尊ぼうという話ではない。
(幼児期から強者や自然環境に虐げられて育った人類の祖先=原人、或いは現代の幼児などの、怯え)
恐怖に駆られて《周囲》(の真の姿)が見えていない人間が、自分自身に対して或る時立ち止まり、
厳然たる事実を基盤とした厳正な数学的推論によって自己説得を試み、
今までの恐怖を基盤とした《思い込み》を、事実を基礎に据えた《数学的議論》“に置き換え”て、
自分自身がその《思い込み》(=呪術祈祷)の世界から脱して行こうとする(集団的な)心理療法である。
この方法をこそデカルトが、その著書『方法序説』によって示したのだ。
それによってヨーロッパは
それまでの呪術祈祷(迷信)の世界から近代合理主義の世界に脱することが出来た。
だからデカルトは近代哲学の父なのだ。これこそが、啓蒙思想の意義である。
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