洋の東西を問わず、輪廻転生、再生という信念を持ちたがるヒトというものは
どこまで傲慢なのかと、その業の深さに驚かされるが
生存の原理とは自己保存と快楽追求であり、その真逆に位置する死は忌み嫌われるもの
ヒトは生への執着から死を克服したいと言う願望を抱き、普遍の原理として
生まれ変わりという観念を精神に生じさせたのだろう