カール・マルクス 12
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マルクスはフローを
ピケティはストックを
主に分析した
後者は近年の統計整備が可能にしたものだ
両者は補完関係にある
ただしマルクスにとっては自然環境がより重要なストックであり、マルクスはピケティより視野が広い マルクスは資本論で純粋な資本主義の原理を追求したから
国家が考察から抜け落ちた
だからその後のマルクス主義者に国家への免疫が生まれなかった
極端に国家を嫌うか国家主義かのどちらかになってしまう 以下、初期マルクスにおける分業の否定(=資本論との対比)。エンゲルス執筆箇所。
マルクスは補足のみ
《各人が活動の排他的な領域をもつのではなく、むしろそれぞれの任意の部門で自分を
発達させることができる共産主義社会においては、社会が全般的生産を規制し、そして、
まさにそのことによって私は、今日はこれをし、明日はあれをするということができるという
ようになり、狩人、漁師、牧人、あるいは批評家になることなしに、私がまさに好きなように、朝
には狩りをし、午後には釣りをし、夕方には牧畜を営み、そして食後には批評をするという
ことができるようになる。》
(マルクス・エンゲルス『ドイツ・イデオロギー』渋谷正訳、岩波文庫版) >>13
国家というのは幻想の利益共同体。
考察に入ってるよ。 >>13
プロレタリア革命はインターナショナル世界同期革命だから
国家は解体されるでしょ
マルクスはキリスト教も否定したし、属性をなくした労働者原理主義だよ。 >>14
結局、良くわからないんだよな。
マルクスはどこか自然主義を隠していて、牧歌的なことを言う。
具体的にマルクス社会主義がどんな社会かは謎のまま。 >>19
異なる民族、価値観、文化をもつ世界中の人々がどうやって
世界同時革命の同志になれるんですかね? キリスト教を否定したのはフォイエルバッハでは?
マルクスが批判した宗教はユダヤ教だろうけど。 >>22
はあ???
労働者としてに決まってるやン!
労働者原理主義だよ。ぽけ >>26
毛沢東共産主義は結構、頑張ったよね
文化革命とか、伝統破壊、権威破壊
いまだに中国は男女平等だ
女性はみんな働いて管理職が多い マルクスはルンペンを嫌った
キミたちも排除されるぞ ルンペンプロレタリアート(独: Lumpenproletariat)とは、
カール・マルクスが使用した用語で、プロレタリアート(労働者階級)のうち階級意識を持たず、
そのため社会的に有用な生産をせず、
階級闘争の役に立たず、更には無階級社会実現の障害となる層を指す呼称[1]。略して
「ルンプロ」ともいう。 >>
なんで生計を立てているのかも、どんな素性の人間かもはっきりしない、おちぶれた放蕩者とか、
ぐれて冒険的な生活を送っているブルジョアの子弟とかのほかに、
フリーター、ニート、引きこもり
浮浪人、兵隊くずれ、前科者、逃亡した漕役囚、ぺてん師、香具師、ラッツァローニ[2]、
すり、手品師、ばくち打ち、ぜげん、女郎屋の亭主、荷かつぎ人夫、文士、風琴ひき、くず屋、鋏とぎ屋、鋳かけ屋、
こじき、要するに、はっきりしない、ばらばらになった、浮草のようにただよっている大衆、
フランス人がラ・ボエムと呼んでいる連中
― 『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』
<< 産業資本、金融資本の兵士こそがマルクス主義の担い手としては
適合的なのかもしれないな。 >>34
マルクス主義は個人と自由を大切にするんでしょ?
人を兵士として適合させるはずない。 中国は出産において男尊女卑が強く、妊婦が苦しんでいる。
世界的には男性の自殺率が女性のそれを上回るのが普通だが、
中国ではほぼ同等である。 >>35
資本主義社会の担い手においては、いろいろな労働者が多いが、
その中でも金融資本や産業資本のソルジャーこそが、
革命の担い手として適合的なのかもしれないなということ。 革命においては既存の債権債務関係チャラにするような、
創造的創意に基づいた発想で党的な動きがなされるだろうね。 最も成功した社会主義といえば、やはり日本でしょ。隠れ社会主義。 >>10
日本の社会主義化は、226事件後の、昭和維新から考えないといけない。 もうみんなすっかり忘れてしまったが、明治以降、日本は今よりずっと自由競争社会だったということ。
企業は株主をじゅうしして、株式から資金を調達して、そして株主に還元する。
従業員の流動性は激しく当然、終身雇用などない。
景気が悪くなればバサッと首にされててる。
また会社自身も競争が激しく、できては消えるを繰り返す。
資金のあるものは株主になれり儲け、労働者は低賃金ですぐに首を切られる、まさに自由主義格差社会。 >>41
一億総中流の時代がその頂点だったってこと? さらにはなぜが明治政府の地租税改革は、農民に厳しく、地主に有利な税制だった。
明治政府はとにかく金がなかった。
江戸幕府、そして各藩は金がなくて借金だらけで、抵抗なく廃藩置県に応じたと言われる。それを引き継いだ明治政府も借金まみれで、しかし産業育っていたい時代、金を取るのは農民からしかない。
税金を払えない農民は地主に土地を売る。
地主、資本家が富み、農民、労働者が貧しい超格差社会だった。 産業振興もあり、企業に課する税金は安いだけでなく、
殖産産業で政府が投資した工場を資本家にただ同然で払い下げる。
いまのアメリカに近いような格差社会だった。 どこで日本がいまのように変わったか。
226事件後の、昭和維新からだ。
つづく 明治政府は左翼を徹底的に弾圧した。欧州視察の時代はまさに西洋革命の時代で、左翼の恐ろしさをまざまざと見てきたからだ。
超格差社会でありながら、西洋のように労働運動が抑圧される。
その頂点が昭和恐慌だった。
世界恐慌と連続して起こった恐慌に、農民、労働者は子供を売るほど、苦しんだ、
その中で立ち上がったのが、右翼の青年将校たちだ。
彼らの多くは農家の出だったら。
226事件までの数年間は青年将校たちによる財閥幹部、政治家を狙った暗殺、そして国家社会主義を目指したクーデターが繰り返された。
結局、226事件にしろ、クーデターは失敗に終わり、彼らは逮捕されて処刑された。
しかしこれ以降、政治の主導権は軍部に移った。
そして軍部、官僚主導の昭和維新政治改革が行われた。 それは国家総動員体制として、軍事費調達の政策の面が強調されるが、
そこには、自由主義超格差社会から国民のための国家社会主義的な政治転換の意味も大きい。
まず株式相場は政府の管理下に置かれ、配当は制限された。
企業は株式相場からの資金調達に変わり、国家からの管理された補助により資金調達する。
すなわち国家による統制される。
産業全体が官僚指導により進む。
従業員の雇用安定として、終身雇用が推奨され、また中小企業を積極的に活用するよう推奨された。
官僚はまた税金を地方へも回し、全国的な貧困対策を推進する。
まさにここに日本型国家社会主義体制ができる。 これにより日本の格差は解消して、景気も回復する。
しかしすぐに戦争に突入する。
多くの人が勘違いしているが、
敗戦後、アメリカによる民主化が進んだと思っている。
確かに、軍部は解体されて、民主主義化は進んだが、
戦後から続く国家社会主義体制の解体は不十分だった。
その理由は、アメリカは産業分野には比較的手を入れなかったことと、
すぐにソ連共産主義との対立で、
日本の民主化を抑えて、戦前の官僚などを復活させて、運営を任せた。
官僚主導の国家社会主義的な面は、法律含めてそのまま残された。
そしてそれが結果的に、護送船団方式と呼ばれて、高度成長に活躍することになる。 国家社会主義的な面を改革しようとしたのが、
小泉内閣の構造改革政策だ、
金融などいくつかの面で、昭和維新以来の自由主義的な法改正にこぎつけた。
しかし全体から見ればまだまただ。
今となっては、格差の増加、非正規雇用はまさに小泉規制緩和で増加した。
いまや失われた世代と言われている、
そしていまの安倍政権は、政府主導の大企業への投資など、むしろ国家社会主義へ回帰している面が強い。 橋川文三の『昭和維新試論』は、軍部以外の人々の取り組みに注目していて面白いね。 >>53
これは読んだことなかった。
読んでみる。 20世紀の経済動向に関しては宇野弘蔵の経済政策論が参考になる
経済原論よりわかりやすい
柄谷行人は世界史の構造で循環論的に宇野弘蔵を発展させている
マルクスとの違いは生産より交換を重点視した点だ
また国家を資本を別の原理として把握している >>57
柄谷はファンタジーだから
面白いが、実際の歴史は関係ない 宇野の本はいろいろ買ったけど難解すぎて1冊も理解できなかった。対談集とかだと違うのかなぁ 宇野弘蔵の『恐慌論』は、
30年代のアメリカのケインズ政策が上手く行っていなかったことが
実証されていたことがわかっただけでも収穫。 日本で初めて国家社会主義的な実験が試みられたのが満州である。
日清、日露戦争で勝ち取り、満州事変後、国家にまで拡張した。
鉄道網、そして豊富な地下資源など、国家主導の産業統制が進められた。
その中心人物が、昭和の怪物岸信介である。そう、安倍首相のおじいちゃま。
政府から鳴り物入りで派遣されて、その手腕で軌道に乗せる。
その時に手本にしたのが、ソ連の計画経済と、ナチスドイツの国家社会主義である。
その後、岸信介は日本に戻り、日本の国家総動員体制づくりを手伝うことになる。
敗戦後、岸も戦犯として拘束されるが、釈放後、政治家に転身し、自民党立ち上げの主翼メンバーとなる。
自民党内、かつての国家総動員の人脈を駆使して、官僚とともに、戦前の国家社会主義的な運営を継続する。
すなわち官僚主導の国家運営、
その後、岸は首相となり、あの全共闘運動の抗争の中、やや強引な手法で日米安保条約を成立させる。 もう一人のおじいちゃんの安倍寛は左翼。
安倍晋三は消費増税に慎重で、高所得者から税金を多く取ろうとしている。 国家を総動員しても死体を起こして死体とくたばるだけじゃないのか。 >>63
Wikipediaを信じるなら、
安倍寛という人物は日本進歩党に属していて
日本進歩党は保守系の政党と記述されているよ。
それ以前の立候補で公認を得た立憲政友会を保守系の政党でしょう。
ただし徹底した非戦主義者だったことも記されているね。 いまの団塊左翼の憲法改正反対は、若い頃の岸信介やまんまとやられた恨み、安倍首相で晴らそうとしてるのかもな。
その後、普通にリーマン勤めてたくせに、年取って暇になって暇つぶしで、青春ごっことか、
いい迷惑だよ >>62
安倍家は戦後GHQ右派と密約を交わしたのかな? >>66
団塊左翼は70年安保の時大学生で騒いでいたんであって、60年安保の時はまだ小・中学生。
立憲民主党の最大の支持層だろうね。 「日本は最も成功した社会主義国だ」以上にクソな言説はない。
社会主義に対する誤解を招くし、これが言われた当時の状況を見ても実態を反映しているとは言えない。
出所もゴルバチョフの言葉として紹介されることもあるが、実際はそんなことはなく、怪しげな出典しか出てこない。 国民皆保険とかを指して、アメリカに比べれば国民のことを考えているだろ?
と信じ込ませるような言説だわな。「日本は社会主義」説は。 >>72
ちょっと話はそれるけど、「日本は社会主義」説、というのは、社会主義が正しいという価値観で語ってるよね。
資本主義は正しい、という視点がむしろない。
左派だけではなくて、右派や保守も、資本主義は間違っている、と考えているんだろうか? >>73
資本主義に薄々脅威を抱いているんじゃなかろか。
利潤追求、規模の経済、周期的恐慌・・
あんまり表立って怖い怖いとは言わないけど、
維新を唱えたり日本のこころに立ち返ろうと言ったりして、
資本主義的状況に対応しようとしているのかもしれない。 日本は社会主義がいかに語られているのか調べようと思って検索したらウィキペディアに日本型社会主義のページがあった
ウィキペディアによると否定的な評価から使用されることもあるみたい
しかし日本語のページしかなかった
日本が社会主義かどうかなんてあまり建設的でない話
論者によってはケインズ主義も社会主義的なんだから 歴史上日本は、公地公民制を取るなどして原始共産制みたいなことをしでかしていたのだから、
社会主義に親和性はあるかもしれないね。 日本はもっとも成功した社会主義であることは紛れもない事実だからね。 アメリカやソ連に比べたら確かにそうだわな。
でも、その構図も「子供の貧困」というテーマが持ち上がって崩れつつある。
(子ども食堂という解決策はある意味社会主義的ではあるけれど。) 日本型社会主義論は日本が福祉国家であったかのような錯覚をさせるが、
日本は福祉国家とは分類されていない。
唯一考えられるのは日本型雇用とか経営と言われているものであるけれども、
これはもともとあった日本の雇用市場の性格から来ているわけじゃない。
戦前の日本は今のアメリカや中国並みに不平等な格差社会であったことが
知られている。 また「終身雇用」と呼ばれた長期雇用形態についても、
日本の独自性を疑問視する実証研究があり、
議論の余地が残っている。
『日本人は集団主義的』という通説は誤り
http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_200930_j.html そもそも社会主義というのが多様で、
たとえはナチスは、国家社会主義ドイツ労働者党の略。 論者によって社会主義の意味が異なるから
日本は社会主義とか日本は最も成功した社会主義とかそういうのには何の意味もないんだって
魚類には目が二つある
私には目が二つある
私は魚類だ
私は最も知能が高い魚類だ
と同レベルの話なんだよ 日本もアメリカも欧州もクズネッツ曲線が通用した(ピケティ氏がいう)特殊な時代に
共通して社会主義に少し近づいた資本主義になっただけじゃないだろうか?
それは日本的な特徴であったというよりは、世界システム下での共通性だった可能性が高い。 >>82
■日本はもっとも成功した社会主義国家
もうみんなすっかり忘れてしまったが、明治以降、日本は今よりずっと自由競争社会だったということ。
企業は株主を重視して、株式から資金を調達して、そして株主に還元する。
従業員の流動性は激しく当然、終身雇用などない。
景気が悪くなればバサッと首にされる。
また会社自身も競争が激しく、できては消えるを繰り返す。
資金のあるものは株主になり儲け、労働者は低賃金ですぐに首を切られる、まさに自由主義格差社会。
さらに明治政府の地租税改革は、農民に厳しく、地主に有利な税制だった。
明治政府はとにかく金がなかった。
江戸幕府、そして各藩は金がなくて借金だらけで、抵抗なく廃藩置県に応じたと言われる。
それを引き継いだ明治政府も借金まみれで、しかし産業育っていたい時代、金を取るのは農民からしかない。
税金を払えない農民は地主に土地を売る。
地主、資本家が富み、農民、労働者が貧しい超格差社会だった。
産業振興もあり、企業に課する税金は安いだけでなく、
殖産産業で政府が投資した工場を資本家にただ同然で払い下げる。 明治政府は左翼を徹底的に弾圧した。欧州視察の時代はまさに西洋革命の時代で、左翼の恐ろしさをまざまざと見てきたからだ。
超格差社会でありながら、西洋のような労働運動は、抑圧される。
その頂点が昭和恐慌だった。
世界恐慌と連続して起こった恐慌に、農民、労働者は子供を売るほど、苦しんだ、
その中で立ち上がったのが、右翼の青年将校たちだ。
彼らの多くは農家の出だったら。
226事件までの数年間は青年将校たちによる財閥幹部、政治家を狙った暗殺、そして国家社会主義を目指したクーデターが繰り返された。
結局、226事件にしろ、クーデターは失敗に終わり、彼らは逮捕されて処刑された。
しかしこれ以降、政治の主導権は軍部に移った。
そして軍部、官僚主導の昭和維新政治改革が行われた。
国家総動員体制として、軍事費調達の政策の面が強調されるが、
そこには、自由主義超格差社会から国民のための国家社会主義的な政治転換の意味も大きい。
まず株式相場は政府の管理下に置かれ、配当は制限された。
企業は株式相場からの資金調達に変わり、国家からの管理された補助により資金調達する。すなわち国家による統制される。
産業全体が官僚指導により進む。
従業員の雇用安定として、終身雇用が推奨され、また中小企業を積極的に活用するよう推奨された。
官僚はまた税金を地方へも回し、全国的な貧困対策を推進する。
まさにここに日本型国家社会主義体制ができる。 >>85
社会主義じゃなくてケインズ主義の時代だろ?
もはやエクリチュールの戯れというレベルをこえてるぞ ナチスは優生学を推奨した。優生学は極めて新自由主義的な、
遺伝子という生まれによる格差をそのままその個人の自己責任に帰して
その人を処遇してしまうという乱暴なもので、これを社会主義というのは
いかがなものか? 日本で初めて国家社会主義的な実験が試みられたのが満州である。
日清、日露戦争で勝ち取り、満州事変後、国家にまで拡張した。
鉄道網、そして豊富な地下資源など、国家主導の産業統制が進められた。
その中心人物が、昭和の怪物岸信介である。そう、安倍首相のおじいちゃま。
政府から鳴り物入りで派遣されて、その手腕で軌道に乗せる。
その時に手本にしたのが、ソ連の計画経済と、ナチスドイツの国家社会主義である。
その後、岸信介は日本に戻り、日本の国家総動員体制づくりを手伝うことになる。
これにより日本の格差は解消して、景気も回復する。
しかしすぐに戦争に突入する。
多くの人が勘違いしているが、
敗戦後、アメリカによる民主化が進んだと思っている。
確かに、軍部は解体されて、民主主義化は進んだが、
戦後から続く国家社会主義体制の解体は不十分だった。
その理由は、アメリカは産業分野には比較的手を入れなかったことと、
またすぐにソ連共産主義との対立で、
日本の民主化を抑えて、戦前の官僚などを復活させて、運営を任せた。
官僚主導の国家社会主義的な面は、法律含めてそのまま残された。
そしてそれが結果的に、護送船団方式と呼ばれて、高度成長に活躍することになる。
敗戦後、岸も戦犯として拘束されるが、釈放後、政治家に転身し、自民党立ち上げの主翼メンバーとなる。
自民党内、かつての国家総動員の人脈を駆使して、官僚とともに、戦前の国家社会主義的な運営を継続する。
すなわち官僚主導の国家運営、
その後、岸は首相となり、あの全共闘運動の抗争の中、やや強引な手法で日米安保条約を成立させる。 >>89
そうやって一部の特徴だけを取り出してああだこうだやるのは
魚類には目が二つある
お前にも目が二つある
お前は魚類だ
と同じなんだって
いい加減にしろ 国家社会主義的な面を改革しようとしたのが、
小泉内閣の構造改革政策だ、
金融などいくつかの面で、昭和維新以来の自由主義的な法改正にこぎつけた。
しかし全体から見ればまだまただ。
今となっては、格差の増加、非正規雇用はまさに小泉規制緩和で増加した。
いまや失われた世代と言われている、
そしていまの安倍政権は、政府主導の大企業への投資など、むしろ国家社会主義へ回帰している面が強い。
そしていま人類史もっとも豊かで公平な社会を実現している。 >>88
その時代に政治的傾向として行われたのはケインズ主義だけではないし、
ケインズ主義自身も、資本主義を社会主義に接近・擬態させる適応によって
資本主義をなんとか保持させるという冷戦的目的をもったものだった。
だから、冷戦構造が終焉するやいなや、新自由主義へとシフトしたのも
資本主義の必然だったことがわかる。 日本がもっとも成功した社会主義国家であることは、日本だけピケティの格差法則から外れていることからもわかる、 小泉規制緩和にいい面も多いし、増税や減税の調節もいいと思う。 ピケティの格差法則から外れているのはアメリカもだよ。
アメリカの格差は労働所得による格差が大きくて
CEOが給料配分を他の労働者の意見を無視して自分の都合がいい
ように行えるという資本制企業の経営独裁制から来ている。 >>97
それは外れ方が逆の意味であって、
基本、格差法則にそってる。 日本型社会主義論で想起したのは、森嶋通夫さんの晩年の著作。
彼は日本のそれを「上からの資本主義」と呼んだ。
「国家資本主義」という言葉があるが、これはレーニンがNEPに
おいて用いた用語だったが、ソ連の例にかぎらず、
多かれ少なかれ開発独裁の性格をもった政治経済形態が後発工業国
に見られたのは事実だったのではなかろうか? まあ、傾斜生産方式とかを採るのは、
社会主義的とも上からの資本主義的とも言えるかもしれないな。 >>94
そのケインズ主義が資本主義を社会主義に擬態させたっていう認識について
一部の特徴だけを取り出してああだこうだやってると言いたいんだよ
ケインズ主義は資本主義のバリエーションの一つとして
資本主義は資本主義として
社会主義は社会主義として
それぞれ扱うべきだということ
当然資本主義や社会主義にも様々なバリエーションがある
それは魚類にサバやマグロがいるのと同じ
そしてマグロにも様々な種がいる
それらは全て同じではない似ているとか似ていない関係なく全て異なった生き物なんだよ >>101
社会主義が市場経済における政府の役割に重きを置くものだと仮定すると、
ケインズにおいても一般には市場経済に政府の役割を重視するほうへシフト
させるというのが通常の議論でしょう。
つまり、社会主義に資本主義を接近させるという表現はその事実を客観的に
捉えているだけであって、その現象そのものは社会主義・資本主義という
言葉には左右されない事実関係の科学的描写にすぎないよ。 >>102
その仮定がトリックなんだって
こう仮定すればまたはこう定義すればこういう結論になるでしょう
この論法を使えば自説をいくらでも「真理」や「客観的事実」に見せ掛けることができる
例えば社会主義を「階級のない協同社会をめざすもの」とか「革命を起こそうとする」(いずれも科学的社会主義=マルクス主義)と定義したらケインズ主義が資本主義を社会主義に擬態させたっていう認識は偽となる >>101
それはケインズはニューケインジアン的バイアスから評価しているんじゃないかな?
ポストケインジアン的解釈可能性をイデオロギー的に排除している。 >>103
マルクス主義者は呆れかえって苦笑してるんだよw >>104
その仮定は通俗的な社会主義の仮定にもっともよく適合している。
その仮定を採用しなくても、たとえばポストケインジアンのような存在がある。
マルクスとケインズとの両方に通じていて、ポストケインジアンの中には
根本的な矛盾がそこにあるわけではない。 >>106
あなたはどう見てもニューケインジアンであって、
マルキシャン、マルキストではない。
禊健太郎さんも、ピケティを高く評価しているようだが、
マルクス経済学にはどちらかというと否定的だ。 >>105
>>107
だからマグロにも様々な種がいるって言ってるよね
クロマグロとミナミマグロがいるからといってマグロという種は動揺しない
俺が問題にしているのは
自説を「真理」や「客観的事実」に見せ掛けるために
仮定や前提を設定したり一部の特徴だけを取り出してああだこうだやることなんだよ
>>107に至ってはもはやケインズ主義の話になっている
ケインズ主義の時代だと認めてるようなもの >>110
あなたは自説にちゃんと説明を加えていない。
「違うものは違うんだ」を繰り返しているだけ。
これでは理論にもならないし、反証可能性もない。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています