弁証法というと「ものごとを運動の中で捉える」、「対立物の統一と闘争の法則」、「量的変化から質的変化への移行の法則」、「否定の否定の法則」というキーワードで説明される。

が、それぞれの定義はあいまいだし、相互の関係もはっきり言ってよく分からない。
ばっちり説明できる人・文献は寡聞にして見たことがない。(できるもんならやってみろってんだ。)

マルクスやエンゲルスの著作にしても、これらの法則が貫徹されているわけではない。部分部分に、そういう思考が垣間見えるというだけ。

ぶっちゃけて言えばそんな大層なもんじゃないんだよ。問題解決のためのある種のアプローチの1つ。