点が生成されれば無秩序の海は2つに分断される。(ただし、外延性の公理も忘れてはならない)
もうひとつ点が生成されるとすれば、分断された2つのどちらかに生成される。
どちらが先にできるかなんてのは問わない。
どちらか、ということも重ね合わせのまま考えれば、
2粒子系(といっても、2qubit)で量子状態のテンソル積と同じだ。
観測によって、この組み合わせのどこになるのかが決定される。
古典的ではないので、量子もつれがあり、観測されない領域の部分の量子状態も影響を受ける。
あれ? 時間の話はどこにいった?
履歴、すなわちスピンがどのようになったかということが問題だ。
誰かが履歴の閲覧といった。閲覧、すなち観測された履歴が宇宙であり、
そこには量子状態のまま観測されていない部分もある。
この観測されていないものこそがダークマターとかダークエネルギーとかになるのか?
量子状態が古典的情報になるときわれわれの考える時間がうみだされる。
量子状態をうまくコントロールすれば未来をコントロールできる。
量子コンピュータは量子コンピュータ内部での未来をコントロールして計算を行う。
宇宙を量子コンピュータとみたてるのなら、未来をコントロールできる。
ここまではあたりまえすぎてつまらない結論だ。
しかし、方法はみえてきた。なにかおもしろい応用はできないものか。