>>545
その考え方を論理式で表すと、(P ∧ ¬P ) = Trueとなる。
カリーのパラドクスやヘーゲル弁証法もそうだけど、哲学では矛盾を巧妙に扱うことで、
意味ある概念や価値を構築できることもあるだろうね。

あと、矛盾許容論理や多値論理は、実際、ソフトウェアにも使われているので、
古典論理やブール代数だけで考えていく方が、現代では珍しいくらいじゃないかな。
哲学板の議論を見ていると、1か0で、自分は正しい、君は間違っているという
中二病的な主張が目立つので、それだけズレているということが分かる。
1から0の間にはグラデーションがあると知れば、真偽を一方的に決めつける
単純な議論を知的に相対化でき、議論を有意義なものにすることができるだろうね。