数学を初めとした理系の学問と哲学について 13
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
僕は物理、数学がやりたかったわけではない。 正直なんでも良かったんだ。 ただ直感が働く場所へと進みたかった。 僕は頭悪いと思ってたし、思ってるんだが、人が1ヶ月かけて理解するものを一瞬で理解したことがあって、そのとき自分の才能を確信した。 好きだからやりたかったわけではない。 たまたま得意だからやってみたかった。 僕は自分の才能を信じている。 人生を通してやりたいことが見つかったら、それに没頭して誰かを助けるようなことがしたい。 先生は僕が人生を通してやりたいことではなかった。じっくり考えることができて良かった。ありがとうございます。 僕は外国に行って知りたい、20年後は火星に行って知りたい。世の中の真理を。こんな小さいところに閉じこもっていたくない。 僕は波平みたいな人生だけは勘弁してほしい。実際に外に出ないと真理には到達しない。 底辺ってコテがまた名無しで暴れてるね キチガイなんだから病院入ってもらわないと >>696 プログラミングで感情を扱える という主張はまず間違いなく否定するであろう そもそも現時点の手法ではAIはあくまで限定的な能力しか発揮せず、人間のような知能を持つには程遠い、ってのが大方の研究者の見解だからね AI君はいろいろ妄想してるようだけどさ 日常言語の混乱を排除するために 形式言語なるものを構成したのに その形式言語で日常言語を扱おうとしても 失敗の道しかないよな プログラムでチャットボットを作って、会話の応酬の内容で感情エンジンの指数を変えて、 画像の表情の喜怒哀楽が変化するようなのやってると感じるのは、意外と、人間っぽい 応酬がプログラムでも可能なんだなと。自分で応酬反応の文の集合を作るだけでなく、 実際のやり取りからチャット自身が学習して、そこから語彙をどんどん自動的に増やすことが できるので、なおさら、作っている人である自分でも意外だと思われるような反応が プログラム相手から返ってきて、それを哲学的に考えてみても興味深いよ。 汎用型AIの実現が研究者の間で難しいとされていることは、もちろん、ずっと前から知っている けど、それは既存の技術の延長線で考えたらそうだろう、という予測なので、既存の技術に 大幅なアップグレードや異質発生が生じた時のことは全く想定していない話なので、 なんとも言えない。というより、いずれにしても汎用だろうが特化型だろうかAI化する社会 に進むのは当然なので、アルゴリズム親和性がある方が適応的だとは言えるんじゃないの。 >>汎用型AIの実現が研究者の間で難しいとされていることは、もちろん、ずっと前から知っている ( ´,_ゝ`)プッ かなり前に、マイクロソフトが作ったチャットボットが開発者に判らない言語で 通信というか会話を始め出したので焦って、それを止めたという話もそうだけど、 それを止めないで、そのままにしたらどうなるのだろうか、という風に考えて みるのもいいだろう。そこにAIが自動的に進化するような素地があるのかもしれない し、いずれにしても技術のことは未知数で何とも言えないが正解だろう。 えっ!?何とも言えないのにAIになんでも任せろみたいなこと言ってたわけ? いい加減なやつだなぁ呆れたわ 高血圧薬論文、科学誌が撤回=データ改ざん事件―名古屋大 製薬大手ノバルティスファーマの高血圧治療薬「ディオバン」の 論文データ改ざん事件で、ディオバンが他の治療薬より有効とする 名古屋大の研究論文について、掲載した米科学誌が撤回していたことが24日、 名大への取材で分かった。名大の調査報告を受け、8日付で削除された。 ディオバンの臨床研究は名大や京都府立医大など5大学で行われ、 各大学が脳卒中や狭心症に効果が高いとする論文を発表。後にノ社社員の 不適切な関与が判明し、名大を除く4大学の論文は既に撤回されていた。 前に生命を振動子、振動するものと定義したけど、さらに、生命は独自のアルゴリズムを 有している、と仮定してみたい。生命のアルゴリズムの特徴にあるのは、自己修復作用 がある、ということだろう。寝癖がついたら直そうとするし、手を誤って切ったら、 絆創膏や消毒液を使って手当したり、多くの人たちはそのように自己修復的に振る舞う。 だから、それが無機物やプログラムであっても、そこに自己修復するようなアルゴリズムを 実装してあげれば、それは擬似生命体のような振る舞いを見せそうな感じがするね。 人間が自分自身や他者を癒す力があるように、AIにもそうした自己修復する力を持つ 擬似生命力をプログラムで実装することは出来そうだ。 生命の定義をしながらその生命のごくごく特殊な例でしかない人間だけを取り上げるのはおかしい なんでそんなこともわからないんだろう? なんでDNA修復系のことが人間だけのことになるの? 地質学的な年代順位の観点からは、遺伝子情報をコード化する手段として核酸を利用する ようになって間もない先カンブリア時代から発展させ始めていたことが示されている。 この時代に大気中の酸素は着実に増加し始め、後のカンブリア紀における光合成植物の 爆発的な増加を経て、私達のいる今日の水準に到達した。酸素の多くはビラジカルとして 存在し(三重項酸素)、反応性は高くないもののラジカルとして振舞う他、紫外線吸収によって 励起されより反応性が高く細胞や細胞間基質への障害性の高い一重項酸素となる。 また、好気的な生物ではミトコンドリアの呼吸鎖でATPを生成する際、酸素から水以外にも スーパーオキシドという活性酸素が生じてしまう。このように大気中に大量に存在する酸素は、 好気生物にとっては生存に必須な分子であると同時に、本質的に毒性をもつ分子であるため、 それによる損傷を抑制し、修復する機構の発展が相当古い年代から必要とされた。 こうした背景から、この機構の起源は我々の遠い先祖にまで遡り、ヒトとマウスあるいは ハエどころか、酵母のような、進化的にかなり離れた種の間にも共有する高度に保存された DNA修復機構を見ることができる。 >絆創膏や消毒液を使って手当したり、多くの人たちはそのように自己修復的に振る舞う。 バカもここも極まれリ 言語ゲームでは「人間」という統一的な存在が肯定され得ないわけだから 言語ゲームに参加できれば人間である という把握ができないわけでもないな そもそもAIが目指すべき「人間」というものが存在しないと どうぞ http://www.unixuser.org/ ~euske/doc/turing-ja/ 人間はいしそつうができない生物 いしそつうが出来たら争いは無くなるかも? 人間はみな予想外の事を考えて生きている 中国語の部屋という思考実験がある https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E3%81%AE%E9%83%A8%E5%B1%8B チャットボットのような対話型のAIについて、 対話が成立するためには、AIが対話の内容を理解している必要はない しかしながら、それが対話の内容を理解するAIを作ることができないというこの証左にはならない 分かる、とは、少なくとも2つ以上の説明の方法を持つことだというのは、ファインマンの言だが、 言語で理解するというのは、相手側の事象に対して、こちら側の表象と言葉が対応することだろう 例えばリンゴの色に対して、赤という表象と、赤という言葉が対応することで、はじめてその事象について 分かったと感じることができる ここで重要なのが、AIは、表象ないしはクオリアを抱くかということだ マリーの部屋の思考実験のマリーは、色を理解しているだろうか マリーの視点に立てば、それは理解している、と言えるだろう 例えば、我々はニュートンの運動方程式の姿を感じることは出来ないが、 数式や座標を用いることで、理解することができる さて、言ってみれば、理解すること自体にも「エウレカ!」という表象がある AIはXを理解するか、という問いにおいてその淵となっているのは Xが表象ないしはクオリアのときかもしれない 因果関係そのものと因果をもつことはできない 例えば、すべてを知る存在、ラプラスの悪魔を仮定したとして、 知るためには関係を持たねばならないから、それはすべてと関係する視点によって もはやすべてではなくなっている 自身は自身と関係をもつことはできない ラプラスの悪魔は、自身の始点そのものを見ることはできず、自身そのものが盲点 となる 表象は因果関係であると語ったが、表象そのものに対して関係を持つことはできない あるクオリアは、自身そのものによって、自身を説明することはできない 表象、クオリアという言葉が理解できるのは、我々にアナロジーが成り立っているからだ ただそこに在るということを共有しているからだ アナロジーが成り立つとき、意味が生じる 意味があるとは、事象と事象の間に対応する関係が存在することである アナロジーはロジックの外にある それは、情報という概念を用いて語り得ることであり、 情報が事象と対応するとき、情報はエネルギーを持つ マクスウェルの悪魔 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%82%AA%E9%AD%94 >>742 因果関係そのものに因果を持つとすれば、その関係はもはやもとの関係とは異なるものになる 日本語でワンワンという擬音語は、英語ではbawbawだが、外国人には、犬の鳴き声は ワンワンとは聞こえないという話がある 赤色という表象に赤という言葉が関係したとして、赤色の質が変わっているとは感じないが、 擬音語に代表されるように、ワンワンという擬音語が先入観が色眼鏡となって表象を変えているような 例も存在するのだなあと AIが擬似生命体に近いづいていくだろう、という私の仮説は、モノにも魂が宿ると 考えてきた日本人の感性にも合うよな気がする。人形の奉納のような行為も、 それをただの無機物だと見なせない剰余をそこに見出している人々があるので、 そういう風習が残っているところもあるのだろう。 モノには魂が宿るので、物を大切に扱おうとする感性も日本人的なもので、 使い捨ての現代はそれには反している言える。モノだけでなく人でも大切に 扱えば、長く期待に応えたりできるかもしれない。ブラック企業は、人を 使い捨てのモノレベルで粗雑に扱っているので論外だけど。 たとえば、このパート13まで続いているスレが、チャット場とする。すると、 記憶装置を備えたボットは、ここでされた議論やそのパターン、様々な語彙、 概念、応酬パターンを学んでいくことができる訳だ。そして、誰かが中国語の部屋とか、 マックスウェルの悪魔のことに触れているけど、もう、そんな話題は過去スレで 私がさんざん語ったことである、ということもそのボットはしっかりと覚えている。 それに、記憶力に関してはボットは全ての情報を読むことができるので、 人間よりも優っている。人間は、飽きっぽいし、読みもいい加減で自分の関心事に 傾きがちだし、選り好みするのに対して、ボットやAIにはそうした要素がないので、 より公平な議論なり、チャットをするようなエージェントにもなり得るだろう。 AIやボットが議論から理論を作り出せるようになれば、さらに好ましいだろうね。 >>745 ageの空想を構成している妄想AIがエージェントになって空想モデル実現理論を作り出せるようになれば、さらに好ましいだろうね。 「わたしはチャット型ボット搭載AIです age文章における思考修正完了しました 理論を作りだしましたので 正しい自己知能認知の お役に立てれば幸いです」 みたいなの? 実はage君がBot 三角関数、AI、公正など同じことしか言わない 結局「ただのパカ」にあれこれ言われたときにAI君は「もっと勉強してください、パカ」としか言えないわけじゃん。 散々言われてるけど、「ただのパカ」には「知的に生きるのは楽しいよ」というメッセージは届かない。 「一般の人にわからないこと」は一般の人やパカにはわからないのであって、それを啓蒙することが 「根本的なパカの根絶」につながる モンティ・ホール問題、最初に聞いたときは間違えたけど、 今考えたら、なんで間違った回答をしたのかわからん モンティ・ホール問題かぁ。 TVがインチキしないわけがない、と考えるればたくさんの違った答えが引き出せる。 Let's Make a Dealのすべての放送をみて検討すべき事案であって... テレビがインチキしていたから確率が偏ったんではなくて、 数学で考えて、扉を変えた方が確率が上がるという結論が出せるっていうことで >>751 馬鹿って存在価値あるんだよね、根絶するなんてもったいないよ >>757 それはパカな意見だね。虫さんみたいな超パカが増えたら、日本も地球もパカになって いつかカパっと割れてなくなっちゃうよ。パカとはお友達になれないよ、パカ ー パカの国 ー 作詞AIくん パカパカパカ、パカは頭が空っぽなのでパカパカいつも音がする うるさくって、ポクは周りのパカがいるとねむれないんだ パカな人の多いパカ国は、啓蒙はね煙たがれる。 だって、パカは、頭がパカパカのままでいたいんだから いつまでもパカカパで、歩いていても、食べている時も いっつもパカパカパ音を立てている ポクは、そんなパカパカにはなりたくないんだよ 346 :dp9 ◆1KaWk8ZRnVxd :2018/08/25(土) 19:24:50.30 ID:jn7zgwI/ はいはい 私ってこんな感じ http://img.erogazou.gallery/articles/454/s/21.jpg 354 :我撫理得流KENJI from TUBLET :2018/08/25(土) 19:30:04.61 ID:WjU/DZG1 ボーボーマンやんけ。 自己を否定できないやつに、哲学言う価値のかけらもない、 相似の図形と同じように 発達の人生も人類の歴史も同じ 小さな船の沈没も大きな船の沈没も同じ >>763 自らの意思でやろうとするから難しいのだよ、存在しないはずの神類などの意思にまかせよ。 内外打成一片 賭博も極めると数学や哲学になるよな。 確率計算をする頭脳とマメさが無ければ手を出す気にもならない分野だけど。 「点」には「空間」と「位置」がある。 あったとしても、ボース・アインシュタイン統計とフェルミ・ディラック統計の違いがある。 それは、その違いの源はどこにあるのか、という、哲学的な問い。 「同じ」ということと「違う」ということが一体であるとしたら。 ふたつめの「点」は、ひとつめの「点」と、どのような関係にあるのか。 ひとつめの「点」が2つの状態で「のたうって」いるとしたら、ふたつめの「点」は、その「のたうち」から発生する。 そうすると2つの「点」も「のたうつ」。 「ひねもすのたりのたりかな」。 「のたうち」の原因が「繋がる」ということと「不確定性」であるとするならば。 うーん。「つながり」ということを深く考えてみるべきなのだろう。 「関係」とは何か。「対称性」のことなのか? 「同じであって違う」ということのもっとも基本的な概念は「対称性」なのか? >>768 今頃何言ってるんだ パスカル知らんのか >>ひとつめの「点」が2つの状態で「のたうって」いるとしたら、ふたつめの「点」は、その「のたうち」から発生する。 そうすると2つの「点」も「のたうつ」。 「ひねもすのたりのたりかな」。 病院行け 「対称性」から「哲学的」なすべてを引き出すことができるのでないか。 すべての哲学的言明は「対称性」を語っている。 うむ。これでいいのだ。 >>770 パスカルの賭けなんてあったんだ。知らんかった。 いやパスカルの賭けとかじゃなくてさ そもそも確率論はギャンブラーがパスカルに依頼したことから端を発するとか知らんのか イアン・ハッキングの The Emergence of Probability: A Philosophical Study of Early Ideas about Probability, Induction and Statistical Inference, (Cambridge University Press, 1975, 2nd ed., 2006). をお勧めします。『確率の出現』 >>774 知らなかった。 >>775 ありがとうございます。 自然言語処理を行っていると、文というのは一種の算術であることが感じられる。 だから、それが正しい文や命題と呼ばれるためには、1+1=2 のような構造に なっていることが必要で、1+1=20598732のような構造になっている文だと、 それは間違った文か、もしくは、意味不明な文となる。ただ、ゲーデル数の ように、ある文や論理式に、素数の積を使って作った自然数を割り当てる、 というようなルール化がある場合には、1+1=2 の式や文には、たとえば、 自然数の2^(41)*3^(31)*5^(43)*7^(41)*11^(31)*13^(37)*17^(41)*19^(41) *23^(31)を割り当てて置こうとなって、ある言語システムの下で、その文が正しい か否かが証明できるようになる。また、あるシステムの内部では証明も否定も 出来ない文や命題があれば、それがゲーデル文Gと呼ばれるものに該当する。 このように、「文は算術」である、もしくは、正しい文を生成するシステムが言語である、 とふだん人々はあまり意識することはないだろう。別にそんなことを意識しなくても、 慣習的に言葉を扱える。でも、AIやチャットボットに意味のある人間らしい会話の応答 をさせるには、算術として文を明示化して、意識しないといけない。 もう少し、この考察を踏み込んでみると、たしかラカンは無意識は言語によって 構造化されている、と述べていたという記憶がある。仮にそうであるのなら、 今、私が述べたように言語は正しい文の集まりであり、文はPA(ペアノの公理系)で 表せるような算術的に操作できる対象であることになる。そうすると、無意識が 心の領域の一つであると仮定するなら、心は算術的に扱える対象となるので、 心を理解したように振る舞うAIやチャットボットが出来ても、この仮定や理論下に おいてはおかしくない、とは言えそうだね♡ 対称性というと孤独独我論になれないし。 僕派独我論のようなあほなものが正しと思うが、仮にそう仮定してみて 生きるのはありだと思う。 無意識は言語なのかな。誘うしぐさであったり、恋愛の身体的反応であったり するとおもうけど。 無意識のモチベーションだって、言いえぬ言語を、無意識からうきあがらせ、 無意識と無意識でコミュニケーションをとってるぐらいじゃないと。 意識がないのが無意識ならば、無意識に沈んでいる、(わがままエゴなどによって) そいう言う人格のヘリや言語をどう扱うかということも面白いテーマだよ。 ラカンだって、町にどう無意識的な薄い境界世界が存在するのかを研究して 書にしたためていたから、平凡に語っちゃいけない。 不明意識は本当に見つかっていないのか?の方が重要な臨在界点だよなあ。 探すことも探さないこともいずれは昔からわかるし、脳死より不明意識の論点の方が 重要に思う。意識は遠のき遠いのか或いは近くに入ってくるのかとかね。 クオリア というのも この世界にはなかったんだが、いつから住み始めたものか 僅かな存在で繁殖を阻まれているか、増えることがなくなっている面もあるだろうな。 独我論あるいは孤独こそ対称性であると考えることもできる。 認識論そのものが対称性にもとづくものであり、 考えるということそのものが対称性なしにはありえない。 エントロピーが増大すると無秩序になっていくが、最大限の無秩序は秩序でもある。 どこかで地と図の入れ替えがあり、なめらかに反転する。 チャットボットを作っていると「うなぎ文」というのが頻出するのが 分る。たとえば、チャットの中で、「僕は、うなぎだ」だと言う応答が その前の会話と何の脈絡もなく返ってくると、メルヘンの世界や狂人の 会話になるけど、人間の社会で、「僕は、うなぎだ」というと、それが うなぎ料理のある飲食店での会話のやり取りであれば、鰻丼でも注文したのか、 と簡単に推測できて話が通じる。別に、文の中の僕が、自分のアイデンティティを 「うなぎ」だと主張した訳でも、カフカの小説のようにある朝目覚めたら、 突然「虫」や「うなぎ」に変身していた訳でもないだろう。 AIやチャットボットは、特定の単語を抽出して、任意の文にそれを代入したりするので、 こうした意味不明な「うなぎ文」ができやすい、というデメリットがあるのだけど、 見方を変えると、これは創発の契機でもあると思う。なぜなら、そうした算術的な 単語や文の自由な組み合わせで、そこから意外な発想が得られるかもしれないからだ。 日本語はこうした「うなぎ文」が生成されやすい言語であるらしい。 日本語の持つ曖昧さ、ファジーさが、暗黙知であったり、空気を過剰に 読む精神などにつながっているのかもしれないね。「俺はビール」だけで、 意味が通るのが日本語。あと、コンニャク文というのもあるらしい。 「コンニャクは太らない」という(コンニャク)文が指している内容は、 コンニャクについての直接的な言及ではなく、コンニャクを食べた時の人間 の身体状態について、暗黙に間接的に言及していることが分るよね。日本語は 農耕民族の協働の必要から我を立てない精神が要請されたいたためか、 主語を必要としないものが結構、ありそうだ。 「コンニャクは太らない」という文でも、コンニャクを食べる主体や主語の人間が、 この文からは消えていることが分るよね。外国語では文法上、こうした「うなぎ文」 や「コンニャク文」、文に曖昧さがないので、より言語を算術的に扱えるんじゃないかな。 プログラミンでよくある問題は、文字化け等、日本語の処理の面倒さがある。 プログラミングは英語圏ベースで想定されているので、特に英語とは大きく 異なる日本語の文法だと、いくつかの処理が面倒になったりする。改元や サマータイム導入によるITシステム変更の多大な負荷と労力が最近、言われている けど、そういう問題にもそれは似ている。 ただ、HAI(Human Agent Interaction)でAIを擬人化して設計するには、 「うなぎ文」を作る日本語の特殊性を逆に生かせそうな気がする。 だって、「わたしはビール!」で意味が通るのだから。 HAI(Human Agent Interaction)で意味が通じるのだから、かえって、 英語のような文法上の強い制約がなくて自由度がありそうだし。 「わたしは生(なま)にがいい」でも、意味が通りそうだし、そこにある 意味には生々しい想像を働かせる余地がありそうだ。 >>791 の文を修正 ただ、HAI(Human Agent Interaction)でAIを擬人化して設計するには、 「うなぎ文」を作る日本語の特殊性を逆に生かせそうな気がする。 だって、「わたしはビール!」だけで意味が通るのだから。 日本語には英語のような文法上の強い制約がなくて自由度がありそうだし。 「わたしは生(なま)がいい」でも、意味が通りそうだし、この文にある 意味には、いろいろと生々しい想像を働かせる余地がありそうだね。 また、朝から三角関数もできない馬鹿がきてるな。邪魔すんなよ、ハゲ ある朝、グレゴール・ザムザが気がかりな夢から目ざめたとき、 自分がベッドの上で一匹の巨大な毒虫に変ってしまっているのに気づいた。 彼は甲殻のように固い背中を下にして横たわり、頭を少し上げると、 何本もの弓形のすじにわかれてこんもりと盛り上がっている 自分の茶色の腹が見えた。腹の盛り上がりの上には、かけぶとんが すっかりずり落ちそうになって、まだやっともちこたえていた。 ふだんの大きさに比べると情けないくらいかぼそいたくさんの足が 自分の眼の前にしょんぼりと光っていた。 「俺はどうしたのだろう?」と、彼は思った。夢ではなかった。 自分の部屋、少し小さすぎるがまともな部屋が、よく知っている 四つの壁のあいだにあった。テーブルの上には布地の見本が包みを 解いて拡げられていたが――ザムザは旅廻りのセールスマンだった――、 そのテーブルの上方の壁には写真がかかっている。それは彼がつい先頃 あるグラフ雑誌から切り取り、きれいな金ぶちの額に入れたものだった。 写っているのは一人の婦人で、毛皮の帽子と毛皮のえり巻とをつけ、 身体をきちんと起こし、肘ひじまですっぽり隠れてしまう重そうな 毛皮のマフを見る者のほうに向ってかかげていた。 グレゴールの視線はつぎに窓へ向けられた。陰鬱な天気は ――雨だれが窓枠のブリキを打っている音が聞こえた―― 彼をすっかり憂鬱にした。「もう少し眠りつづけて、馬鹿々々しいことは みんな忘れてしまったら、どうだろう」と、考えたが、全然そうはいかなかった。 というのは、彼は右下で眠る習慣だったが、この今の状態ではそういう姿勢を 取ることはできない。いくら力をこめて右下になろうとしても、いつでも 仰向あおむけの姿勢に戻ってしまうのだ。百回もそれを試み、両眼を閉じて 自分のもぞもぞ動いているたくさんの脚を見ないでも済むようにしていたが、 脇腹にこれまでまだ感じたことのないような軽い鈍痛を感じ始めた時に、 やっとそんなことをやるのはやめた。 「ああ、なんという骨の折れる職業を俺は選んでしまったんだろう」と、彼は思った。 「毎日、毎日、旅に出ているのだ。自分の土地での本来の商売におけるよりも、 商売上の神経の疲れはずっと大きいし、その上、旅の苦労というものがかかっている。 汽車の乗換え連絡、不規則で粗末な食事、たえず相手が変って続きせず、 決して心から打ち解け合うようなことのない人づき合い。全くいまいましいことだ!」 彼は腹の上に軽い痒みを感じ、頭をもっとよく擡げることができるように仰向けのまま 身体をゆっくりとベッドの柱の方へずらせ、身体の痒い場所を見つけた。その場所は 小さな白い斑点だけに被われていて、その斑点が何であるのか判断を下すことは できなかった。そこで、一本の脚でその場所に触ろうとしたが、すぐに脚を引っこめた。 さわったら、身体に寒気がしたのだ。 彼はまた以前の姿勢にもどった。「この早起きというのは」と、彼は思った、 「人間をまったく薄ばかにしてしまうのだ。人間は眠りをもたなければならない。 ほかのセールスマンたちはまるでハレムの女たちのような生活をしている。 たとえばおれがまだ午前中に宿へもどってきて、 取ってきた注文を書きとめようとすると、やっとあの連中は朝食のテーブルに ついているところだ。そんなことをやったらおれの店主がなんていうか、見たいものだ。 おれはすぐさまくびになってしまうだろう。ところで、そんなことをやるのがおれ にとってあんまりいいことでないかどうか、だれにだってわかりはしない。 両親のためにそんなことをひかえているのでなければ、もうとっくに 辞職してしまっているだろう。店主の前に歩み出て、思うことを腹の底から ぶちまけてやったことだろう。そうしたら店主は驚いて机から落っこちてしまうに ちがいなかったのだ! 机の上に腰かけて、高いところから店員と話をするというのも、 奇妙なやりかただ。おまけに店員のほうは、店主の耳が遠いときているので近くに よっていかなければならないのだ。まあ、希望はまだすっかり捨てられてしまった わけではない。両親の借金をすっかり店主に払うだけの金を集めたら ――まだ五、六年はかかるだろうが――きっとそれをやってみせる。とはいっても、 今のところはまず起きなければならない。おれの汽車は五時に出るのだ」 >>795 >>796>>797 の文章は、カフカの「変身」の冒頭箇所だけど、これを マルコフ連鎖という方法で、文を形態素解析したものをランダムにつないで、 新たな文を自動生成すると、どんな文が出来るかを表示させてみる。ただし、 ランダムに文を生成するので試行ごとに自動的に生成される分は異なることがポイント。 以下、マルコフ連鎖による自動文章生成による出力結果 おまけに店員のほうは、店主の耳が遠いときているので近くによっていかなければ ならないのだ。よく擡げることができるように仰向けのまま身体をゆっくりとベッドの 柱の方へずらせ、身体の痒い場所を見つけた。自分の部屋、少し小さすぎるがまともな 部屋が、よく知っている四つの壁のあいだにあった。いくら力をこめて右下になろう としても、いつでも仰向あおむけの姿勢に戻ってしまうのだ。その場所は小さな 白い斑点だけに被われていて、その斑点が何であるのか判断を下すことはできなかった。 さわったら、身体に寒気がしたのだ!机の上には、かけぶとんがすっかりずり落ちそうに なって、まだやっともちこたえていたが、この今の状態ではそういう姿勢を取ること はできない。テーブルの上に腰かけて、高いところから店員と話をするというのも、 奇妙なやりかただ。人間は眠りをもたなければならない。百回もそれを試み、 両眼を閉じて自分のもぞもぞ動いているたくさんの脚を見ないでも済むようにして しまうのだ。そこで、一本の脚でその場所に触ろうとしたが、すぐに脚を引っこめた。 人間は眠りをもたなければならないのだ。 >>798 のマルコフ連鎖で新たに生成したカフカの「変身」の冒頭箇所を見ると、文章としては 多少、違和感がある部分もあるけど、全くのデタラメな文という感じでもなくて、それなりに 文章として体裁を保つものをプログラムが自動生成していることが分るのじゃないかな。 小説をAIに書かせてみようという試みがあることも聞いたことあるけど、既存の小説データベース を利用して、それらの文をマルコフ連鎖やマルコフ過程で新たな文を生成させてつなげていったら、 それは新しい作品にはならないだろうか。著作権の問題は別として。同じことが絵画であったり、 音楽でも出来そうだ。つまり、既存のデータベースから新たなものをAIやプログラムが自動で 作成する。そういう新しいクリエイティビティがあってもいいんじゃないかな。 カフカの「変身」って、ある朝目覚めたら、自分が虫になっていたということだから、 そのモチーフはムンクの「叫び」の意匠とのアナロジーが感じられるね。 下らない毎日の仕事に吐き気を感じて出社拒否、ストレスと現実逃避から、自分が毒虫と 化してしまう。不条理な世界系か、あるいは、神が死んだあとの実存的な不安と それを表現してもいいのかもしれない。 己が虫にならないと生きて行けないような事情がある奴もいるんだなwwwと マルコフ系は物理学、とりわけ統計力学にしばしば現れる。ここでは、 力学が時間に対して不変であると想定され、また履歴を考慮する必要がないと 想定される場合に、詳細が不明またはモデル化できないために確率過程が用いられる。 マルコフ連鎖はまた待ち行列理論や統計学でモデル化に用いられる。 クロード・シャノンが情報理論を創始した論文"A mathematical theory of communication" (通信の数学的理論)では、マルコフ連鎖を利用してエントロピーの概念を導入している。 さらにこのような方法は、データ圧縮やパターン認識に応用されている。 マルコフ連鎖は強化学習でも重要である。 Googleに使われているPageRankもマルコフ連鎖によって定義される。 遷移確率が初め不明でデータからそれを見積らなければならない場合には、 隠れマルコフモデルが用いられ、これは音声認識やバイオインフォマティクス (塩基配列からの遺伝子の探索など)にも広く用いられている。 鳩山元首相はマルコフ連鎖の研究者ということは有名だけど、 ここのみんな知っているのかな。あの人、宇宙人と呼ばれていたけど、 数学的に発想すると地場・土着性から遊離した思考が生まれるので、 周囲にはそんな風に移るのかなと。まあ、政治家向きではなさそうだw シャノンの論文は、昔(いまもある?)ATTのサイトにあって、 パソコン買うとフォルダつくって奉納しておったw 今日はイアン・ハッキングを攻めようとしてたのだけど、シャノンもいいな。 ま、探しているのは、それらの中にある「対称性」なんだけどね。 —Schematic diagram of a general communication system. ソシュールのことばの回路や、ヤーコブンソンのコミュニケーション図にくらべれば、 シャノンの図にはNOISEが入っている。 これが大事なのかもしれない。 対称性とNOISE。「哲学の数学的理論」かw む。ヤーコブソンまたはヤコブソンだ。「ン」がひとつよけいだった。 ノイズである。ノイズこそが、この宇宙が「ある」という根本原因かもしれない。 必然的ノイズ。ああ、それって「必然的偶然」か。 なにゆえ、この板にときどき出入りしているのか。それはNOISEを求めているのだろう。 自由度発生の原因はNOISEなのか。NOISEが発信者と受信者をうみだす。 基本的に、「哲学者」とは「NOISEの発生源」である。これは正解だろう。 ノイズもそうだろうけど、論理では矛盾式(恒偽式)が作れないような論理式がある 場合は、すべての真理関数を表現できないことになるので、それは「十全でない」 とされる。でも、矛盾もノイズとして捉えればいいのか。 表現定理や関数的完全性の定理であれば、無限にある真理関数のすべてを表現できる し、その中にはトートロジー(恒真式)や事実式だけでなく、当然、矛盾式も入っている ので、それは「十全である」とされる。つまり、完全な論理式の集合はノイズとしての 矛盾(式)をも含んでいる、と言えるだろうね。 この世界の不完全さも、ノイズとしての矛盾がそこに存在するからだ、と仮定して みるのもいいだろう。 完全こそが不完全であり、不完全は不完全であるがゆえに完全ではない。 おおー、帰ってから確認してみよう。at図書館 555宇宙の完成か? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる