マルクスの描く共産主義社会は著書によってイメージがばらばらな上に、抽象的な記述が多いから、そんなはっきりした答えはない

著書の中でも資本論によく現れるイメージとしては、無政府社会において労働者が自治する協同組合企業が経済活動をする、みたいなのが多い
ただこれも資本主義の問題点を比較の中で浮かび上がらせるために断片的に言及されるだけなので、やっぱり抽象的

具体的な共産主義社会を論じたものを読みたければ、共産主義的な実践活動をしている村・協同組合について書かれたものや、マルクス以外の著作に当ったほうが良いかもね