これを考えるヒントとして生物分類が挙げられる
生物の多様な在り方は遺伝子の差異でしかない
〜から成り〜に成るだけ
弱い力というが、ある物理状態からある状態に成るのに必要なエネルギー量というだけで
特別な力を想定しなくて良い
それと同様に、ある物理状態がある物理条件下で素粒子に成り、その素粒子はあっというまに違う物理状態に成るだけ
人間というか生物も本質としては、ある物理条件下で生物になり、また違う物理状態に成るのは同じこと

生物という規定も素粒子という規定も便利ではあるが、これはまた違う話

自然は運動するエネルギーの濃淡の海であり、そに親和、反発で差異としての生物になったりするだけ
その過程で自己言及可能な物理状態を獲得したのがヒト

根本の見方を変えれば、極めて単純、極めて豊穣ならぬ複雑ということになる