ジル・ドゥルーズ Gilles Deleuze 21
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“あらゆる瞬間、
すべての部分で無限な空間が開かれる。
それは数え切れない、際限なき原子が
あらゆる方向に、永遠の運動で、飛び回るときである。”
― ルクレティウス 『物の本質について』 2巻:1048-1066 (アラン・バディウ 『推移的存在論』より)
訳本
・ルクレーティウス 『物の本質について』 岩波文庫 (1978)
・ルクレティウス 「事物の本性について」『世界古典文学全集 21』 筑摩書房 (1970)
その他
・ジル・ドゥルーズ 『原子(アトム)と分身(ドウーブル) ルクレティウス/トゥルニエ』 哲学書房 (1986)
・ジル・ドゥルーズ 『意味の論理学(下)』 「ルクレティウスとシミュラクル」 河出文庫 (2007)
・ミッシェル・セール 『ルクレティウスのテキストにおける物理学の誕生 河川と乱流』 法政大学出版局 (1996) >>584は原子論というより、その描写は量子の世界を思わせる。
ドゥルーズなら量子論として読んでいただろう。 量子力学wiki
・事象が確率的にのみ記述されるということは、ニュートン力学などで成り立っていたような強い意味での因果律が成り立たないことを意味する
↓
メイヤスー『有限性の後で』
・この世界は、まったくの偶然で、別様の世界に変化しうる
メイヤスーについては数学のことばかりが言われるが、量子力学と比較をした方がその理屈は分かりやすい。
ドゥルーズとメイヤスーが共に引用する非因果律の大本はヒューム。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています