>>510続き

・日本における統一教会の活動と その問題点―活字メディアで報道された批判を中心に― 藤田庄市
http://www.rirc.or.jp/20th/Rirc20th_inbound8_Fujita.pdf#page=24
安倍と「お友達」たちの統一教会との親密さが公然の秘密のように語られたのが、2015年の「世界平和統一家庭連合」(家庭連合)への名称変更の時であった。
統一教会は同年9月1日に名称を変更したことを発表した(朝日新聞2015年9月2日 )。
(略)
なぜこの時期に改名が文化庁から認証されたのか。
統一教会は1997年から韓国をはじめ各国で名称変更をしてきたのだが、この日本ではそれが叶わずにいた。
その理由は明らかではないが、全国弁連は一貫して名称変更反対の申し入れを文化庁に行ってきたという事実はある。

ここに安倍政権の影を推認する見方が浮上した。文化庁は文部科学省の外局である。
名称変更時の文部科学大臣は、安倍の盟友、下村博文だった。

その下村は大臣就任期間約2年半の間に、統一教会系の世界日報社の月刊誌「ビューポイント」に、3回のインタビュー記事で登場していた。
もともとのつながりのみでなく、それが認証時期と一致することから、下村の直接の影響力が推認されたのである。