スレ主は反出生の非対象性を「生まれるよりも良い(or悪い)状態を享受する存在が居ると断じてる」と解釈したんだろう
実際には「生まれた場合と比較した時の生まれてない状態=親になる可能性を持った人だけが居て子供が作られていない状態」だから
この「親になる可能性を持った人の存在」によって不可知性は解消される
反出生理論の非存在としての「この世に作り出されずに居る状態」を保持するのは人格や肉体を備えた子供同然の何かではなく、作った場合に親になる人の細胞や遺伝子ということになる
だから不可知な領域に依拠せずとも子供が作られた場合と作られなかった場合の比較は既に存在してる我々の目線からは難無く成立する
あくまでも子供を作る側の立場から「今ここに生きている私」によって今後新たに作られた場合の子供の利益と不利益を天秤にかけて考えるのが反出生