>>678
孤独に苛まれている人がひたすら文字を書き続ける描写である。

先進国である日本では「箱男」は多分小学校六年の国語の教科書には載っているはずだから、これ以上の詳しい説明は不要だろう。

冒頭の社会背景の説明を終えると、「箱男」は箱男の一人称視点に切り替わる。そこで箱男がすることはなにか。
都市で、段ボールを被って暮らしているので最低限、視野を確保するために段ボールに穴をあけること。
こうすればこちらの正体は段ボールに隠されて匿名性を保たれ、同時に一方的に相手を観察できる!