「どうやって」殺してはいけないか。

遺体遺棄なんかはバレてしまえばいい、というのが一般的な意見だ。

遺体遺棄をすることは、バレるおそれを十分含んでいるはずだ。
だとしたらこれは犯罪者が得をする方法ではない、むしろ非犯罪者にとっては好都合なのだ。

もう昔の出来事だが、小学校でカッターで首を切る事件が起きた。
そういう殺し方をすると、周りの小学生も真似をしてしまう――小学生の犯罪者を逆に切りつける――おそれがある。

小学生は犯罪者をいじめようとするかもしれない。これは確率でいえばゼロではないのである。

こうしたデメリットやリスクを含む殺し方はしない方がよいというのが一般的な言い伝えとなれば幸いである。