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「小説 サクラ咲く」
0001考える名無しさん
垢版 |
2024/03/26(火) 12:37:11.700
私は冬の最期の温かみに触れながら、そう、あの時の、満開の花が咲くころを、待っていたのだった。

「お母さん、もう春が来たの?」5歳のたけるが尋ねた。
「冬が終わったから」私はそう言い返した。
「お母さん、いつも説明不足でなんだかよくわからないよ」たけるが嘆いた。
「いつかまた」
「お母さん、もう花は八分咲きかな?」
「そういうこと」

辺りを見渡すと、旦那の兼五郎が見えた。

「兼五郎って漢字は、たけるにはまだ書けはしないか」
「お父さん、兼なんて簡単だよ」
「ほう。簡単といったな。じゃあ花子も書けるんだよな」
「花子も書けるよ」
「私の名前書けるのね」

そうか、と兼五郎は頷く。三人家族で森林を歩いていると、満開の花が、視界にとらえられる。

「お母さん、やっぱ花咲いてるね」
「良かった」兼五郎は微笑んだ。
「満開の花、今年も見れたね」
0015考える名無しさん
垢版 |
2024/04/29(月) 09:18:01.820
イエスは十字架に架けられたとき、天の父に嘆きました。
そして三日後、復活したのを信じるのがキリスト教です。
元はユダヤ教なのですが、派生しました。
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