>>320
ここは哲学板なので哲学の話にするが、ラジが通ってた小学校には重度知的障害者の女の子がいて、本来障害者向けの福祉に回されるはずの彼女が普通の公立小学校に通ってたのは母親の意向だったラジ… 

その子はいつも頭に赤い、ボクサーが付けるみたいな緩衝ヘルメットを着けていて、手足はいつも痙攣していた。唾液の分泌と排出のコントロールができないらしく、彼女が唾を飛ばす度に近くにいる子がそれを拭くのがルールになっていたラジ…。

ワイらが中学に進むと、その子は別の進路に行ったらしかったラジ。

ちょっと嫌な言い方だが、ワイが大人になってからポスト構造主義の本を読みながら、常に頭の片隅にサブテキストとしてあるのは、小学生の頃の彼女の記憶である。

人の脳の基盤自体が物理的に壊れてしまっていることと、人の心が壊れてしまうことは全然違う。

話が通じない障害者なら諦めがつくが、なまじ母国語のフォーマットだけ通じる軽度障害者って、イライラするよね。

もうこれ、構造的な問題で、ワイはフロイト的な定型発達者にしか選挙権を与えるべきでない、みたいな危険思想になりそうラジ…