エンタメ全般、芸術芸能は元はと言えば王族が自らの穢れを写す/移す魔除けとして、奇形の奴隷を好んで近くに置いたという事が起源らしい。

SNSはこの起源に近しいもの、という認識ができてきたのかもしれない。

しかも、これを見る側は"常に"王なのであり、これを見られる側は"常に"奴隷なのであるが、そこは道化らしく振る舞えた方が有利に立ち回れるだろうというのが、ラカンの鏡像段階説よりはややクリアな見方だと思っている。

いずれにせよ、文学を含め「悪口は言った本人から言われた本人に必ず移る」という信仰によって下支えされていたようだ。