心のことに疎い一般の人が、どの程度心を理解しているのかの見極めが、心理学を学ぶ以前の頃より、困難になってしまう。

心理学を学んでいれば当たり前であることが、一般人には不可解なようで伝わらない、誤解される。
また、本人が向かい合うことを怖れて逃避しているその人の無意識の部分に、ついうっかり触れてしまう。

学び始めた最初の数年は、自分の心と向かい合う苦しさ、という試練があったものですが。
それを克服したその次に、来るべくしてやって来た、心理学を学ぶ者として誰もがぶつかる試練のように、今感じています。