私は子供のころから真空管回路などを独学で学んだ。周囲に良い指導者や先輩
はいなかったので常に一人で設計し組んで測定するなどを試行錯誤していた。
やがて真空管の技術を使われなくなり、自分も電子ではなく機械系の研究開発
の仕事に進んだが、技術的の考え方は学校で学んだよりも実践的な自己の独学
経験が生きた。どんなことでも徹底的に打ち込んだものは普遍的な知見となる。