オーディオの世界はね、純電子工学的に理解可能な無線の世界と違って、多分に情緒的な
ファクターが入り込むから、直熱3極管アンプの存在意義が揺るぎ無い訳だね。

確かにいいよ。2A3に始まって、UX12Aパラプッシュ(これは駄作だったが)、UX245シングル、UX250
プッシュプル、WE300Bシングルなんて組み立てて音楽を聴いたけど、フィラメントが光って真空管が
働いて、音楽が聞こえるだけで満足だよ(笑)。音も悪イワ毛ではなくと独特の味があるし。

究極は佐久間アンプだろうな〜。アンプの存在が詩の世界そのものになっている。アンプが
電子工学製品を解脱している。

自作した金田アンプの音もいいんだけどね。