0001重要無名文化財
2006/01/26(木) 20:41:15軽いBGM的音量で、又ある席によっては噺の内容がよく聞き取れる。
それでいて珈琲も旨い。そしてBGMは落語ばかりではない。半分は
落語、半分は普通の音楽といったところ。時間帯によって多少配分を
変えてある。
月2で落語会。1つは二つ目勉強会。1つは大御所を呼んで一席。
・・・ドアをあけると志ん朝師匠の心地よい言いたてが聞こえてきた。
これは「宿屋の富」だ。500両当てた時の妄想を語ってる場面。
「テンプラがあって、うなぎがあって・・・」
「珈琲ください」
サイフォンで丁寧に淹れた珈琲の薫りが漂う。「お待たせしました」
と落語を邪魔しない程度に、それでいて心地よく店員さんが言う。
店員さんが珈琲をテーブルに置いてまもなく「宿屋の富」が終わり、
「一丁上がり」の出囃子が聞こえてきた・・・
「え〜、落語というものはぁ〜、シャレぇ〜の固まったような・・」