★今月の歌舞伎【ID表示】其の三十九★
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・荒らし煽りは完全放置&スルー。荒らしに乗ったあなたも荒らし
・専用ブラウザ推奨、各自NG機能を適宜利用しましょう
・自分と違う感想&意見といって人格攻撃はしない
・頭に 【歌舞伎座】 【国立】【演舞場】 等をつけるとわかりやすい
・>>950を踏んだ人が次スレを立てること&次スレが立つまで埋め立て禁止。
(マターリ進行中の場合、>>980を踏んだ人お願い)
・歌舞伎役者が出演していても、歌舞伎以外の舞台については、
「歌舞伎役者が出ている歌舞伎以外の舞台」スレが荒らされて事実上停止
しているため当該役者のスレでお願いします。
※前スレ
★今月の歌舞伎【ID表示】其の三十八★
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/rakugo/1601596843/
VIPQ2_EXTDAT: checked:default:1000:512:: EXT was configured ぼたんが意外にも良かった。
誕プレ笑わせてもらった。
いろんな意味で、玉揚巻の助六かと。 家にこだわらないで、扇雀がお吉、孝太郎が梅川
やった方がいいと思う
扇雀はマダム系の役はいい
若いときからきれいだけどかわいくない
梅川ならまだ兄貴がやった方がいいくらい 西の成駒はハマリ役と家の芸がずれてしまってるのが悲劇だよね
曽根崎心中と道行はしばらくやめたほうがいいと思ったよ
ふるあめりかの置き屋の親父はマジでよかったから よかったのはふるあめりかの置き屋の親父
あと伊勢音頭はふたりともどはまりだった 猿之助と愉快な仲間たち
年末年忘れリサイタル
2022年12月19日(月)13:00~@篠原演芸場
https://www.wisterience.tokyo/enyukashow2022
初めての篠原演芸場、小さいけど花道完備
満員の女性客で場内は熱気、男性は一桁?
のっけからマスク姿の猿之助が注意事項説明
SNSに曲目とかを上げるのは禁止など
特にカプセルに入れるお捻りについて詳しく
で、一曲歌って開幕
日本舞踊、ダンス、ギター演奏と歌
ヒーローショーと得意芸を次々と
大衆演劇の座長達はさすがの技
高速替面、高速回転、高速殺陣、流し目etc
(あの早乙女友貴の殺陣の秘密が分かった)
翔三、翔乃亮しか名を覚えてないが良かった
中入り前には猿之助が若座長と二人で踊り幕
チケット代に込みの巾着袋にはおにぎり二つ
売店で暖かいお茶買って、食べながら見れる
後半も豪華ゲストで、さらに盛り上がる
ベテラン段之も揚巻ばりの衣装で愛嬌を
松雪泰子と下村青で歌と踊り、幻想的
座長の股旅物はこの小屋にはピッタリ
笑三郎もきっちり極める
大トリの猿之助、これが見たかった女方
イケメン高身長の龍美麗相手に白装束で
心中道行きを情感込めて、たっぷりと
全員出てのフィナーレで幕
3月の「ナミダドロップス」が楽しみ
https://www.wisterience.tokyo/yukainaen3 團十郎白猿襲名披露
八代目市川新之助初舞台
12月21日(水)昼の部、三階は9割?
「鞘当」
深編笠を被ったままでの時間が長いので
できるなら声の良い役者二人で見たいね
巳三郎の長唄と巳太郎の三味線が心地良い
猿之助はさすがの留女、形と台詞が美しい
黒子が取り替えた、小さい緋毛氈使ってる
「二人道成寺」
先に踊るのは勘九郎だけど、スッポンから
出の菊之助が、踊り込むにつれシテと分かる
ユニゾンの様に、並んで踊るのも心地よいし
クドキの男と女の振り分けも楽しい
團十郎の押し戻しは立派、親父を思い出した
「毛抜」
配役が豪華かつ嵌まり役で素晴らしい
右團次の憎々しい玄蕃とのやり取りが白眉
新之助は健闘、台詞の聞き取れないのは僅か
秀太郎、巻絹を目にした時のあの表情
團十郎はどうやって教えてるんだろw
花道で「御一同様の〜」の挨拶の後
刀を背に持ち替えて入る新之助、、成田屋!
夜の部の「團十郎娘」のぼたん共々
後見の新十郎は大変だけど、さぞ嬉しかろう 地方について触れると通っぽいよね
シテとか使ってみると見巧者っぽいよね
まで読んだ >>883
www
お前面白いな
友達いねーだろw >>881
>秀太郎、巻絹を目にした時のあの表情
ほう!あの世から蘇ったか?と思ったら児太郎か・・・ 毛抜はおじいちゃんの台詞回し完コピ過ぎて、いやそこ真似せんでもと思った。 >>887
完コピまでは思わなかったけどところどころで
おじいちゃん思い出したな
完コピだったのは獅童
夏雄のおかしな発音まで完コピ >>888
なのに歌舞伎味が全く出なかったのも獅童
毛抜は十二代目が一番好きだ
新之助がそれを目指してるならけっこうなこと
十二代目は晩年アンチだった自分が後援会入るレベルにまでなった
国立の義経千本桜の通し以降は何見てもよかった 白鸚が千秋楽の口上に出たが平伏してるのも辛そうだった
もしかすると歌舞伎座で見る最後になるかもしれんと思った 新春浅草歌舞伎 1月3日(火)
@浅草公会堂 第1部、三階は9割
「双蝶々曲輪日記 引窓」
吉弥のお幸が情が有ってとても良い
次いで孝太郎に習った新悟のお早
隼人初役の与兵衛は町人への直りなど
仁左衛門を彷彿させる芝居で声が良いのが◯
ただ幕切れが、あっさりだったのが残念
橋之助の濡髪は、きっちり演っているが
身に付いて、体も大きく見えるのはこれから
宏太郎の三味線が芝居を支えてる
「男女道成寺」
新悟の花子がすっきり立って姿の良いこと
巳之助の桜子は、これはちょっとと思ったが
左近に変わると、親父そっくりで決まってる
三津五郎の奴道成寺を見たのは10年前か
あの踊りの味わいも出せるように期待
この曲は長唄と常磐津の掛け合いで結構
大賑わいの浅草、改修された浅草公会堂は
客席・トイレも綺麗になって見違える様 新春浅草歌舞伎 1月4日(火)
@浅草公会堂 第2部、三階は9割
「傾城反魂香 土佐将監閑居の場」
歌昇の又平、一生懸命さが前に出過ぎて
途中はちと辛い、地をもっと播磨屋の様に
柔らかく演ったら良いのに
驚く所も、間を置いた方が義太夫狂言らしい
せっかくの葵太夫、淳一郎なんだから
踊りはノリノリで上手い
種之助のおとくは、あのしゃべくりの所も
内容が伝わって来ず、二人共まだまだ
若いのだから、これからに期待
莟玉の修理之介はぴったり
吉之丞の将監、いきなりこの役をふられて
可哀想だが、顔と所作が若すぎ
「連獅子」
松也、莟玉共に健闘、これで体重落として
今日の毛振りは、初めゆっくりで加速して
ペース配分を考えてた
歌昇、種之助の宗論は良い出来だった >>894
同じ日に観たけど、印象は人それぞれあるんだね
又平とおとく、落ち着いた熱のこもった丁寧な播磨屋の芸風で、
双蝶会のときよりグッとお役が馴染んでた
伸び代も沢山あるのは確かだけど
二人の深い絶望から奇跡を経ての喜びに感情移入して、
将監が女房に上下大小を持てと言って、奥から歌女之丞さんの喜びに弾んだ声が聞こえたとき一緒に嬉しくなった
仰るように舞が綺麗だったよね
観た回数が少なく播磨屋の型というのがあまりよくは分からないのだけど…
ネタバレになるかもだけど、幕外で手を引いて仲良く帰るのはその一つなのかな?
連獅子も各場面各場面良かったね
後シテの出で親獅子も一緒に後退るのは、生で観たのは多分初めてでした(観劇歴浅いので)
後退るのは何の意味があるのか、自分なりに思ってたのは仔獅子だけの場合にしか通用しないので
あの後退りの意味づけ知ってる方いらしたらご教示頂けるとありがたいですが…
なぜか専用ブラウザの調子悪くて書き込めなくなるかもしれずその場合お返事欠礼お赦しを… 最近吃又で幕外やること少ないんだよな
大抵もういいんじゃね?と思うんだけど富十郎と先代ジャッキーのときの幕外はすごく良かったなあ
もちろん今月のは
幕外までやるのか(ウンザリ)だったw 播磨屋固有の型というわけではないんですね
ありがとうございます
記憶に残る引込みがあるのはお幸せですね >>898
訂正
保センセの「歌舞伎 型の真髄」によれば三代目歌六→吉右衛門系統は幕外だそうです 自分も一回きりしか観られなかった2017年4月であまり覚えがなく、
筋書の写真にも引っ張り?の幕引きかなとおぼしきものがあるので
二代目はお考え(無くてもよいとか)があってやらなかったのかも…ですね >>901です
2017年4月の筋書のインタビューによれば、吉右衛門さんは二世松緑さんに教わった音羽屋型だそうで、
初代が三世歌六から受け継いで更に作り上げた型とは違うのだと思われます
もっと早く読めばよかったのに今更でごめんなさい
>>894さんの感想もとても見方の参考になって、今自分の浅さを痛感してます PC入力の人は変なところで改行するからどっちみち読みづらい 国立劇場新春歌舞伎公演
「通し狂言 遠山桜天保日記」
1月8日(日)3階は満席,1,2階には空席も少々
門松、鏡餅も飾られ着物姿のお客も多い
14年ぶりのこの狂言、菊五郎の負担を軽減
二役目の角太夫を松緑に代えるなどの変更有
https://kabukidb.net/show/1359#section1
雰囲気たっぷりの背景が次々と出てくるが
後半転換の時間が少し掛かかってたのが残念
松緑、彦三郎、菊之助の3人のバランスが良
特に彦三郎が低音の魅力全開で大きく見える
一番感心したのは権十郎の政五郎
さすがの親分ぶりで芝居を締めてる
竹柴其水の流麗な台詞をたっぷり聞ける
時蔵の代役は萬次郎、丑之助の丁稚はカット
最後に初芝居の場を付けてめでたく締める
ここで手ぬぐい撒き、眞秀の遠投◯
去年の千本桜もそうだったが頭の映像解説は
菊之助の好みなのかな?ちょっと合わない
この芝居なら、橘太郎に舞台番役を振って
幕前で上手くお客に説明してもらい
「何、楽屋で揉め事が〜」で引っ込み開幕 おっといけねえ、肝心の菊五郎を忘れてた
序幕で唄方の芳村金四郎で登場するが
楽善を立てて、お客様へのサービスが嬉しい
五幕目の北町奉行所白洲の場では
片肌脱ぎで桜吹雪の彫り物を見せての
胸のすくよな啖呵ぎり
その後の温情あるお捌きと結構でした
「これにて一件落着」
大詰で勢揃いするが、子供の残りの2人も
見たかった、亀三郎も大きくなったな〜
かぶき手帳2023年版が発売中
特集が(狂言作者の仕事)でとても充実 >>907
大詰 河原崎座初芝居の場(15分)で出てます
立唄:杵屋巳三郎、立三味線:杵屋巳太郎 浅草の連獅子
松也は前シテ× 後シテ○
莟玉は前シテ○ 後シテ× だったな
莟玉は狂言師の時良かったけどだんだん体力無くなってきたので後半の公演大丈夫かな?
やっぱり女形と立役の体力は全然違うなと実感した
松也は逆に後シテで化けた(前シテは粗さが目立った)
息切れもせず余裕持って踊っているように見えた
迫力もあり見ごたえがあった
播磨屋兄弟は大健闘
特に種の踊りの上手さが光り軽快で身軽 >>908
ありがとうございます
そこだけ見たいなぁ >>909あのやけくそみたいなぶん回し後シテが良かったとな
奇特なお人だ 【演舞場】新春歌舞伎公演
市川團十郎襲名記念「SANEMORI」
1月10日(火)満席、若い女性ファン多し
「義賢最後」「実盛物語」に前後を足して
上手くまとめてる、特に舞台一面に波布を
敷いた「御座船」では大船と小船三艘を
使ったスペクタクルで魅せて後半に繋ぐ
團十郎、容姿も所作もきっちりやってるが
肝心の物語が、あの鼻に抜ける声で台無し
周りの役者が、皆良い出来だけに勿体ない
宮舘涼太、マイク付きだが健闘してて好感
立回りでは戸板倒しを鮮やかに決めるが
仏倒しは、流石にヤバイので背面滑りに変更
児太郎が生き生きと芝居やっててとても良い
二役目の巴御前では宮舘涼太と共に客席に
降りてサービス、右團次は敵役に合うねえ
大詰、実盛をどうやって出すのか?と思ってたら、この手があったか、さすが成田屋
コラボの和太鼓3人も、上手く使ってた
お馴染みのアンコールも3回?でお客も満足 仏倒れは失敗すると鼻の骨折れるからな
妥協して膝折ってから倒れるとかっこよくないし 浅草一部
引窓
教えられた口跡のとおりに一生懸命に喋っていた
そんな印象
吉弥が居なかったら持たなかった
浅草随分やっているのに未だに発表会の出来はちょっと頂けない
役者の成長が楽しみなのに二部の芝居「吃又」に比べて「引窓」の方は成長がさほど見られず残念
道成寺
二部の連獅子がボロクソに書かれがちで隠れ蓑になっているか知らないが、誉められた出来栄えではない
新悟は音をよく聞かないからか所作が半歩遅れで音と動きが合っていない
見てて気持ち悪い
巳之助はまあまあ、悪くはないが良くもない
改めて道成寺のふりの難しさを実感した 追記
音と動きがずれて音ずれ映像を見せられてる感じ=気持ち悪い
誤解されぬよう 橋之助の濡髪は良かったと思うけどな
この人、襲名の頃は大丈夫なん?って感じだったけど、上手くなってきた 新悟は言うほど踊り上手くは無いから
背が高い役者は日舞にハンデありだしさ
御弟子さん達含めて引き抜き慣れて無いんだね
練習不足だったのかしら
よく言えば微笑ましい引き抜きだったわね うむ
186 重要無名文化財 [sage] 2023/01/13(金) 19:30:43.22 ID:
>踊りが下手は芝居の所作に響く
>下手な役者は踊り下手を恥だと自覚し矯正してほしい所 一部の役者も十分成長が感じられたけどね
観る人によってだいぶ感想が違うね 橋之助は襲名したての頃が酷かったから中の下でも過大評価されてる感がある
数年前の児太郎みたいな感じで
でも襲名からもう何年か経過してるのに伸び盛りの年齢で成長してなかったら逆にヤバいかなと なりこまやの残業代はなんだかんだ言ってもじいちゃんとおばさんに所作事はきっちり仕込まれてるからそのうちものになってくる外す 浅草夜行ってきた
吃又
全体的に良かった。歌昇、種之助が熱演で、それが役の一所懸命さにも繋がってて思わず涙してしまった
この演目は何度も見てるけど泣いたのは初めてでびっくりした
演技的にはまだまだのところもある(特に歌昇が手水鉢を改めるところが素になってで萎えた)が、浅草若手らしくて好印象
連獅子
莟玉ヤバい。前シテで唖然としたけど毛振りも全くできてなくてヤバい
なんなら勘太郎がやってた時の方が頑張っててまだ良かった印象
とりあえず莟玉ヤバい >>932
勘太郎は勘九郎からみっちり仕込まれてるなぁと感じた前シテ後シテだったよね
9歳で連獅子っていう大曲やる為に本番に向けて
半年前から稽古と体力作りしてた成果の賜物だから比べたら酷かと 勘太郎は普通に莟玉よりいい仔獅子だろう
ビックリもしないわ >>932
今日同じく観てたのだけど、どういう所で唖然とかヤバいとかなのかよかったら教えてください
あとお詳しい方、
前シテの、育てた甲斐がなかったかみたいな所や、
駆け上がる左近を迎える所、左近が入ったあとを見届ける所などで、
右近を演じる人によって表情豊かだったりあっさりしてたりするのは、
やはり流派である程度決まってる上に役者の個性が出るのですか?
同じ公演でも日によって泣き上げたり泣きあげなかったりしたのも観たことあるのですが… 吃又ですが、まだ松が取れない頃に観たときより更に凄く(語彙)なってました
歌昇さんは吃りが前回は一言一句何を言っているかわかる程度だったのが、
今日は吃りの症状が重くて、でも要所要所は分かるように話していたように感じた
より精神的緊張や感情の高まった印象があってよかったし、諸先輩方の又平により近づいたように見えた
種之助さんは前回やや控え目だったのか、
今日は又平を心配したり想う心は変わらないまま、
出るときは前面にしっかり出て芝居をしていて、(より雀右衛門さん味も出てた)
物語の輪郭がくっきりしたような印象
三女房と言われるのだからこのくらい出ていいのだろうなと思った
観ていて胸が震えてしまいました >>935
踊りが全体的に女形のもので、柔らかさはあるものの若々しさや溌剌さが感じられない
あと、花道で崖に突き落とされるところ、足から着地するから勢いが無いし、着地の音で悲痛な感じを受けることもない
後シテではやはり勢いがなく、毛振りにいたっては回せてない
技術もだけど、体力的な問題が大きいのかなと思う >>937
詳しくありがとうございます
そういう見方をするのですね
今の年齢での初役、きっとご苦労も多いのではとは思います… 【歌舞伎座】寿 初春大歌舞伎 1月21日(土)
第1部、三階は満席
「卯春歌舞伎草子」
チョンパで明かりが入ると、鳳凰丸の幕前に
ずらりと並んだ女歌舞伎と若衆、後ろは村人
下手にお囃子、上手に長唄・三味線でハの字
若手花形の総踊り、鷹之資が目立つ
「弁天娘女男白浪」
愛之助の女形は上手い、が身現しの名台詞が
ザラザラしててちょっと苦手
勘九郎の南郷はきっちり、又五郎、東蔵等の
脇は良いが、手代達が硬いのが残念
ずっと算盤が目立っていて、気になる
手拭いの投げ捨てが遅れて、又五郎少し遠投
良い味の丁稚長松役、今日は伊奈聖嵐君
新国の「レオポルドシュタット」にも出てた
スヌーピーの月替わりファイルが復活したが
350円→450円、筋書も1300円→1500円
何処も値上げの世の中じゃな〜 【歌舞伎座】寿 初春大歌舞伎 1月21日(土)
第2部、三階Aは満席、三階Bは9割
「寿恵方曽我」
白鴎の声はしっかり3階まで届いてた
染五郎が祖父に代わっての仕方踊り
それを見守る幸四郎の五郎の目付きが鋭い
猿之助の十郎が姿・台詞共とても良い
「人間万事金世中」
錦之助の林之助がはまり役で良いのだが
元の劇Moneyがそうだからと言っても
二幕のあの展開はスッキリしない
彌十郎は見せ場が少なく可哀想、これなら
虎之介と扇雀が目立つのは当然 【歌舞伎座】寿 初春大歌舞伎 1月22日(日)
第3部、三階Aは5割、三階Bは8割
「十六夜清心」
久しぶり清元を堪能した感じ、脇の太夫も
声の質が一人ひとり違っていて面白い
幸四郎、七之助で情緒たっぷりの芝居
代わって白魚船の場、梅玉の白蓮も初役か
男女蔵の三次と錦吾の西心だけが経験者
江戸の隅田川風情を伝える舞台装置が◎
百本杭川下の場では竹本と黒御簾の浄瑠璃で
壱太郎の求女が良い、幸四郎の清心は
「しかし待てよ〜」の台詞が仁左衛門の様に
キッパリと決まらないので、興趣を欠く
大詰めの幸四郎、七之助はとても良い出来
高麗蔵と國久、亀鶴の脇も良い (昨日の吃又で感じた事の続き)
お徳は、北の方だけには以前から土佐の苗字のことをお願いしていたと確か?言っていたので、
歌女之丞さん北の方は尚の事以前よりそれを心待ちにしていて、
叶ったときのあの万感こもった声だったのかなと
衣類大小もいつか来るこの日のために誂えていたのだろうと「丈は丁度いい?」といった台詞からも察せられると思った
あと、手も二本…のあと二人が泣くとき、
歌昇さんは上手を向いて二歩歩んで腕を顔に付けて泣くけれど、
その歩みや動きがちゃんと三味線に乗ってるんだなと初めて気付いて、
吉右衛門さんの俊寛で、膝で躄るのも糸のリズムに合っているなと
2020年の国立劇場で初めて気付いたのを思い出して一人で半泣きしてしまった
多少大袈裟だとしてもここまで息が合い役に生きた又平夫婦は初めて見たように思います 940じゃないけど「はくおう」って入力したら一番最初に白鴎が出てきた
今まで一度も白鸚丈について何か書き込んだことないんだろうな、自分
ちなみに栃木に白鴎大学ってのがあるんだね
初耳だったわ だーかーら
真面目に一生懸命感想書いてくれてる人を茶化す暇があったら
次すれでも立てれば? スマホだと松本白鸚で一発変換で出るけど白鸚だけだと白鴎しか出てこない
毎回松本消してる
白鸚さんお元気そうでなによりだね >>952
スレ立てありがとうございます
>>944 で、衣服大小を誂えてたかもと書いたけど
雅楽之助が姫を救出してくれと将監に伝えに来て、
将監は本来自分が行きたいが勘当の身なので行けないから修理之助を行かせて、
あとから又平も画で功をたてたので又平を修理之助の助太刀?に行かせるのに身なりを整わせねばと、着替えを持ってこさせる
という筋で合ってるとすれば、
もし雅楽之助の知らせがなければ着替えさせる理由もなく、
功があった又平に印可の巻物を与えればいいのだし
もし吉之丞さんが「身が衣服大小を持て」と言っていたとしたら将監の衣服大小に着替えさせたことになる
(今と違う古い歌舞伎台本にはそうあったので)
よく聞いていなかった自分がいけないですが、再演いただければ確認できるかと…
北の方や将監の気持ちはそれで変わらないように思いますが…
細かい事で本当すみませんでした
誤りご指摘くださいませ >>956
やはりそうなのですね
教えていただきありがとうございますありがとうございます
余談ですが着替えた衣服の紋は「丸に土佐柏」のように見えました… iPhoneもiOSアプデしないまま14.xとか使ってると変換できないw 感想今書かないけど今月三部ともすごく良くて見応えあり
どの部も観ることオススメする
拙くしか書けないし通う予定なので気になる所見直したりしてから書けたら書きます
他の方にもっと感想落としてほしい 舞台に熱気! 客先シーン、だったら悲しいなあ
自分は1部を観た
悪くはないんだけど、観ながら、コクーンはわかりやすかった、と思った
今月の和尚が台詞で言っちゃう出来事がちゃんと芝居になってたから >>963
勿論時間が許せば伝吉内も通した方がいいと思う
伝吉内の伝吉の独白内容を和尚が台詞で言っているよね、
あれは隠れているお坊やお嬢に聴かれてもいいと思って言っているのか、
聞こえてない独り言のつもりなのかがよくわからないけど再見して考えてみたい
見物には親切かと
コクーンは録画をまだ見ていないのだけど、
ツイで墓場の場面がないと読んだ気がするけどそうなの? 今月どの部も見応えあるのはSNSでも多く言われてるし、各役者が揃ってニンに合い芝居のアンサンブルも良いのは自分の表現力では只人真似になってしまうだけなので割愛します
感想というか記録に近いものを以下に記そうか、でも需要もないかと躊躇った末、各部数点位ずつ書こうかと思いました
配信を含めこれから観る方で、まっさらな状態で観たい方はどうかIDをNGにするなどご対処いただきたく…。 第一部、三人吉三
●保評で、お七吉三の世界と二重に立ち上がってきたとあったけど、
自分はお七吉三については表面的な事しか知らないのでそこまではならなかったが、
それこそ大川端から観たときに脳裡に浮かんだ言葉は「なんだろうこれは…
」という物で、まるで台本から本物の三人吉三が浮かび上がって来たような錯覚に陥りました
35分?の幕間で、頭の中で伝吉内と伝吉殺しを再現しておくと、次の吉祥院へ繋がりやすいかも。
●初日近辺と中旬に見たとき、違ったものの一つに、お坊に豆火鉢を渡すのが刃初めは源次坊だったのが、
次では和尚になっていたけど、なぜなのか理由がよくわからない
●独白の件は、和尚は誰にも聞かせる気はなく独り言としてのセリフなのかなと印象受けた
和尚「悪いことはできねぇなあ」→源次坊「(軍鶏が)できねぇことがあるものが」→和尚「びっくりしたあ」とあるので、
人に聞かせる為の台詞ではない気がしました
お坊やお嬢も、とせと十三の話のほかは聞いてなかった口ぶりだったし…… >>966つづき
●おとせと十三が和尚に打ち明け話をするときの和尚の受けの芝居が面白い
「語らふ間もなく喧嘩騒ぎ」…はじめ意味を把握してなかったが、聞いている和尚が表情変えて固まっていた?次回見直してみたい
初日近辺は裏手墓地の場で、「おとせと十三の二人を刺したあとで、お前たちの敵のお坊とお嬢、二人の吉三はオレが敵を討つから」といった台詞がちゃんと入っていて、
後の吉祥院の場でも、「晋の予譲が…(故事になぞらえて…)(意訳)」の件がちゃんとあった(セリフ以外見落としがあったので次に確認しようとしたのだが)
中旬に観たときは、墓場の「お坊とお嬢の敵はオレが討つ」のセリフもカット、後の吉祥院の場での「晋の予譲…」の件(旙の件)が丸々カットされてた
話をシンプルにしたかったのか、何故なのだろう…
どちらも和尚のセリフに嘘はないけれど、とせと十三の敵討ちの希望は叶わなかったのが、
後々犬死にとなることも含めると少し哀れかなと思った
こうやって芝居に日によって変更を加えても、裏方さん含め間違わずに進行するのだから、凄いなと、単純に思った
●裏手墓地の場で、十三が「どうせ川に身を脱げ死ぬところを伝吉に救われた」(意訳)、とせが「自分も川に突き落とされたのを久兵衛に救われた」(意訳)と言ったあと、
和尚が、「いっそその折死んだなら、今の嘆きは見まいもの」(意訳)と言っているが、
前回までは二人がそこで死んでいればここで二人を殺すことにはならなかったのに…位の意味に受け取って聞き流していたのが、
今回「語らふ」の意味を知り、和尚の受けの芝居から、あのとき二人が死んでいれば、
とせと十三は畜生道に陥らず、来世は極楽へ行けたのだ、それを不憫に思って手を下す嘆きも見ずに済んだのに、という意味なのかと思いなおした
●火の見櫓の場で、さいご、八百屋久兵衛が現れて百両と庚申丸を届けに走るが、
5歳の時から拐かされ親に別れ、やっと実の父親に会えたのにほんの一瞬でまた別れ(しかも今生の別れ)なければならず、
走り去る八百久をお嬢が泣きながら見送っているのを見て涙がこぼれた
お七の流転の人生が浮かんでくるように思えて…
感動的な三人吉三だった
今後自分にとってベースとなりそうです 第二部 女車引
三人がそれぞれ華やか、吉原の俄で現在に残る数少ない作品とのことで、雰囲気を楽しんでみた
3人とも役柄があってよかった
船弁慶
本興行でこの演目見るのは初めて。
●自分は静の舞の美しさと哀しみに圧倒されました
都名所でちょっと悲しげな表情を(そうでもない日もあった)中啓で隠してから、何でもないように中啓から顔(ポーカーフェイス?)をひょっこり見せる所が個人的に好き
静はお化粧のためばかりでなく日を追うに連れ可愛くなっていく不思議さよ
舞では悲しみをよく表して、お小さいごろから片山幽雪さんからずっと能のお稽古されてきただけあり、繰り出す足の一歩一歩が板に吸い付くようで素晴らしい
●ポスターにもなってる両手広げたポーズ、「春は曙…」の件で、中旬に見たときは、形が全く違って、右手の中啓のみを掲げていた。結構表現を日々変えているのだなと思った
●知盛の霊は一転、人外感が凄くて、時折波打つ海の上を動く様子がはっきりあって、義経への執念、何度も祈り伏せられる時の微妙な変化が素晴らしかった 第三部 霊験亀山鉾
●本水の場面の迫力は満点、殺しも美しい
●個人的には歌昇さんの上達振りが目覚ましい
●ふと疑問なのだが、八右衛門は本当におつまに恋しているのかな?計略ではなく。後で恋の恨みみたいなこと言ってたようにも思うけど…
●種太郎さん、立ち上がるところや仇討ちの芝居がきちんとしていて素晴らしい
仇討ち装束の蝶千鳥がパステルカラーにはいったのがお似合いで、これは曽我の祭礼だからか、曽我の仇討ちをダブらせたのか…
●上旬中旬の大きな見せ場の違いについて
上旬は左手で数を数える所、おつま(お腹の子)を刺してから、1,2,3,4,5と数え、その後再びおつまに刀を刺し殺してから小指を開いて6,としていたが
下旬はセリフで「仇討ちの根を絶やすにはお腹の子からだ(意訳)」といってからお腹の子を刺し、1,2,3,4,5と数え、その後、何もしなくてもおつまがドサッと倒れるのを待ってから、小指を開いて6,としていたと思った
仁左衛門さんも、解りやすく伝えたくていろいろ試行錯誤しているのかなと思ったが、おつまを2度も刺すのは流石に残酷過ぎなように感じた
数年前の国立では、5人と6人の間には指折り数えるだけの間に少し間があった程度だったとうろ覚えながら記憶しているが、自分はそれも好きだった
ただ、仇討ちの権利のある石井家血脈であるお腹の子を殺すことが先決であることが伝わりづらかったのだと思う
今後どういう方向へいくのか気になるところ
非常に長くなり大変失礼致しました
場にそぐわなかったらごめんなさい 振り返って読むと誤字などありますがお察しいただけると助かります 伝吉を飛ばすクソ構成という時点で見に行く気をまったくなくした。あそこが肝なのに松竹関係者はなにやってんの レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。