A-Rex
別スレで話題になっていたので、スカステで録画しておいたものを初見。
個人的にとてもおもしろくて、当時観に行かなかったのを後悔した。
一部、ネタバレになるかもしれない。あと長い。

世界史の授業好きだったし、その辺りの歴史に興味もあったから、
冒頭からずっとついていけた。(暁のローマも楽しめたクチ)
「3行しかない〜」のくだりは、ここはオギージョークなのかな?
と思ったけど、とても声に出して笑える雰囲気ではなかったw
シェイクスピアを訳したような言い回しのオギー節は好みが別れるとしても、
後々の伏線がちりばめられていたと後で気づいた。

中身がからっぽな男を演じたあさこに、ぐいぐい引きつけられた。
陰のある役がはまるヴィジュアル。
かなみんの冒頭と一幕後半の歌とラストでの笑顔が印象に残った。
逆にそこ以外は笑顔を見せないのは、役柄上なんだね。
だから笑顔だったのか!!と。
用意された道を進んでいるだけの男だと思っていたアレックスが、
途中から自分で選んだ道であったとわかって、ただ涙涙でした。
不器用な二人のプラトニックラブに萌えましたわ。
サブタイは伊達じゃない。
でも宝塚ぽくないw

他の出演者もよかった。
強いて言うなら、せめてあと2人男役ダンサーがいればもっと迫力増したのに
って思うのは、最近の小劇場などで娘役を男の恰好をさせて、
一見男役が大勢いる様に見えるのに自分が慣れてるからなのかな

面白かったです。