>>290
リフトから降りてくるほうが正式です。
ただし劇場の強度に問題がある場合、仕込みの時間が足りない
場合などはブロンズ像が登場します。

日本のファントムは初演が日生劇場でした。
ここは内装が美しい劇場で大切にされていますが、そのかわり
壁や天井をいじる工事が一切許されませんでした。
だから舞台に鉄骨を敷き詰め、天使像やゴンドラのある
プロセニアムを鉄骨に直接溶接し、舞台上に乗せた大道具
を重しにしてバランスを取るという方式で設営されました。
多分この方式ならほとんどの劇場でゴンドラ設営が可能に
なると思うけど、近鉄劇場は規模が小さいので難しかったのかな。
ちなみにゴンドラを諦めればプロセニアムの強度は不要
なので、いろいろ面でかなり楽になります。